JPS6232029A - ポリエステルフイルム及びその製造法 - Google Patents
ポリエステルフイルム及びその製造法Info
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- JPS6232029A JPS6232029A JP17178985A JP17178985A JPS6232029A JP S6232029 A JPS6232029 A JP S6232029A JP 17178985 A JP17178985 A JP 17178985A JP 17178985 A JP17178985 A JP 17178985A JP S6232029 A JPS6232029 A JP S6232029A
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- film
- polyester
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- heat treatment
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- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は光学異方性溶融物を形成するポリエステルから
成るフィルム及びその製造法に関するものである。さら
に詳しくいえば、本発明は、耐引裂性能に優れ、かつ高
ヤング率及び高強度を有するポリエステルフィルム、及
びこのものを製造する方法に関するものである。
成るフィルム及びその製造法に関するものである。さら
に詳しくいえば、本発明は、耐引裂性能に優れ、かつ高
ヤング率及び高強度を有するポリエステルフィルム、及
びこのものを製造する方法に関するものである。
従来の技術
従来、ポリエステルフィルムとしては、ポリエチレンテ
レフタレートフィルムが比較的高い強度や弾性率などを
有することから、磁気テープ用ベースフィルをはじめと
して各種用途に広く用いられている。
レフタレートフィルムが比較的高い強度や弾性率などを
有することから、磁気テープ用ベースフィルをはじめと
して各種用途に広く用いられている。
しかしながら、近年、高分子フィルムに対する要求性能
はますます厳しくなり、現在のポリエチレンテレフタレ
ートフィルムよりさらに高性能。
はますます厳しくなり、現在のポリエチレンテレフタレ
ートフィルムよりさらに高性能。
特にヤング率及び熱的性質に優れたフィルムが要望され
るようになってきた。したがって、ポリエチレンテレフ
タレートフィルムに関して、これまで前記の要望にこた
えるべく種々の研究がなされてきたが、まだ十分に満足
しうる物性を有するものけ得られていない。
るようになってきた。したがって、ポリエチレンテレフ
タレートフィルムに関して、これまで前記の要望にこた
えるべく種々の研究がなされてきたが、まだ十分に満足
しうる物性を有するものけ得られていない。
他方、ポリイミドフィルムは優れた耐熱性を有し、かつ
引張り性能も比較的良好であって、一部で実用化されて
いるが、製造、工程がかなり複雑で高価格であるため、
使用範囲が特殊な用途に限られているのが実状である。
引張り性能も比較的良好であって、一部で実用化されて
いるが、製造、工程がかなり複雑で高価格であるため、
使用範囲が特殊な用途に限られているのが実状である。
ところで、いわゆる液晶ポリエステルと呼ばれている光
学異方性溶融物を形成するポリエステルは、液晶の配向
を乱すことなく、スリットより押し出すことによシ、押
し出したままの状態で高強度及び高ヤング率を有するフ
ィルムを4えることが知られている。
学異方性溶融物を形成するポリエステルは、液晶の配向
を乱すことなく、スリットより押し出すことによシ、押
し出したままの状態で高強度及び高ヤング率を有するフ
ィルムを4えることが知られている。
しかしながら、このようにして得られたフィルムは、フ
ィルムの機械軸方向(以下MD方向と略す)の引張り性
能、例えばMD力方向機械的強度やヤング率のみが強く
、それと直角な方向(以下TD方向と略す)の機械的強
度やヤング率は極端に低いためて、裂けやすく、かつフ
ィブリル化しやすいものになるのを免れない。
ィルムの機械軸方向(以下MD方向と略す)の引張り性
能、例えばMD力方向機械的強度やヤング率のみが強く
、それと直角な方向(以下TD方向と略す)の機械的強
度やヤング率は極端に低いためて、裂けやすく、かつフ
ィブリル化しやすいものになるのを免れない。
そこで、このような欠点を生じない製造法として、イン
フレーション法により溶融状態で2軸方向に同時に流延
延伸させる方法(特開昭56−46728号公報)が提
案されている。
フレーション法により溶融状態で2軸方向に同時に流延
延伸させる方法(特開昭56−46728号公報)が提
案されている。
しかしながら、この方法に−おいても、その実施例にお
いて示されているようなMD力方向TD力方向延伸倍率
がほぼ等しいような条件では、TO力方向比べてMD力
方向過度【て配向したフィルムしか得られず、その結果
得られたフィルムは、前記と同様に機械的な引張り性質
がアンバランスになるという欠点を有している。さらに
、このような欠点を改良するために、ダイから押し出さ
れる溶融ポリエステルに、スリット部で吐出方向とは直
角な方向にせん断応力を加える方法、すなわちインフレ
ーション法において外側のリングダイを回転させる方法
(特開昭56−2127号公報)が提案されているが、
この方法においては、装置が複雑になる上に、得られた
フィルムは、液晶ドメイア ンが十分に解消されずに固化するため、機械的な引張り
性質はあまり改善されず、°またその等方性も1分に改
善されることはない。
いて示されているようなMD力方向TD力方向延伸倍率
がほぼ等しいような条件では、TO力方向比べてMD力
方向過度【て配向したフィルムしか得られず、その結果
得られたフィルムは、前記と同様に機械的な引張り性質
がアンバランスになるという欠点を有している。さらに
、このような欠点を改良するために、ダイから押し出さ
れる溶融ポリエステルに、スリット部で吐出方向とは直
角な方向にせん断応力を加える方法、すなわちインフレ
ーション法において外側のリングダイを回転させる方法
(特開昭56−2127号公報)が提案されているが、
この方法においては、装置が複雑になる上に、得られた
フィルムは、液晶ドメイア ンが十分に解消されずに固化するため、機械的な引張り
性質はあまり改善されず、°またその等方性も1分に改
善されることはない。
また、これらの方法により得られた液晶ポリエステルフ
ィルムは、そのポリエステル分子の剛直性のためか、破
断伸度が低く、またせん断に対する抵抗力が小さいため
に、引裂に対して極めて弱く、MD力方向みならず、T
D力方向も容易に裂けるなどの欠点を有していた。
ィルムは、そのポリエステル分子の剛直性のためか、破
断伸度が低く、またせん断に対する抵抗力が小さいため
に、引裂に対して極めて弱く、MD力方向みならず、T
D力方向も容易に裂けるなどの欠点を有していた。
発明が解決しようとする問題点
本発明の目的は、このような従来の光学異方性溶融物を
形成するポリエステルから成るフィルムにおける欠点を
改良した、高ヤング率及び高強度を有し、かつ耐引裂性
能例優れたポリエステル7・fルムを提供することにあ
る。
形成するポリエステルから成るフィルムにおける欠点を
改良した、高ヤング率及び高強度を有し、かつ耐引裂性
能例優れたポリエステル7・fルムを提供することにあ
る。
問題点を解決するだめの手段
本発明者らは、前記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた
結果、光学異方性溶融物を形成するポリエステルから成
るほぼ等方向な引張り性能を育するフィルムを、特定の
条件で熱処理することにより、その目的を達成し7うる
ことを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに
至った。
結果、光学異方性溶融物を形成するポリエステルから成
るほぼ等方向な引張り性能を育するフィルムを、特定の
条件で熱処理することにより、その目的を達成し7うる
ことを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに
至った。
すなわち、本発明は、光学異方性溶融物を形成するポリ
エステルから成り、かつほぼ等方向な引張り性能を有す
るフィルムであって、引裂伝播抵抗が10(1/n以上
であるポリエステルフィルムを提供するものでちり、こ
のものは、光学異方性溶融物を形成するポリエステルか
ら成り、かつほぼ等方向な引張り性能を有するフィルム
を、減圧下又は不活性ガス雰囲気中で、該ポリエステル
の軟化点より100℃低い温度から軟化点までの範囲の
温度において熱処理することによって容易に得られる〇 本発明において、光学異方性溶融物を形成するポリエス
テルとは、流動可能な帛度範囲、すなわち軟化点以上の
溶融状態において90°に交叉した偏光子を備えた光学
系で光を透過させる性質を有するポリエステルを意味す
る。このようなポリエステルとしては、(1)芳香族ジ
カルボン酸、@環族ジカルボン酸の1種又2種以上の単
位と、芳香族ジオール、脂環族ジオール、脂肪族ジオー
ルの1種又は2種以上の単位とから成るもの、(2)芳
香族オキシカルボン酸のls又を12種以上の単位から
成るもの、 (3)(1)の単位と(2)の単位とから
成るものが挙げられる。ここで芳香族ジカルボン酸とし
ては、テレフタル酸、4.4’−ジフェニルジカルボン
酸、4.4’−)リフェニルジカルポン酸、2,6−ナ
フタレンジカルボン酸、ジフェニルエーテル−4゜4′
−ジカルボン酸、ジフェノキシエタン−4,4’−ジカ
ルボン酸、ジフェノキシブタン−4,4′−ジカルボン
酸、ジフェニルエタン−4,4’−ジカルボン酸。
エステルから成り、かつほぼ等方向な引張り性能を有す
るフィルムであって、引裂伝播抵抗が10(1/n以上
であるポリエステルフィルムを提供するものでちり、こ
のものは、光学異方性溶融物を形成するポリエステルか
ら成り、かつほぼ等方向な引張り性能を有するフィルム
を、減圧下又は不活性ガス雰囲気中で、該ポリエステル
の軟化点より100℃低い温度から軟化点までの範囲の
温度において熱処理することによって容易に得られる〇 本発明において、光学異方性溶融物を形成するポリエス
テルとは、流動可能な帛度範囲、すなわち軟化点以上の
溶融状態において90°に交叉した偏光子を備えた光学
系で光を透過させる性質を有するポリエステルを意味す
る。このようなポリエステルとしては、(1)芳香族ジ
カルボン酸、@環族ジカルボン酸の1種又2種以上の単
位と、芳香族ジオール、脂環族ジオール、脂肪族ジオー
ルの1種又は2種以上の単位とから成るもの、(2)芳
香族オキシカルボン酸のls又を12種以上の単位から
成るもの、 (3)(1)の単位と(2)の単位とから
成るものが挙げられる。ここで芳香族ジカルボン酸とし
ては、テレフタル酸、4.4’−ジフェニルジカルボン
酸、4.4’−)リフェニルジカルポン酸、2,6−ナ
フタレンジカルボン酸、ジフェニルエーテル−4゜4′
−ジカルボン酸、ジフェノキシエタン−4,4’−ジカ
ルボン酸、ジフェノキシブタン−4,4′−ジカルボン
酸、ジフェニルエタン−4,4’−ジカルボン酸。
イソフタル酸、ジフェニルエーテル−3,3′−ジカル
ボン酸、ジフェノキシエタン−3,3′−ジカルボン酸
、ジフェニルエタン−3,3’−ジカルボン酸。
ボン酸、ジフェノキシエタン−3,3′−ジカルボン酸
、ジフェニルエタン−3,3’−ジカルボン酸。
ナフタレン−1,6−ジカルボン酸のような芳香族ジカ
ルボン酸、又は、クロルテレフタル酸、ジクロルテレフ
タル酸、ブロムテレフタル酸、メチルテレフタル酸、ジ
メチルテレフタル酸、エチルテレフタル酸、メトキシテ
レフタル酸、エトキシテレフタル酸のような前記芳香族
ジカルボン酸のアルキル、アルコキシ又はノ10ゲン置
換体などが挙げられる。
ルボン酸、又は、クロルテレフタル酸、ジクロルテレフ
タル酸、ブロムテレフタル酸、メチルテレフタル酸、ジ
メチルテレフタル酸、エチルテレフタル酸、メトキシテ
レフタル酸、エトキシテレフタル酸のような前記芳香族
ジカルボン酸のアルキル、アルコキシ又はノ10ゲン置
換体などが挙げられる。
指環族ジカルボン酸としては、トランス−1,4−シク
ロ−\キサンジカルボンl!2. シス−1,4−シ
クロヘキサンジカルボン酸% 1.3−7クロヘキサン
ジカルポン酸などの脂環族ジカルボン酸又はトランス−
1,4−(1−メチル−)シクロヘキサンジ力ルポ/酸
、トランス−1,4−(1−クロル)シクロヘキサンジ
カルボン酸など、前記指環族ジカルボン酸のアルキル、
アルコキシ、又はハロゲン置換体などが挙げられる。
ロ−\キサンジカルボンl!2. シス−1,4−シ
クロヘキサンジカルボン酸% 1.3−7クロヘキサン
ジカルポン酸などの脂環族ジカルボン酸又はトランス−
1,4−(1−メチル−)シクロヘキサンジ力ルポ/酸
、トランス−1,4−(1−クロル)シクロヘキサンジ
カルボン酸など、前記指環族ジカルボン酸のアルキル、
アルコキシ、又はハロゲン置換体などが挙げられる。
芳香族ジオールとしては、ヒドロキノン、レゾルシン、
4.4’−ジオキンジフェニル、 4.4’−ジオキ
シジフェニル、2.6−ナフタレンジオール、4.4’
−ジオキシジフェニルエーテル、ビス(4−オキシフェ
ノキ7)エタン、3.3’−ジオキシジフェニル、3.
3′−ジオキシジフェニルエーテル、116−ナフタレ
ンジオール、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)メ
タンなどの芳香族ジオール I又は、クロルヒドロキ
ノン、メチルヒドロキノン、t−7”ナルヒドロキノン
、フェニルヒドロキノン。
4.4’−ジオキンジフェニル、 4.4’−ジオキ
シジフェニル、2.6−ナフタレンジオール、4.4’
−ジオキシジフェニルエーテル、ビス(4−オキシフェ
ノキ7)エタン、3.3’−ジオキシジフェニル、3.
3′−ジオキシジフェニルエーテル、116−ナフタレ
ンジオール、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)メ
タンなどの芳香族ジオール I又は、クロルヒドロキ
ノン、メチルヒドロキノン、t−7”ナルヒドロキノン
、フェニルヒドロキノン。
メトキシヒドロキノン、フェノキシヒドロキノン、4−
クロルレゾルシン、4−メチルレゾルシンなど前記芳香
族ジオールのアルキル、アルコキシ又はハロゲン置換体
が挙げられる0 指環族ジオールとしては、トランス−1,4−シクロヘ
キサンジオール、シス−1,4−7クロヘキサンシオー
ル、トランス−1,4−シクロヘキサンジメタツール、
シス−1,4−シクロヘキサンジメタツール、トランス
−1,3−シクロヘキサンジオール、シス−1,2−シ
クロヘキサンジオール、トランス−1,3−シクロヘキ
サンジメタツールのような@環族ジオール又は、トラン
ス−1,4−(1−メチル)シクロヘキサンジオール、
トランス−1,4−(1−クロル)シクロヘキサンジオ
ールのような前記脂環族ジオールのアルキル、アルコキ
シ又は/・ロゲン置換体が挙げられる。
クロルレゾルシン、4−メチルレゾルシンなど前記芳香
族ジオールのアルキル、アルコキシ又はハロゲン置換体
が挙げられる0 指環族ジオールとしては、トランス−1,4−シクロヘ
キサンジオール、シス−1,4−7クロヘキサンシオー
ル、トランス−1,4−シクロヘキサンジメタツール、
シス−1,4−シクロヘキサンジメタツール、トランス
−1,3−シクロヘキサンジオール、シス−1,2−シ
クロヘキサンジオール、トランス−1,3−シクロヘキ
サンジメタツールのような@環族ジオール又は、トラン
ス−1,4−(1−メチル)シクロヘキサンジオール、
トランス−1,4−(1−クロル)シクロヘキサンジオ
ールのような前記脂環族ジオールのアルキル、アルコキ
シ又は/・ロゲン置換体が挙げられる。
脂肪族ジオールとしては、エチレングリコール、1.3
− プロパンジオール、1.4−ブタンジオール、ネオ
ペンチルグリコールなどの直鎖状又は分枝状脂肪族ジオ
ールが挙げられる。
− プロパンジオール、1.4−ブタンジオール、ネオ
ペンチルグリコールなどの直鎖状又は分枝状脂肪族ジオ
ールが挙げられる。
芳香族・オキシカルボン酸としては、T” ドロキシ安
息香酸1m−ヒドロキシ安息香酸、6−ヒドロキシ−2
−ナフトエ酸、6−ヒドロキシ−1−ナフトエ酸などの
芳香族オキシカルボン酸又は、3−メチル−4−ヒドロ
キ7安息香@、3−クロル−4−ヒドロキシ安息香酸、
3−メトキシ−4−ヒドロキシ安息香酸など、前記芳香
族オキシカルボン酸のアルキル、アルコキシ又はハロケ
ン置換体が挙げられる。
息香酸1m−ヒドロキシ安息香酸、6−ヒドロキシ−2
−ナフトエ酸、6−ヒドロキシ−1−ナフトエ酸などの
芳香族オキシカルボン酸又は、3−メチル−4−ヒドロ
キ7安息香@、3−クロル−4−ヒドロキシ安息香酸、
3−メトキシ−4−ヒドロキシ安息香酸など、前記芳香
族オキシカルボン酸のアルキル、アルコキシ又はハロケ
ン置換体が挙げられる。
前記(1)〜(3)の各モノマ一単位から構成されるポ
リエステルは、構成単位及びポリマー中の組成比、シー
フェンス分布によっては、光学異方性溶融物を形成する
ものとしないものが存在するが、本発明で用いるポリエ
ステルは前記のポリエステルの中で、光学異方性溶融物
を形成す名ものに限られる。
リエステルは、構成単位及びポリマー中の組成比、シー
フェンス分布によっては、光学異方性溶融物を形成する
ものとしないものが存在するが、本発明で用いるポリエ
ステルは前記のポリエステルの中で、光学異方性溶融物
を形成す名ものに限られる。
また、前記ポリエステルに、さらに多置換芳香族化合物
を、光学異方性溶融物の形成を阻害しない範囲で共重合
させたものでもよい◇ この多置換芳香族化合物としては、例えばベンゼン−1
,3,5−トリカルボン酸、ペンゼア−1,2゜4.5
−テトラカルボ/rg、ナフタレン−1,2,4゜5−
テトラカルボン酸などの芳香族カルボン酸及びこれらの
アルキル、アルコキシ又はハロゲン置換体などが挙げら
れる。
を、光学異方性溶融物の形成を阻害しない範囲で共重合
させたものでもよい◇ この多置換芳香族化合物としては、例えばベンゼン−1
,3,5−トリカルボン酸、ペンゼア−1,2゜4.5
−テトラカルボ/rg、ナフタレン−1,2,4゜5−
テトラカルボン酸などの芳香族カルボン酸及びこれらの
アルキル、アルコキシ又はハロゲン置換体などが挙げら
れる。
本発明で用いるポリエステルは軟化点が130〜400
℃の範囲にあるものが好ましく、 180〜350℃
の範囲にちるものがさらに好ましい。
℃の範囲にあるものが好ましく、 180〜350℃
の範囲にちるものがさらに好ましい。
この軟化点については、カバーグラスの間にフィルムを
挾み、ホットステージの上で偏光顕@境で観察しながら
30℃/分の昇過速度で加熱し。
挾み、ホットステージの上で偏光顕@境で観察しながら
30℃/分の昇過速度で加熱し。
流動開始する温度を測定し、その値を軟化点とする。
本発明に用いる好ましいポリエステルとしては(1)テ
レフタル酸、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボ
ン酸、ジフェノキシエタン−4,4′−ジカルボン酸及
び2,6−ナフタレ/ジカルボン酸の各単位の中から選
ばれた少なくとも1種の単位と、ヒドロキノン、クロル
ヒドロキノン、メチルヒドロキノン及びメトキシヒドロ
キノンの各単位の中から選ばれた少なくとも1種の単位
とから構成されたコポリエステル、(2)テレフタル酸
、ジフェニルエーテル−4,4′−ジカルボン酸、ジフ
ェノキシエタン−4,4′−ジカルボン酸及び2.6−
ナフタレンジカルボン酸の各単位の中か−ら選ばれた少
なくとも1種の単位と、ヒドロキノ/、クロルヒドロキ
ノン、メチルヒドロキノ/及びメトキシヒドロキノンの
各単位の中から選ばれた少なくとも1種の単位と、p−
ヒドロキシ安息香酸単位とから構成されるコポリエステ
ル、(3)テレフタル酸、ジフェニルエーテル−4,4
′−ジカルボン酸、ジフェノキシエタン−4,4′−ジ
カルボン酸及び2,6−ナフタレンジカルボン酸の各単
位の中から選ばnた少なくとも1種の単位と、エチレン
グリコール単位と。
レフタル酸、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカルボ
ン酸、ジフェノキシエタン−4,4′−ジカルボン酸及
び2,6−ナフタレ/ジカルボン酸の各単位の中から選
ばれた少なくとも1種の単位と、ヒドロキノン、クロル
ヒドロキノン、メチルヒドロキノン及びメトキシヒドロ
キノンの各単位の中から選ばれた少なくとも1種の単位
とから構成されたコポリエステル、(2)テレフタル酸
、ジフェニルエーテル−4,4′−ジカルボン酸、ジフ
ェノキシエタン−4,4′−ジカルボン酸及び2.6−
ナフタレンジカルボン酸の各単位の中か−ら選ばれた少
なくとも1種の単位と、ヒドロキノ/、クロルヒドロキ
ノン、メチルヒドロキノ/及びメトキシヒドロキノンの
各単位の中から選ばれた少なくとも1種の単位と、p−
ヒドロキシ安息香酸単位とから構成されるコポリエステ
ル、(3)テレフタル酸、ジフェニルエーテル−4,4
′−ジカルボン酸、ジフェノキシエタン−4,4′−ジ
カルボン酸及び2,6−ナフタレンジカルボン酸の各単
位の中から選ばnた少なくとも1種の単位と、エチレン
グリコール単位と。
p−ヒドロキシ安息香酸単位とから構成されるコポリエ
ステル、 (4)テレフタル酸、ジフェニルエーテル−
4,47−ジカルボン酸、ジフェノキシエタン−4,4
’−ジカルボン酸及び2,6−ナフタレンジカルボン酸
の各単位の中から選ばれた少なくとも1種の単位と、ヒ
ドロキノン、クロルヒドロキノン。
ステル、 (4)テレフタル酸、ジフェニルエーテル−
4,47−ジカルボン酸、ジフェノキシエタン−4,4
’−ジカルボン酸及び2,6−ナフタレンジカルボン酸
の各単位の中から選ばれた少なくとも1種の単位と、ヒ
ドロキノン、クロルヒドロキノン。
メチルヒドロキノン及びメトキシヒドロキノンの各単位
の中から選ばれた少なくとも1種の単位と、エチレング
リコール単位とから構成されるコポリエステル、(5)
テレフタル酸、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカル
ボン酸、ジフェノキシエタン−4゜4′−ジカルボン酸
及び2,6−ナフタレンジカルボン酸の各単位の中から
選ばれた少なくとも1種の単位と、ヒドロキノン、クロ
ルヒドロキノ/、メチルヒドロキノン及びメトキシヒド
ロキノンの各単位の中から選ばれた少なくとも1種の単
位と、エチレングリコール単位と、p−ヒドロキシ安息
香酸単位とから構成されるコポリエステルなどが挙げら
れる。
の中から選ばれた少なくとも1種の単位と、エチレング
リコール単位とから構成されるコポリエステル、(5)
テレフタル酸、ジフェニルエーテル−4,4’−ジカル
ボン酸、ジフェノキシエタン−4゜4′−ジカルボン酸
及び2,6−ナフタレンジカルボン酸の各単位の中から
選ばれた少なくとも1種の単位と、ヒドロキノン、クロ
ルヒドロキノ/、メチルヒドロキノン及びメトキシヒド
ロキノンの各単位の中から選ばれた少なくとも1種の単
位と、エチレングリコール単位と、p−ヒドロキシ安息
香酸単位とから構成されるコポリエステルなどが挙げら
れる。
本発明に用いられるポリエステルは、前記した構成単位
に相当するジカルボン酸、ジオール、オキシカルボン酸
やそれらの誘導体などから公知の方法によって製造する
ことができる。例えば(1)芳香族ジカルボン酸及び脂
環族ジカルボン酸の中から選ばれた少なくとも1種と、
芳香族ジオール及び脂環族ジオールの酢酸エステルの中
から選ばれた少なくとも1種とを混合し、加熱、かき−
まぜながら脱酢酸重縮む反応を行う方法、(2)芳香族
ジカルボン酸及び脂環族ジカルボン酸の中から選ばれた
少なくとも1種と、芳香族ジオール及び指環族ジオール
の酢酸エステルの中から選ばれた少なくとも1種と、芳
香族オキシカルボン酸の酢酸エステルとを混合し、加熱
、かきまぜながら脱酢酸重縮合反応を行う方法、(3)
芳香族ジカルボン酸及び脂環崇ジカルボン酸のフェニル
エステルの中から選ばれた少なくとも1種と、芳香族ジ
オール及び@環族ジオールの中から選ばJ’した少なく
とも1種とを混合し、加熱、かきまぜながら脱フエノー
ル重縮合反応を行う方法、(4)芳香族ジカルボン酸及
ヒQWffl族ジカルボン酸のフェニルエステルノ中カ
ら選ばれた少なくとも1種と、芳香族ジオール及び指環
族ジオールの中から選ばれた少なくとも1種と、 芳香
iオキシカルボン酸のフェニルエステルとを混合し、加
熱、かきまぜながら脱フエノール重縮合反応を行う方法
、(5)芳香族ジカルボン酸及び脂環族カルボン酸の中
から選ばれた少なくとも1種と脂肪族ジオールとから通
常の溶融重縮合によって得たポリエステル、例えばポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート
、ポリ(エチレン−1,2−ビス−ジフェノキシエタン
−p、p’−ジカルボキシレートなどに、(a)芳香族
ジカルボン酸及び指環族ジカルボン酸の中から選ばれた
少なくとも1種と、芳香族ジオール及び指環族ジオール
の酢酸エステルの中から選ばれた少なくとも1種とを混
合し、加熱、かきまぜながらアシドリシス反応と脱酢酸
重縮合反応を行う方法、(b) 芳香族オキシカルボン
酸の酢酸エステルを混合し、加熱、かきまぜながらアン
ドリンス反応と脱酢酸重縮合反応を行う方法、(C)芳
香族ジカルボン酸及びllW環族ジカルボン酸の中から
選ばれた少なくとも1種と、芳香族ジオール及び指環族
ジオールの酢酸エステルの中から選ばれた少なくとも1
種と、芳香族オキシカルボン酸の酢酸エステルとを混合
し、加熱、かきまぜながらアシドリシス反応と脱酢酸重
縮合反応を行う方法などによって製造することができる
。
に相当するジカルボン酸、ジオール、オキシカルボン酸
やそれらの誘導体などから公知の方法によって製造する
ことができる。例えば(1)芳香族ジカルボン酸及び脂
環族ジカルボン酸の中から選ばれた少なくとも1種と、
芳香族ジオール及び脂環族ジオールの酢酸エステルの中
から選ばれた少なくとも1種とを混合し、加熱、かき−
まぜながら脱酢酸重縮む反応を行う方法、(2)芳香族
ジカルボン酸及び脂環族ジカルボン酸の中から選ばれた
少なくとも1種と、芳香族ジオール及び指環族ジオール
の酢酸エステルの中から選ばれた少なくとも1種と、芳
香族オキシカルボン酸の酢酸エステルとを混合し、加熱
、かきまぜながら脱酢酸重縮合反応を行う方法、(3)
芳香族ジカルボン酸及び脂環崇ジカルボン酸のフェニル
エステルの中から選ばれた少なくとも1種と、芳香族ジ
オール及び@環族ジオールの中から選ばJ’した少なく
とも1種とを混合し、加熱、かきまぜながら脱フエノー
ル重縮合反応を行う方法、(4)芳香族ジカルボン酸及
ヒQWffl族ジカルボン酸のフェニルエステルノ中カ
ら選ばれた少なくとも1種と、芳香族ジオール及び指環
族ジオールの中から選ばれた少なくとも1種と、 芳香
iオキシカルボン酸のフェニルエステルとを混合し、加
熱、かきまぜながら脱フエノール重縮合反応を行う方法
、(5)芳香族ジカルボン酸及び脂環族カルボン酸の中
から選ばれた少なくとも1種と脂肪族ジオールとから通
常の溶融重縮合によって得たポリエステル、例えばポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート
、ポリ(エチレン−1,2−ビス−ジフェノキシエタン
−p、p’−ジカルボキシレートなどに、(a)芳香族
ジカルボン酸及び指環族ジカルボン酸の中から選ばれた
少なくとも1種と、芳香族ジオール及び指環族ジオール
の酢酸エステルの中から選ばれた少なくとも1種とを混
合し、加熱、かきまぜながらアシドリシス反応と脱酢酸
重縮合反応を行う方法、(b) 芳香族オキシカルボン
酸の酢酸エステルを混合し、加熱、かきまぜながらアン
ドリンス反応と脱酢酸重縮合反応を行う方法、(C)芳
香族ジカルボン酸及びllW環族ジカルボン酸の中から
選ばれた少なくとも1種と、芳香族ジオール及び指環族
ジオールの酢酸エステルの中から選ばれた少なくとも1
種と、芳香族オキシカルボン酸の酢酸エステルとを混合
し、加熱、かきまぜながらアシドリシス反応と脱酢酸重
縮合反応を行う方法などによって製造することができる
。
これらの重縮合反応は1通常150〜400℃の温度範
囲、常圧〜0.01torr の圧力範囲で、溶融状
態で行われ、反応の最終段階では、l Otorr〜0
.01 torr の減圧下で行われる。また、アン
チモンやゲルマニウム化合物−などの重縮合触媒、リン
化合物などの安定剤、着色剤、酸化防止剤などを必要に
応じて、反応開始から終了までの任意の時点で加えるこ
とができる。
囲、常圧〜0.01torr の圧力範囲で、溶融状
態で行われ、反応の最終段階では、l Otorr〜0
.01 torr の減圧下で行われる。また、アン
チモンやゲルマニウム化合物−などの重縮合触媒、リン
化合物などの安定剤、着色剤、酸化防止剤などを必要に
応じて、反応開始から終了までの任意の時点で加えるこ
とができる。
さらに、ポリエステルフィルムの表面に凹凸を付与する
ためて、重合反応開始から終了するまでの任意の時点に
、又は冷却固化後再度溶融させたのち、不活性無機物質
の微粒子を添加してもよいし、反応で小芯性重合残留分
を生成させてもよい。
ためて、重合反応開始から終了するまでの任意の時点に
、又は冷却固化後再度溶融させたのち、不活性無機物質
の微粒子を添加してもよいし、反応で小芯性重合残留分
を生成させてもよい。
不活性無機物質としては、例えば酸化マグネシウム、酸
化亜鉛、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、硫酸カル
シウム、硫酸バリウム、アルミナ。
化亜鉛、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、硫酸カル
シウム、硫酸バリウム、アルミナ。
シリカ、酸化チタン、カオリ/、陶土、ケイソウ土、ア
ルミノケイ識塩及びその水和物、カーボンブラック、テ
レフタル酸のカルシウムやマグネシウム塩、リン酸のカ
ルシウムやマグネシウム塩などが挙げられるが、これら
の中で、シリカ、カオリン、陶土、ケイソウ土、炭酸力
ルンウム、アルミノケイ醗塩及びその水和物、テレフタ
ル酸カルシウム、カーボンブラック、リン酸カルシウム
などがよく用いられる。
ルミノケイ識塩及びその水和物、カーボンブラック、テ
レフタル酸のカルシウムやマグネシウム塩、リン酸のカ
ルシウムやマグネシウム塩などが挙げられるが、これら
の中で、シリカ、カオリン、陶土、ケイソウ土、炭酸力
ルンウム、アルミノケイ醗塩及びその水和物、テレフタ
ル酸カルシウム、カーボンブラック、リン酸カルシウム
などがよく用いられる。
得られたポリエステル溶融物は、その捷まダイから押出
し7て製膜することもでき、いったん、冷却固化したの
ち製膜に用いることもでき、さらに、冷却固化して得た
ポリエステルを軟化点以下の温度で、不活性気体中又は
減圧下で固相重合したのち製膜に供することもできる。
し7て製膜することもでき、いったん、冷却固化したの
ち製膜に用いることもでき、さらに、冷却固化して得た
ポリエステルを軟化点以下の温度で、不活性気体中又は
減圧下で固相重合したのち製膜に供することもできる。
本発明で用いるフィルムを製膜する際のダイ温度は、ポ
リエステルの軟化点以上、好ましくは軟化点よりlO℃
以上高<400℃以下の範囲の温度で選ばれる。
リエステルの軟化点以上、好ましくは軟化点よりlO℃
以上高<400℃以下の範囲の温度で選ばれる。
また、本発明で用いるポリエステルの好ましい見かけ粘
度(ηma)は、製膜時の温度条件かつせん断連IWが
too、ooo sθc−’ の条件下で、好=tL
<は10〜20,000 、さらに好ましくは20〜1
0,000ポイズの範囲である。この見かけ粘度はポリ
エステルの重合度、温度、せん断速度によって左右され
るが、ηmaの値が低すぎると得られるフィルムの機械
的物性が劣り、また高すぎると溶融物の曳糸性が低下し
て延伸倍率を上げることが困難となり、かつ均一なフィ
ルムを得にくくなる。
度(ηma)は、製膜時の温度条件かつせん断連IWが
too、ooo sθc−’ の条件下で、好=tL
<は10〜20,000 、さらに好ましくは20〜1
0,000ポイズの範囲である。この見かけ粘度はポリ
エステルの重合度、温度、せん断速度によって左右され
るが、ηmaの値が低すぎると得られるフィルムの機械
的物性が劣り、また高すぎると溶融物の曳糸性が低下し
て延伸倍率を上げることが困難となり、かつ均一なフィ
ルムを得にくくなる。
なお、ここにおいて見掛は粘度は、式(1)%式%(1
) によシ、せん断速度(rma)は、式(n)rma−4
Q/πr2 −−− (10ただし、Q
:吐出量[ml/5ecl、t:ノズルの長さ〔副〕、 P:ノズルより押出す際の圧力Yは失 (dyne /cr/i ]、 r:ノズルの半径〔備〕 で与えられ、高化式フローテスターを用いて測定するこ
とにより求められる〇 本発明のポリエステルフィルムは#1は等方的な引張性
能を有するものである。ここにおいて、6はぼ等方的な
引張性能パとは、フィルムを引張試験した際、MD力方
向破断強度と’r D方向の破断強度の比がほぼ1に近
いことを意味し、具体的には0.8〜1.25の範囲に
あり、またヤング率についても同様に、MD力方向ヤン
グ率とTD方向のヤング率の比が0.8〜1.25の範
囲にあることを意味する。
) によシ、せん断速度(rma)は、式(n)rma−4
Q/πr2 −−− (10ただし、Q
:吐出量[ml/5ecl、t:ノズルの長さ〔副〕、 P:ノズルより押出す際の圧力Yは失 (dyne /cr/i ]、 r:ノズルの半径〔備〕 で与えられ、高化式フローテスターを用いて測定するこ
とにより求められる〇 本発明のポリエステルフィルムは#1は等方的な引張性
能を有するものである。ここにおいて、6はぼ等方的な
引張性能パとは、フィルムを引張試験した際、MD力方
向破断強度と’r D方向の破断強度の比がほぼ1に近
いことを意味し、具体的には0.8〜1.25の範囲に
あり、またヤング率についても同様に、MD力方向ヤン
グ率とTD方向のヤング率の比が0.8〜1.25の範
囲にあることを意味する。
また、該フィルムは好ましくは20に97d以上の引張
り強度又は+5ooKp/−以上のヤング率若しくはそ
の両方の性能を有するものでちり、さらには、引裂伝播
抵抗が1009/1m以上、好ましくは1509/*m
以上である点に最大の特徴を有している。このような特
徴を有するものは、はぼ等号的な引張どt能を有するフ
ィルムを熱処理によって固相重合する方法により、好都
合に製造しうる。
り強度又は+5ooKp/−以上のヤング率若しくはそ
の両方の性能を有するものでちり、さらには、引裂伝播
抵抗が1009/1m以上、好ましくは1509/*m
以上である点に最大の特徴を有している。このような特
徴を有するものは、はぼ等号的な引張どt能を有するフ
ィルムを熱処理によって固相重合する方法により、好都
合に製造しうる。
本発明のポリエステルフィルムを得るためには、熱処理
前のフィルムとして、光学異方性溶融物を形成するポリ
エステルから成り、かつMD力方向みならずTD方向に
も優れた引張り強度及びヤング率を有するフィルム、す
なわちほぼ等方的な引張り性能を有するフィルムを用い
ることが必要であり、またこのフィルムを減圧下又は不
活性ガス雰囲気下において、その軟化点より100℃低
い温度から軟化点までの範囲の温度で熱処理する方法が
とられる。
前のフィルムとして、光学異方性溶融物を形成するポリ
エステルから成り、かつMD力方向みならずTD方向に
も優れた引張り強度及びヤング率を有するフィルム、す
なわちほぼ等方的な引張り性能を有するフィルムを用い
ることが必要であり、またこのフィルムを減圧下又は不
活性ガス雰囲気下において、その軟化点より100℃低
い温度から軟化点までの範囲の温度で熱処理する方法が
とられる。
この熱処理は、無張力下に、又はフィルム用の2軸延伸
i、加熱延伸ロール、熱膨張率の大きな金枠などを用い
て、2優以下、好ましくは1%以下の延伸を施しながら
行うことが望ましく、フ、イルムの構造破壊が生じるほ
どの高張力下で行うことは好ましくない。
i、加熱延伸ロール、熱膨張率の大きな金枠などを用い
て、2優以下、好ましくは1%以下の延伸を施しながら
行うことが望ましく、フ、イルムの構造破壊が生じるほ
どの高張力下で行うことは好ましくない。
さらに、熱処理は、酸素(Cよるポリエステルの分解を
防ぐために、減圧下又は不活性ガス雰囲気下で行う必要
があるが、減圧度としては1Otorr以下が好1しく
、また不活性ガス雰囲気と(−てば、酸素濃度5%以下
、好1しくに2%以下の窒素−やアルゴンなどの不活性
ガス雰囲気が望ましい。
防ぐために、減圧下又は不活性ガス雰囲気下で行う必要
があるが、減圧度としては1Otorr以下が好1しく
、また不活性ガス雰囲気と(−てば、酸素濃度5%以下
、好1しくに2%以下の窒素−やアルゴンなどの不活性
ガス雰囲気が望ましい。
熱処理促進剤′Cついては、フィルムの軟化点よシ10
0℃低い温度から軟化点までの範囲の温度で熱処理を行
う必要があるが、軟化点より40℃低い温度から軟化点
までの範囲の温度での処理がよシ好ま(−い。
0℃低い温度から軟化点までの範囲の温度で熱処理を行
う必要があるが、軟化点より40℃低い温度から軟化点
までの範囲の温度での処理がよシ好ま(−い。
また、フィルムは熱処理の進行に伴なって、通常、軟化
点は上昇していくので熱処理温度を段階的に上昇するこ
ともできる。
点は上昇していくので熱処理温度を段階的に上昇するこ
ともできる。
熱処理時間は、数秒から24時間程度の範囲内で行うこ
とができるが、工業的な面からはできるだけ短い方が好
ましい。
とができるが、工業的な面からはできるだけ短い方が好
ましい。
熱処理用の加熱炉は、1Otorr以下の減圧。
まだは酸素@度5%以下の不活性ガス雰囲気が保障でき
るものであれば、一般に使用されている電気炉をそのま
ま使用することができるし、熱処理専用に作られている
オープンを用いる場合、パッチ式、連続式いずれもその
まま使用できるのはいうまでもない。
るものであれば、一般に使用されている電気炉をそのま
ま使用することができるし、熱処理専用に作られている
オープンを用いる場合、パッチ式、連続式いずれもその
まま使用できるのはいうまでもない。
また、加熱手段については、所望の温度を保持すること
ができれば、電気ヒーターに限らず、温風、透電加熱な
どいずれも使用できる。
ができれば、電気ヒーターに限らず、温風、透電加熱な
どいずれも使用できる。
さらに、熱処理に際しては、フィルム表面に、塩化カリ
ウムやヨウ化カリウムなどの熱処理促進剤を付着させて
熱処理を行ってもよい。
ウムやヨウ化カリウムなどの熱処理促進剤を付着させて
熱処理を行ってもよい。
また、特開昭59−163479号公報に記載されてい
るような多官能エポキシ化合物をフィルム表面付着させ
ることにより、熱処理速度を速めることもできる。
るような多官能エポキシ化合物をフィルム表面付着させ
ることにより、熱処理速度を速めることもできる。
発明の効果
本発明のフィルムは、高い破断強度及び高いヤング率を
有し、しかも熱処理前に比べて2倍以上の伸度と2倍以
上の引裂伝播抵抗を有し、従来のポリエステルフィルム
の欠点を克服したものである。
有し、しかも熱処理前に比べて2倍以上の伸度と2倍以
上の引裂伝播抵抗を有し、従来のポリエステルフィルム
の欠点を克服したものである。
さらに、本発明のフィルムは、低水分率を有し。
かつ耐熱性、耐湿寸法安定性、耐候性などに優れている
ことから、例えばビデオテープ、コンピューターテープ
、カセットテープ、フロッピーディスク、フレキシブル
プリント配線基板用フィルムなどの電気関係の用途に好
ましく用いられ、その他色装用やラミネート用などにも
用いることができる。
ことから、例えばビデオテープ、コンピューターテープ
、カセットテープ、フロッピーディスク、フレキシブル
プリント配線基板用フィルムなどの電気関係の用途に好
ましく用いられ、その他色装用やラミネート用などにも
用いることができる。
実施列
次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1
ビフェノールアセテートx6zr(o、aモル)、テレ
フタル酸50 f (0,3モル)、イソフタル酸s
o t (0,3モル)、p−アセトキシ安息香酸a2
4y(x、sモル)ヲ、かきまぜ機、減圧装置を取り付
けた重合反応器に仕込み、窒素気流中でかきまぜながら
、60分間で330℃に昇温し次のち、5分間かけて徐
々に減圧して1 torrで60分間反反応性った。反
応終了後、窒素全導入して系を常圧に戻してからポリエ
ステル溶融物全取り出し、自然冷却固化させたのち、ク
ラッシャーで粉砕した。
フタル酸50 f (0,3モル)、イソフタル酸s
o t (0,3モル)、p−アセトキシ安息香酸a2
4y(x、sモル)ヲ、かきまぜ機、減圧装置を取り付
けた重合反応器に仕込み、窒素気流中でかきまぜながら
、60分間で330℃に昇温し次のち、5分間かけて徐
々に減圧して1 torrで60分間反反応性った。反
応終了後、窒素全導入して系を常圧に戻してからポリエ
ステル溶融物全取り出し、自然冷却固化させたのち、ク
ラッシャーで粉砕した。
得られたポリエステルの軟化点は300℃であり、32
0℃における溶融粘度は580005ec−1のせん断
速度のもとて3187ボイズを示した。
0℃における溶融粘度は580005ec−1のせん断
速度のもとて3187ボイズを示した。
このポリエステルヲ340℃で直径5閣、スリット巾0
.25目の環状スリットより267crn/ minの
速度で押出し、この管状フィルムの中空部に窒素全圧入
して管状フィルムの直径をダイ下約2crnのところで
9.7倍に急膨張させ507cIn/ minの速度で
巻取った。
.25目の環状スリットより267crn/ minの
速度で押出し、この管状フィルムの中空部に窒素全圧入
して管状フィルムの直径をダイ下約2crnのところで
9.7倍に急膨張させ507cIn/ minの速度で
巻取った。
得られたフィルムはTD力方向延伸倍率がMD方向の延
伸倍率に対して5.1倍の厚さ14μmの光沢を有する
フィルムであり、MD方向の引張り強度、ヤング率、伸
度はそれぞれ22.9 Kg / ran2.1122
Ky 7mm2.2.4%、TD力方向引張り強度、ヤ
ング率、伸度はそれぞれ21.8Q/漬2.1299即
/閣2.1.8%とほぼ等方的な引張り性能を有してい
た。
伸倍率に対して5.1倍の厚さ14μmの光沢を有する
フィルムであり、MD方向の引張り強度、ヤング率、伸
度はそれぞれ22.9 Kg / ran2.1122
Ky 7mm2.2.4%、TD力方向引張り強度、ヤ
ング率、伸度はそれぞれ21.8Q/漬2.1299即
/閣2.1.8%とほぼ等方的な引張り性能を有してい
た。
次に、このフィルム全窒素ガスを流しながら、酸素濃度
0.4チの高温乾燥機中、260℃にて2時間MD、T
D両方向に0.5%の伸長を加えながら熱処理した。
0.4チの高温乾燥機中、260℃にて2時間MD、T
D両方向に0.5%の伸長を加えながら熱処理した。
得られたフィルムは、MD方向の引張り強度、ヤング率
、伸度はそれぞれ24.3 )f 7mm”、1008
即/戸 fi−7,6%、TD力方向引張り強度、ヤング率、伸
度はそれぞれ21.5Q/rm2.1013Kbチであ
り、MD、TD力方向の引裂伝播抵抗は、熱処理前がそ
れぞれs Of / am、60 t /rrrlnで
あったのに対し、熱処理後はそれぞれ24097mm。
、伸度はそれぞれ24.3 )f 7mm”、1008
即/戸 fi−7,6%、TD力方向引張り強度、ヤング率、伸
度はそれぞれ21.5Q/rm2.1013Kbチであ
り、MD、TD力方向の引裂伝播抵抗は、熱処理前がそ
れぞれs Of / am、60 t /rrrlnで
あったのに対し、熱処理後はそれぞれ24097mm。
270r/mmと引張り強度、ヤング率のみならず、伸
度、引裂伝播抵抗にも優れたものであった。
度、引裂伝播抵抗にも優れたものであった。
実施例2
p−アセトキシ安息香酸293.Of (1,62モル
)、6−アセトキシ−2−ナフトエ酸53.5 t (
0,24モル)、テレフタル酸102.8 y (0,
62モル)、ビフェノールジアセテート167.6 f
(0,62モル)をかきまぜ機、減圧蒸留装置全取付
けた重合反応器に仕込み、窒素気流中でかきまぜながら
60分間で330℃に昇温したのち、10分かけ−C徐
々に減圧して1 torrで370分間反応を行った。
)、6−アセトキシ−2−ナフトエ酸53.5 t (
0,24モル)、テレフタル酸102.8 y (0,
62モル)、ビフェノールジアセテート167.6 f
(0,62モル)をかきまぜ機、減圧蒸留装置全取付
けた重合反応器に仕込み、窒素気流中でかきまぜながら
60分間で330℃に昇温したのち、10分かけ−C徐
々に減圧して1 torrで370分間反応を行った。
反応終了後、窒素を導入して系を常圧に戻してポリエス
テル溶融物を取出し、自然冷却固化させたのち、クラッ
シャーで粉砕した。
テル溶融物を取出し、自然冷却固化させたのち、クラッ
シャーで粉砕した。
得られたポリエステルの融点は305℃、320℃にお
ける溶融粘度は500005ec−’のせん断速度のも
とて270ボイズを示した。
ける溶融粘度は500005ec−’のせん断速度のも
とて270ボイズを示した。
このポリエステルヲ320℃で、直径51訓、スリット
巾0.25111111の環状スリットダイより194
cm 、/inの速度で押出し、この環状フィルムの
中空部に窒素を圧入して、グイ下約2cInのところで
1000倍に急膨張させ、446cb 得られたフィルムは、TD力方向延伸倍率がMD方向の
延伸倍率に対して4.4倍の厚さllpmの光沢を有す
るフィルムであり、MD方向の引張り強度、ヤング率、
伸度はそれぞれ28.9Kg/WI2.976 即/r
ran2.3.1 %、TD力方向引張り強度、ヤング
率、伸度はそれぞれ23.3 K1F/順2.968
Kf /胴2.3.1%とほぼ等方的な引張り性能を有
1−ていた。
巾0.25111111の環状スリットダイより194
cm 、/inの速度で押出し、この環状フィルムの
中空部に窒素を圧入して、グイ下約2cInのところで
1000倍に急膨張させ、446cb 得られたフィルムは、TD力方向延伸倍率がMD方向の
延伸倍率に対して4.4倍の厚さllpmの光沢を有す
るフィルムであり、MD方向の引張り強度、ヤング率、
伸度はそれぞれ28.9Kg/WI2.976 即/r
ran2.3.1 %、TD力方向引張り強度、ヤング
率、伸度はそれぞれ23.3 K1F/順2.968
Kf /胴2.3.1%とほぼ等方的な引張り性能を有
1−ていた。
次に、このフィルムを窒素ガスを流しながら、酸素濃度
0.3%の高温乾燥機中、280℃にて1時間、無張力
にて熱処理した。 。
0.3%の高温乾燥機中、280℃にて1時間、無張力
にて熱処理した。 。
得られたフィルムはMD方向の引張り強度、ヤング率、
伸度はそれぞれ26.2即/yH” 、963 KfF
/胴2.7.5%、TD力方向引張り強度、ヤング率、
伸度はそれぞれ21.6Q/mm”、945Kg/s+
” 、6.2 %であり、MD、TD力方向の引裂伝播
抵抗は、熱処理前がそれぞれ60 ?7’B、 80
? /閣であったのに対し、熱処理後はそれぞれ200
? / mm、 220 ? / Hと引張り強度
、ヤング率のみならず伸度、引裂伝播抵抗にも優れたも
のであった。
伸度はそれぞれ26.2即/yH” 、963 KfF
/胴2.7.5%、TD力方向引張り強度、ヤング率、
伸度はそれぞれ21.6Q/mm”、945Kg/s+
” 、6.2 %であり、MD、TD力方向の引裂伝播
抵抗は、熱処理前がそれぞれ60 ?7’B、 80
? /閣であったのに対し、熱処理後はそれぞれ200
? / mm、 220 ? / Hと引張り強度
、ヤング率のみならず伸度、引裂伝播抵抗にも優れたも
のであった。
比較レリ1
実施例1で得られたポリエステルi、340℃で直径s
mm、スリット巾0.25咽の環状スリットダイより2
67cn1/minの速度で押出し、この管状フィルム
の中空部に窒素全圧入して管状フィルムの直径全グイ下
5閣のところで9.3倍に膨張させ、1200の/ m
inの速度で巻取った。
mm、スリット巾0.25咽の環状スリットダイより2
67cn1/minの速度で押出し、この管状フィルム
の中空部に窒素全圧入して管状フィルムの直径全グイ下
5閣のところで9.3倍に膨張させ、1200の/ m
inの速度で巻取った。
得られたフィルムは、TD方向の延伸倍率がM D方向
の延伸倍率に対して2.1倍の厚き7μmの光沢全有す
るフィルムであり、MD方向の引張り強度、ヤング率、
伸度はそれぞれ9.5 K!9 /rrrm2.341
々/酎2.3.9%、TD方向の引張り強度、ヤング率
、伸度はそれぞれ41.6 Kp /ryes2.30
31Kg/Wa2.1.7%と極めて異方性の大きな引
張性能?有するフ・fルムであった。
の延伸倍率に対して2.1倍の厚き7μmの光沢全有す
るフィルムであり、MD方向の引張り強度、ヤング率、
伸度はそれぞれ9.5 K!9 /rrrm2.341
々/酎2.3.9%、TD方向の引張り強度、ヤング率
、伸度はそれぞれ41.6 Kp /ryes2.30
31Kg/Wa2.1.7%と極めて異方性の大きな引
張性能?有するフ・fルムであった。
次に、このフィルムを窒素ガスを流しながら、酸素濃度
0.4%の高温乾燥機中で、280℃にて2時間、無張
力下で熱処理した。
0.4%の高温乾燥機中で、280℃にて2時間、無張
力下で熱処理した。
得らnたフィルムは、MD方向の引張り強度、ヤング率
、伸度は七れぞれ86.9即/胴2.2468即/mm
2.3.6 % 、T D 方向ノ引’!’) ”A度
、−r7’f率、伸度はそれぞれ5. o Kg/ m
m2.173 Kg /rrfn2、t 2.8 %で
あり、MD、TD方向への引裂伝播抵抗は熱処理前がそ
れぞれ50 f / rtrm、 70 ? / mm
1熱処理後もそれぞれ501/rtrm、80f/wA
と、引張り強度、ヤング率、伸度がMDXTD方向で極
めてアンバランスな引裂伝播抵抗も低い裂けやTいフー
イルムしか得られなかった。
、伸度は七れぞれ86.9即/胴2.2468即/mm
2.3.6 % 、T D 方向ノ引’!’) ”A度
、−r7’f率、伸度はそれぞれ5. o Kg/ m
m2.173 Kg /rrfn2、t 2.8 %で
あり、MD、TD方向への引裂伝播抵抗は熱処理前がそ
れぞれ50 f / rtrm、 70 ? / mm
1熱処理後もそれぞれ501/rtrm、80f/wA
と、引張り強度、ヤング率、伸度がMDXTD方向で極
めてアンバランスな引裂伝播抵抗も低い裂けやTいフー
イルムしか得られなかった。
比較例2
実施例1で得られた熱処理を施す前のフィルム全、窒素
ガスを流しながら酸素濃度0.4チの高温乾燥機中で、
190℃にて5時間、MDX TD両方向に0.5チの
伸長金加えながら熱処理した。
ガスを流しながら酸素濃度0.4チの高温乾燥機中で、
190℃にて5時間、MDX TD両方向に0.5チの
伸長金加えながら熱処理した。
得られ次フィルムはMD方向の引張り強度、ヤ■
/グ率、伸度はそれぞれ23.2Ko/rran2.1
1O8Kg/rtrm2.2.4%、TD方向の引張り
強度、ヤング率、伸度はそれぞれ21.5Kg/団2.
1089即/間21.6チでらシ、MD、TD方向への
引裂伝播抵抗はそれぞれ50f/mm、 60 r/
mmと熱処理前に比べて、伸度、引裂伝播抵抗ともに変
化のない裂けや丁いフ、イルムであった。
1O8Kg/rtrm2.2.4%、TD方向の引張り
強度、ヤング率、伸度はそれぞれ21.5Kg/団2.
1089即/間21.6チでらシ、MD、TD方向への
引裂伝播抵抗はそれぞれ50f/mm、 60 r/
mmと熱処理前に比べて、伸度、引裂伝播抵抗ともに変
化のない裂けや丁いフ、イルムであった。
なお、実施11HJ l及び2で使用したポリエステル
の溶融物は、偏光顕微鏡による観察で溶融時に光学異方
性を有することが確認された。
の溶融物は、偏光顕微鏡による観察で溶融時に光学異方
性を有することが確認された。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 光学異方性溶融物を形成するポリエステルから成り
、かつほぼ等方的な引張り性能を有するフィルムであつ
て、引裂伝播抵抗が100g/mm以上であるポリエス
テルフィルム。 2 光学異方性溶融物を形成するポリエステルから成り
、かつほぼ等方的な引張り性能を有するフィルムを、減
圧下又は不活性ガス雰囲気中で該ポリエステルの軟化点
より100℃低い温度から軟化点までの範囲の温度にお
いて熱処理することを特徴とする、引裂伝播抵抗が10
0g/mm以上であるポリエステルフィルムの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17178985A JPS6232029A (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 | ポリエステルフイルム及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17178985A JPS6232029A (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 | ポリエステルフイルム及びその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6232029A true JPS6232029A (ja) | 1987-02-12 |
Family
ID=15929718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17178985A Pending JPS6232029A (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 | ポリエステルフイルム及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6232029A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1988008437A1 (fr) * | 1987-05-01 | 1988-11-03 | Toray Industries, Inc. | Film en polyester et support d'enregistrement magnetique |
| WO1989001955A1 (fr) * | 1987-08-28 | 1989-03-09 | Toray Industries, Inc. | Film polyester |
| JP2000044797A (ja) * | 1998-04-06 | 2000-02-15 | Kuraray Co Ltd | 液晶ポリマ―フィルムと積層体及びそれらの製造方法並びに多層実装回路基板 |
| JP2000273225A (ja) * | 1999-03-25 | 2000-10-03 | Kuraray Co Ltd | 熱可塑性液晶ポリマーフィルムとその改質方法 |
| JP2001081215A (ja) * | 1999-09-17 | 2001-03-27 | Kuraray Co Ltd | 高耐熱性フィルムおよびその製造方法 |
| JP2002178414A (ja) * | 2000-12-18 | 2002-06-26 | Sumitomo Chem Co Ltd | 熱可塑性樹脂フィルムおよびその製造方法 |
| JP2010000795A (ja) * | 1998-04-06 | 2010-01-07 | Kuraray Co Ltd | 液晶ポリマーフィルムと積層体及びそれらの製造方法並びに多層実装回路基板 |
| JP2014233891A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | 住友金属鉱山株式会社 | めっき積層体およびその製造方法 |
-
1985
- 1985-08-06 JP JP17178985A patent/JPS6232029A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1988008437A1 (fr) * | 1987-05-01 | 1988-11-03 | Toray Industries, Inc. | Film en polyester et support d'enregistrement magnetique |
| EP0312616B1 (en) * | 1987-05-01 | 1993-09-29 | Toray Industries, Inc. | Polyester film and magnetic recording medium |
| WO1989001955A1 (fr) * | 1987-08-28 | 1989-03-09 | Toray Industries, Inc. | Film polyester |
| JP2000044797A (ja) * | 1998-04-06 | 2000-02-15 | Kuraray Co Ltd | 液晶ポリマ―フィルムと積層体及びそれらの製造方法並びに多層実装回路基板 |
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