JPS61241537A - 自動二輪車用デイスクブレ−キ装置 - Google Patents

自動二輪車用デイスクブレ−キ装置

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Publication number
JPS61241537A
JPS61241537A JP657386A JP657386A JPS61241537A JP S61241537 A JPS61241537 A JP S61241537A JP 657386 A JP657386 A JP 657386A JP 657386 A JP657386 A JP 657386A JP S61241537 A JPS61241537 A JP S61241537A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake disc
wheel hub
disc
brake
protrusion
Prior art date
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Pending
Application number
JP657386A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kawaguchi
武 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP657386A priority Critical patent/JPS61241537A/ja
Publication of JPS61241537A publication Critical patent/JPS61241537A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 従来の自動二輪車用ディスクブレーキ装置では、車輪ハ
ブの一側または両側にブレーキディスクを同心状に一体
に取付けるための、第1図に示すような構造が知られて
いた(例えば、特開昭55−78826号公報参照)。
すなわち、車輪ハブaの側面にブレーキディスクbの外
周部Cが重ね合されて、該ブレーキディスク外周部Cに
形成された複数個の取付は孔dを貫通するボルト等の結
合手段eで相互に一体に結合されていた。しかしながら
、このような構造では、取付は孔dと結合手段eの外周
面との間に遊びがないため、制動時に発生した摩擦熱に
よりブレーキディスクbが加熱されて、ブレーキディス
クbに半径方向の熱膨張が発生した際に、車輪ハブaを
半径方向へ変形させようとする力が車輪ハブaに働き、
ブレーキディスクbには温度分布の不均一による熱応力
の伯に、車輪ハブaの変形抵抗による応力が生じがちで
あり、しかも制動トルクを結合手段eが負担するために
、その径を増す等の処置が必要である。
また、前記のように取付は孔dと結合手段eの外周面と
の間に遊びがないため、機械加工の精度が低いと、車輪
ハブaの結合手段挿通孔と取付は孔dとがうまく整合せ
ず、結合手段の挿通が不可能になることがあり、必然的
に高精度の機械加−[が要求されていた。
その他、実開昭55−149632号公報に示される様
に、ブレーキディスクを車輪本体側の部材に凹凸嵌合間
係で固定する構造も知られているが、該公報に示される
構造では、周方向多数点で凹凸嵌合させているため、各
部材製造上の誤差を嵌合部で吸収させること、さらには
車軸中心に対するブレーキディスクの心出しを行うこと
が難しく、しかもブレーキディスクの内周部で制動トル
クを受ける様になされているため、負荷が大きく、強度
上不利である。
本発明は、このような問題を解決した自動二輪車用ディ
スクブレーキ装置の改良に係り、その目的とする処は、
ブレーキディスクの相み付け、および車軸中心に対する
心出しが容易であり、しかも制動時におけるブレーキデ
ィスクの熱膨張によってディスク取付は部が半径方向に
変位しても、これを拘束せずにブレーキディスクおよび
車輪ハブに内部応力を発生させないようにした自動二輪
車用ディスクブレーキ装置を提供する点にある。
以下、第2図ないし第5図に示された本発明の一実施例
について説明する。
1は、フロンミーフォーク2に両端が固着された前車軸
で、該前車軸1に軸受3を介して車輪ハブ4が回転自在
に枢支されており、車輪ハブ4の外周に付されたリム5
に図示されないタイヤが装着される様になっている。
また、車輪ハブ4には、周方向に亘って角度120°の
間隔毎に両側方および半径方向に突出する取付は用突片
6が一体に形成され、かつ突片6の周方向両面を間隔片
13を介して挾持し得るように、冷却用通路9を画成す
る複数の放射状に延びるリブ10が形成されているブレ
ーキディスク8の外周に二股状突出部11が突設されて
おり、ブレーキディスク8の突出部11は、該ブレーキ
ディスク8の車軸中心線方向の移動により車輪ハブ4の
突片6に嵌合自在に嵌合されるようになっている。
しかも、突片6の両側面7および二股状突出部11の山
内側面(ブレーキディスク8の外周縁の一部)12で形
成されるトルク伝達面は、ブレーキディスク8の軸心P
の放射方向とほぼ一致する面として形成されている(第
4図参照)。
しかして、ブレーキディスク8は嵌合状態にある突出部
11の外側面および取付は用ボス6の外側面を覆う顎付
き押さえ金15を介して、ボルト14によって固定装着
せしめられるようになされている。
さらに、ブレーキディスク0の外側を覆うように、冷却
風導入口17を備えたサイドパネル16が配設されてお
り、該サイドパネル16には、前車軸1より後方に位置
した箇所で、ブレーキディスク8の両面に対向して接離
自在に摺接しつる一対の摩擦パッド19を有するキャリ
パ−18が、突片6と車軸支持部分との間で車輪ハブ4
の側面に形成された凹陥部分にその一部が存して、ブレ
ーキディスク8を内周側から跨いで一体に装着されてい
る。
一対の摩擦パッド19は、キャリパ−・ピストン20の
動作によりブレーキディスク8の両面に摺接され、制動
が行われるようになっている。
第2図ないし第5図に図示の実施例は、前記したように
構成されているので、車輪ハブ4の突片6に対して、間
隔片13を介してブレーキディスク8の二股状突出部1
1を嵌合させた状態で、ボルト14によって押さえ金1
5を突片6相互に固定すれば、ブレーキディスク8は離
脱不能に確実に装着される。
しかも、突片6に対して、二股状突出部11を嵌合させ
る場合、たとえ三箇所の突片6相互間、あるいは三箇所
の突出部11のU字状係合部相互間の間隔誤差が比較的
大きくとも、無理のない嵌合装着が可能である。
すなわち、第4図に示された三箇所の係合位置A、B、
Cのうち、A、B位置の係合が行われ、C位置の突片6
は架空点であると仮定したとき、突出部11の嵌合部の
線長m、突片6の線長」、および間隔片13の厚さ2n
との関係で生ずる間隙によって、C位置における突出部
11のX−X方向の位置量δが決定され、したがってC
位置における突片6とブレーキディスク8のトルク伝達
面の相対位置差が、X−X方向に存在しても、前記δが
存在する限り、突片6に対するブレーキディスク8の嵌
合装着は無理なく行われる。
しかも、機能的に問題とはならない範囲の前記間隙で、
機械加工上必要な誤差δは十分得られる。
なお、突片6と突出部11とのY−Y方向のずれは、突
片6と突出部11におけるU字状嵌合部の0字底との間
に所定の間隙が存在している限りは、該間隙によって吸
収され、装着時の支障となることはない。
以上のように、比較的容易な機械加工により、ブレーキ
ディスク8は高精度で心出し装着される。
かくして、キャリパ−18のキャリパ−・ピストン20
を動作させれば、前記一対の摩擦パッド19は、ブレー
キディスク8の両面に摺接して、制動が行われる。
しかるに、繰り返し制動が行われる際、摩擦発熱によっ
てブレーキディスク8が半径方向へ膨張し、あるいは冷
却によって収縮しても、突片6および突出部11のトル
ク伝達面が軸心Pの放射方向とほぼ一致する面として形
成されているので、突片6によってブレーキディスク8
の膨張、収縮が妨げられることはなく、熱応力の発生を
極力小さくすることができ、強度上有利である。
また、サイドパネル16には冷却風導入口11が形成さ
れ、かつブレーキディスク8には、冷却風通路9を画成
する複数の放射状に延びるリブ10が形成されているた
め、車輪ハブ4の回転に伴なって、ブレーキディスク8
が回転すると、その冷却風通路9内の空気が、遠心力で
ブレーキディスク8の外周から外部へ排出され、制動時
にブレーキディスク8に発生する摩擦熱が前記空気によ
り放散され、効果的な冷却が行われる。
さらに、ブレーキディスク8は、軸心Pから離隔したそ
の外周部にて車輪ハブ4に固定されているため、制動の
際に該ブレーキディスク8に作用する力が小さく、実開
昭55−149632号公報で示される如く、ブレーキ
ディスクをその内周部で車輪−7一 本体側の部材に固定した場合に比して、強度上有利であ
る。
そして、突片6は、車輪ハブ4に一体に形成された部片
であり、しかも必要最少限の本数(三本)であるから、
ブレーキディスク8の取付は構造が簡単で、取付は用部
品の数が少なく、部材製造上有利であるばかりでなく、
取付は作業能率が良好であり、量産性に富む利点がある
なお、前記実施例では、車輪ハブ4に突片6を設け、ブ
レーキディスク8の突出部11にU字状嵌合部を設けた
が、第6図に図示されるように車輪ハブに相対向する一
対の突片21を設け、ブレーキディスク22に突出部2
3を設けて、両者を間隔片24を介して嵌合させても、
得られる作用効果は同等である。
なお、その際、両者のトルク伝達面を車軸中心に対して
放射方向になるように形成するのが好ましいことは言う
までもない。
本発明は、前記したように、自動二輪車用ディスクブレ
ーキ装置において、前記車輪ハブの側面三箇所に突片を
一体に設け、そのトルク伝達面が車軸中心からの放射方
向に指向する形態で、熱膨張吸収間隙を残して前記ブレ
ーキディスク外周縁と前記突片とを相互に嵌合せしめ、
前記車輪ハブ側方から前記突片を覆う押さえ金を、固定
具を用いて前記突片に固定し、もって前記ブレーキディ
スクの離脱を防止したことを特徴としたため、ブレーキ
ディスクの固定点が必要最少限であって、その取付は構
造が簡単で、使用する固定具の数が少なく、各部品製造
上、従来品の如き高い寸法精度が要求されないこととも
相俟って、製造経費の節減を計ることができ、ブレーキ
ディスクの組付けを高い心出し精度で能率良く行うこと
が可能である。
しかも、制動時の発熱でブレーキディスクが膨張しても
、突片との嵌合部に間隙が存在するため、その膨張が抑
えられることなく、ブレーキディスクの熱応力発生を極
力抑制することができる。
また、ブレーキディスクを、車軸中心から離隔したその
外周部にて車輪ハブに固定した構造では、制動の際に該
固定部に作用する力が小さく、ブレーキディスクを、そ
の内周部で車輪ハブに固定した場合に比して、強度上有
利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の自動二輪車用ディスクブレーキ装置の
要部断面図、第2図は本発明に係る自動二輪車用ディス
クブレーキ装置の一実施例を示した側面図、第3図は、
第2図の■−■線に沿って截断した横断面図、第4図は
ブレーキディスクの装着関係を示す図、第5図は第4図
のv−■截断断面におけるブレーキディスクの装着状態
を示す説明図、第6図は他の実施例に係るブレーキディ
スクの装着関係を示す説明図である。 1・・・前車軸、2・・・フロントフォーク、3・・・
軸受、4・・・車輪ハブ、5・・・リム、6・・・突片
、7・・・側面、8・・・ブレーキディスク、9・・・
冷却風通路、10・・・リブ、11・・・突出部、12
・・・内側面、13・・・間隔片、14・・・ボルト、
15・・・押さえ金、16・・・サイドパネル、17・
・・ ・冷却風導入口、18・・・キャリパ−119・
・・摩擦パッド、20・・・キャリパー・ピストン、2
1・・・突片、22・・・ブレ一キディスク、23・・
・突出部、24・・・間隔片。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ブレーキディスクをその外周部にて車輪ハブの側面に固
    定し、該固定部と車軸支持部分との間で車輪ハブの側面
    に形成された凹陥部分に、ブレーキディスクをその内周
    側から跨ぐ形態で、キャリパーを配設して成る自動二輪
    車用ディスクブレーキ装置において、 前記車輪ハブの側面三箇所に突片を一体に設け、そのト
    ルク伝達面が車軸中心からの放射方向に指向する形態で
    、熱膨張吸収間隙を残して前記ブレーキディスク外周縁
    と前記突片とを相互に嵌合せしめ、前記車輪ハブ側方か
    ら前記突片を覆う押さえ金を、固定具を用いて前記突片
    に固定し、もつて前記ブレーキディスクの離脱を防止し
    たことを特徴とする自動二輪車用ディスクブレーキ装置
JP657386A 1986-01-17 1986-01-17 自動二輪車用デイスクブレ−キ装置 Pending JPS61241537A (ja)

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JPS61241537A true JPS61241537A (ja) 1986-10-27

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ID=11642074

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