JPS61241317A - ポリエステルフイルム - Google Patents

ポリエステルフイルム

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JPS61241317A
JPS61241317A JP8312085A JP8312085A JPS61241317A JP S61241317 A JPS61241317 A JP S61241317A JP 8312085 A JP8312085 A JP 8312085A JP 8312085 A JP8312085 A JP 8312085A JP S61241317 A JPS61241317 A JP S61241317A
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JP
Japan
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film
polyester
acid
die
width direction
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JP8312085A
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Yoichi Izumi
庸一 出水
Hideo Kasatani
秀雄 笠谷
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は光学異方性溶融物を形成するポリエステルから
成るフィルムに関するものである。さらに詳しくいえば
、本発明は、引取方向のみならず引取方向と直角な巾方
向にも優れた機械的性質をもつ一面二軸的な配向を有す
るポリエステルフィルムに関するものである。
従来の技術 従来、プラスチックフィルムの製造法としては。
厚み均一性の良好なフィルムが得られることから、一般
にTダイ法が広く用いられているが、液晶ポリエステル
にこの方法を適用する場合、該ポリエステルは溶融状態
において光学異方性を示す構造を有し、ダイから吐出さ
れる際のせん断配向が大きいことから、引取軸方向に過
度に配向したフィルムしか得られず、その結果得られた
フィルムは、引取軸方向には良好な機械的性質を有する
ものの、巾方向では引取軸方向に比べて機械的性質が著
しく劣るものになるのを免れない。
また、インフレーション法によシ、光学異方性溶融物を
形成するポリエステルからフィルムを得る方法(特開昭
56−46728号公報)が提案されている。しかしな
がら、この方法においても、引取軸方向と巾方向の延伸
倍率がほぼ等しいような条件では、巾方向に比べて引取
軸方向に過度に配向したフィルムしか得られず、その結
果得られたフィルムは、前記と同様に機械的性質がアン
バラ。
シスになるという欠点を有している。さらに、このよう
な欠点を改良するために、ダイから押し出される溶融ポ
リエステルに、スリット部で吐出方向とは直角な方向に
せん断芯力を加える方法、すなわちインフレーション法
において外側のリングダイを回転させる方法(特開昭5
6−2127号公報)が提案されているが、この方法に
おいては、装置が複雑になる上に、得られたフィルムは
、そのポリエステル分子鎖の配向が一面一軸配向から著
しく異なったものにならないため、機械的性質の等方性
が十分に改善されることはない。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、このような従来の光学異方性溶融物を
形成するポリエステルから成るフィルムにおける欠点を
克服し、引取方向のみならず巾方向にも優れた機械的性
質を有する等方向なバランスのとれた、面内で実質的に
二軸方向に配向したフィルムを提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、特定のポリエステ
ル分子鎖の配向をもつ構造を有した、光学異方性溶融物
を形成するポリエステルから成るフィルムによシ、前記
の目的を達成しうろことを見出し、この知見に基づいて
本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、光学異方性溶融物を形成するポリ
エステルから成るフィルムであって、ポリエステル分子
鎖がフィルム面にほぼ平行に配向し、かつフィルム面に
平行な面内において、該分子鎖がジグザグ状で規則的に
配列した層が単層又は2層以上の累積層として存在する
ことを特徴とするポリエステルフィルムを提供するもの
である。
本発明において、光学異方性溶融物を形成するポリエス
テル(以下、単に光学異方性ポリエステルということが
ある)とは、流動可能な温度範囲すなわち溶融状態にお
いて90”に交叉した偏光子を備えた光学系で光を透過
させる性質を有するポリエステルを意味する。このよう
なポリエステルとしては、(1)芳香族ジカルボン酸、
脂環族ジカルボン酸の1種又2種以上の単位と、芳香族
ジオール、指環族ジオール、脂肪族ジオールの1種又は
2種以上の単位とから成るもの、(2)芳香族オキシカ
ルボン酸の1種又は2種以上の単位から成るもの、 (
3)(1)の単位と(2)の単位とから成るものが挙げ
られる。ここで芳香族ジカルボン酸としては、テレフタ
ル酸、  4.4’−ジフェニルジカルボン酸、4゜4
′−トリフェニルジカルボン酸、2,6−ナフタレンジ
カルボン酸、ジフェニルエーテル−4,4′−ジカルボ
ン酸、ジフェノキシエタン−4,4′−ジカルボン酸、
ジフェノキシブタン−4,4′−ジカルボン酸、ジフェ
ニルエタン−4,4′−ジカルボン酸、イソフタル酸、
ジフェニルエーテル−3,3′−ジカルボン酸、ジフェ
ノキシエタン−3,3′−ジカルボン酸、ジフェニルエ
タン−3,3′−ジカルボン酸、ナフタレン−1,6−
ジカルボン酸のような芳香族ジカルボン酸、又は、クロ
ルテレフタル酸、ジクロルテレフタル酸、ブロムテレフ
タル酸、メチルテレフタル酸、ジメチルテレフタル酸、
エチルテレフタル酸、メトキシテレフタル酸、エトキシ
テレフタル酸のような前記芳香族ジカルボン酸のアルキ
ル、アルコキシ又はハロゲン置換体などが挙げられる。
@環族ジカルボン酸としては、トランス−1,4−シク
ロヘキサンジカルボン酸、シス−1,4−シクロヘキサ
ンジカルボン酸、1.3−シクロヘキサンジカルボン酸
などの指環族ジカルボン酸又はトランス−1,4−(1
−メチル)シクロヘキサンジカルボン酸、トランス−1
,4−(1−クロル)シクロヘキサンジカルボン酸など
、前記&環族ジカルボン酸のアルキル、アルコキシ、又
はハロゲン置換体などが挙げられる。
芳香族ジオールとしては、ヒドロキノン、レゾルシン、
  4.4’−ジオキシジフェニル、  4.4’−ジ
オキシトリフェニル、2,6−ナフタレンジオール、4
.4′−ジオキシジフェニルエーテル、ビス(4−オキ
シフェノキシ)エタン、3.3’−ジオキシジフェニル
、  3.3’−ジオキシジフェニルエーテル。
1.6−ナフタレンジオール、2,2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)フロパン、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)メタンなどの芳香族ジオール又は、クロ
ルヒドロキノン、メチルヒドロキノン、t−ブチルヒド
ロキノン、フェニルヒドロキノン、メトキシヒドロキノ
ン、フェノキシヒドロキノン、4−クロルレゾルシン、
4−メチルレゾルシンなど前記芳香族ジオールのアルキ
ル、アルコキシ又はハロゲン置換体が挙げられる。
指環族ジオールとしては、トランス−1,4−シクロヘ
キサンジオール、シス−1,4−シクロヘキサンジオー
ル、トランス−1,4−シクロヘキサンジメタツール、
シス−1,4−シクロヘキサンジメタツール、トランス
−1,3−シクロヘキサンジオール、シス−1,2−シ
クロヘキサンジオール、トランス−1,3−シクロヘキ
サンジメタツールのような指環族ジオール又は、トラン
ス−1,4−(1−メチル)シクロヘキサンジオール、
トランス−1,4−(1−クロル)シクロヘキサンジオ
ールのような前記指環族ジオールのアルキル、アルコキ
シ又はハロゲン置換体が挙げられる。
脂肪族ジオールとしては、エチレングリコール、1.3
−7’ロパンジオール、1.4−ブタンジオール、ネオ
ペンチルグリコールなどの直鎖状又は分校状脂肪族ジオ
ールが挙げられる。
芳香族オキシカルボン酸としては、p−ヒドロキシ安息
香酸、m−ヒドロキシ安息香酸、6−ヒドロキシ−2−
ナフトエ酸、6−ヒドロキシ−1−ナフトエ酸などの芳
香族オキシカルボン酸又は、3−メチル−4−ヒドロキ
シ安息香酸、3−クロル−4−ヒドロキシ安息香酸、3
−メトキシ−4−ヒドロキシ安息香酸など、前記芳香族
オキシカルボン酸のアルキル、アルコキシ又はハロゲン
置換体が挙げられる。
前記(1)〜(3)の各モノマ一単位から構成されるポ
リエステルは、構成単位及びポリマー中の組成比、シー
フェンス分布によっては、光学異方性溶融物を形成する
ものとしないものが存在するが1本発明で用いるポリエ
ステルは前記のポリエステルの中で、光学異方性溶融物
を形成するものに限られる。
本発明で用いるポリエステルは軟化点が130〜400
℃の範囲にあるものが好ましく% 180〜350℃の
範囲にあるものがさらに好ましい。
本発明に用いる好ましいポリエステルとしては(1)テ
レフタル酸、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボ
ン酸、ジフェノキシエタン−4,4′−ジカルボン酸及
び2,6−ナフタレンジカルボン酸の各単位の中から選
ばれた少なくとも1種の単位と、ヒドロキノン、クロル
ヒドロキノン、メチルヒドロキノン、メトキシヒドロキ
ノン、フェニルヒドロキノン及びフェノキシヒドロキノ
ンの各単位の中から選ばれた少なくとも1種の単位とか
ら構成されたコポリエステル、(2)テレフタル酸、ジ
フェニルエーテル−4,4′−ジカルボン酸、ジフェノ
キシエタン−4,4′−ジカルボン酸及び2.6−ナフ
タレンジカルボン酸の各単位の中から選ばれた少なくと
も1種の単位と、ヒドロキノン、クロルヒドロキノン、
メチルヒドロキノン、メトキシヒドロキノン、フェニル
ヒドロキノン及びフェノキシヒドロキノンの各単位の中
から選ばれた少なくとも1穐の単位と、p−ヒドロキシ
安息香酸単位とから構成されるコポリエステル%(3)
テレフタル酸、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカル
ボン酸、ジフェノキシエタン−4,4′−ジカルボン酸
及ヒ2.s−ナフタレンジカルボン酸の各単位の中から
選ばれた少なくとも1種の単位と、エチレングリコール
単位と、p−ヒドロキシ安息香酸単位とから構成される
コポリエステル%(4)テレフタル酸、ジフェニルエー
テル−4,4′−ジカルボン酸、ジフェノキシエタン−
4,4′−ジカルボン酸及び2.6−ナフタレンジカル
ボン酸の各単位の中から選ばれた少なくとも1種の単位
と、ヒドロキノン、クロルヒドロキノン、メチルヒドロ
キノン、メトキシヒドロキノン、フェニルヒドロキノン
及ヒフエノキシヒドロキノンの各単位の中から選ばれた
少なくとも1種の単位と、エチレングリコール単位とか
ら構成されるコポリエステル、(5)テレフタル酸、ジ
フェニルエーテル−4,4’−ジカルボン酸、ジフェノ
キシエタン−4,4′−ジカルボン酸及び2.6−ナフ
タレンジカルボン酸の各単位の中から選ばれた少なくと
も1種の単位と、ヒドロキノン、クロルヒドロキノン、
メチルヒドロキノン、メトキシヒドロキノン、フェニル
ヒドロキノン及びフェノキシヒドロキノンの各単位の中
から選ばれた少なくともL種の単位と、エチレングリコ
ール単位と、p−ヒドロキシ安息香酸単位とから構成さ
れるコポリエステルなどが挙げられる。
本発明に用いられるポリエステルは、前記した構成単位
に相当するジカルボン酸、ジオール、オキシカルボン酸
やそれらの誘導体などから公知の方法によって製造する
ことができる。例えば(1)芳香族ジカルボン酸及び指
環族ジカルボン酸の中から選ばれた少なくとも1種と、
芳香族ジオール及び脂環族ジオールの酢酸エステルの中
から選ばれた少なくとも1種とを混合し、加熱、かきま
ぜながら脱酢酸重縮合反応を行う方法、(2)芳香族ジ
カルボン酸及び脂環族ジカルボン酸の中から選ばれた少
なくとも1種と、芳香族ジオール及び脂環族ジオールの
酢酸エステルの中から選ばれた少なくとも1種と、芳香
族オキシカルボン酸の酢酸エステルとを混合し、加熱、
かきまぜながら脱酢酸重縮合反応を行う方法、(3)芳
香族ジカルボン酸及び指環族ジカルボン酸のフェニルエ
ステルの中から選ばれた少なくとも1種と、芳香族ジオ
ール及び指環族ジオールの中から選ばれた少なくとも1
種とを混合し、加熱、かきまぜながら脱フエノール重縮
合反応を行う方法、(4)芳香族ジカルボン酸及び指環
族ジカルボン酸のフェニルエステルの中力ら選ばれた少
なくとも1種と、芳香族ジオール及び指環族ジオールの
中から選ばれた少なくとも1種と、芳香族オキシカルボ
ン酸のフェニルエステルとを混合し、加熱、かきまぜな
がら脱フエノール重縮合反応を行う方法、(5)芳香族
ジカルボン酸及び@環族カルボン酸の中から選ばれた少
なくとも1種と脂肪族ジオールとから通常の溶融重縮合
によって得たポリエステル、・例えばポリエチレンテレ
フタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ(エチ
レン−1,2−ビス−ジフェノキシエタン−p、p’−
ジカルボキシレートなどに%(a)芳香族ジカルボン酸
及び指環族ジカルボン酸の中から選ばれた少なくとも1
種と、芳香族ジオール及び脂環族ジオールの酢酸エステ
ルの中から選ばれた少なくとも1種とを混合し、加熱、
かきまぜながらアシドリシス反応と脱酢酸重縮合反応を
行う方法、(b)芳香族オキシカルボン酸の酢酸エステ
ルを混合し、加熱、かきまぜながらアシドリシス反応と
脱酢酸重縮合反応を行う方法、(c)芳香族ジカルボン
酸及び指環族ジカルボン酸の中から選ばれた少なくとも
1種と、芳香族ジオール及び脂環族ジオールの酢酸エス
テルの中から選ばれた少なくとも1種と、芳香族オキシ
カルボン酸の酢酸エステルとを混合し、加熱、かきまぜ
ながらアシドリシス反応と脱酢酸重縮合反応を行う方法
などによって製造することができる。
これらの重縮合反応は、通常150〜400℃の温度範
囲、常圧〜0.01 torrの圧力範囲で、溶融状態
で行われ、反応の最終段階では、1Otorr〜0.0
1 torrの減圧下で行われる。また、アンチモンや
ゲルマニウム化合物などの重縮合触媒、リン化合物など
の安定剤、酸化チタンなどのつや消し剤などを必要に応
じて、反応開始から終了までの任意の時点で加えること
ができる。得られたポリエステル溶融物は、そのままグ
イから押出して製膜することもでき、いったん、冷却固
化したのち製膜に用いることもでき、さらに、冷却固化
して得たポリエステルを軟化点以下の温度で、不活性気
体中又は減圧下で固相重合したのちに製膜に用いること
もできる。
また、本発明で用いるポリエステルには、必要に応じ他
の溶融性ポリマー、例えばナイロン、ポリエチレンテレ
フタレートなどを所望の物性をそこなわない範囲の貴で
適宜配合することができる。
本発明のフィルムは、このようにして得られた光学異方
性ポリエステルを用いて、インフレージョン法によシダ
イより押し出したのち、冷却固化するまでに二軸流延延
伸を行い、巾方向の流延延伸倍率が引取方向の流延延伸
倍率に対して2.5倍以上になるような条件で製膜する
ことによって得られる。このような特別な条件で得られ
るフィルムは、引取方向のみならず巾方向にも優れた機
械的性質を有するものである。
本発明のフィルムにおいては、ポリエステル分子鎖がフ
ィルム面にほぼ平行に配向し、かつフィルム面に平行な
面においてはジグザグ状で規則的に配列していることが
必要である。単にジグザグ状に配列しているだけで、フ
ィルム面にほぼ平行に配向していないものは、優れた機
械的強度を示さない。また1本発明のフィルムでは、フ
ィルム面に平行な面内でポリエステル分子鎖がジグザグ
状で規則的に配列した層が単層で存在するか又はフィル
ムの厚さ方向に2層以上累積した層として存在する。
次に1本発明のフィルムにおける分子鎖の配向について
、添付図面に従って説明すると、第1図及び第2図は本
発明のフィルムの分子配向を模式的に示した図であって
、第1図に示すように、本発明のフィルムは、フィルム
面に平行な面内でポリエステル分子鎖がジグザグ状に配
列している。
すなわち、フィルム面に平行な面内で、実質的に一軸方
向に配向した縞状の分子構造をもつ巾りの帯状領域Aと
Bが交互に並んだ状態になっておシ、域A、Bでは、分
子鎖の配向している方向が境界1.2における配向方向
の変化の角度は正負が逆転して、見掛は上ジグザグ状に
配列した構造を示している0 前記ψは好ましくは45〜150° さらに好ましくは
60〜120°の範囲にあることが望ましい。
このψがこの範囲を逸脱すると、−軸配尚に近くなるた
め、引取軸方向と直角な巾方向の機械的性質1例えば強
度及び初期モジュラスが小さくなるので好ましくない。
また、ψは各境界において同一であってもよいし、前記
範囲内であればそれぞれ異なっていてもよい。さらに、
各領域の巾りは、大きくなりすぎると、光沢の斑や強度
の斑が生じるため、0.01〜200μmの範囲にある
ことが好ましく、特に0,05〜100.amの範囲が
好ましい。また、各領域の巾りはすべて等しくてもよい
し、前記範囲内であればそれぞれ異なっていてもよい。
ただし、この巾はそれと直角な方向には実質的に同−又
は連続的に変化していることが好ましい。
すなわち、隣接した領域の境界は、実質的に連続な線と
なっていることが好ましく、境界線が不連続となると機
械的性質が低下するので好ましくない。なお、ψ及びh
FiX線回折及び偏光顕微鏡により測定することができ
る。
また、本発明のフィルムにおいては、第2図に示すよう
に、前記したフィルム面に平行な面内でポリエステル分
子鎖がジグザグ状で規則的に配列した層が2層以上累積
していてもよい。なお、第1図及び第2図の模式図では
、分子鎖が途中で切れていないように示しであるが、実
際には途中で切れたものも存在すると思われる。
本発明のフィルムの厚みについては、5〜500μmの
範囲内で用途に応じて適宜選択される。インフレーショ
ン法による製膜方法では、環状スリットの巾、膨張比、
引取速度の調節などによって。
容易にフィルムの厚みを変化させることができる。
また、フィルムの厚さ方向への層構造は、二軸方方向へ
の延伸の倍率や延伸時の厚さ方向、引取方向の温度勾配
などを変えることによって変化させることができる。
本発明のフィルムは、二軸延伸を施すことによって1表
面の微視的な凹凸は極めて小さく抑えることができるが
1機械的あるいは化学的な仕上げ処理を付与することで
、所望の表面状態に加工することもできる。
次に、インフレーション法によって本発明のフィルムを
得るための好適な実施態様の1例について説明する。添
付図面の第3図は、環状スリットを有するインフレーシ
ョン用ダイから吐出された溶融ポリエステルがバブルを
形成するときの状態を示す模式図であって、この図にお
いて黒い矢印はポリエステルの流れを、白い矢印は管状
フィルムを膨張させるための気体の流れを表わし、符号
りは環状スリットダイ直径、dは膨張完了後の管状フィ
ルムの直径、hは環状スリットのスリット巾、Lは環状
スリットの長さ、tはダイから膨張開始点までの距離、
t:膨張完了後の管状フィルムの厚さ、V:吐出線速度
(押出し速度)s vは巻取速度である。
第3図で示される状態でインフレーションを起こす場合
、ダイから膨張開始点までの距離tとダイ径りとの関係
については、t/Dが0.5〜15の範囲にあるように
選ぶことが好ましく、また膨張開始点で急激に膨張を開
始させる方が、ゆるやかに膨張させるよりもポリマーの
配向をコントロールしやすいので好ましい。
なお、引取方向と直角な巾方向の延伸倍率(膨張率) 
drl及び引取方向の延伸倍率dr2は次式で表わされ
る。
drl −6/D dr2  w v7’V  ; S/s〔ただし、d:
パズル径、D=グイ径、v:引取速度、v:吐出線速度
、S:ダイの環状スリットの面積、8:フィルムの断面
積πdt(t:フィルムの厚さ)〕 このようなインフレーション法による製膜においては、
ダイ温度は該ポリエステルの軟化点以上。
好ましくは軟化点よ910℃以上高くて400℃以下で
あることが望ましく、また該ポリエステルの好ましい見
かけ粘度は、製膜を行う温度条件かりせん断速度が10
0,0008ec−1ノ条件下テ10〜2000ボイズ
であシ、さらに好ましくは20〜1000ポイズの範囲
である。この見掛は粘度はポリエステルの重合度、温度
、せん断速度によって左右され、粘度が低すぎると得ら
れるフィルムの機械的物性が劣り、また高すぎると溶融
物の曳糸性が低下して膨張率を上げることが困難となり
、均一な二軸配向のものが得られないことが多い。
さらに、ポリマーの固有粘度は0.5以上、特に1.0
以上であることが好ましく、この固有粘度が小さいと得
られるフィルムの機械的強度が良好でなく好ましくない
。また、インフレーション法においては、環状のスリッ
トを有するダイよシ溶融したポリマーを押出して管状の
フィルムを得るが、この際所望のフィルムの厚さに応じ
て該スリットの間隙を適宜選ぶことができる。このスリ
ットの間隙は通常0.01〜1011111.好ましく
は0.05〜2叫の範囲で選ばれる。ダイのb/h (
L ニスリットの長さ、hニスリットの間隙)は通常3
〜70、好ましくは5〜50の範囲で選ばれる。
本発明のフィルムを得るためには、このようにしてダイ
から吐出された管状フィルムは、そのまま強制的又は自
然冷却してもよいし、あるいは加熱筒又は保温筒などの
高温雰囲気中を通過させたのち、強制的又は自然冷却し
てもよい。このように、ダイから吐出されたあとの雰囲
気の温度分布を、使用するポリエステルの特性に応じて
適宜変えることにより、バブルを前記の第3図又はそれ
とは異なった状態にして製膜することができる。
ダイから吐出された管状フィルムは、内面から外力、飼
えば気体により圧力をかけて、膨張でせると同時に引取
方向にも必要に応じ延伸、あるいは収縮させながら巻取
り、フィルムを得る。この際引取方向と直角な巾方向の
延伸倍率は2以上、特に3〜50の範囲にあることが好
ましく、また引取方向の延伸倍率は0.1以上、特に0
.2〜20の範囲にあることが好ましい。
本発明のフィルムを得るためには、引取方向と直角な巾
方向の延伸倍率が引取方向の延伸倍率に対して2.5倍
以上になるように製膜することが必要であり、特に3〜
15倍の範囲になるように製膜することが好ましい。こ
のような条件で製膜することによシはじめて、得られる
フィルムにおけるポリマーの配向を、引取方向と巾方向
とでバランスさせることができ、引取方向のみならず、
巾方向にも優れた機械的性質や寸法安定性を有する、耐
熱性の良好な透明フィルムが得られる。
このようにして得られたフィルムは、必要に応じ、さら
に緊張下又は弛緩下において熱処理することにより、そ
の性質を改善することができる。
発明の効果 従来の方法例えば特開昭56−46728号公報におけ
る、引取方向の延伸倍率と膨張倍率との比が1:1の実
施例の製膜方法では等方性のフィルムが得られず、引取
方向に過度に一軸配向したフィルムというよシ、むしろ
スプリットファイバ様のものが得られるにすぎないのに
対し、本発明のフィルムは、引取方向のみならず、巾方
向にも優れた機械的性質や寸法安定性などを有する等方
向にバランスのとれた二軸配向フィルムでちシ、その上
このものは高強度、高弾性率、低水分率、良好な耐熱性
、良好な耐湿寸法安定性、良好な耐候性などを有してい
ることから、ビデオテープ、コンピューターテープ、カ
セットテープ、フロッピディスク、フレキシブルプリン
ト配線基板用フィルムなどの電気関係の用途に好ましく
用いられ、その他色装用やラミネート用などにも用いる
ことができる。
実施例 次に実施例によシ本発明をさらに詳細に説明する。
なお、各物性及びせん断速度は次に示す方法に従って測
定した。
(1)  見掛けの粘度(溶融粘度)ηa1せん断速度
a 高化式フローテスターを用い、製膜と同じ温度条件でポ
リマーを吐出させて、その吐出量Q、Cd/5ea)か
ら次式によって算出した。
lawm πPr / 8 tor ra−4Q/πrま ただし%t:ノズルの長さI:、crn:l、r、ノズ
ルの半径〔α〕、P:ノズルより押出す際の圧力[dy
ne/ca〕 なお、t w O,05cm%r −0,0125cm
、 p =9.8 X 10’ dyne /diの条
件で測定シた。
(2)  固有粘度ηep/c 十分に乾燥させたポリエステル125■を、フェノール
25重量%、テトラクロルエタン35重量幅及びp−ク
ロルフェノール40重量幅かう成る混合溶媒25ccに
加え、 140℃で1時間かきまぜながら加熱して完全
に溶解させたのち、20℃まで自然冷却させる◇この溶
液10CCを取シ出し、オストワルド粘度討に移して3
5℃の恒温槽に浸せきし、溶液温度が35℃になったと
ころで流下時間T [sec ]を測定し、次式によっ
て算出した。
η日’p/C−(T/To −1)/Cc −0,12
5/25 ただし、To:ポリマーを含まない溶媒のみの流下時間
Csec ) (3)  ψ X線回折によシ次の手順で測定する。
すなわち、本発明のフィルムに用いたものと同一のポリ
エステルを用い、溶融紡糸又はTダイ製膜法により、−
軸配向の繊維又はフィルムを得る。
通常は約2以上のドラフトをかければ、十分に一軸配向
した試料が得られる。次にこの一軸配向試料及び本発明
のフィルムの広角X線回折写真をとる(X線の照射方向
は繊維軸又はフィルム面に垂直とする)。本発明のフィ
ルムの回折点は、−軸方向試料の回折写真における赤道
線上又は子午線上にある回折点が、その同一のブラッグ
角(2θ)において円周方向に2点に分れたものであシ
、この2つの回折点のなす角がψである。ψは写真から
求めるか、又は−軸配向試料の回折点の存在するブラッ
グ角(2θ)において、#維試料台を用いて本発明のフ
ィルム試料を回転させて回折強度を測定し、その曲線の
ピークを示す2つの方位角の差から求める。
(4)h 得られたフィルムを厚さが5.71m以下になるように
引きはがし、偏光顕微波の試料台にのせ、直交ニコル下
でフィルム面に消光域とそうでない域による縞模様が観
察されるように試料台を回転させ、それぞれの域の巾り
を測微]により測定する。
実施例1 メチルヒドロキノンジアセテート197.6 F(0,
95モル)、テレフタル酸124.4F(0,75モル
)、p−アセトキシ安息香酸284.45’ (1,5
8モル)、ポリエチレンテレフタレート129.6 t
(0,68モル)を、かきまぜ機、減圧蒸留装置を取付
けた重合反応器に仕込み、窒素気流中でかきまぜながら
60分間で310℃に昇温したのち、5分間かけて徐々
に減圧し、2 torrで180分間反応を行った。反
応終了後、窒素を導入して系を常圧に戻してポリエステ
ル溶融物を取出し、自然冷却固化させたのち、クラッシ
ャーで粉砕した。
得られたポリエステルの融点は270℃であシ、溶融状
態で光学異方性を示した。固有粘度は2.31であり、
  310℃における溶融粘度は100.000sec
−”のせん断速度のもとで380ボイズを示した。
このポリエステルを320℃で直径5m、スリット巾0
.25m1の環状スリットダイよ1,97cbminの
速度で押出し、この管状フィルムの中空部に窒素を圧入
して管状フィルムの直径をダイ下約1cInのところで
8.8倍に急膨張させたのち%125cm / m i
 Hの速度で巻取った。この際、ダイの下は円筒状のカ
バーをつけて約300℃に加熱し、次いで室温の空気で
冷却した。
得られたフィルムは巾方向の延伸倍率(膨張率)が引取
方向の延伸倍率に対して6.8倍であシ厚さは23μm
であった。このものを引張試験にかけたところ、引取方
向の初期モジュラス、強度、伸度はそれぞれ503Kp
/i+d、1G。7 Kg / d、7.7%、巾方向
の′初期モジュラス、強度、伸度はそれぞれ512 K
g / III、xs、sK9/ioj、10.2憾で
あって、引取方向及び巾方向がほぼ同等の性能を有する
光沢のあるフィルムであった。また水分率は0.11で
あった。
このフィルムを偏光顕微波及びX線回折によシ調べたと
ころ、第1図及び第2図に示すような、ψ’−95〜1
08°、h−5〜25μmのジグザグの配向を有する層
が複数重なり合った構造となっていることが確認された
実施例2 実施例1と同じ原料組成で、同様にして重合、粉砕して
ポリエステルを得た。
このポリエステルの固有粘度は2.10であり、このも
のを300℃で、直径5n、スリット巾0、250の環
状スリットダイより 42 cm/ minの速度で押
出し、この環状フィルムの中空部に窒素を圧入してダイ
下約2cmのところで7.9倍に急膨張させて854 
cm/ minの速度で巻取った。
得られたフィルムは巾方向の延伸倍率(膨張率)が引取
方向の延伸倍率に対して3.9倍で厚さ16μmの透明
なフィルムであシ、引取方向の初期モジュラス、強度、
伸度はそれぞれ757に9/md。
18.8Kp/d、13.6鴫、巾方向の初期モジュラ
ス、強度、伸度はそれぞれ600Kp、/+sl、17
.7に97md、  5.24であって、引取方向及び
巾方向でほぼ同等の性能を示した。
このフィルムは実施例1と同様に、第1図及び第2図に
示した配向を有し、ψ0−62〜77°、h−15〜4
0μmの多層構造を有することが偏光顕微鏡観察及びX
線回折により確認された。
実施例3 p−アセトキシ安息香酸362.8 f (2,01モ
ル)、6−アセトキシ−2−ナフトエ酸107.Of 
(0,47モル)、テレフタル酸51.4 f (0,
31モル)、ビフェノールジアセテート83.8 F 
(0,31モル)ヲかきまぜ機、減圧蒸留装置を取付け
た重合反応器に仕込み、窒素気流中でかきまぜながら6
0分間で330℃に昇温したのち、10分かけて徐々に
減圧して2 torrで130分間反応を行った。反応
終了後、窒素を導入して系を常圧に戻してポリエステル
溶融物を取出し、自然冷却固化させたのち、クラッシャ
ーで粉砕した。
得られたポリエステルの融点は270℃で、320℃に
おける溶融粘度は160005ec−’のせん断速度の
もとで50ボイズを示した。
このポリエステルを310℃で、直径50、スリット巾
0.25mの環状スリットダイより97L:M/min
の速度で押出し、この環状フィルムの中空部に窒素を圧
入して、ダイ下約2LMのところで10.3倍に急膨張
させ、  140crn/minの速度で巻取った。
得られたフィルムは、巾方向の延伸倍率が引取方向の延
伸倍率に対して7.1倍の厚さ18μmの光沢を有する
フィルムであシ、引取方向の初期モジュラス、強度、伸
度はそれぞれ587に9/md、20.2に9/−14
,7憾、巾方向の初期モジュラス、強度、伸度はそれぞ
れ532Kp/md、18.6に97m1..5.8%
であって、引取方向及び巾方向でほぼ同等の性能を示し
た。
このフィルムの分子の配向を偏光顕微鏡及びX線回折で
調べたところ、第1図及び第2図に示したよりな配向を
有し、ψ’−105〜118°、h−10〜30μmの
複数の層が重なった構造であることが確認された。
比較例1 実施例1で得たポリエステルを310℃で、直径10B
、スリット巾0.25111の環状スリットダイよF)
 56 cm/ minの速度で押出し、この管状フィ
ルムの中空部に窒素を圧入して、グイ下約1c!nのと
ころで急膨張させ、管状フィルムの径を4.4倍として
118m/minの速度で巻取った0得られたフィルム
は巾方向の延伸倍率が引取方向の延伸倍率に対して2.
2倍でアシ、引取方向の初期モジュラス、強度、伸度は
それぞれ1220 K9/−117、4Ky /−% 
2.1%であるのに対し、巾方向の初期モジュラス、強
度、伸度はそれぞれsc+Kp/xij、1.2Kg/
lit、  3.2憾であって、引取方向には良好な機
械的性質を有するにもかかわらず、巾方向には極めて弱
いアンバランスなフィルムであった。
なお、第1図及び第2図に示した分子配向の存在の有無
を偏光顕微鏡及びX線回折によシ調べたところ、実質的
にψ−〇、h−ωで分子がほぼ引取方向にそろった状態
で配向しておシ1分子のジグザグ状の配向は認められな
かった。
比較例2 実施例2で得られたポリエステルを310℃で、直径1
0g、スリット巾0.25118の環状スリットダイよ
り 56 cm / minの速度で押出し、この管状
フィルムの中空部に窒素を圧入して、ダイを出た直後で
急膨張させ、管状フィルムの径を9.8倍として246
cm/minの速度で巻取った0得られたフィルムは、
巾方向の延伸倍率が引取方向の延伸倍率に対して2.2
倍であり、引取方向の初期モジュラス、強度、伸度はそ
れぞれ1086Kp / d、38.3に97d、6.
6憾であるのに対し、巾方向の初期モジュラス、強度、
伸度はそれぞれ270Kp/d、s、rKp/wd、1
1.4%であって、引取方向と巾方向で機械的性能がア
ンバランスなフィルムであった。
分子配向の形態は比較例1と同じく、実質的にψ−0.
h=ωのほぼ引取方向に揃った配向を有しておシ、第1
図及び第2図に示したようなジグザグの配向は確認され
なかった。
なお、実施例2及び3で使用したポリエステルの溶融物
は、偏光顕微波による観察で溶解時に光学異方性を有す
ることが確認された。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明のポリエステルフィルムにお
ける分子配向の模式図であり、第3図は、本発明のポリ
エステルフィルムの製造において、環状スリットを有す
るインフレーション用ダイから吐出された溶融ポリエス
テルがバブルを形成する状態を示す模式図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 光学異方性溶融物を形成するポリエステルから成る
    フィルムであって、ポリエステル分子鎖がフィルム面に
    ほぼ平行に配向し、かつフィルム面に平行な面内におい
    て、該分子鎖がジグザグ状で規則的に配列した層が単層
    又は2層以上の累積層として存在することを特徴とする
    ポリエステルフィルム。
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