JPS61240915A - ベツドのストリツプ固定具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はベッドのストリップ材固定具、詳しくは丸く
した、好ましくはチューブ状の縁部を有しかつそれらの
端部が結合される表面処理脚部を有する２つのＵ字形半
割体から成る略方形状のフレームを備えたベッドスプリ
ングに適用できる固定具に関するものである。

技術背景 マツトレス用の支持ベースは互いに平行にかつ当該フレ
ームを横断するように配置された複数の弾性弓形ストリ
ップであって、それらの両端部を略弾性を有するプラス
チック部材を介し又は上記フレームの交差部材に設けら
れた対応する開口に直接的に導入して該フレームを固定
することにより得られる。

上記各ストリップをフレームに取り付ける方法において
、各ストリップの装着のみならずそれらの機能不調、必
然的な振動および各ストリップの両端部において早期の
損耗および破損を招来する好ましくない摩擦に関する問
題がある。

上記従来のベッドスプリングは、マツトレス用の支持ベ
ースを形成する全ストリップがその使用態様を考慮する
ことなく、より大きく歪まされるベッドスプリングの所
定領域をその他の領域より大きい耐圧力を有するように
しなければならないにも拘わらず同様のものとされ、し
たがって、腰部領域に充当される各ストリップが大きく
歪むという共通した特徴を有する。この他、使用者の要
求に十分に答えるべく、背面および／または末端領域に
配置される各ストリップはその他のストリップより頑強
なものにしかつ各補強領域が当該ベッドスプリングの全
表面を覆うようにしなければならない。

解決しようとする課題および効果 この発明は汎用の各ストリップと協働するベッドスプリ
ングによってもたらされる上述した種々の問題点を解消
するためになされたものであり、各ストリップの完全な
弾性を保証して各ストリップを当該ベッドスプリングの
フレームに固定し、好ましくない振動もなくかつ不要な
摩擦雑音を防止した固定具を提供しようとするものであ
る。

このように、使用前においてはマツトレス用支持ベース
を構成する各ストリップは最小の曲率を有しかつその両
端部間の間隔はフレームの両側部材の内面間間隔より若
干短くされる。この発明の固定具によれば、各ストリッ
プは支持部材、好ましくは当該ストリップ領域を部分的
に取り囲むロッドを介してフレームに結合され、該スト
リップの両端部はその長手軸方向に、したがって該フレ
ームに対し垂直に延びる直線部分とされるとともにそれ
らは該フレームの内壁に設けられた各穴を貫通して該フ
レームと交差する。

支持部材をストリップに堅固に固定して望ましくない振
動を阻止するように、支持部材の長手軸方向に平行に配
列された両直線端部は好ましくはプラスチック材から成
るフェルールを介して固定されかつ閉鎖され、該ストリ
ップの両端部がフェルール内に嵌め込まれる。フェルー
ルの下側壁部に２つの溝が設けられ、それらの溝に上記
両端部が装入かつ案内されて装着される。そして、これ
らの両端部は該フェルールの底壁を貫通して外部に突出
する。このようにして、ストリップの各端部をフレーム
に接続する手段は単に２点のみにより支持を行う一方、
ストリップ全体を弾性的に機能させるように可撓性結合
を行う他に、好ましくない他の横振動を発生させないよ
うに隙間もなく堅固に固定される。

この発明によれば、フェルールを介してストリップによ
りフレームに対し加えられる圧力を吸収するために、該
フェルールの内部に直方体状のゴム片から成る緩衝手段
を配置して緩衝作用を行うようにすると同時に摩擦雑音
を防止するようにすることが提案される。

フェルール内に装入されたストリップの端部には少なく
ともその側部に段状凹部が設げられ、この段状凹部は支
持部材の導入に対する当たりとされかつフェルールを固
定した後に平滑面が得られる。このようにして、突部を
形成することなくマツトレスおよびシートが掛は止めさ
れる。

この発明によれば、使用者の解剖学的構造および治療性
に基づく医学的要求並びにその他の種々の要求を考慮し
て、マツトレス用の支持ベースを構成する少なくとも１
つのストリップはその他のもの上り幅狭とするとともに
腰部補強材としてベッドスプリングの中央領域に正確に
配置するようにする一方、その他の幅広なストリップを
背部および末端（手足）部に配置するようにしてもよい
。この補強手段は本体全体に使用するようにしてもよい
。このような補強手段は各端部に対し２つの固定具を介
してフレームに取り付けられる実質的に２倍幅のストリ
ップから構成され、したがってストリップは各端部にお
いて４点の支持手段によって固定される。

叉嵐桝 この発明の一実施例を、それに限定することなく説明す
るための添付図面とともに説明する。

図面、とりわけ第１図に、フレーム２から成るベッドス
プリング１が示される。フレーム２は接続ソケットを介
してそれらの自由端部が接続される２つのＵ字形半割体
とする、好ましくは特殊鋼管材から形成される。マツト
レス用の支持部材は複数の弾性アーチ形ストリップ３、
好ましくは最大の弾性が得られるように木製ヴエニア平
板から構成される。各ストリップ３はそれらの両端部に
設置された固定具４を介してフレーム２に結合される。

第２図において、ストリップ３は、その端部の周囲を取
り囲むとともに当該ストリップの長手軸方向に互いに平
行とされる２つの直線部分６を含む支持部材５とストリ
ップの端部に固定されかつ支持部材５の直線部分を閉じ
込めるフェルール７とを介してフレーム２に固定される
。

上記支持部材５の両端部はフレーム２内に導入され、そ
れらの端部は該フレーム２の内壁に設けられた穴８を貫
通させられ、このようにしてヒンジ型支持部材が構成さ
れる。

一旦、支持部材５をストリップ３の端部に配置すると、
その中央領域への移動が阻止され、フレーム２からの偶
発的な取り外れが防止される。このように、この発明に
よれば、少なくともストリップの両端部は支持部材５へ
の導入に対する当たり手段ＩＯを構成する段状凹部９を
有する。

フェルール７は対応するストリップ３の窪んだ端部領域
に固定され、その外周部に突出部が形成されることなく
当該ストリップ３と連続状にされ、よって当該マツトレ
スおよびシートが引っ掛けられることがない。

支持部材５はストリップ３を強固に取り囲みさえすれば
どのような形状でもよく、そのためには、この発明の実
施例によればフレーム２内に挿入される直線部分６が形
成される。上記支持部材５は第５図〜第７図に詳細に示
されるような幾何学的形状とされ、これにより最大の弾
性結合が達成される。これらの図面から分かるように、
上記支持部材５は所定寸法のＣ字形状ロッドから成り、
そのＣ字形ロッドの両端部はストリップ３の下面にその
長手軸方向の端部から等間隔をもって配置されるかつこ
れらの両端部は直線部分６に連続している。支持部材５
のＣ字形部分の中央部分１１は全長にわたり当該ストリ
ップ３と同一平面内でその末端部１２に向って曲げられ
ている。

ストリップ３の好ましくない振動を防止するために各直
線部分６を遮蔽することを主要機能とするフェルール７
の下方壁部１３にストリップ３の長手軸方向に溝１４が
設けられ、組み立て時、支持部材５の直線部分６が堅固
に受容かつ案内される。

この発明によれば、フェルール７の上方自由端は、支持
部材５に対し調整されたアーチ形凹部１５を有する。ま
た、この上壁部は好ましくは肥厚部１６を有し、補強機
能を行う他に、フェルールの上壁部と支持部材５の部分
１１間に形成される段部を平滑化を行う。これにより、
当該アッセンブリの長手軸方向断面に対応する第４図に
明確に示されるように、マツトレスおよびシートが引っ
掛けられることが防止される。

作動時、ストリップ３からフェルール７の底部およびフ
レーム２への圧力を吸収するために、第４図に示される
ように、好ましくはゴム材等から成る緩衝手段１７がフ
ェルール７の底部に配置され、さらに雑音を防止するこ
とができる。

再び、第１図において、この種の型式のベッドスプリン
グにおける場合のように、マツトレス用のベースを構成
する全てのストリップ３は相似の寸法を有しておらず、
他のものより幅の広い中央ストリップ１８は使用者の腰
部に対応する位置に設置されているのが分かる。この実
施例において、ストリップ幅が実質的にストリップ３の
幅の３倍のものとされ、その各端部でそれぞれ２つの接
続手段を介してフレーム２に固定される。これらの接続
手段はこのストリップ１８の各長手軸端部に近付けて設
置された一対の固定具４から構成されるものである。ス
トリップ１８の各端部に固定具４を取り付けるために、
その末端部に溝部１９を有し、各ストリップ３の末端部
分と相似の相並べた脚部を形成するとともに外側に段状
凹部９を備えている。

第８図はこの発明に係る２つのベッドスプリン　　グの
実施例の平面図を示す。この図面において上方のベッド
スプリングが下方のベッドスプリングの一部分を隠蔽し
ている。この図から分かるように、使用者の要望に応じ
て腰部領域が幅広なストリップ１８により補強されるの
みならず、背部および末端部がストリップ１８と同様の
、好ましくはそれより若干幅狭な各ストリップ２０によ
り補強される。

第８図の下方のベッドスプリングは参照ストリップ２０
に類似した複数のストリップから成り、使用者の身全体
に対し補強するマツトレス用支持面が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の固定具を含むストリップ型ベッドス
プリングの斜視図、第２図はこの発明の固定具であって
ストリップおよびベッドスプリングフレームの一部分を
含めて示す分解斜視図、第３図は第２図の各要素の組立
体の斜視図、第４図は第３図のＡ−Ｂ線横断面図、第５
図はこの発明の固定具を構成する支持部材の正面図、第
６図は該支持部材の側面図、第７図は該支持部材の平面
図、第８図は本発明の一実施例であって、腰部、背部お
よび束端部領域を補強して身体全体に対する各ストリッ
プを補強した２つのベッドスプリングの平面図である。 ｌ・・・ベッドスプリング、２・・・フレーム、３・・
・アーチ形弾性ストリップ、４・・・固定具、５・・・
支持部材、６・・・直線部分、７・・・フェルール、８
・・・穴、９・・・段状凹部、ｌＯ・・・当たり手段、
１７・・・緩衝手段、１８・・・幅広なストリップ、１
９・・・溝、２０・・・幅広なストリップ。 Ａ−８６

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ベッドスプリング用の方形状フレームを備え、該フレー
   ムに、その内側に平行に配列される複数のアーチ形弾性
   ストリップの両端部を固定してマットレス用支持ベース
   を形成するベッドのストリップ固定具において、 ロッドからストリップを部分的に取り囲む部分を形成す
   るとともにその両端部にストリップの長手軸方向に延び
   る直線部分を形成した支持部材、および、 下壁部にアーチ形溝が設けられ、該各アーチ形溝を介し
   て上記支持部材の各直線部分を案内しかつ底壁部に対応
   して設けられた穴を通して外部に突出させるとともに、
   底部に弾性材片から成る緩衝手段を装入してストリップ
   を支持させるようにしたフェルールを備え、 上記支持部材の両端部を上記フレームの内側壁部に設け
   た穴を介して該フレームに案内したことを特徴とするス
   トリップ固定具。 （２）支持部材をＣ字形に形成してストリップを部分的
   に取り囲むようにし、該支持部材の中央部を上記ストリ
   ップの上面に配置しかつ該ストリップとの湾曲状共面を
   設けるとともにその隣接端部に向けられ、その自由端が
   その直線部分に伸延する特許請求の範囲第１項に記載の
   固定具。 （３）ストリップの両端部に支持部材の導入に対する当
   たり手段用の段状凹部を設けるとともに少なくとも横方
   向に該支持部材のロッドの肥厚部を吸収するようにして
   フェルールを装着する特許請求の範囲第１項に記載のス
   トリップ固定具。 （４）フェルールの上壁部における自由端領域に肥厚部
   を設けるとともに該肥厚部の縁部に支持部材に対応した
   アーチ形凹部を設け、該フェルールの下壁部に支持部材
   の直線部分を装入する２つの溝部を設けた特許請求の範
   囲第１項に記載のストリップ固定具。 （５）当該ベッドスプリングの全てのストリップの幅を
   同一にするか又は解剖学的補強材として１つ以上の幅広
   なストリップを配置し、該幅広なストリップの各末端部
   の中央部に凹部を設けて該両末端部をそれぞれ２つの当
   該固定具を介してフレームに固定した特許請求の範囲第
   １項に記載のストリップ固定具。 （６）フェルールをプラスチック材から形成した特許請
   求の範囲第１項〜第５項のいずれかに記載のストリップ
   固定具。