JPS61240484A - 回転磁気記録再生装置 - Google Patents

回転磁気記録再生装置

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JPS61240484A
JPS61240484A JP8180385A JP8180385A JPS61240484A JP S61240484 A JPS61240484 A JP S61240484A JP 8180385 A JP8180385 A JP 8180385A JP 8180385 A JP8180385 A JP 8180385A JP S61240484 A JPS61240484 A JP S61240484A
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JP
Japan
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switch
track
magnetic head
determined
magnetic
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Application number
JP8180385A
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English (en)
Inventor
Izumi Miyake
泉 三宅
Yoshiaki Nakayama
中山 喜昭
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は回転磁気記録再生装置、特に、磁気ディスクな
どの回転磁気記録媒体に記録された情報を再生する回転
磁気記録再生装置に関する。とりわけ、磁気ディスク上
に同心円状に形成されたトランクに記録された情報をト
ラッキングサーボをかけながら再生する回転磁気記録再
生装置に関するものである。
〔発明の背景〕
最近固体撮像素子や撮像管等の撮像装置と、記録媒体と
して安価で比較的記憶容量の大きな磁気ディスクを用い
た記録装置とを組み合わせて被写体を純電子的にスチル
盪影して回転するディスクに記録し、画像の再生は別設
のテレビジョンシステムやプリンタなどで行う電子式ス
チルカメラシステムが開発されている。
しかし、このような磁気記録に使用される記録媒体、特
に磁気ディスクは、異方性、偏心、熱膨張等に起因して
トラッキング不良を発生しやすく、そのため、再生時に
所期のトラックに隣接するトラックを走査してクロスト
ークを生ずるという問題がある。
この問題を回避するために、情報の記録時にトラッキン
グサーボをかけてトラッキング信号を記録し、再生時に
はこのトラッキング信号を利用してトラッキングサーボ
をかける方式がある。しかしカメラなどの小型、軽量の
記録装置に、精密な制御を必要とするトラッキングサー
ボ機構を設けることは現実的でない。
そこで1つには、記録方式としてガートバンド方式また
はFMアジマス方式を採用し、再生時における多少のト
ラッキング不良は、隣接トラックを再生ヘッドが走査し
ないように、または走査しても隣接トラックの信号を拾
わないようにすることで補償する方法がある。
またこれとともに、所謂山登り方式が用いられる。これ
は、記録時はトラッキングサーボをかけないで記録ヘッ
ドをステンピングモータによって所定のトラックピッチ
で移送し、再生時には各トランクの出力信号のエンベロ
ープを検出してそのピーク位置から最適トラックを識別
することによってトラッキングサーボをかけるものであ
る。
電子式スチルカメラシステムなどに使用される回転磁気
記録では、例えば、直径50鶴程度の小径のディスクに
トランクピッチが100μm程度で、すなわちトラック
幅は50〜60μm程度、ガートバンド幅が50〜40
μm程度で50本のトラックが記録される。記録または
再生装置では、この磁気ディスクが例えば毎分3600
回転で定速回転し、フィールドまたはフレーム速度で映
像信号の記録または再生が行われる。
このような薄くて小径の小型磁気ディスクは通常、プラ
スチックなどのモールドパッケージ(以下ディスクパッ
クと称する)に収容されて扱われる。すなわち、ディス
クパックごと記録または再生装置の装填位置に装填され
、ディスクパックに収容したまま磁気ディスクを回転駆
動して記録または再生が行われる。
ところでこのような回転磁気記録再生装置に於いて再生
中に磁気ヘッドを磁気ディスクの任意のトラックから最
初のトラック(以下・第1トランクと記す。)まで戻し
て最初から記録画像を見たい場合がある。例えば再生中
に用事ができて中座したり、来客があったような場合で
ある。このような場合に従来の回転磁気記録再生装置で
は一旦、最後のトラックまで再生を終了した後でなけれ
ば第1トラックまで磁気ヘッドを移動することができな
い構成になっていた為に再生中に第1トラックに磁気ヘ
ッドを戻すことはできなかった。
〔発明の目的〕
本発明は、再生中に磁気ヘッドを磁気ディスクに於ける
任意のトラックから第1トランクまで戻して記録画像を
最初から見ることができる回転磁気記録再生装置を提供
することを目的としている〔発明の概要〕 本発明は前記目的を達成する為に、磁気ディスクの半径
方向に磁気ヘッドを移動して記録若しくは再生を行う回
転磁気記録再生装置に於いて、磁気ディスクパックがバ
ケット内に装填された際に動作し、磁気ディスクパック
の有無を検出するパック検出手段と、磁気ヘッドが磁気
ディスクに於ける原復帰位置に移動した際に動作する原
復帰位置検出手段と、前記パック検出手段を、パック検
出手段の動作、非動作に無関係に一時的に非動作状態と
等価な状態に変化させるリセット手段と、パック検出手
段、原復帰位置検出手段及びリセット手段の各出力信号
を取り込み、磁気ディスクの再生中にリセット手段が操
作された場合にはパック検出手段が非動作状態にあると
判定し、磁気ヘッドを現在位置から原復帰位置まで移動
させると共に、原復帰位置検出手段が動作した際に磁気
ヘッドを磁気ディスクに於ける原復帰位置に隣接する第
1トラックまで移動させる制御手段とを有することこと
を特徴とする。
〔発明の実施例〕
次に添付図面に従って本発明に係る回転磁気記録再生装
置の好ましい実施例を詳説する。第1図は本発明に係る
回転磁気記録再生装置100の外−観構成図を示してい
る。第1図に於いてはlは筐体、2は電源スィッチ、4
はエジェクトスイッチ、5は磁気ヘッドを順送りするフ
ォワードスイッチ、6は磁気ヘッドを逆送りするリバー
ススイッチ、7は磁気ヘッドが磁気ディスク上の何トラ
ック目に位置しているかを示す為のトラックNo表示ス
イッチである。また、8はLED等からなる警告灯、9
は後述するリモコン用コネクタ、lO2はエジェクトス
イッチ4により開放するバンケットである。
第2図では第1図に示した本実施例の装置の回路構成を
示し、たとえば磁気ディスクなどの回転記録媒体10が
直流モータ12で駆動されるスピンドル14に着脱可能
に装着される。磁気ディスク10は本実施例では、直径
約50mの磁性記録材料シートを有し、その記録面16
には複数、たとえば50本の記録トランクが同心円上に
たとえば約100μmのピッチで記録される。記録トラ
ックに記録される信号は本実施例では映像信号であり、
これはたとえば輝度信号およびクロマ信号がFM変調さ
れたカラー映像信号でよい。この映像信号はたとえば、
ラスク走査によって画像の1つのフィールドを形成する
フィールド映像信号が1つのトラック宛てに記録される
直流モータ12は、交流周波数信号を発生する周波数発
生δ18を有し、サーボ回路20によって電源供給を受
け、ディスク10が所定の回転速度、たとえば3600
回転/分で定速回転するようにサーボ制御される。サー
ボ回路20は、本装置全体を制御する制御装置60に接
続され、信号DISKに応動してディスク10の回転駆
動、停止を制御する。
ディスク10の記録面16付近の所定の位置には位相発
生器22が配設され、これは増幅器24を介してサーボ
回路20及び制御装置60に接続されている。これによ
って、記録面16の所定の位置に対応して形成されてい
るタイミングマークが検出され、タイミングパルスPG
が形成される。
記録面16の上には磁気トランスジューサすなわち磁気
ヘッド26が配設され、これは支持機構28に担持され
ている。この支持機構は、点線28で概念的に示すよう
にステップモータ(PM)30によっ・て駆動され、矢
印Rで示すようにヘッド26を記録面16に沿ってその
半径方向の両方向に移動させ、記録面16上の任意のト
ラックを選択できるように構成されている。
磁気ヘッド26は、磁気記録機能を存していてもよいが
、本実施例では、記録面16にすでに記録されているト
ラックから映像信号を検出して対応の電気信号に変換す
る再生機能を有するものが例示されている。前述のよう
に本実施例ではディスク10が3600回転/分で定速
回転するので、1回転1/60秒ごとに1トラック分の
映像信号、すなわち1フイールドのFM変調映像信号が
磁気ヘッド26から再生されることになる。これは、復
調されることによって、NTSC方式などの標準カラー
テレビジョン方式と両立し得るようになるものである。
磁気ヘッド26の再生出力32は前置増幅器34を通じ
て映像信号処理回路36及びエンベロープ検波回路38
に接続されている。映像信号処理回路36は、ヘッド2
6で検出された映像信号を信号処理し、例えばNTSC
フォーマントの複合カラー映像信号として装置出力40
に出力する回路である。これは復調され、NTSCフォ
ーマットの複合カラー映像信号から垂直同期信号VSY
NCを抽出し、制御装置60へこれを供給する機能を有
する。また制御装置60からは信号MUTEを受けて映
像信号の有効水平走査期間を空白信号とし、ミューティ
ング操作を行う。なお、このような標準フォーマットに
変換する機能は本装置に必須ではなく、処理回路36は
、ヘッド26で検出した映像信号からの同期信号抽出機
能と、これを単に制御装置60の制御により端子40に
出力する機能を有するものであってもよい。
エンベロープ検波回路38は、記録面16のトラックに
記録されたFM変調映像信号のエンベロ−プ(包絡線)
を検出してこれに応じた電圧を出力42に出力する検波
回路である。これはエンベロープ増幅器44を介してア
ナログ・デジタル変換器(ADC)46に接続されてい
る。ADC46は、本実施例では256の量子化レベル
を有し、制御装置60の要求に応じてこれを8ビツトに
データとして制御装置60に出力する。
制御装置60は、のちに詳述するように操作者の操作に
応じて本装置全体の制御を統括する制御装置であり、例
えばマイクロプロセッサシステムによって有利に構成さ
れる。
本実施例では、前記したように電源スィッチ2、ヘッド
26をトラック番号の順方向(例えば外側のトラックか
ら内側のトラックに)に移送させる順送りキーFWD5
、及びヘッド26をこれと逆の方向に移送させる逆送り
キーREV6を備え、これらが制御装置60に接続され
ている。キーFWD5、REV6で送られた磁気ヘッド
の位置するトラックの番号49は、制御装置60に接続
された図示しない発振器を備えたスーパーインボーズ装
置等によりCRTディスプレイなどの表示装置48に可
視表示される。トラックN049は表示装置48上では
なく表示袋W4Bとは独立した表示装置に表示するよう
にしてもよい。
ステップモータ30は本実施例では4相駆動のパルス動
作モータであり、1つの駆動パルスに応動して約15″
回転するものである。したがって24パルスで1回転す
る。ヘッド支持機構28は、ステップモータ30へ供給
される1パルスでヘッド26を矢印Rの方向に約4.2
μ彌移送するように構成されている。1パルス分の励磁
時間は、例えば2〜3ミリ秒程度である。したがって、
24パルスでヘッド26は約100μm移送される。
この駆動パルスは、電流増幅器からなる駆動回路50か
ら供給され、後者は制御装置60によって指示された励
磁パターンに従ってステップモータ30の励磁コイル駆
動パルスを発生する。
制御装置60とサーボ回路20は、基準発生器(O20
)62の発生する基準クロックに応動する。本実施例で
は、サーボ回路20には磁気ディスク10に°記録され
るラスク走査映像信号のフィールド周波数と同じ60H
2の基準信号が、また制御装置60には高速の、例えば
3.58MH2のクロックが供給される。
第3図では、本実施例で使用される磁気ディスクパック
200が示され、このディスクバック200は、画像信
号用の薄い小径の磁気ディスク10をその中で回転可能
な状態に収容する筐体222を有する。そのほぼ中央に
は円形の開口226が設けられ、それらから磁気ディス
ク10の中央にあるハブないしはコアが露呈できるよう
に構成されている。コア212の一部には位相発生器の
コイル22を励起する磁性体214が形成されている。
ディスクバック200が磁気記録再生装置100に装着
されると、そのスピンドル14の先端部がコア212に
チャッキングし、磁気ディスク10をディスクバック2
00の中で回転させることができる。
ディスクバック200には、矢印228で示すようにデ
ィスクバック200の1辺に平行な方向に移動可能なシ
ャッタ230が設けられている。
このシャッタ230を図示とは反対の位置に移動させる
と、その下にある筺体222の開口部が露出し、再生装
置100の規整板64及び磁気ヘッド26を磁気ディス
ク10に近接或いは当接させることができる。
第4A図に示すように、ディスク10が収容されている
ディスクバック200は、本装置100に装填するため
に、そのバケット102に挿入される。バケット102
は、ディスクバック200を着脱可能に収容して保持し
、本装置100の筺体1に交点104を中心として回動
可能に支持されている。通常は付勢手段106によって
矢印Aとは反対の方向に付勢され、第4A図に示す位置
でディスクバック200をバケット102から取り出す
ことができる。
ディスクバック200を挿入してバケット102を矢印
への方向に押すと、これに応じて保合部材108が連動
し、第4B図に示すように、支点110を中心として矢
印Cの方向に付勢されて回動するアーム112の一辺1
16上を矢印Bの方向に摺動し、点線108aの位置ま
で移動する。
そこでバケット102から手を離すと、付勢手段106
の付勢圧力でバケット102が正規の装填位置に定まり
、係合部材108がアーム112の先端にある係合溝1
14の中に収容され、これに係合する。このとき、ディ
スク10のコア212にスピンドル14が正しくチャッ
キングする。
この状態で、アーム112の他端にある押圧部118は
常時開の接点120の突起128を押圧し、これを閉成
させる。つまり、接点120は、バケット102が正規
の装填状態にあって始めて閉成するように構成されてい
る。接点120の出力端子130は、第2図に示すよう
に制御装置60に接続され、制御装置60はこれによっ
てディスクパック200が正常に装填されたか否かを検
出することができる。このように接点120は第2図で
示すロードスイッチを構成する。
また、バケツ)102の下部には、点線で示すように開
口122が設けられている。そこで、バケフl−102
が正規の装填位置に来ると、常時開の接点124の突起
126が開口122の中に進入し、ディスクバック20
0に当接するので、これが押されて接点124を閉成さ
せる。ディスクバック200がバケット102の中に正
規の状態で挿入されていないと、接点124は閉成しな
い。接点124の出力端子132は、第1図に示すよう
に制御装置60に接続され、これによって制御装置60
はディスクパック200の有無を検出することができる
。このように接点124は第2図で示すバックスイッチ
を構成する。
本実施例では、磁気ディスク16の各トランクは、第5
図に示すように、その外側から中心に向けて若番から老
番に配列され、磁気ヘッド26の原復帰位置HPは、最
外側のトラックNo、1よりもさらに外側にあるように
設定されている。トラックの選択ないしはトラッキング
制御は、この基準位置すなわち原復帰位置HPを基準と
してヘッド移送に伴ってトラックの数すなわちエンベロ
ープのピークの数を計数することによって行われる。磁
気ヘッド26が磁気ディスク16の原復帰位置HPに達
したことはホームポジションスイッチ125の検出出力
に基づいて制御装置60により判定される。
山登り制御によるトラッキングは次のようにして行われ
る。まず、磁気ヘッド26がすでにあるトラックの上に
あるとする。キーFWD5またはREV6を操作すると
、制御装置60は、駆動回路50によってステップモー
タ30を起動し、磁気ヘッド26を順方向または逆方向
に移送する。
磁気ヘッド26は、本実施例ではまず、トランク間ピン
チ100μmよりわずかに短い距離、たとえば23パル
ス分、96μm程度、順方向または逆方向に移送される
。そのとき磁気ヘッド26で読み取られた信号は、エン
ベロープが検波回路38にて検波され、ADC46から
デジタルデータの形で制御装置60に入力される。そこ
で制御装置60は、さらに1パルス分磁気ヘッド26を
移送し、そのとき磁気ヘッド26から検出される信号の
エンベロープのレベルを前のエンベロープのそれと比較
する。
こうして、磁気ヘッド26を移送しながら制御装置60
は、その都度エンベロープレベルヲ検出比較し、エンベ
ロープのピークとなる位置を判定する。このピークが検
出されたヘッド位置が、そのトラックに正しくオントラ
ックした位置である。このようにして制御装置60は、
山登りトラッキングを行う。
このような山登りトラッキングで正規のトラック位置に
速やかにオントラックさせるためには、少なくともトラ
ッキング開始までに磁気ヘッド26を原復帰位置HPに
復帰させておくことが望ましい。
第6A図乃至第6E図は本発明における各部のスイッチ
操作に伴う制御を示すフローチャートである。(なお、
括弧内の数字は図中のステップ番号または処理ルートを
示す)。先ずパワースイッチ2がオンされるとリセット
され(300)、RAMクリア、(302)により今ま
で蓄えられていたメモリ内容がクリアされる。次にキー
スキャン(304)により6つのスイッチ、即ちバック
スイッチ(Pack SW) 124、ホームポジショ
ンスイッチ(HP、SW)  125、ロードスイッチ
(Load 5W)120、フォワードスイッチ(Fw
d 5G1) 5、リバーススイッチ(Rev SW)
 6 、トラックナンバースイッチ(T r No、S
W) 7を1vのパルスで走査する。すなわちこの1v
のパルスは1/60秒周期でフロー306からフロー3
09に至るルーチンを走査し、1/60秒毎の前記6つ
のキーのオン、オフ状態を把握するようになっている。
次に磁気ディスクパック200を装置本体に装着しない
でフォワードボタン5若しくはリバースボタン6を押し
た場合の警告処理について説明する。先ずステップ30
4に始まるキースキャンによりステップ308によって
パックスイッチ124がオン状態であると判定されると
、ステップ31工で磁気ディスクパック20(lがバケ
ット102に装填されていることを示すフラグPACK
Fをセントし、ステップ332に移行する。
一方ステップ308でバンクスイッチ124がオフ状態
であると判定されると、ステップ310でフラグPAC
KFがセットされているか否かが判定される。フラグP
ACKFがセットされている場合にはステップ313に
進み、ステップ313でイニシャル処理が実行法である
ことを示すフラグINTをリセッ、トし、次いでステッ
プ315でフラグPACKFをリセットして第6B図に
於けるステップ344に移行する。
またステップ310でフラグPACKFがリセットされ
ていると判定された場合にはステップ312に進み、ス
テップ312によりホームポジションスイッチ125が
オンされているかどうか判断される。ホームポジション
スイッチ125がオフ状態の場合には、未だヘッド26
は始端位置(HP位置)に復帰していないのでヘッドの
逆送り(314)により、ヘッド26はホームポジショ
ンスイッチに向けて逆送りされる。ヘッド26がホーム
ポジション位置に到達するとステップ312でのキース
キャンによって得られる判断はホームポジションスイッ
チ125がオン状態(316)になり、次はステップ3
18によりバケット102が正規位置に閉じているかど
うか即ちロードスイッチ120がオンされているかどう
か判断される。ロードスイッチ120がオンされていな
ければ第6B図に示すようにディスクモータ12は停止
しく320)、フローは元のルーチンに戻される。次に
バケット102が正規の位置に閉じられると即ちロード
スイッチ120がオンされると(322)、ステップ3
24によりフォワードスイッチ5若しくはリバーススイ
ッチ6がオンされているかどうか判断される。フォワー
ドスイッチ5とリバーススイッチ6がオフ状態であると
(326)判断されると、ディスクモータ12は停止し
く320)、フローは元のルーチンに戻される。次にス
テップ324に於いてフォワードスイッチ5若しくはリ
バーススイッチ6がオン状態と判断されると(328)
、回転磁気記録再生装置は警告を発する(330)。フ
ロー328における各スイッチの論理状態は次の如くで
ある。(以下、同様に、第6A図乃至6E図中に順次記
載している。) この警告処理は種々の態様が考えられる。即ち例えばL
ED警告灯8を発したり、若しくは画面を点滅表示した
り、あるいはナンバー表示を点滅表示したり、警告音を
発したりする態様が考えられる。あるいは、バケット1
02を開放して未装填状態を知らせてもよい。この警告
処理(330)の間中ディスクモータ12は停止状態に
ある(320)。以上説明したように磁気ディスクパッ
ク200がバケット102に装填されない状態でフォワ
ードスイッチ5、若しくはリバーススイッチ6を押され
た場合に警告を発するので、磁気ディスクパック200
が未挿入の状態で磁気ヘッド26が移動されるようなこ
とはない。
次に本発明に係る回転磁気記録再生装置では磁気ヘッド
26が磁気ディスクの同一トラックに連続18分間位置
していると警告を発し、磁気ディスク10を自動停止し
たり、或いは磁気ヘッド26を記録領域外に退避させる
ようにする。この警告処理について説明する。先ず第6
A図のステップ332において磁気ヘッド26が同一ト
ラック上を連mlB分間以上再生していることが18分
タイマがOになっているかどうかによって判断されると
(334) 、ステップ336によりフォワードスイッ
チ5若しくはリバーススイッチ6がオンされているかど
うか判断される。ステップ336に於いてフォワードス
イッチ5若しくはリバーススイッチ6がオフ状態と判断
された場合には(338)、前記説明したと同様な警告
処理330がなされる。またこのような警告処理330
がら操作者が異常状態を知り、フォワードスイッチ5若
しくはリバーススイッチ6をオンすると(340)、1
8分タイマーがリセットされ、フローは再びもとのルー
チンを走査する。このように本発明に係る回転磁気記録
再生装置によれば、磁気ヘッドが同一トラックに18分
以上位置していると警告を発して異常状態を知らせると
共に磁気ディスクを自動停止し、或いは磁気ヘッドを記
録領域以外に退避させるので磁気ディスクのトランクを
傷めるようなことはない。
次に第6B図のステップ344においてバケット102
が正規位置に閉じていないものと判断すると(346)
、ディスクモータ12は停止状態のままである(320
)。
またステップ344においてバケット102は正規位置
に閉じられているものと判断されるとく348)、ディ
スクモータ12は回転する(350) 。
次に本発明に係る回転磁気記録再生装置では次に述べる
初期動作を行う。即ちステップ352に於いて初期動作
をするものと判断された場合には、即ちフラグがリセッ
トされている場合には(354)、ステップ356に於
いてホームポジションスイッチ125がオン状態である
か否か判断される。ステップ356に於いてホームポジ
ションスイッチ125がオフであると判断されると(3
58)、磁気ヘッド26は逆送りされ(360)、ホー
ムポジションスイッチ125に向けて移動する。やがて
磁気ヘッド26がホームポジション位置に位置し、ステ
ップ356に於いてホームポジション125がオン状態
であると判断されると(362)初期トラッキング操作
(又は未記録パック検知)の処理を行うステップ364
に移行する。初期トラッキング操作がなされるステップ
364においては前記した山登りトラッキング操作によ
り第1トラックを探し当て、この初期トラッキング操作
が終了するとイニシャライズ処理済である状態を示すフ
ラグINTをセットする(366)。フラグINTをセ
ットしたフローは再び元のルーチンに戻され、一方、ス
テップ352から第6C図のステップ370へ処理が直
行するため次のキースキャンで初期動作のルーチンを実
行するようなことはない。また本発明に係る回転磁気記
録再生装置では初期トラッキング操作を行うステップ3
64に於いて未記録パックの検知操作も行う。即ち回転
磁気記録再生装置の使用者が過って未記録バックを挿入
した場合、磁気ヘッド26は全トラックをサーチし、記
録トラックが無いものと判断した場合即ち未記録バック
と判断した場合は警告を発し、未記録パックであること
を使用者に知らせる。
次に画像のタイマー再生設定について説明する。画像の
タイマー再生時間は8秒が基本時間に設定されており、
このタイマー再生設定は表示スイッチ7をオンした状態
でフォワードスイッチ5を所定回数押すことによりタイ
マー再生時間を1秒毎に減らし、更に表示スイッチ7の
オン状態ですパーススイッチ6を所定回数押しながら静
止画の再生時間を1秒毎に増やすことができる。即ちス
テップ370において表示スイッチがオンされているも
のと判断されると(372)、次にステップ374に於
いてフォワードスイッチ5がオンされているかどうか判
断される。フォワードスイッチ5がオンされているもの
と判断されると(376)、ステップ378においてフ
ォワードスイッチ5は新しくオンされたのか或いは押し
続けた状態なのか判断される。フォワードスイッチ5が
押し続けた状態のものであると判断された場合には(3
80)、フローは元のルーチンに復帰する。
ステップ378においてフォワードスイッチ5が新しく
オンされたものと判断されると(382)、次にステッ
プ384によりタイマーカウンタが1であるか即ち1秒
再生しているか否か判断される。タイマーカウンタが1
であるものと判断されると(386)、この場合にはフ
ォワードスイッチ5は何回押されても最小再生時間の1
秒に設定されることになり、フローは元のルーチンに復
帰する。次にタイマーカウンタが1でないものと判断さ
れると(388)、タイマーカウンタから1秒だけ減算
する。即ち、例えば5秒再生時間である場合において新
しくフォワードスイッチ5が押されるとタイマーカウン
タから1だけ減算される(390)のでタイマ一時間は
4秒再生時間となる。このようにしてフォワードスイッ
チ5は表示スイッチ7がオン状態のままで押される度に
タイマーカウンタから1秒づつ減算され、再生時間が1
秒になると(386)、前記したように1秒再生設定時
間を繰り返すことになる。
つぎに表示スイッチ7がオン状態のままでフォワードス
イッチ5を押さないで(392)、ステップ394によ
りリバーススイッチ6をオンすると(396)、ステッ
プ398に於いてリバーススイッチ6は新しくオンされ
たのか、押したままの状態であるか判断される。リバー
ススイッチ6が押されたままの状態のものと判断される
と(400)、フローは元のルーチンに戻される。次に
ステップ398に於いてリバーススイッチ6が新しくオ
ンされたものと判断されると402、ステップ404に
よりタイマーカウンタが9であるか即ち無限静止時間で
あるかどうか判断する。ステップ404に於いて無限静
止時間であるものと判断された場合には(406)、リ
バーススイッチ6を何回押しても無限静止時間は変わら
ずキースキャンは元のルーチンをスキャンすることにな
る。次にステップ404に於いてタイマーカウンタが8
以下のものと判断された場合にはステップ410におい
てタイマーカウンタに1秒づつ加算する処理を実行する
。即ち、例えばタイマーカウンタ5で5秒再生時間と設
定されている場合には、リバーススイッチ6が1回押さ
れることにより1秒加算され、再生時間は6秒となる。
またリバーススイッチ6を繰り返して押してタイマカウ
ンタが9になると無限再生時間となる。以上説明したよ
うに本発明に係る回転磁気記録再生装置によれば、表示
スイッチ7のオン状態においてフォワードスイッチ5を
押す毎に再生時間は1秒を限度として減算され、また表
示スイッチ7のオン状態でリバーススイッチ6を所定回
数毎に押すことにより再生時間を1秒づつ増やすことが
できる。
次に画面上に於けるナンバー表示49の消去方法につい
て説明する。この消去方法は表示中に表示スイッチ7を
オンすることによりナンバー表示49は消される。即ち
第6C図のステップ412において表示スイッチ7が新
しくオンされたものと判断され(414) 、かつステ
ップ416においてそのオン操作がトラックナンバーが
表示中になされたものであるものと判断されると(41
8)、ナンバー表示は消され、非表示モードに設定され
る(420)。次に非表示中に新しくスイッチ7がオン
されるも、のと判断されると(422)、2秒タイマー
がリセットされ、(424)、スイッチを離してからト
ランクナンバーが2秒間だけ表示され(426)表示モ
ードに設定される(428)。また表示スイッチ7が新
しくオンされていないものと判断され、押し続けの状態
と判断された場合には(430)、ステップ431に於
いて非表示モードでなければ(432)、2秒りィマー
がリセットされ(424)、ついでトラックナンバーが
表示され(426)、表示モードに設定される(428
)。
次に本発明に係る回転磁気記録再生装置を用いてタイマ
ー再生解除の方法について説明する。タイマー再生解除
はタイマー再生中にフォワードスイッチ5若しくはリバ
ーススイッチ6をオンすることにより解除される。即ち
第6D図のステップ434に於いてタイマー再生中の場
合には(436)、ステップ438に於いてフォワード
スイッチ5若しくはリバーススイッチ6がオンされてい
るかどうか判断され、フォワードスイッチ5若しくはリ
バーススイッチ6がオンされていなければ(440)、
ステップ442でタイマーがゼロかどうか判断される。
タイマーがゼロであれば、再び所定のタイマー再生時間
を設定しく446)、次のトラックに向けてトラッキン
グ動作を行う (448)。ステップ438においてフ
ォワードスイッチ5若しくはリバーススイッチ6がオン
されているものと判断されると(450)、ステップ4
60に於いてフォワードスイッチ5若しくはリバースス
イッチ6は新しくオンされたかどうか判断される。ステ
ップ460に於いてフォワードスイッチ5若しくはリバ
ーススイッチ6のオン状態が新しくオンされたものでな
ければ(462)、通常のルーチンに戻り、新しくオン
されたものである場合には(464)タイマー再生が解
除される(466)。即ちタイマーカウンタが9に設定
され、タイマーはストップすると同時にクリアーされる
(468)。これにより再生画像は無限再生時間状態で
表示装置49上で表示されることになる。このように本
発明に係る回転磁気記録再生装置によれば、タイマー再
生中にフォワードスイッチ5若しくはリバーススイッチ
6をオンすることによりタイマー再生を解除することが
できる。
次に本発明に係る回転磁気記録再生装置のサーチモード
について説明する。先ず第6E図のステップ470にお
いてフォワードスイッチ5若しくはリバーススイッチ6
がオンされているものと判断されると(472)、次に
ステップ474に於いてトラッキング中か否か判断され
る。トラッキング中であれば元のルーチンに戻り(47
6)、トラッキング中でなければトラックナンバー表示
49が消される(478)。次にステップ480に於い
てフォワードスイッチ5若しくはリバーススイッチ6は
新しくオンされたかどうか判断され、新しくオンされた
場合には(482)、I−ラフキング操作がステップ(
484)によって実行され、1秒タイマーがリセットさ
れ元のルーチンに戻る。ステップ480に於いてフォワ
ードスイッチ5若しくはリバーススイッチ6が押し続け
られていると(488)、ステップ490に於いて1秒
タイマーがゼロか否か判断される。1秒タイマーがゼロ
でなければ(492)、元のルーチンに戻される。また
1秒タイマーがゼロ即ちフォワードスイッチ5若しくは
リバーススイッチ6が1秒間以上押し続けられたと判断
されると、時間カウンタにおいて1秒タイマーがストッ
プすると同時に1秒タイマーがクリアーされ(494)
、次にトラッキング走査される(496)。トラッキン
グ操作終了後、トラックナンバー49を2v期間即ち1
/30秒間表示する。(498)。このように前記実施
例によれば、フォワードスイッチ5若しくはリバースス
イッチ6を押し続けることにより、画面を順次高速でコ
マ送りすることが出来、而も人の目で判断しうる2v期
間(1/30秒)だけトラックナンバー49を表示し、
必要な画面をサーチすることができる。
前記ルーチンに於いて用いられる時間カウンター処理ス
テップ500は、1秒タイマー、2秒タイマー、18分
タイマー、時間設定タイマー(TIMER)が含まれる
第7A図乃至第7E図は本発明の実施例におけるサブル
ーチン処理を動作的に示すフローチャートである。
ここで第6A乃至6B図は、1v周期で行われるキース
キャンによって読み込まれた各キーの状態を中心に、各
キーによってどういう割込みがかかるかについて説明し
たフロー図であるが、以下の説明に用いる第7A図乃至
第7E図は装置の動作を中心に、装置の機能を説明した
ものであってフロー中のフラグ等は便宜的に用いられて
いるに過ぎない。
先ず初期動作に於いて第1トランクをサーチするルーチ
ンについて第7A図及び第7B図を参照して説明する。
電源スィッチ2がオン状態若しくはロードスイッチ12
0がオン状態になると(500)、ステップ502に於
いて表示スイッチがオンか否か判断される。電源スィッ
チ2またはロードスイッチ120と表示スイッチ7とが
同時に押されると(504) 、特殊モードに設定され
(506)、ナンバー表示は絶対番地(すなわち、ヘッ
ドの移動距離数に従って番地をつける)表示される。ス
テップ502に於いて表示スイッチ7がオンされていな
い状態では(508)、通常モードに設定され(510
) 、ナンバー表示は相対番地(すなわち、記録されて
いるトラックの数のみを数え、このトランクに番地をつ
ける)で表示される。ここまでの動作は第6A図のステ
ップ300のリセットに相当する。次にラムクリアーさ
れ(512) 、いままで蓄えらえていたメモリーがク
リアされる。次にIVの周期で回るパルスによりキース
キャン(514)され、ホームポジションスイッチ12
5がオン状態かどうか判断される(516)。以下の動
作は第6B図に於けるステップ352から割込みのかか
る初期トラッキング及び未記録パック検知動作に相当す
る。ホームポジションスイッチ125がオン状態でなけ
れば(518) 、磁気ヘッド26を1単位(100μ
m)逆方向に移動する。この操作を繰り返しながらホー
ムポジションスイッチ125がオンするまで続けられる
。ホームポジションスイッチ125がオンされると(5
24)、磁気ヘッド26を順方向に所定距離だけ移動し
く526)、ヘッド移動距離数を計数しく52B)、ス
テップ530に於いてホームポジション位置から60ト
ランク幅移動したか否か判断する。ステップ530に於
いてホームポジションから数えて60トランク幅移動し
ていない場合にはエンベロープの検波出力のA/D値を
読み(536)、更にA/D値が所定の値以上であるか
どうかステップ538に於いて判断する。A/D値が所
定値以下の場合には(540)第1番目の記録トラック
までヘッド26が移動していないことを意味しているか
ら、再びヘッド26を順方向に移動しく526)、前記
操作をA/D値が所定値以上になるまで即ち第1番目の
記録トランクに到達するまで繰り返す。この操作に於い
て601−ラック幅移動した場合には(532)、未記
録パックと判断し、これを警告すると共にミュートして
磁気ヘッド26の動きを停止する(534)。ステップ
538に於いてA/D値が所定値以上になるとトラック
が未記録トラックのときに1が立つ無記録フラグをゼロ
にし、トランクナンバーを1に設定する(542)。更
にこのナンバー1トラックにおいて山登りサーボでトラ
ッキングして(544)ピーク値を探し出し、トラック
ナンバーを2秒間だけ表示する(546)。このように
して初期動作に於いてナンバー1トラックを捜し出すこ
とができる。
以上が初期動作の説明である。
次に2番目以降のトラックを順次サーチする操作につい
て説明し、更にその中に未記録トラック又はドロップア
ウトトラックが連続して2トラック以上存在した場合の
操作について第7C図及び第7D図を参照して説明する
。本発明に係る実施例では2トラック以上未記録トラッ
ク又はドロップアウトトラックが連続して存在するとそ
れ以降のトラックは全て未記録部分として判断し、警告
を発するようになっている。先ず第1番目のトラックか
ら第2番目のトラックをサーチする場合に於いてステッ
プ548に於いてフォワードスイッチ5がオンされてい
るかどうか判断し、オンされている場合にはトラックナ
ンバー表示をオフにしく550)、次にステップ552
に於いてトラックナンバー表示が50以上か否か判断さ
れる。トラックナンバー表示が50以下の場合にはステ
ップ554においてホームポジションから数えてヘッド
移動距離数が60以上か否か判断される。ヘッド移動距
離数が60以下の場合にはステップ556に於いて無記
録フラグが1か否か判断される。この無記録フラグは、
前の操作でトラッキングされたトラックが未記録トラッ
クまたはドロップアウトトランクであったかどうかを示
すフラグであって、無記録フラグが1のときには次のト
ラッキング動作に移ったときにトランクナンバーを加算
せず、記録のされているトラックのみを数えるために用
いられる。無記録フラグは前記N01トラックのサーチ
操作のステップ542に於いてゼロと設定されているの
で無記録フラグはlではなく、従ってトラックナンバー
に1を加算し、更にホームポジションから数えたヘッド
移動距離数に1を加え(560)、磁気ヘッド26を2
4パルス幅(100μm)フォワード方向に移動しく5
62)エンベロープの検波出力のA/D値が読み込まれ
る(580)。
一部前記ステップ548に於いてフォワードスイッチ5
が押されてなければ(564) 、ステップ566に於
いてリバーススイッチ6が押されたか否か判断される。
ステップ566に於いてリバーススイッチが押されたも
のと判断されるとトラックナンバースイッチをオフにし
く56B)、次にステップ570に於いてトラックナン
バーが1以下か否か判断される。トラックナンバーが1
以上であればステップ572に於いて無記録フラッグが
1か否か判断され、無記録フラッグがゼロであればトラ
ックナンバー表示から1だけ減算しく574)、更にホ
ームポジションからヘッド移動距離数を1だけ減算する
。次に磁気ヘッド26を24パルス幅(100μII+
)リバース方向に移動しく578)エンベロープ検波出
力のA/D値が読み込まれることになる(58 Q)。
さて前記した如く第1トラックから第2トラックをサー
チする為にフォワードスイッチ5がオンされた場合に戻
って説明するが、ステップ582に於いてA/D値が所
定以上か否か判断され、AZD値が所定以上の場合には
山登りサーボでトラッキング操作を行い(584)、更
にステップ586に於いてフォワードスイッチ5若しく
はリバーススイッチ6がサーチモードの状態で押されて
いるか否か即ち1秒以上押され続けているか否か判断さ
れる。サーチモードでなければステップ588に於いて
表示モードか否か判断され、表示モードであればトラッ
クナンバーを2秒間だけ表示する<590)。次に飛び
越し番号■により再びステップ548に戻り、前記述べ
た操作を繰り返すことにより50)ラックまで或いはホ
ームポジションスイッチから数えて60トラック幅移動
するまで磁気ヘッド26は移動する。尚ステップ586
に於いてサーチモードであると判断された場合には(5
g2)、l−ラックナンバー表示を2v期間(1/30
秒)だけ表示しながら磁気ヘッド26を移動する(59
4)。
次にかかる2番目のトラック以後のトラックサーチに於
いて未記録トラックが連続して存在する場合について第
7E図を参照して説明する。先ずステップ582に於い
てA/D値が所定以上ない場合即ち未記録トランクの場
合にはステップ596に於いて特殊モードか否かが判断
され、特殊モードの場合には(59B)前記した元のル
ーチンに戻り、特殊モードでなければ(600)、飛び
越し番号0で通るステップ602に於いて無記録フラグ
が1か否か判断される。前記したように無記録フラグは
ゼロと設定されているので、無記録フラグは1ではない
ものと判断され(604)、次にここで無記録フラグを
1とセットする(606)。次にステップ608に於い
てトラックナンバーが50以上か否か判断され、50以
上でなければステップ610に於いてホームポジション
から数えたヘッド移動距離数が60以上か否か判断され
る。ヘッド移動距離数が60以上でなければ(612)
 、ステップ614に於いてフォワード送りか否か判断
される。ステップ614に於いてフォワード送りと判断
されると(616) 、飛び越し番号[相]に連かり、
次に再びステップ552に於いてトラックナンバーが5
0以上か否か判断される。ステップ552に於いてトラ
ックナンバーが50以下であれば次にステップ554に
於いてヘッド移動距離数が60以上刃)否か判断され、
ヘッド移動距離数が60以下であればステップ556に
於いて無記録フラグが1か否か判断される。
前記したように無記録フラグが1にセットされているの
で(606)、ステップ556に於いて無記録フラグは
1と判断され(618)、)ラックナンバー表示の1の
加算(558)を迂回し、ヘッド移動距離数1だけ加算
する(560)。
次に再びヘッド26を100μmだけ送り(562)、
エンベロープの検波出力のA/D値を読む(580)。
A/D値が所定以上であれば未記録トラックは1トラッ
クだけであるものと判断し、584以下の操作でトラッ
キング操作、トラックナンバー表示を行う。ここでA/
D値が所定以上でな)すれば(600)、次に飛び越し
番号■に連かり、ステップ602に於いて無記録フラッ
グが1かどうか判断する。前記したように無記録フラグ
は1にセントされているので無記録フラグは1と判断さ
れ(620)、次にステップ622に於いて移動方向が
フォワードか否か判断される。
移動方向がフォワードにセットされているのでフロー6
24に進み移動方向がフォワードからリバースに切り換
えらる(626)。その後ステップ614に於いてフォ
ワードか否か判断され、前記したように移動方向がリバ
ースに設定されている(636)ので飛び越し番号[相
]に戻り、ステップ570に於いてトラックナンバーが
1か否か判断される。トラックナンバーは1以下ではな
いのでステップ572に進み、無記録フラグは1か否か
判断される。無記録フラグは1にセットされているので
トラックナンバー表示の1の減算(574)を迂回し、
フロー628により次にヘッド移動距離数だけ減算する
(576)、次にヘッドを100μm分だけリバース方
向に移動しく578)、エンベロープの検波出力のA/
D値を読む(580)。しかしながらこの位置では磁気
ヘッドは1番目の未記録トラッ′り位置に位置している
のでA/D値は所定以上とはならず、ステップ582で
判断されて、ステップ596・フロー600を通り、飛
び越し番号0に連り再びステップ602に於いて無記録
フラグは1か否か判断される。無記録フラグは1である
ので(620)、次に移動方向がフォワードか否かステ
ップ622に於いて判断される。移動方向はフォワード
方向ではないので(630)、次に無記録フラグはりセ
ントされてゼロにセットされ(632)、更にヘッド移
動距離数を61に設定する(634) 、これに・より
記録が30トラック目までで記録されているとすると、
31トラック目と32トランク目が未記録トラックであ
った場合には31トラック目をホームポジションから数
えてヘッド移動距離数を61に設定し、最終記録トラッ
クである301−ランク目はホームポジションから数え
て移動距離数は60にセットしたことになるので制御装
置60に於いてはこれ以降を記録領域外と判断する。次
にステップ614でフォワードか否か判断され、リバー
ス方向にセットされているので(636)、飛び越し番
号[相]に連かり、次にステップ570に於いてトラッ
クナンバーが1以下か否か判断され、トラックナンバー
が1以上であるので、更に次のステップ572に於いて
無記録フラグが1か否か判断される。無記録フラグはゼ
ロにセットされているので(632))ラックナンバー
は1だけ減算され(574) 、次にヘッド移動距離数
も1だけ減算され、(576)、次に磁気ヘッド26を
100μmだけ逆方向に移動する(578)。
そしてエンベロープの検波出力のA/D位置を読む。こ
の時点に於いては磁気ヘッド46は未記録の2トラック
を逆方向に送られ最終記録トラック上にいるのでA/D
値は所定以上と判断され、再び584以下のトラッキン
グ操作で山登り操作(584)、)ラックpJo、表示
(590)が繰り返される。更にこの状態でフォワード
スイッチが押されると、ヘッド移動距離数は前記したよ
うに60にセットされているのでステップ554に於い
て60以上のものと判断され(644)、警告処理がな
される(642)。これは磁気ヘッド26が既に最終記
録トラックに位置しているにもかかわらずフォワードス
イッチ5が押されたことを警告するものである。この最
終トラックの設定は前記した初期動作が行なわれない限
り、RAMに設定されている。
前記実施例に於いて例えばトラックナンバーが50の位
置でフォワードスイッチが押された場合には(548)
、ステップ552に於いてトランクナンバーが50以上
のものと判断され(638)、警告処理がなされる(6
42)。また逆にN011トラックに於いてリバースス
イッチが押されると(566)、ステップ570に於い
てトラックナンバーが1以上とは判断されず(640)
、同様に警告処理がなされる(642)。
ここで説明したフローは第6A図〜6E図における割り
込みフローのうち第6E図に示されたトラッキングサブ
ルーチン484および496に相当する。
第8図は第1図に示したリモコン用コネクタ9に接続し
て、本体を遠隔操作するリモートコントローラ80の正
面図である。+J、モートコントローラ80は、フォワ
ードスイッチ5、リバーススイッチ6及び表示スイッチ
7の各々と同一の機能を有するフォワードボタン82、
リバースボタン84及び表示ボタン86の各々が上段に
配設されている。更にリバースボタン84の上部には、
装置本体に設けられたLED8と同じ動作をするLED
88が設けられている。また、パネルの下段には画面を
所定時間ごとに順方向または逆方向に切り換えるための
時間設定を行なう再生時間設定ツマミ90 (スライド
式)が設けられる。このツマミ90によって設定した時
間によって順方向に自動送りさせるオートマチックフォ
ワード(A、  FWD)用ボタン92、及び逆方向に
自動送りさせるオートマツチクリバース(A、REV)
用ボタン94の各々がツマミ90に近接して設けられて
いる。A、FWD用ボタボタン92A、REV用ボタボ
タン94々の動作を確認するために、各ボタンの上部に
LED96及び9日が設けられている。また、A、FW
Dボタン92及びA、REVボタン94の機能を途中で
解除するためにスチル(STILL)ボタン100が設
けられている。
以上の構成によるリモートコントローラ80は、接続コ
ード700の先端に装着されたプラグ702によって、
本体のソケット9に接続される。
第9図は、リモートコントローラ80の電気回路を示す
回路図である。図中破線枠内の回路がタイマ再生に関連
したもので、枠外の回路がコントローラ80の上段の3
個のボタンに関連する回路である。フォワードボタン8
2は直流電源(+B)に抵抗706を介して接続される
と共に、そのホット側はNANDゲート708の一方の
入力端子に接続され、リバースボタン84は直流電源(
+B)に抵抗710を介して接続されると共に、そのホ
ット側はNANDゲート712の一方の入力端子に接続
される。NANDゲート708の出力信号はフォワード
指令信号となり、NANDゲート712の出力信号がリ
バース指令信号となる。NANDゲート708及び71
2の各々の他方の入力端子にはNANDゲート714及
び716の各々が接続されているが、これらは、A、F
WDボタン92及びA、REVボタン94が操作された
ときに出力信号がロー(以下“L”と記す)レベルとな
る。従って、NANDゲート714及び716がハイ 
(以下“H”と記す)レベルにあるときであってもフォ
ワードボタン82またはリバースボタン84を操作する
と、NANDゲート708またはNANDゲート712
が″H″レベルとなり、信号が発生する。
また、電源(十B)にはPNP型のトランジスタ718
のエミッタが接続され、そのコレクタと接地間に抵抗7
20を直列接続したLE088が接続されている。この
LE08Bは、各種の警告、電源ON等を知らせるもの
ためのものでトランジスタ718のベースに印加される
電圧(”H”レベル)によって点消燈が制御される。
タイマ制御部は、破線枠内の回路によって構成される。
発振器722は、外付部品として接続される可変抵抗器
724(ツマミ90に連動する。
)の抵抗値によって発振パルスの周波数が変化する。発
振器722に接続された抵抗726、コンデンサ728
、抵抗730及び可変抵抗器724により構成される回
路は、時定数回路を形成している。発振器722の出力
端子はNANDゲート714及び716の一方の入力端
子に接続される。A、FWDボタン92は直流電源(十
B)に一端が接続され、他端は抵抗734を介して接地
される。同様にA、REVボタン94は、一端が直流電
源子Bに接続され、他端が抵抗736を介して接地され
る。更にスチルボタン100は、一端・  が直流電源
(十B)に他端は抵抗738を介して接地される。A、
FWDボタン92のコールド側端子はフリップフロップ
(D−FF)?40のクロック端子に接続され、A、F
WDボタン92を押すことに同期してQ端子に“H”レ
ベルの出力信号が発生する。フリップフロップ740の
Q端子にはNANDゲート714の他方の入力端子が接
続されると共に、抵抗742を介してトランジスタ74
4のベースが接続される。トランジスタ744はNPN
型でエミッタ接地回路として用いられ、抵抗746とL
ED96の直列回路が負荷として挿入されている。
A、REVボタン94のコールド側端子は、フリップフ
ロップ748のクロック端子に接続され、A、REVボ
タン94を押すことに同期してQ端子に“H”レベルの
出力信号が発生する。フリップフロップ748のQ端子
にはNANDゲート716の他方の入力端子が接続され
ると共に、抵抗750を介してトランジスタ752のベ
ースが接続される。トランジスタ752はNPN型でエ
ミッタ接地回路を構成して用いられ、負荷として抵抗7
54とLED98の直列回路がコレクタに接続されてい
る。フリップフロップ740及び748の各CLR端子
(リセット端子)にはダイオード756及び758の各
々のカソード側が接続され、各々のアノード側は共通接
続されてスチルボタン100のコールド側端子に接続さ
れて、スチルボタン100を操作すると同時に各フリッ
プはリセットされ、“H”レベルにあったQ端子は“L
”レベルに転する。また、抵抗734及び738の各々
のホット側にはダイオード760及び762のアノード
側が接続され、各ダイオードのカソード側は共通接続さ
れて微分回路764の入力端子に接続される。微分回路
764の出力端子は発振器722のリセット端子に接続
され、A。
FWDボタン92、A、REVボタン94のいずれが操
作されても発振器722は初期状態に戻される。
第10図は第9図のリモートコントローラ80の入出力
端子に接続されるスイッチマトリックス回路の回路図で
ある。格子状に入力ラインA2、A3と出力ラインH1
、H2、H3が布綿され、各ラインには成るレベルの電
圧が2値状態で印加されている。ラインH2とラインA
2間にはトランジスタ800が接続され、そのベースに
はNANDゲート708より出力されるFWD信号が印
加される。さらに、ラインH2とラインA3間にはトラ
ンジスタ802が接続され、そのベースにはNANDゲ
ート712より出力されるREV信号が印加される。ま
た、ラインH1とラインA3間には、ダイオード804
と表示スイッチ86が直列接続されて挿入されている。
ラインH1とラインA2とはダイオード806及びバッ
クスイッチ124の直列回路を介して、またラインH3
とラインA2とはダイオード808及びホームポジショ
ンスイッチ125の直列回路を介して夫々、接続されて
いる。
更にラインH3とラインA2とはバックスイッチ124
を一時的に非動作状態と等価な状態に変化させるための
リセットスイッチ814及びダイオード816の直列回
路を介して接続されている。ここでリセットスイッチ8
14及びダイオード816はリモートコントローラ80
側に設けられているが、これらの部材は回転磁気記録再
生装置の本体側に設けてもよい。さてHラインとAライ
ンの特定のポイントが導通状態になることによって、そ
の導通状態をキースキャンすることにより、次表の如き
組合せの機能が得られる。即ち、下表の如き組合せで、
両ライン間を機械的なスイッチ、 或いは、第10図に示すような半導体スイッチにより導
通させることにより、同一内容の機能を発揮させること
ができる。
以上の構成に於いて、いずれのボタンも操作しない場合
には、NANDゲート708.712の各々の入力はい
ずれも“H”レベルにあるため、FWD信号及びREV
信号は発生しない。この状態でFWDボタン82が押さ
れたとすると、NANDゲート708の一方の入力が“
L”レベルになるため、該ゲート708の出力端子より
H”レベルの信号が出力され、これがFWD信号となる
。この信号は第10図に示すトランジスタ800のベー
スに印加され、ラインH2とラインA2を導通させ、本
体側のフォワードスイッチ5を押したのと全く同一の状
態が具現する。REVボタン84を押した場合も、前述
と同様にNANDゲート712が動作してREV信号が
発生し、本体側のトランジスタ802をオンにし、リバ
ーススイッチ6を操作したのと同一の状態にさせる。更
に、表示ボタン86が操作されると、ダイオード804
を介してラインH1とラインA3が導通状態になり、本
体の表示スイッチ7を押した場合と全く同一の状態が具
現する。
装置の電源投入時にはLED88が点灯する。
この他、前述の各処理において警告を発すべき状態下に
おいても、装置本体に設けられたLED8と全く同様に
LED8Bが点滅する。このような制御は、ラインH3
へ第2図に示す制御装置60より“H”レベル信号を、
一定時間だけ連続に或いは断続的に送出することにより
行なわれる。
また回転磁気記録再生装置の再生動作時にバックスイッ
チ124の動作状態を確認する為に制御装置60よりラ
インH1に“H“レベル信号が出力される。本体側の制
御装置60は該“H“レベル信号がダイオード806、
バックスイッチ124を介してラインA2に出力された
場合にバックスイッチ124がオン状態であると判定さ
れる。
ここでラインH3が接続されている制御装置60の端子
に於ける制御装置60内部のインピーダンスが低くなる
ように構成されているものとするさて、回転磁気記録再
生装置に於いて、再生中に即ちバックスイッチ124が
オン状態で且つホームポジションスイッチ125がオフ
状態のときに、リモートコントローラ80側に設けられ
たリセットスイッチ814が操作されると、ラインA2
がダイオード816、リセットスイッチ814を介して
ラインH3と導通状態となる。この結果、バックスイッ
チ124がオン状態であるにもかかわらず、ラインA2
が接続される制御装置60の端子に於ける制御装置60
内部のインピーダンスが低くなるのでラインH1から“
Hルベル信号が出力されていてもラインA2にはL“レ
ベル信号が出力され、あたかもバックスイッチ124が
オフ状態(非動作状態)に変化したのと等価な状態にな
る。
制御装置f60はバックスイッチ124がオン状態から
オフ状態に変化したと判定し、磁気ヘッド26を現在位
置から原復帰位置HPまで移動させる。磁気ヘッド26
が原復帰位置HPに達した時点でホームポジションスイ
ッチ125が動作し、該スイッチ125がオン状態にな
ると、制御装置60は磁気ヘッド26を磁気ディスクに
於ける原復帰位置HPに隣接する第1トラックまで移動
させて再生動作を開始する。
このようにして本実施例によれば再生中に磁気ヘッドを
磁気ディスクに於ける任意のトラックから第1トラック
まで戻して磁気ディスクの記録画像を最初から見ること
ができる。
次に、A、FWDボタン92、A、REVボタン94及
びスチルボタン100の操作にともなう動作を、第11
図のタイムチャートを参照して説明する。例えば、A、
FWDボタン92が押されると、押した時間だけパルス
電圧が発生し、この電圧はダイオード760を介し微分
回路764に印加され、微分された信号はリセット信号
として発振器722のリセット端子に印加されて、発振
器722を初期状態にセットする。同時に、A。
FWDボタン92の操作にともなうパルス電圧はフリッ
プフロップ740のクロック端子に印加され、そのQ端
子に“H”レベル電圧を発生させ、NANDゲート71
4の一方の入力端子に印加している。このQ端子に発生
した電圧はトランジスタ744をオンさせるため、LE
D96が点灯する。発振器722は再生時間設定ツマミ
90によって設定された時間t1に達すると、所定時間
幅の矩形波電圧を発生する。この“・H”レベルの矩形
波電圧はNANDゲート714の他方の入力端子に加え
られ、再入力端子の電圧が共に“H”レベルにある期間
だけ、NANDゲート714の出力電圧が“L”レベル
になる。このとき、NANDゲート708の他方の入力
端子はFWDボタン82が操作されていない為にH”レ
ベルにあり、NANDゲート714の出力が“L”レベ
ルになることによって、NANDゲート708より“H
”レベルの電圧がFWD信号として発生する。
以後モードが変更されるまで、何回もt1時間毎にFW
D信号を出力する。
この状態下でA、REVボタン94が押された場合には
、該ボタン94のコールド側がフリップフロップ740
のCLR端子に接続されているために、フリップフロッ
プ740はリセフトされてQ端子が“L″レベル転じる
。これによって、以後NANDゲート714の出力電圧
は“H”レベルを維持する。同時に、A、REVボクン
94の操作にともなって生じる電圧は、ダイオード76
2及び微分回路764を介して発振器722のリセット
端子に加えられるため、再び初期状態にセットされる。
新たに設定されたタイマ時間t2に達すると、発振器7
22は所定幅ので“H″レベル矩形波電圧を発生する。
この矩形波電圧の発生期間に同期してNANDゲート7
16は”L”の出力電圧を発生する。この電圧を一方の
入力電圧とするNANDゲート712は、他方の入力電
圧が6H”レベルであるために、′H”レベルの電圧を
REV信号として出力する。
更に、A、REVボタン94が操作されたのちに、ステ
イルボタン100が操作されたとすると、ダイオード7
58を介してフリップフロップ748のCLR端子にリ
セット電圧が印加されると共に、ダイオード760を介
して微分回路764に電圧が与えられるために、タイマ
及びオートフォワード、オートリバース共に解除され、
再生画面は静止画面状態となる(このまま放置した場合
には、前述した18分経過時点で警告がなされると共に
、保護手段がとられる)。
なお、以上の実施例では、リモートコントローラ80を
接続コードにより本体と結合するものとしたが、コード
を用いることなく構成することも可能である。例えば、
赤外線、超音波等を用いることもできる。この場合、本
体側よりLED88を制御する必要があるため、本体側
とリモコン側の各々に送信機と受信機を設ける必要があ
る。
また1、本体側で生じた各種の警報をリモートコントロ
ーラ80に設けたLED88によって警告表示するもの
としたが、LEDに代えて電子ブザー等の音響手段を用
いることもできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る回転磁気記録装置では
、磁気ディスクバックの有無を検出するパック検出手段
を、その動作、非動作に無関係に一時的に非動作状態と
等価な状態に変化させるリセット手段を設け、再生中に
リセット手段が操作された場合には制御手段により磁気
ヘッドを現在位置から原復帰位置まで移動させると共に
、原復帰位置検出手段が動作した際に磁気ヘッドを磁気
ディスクに於ける原復帰位置に隣接する第1トラックま
で移動させて再生を再開させるように構成したので、再
生中に磁気ヘッドを磁気ディスクに於ける任意のトラッ
クから第1トラックまで戻して記録画像を最初から見る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る回転磁気記録装置の外観構成図、
第2図は本発明による回転磁気記録装置の回路構成を示
すブロック図、第3図は第1図に示す装置に使用可能な
磁気ディスクバックの例を示す斜視図、第4A図及び第
4B図は、本装置のディスクバック装填部を示す説明図
、第5図は本装置に適用可能な磁気ディスクにおけるト
ラック配列を示す説明図、第6A図乃至第6E図は第2
図に示す制御装置の動作フローの例を示すチャート図、
第7A図乃至第7E図は制御装置のサブルーチンの動作
フローを示すフローチャート図、第8図は本発明に係る
リモートコントローラの正面図、第9図は第8図に示す
コントローラの詳細回路図、第10図は第8図に示すリ
モートコントローラに接続される本体内部のキーマトリ
クス回路部分の回路図、第11図は第8図の回路の動作
タイミングチャートである。 80・・・リモートコントローラ、  82・・・フォ
ワードボタン、  84・・・リバースボタン、  8
6・・・表示ボタン、 88・・・LED、 90・・
・再生時間設定ツマミ、 92・・・オートマツチクリ
バ−ス(A、FWD)用ボタン、 94・・・オートマ
ツチクリバース(A、REV)用ボタン、 96.98
・・・LED、   100・・・スチル(STILL
)ボタン、  124・・・バックスイッチ、  12
5・・・ホームポジションスイッチ、 700・・・接
続コード、 702・・・プラグ、 706.710.
720.734.736.738・・・抵抗、 708
.712.714.716・・・NANDゲート、  
718.800.802・・・トランジスタ、  72
2・・・発振器、 724・・・可変抵抗器、 740
.748・・・フリップフロップ、  814・・・リ
セットスイッチ・

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 磁気ディスクの半径方向に磁気ヘッドを移動して記録若
    しくは再生を行う回転磁気記録再生装置に於いて、磁気
    ディスクパックがバケット内に装填された際に動作し、
    磁気ディスクパックの有無を検出するパック検出手段と
    、磁気ヘッドが磁気ディスクに於ける原復帰位置に移動
    した際に動作する原復帰位置検出手段と、 前記パック検出手段を、パック検出手段の動作、非動作
    に無関係に一時的に非動作状態と等価な状態に変化させ
    るリセット手段と、パック検出手段、原復帰位置検出手
    段及びリセット手段の各出力信号を取り込み、磁気ディ
    スクの再生中にリセット手段が操作された場合にはパッ
    ク検出手段が非動作状態にあると判定し、磁気ヘッドを
    現在位置から原復帰位置まで移動させると共に、原復帰
    位置検出手段が動作した際に磁気ヘッドを磁気ディスク
    に於ける原復帰位置に隣接する第1トラックまで移動さ
    せる制御手段とを有することを特徴とする回転磁気録再
    生装置。
JP8180385A 1985-04-17 1985-04-17 回転磁気記録再生装置 Pending JPS61240484A (ja)

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