JPH0646341Y2 - 肩掛けベルト - Google Patents

肩掛けベルト

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JPH0646341Y2
JPH0646341Y2 JP1988078132U JP7813288U JPH0646341Y2 JP H0646341 Y2 JPH0646341 Y2 JP H0646341Y2 JP 1988078132 U JP1988078132 U JP 1988078132U JP 7813288 U JP7813288 U JP 7813288U JP H0646341 Y2 JPH0646341 Y2 JP H0646341Y2
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JP
Japan
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elastic member
shoulder belt
shoulder
belt
inner cover
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Application number
JP1988078132U
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English (en)
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JPH01180915U (ja
Inventor
敏弘 泉
Original Assignee
株式会社西播
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、バッグやランドセル等に用いられる肩掛け
ベルトに関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、バッグ類やランドセルを背負ったり肩に掛け
たりするのに用いられる肩掛けベルトには、肩への負担
を軽減するために、第5図に示すように平板状のスポン
ジなどから成る弾性部材(22)を、合成皮革等より成る
生地(23)(24)で挟着し被覆してベルト本体を一体に
形成するようにした肩掛けベルト(21)が用いられてき
た。
しかし、従来のこれらの肩掛けベルト(21)は、クッシ
ョン性を良くするために弾性部材(22)を厚くすると、
肩に沿って湾曲させる際に弾性部材(22)の生地(23)
側の部分の長さが生地(22)側の部分の長さより大きく
伸長しようとするが、弾性部材(22)には、この伸長に
よる変形に対抗する力がはたらくため、湾曲しにくくな
り、従って弾性部材(22)を一定の厚さ以上にすること
はできなかった。
〔考案が解決しようとする課題〕 そこでこの考案では、厚みの大きな弾性部材を使用して
も、湾曲しやすい肩掛けベルトを提供しようとするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
そのため、この考案の肩掛けベルトは、少なくとも片側
の面に丸みを帯びた凸部が連設された形状の縦断面形を
有する弾性部材を、内部に設けてベルト本体と一体にし
ている。
また、丸みを帯びた凸部を円弧状とすることもできる。
さらに、弾性部材を外カバーと内カバーによって挟着し
てもよい。
〔作用〕
この考案の肩掛けベルトは、ベルトを湾曲させる場合に
生じようとする、弾性部材の湾曲の外側よりと内側より
との長さの差を、弾性部材の縦断面形の連設された各凸
部間にできる凹部が吸収する。
〔実施例〕
以下、この考案の構成を一実施例として示した図面に従
って説明する。
第1図に示したこの考案の実施例の肩掛けベルト(1)
は、弾性部材(2)を、外カバー(3)と内カバー
(4)で挟着することにより被覆し、一体的に形成して
成っている。
弾性部材(2)は、平板状のスポンジなどにより成り、
クッション性を増し、且つ内カバー(4)を介し肩に密
接して滑りにくいようにし、肩への負担を軽減できるよ
うな構成としている。
そのため、弾性部材(2)は縦断面形が片側の面に丸み
を帯びた凸部(6)が連設された形状で、即ち波形状等
に圧縮されて、凹部(5)と凸部(6)を有するように
形成されており、第4図に示すように、ベルト(1)が
湾曲した際に生じようとする弾性部材(22)の湾曲の外
側より即ち外カバー(3)側と、湾曲の内側より即ち内
カバー(4)側との長さの差を凹部(5)が吸収して、
凸部(6)の両端の壁(7)どうしが密接し、さらに、
互いに押し合うような形と成り、凸部(6)の中央部
(8)が両端より圧迫されて盛り上がることにより厚み
が増し、クッション性が高まるように形成されている。
外カバー(3)は、帯状の厚みのある合成皮革等より成
り、前記弾性部材(2)を内カバー(4)とで挟着して
肩掛けベルト(1)を構成できるように形成されてい
る。
内カバー(4)は、帯状の薄い合成皮革等より成り、前
記弾性部材(2)を被覆して、さらに、弾性部材(2)
を外カバー(3)と共に挟着できるように形成されてい
る。
これら弾性部材(2)、外カバー(3)及び内カバー
(4)は、縫着糸(9)等によって縫着されて肩掛けベ
ルト(1)として一体に形成されている。
尚、この実施例では凹凸は片面だけであるが、両面に凹
凸を有しても実施できることは、言うまでもない。
〔考案の効果〕
この考案は、上述のような構成を有するものであり、従
って、肩掛けベルトを肩に当接して湾曲させる場合に生
じようとする、弾性部材の湾曲の外側よりと内側よりと
の長さの差が吸収されるので、クッション性を向上させ
るために厚みの大きな弾性部材を使用しても、極めて湾
曲させやすい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の肩掛けベルトの実施例の斜視図。
第2図はその部分断面図。第3図は弾性部材の断面図。
第4図は肩掛けベルトを湾曲させた状態を示す部分断面
図。第5図は従来の肩掛けベルトを湾曲させた状態を示
す部分断面図。 (2)…弾性部材、(3)…外カバー、(4)…内カバ
ー、(5)…凹部、(6)…凸部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも片側の面に丸みを帯びた凸部が
    連設された形状の縦断面形を有する弾性部材を、内部に
    設けてベルト本体と一体にしたことを特徴とする肩掛け
    ベルト。
  2. 【請求項2】丸みを帯びた凸部が円弧状である請求項1
    記載の肩掛けベルト。
  3. 【請求項3】弾性部材を外カバーと内カバーによって挟
    着している請求項1又は2記載の肩掛けベルト。
JP1988078132U 1988-06-13 1988-06-13 肩掛けベルト Expired - Lifetime JPH0646341Y2 (ja)

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JPH01180915U JPH01180915U (ja) 1989-12-27
JPH0646341Y2 true JPH0646341Y2 (ja) 1994-11-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019064628A1 (ja) * 2017-09-29 2019-04-04 昭和西川株式会社 パッド

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JPH01180915U (ja) 1989-12-27

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