JPS61241912A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPS61241912A JPS61241912A JP60084234A JP8423485A JPS61241912A JP S61241912 A JPS61241912 A JP S61241912A JP 60084234 A JP60084234 A JP 60084234A JP 8423485 A JP8423485 A JP 8423485A JP S61241912 A JPS61241912 A JP S61241912A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特に電子ビー
ム等のエネルギービームを非晶質或いは多結晶質薄膜に
照射して溶融再結晶化させることにより、非晶質或いは
多結晶質薄膜の結晶成長を図り単結晶化する半導体装置
の製造方法に関するものである。
ム等のエネルギービームを非晶質或いは多結晶質薄膜に
照射して溶融再結晶化させることにより、非晶質或いは
多結晶質薄膜の結晶成長を図り単結晶化する半導体装置
の製造方法に関するものである。
〈発明の概要〉
本発明は、非晶質或いは多結晶質薄膜をエネルギービー
ムによるアニールによって溶融再結晶させて薄膜単結晶
を形成する半導体装置の製造方法において、非晶質或い
は多結晶質薄膜上に、エネルギービームより小さい幅を
持つ帯状の高融点金属と多結晶シリコンの複合被膜を形
成し、この帯状複合被膜端付近の非晶質或いは多結晶質
薄膜を単結晶基板に接触させ、この帯状複合被膜端付近
及び帯状複合被膜を被ってエネルギービームを照射する
ことにより、帯状複合被膜端付近の単結晶基板と接触し
ている非晶質或いは多結晶質薄膜に単結晶基板からのエ
ピタキシャル成長により発生した単結晶基板の結晶方位
を受けついだ単結晶を種にして帯状複合被膜で被われた
非晶質或いは多結晶質薄膜を単結晶成長させるようにし
たものである。
ムによるアニールによって溶融再結晶させて薄膜単結晶
を形成する半導体装置の製造方法において、非晶質或い
は多結晶質薄膜上に、エネルギービームより小さい幅を
持つ帯状の高融点金属と多結晶シリコンの複合被膜を形
成し、この帯状複合被膜端付近の非晶質或いは多結晶質
薄膜を単結晶基板に接触させ、この帯状複合被膜端付近
及び帯状複合被膜を被ってエネルギービームを照射する
ことにより、帯状複合被膜端付近の単結晶基板と接触し
ている非晶質或いは多結晶質薄膜に単結晶基板からのエ
ピタキシャル成長により発生した単結晶基板の結晶方位
を受けついだ単結晶を種にして帯状複合被膜で被われた
非晶質或いは多結晶質薄膜を単結晶成長させるようにし
たものである。
〈従来の技術〉
近年、非晶質或いは多結晶質薄膜として形成された薄膜
を単結晶化して半導体用基板として利用することが活発
に研究されている。
を単結晶化して半導体用基板として利用することが活発
に研究されている。
即ち非晶質或いは多結晶質薄膜にレーザビームや電子ビ
ーム等によりエネルギーを与えて、一旦溶融し、この溶
融部が凝固する際に温度分布と核発生位置を制御するこ
とにより単結晶化を図るもので、本発明者等も先に「半
導体装置の製造方法」(特願昭59−137588号)
、「半導体装置の製造方法」〔特願昭59−23155
6号〕として製造方法における基板断面を示す図である
。
ーム等によりエネルギーを与えて、一旦溶融し、この溶
融部が凝固する際に温度分布と核発生位置を制御するこ
とにより単結晶化を図るもので、本発明者等も先に「半
導体装置の製造方法」(特願昭59−137588号)
、「半導体装置の製造方法」〔特願昭59−23155
6号〕として製造方法における基板断面を示す図である
。
この第5図において、シリコン等の材料からなる基板I
を支持台として、この基板lの表面に5io2.5i3
N4 等の材料からなる絶縁膜2を形成し、この絶縁膜
2の表面に単結晶化させるための多結晶シリコン3を形
成し、この多結晶シリコンの表面にSiO3,5t3N
4 等の材料からなる絶縁膜4を形成し、この絶縁膜4
の表面に多結晶シリコン膜5及びモリブデン(Mo)、
タングステン(W)等の材料より成る高融点金属膜6の
帯状複合被膜7を形成する。この際帯状複合被膜7の帯
幅は、電子ビーム径より小さく、例えば10〜20μm
幅に設定する。
を支持台として、この基板lの表面に5io2.5i3
N4 等の材料からなる絶縁膜2を形成し、この絶縁膜
2の表面に単結晶化させるための多結晶シリコン3を形
成し、この多結晶シリコンの表面にSiO3,5t3N
4 等の材料からなる絶縁膜4を形成し、この絶縁膜4
の表面に多結晶シリコン膜5及びモリブデン(Mo)、
タングステン(W)等の材料より成る高融点金属膜6の
帯状複合被膜7を形成する。この際帯状複合被膜7の帯
幅は、電子ビーム径より小さく、例えば10〜20μm
幅に設定する。
上記積層構造からなる基板に電子ビームが照射されて多
結晶領域3を単結晶化するためのエネルギーが与えられ
る。
結晶領域3を単結晶化するためのエネルギーが与えられ
る。
このような構成において、帯状の複合被膜7の両側にお
いては電子ビームが直接単結晶シリコン膜3を加熱する
が、複合被膜7下では高融点金属膜6の電子反射率及び
阻止能が高いため、電子ビームのエネルギーは反射によ
り減少し、かつ薄膜7中ですべて吸収され、薄膜7自身
で温度上昇し、それが伝導されて薄膜3を加熱する。
いては電子ビームが直接単結晶シリコン膜3を加熱する
が、複合被膜7下では高融点金属膜6の電子反射率及び
阻止能が高いため、電子ビームのエネルギーは反射によ
り減少し、かつ薄膜7中ですべて吸収され、薄膜7自身
で温度上昇し、それが伝導されて薄膜3を加熱する。
従って、帯状複合被膜7は非単結晶薄膜3に対して温度
上昇を抑制し、第2図において曲線Aで示したような溶
融部中央が周辺部より低い温度分布をつくり出し、溶融
再結晶化時において、単結晶化に適した固液界面形状と
核発生位置を提供することになる。この際、多結晶シリ
コン膜5は加熱時に絶縁膜4と高融点金属膜6の間に発
生する熱応力を緩和する。
上昇を抑制し、第2図において曲線Aで示したような溶
融部中央が周辺部より低い温度分布をつくり出し、溶融
再結晶化時において、単結晶化に適した固液界面形状と
核発生位置を提供することになる。この際、多結晶シリ
コン膜5は加熱時に絶縁膜4と高融点金属膜6の間に発
生する熱応力を緩和する。
また第6図は本発明者等が先に提案した半導体装置の製
造法を応用した他の例の基板断面を示す図である。この
場合第6図における複合被膜7は約10umないし20
pmの幅でラインアンドスペース状にパターニングされ
、スペース幅は約5μmである。これを第2図における
特性曲線Bに示したような平坦なエネルギー分布を持つ
三角波偏向疑似ラインビームで複数個の電子線吸収膜を
同時にアニールした場合、第5図におけると同様に各電
子線吸収膜7により温度分布が制御されることにより複
数個の連結した帯状単結晶領域が形成される。
造法を応用した他の例の基板断面を示す図である。この
場合第6図における複合被膜7は約10umないし20
pmの幅でラインアンドスペース状にパターニングされ
、スペース幅は約5μmである。これを第2図における
特性曲線Bに示したような平坦なエネルギー分布を持つ
三角波偏向疑似ラインビームで複数個の電子線吸収膜を
同時にアニールした場合、第5図におけると同様に各電
子線吸収膜7により温度分布が制御されることにより複
数個の連結した帯状単結晶領域が形成される。
〈発明が解決しようとする問題点〉
本発明者等が先に提案したアニール方法は以上の通りで
あるが、この本発明者等が先に提案した方法において、
帯状複合膜7下で核発生する際の核の結晶方位に強い規
制を与える要因は存在しない為、熱的な条件のゆらぎに
より種々の結晶方位の核が発生する可能性があり、この
方法により形成される帯状単結晶群の結晶方位は必ずし
も一定しない。
あるが、この本発明者等が先に提案した方法において、
帯状複合膜7下で核発生する際の核の結晶方位に強い規
制を与える要因は存在しない為、熱的な条件のゆらぎに
より種々の結晶方位の核が発生する可能性があり、この
方法により形成される帯状単結晶群の結晶方位は必ずし
も一定しない。
したがって、第6図に示す場合においても、連結した帯
状単結晶において、隣接する単結晶間で結晶方位が異な
り、結晶粒界が形成されるため、大面積単結晶を形成す
ることが出来なかった。
状単結晶において、隣接する単結晶間で結晶方位が異な
り、結晶粒界が形成されるため、大面積単結晶を形成す
ることが出来なかった。
また、超LSIの製造工程における半導体基板は、しき
い値電圧、電子移動度等を制御する必要があるため、結
晶方位が均一であることが要求されるので上記従来法に
より製造される半導体基板を超LSIの製造用に用いる
ことには問題がある。
い値電圧、電子移動度等を制御する必要があるため、結
晶方位が均一であることが要求されるので上記従来法に
より製造される半導体基板を超LSIの製造用に用いる
ことには問題がある。
本発明は上記の点にかんがみて創案されたものであり、
上記した本発明者等が先に提案した半導体装置の製造方
法に改良を加え、非晶質或いは多結晶質薄膜を容易に単
結晶化でき、かつ従来の方法と比較して、形成される単
結晶の結晶方位制御が可能でしかも大面積単結晶を形成
することが可能な半導体装置の製造方法を提供すること
を目的としている。
上記した本発明者等が先に提案した半導体装置の製造方
法に改良を加え、非晶質或いは多結晶質薄膜を容易に単
結晶化でき、かつ従来の方法と比較して、形成される単
結晶の結晶方位制御が可能でしかも大面積単結晶を形成
することが可能な半導体装置の製造方法を提供すること
を目的としている。
く問題点を解決するための手段〉
本発明は非晶質或いは多結晶質薄膜をエネルギービーム
によるアニールで溶融再結晶化させて薄膜単結晶を形成
する半導体装置の製造方法において、非晶質或いは多結
晶質薄膜上にエネルギービームより小さい幅を持つ電子
吸収性の帯状高融点金属と多結晶シリコンの複合被膜を
形成し、この帯状複合被膜端付近の非晶質或いは多結晶
質薄膜を単結晶基板と接触させ、この帯状複合被膜端付
近及び帯状複合被膜を被ってエネルギービームを照射し
、帯状複合被膜端付近宛開始点として帯と平行にビーム
走査する工程を含み、帯状複合被膜端付近の単結晶基板
と接触している非晶質或いは多結晶質薄膜に単結晶基板
からのエピタキシャル成長により発生した単結晶基板の
結晶方位をうけついだ単結晶を種に帯状複合被膜下の非
晶質或いは多結晶質薄膜を結晶成長させるように構成し
ている。
によるアニールで溶融再結晶化させて薄膜単結晶を形成
する半導体装置の製造方法において、非晶質或いは多結
晶質薄膜上にエネルギービームより小さい幅を持つ電子
吸収性の帯状高融点金属と多結晶シリコンの複合被膜を
形成し、この帯状複合被膜端付近の非晶質或いは多結晶
質薄膜を単結晶基板と接触させ、この帯状複合被膜端付
近及び帯状複合被膜を被ってエネルギービームを照射し
、帯状複合被膜端付近宛開始点として帯と平行にビーム
走査する工程を含み、帯状複合被膜端付近の単結晶基板
と接触している非晶質或いは多結晶質薄膜に単結晶基板
からのエピタキシャル成長により発生した単結晶基板の
結晶方位をうけついだ単結晶を種に帯状複合被膜下の非
晶質或いは多結晶質薄膜を結晶成長させるように構成し
ている。
く作用〉
上記の如き構成により、帯状複合被膜下の非晶質或いは
多結晶質薄膜が溶融再結晶化する際に、帯状複合被膜端
付近の非晶質或いは多結晶質薄膜に単結晶基板からのエ
ピタキシャル成長により発生した単結晶基板の結晶方位
をうけついだ単結晶を種にすることにより形成される単
結晶の結晶方位を制御し、かつ帯状複合被膜により温度
分布制御を行なって単結晶成長に適した第2図に示した
特性曲線Aのような温度分布をつく、す、出し単結晶が
安定して形成されるように成される。
多結晶質薄膜が溶融再結晶化する際に、帯状複合被膜端
付近の非晶質或いは多結晶質薄膜に単結晶基板からのエ
ピタキシャル成長により発生した単結晶基板の結晶方位
をうけついだ単結晶を種にすることにより形成される単
結晶の結晶方位を制御し、かつ帯状複合被膜により温度
分布制御を行なって単結晶成長に適した第2図に示した
特性曲線Aのような温度分布をつく、す、出し単結晶が
安定して形成されるように成される。
〈実施例〉
以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明す
る。
る。
以下に示す本発明の実施例において試料構造は次の通り
である。即ち、単結晶化を図るための非単結晶薄膜の一
部を単結晶基板と接触させ、この非単結晶薄膜全体を、
保護膜として作用する比較的薄い絶縁膜で被い、更に上
記非単結晶薄膜が単結晶基板と接触している部分付近を
起点として電子ビーム径より幅の小さい帯状のモリブデ
ン(Mo ) 。
である。即ち、単結晶化を図るための非単結晶薄膜の一
部を単結晶基板と接触させ、この非単結晶薄膜全体を、
保護膜として作用する比較的薄い絶縁膜で被い、更に上
記非単結晶薄膜が単結晶基板と接触している部分付近を
起点として電子ビーム径より幅の小さい帯状のモリブデ
ン(Mo ) 。
タングステン(W)等の高融点金属と多結晶シリコンの
複合被膜を積層して試料基板が作成される。
複合被膜を積層して試料基板が作成される。
この基板に電子ビームを照射し、前述の本発明者等が先
に提案した方法と同様な方法で単結晶成長に最適な温度
分布をつくり出し単結晶形成を行なう。本実施例では単
結晶形成起点において、非単結晶薄膜を単結晶基板に接
触させておくことにより、その部分で単結晶基板からの
エピタキシャル成長により発生した単結晶基板と同一結
晶方位の単結晶を種に帯状複合被膜下の非単結晶薄膜が
結晶成長する時にその結晶方位が基板と同一になるよう
に単結晶形成される。
に提案した方法と同様な方法で単結晶成長に最適な温度
分布をつくり出し単結晶形成を行なう。本実施例では単
結晶形成起点において、非単結晶薄膜を単結晶基板に接
触させておくことにより、その部分で単結晶基板からの
エピタキシャル成長により発生した単結晶基板と同一結
晶方位の単結晶を種に帯状複合被膜下の非単結晶薄膜が
結晶成長する時にその結晶方位が基板と同一になるよう
に単結晶形成される。
第1図は本発明における一実施例を説明するための基板
断面を示す図であり、直交する方向での断面を左右に示
している。また第1図右側の図は帯状複合被膜端付近の
エネルギービーム走査開始点付近を示している。
断面を示す図であり、直交する方向での断面を左右に示
している。また第1図右側の図は帯状複合被膜端付近の
エネルギービーム走査開始点付近を示している。
第1図において、シリコン等の材料からなる単結晶基板
1上にSiO2、Si3N4 等の材料からなる絶縁
膜8を形成し、この絶縁膜8の一部を溶融再結晶時に基
板からのエピタキシャル成長をひきおこすために除去し
、基板lを露出させる。この絶縁膜8と基板露出部表面
に単結晶化させるための非晶質或いは多結晶シリコン膜
9を形成し、この非晶質或いは多結晶質シリコン膜9の
表面にSiO□、5t3N4 等の材料からなる絶縁膜
10を形成し、この絶縁膜10の表面の絶縁膜IO下の
多結晶シリコン膜9が基板lと接触していない部分にア
ニール時の熱応力を緩和する多結晶シリコン膜11及び
電子阻止能が大きく、かつ電子反射率の高いモリブデン
(MO)、タングステン(W)等の材料より成る高融点
金属膜12の複合被膜13を形成する。この際この高融
点金属膜12と多結晶シリコン膜11の複合膜13は帯
状にパターニングし、この帯幅は電子ビームのビーム径
より小さく、例えば10〜2971m幅に設定し、更に
帯状複合被膜の端部が基板lと非晶質或いは多結晶シリ
コン膜9と接触している部分付近に位置するようにパタ
ーニングする。
1上にSiO2、Si3N4 等の材料からなる絶縁
膜8を形成し、この絶縁膜8の一部を溶融再結晶時に基
板からのエピタキシャル成長をひきおこすために除去し
、基板lを露出させる。この絶縁膜8と基板露出部表面
に単結晶化させるための非晶質或いは多結晶シリコン膜
9を形成し、この非晶質或いは多結晶質シリコン膜9の
表面にSiO□、5t3N4 等の材料からなる絶縁膜
10を形成し、この絶縁膜10の表面の絶縁膜IO下の
多結晶シリコン膜9が基板lと接触していない部分にア
ニール時の熱応力を緩和する多結晶シリコン膜11及び
電子阻止能が大きく、かつ電子反射率の高いモリブデン
(MO)、タングステン(W)等の材料より成る高融点
金属膜12の複合被膜13を形成する。この際この高融
点金属膜12と多結晶シリコン膜11の複合膜13は帯
状にパターニングし、この帯幅は電子ビームのビーム径
より小さく、例えば10〜2971m幅に設定し、更に
帯状複合被膜の端部が基板lと非晶質或いは多結晶シリ
コン膜9と接触している部分付近に位置するようにパタ
ーニングする。
上記の如き、構成において、帯状複合被膜13の両側で
は電子ビームが直接多結晶シリコン膜9を加熱するが、
複合被膜13下ではこの複合被膜13の電子反射率及び
電子阻止能が高いため、電子ビームのエネルギーは反射
により減少し、かつ複合被膜18中で全て吸収され、複
合被膜自身で温度上昇し、それが伝導されて多結晶シリ
コン膜9を加熱する。したがって複合被膜13は多結晶
シリコン膜9に対して温度上昇を抑制し、第2図におい
て曲線Aで示したように中央部が周辺部より低い温度分
布を作り出し、溶融再結晶化時において、単結晶成長が
起こるのに適した温度分布を提供する。
は電子ビームが直接多結晶シリコン膜9を加熱するが、
複合被膜13下ではこの複合被膜13の電子反射率及び
電子阻止能が高いため、電子ビームのエネルギーは反射
により減少し、かつ複合被膜18中で全て吸収され、複
合被膜自身で温度上昇し、それが伝導されて多結晶シリ
コン膜9を加熱する。したがって複合被膜13は多結晶
シリコン膜9に対して温度上昇を抑制し、第2図におい
て曲線Aで示したように中央部が周辺部より低い温度分
布を作り出し、溶融再結晶化時において、単結晶成長が
起こるのに適した温度分布を提供する。
また複合被膜13に被われている部分は複合被膜13の
電子反射率が高いため複合被膜I3に被われていない部
分と比較して入力エネルギーが小さくなる。したがって
多結晶シリコン膜9において単結晶基板lと接触してい
る部分と絶縁膜8上にある部分の下方への熱伝導差によ
る溶融に必要なエネルギーの差を緩和する効果を持つ。
電子反射率が高いため複合被膜I3に被われていない部
分と比較して入力エネルギーが小さくなる。したがって
多結晶シリコン膜9において単結晶基板lと接触してい
る部分と絶縁膜8上にある部分の下方への熱伝導差によ
る溶融に必要なエネルギーの差を緩和する効果を持つ。
また複合被膜13は電子が直接単結晶化すべき部分近傍
に到達することを防ぐため、単結晶化膜の電子線損傷を
減少させる効果を持つ。
に到達することを防ぐため、単結晶化膜の電子線損傷を
減少させる効果を持つ。
上記のように【7て、帯状複合被膜13による温度分布
制御により単結晶化に適した温度分布を提供することに
なるが、この際多結晶シリコン膜9に単結晶基板lとの
接触部を設けることにより、この部分には溶融再結晶化
時に単結晶基板1からのエピタキシャル成長により単結
晶基板lの結晶方位をうけついだ単結晶が形成され、こ
れが帯状複合被膜13下の多結晶シリコン9が単結晶成
長する際の種結晶となり、結晶方位制御が可能となる。
制御により単結晶化に適した温度分布を提供することに
なるが、この際多結晶シリコン膜9に単結晶基板lとの
接触部を設けることにより、この部分には溶融再結晶化
時に単結晶基板1からのエピタキシャル成長により単結
晶基板lの結晶方位をうけついだ単結晶が形成され、こ
れが帯状複合被膜13下の多結晶シリコン9が単結晶成
長する際の種結晶となり、結晶方位制御が可能となる。
上記電子線吸収複合被膜I3の膜厚は、電子の飛程より
厚く、膜内で電子のエネルギーが100%吸収され、か
つ電子吸収膜13の熱応力によるアニール時の剥離を抑
制するような厚さに設定する。例えばモリブデン(Mo
)を用いた場合、加速電圧10kVの電子ビームでアニ
ールする場合、電子の飛程は約500 nmと考えられ
、また多結晶シリコンの電子阻止能はモリブデン(Mo
)の約115と考えられるので、モリブデンの剥離の
抑制と電子線吸収膜I3中の熱伝導による温度分布制御
効果も考慮してモリブデン(Mo)の膜厚は400〜6
00 nm 、多結晶シリコン膜厚は500〜IOQO
nmに設定する。
厚く、膜内で電子のエネルギーが100%吸収され、か
つ電子吸収膜13の熱応力によるアニール時の剥離を抑
制するような厚さに設定する。例えばモリブデン(Mo
)を用いた場合、加速電圧10kVの電子ビームでアニ
ールする場合、電子の飛程は約500 nmと考えられ
、また多結晶シリコンの電子阻止能はモリブデン(Mo
)の約115と考えられるので、モリブデンの剥離の
抑制と電子線吸収膜I3中の熱伝導による温度分布制御
効果も考慮してモリブデン(Mo)の膜厚は400〜6
00 nm 、多結晶シリコン膜厚は500〜IOQO
nmに設定する。
薄膜9を被う絶縁膜10は電子吸収膜I3からの伝熱を
遅延する効果と、薄膜9への電子線の直接入射による損
傷を防ぐ効果、及び電子線吸収膜I8との直接接触によ
る汚染を防ぐ効果を持つ。
遅延する効果と、薄膜9への電子線の直接入射による損
傷を防ぐ効果、及び電子線吸収膜I8との直接接触によ
る汚染を防ぐ効果を持つ。
薄膜13が発生した熱の絶縁膜IO中での伝熱による薄
膜13下での温度低下を図るため、絶縁膜10の膜厚は
400〜600 nmに設定する。
膜13下での温度低下を図るため、絶縁膜10の膜厚は
400〜600 nmに設定する。
第3図は、本発明の一実施例における再結晶化過程を説
明するための基板断面図であり、直交する方向での断面
をそれぞれ左右に描いており、したがって右側の図にお
いてビーム走査を右方向に行なえば左側の図においては
紙面に垂直な方向にビーム走査されることになる。
明するための基板断面図であり、直交する方向での断面
をそれぞれ左右に描いており、したがって右側の図にお
いてビーム走査を右方向に行なえば左側の図においては
紙面に垂直な方向にビーム走査されることになる。
第3図において、上記の積層構造の基板に電子線吸収膜
13の端部付近の多結晶シリコン膜9が単結晶基板lと
接触している部分9−1及び電子線吸収膜13を被って
電子線吸収膜13の中央に電子ビーム14の中心が位置
するように電子ビーム14を照射し、多結晶シリコン膜
9の部分9−1を始点として帯状電子吸収膜13と平行
に電子ビーム14を走査すると、まず多結晶シリコン膜
9の部分9−1では単結晶基板1からのエピタキシャル
成長により単結晶基板lと同じ結晶方位の単結晶ができ
、多結晶シリコン膜9の部分9−1と多結晶シリコン膜
9の部分9−2の下方への熱伝導の差及び電子ビーム1
4の走査により発生する水平方向の温度勾配により部分
9−1で発生したノ、単結晶が部分9−2へひきのばさ
れ多結晶シ・リコンの部分9−2が結晶成長する際の種
結晶となる。次に電子ビーム14が走査され、電子線吸
収膜13で被われた多結晶シリコン膜9の部分9−2が
溶融再結晶化される際においては、電子ビーム14の照
射された部分のうち、電子線吸収膜13で被われていな
い部分は、絶縁膜lOを通して電子ビーム14が入射さ
れ、その部分の温度が上昇する。一方、電子線吸収膜1
3に被われた部分では電子ビーム14は一部が反射され
、残りは電子線吸収膜13自身に吸収されて、電子線吸
収膜13が温度上昇し、その熱が絶縁膜lOを通じて多
結晶シリコン膜9の部分9−2に伝導される。
13の端部付近の多結晶シリコン膜9が単結晶基板lと
接触している部分9−1及び電子線吸収膜13を被って
電子線吸収膜13の中央に電子ビーム14の中心が位置
するように電子ビーム14を照射し、多結晶シリコン膜
9の部分9−1を始点として帯状電子吸収膜13と平行
に電子ビーム14を走査すると、まず多結晶シリコン膜
9の部分9−1では単結晶基板1からのエピタキシャル
成長により単結晶基板lと同じ結晶方位の単結晶ができ
、多結晶シリコン膜9の部分9−1と多結晶シリコン膜
9の部分9−2の下方への熱伝導の差及び電子ビーム1
4の走査により発生する水平方向の温度勾配により部分
9−1で発生したノ、単結晶が部分9−2へひきのばさ
れ多結晶シ・リコンの部分9−2が結晶成長する際の種
結晶となる。次に電子ビーム14が走査され、電子線吸
収膜13で被われた多結晶シリコン膜9の部分9−2が
溶融再結晶化される際においては、電子ビーム14の照
射された部分のうち、電子線吸収膜13で被われていな
い部分は、絶縁膜lOを通して電子ビーム14が入射さ
れ、その部分の温度が上昇する。一方、電子線吸収膜1
3に被われた部分では電子ビーム14は一部が反射され
、残りは電子線吸収膜13自身に吸収されて、電子線吸
収膜13が温度上昇し、その熱が絶縁膜lOを通じて多
結晶シリコン膜9の部分9−2に伝導される。
このとき電子線吸収膜13の直下では電子線吸収膜13
による電子の反射によるエネルギー損失と、薄膜13及
び絶縁膜lO中の伝熱による温度低下のため、周辺より
温度が低(なり、第2図において曲線Aで示すように領
域中央部が低(、周辺部が高い単結晶成長に適した温度
分布が形成され、先に多結晶シリコン9の部分9−1で
単結晶基板からのエピタキシャル成長により発生し、部
分9−2へひきのばされた単結晶基板と同じ結晶方位の
単結晶を種として単結晶基板と同じ結晶方位の単結晶が
形成される。
による電子の反射によるエネルギー損失と、薄膜13及
び絶縁膜lO中の伝熱による温度低下のため、周辺より
温度が低(なり、第2図において曲線Aで示すように領
域中央部が低(、周辺部が高い単結晶成長に適した温度
分布が形成され、先に多結晶シリコン9の部分9−1で
単結晶基板からのエピタキシャル成長により発生し、部
分9−2へひきのばされた単結晶基板と同じ結晶方位の
単結晶を種として単結晶基板と同じ結晶方位の単結晶が
形成される。
電子線吸収膜13により単結晶化に適した温度分布が実
現されているため、多結晶シリコン9の部分9−2が部
分9−1で発生した単結晶を種に単結晶成長する際の安
定性は電子線吸収膜13を用いない通常のラテラルシー
ディングエピタキシャル成長に比べて向上していること
になる。
現されているため、多結晶シリコン9の部分9−2が部
分9−1で発生した単結晶を種に単結晶成長する際の安
定性は電子線吸収膜13を用いない通常のラテラルシー
ディングエピタキシャル成長に比べて向上していること
になる。
上記アニール処理により単結晶化した後、電子線吸収膜
13.絶縁膜lOがエツチングにより除去され、例えば
フォトリングラフィにより単結晶領域が半導体素子作成
に供する形状に加工される。
13.絶縁膜lOがエツチングにより除去され、例えば
フォトリングラフィにより単結晶領域が半導体素子作成
に供する形状に加工される。
符号で示されており、疑似ライン状電子ビームによるア
ニールで疑似ライン状電子ビームと同程度の幅をもつ大
面積単結晶を作成するための基板構造を示すものである
。
ニールで疑似ライン状電子ビームと同程度の幅をもつ大
面積単結晶を作成するための基板構造を示すものである
。
この実施例においては上記した実施例と同様のストライ
ブ状の電子線吸収膜13をラインアンドスペース状に形
成する。この場合ラインアンドスペースは10〜20
Pmライン、5μmスペースに設定す・る。疑似ライン
状電子ビームは加速電圧5〜10kV、ビーム電流1.
Q 〜5.0 m Aでビーム径100〜200μm
のがウス分布状エネルギー分布を持つスポット状電子ビ
ームを三角波等の交流電圧波形(三角波周波数100
kHz 〜50MHz)で走査方向と垂直方向に30
0〜600μm巾で偏向することにより形成し、この場
合第2図において曲線Bで示したような幅が広く均一な
温度分布が実現される。この疑似ライン状電子ビームで
電子線吸収膜I3の複数個のストライブを含む領域を同
時にアニールすることにより、複数個の単結晶領域を形
成する。単結晶領域幅はストライブ状高融点金属幅より
拡がるため、ラインアンドスペースを上記の値に設定す
ると単結晶領域は連結し、各単結晶領域の結晶方位は第
3図の場合と同様に単結晶基板lと同じであるため、隣
接する単結晶間に結晶粒界は形成されず、疑似ライン状
電子ビーム幅とほぼ同程度の幅の大面積重。
ブ状の電子線吸収膜13をラインアンドスペース状に形
成する。この場合ラインアンドスペースは10〜20
Pmライン、5μmスペースに設定す・る。疑似ライン
状電子ビームは加速電圧5〜10kV、ビーム電流1.
Q 〜5.0 m Aでビーム径100〜200μm
のがウス分布状エネルギー分布を持つスポット状電子ビ
ームを三角波等の交流電圧波形(三角波周波数100
kHz 〜50MHz)で走査方向と垂直方向に30
0〜600μm巾で偏向することにより形成し、この場
合第2図において曲線Bで示したような幅が広く均一な
温度分布が実現される。この疑似ライン状電子ビームで
電子線吸収膜I3の複数個のストライブを含む領域を同
時にアニールすることにより、複数個の単結晶領域を形
成する。単結晶領域幅はストライブ状高融点金属幅より
拡がるため、ラインアンドスペースを上記の値に設定す
ると単結晶領域は連結し、各単結晶領域の結晶方位は第
3図の場合と同様に単結晶基板lと同じであるため、隣
接する単結晶間に結晶粒界は形成されず、疑似ライン状
電子ビーム幅とほぼ同程度の幅の大面積重。
結晶を形成することができる。
〈発明の効果〉
以上のように本発明によれば、非晶質或いは多結晶質薄
膜を電子ビームでアニールして溶融再結晶化して単結晶
化する際、従来に比べて結晶方位制御が可能になり、ま
た大面積結晶の形成が可能になる。
膜を電子ビームでアニールして溶融再結晶化して単結晶
化する際、従来に比べて結晶方位制御が可能になり、ま
た大面積結晶の形成が可能になる。
第1図は本発明による一実施例を説明するための基板断
面を示す図、第2図はアニール工程時の温度分布を示す
図、第3図は本発明による一実施例の再結晶化過程を説
明するための基板断面を示す図、第4図は本発明Cヒよ
る他の実施例を説明するための基板断面を示す図、第5
図及び第6図はそれぞれ本発明者等が先に提案した半導
体装置の製造方法を説明するための基板断面を示す図で
ある。 l・・・シリコン等の単結晶基板、8・・・絶縁膜、9
・・・非晶質或いは多結晶質薄膜、10・・・絶縁膜、
11・・・電子線吸収膜として作用する多結晶シリコン
膜、12・・・電子線吸収膜として作用する高融点金属
膜、13・・・複合被膜(電子線吸収膜)、14・・・
電子ビーム。 代理人 弁理士 福 士 愛 彦(他2名)第1図 2ロ()奮乙QIシ1 イj石6猛ヨ苓
2図 第3図 纂4図 娼げ画g(む例) JJ5図 業6 図
面を示す図、第2図はアニール工程時の温度分布を示す
図、第3図は本発明による一実施例の再結晶化過程を説
明するための基板断面を示す図、第4図は本発明Cヒよ
る他の実施例を説明するための基板断面を示す図、第5
図及び第6図はそれぞれ本発明者等が先に提案した半導
体装置の製造方法を説明するための基板断面を示す図で
ある。 l・・・シリコン等の単結晶基板、8・・・絶縁膜、9
・・・非晶質或いは多結晶質薄膜、10・・・絶縁膜、
11・・・電子線吸収膜として作用する多結晶シリコン
膜、12・・・電子線吸収膜として作用する高融点金属
膜、13・・・複合被膜(電子線吸収膜)、14・・・
電子ビーム。 代理人 弁理士 福 士 愛 彦(他2名)第1図 2ロ()奮乙QIシ1 イj石6猛ヨ苓
2図 第3図 纂4図 娼げ画g(む例) JJ5図 業6 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、非晶質或いは多結晶質薄膜をエネルギービームによ
るアニールで溶融再結晶させて薄膜単結晶を形成する半
導体装置の製造方法において、上記非晶質或いは多結晶
質薄膜上に、上記エネルギービームより小さい幅を持つ
帯状の高融点金属と多結晶シリコンの複合被膜を形成し
、該帯状複合被膜端付近の非晶質或いは多結晶質薄膜を
単結晶基板に接触させ、 上記帯状複合被膜端付近及び帯状複合被膜を被って上記
エネルギービームを照射し、帯状複合被膜端付近を開始
点として帯と平行にビーム走査する工程を含み、 上記帯状複合被膜端付近の単結晶基板と接触している非
晶質或いは多結晶質薄膜に単結晶基板からのエピタキシ
ャル成長により発生した単結晶基板の結晶方位をうけつ
いだ単結晶を種に上記帯状複合被膜で被われた非晶質或
いは多結晶質薄膜を単結晶成長させることを特徴とする
半導体装置の製造方法。 2、前記エネルギービームとしてガウス分布状のエネル
ギー分布を持つスポット状電子ビーム或いは該スポット
状電子ビームの走査方向と垂直に三角波形の交流電圧を
印加して高速にビームを偏向走査することにより形成し
た疑似ライン状電子ビームを用いるように成したことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体装置の製
造方法。 3、前記スポット状電子ビーム或いは疑似ライン状電子
ビームの条件として、加速電圧が略5乃至10kV、ス
ポット状電子ビームにおけるビーム径が略100乃至2
00μm、疑似ライン状電子ビームにおいては該スポッ
ト状電子ビームを略300乃至600μm巾に偏向する
ように成したことを特徴とする特許請求の範囲第2項記
載の半導体装置の製造方法。 4、前記帯状高融点金属被膜はスポット状電子ビームに
よりアニールする場合該帯状高融点金属被膜の巾が略1
0乃至20μmに設定され、疑似ライン状電子ビームに
よりアニールする場合、上記帯状高融点金属被膜がライ
ンアンドスペース状にパターニングされると共に該ライ
ンアンドスペースが略10乃至20μmライン、略5μ
mスペースに設定されて成ることを特徴とする特許請求
の範囲第1項、第2項もしくは第3項記載の半導体装置
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60084234A JPS61241912A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60084234A JPS61241912A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61241912A true JPS61241912A (ja) | 1986-10-28 |
Family
ID=13824779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60084234A Pending JPS61241912A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61241912A (ja) |
-
1985
- 1985-04-18 JP JP60084234A patent/JPS61241912A/ja active Pending
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