JPS5984311A - 記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は感光フィルムを使用しない、込わゆる電子カ
メラなどに適用して好適なシート状記録媒体を用いた情
報信号の記録再生装置に関する。

背景技術とその問題点 第１図は、電子スチルカメジの概念構造を示すものであ
る。カメラ筐体（１）内には、通常のカメラと同様にレ
ンズ系（２）、アイリス機構（３）、シャッター機構（
４）　、　（５）、ミラー（６）　、　（７）、ビュー
ファインダー（８）が設けられて込る。また、電子カメ
ラ特有の部分としてＣＣＤ等の光センサー（９）、信号
記録再生回路０１、磁気ディスクを回転させるモータα
Ｄが設けられている。

回転磁気ディスクαりを収納したジャケット０→は、カ
メラ筐体（１）の外部よシ本体に挿入される構造となっ
ている。磁気ディスクαりには、１トラツク毎に１枚の
スチル画像が同心円状に記録される。この画像の再生像
は通常のテレビジョン受像機ニよって見ることができる
。

メチル画像の再生は再生専用機を利用し、これにジャケ
ット０→を挿着して再生してもよいが〜この実施例のも
のは再生機能を備えた電子カメラとして構成され、従っ
てジャケットａ＋を電子カメラに挿着した状態で再生モ
ードにすれば、出力端子α→からは通常のテレビジョン
信号と同じスチル画用の映像信号が出力される。

（ＪＱは光センサ（９）などを駆動するクロック発生器
、Ｈは記録、再生用の磁気ヘッドで、この磁気ヘッドＨ
は第２図のようにディスクα′２の半径方向に移動自在
になされる。Ｏｆ）が・ぐルスモータ、αｅが−、ラド
送シ用のギヤで、この例では１６ステツｆ／回転の・や
ルスモータＯｆ）が使用され、また・ぐルスモータαり
の１回転で磁気ヘッドＨはほぼ１００μ移動する。

第３図は磁気トラックＡ？ターンの一例を示すもので、
この例では磁気トラック幅Ｔｗが６０μで、トラックピ
ッチＴＰが１００μに選ばれている。

磁気ヘッドＨによって記録されるメチル両用の映像信号
Ｓ。の周波数スペクトラムの一例を第４図に示す。

輝度信号Ｙは６．０〜８．０　ＭＨｚの中心キャリヤ周
波数でＦＭ変調され、その周波数帯域は１２．０　ＭＨ
ｚ程度である。色信号Ｃは１．５〜２．０　Ｍ［Ｔｚの
中心キャリヤ周波数でＦＭ変調後低域変換されて、ＦＭ
輝度信号ＳＹに重畳される。

ところで、このような電子カメラでは、すでに記録され
た任意のトラックの記録内容を自由に消去して、そのト
ラックに新たな情報が記録できれば、取シ直じや編集、
を自由に行なうことができるので便利であると共に、経
済的である。

そのためには′１に子カメラ内に消去ヘッドを設ければ
よいが、電子カメラ自体コンノククトに設計され、また
ジャケット０４も非常に小さいから、記録。

再生用の磁気ヘッドＨのほかに消去ヘッドも地利けるの
はその駆動系の配置を考慮しなければならず技術的に困
難であるばかりか、ジャケラ）０４に第２図に示す窓孔
（ｉ４ａ）のほかにもう１つ消去ヘッド用の窓孔を設け
るのは塵埃対策等を必要とするためあまシ得策ではない
。

これらの諸問題を解決するには、磁気ヘッドＨを記録、
再生ヘッドのみならず消去ヘッドとしても兼用する構成
とすることが考えられる。

しかし、このように兼用構成とすると、記録すべき映像
信号Ｓ。が第２図に示すように広帯域であるため、広帯
域消去を行なうべく消去周波数ｆ！、とＬｒ　６．０〜
８．０　Ｍｌ（ｚの周波数に選んだＪＭ合には、再生時
消去信号Ｓ６とＦＭ輝度信号ＳＹとのビートが生じ、画
質が著しく劣化してしまう。再生時のビート障害をなく
すべく、消去周波数ｆ０を映像信号Ｓ。の帯域外に選ぶ
ことも考えられるが、このような高い消去周波数ｆ。を
大きな消去電流（１００〜２００ｍＡ）をもって磁気ヘ
ッドＨに供給するのは回路設計上困難であるのみならず
、消去率が著しく低下してしまう。

発明の目的 そこで、この発明では磁気ヘッドを記録、再生のみなら
ず消去ヘッドとしても使用した兼用構成とするときのビ
ート障害及び消去率の低下を防止したものである。

発明の概要 そのため、この発明においては、消去時シート状記録媒
体を記録、再生時の回転速度よシも低速回転させた状態
で消去信号を供給する。そして、この場合に再生時ＦＭ
記録帯域外に消去信号の再生スペクトラムが存在するよ
うに消去信号の周波数と回転速度の減速比が選ばれる。

こうすることによって再生時のビート障害と消去率の低
下が防止される。

実施例 続いて、この発明の一例を上述した電子カメラに適用し
た場合につき第５図以下を参照して詳細に説明する。

８ｇ５図は記録再生回路０１の一例であって、光センサ
（９）の撮像出力はエンコーダ（１）にて第４図Ａに示
すスペクトラムをもつ映像信号Ｓ。に変換され、これが
第１のスイッチＱ）、記録アンプ（ロ）及び記録再生の
切換スイッチ（ハ）を介して磁気ヘッドＨに供給されて
所定のトラックに映像信号Ｓ。７５’ＷＩ：！録される
。（ハ）は再生アンプである。

（イ）はモータａｂに対する速度制御系で、周知のよう
に位相比較器（ハ）を有する。これにはクロック発生器
ＯＱよシ出力された垂直同期・千ルスＶＤが第２のスイ
ッチ（イ）を介して供給されると共に、周波数発電機（
ハ）の出力が分周器（ト）にて分周されたのち供給され
る。位相比較出力はローパスフィルタ０◇にて平滑され
、その出力がドライバー〇′）Ｊを介してモータＱｊに
速度制御信号として供給される。そして垂直同期ノ４ル
スＶＤを基準信号として用いるためモータ（Ｉυは毎秒
６０回転に制御される。

第１及び第２のスイッチＱ心、（イ）は磁気ヘッドＨを
消去ヘッドとして使用する場合に使用されるもので、連
動して切換えられ、図示とは反対側に切換えられたとき
消去モードとなる。０ゆは消去信号Ｓ０の発振器である
。

消去モードでは、モータ（１１）の回転速度Ｎつは記録
。

再生時の−に減速される。この例では消去信号ｓＥＲと
して２ｊ’−５ｃ（ｆｓｃはカラーサブキャリヤ周波数
で、ＮＴＳＣ方式では３．５８■（ｚ）　　の周波数が
使用され、このときモータａ◇の回転速度Ｎおは記録、
再生時の回転速度ＮＲのｉに減速される。そのため、消
去モー基準パルス−ＶＤが第２のスイッチ（イ）を介し
て速度制御系に）に供給される。

同一トラックに対する消去は１度の消去で不十分な場合
には、複数回（５〜１ｏ回）行なわれる。

実験では５〜６回行なって好結果が得られた。

このように、消去時の周波数を２ｆＢｃＫ選ぶと共に、
モ〜りα乃の回転速度Ｎつをａ　ＮＲに選んだ場合には
、再生時の周波数ス４クトラムは第４図Ｂに示すように
％　３Ｘ２ｆｓｏが再生消去周波数となり、従って、再
生消去（ｉ号Ｓ。Ｐは同図Ａと対比すれば明らかなよう
に再生映像信号Ｓ。の帯域外に存在する。

このような高い周波数の消去信号５ｐｏｐは磁気ヘッド
Ｈ及び再生アンプ（ハ）の再生能力の限界よシも遥かに
高いので、再生レベルは一４０ｄＢ以下になる。

また、このように消去信号ＳＦ、Ｐの周波数が高いと、
映像信号Ｓ。とのビート周波数が高くなってビート障害
もない。

続いて、消去時の消去周波数ｆＥＲ１回転速度Ｎ。

消去電流への夫々と消去率の関係について第６図以下を
参照して説明する。

第６図は消去時の回転速度Ｎ０と消去率の関係を示すグ
ラフで、この例は消去周波数ｆ□が６．０■ｆｚで、１
００ｍＡの消去電流■つを流し、消去回数が６回のとき
のデータで、消去すべき信号周波数ｆ　は５００ｋＨｚ
と７．０ＩＶｒＨｚの場合である。５００ｋＨｚという
低周波信号を記録したのは、低周波信号の場合は一般に
消去しにくく、従ってこのような低周波信号における消
去率が高ければ、一応記録信号の低域かも高域に至るま
での全ての周波数帯域においてほぼ完全に消去されてい
ると考えられるからである。

このような条件のもとて記録再生時の回転速度ＮＲをノ
ーマル速度として回転速度ＮＦ、を順次減速すると、消
去時の回転速度Ｎ０が遅くなるにしたがって消去率が向
上する。通常−３０ｄＢ以下の消去率であれば、実用上
問題にならないから、減速比ｎは３以上あればよい。こ
のとき、７．０ＭＨｚの周波数の記録信号は一４０ｄＢ
以下の消去率となる。

第７図は消去周波数ｆ。Ｒと消去率の関係を、３種類の
消去電流Ｉつのもとで測定した場合のグラフである。図
は記録電流がともに５０ｍＡ　＋　Ｎｇ　＝ＴＮＲｌ消
去回数を６回にしたときのデータで、鎖線のグラフは消
去電流■８が１００ｍＡ、実線のグラフは１１ｃ＝１３
０ｍＡ　、そして破線のグラフは■。＝１５０ｍＡのと
きである。

このグラフから明らかなように、消去電流Ｉ８を１３０
ｍＡ以上に選んだ場合には、３Ｍ）Ｉ２以上の消去周波
数ｆ□のもとて十分な消去を達成できる。

第８図は消去電流ＩＥと消去率の関係を示すグラフで、
ｆｌＲ＝６Ｍ）ＩＺ　Ｉ　ＮＦ、ｅＴＮ、　ｌ消去回数
が６回、記録電流は夫々５０ｒｎＡの場合のデータであ
る。上述もし、またこの図から明らかなように、１２０
〜１３０ｍＡ以上の消去電流■つであれば、消去しにく
い低周波の信号でも十分に消去することができる。

これらのグラフから明らかなように、再生時映像信号Ｓ
。の周波数帯域外に再生消去周波数ｆつ、が存在し、か
つ十分な消去率が得られるように、配録消去周波数／Ｐ
Ｒ％減速比ｎ及び消去電流Ｉｇの関係が定められる。

従って減速比ｎを大きくすればそれだけ記録周波数ｆＥ
Ｒは低周波数になるが、ｎをあまり大きくすると、回転
速度Ｎつの安定性の問題や消去時間が長くなったシ、Ｎ
Ｒに回転速度を戻すまでのロック時間が長くなるなどの
間頃がでるので、あｔ　Ｊ）　ｎを大きくするのは好ま
しくない。また、例えば、消去信号ＳＦ、Ｒとしてクロ
ック発生器α→の出力を利用し、専用の発振器０４を省
く場合には、ｆＢｃ若しくはこれの２倍の周波数、ある
因はＦＭの中心キャリヤ周波数に選ぶことになるので、
このときにはｎは３若しくは４が適当である。

ｎ＝３に選んだ場合には、ｆＥＲ”２ｆｓＣＩ　Ｉ、＝
２００ｒｎＡ＋消去回数＝６回で、十分な消去率が得ら
れる。

ところで、あるトラックＴｎに記録された内容を消去す
る例としては、ジャケット０→を電子カメラから取外す
前に、先に記録された任意のトラックＴｎを検索して消
去する場合と、ジャケット０４を再挿着したのちこのト
ラックＴｎを検索して消去する場合がある。前者の場合
には特に問題はないが、後者の場合にはジャケットα→
が正しく挿着されたとしても、機械的誤差によシ若干偏
心して挿着されることが多い。偏心した状態で挿着され
ると、消去時一部の区間で消去もれが生ずる。

すなわち、ジャケット挿着後消去トラックを指定するこ
とによってそのトラック上に磁気ヘッドＨを移動させる
が、消去する場合でもそのトラックの画像内容を一旦再
生して消去すべき内容であるかないかの確認が行なわれ
る。そのため、まず出力の平均値が最大となる位＠棟で
磁気ヘッドｌ（が移動するようなトラッキングサーボが
行なわれる。

この周知のトラッキングサーボは平均値出力が最大とな
る位置でヘッド送シが停止するので、ジャク°ットα→
が偏心して取付けられていると消去時のトラツクノｆタ
ーンと記録パターンとはその全周におりて完全に一致し
なくなるから、このままの状態で消去すると、一部の区
間で消去もれが発生する。

この挿着誤差を考慮して消去パターンが定められる。そ
のため、実施例では消去回数をｍ（、ｍは　　。

２以上の偶数）と定め、第９図に示すように、再生トラ
ッキング後の磁気へラドＨが破線図示の位置にあるとき
、最初の二回の消去は、この６ｒ買よ２ シＴｓ１だけ外周寄シに磁気ヘッドＨを移動させて行な
い、残シの三回の消去は、逆にＴ８□（Ｔ８２≧Ｔ８．
）ま たけ内周寄りに磁気ヘッドＨを移動させて行なう。

こうすれば、ジャストトラッキングの磁気ヘッドＨの位
置が破線図示であると、消去トラック幅は（Ｔｗ＋Ｔ８
１十Ｔｓ２）となるから、シャケ・シトα４力；偏心し
て挿着されても消去もれは生じない。トラック移動幅Ｔ
ｓｌ　ｌ　Ｔ８□はジャケット０４の挿着精度によって
も相違するが、実験では、Ｔｓ、−Ｔｓ２≧６μに選定
した。この値は／ｅルスモータα乃の１ステツプ回転に
よるヘッド送り量に相当する。

第１０図はこのような消去モードを実現する制御回路０
１の一例である。

図は３相巻線のパルスモータαηを使用して二相励磁方
式によシ１６ステツｆ／回転を実現したものに適用した
場合で、３相の固定子巻線Ｌ１．〜Ｌｃにハ夫々パルス
・ぐワーアングθカ〜０４が接続され、これらにはノヤ
ルス分配器に）で所望の如く分配された入力パルスが回
転制御パルスとして供給される。

端子輪には消去モード・やルスＰＥが供給される。

消去モートノ９ルスＰＰ、は第１及び第２のスイッチ（
ハ）。

（イ）の切換タイミングと同期しているので、消去モー
ドパルスＰつの発生は消去スタートを意味する。

消去モードパルスＰＥが供給されるとカウンタＱ’／）
　７５Ｅ動作して周波数発電機（ハ）からのパルス出力
がカウントされる。消去モートノＪ？ルスＰ。によって
後段のヘッド送シ制御回路０→も動作する。

この制御回路（ロ）はメ消去モードパルスＰ０の入力と
同時に発生する第１の制御・やルスＰｃ、によって、磁
気ヘッドＨをディスクαりの外周に向って１ステツプに
相当する分だけ逆送〃するようなパルスが所定のパルス
ノ？ワーアンゾθ邊〜鵠のいずれか２つに供給されるよ
うに分配回路■が制御される。そしてカウンタ０乃の出
力が閉囲転に相当する出力となったとき、第２の制御／
？ルスＰｃ２が・やルス分配器０→に供給されて・千ル
ス・ぞワーアンプ（Ａ→〜０ユカ所望の如く駆動される
ことＫよシ、磁気ヘッドＨが２ステツプ分に相当する分
だけ順送シされる。

カウンタ０乃の出力がｍ回転に相当する出力となると・
やルス分配器０→の出力はストップする。

上述とは異るトラックの記録内容を消去するときも上述
したと同様な動作となる。

このように、／−Ｐルス分配器θＱを制御すれば、第９
図に示すように消去パターンＴＰ、を記録パターンＴＫ
対して所定駄だけずらすことができるのでジャケラ）Ｑ
４１が偏心して挿着されても消去もれは殆んど生じない
。このため、消去もれに基づく部分的な２重肥録による
スチル画像の劣化を確実に防止できる。

応用例 上述の実施例はシート状記録媒体として電子カメラに使
用されるディスクを例示したが、その他のシート状記録
媒体でも磁気ヘッドＨを記録、再生のみならず消去ヘッ
ドとしても使用する場合にはこの発明を適用することが
できる。

発明の詳細 な説明したようにこの発明によれば、記録。

再生用の磁気ヘッドを消去ヘッドとして兼用する場合で
も、消去信号に基づくビート障害がなくなシ、シかも消
去率を十分とることができるので、映像信号Ｓ。の帯域
内に消去周波数ｆＦ、Ｒを選んでも良質のメチル画像が
得られる。そのため、この発明は特に上述した電子カメ
ラに適用して極めて好適である。

第１図は電子カメラの概念図、第２図は磁気ヘッドと磁
気ディスクとの関係を示す図、第３図はトラックＡ’タ
ーンの一例を示す図、第４図は周波数スペクトラム図、
第５図はこの発明に係る記録再生装置の一例を示す系統
図、第６図は消去時の回転速度と消去率の関係を示す図
、第７図は消去周波数と消去率の関係を示す図、第８図
は消去電流と消去率の関係を示す図、第９図は消去トラ
ックパターンの説明図、第１０図は磁気ヘッド送りの制
御回路の一例を示す系統図である。

Ｈは磁気ヘッド、（９）は光センサ、ａ２　ｔｒｉ　Ｅ
ＪＮ気ディスク、０φはジャケット、αＯは記録再生回
路、Ｑカ。

（イ）は第１及び第２のスイッチ、（イ）は速度制御系
、Ｓ８８は消去信号、ｆつ、は記録消去周波数、ｆＦ、
Ｐは再生消去周波数である。

第４図 第３図 ■ 第５図 第６図 ８転達塵ＮＥ− 第１０図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ＦＭ変調された広帯域の情報信号をシート状記録媒体に
   同一の磁気ヘッドを用いて記録し、またこれよシ再生す
   るようにした記録再生装置において、消去時消去信号を
   上記磁気ヘッドに供給すると共に、上記シート状記録媒
   体を、記録、再生時の回転速度よりも低速回転せしめ、
   再生時ＦＭ記録帯域外に上記消去信号の再生スイクトラ
   ムが存在するように上記消去信号の周波数と回転速度の
   減速比が選定されてなることを特徴とする記録再生装置
   。