JPS61239670A - 薄膜トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタ及びその製造方法

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JPS61239670A
JPS61239670A JP8102785A JP8102785A JPS61239670A JP S61239670 A JPS61239670 A JP S61239670A JP 8102785 A JP8102785 A JP 8102785A JP 8102785 A JP8102785 A JP 8102785A JP S61239670 A JPS61239670 A JP S61239670A
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layer
source
film
drain electrode
etching
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Kesao Noguchi
野口 今朝男
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Original Assignee
NEC Corp
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
    • H01L29/786Thin film transistors, i.e. transistors with a channel being at least partly a thin film
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ガラス等の絶縁基板に設けられたシリコン簿
膜を用いた薄膜トランジスタ及びその製造方法に関する
(従来の技術)  − アモルファスシリコン(a−8i)やポリシリコン(p
−8i)を用いた薄膜トランジスタ(T P T)は、
低温形成が出来ることや透明な基板、大面積の基板、絶
縁性の基板が利用出来ることなどから、光センサーや液
晶表示などのスイッチング素子として実用化されつつあ
る。
第5図は従来のシリコン薄膜トランジスタの一例を示す
模式的断面図である。
例えばa−81TPTは、ゲート電極52がパターニン
グされたガラス等の絶縁基板51−Fに、窒化シリコン
膜をゲート絶縁膜53として、水素化アモルファスシリ
コン[(a−E’i:H)のノンドープ層及びN 層5
5を半導体膜54として順にそれぞれプラズマCVD(
化学気相成長)により形成し、その後a −S i膜の
TPTとならない不要部分をエツチング除去し、そのa
−8i膜上にソース・ドレイン電極用金属56を形成し
てパターニングし、さらにそのソース・ドレイン電極用
金1456上にITO(インジウム酸化錫)などを用い
て配線電極57を形成し、最終的にTPTのチャネル!
      部59を開「1したマスクを用いてそのチ
ャネル部59に存在する導電層の配線電極57層、ソー
ス・ドレイン電極56層、Na−8i層55をエツチン
グ除去して製造していた。又、a−8i:Hfliけノ
ンドープの場合弱いN形であるが、一般に工(真性)形
と呼ばれ、電子の電界効果易動度がドーピングした場合
より大きいので、TPTの活性層に用いられ、ソース・
ドレイン電極のオーミック性を良くするためにN 層が
用いられている。
又、ソース・ドレイン電極にはアルミニウム、ニッケル
クロム、モリブデン、ITOなどが用いられている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のような製造方法や構造で作成した
TPT特性は非常に再現性や歩留りの悪+ いものであった。その原因は上記Na−8i層のエツチ
ングの再現性が悪いだめであった。又、p−81を用い
たTPTの場合でもa−8iを用いた上記の製造方法や
構造と基本的に同じであるため、全く同じ問題を有して
いた。
例えば、モリブデン膜を用いたソース・ドレイン電極を
N 層上に形成した場合、ソース・ドレインを極のモリ
ブデン膜のパターニングに引き続= 3− いて、TPTのチャネル部の開口部に存在するN+層を
エツチング除去する必要がある。ところが、a−8i、
p−8iのエツチングには 硝酸系のエッチャントが一
般に用いられるが、N 層と1層のエツチング選択性は
小さいから−F記の工程のN+層エツチング再現性、制
御性は極めて悪い。又、これらのエツチングを例えばC
HF2やCCj、系のドライエツチングを用いて行った
場合、モリブデン、!: a−8iのエツチングの選択
性が十分でないから、モリブデン膜に膜厚分布があると
そのまま下地a−8i  のエツチングに不均一性をも
たらし、大面積基板に多数累子設けたとき素子間で特性
が異なる場合もあった。
N 層がエツチング残として存在すると、この+ N 層は導電膜なのでソース・ドレイン間を短絡させて
しまい、ソース・ドレイン間リーク電流が生じる。第6
図はゲート電圧とソース・ドレイン電5&の関係を示す
図である。N 層でソース・ドレイン間が短絡すると、
同図に破線で示したようなゲート電圧/ソース・ドレイ
ン電渚脇性となってしまり。したがって、一般的に)−
1:N+層の厚さ以上の深さをエツチングし、第5図に
示したTPTチャネル部59のようにノンドープ層まで
わずかにエツチングする方法が採用される。しかしなが
ら、前述したようにa−81及びp−Ell のノンド
ープ層とドープ層のエツチング選択性は小さいから、上
記の方法ではノンドープ層をオーバーエツチングしてし
まう場合が生じ、不均一が生じている場合には著しくノ
ンドープ層が薄くなって1−まり場合も生じる。その場
合には第6図の一点鎖線で示したゲート電圧/ソース・
ドレイン電流特性となってしまう。以上述べたように、
従来はシリコン薄膜のノンドープ層とドープ層とを選択
性良くエツチングする方法やドープ層を過不足なくエツ
チングするための構造がなく、その開発が望まれていた
そこで、本発明の目的は、特性の再現性と製造歩留りに
優れた薄膜トランジスタ及びその製造方法の提供にある
(問題点を解決するだめの手段) 前述の問題点を解決するために本願の第1の発明が提供
する手段は、絶縁基板上に順に、ゲート電極、ゲート絶
縁膜及び半導体膜が形成され、前記半導体膜上にソース
・ドレイン電極が設けられた構造を有する薄膜トランジ
スタであって、前記ソース・ドレイン電極に接する領域
の前記半導体膜は表面から浅い範囲にN形又はP形の高
濃度不純物を含み1、前記N形又はP+形不純物は前記
半導体膜中に前記表面から拡散した前記ソース・ドレイ
ン電極の金属よりも浅い範囲に分布していることを特徴
とする。
捷た、前述の問題点を解決するために本願の第2の発明
が提供する手段は、ゲート電極が設けられた絶縁基板上
にゲート絶縁膜及び半導体膜を順次に形成する工程と、
前記半導体膜上にソース・ドレイン電極を設ける工程と
を含む薄膜トランジスタの製造方法であって、前記ソー
ス・ドレイン1     電極に接する側の前記半導体
膜に形成されたN+形又はP 形の高濃度不純物層の不
純物分布の深さ以上の深さに前記ソース・ドレイン電極
金属を拡散させる工程と、前記ソース・ドレイン電極を
除く領域にも形成された前記ソース・ドレイン電極金属
をエツチングする工程と、前記高濃度不純物を含みかつ
前記拡散した前記金属をも含む前記半導体膜の領域とを
エツチングする工程とを含む。
(作用) 本発明の薄膜トランジスタでは、上記手段により、シリ
コン半導体膜のノンドープ層とドープ層のエツチング選
択性が著しく向上するから、薄膜トランジスタの特性の
再現性が向上する。
又、本発明の薄膜トランジスタの製造方法では、上記の
手段により、トランジスタのチャネル部の半導体膜のド
ープ層を過不足なくエツチングできるから、従来に比較
し簡単なプロセス追加だけで、その製造歩留りが著しく
向上する。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明す
る。
(実施例1) 第1図は本願の第1の発明の実施例の構成を示す模式的
な断面図である。
第1図において、5iot コートされたソーダガラス
を用いた絶縁基板1上1ccrによるゲート電極2がパ
ターニングされて設けられている。この上にプラズマC
VDを用いて形成されたEIiHのゲート絶縁膜3およ
びa−8i:H膜の半導体膜4が設けられ、そのa−8
i:H膜はノンドープ層とリンがハイトープされたN 
半導体層5とから成り、かつTPTとならない不要部分
のa−8i、:、H膜は除去されている。このa−8i
:H膜を上面から囲むようにCrによるソース・ドレイ
ン電極6がパターニングされて設けられている。このソ
ース・ドレイン電極6に接続するようにその上にITO
の配線電極7がパターニングされて設けられている。
本実施例の特徴的な構造として、ソース・ドレイン電極
6下の半導体層4には、N 半導体層5の厚さ以上の深
さで、ソース・ドレイン電極6に用いたCrが拡散した
金属拡散層8が形成されている。
又ソース・ドレイン電極間のTPTチャネル部9は上記
N 半導体層5を含む金属拡散層8の深さまでエツチン
グ除去されてノンドープ層が露出している。以上が基本
的な構造であるが、必要によってパッシベーション膜等
を付加する場合がある。
上記ソース・ドレイン電極6下のN 半導体層5を含む
金属拡散層8を原子分析した結果、N不純物のリンとソ
ース・ドレイン電極に用いたOrとの深さ方向の分布の
様子の1例は第2図に示すようなものであった。一点鎖
線で示したSlの分布はa−8i:H膜の81である。
又、破線で示したPの分布はNa−1111層のドーパ
ン)Pであり、第2図で示した試料の例では約130λ
厚のN  a −81層がa−81膜の成膜時に形成さ
れていた場合である。しかし第2図の実際のPの分布を
見ると約150λ程度の深さになっておシ、後で述べる
Cr を拡散させるためのプロセス等でやや拡散したか
、もしくは成膜時の見積誤差かで数1OA異なったもの
と思われる。一方、同図に実線で示したCrの分布は約
180λ程度の深さに達している。
第2図で示した例の試料は250℃で1時間ソース・ド
レイン電極のCrをN  a−81側に拡散させた場合
の結果で、その条件ではCrの金属拡散層が約180λ
程度となり、Ha−Eli層の厚さ以上の深さまで形成
されていることが確められた。
ソース・ドレイン電極金属を拡散させた場合、同時にN
 層の不純物も拡散するがN もしくはP+形にするた
めの一般的なり/・ボロン等の拡散係数よりソース・ド
レイン電極に用いる金属のチタン、モリフテン、クロム
、ニッケルクロム。
アルミニウム、タングステンなどの拡散係数は100℃
〜800℃の温度範囲で約2桁から10桁以上も異なる
。したがって、H層の不純物分布の変化以上に金属を拡
散させた層を形成できる。
又、拡散層厚を厚くするためには拡散温度と時間のファ
クターで制御できることは周知のことである。しかし、
本発明の対象とするシリコン薄膜TF′Tでは、a−8
i:H膜を用いた場合約300℃以下、ソーダガラス基
板を用いてp−81膜を用j      いた場合約6
00℃以下、石英ガラス基板を用いてp−8i膜を用い
た場合約800℃以下などの使用材料からの温度制限が
存在する。したがって、a−8iTPTでは約300λ
程度までのハイトープ層を金属拡散層化することが可能
で、p−81TPTでは約2000λ程度までの金属拡
散層を形成することが可能である。一方、電極コンタク
ト用ハイトープ層は50λ〜200λ程の厚さで十分で
あるから、ハイトープ層領域以上の深さに金属拡散層を
作ることができる。
上記のようにシリコン半導体膜のハイトープ層の厚さ以
上の深さに金属拡散層を設ける構造とす      j
ることで、次のような製造プロセス上の利点及び、結果
的にTPT特性への効果があることを本発明において新
だに見い出された。
シリコンのノンドープ層とハイトープ層とのエツチング
選択比は従来2倍以下と小さいものであったが、上記の
ようにハイトープ層を金属拡散層化することで10倍以
上の選択比が弗硝酸系のウェットエツチングでも得られ
た。又、不純物はP形でもN形でも高い選択比が得られ
た。この弗硝酸系エツチング液は弗酸濃度より硝酸や水
の割合いが10倍以上であり、極端な場合硝酸を全く含
まず、弗酸を水で10倍から500倍まで単に希釈した
液でも金属拡散層はエツチングが可能であった。これに
対し、金属が拡散していないシリコン層は弗酸のみでは
全くエツチングされなかった。
金属拡散層をエツチングするエツチング液の弗酸濃度が
低いことは、基板にガラスを用いる等、弗酸に対する耐
薬品性のない材料が一部に用いられているデバイスの作
製には有利なことである。なお、エツチング液は弗酸の
みでなく、硝酸も混入していた場合に、金属拡散層の金
属が低濃度となる深い分布の領域までエツチングできる
のでソース・ドレイン電極の分離が完全なものとなる。
又、エツチングにはCF4系のドライエツチングプロセ
スを用いることができる。従来の71イド一プ層は半導
体膜を形成する際に不純物を膜中に導入(ドープ)する
方法で形成されているので、ノンドープ層といえども膜
中に含まれる不純物濃度は、一般的に、Siに対してI
S以下であったものが、本発明のように、この・・イド
ープ層にさらに金属を拡散した層ではさらに金属濃度が
加わシ表面では数10チにも達するから、本実施例の構
造ではノンドープ層とハイトープ層のエツチング選択比
が向上したものと思われる。
したがって、ソース・ドレイン電極間のハイド    
 。
−プシリコン層をエツチング除去してTPTのチャネル
部を形成する場合のハイトープ層のエッチ      
、′ングの再現性が著しく向上した。又その結果、TF
’r特性についても第6図で従来例を説明した    
 ゛ようなばらつきや不良が無くなり、極めて歩留りを
向上させることができた。
(実施例2) 第3図(a)〜(d)は本願の第2の発明の第1の実施
例により形成される構造を工程順に示す断面図である。
この実施例では、第3図(a)に示す如く、ソーダガラ
スを用いた絶縁基板31上にモリブデンを用いてゲート
電極32をパターニングした。この上にプラズマCVD
を用いて81Nのゲート絶縁膜34及び/7ドープa−
8i:H工半導体膜35を1500人、リンドープa−
Elf:HN  半導体層30を80人それぞれ連続し
て形成した。その後、TPTとなる領域を残してa−8
1:H膜をエツチング除去してアイランド状に形成した
。次に第3図(b)の構造を形成する。この工程では、
基板を温度200℃に保ってCrをソース・ドレイン電
極用金稿膜67として形成し、パターニングした。さら
にこの上に工TOによる透明導電膜33を基板温度25
0℃に保って形成した。このITOをソース・ドレイン
電極上に高温で形成することは、Crをa−日1:H膜
中に積極的に拡散させて金属拡散層38を形成する目的
である。Cr膜の形成も、ITOの形成も真空装置を用
いて加熱して形成するので、基板が冷却するまでにも3
0分から2時間程度必要であり、このことも1配のよう
にソース・ドレイン金属をa−8i:H膜中に拡散させ
る目的には好都合であり、拡散させるための別工程を特
に必要としない。さて、次の第3図(C)の構造を形成
する。
j      この工程では、ITO上にソース・ドレ
イン電極のマスクパターンを設け、例えば塩化第2鉄と
塩酸との混合液などの1TOエツチヤントを用いて、I
TOをエツチングした。同一マスクを用いて、続いてC
rを、例えば硝酸第2セリウムアンモニウム溶液のエッ
チャントを用いてエツチングした。
ここでCrのソース電極37.ドレイン電極36が形成
される。さらに続いて同図(d)の構造を形成する。こ
の工程でも同一マスクを用いて、N 半導体層30を含
む金属拡散層38を200倍希釈の弗酸溶液で除去した
。すると、ソース電極37とドレイン電極36との間に
存在した導電膜は全てエツチング除去され、a−8i:
H膜の1層が露出したTPTチャネル部39が形成され
る。又、1層膜厚は形成時の膜厚にほぼ同じ1400人
が残っていた。したがって、希弗酸にはa−81:H膜
の1層は全くエツチングされず、金属拡散層38に含ま
れたa−8i:H,N層のみがエツチングされるため、
N 層のエツチング過不足が生じなく極めて再現性よく
デバイス作成できた。
(実施例3) 第4図(a)〜(d)は本願の第2の発明の第2の実施
例により形成される構造を工程順に示す断面図で一15
= ある。
本実施例では、第4図(a)に示す如く、硅酸ガラスを
用いた絶縁基板41上にCrによるゲート電極42とS
nO,による透明導電膜43をそれぞれ別工程で形成し
、同一平面上に分離してパターニングl−た。次に、同
図(b)の構造を形成する。この工程では、低圧化学気
相成長法(LPGVD)を用いて、5ilJをゲート絶
縁膜44として、ノンドープp−81膜の半導体膜45
を100OA、ボ日ンドープp−81J[のP 半導体
層451を20OAそれぞれ基板温度600℃で形成し
た。この後TPT領域のアイランド形成と、ゲート絶縁
膜44へのコンタクト穴の形成を行った。次に、第4図
(Q)の構造を形成する。この工程では、ソース・ドレ
イン電極となるCrを形成した。次にソース−ドレイン
電極のパターニング前に、500℃に保たれた水素界囲
気の電気炉に基板を挿入し、Crをp−81中に30分
拡散して金属拡散層48を形成した。
この後Crをソース電極47.ドレイン電極46にCr
用のエッチャントを用いてエツチングし、パ〜16− ターニングした。さらに、このソース拳ドレイン電極4
6.47と同一マスクパターンを用いて、弗酸:硝酸:
水が1:]50:100の溶液でエツチングしたところ
、ノンドープp −81とP p−81とが選択性良く
エツチングでき、第4図(d)に示すようにTIFTの
チャネル部49はエツチングの過不足なく歩留り良く形
成できた。又、同一基板内に作られた多数の同−TPT
は全く同じ特性      □゛を示し、素子の均一性
も向上した。             ll(発明の
効果) 以上詳細に説明したとおり、本発明の薄膜トランジスタ
では、バイドーグ層の深さ以上の深さが金属拡散層とな
る構造としたことで、ソース・ドレイン電極間のハイト
ープ層を選択性良くエツチング除去でき、TPT特性の
再現性1歩留りが向上する。
又、本発明の薄膜トランジスタ(TPT)の製造方法に
よれば、ソース・ドレイン電極に用いた金属を、それら
の電極パターニングする前に、ハイトープ層の深さ以上
の深さまで拡散させ、TPTチャネル部に存在するその
ハイトープ層を金属拡散層と同時に弗酸系エツチング液
でエツチングするので、ハイトープ層を過不足なく、エ
ツチング除去することができるから、極めて高い製造歩
留りを達成することができ、大面積デバイスでも素子の
均一性が著しく良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願の第1の発明の一実施例の模式的な断面図
、第2図は第1図実施例の半導体膜における組成の深度
方向分布を示す図、第3図(a)〜(d)は本願の第2
の発明の第1の実施例において形成される構造を工程順
に示す断面図、第4図(a)〜(d)は本願の第2の発
明の第2の実施例において形成される構造を工程順に示
す断面図、第5図は従来のシリコン薄膜トランジスタの
模式的な断面図、第6図はシリコン薄膜トランジスタに
おけるゲー1       ト電圧対ソース・ドレイン
電流特性を示す図である。 1.31.411 51・i・絶縁基板、2. 32゜
42.52・・・ゲート電極、3+  34t  44
e  53・・・ゲート絶縁膜、4. 35. 45e
  54・・・半導体膜、5.30$  55・・・N
+半導体層、451・・・P+半導体層、6.56・・
・ソース・ドレイン電極、36.46・・・ドレイン電
極、37.47・・・ドレイン電極、7,57・・・配
線電極、8.38.48・・・金属拡散層、9=  3
9*  49t  59・・・TPTチャネル部、33
.43・・・透明導電膜。 代理人  弁理士  本 庄 伸 介 り   寸   (v)   N   ”     0
(”!IgJ丑) I/ ”l& &針寸 区

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁基板上に順に、ゲート電極、ゲート絶絶膜及
    び半導体膜が形成され、前記半導体膜上にソース・ドレ
    イン電極が設けられた構造を有する薄膜トランジスタに
    おいて、前記ソース・ドレイン電極に接する領域の前記
    半導体膜は表面から浅い範囲にN^+形又はP^+形の
    高濃度不純物を含み、前記N^+形又はP^+形不純物
    は前記半導体膜中に前記表面から拡散した前記ソース・
    ドレイン電極の金属よりも浅い範囲に分布していること
    を特徴とする薄膜トランジスタ。
  2. (2)ゲート電極が設けられた絶縁基板上にゲート絶縁
    膜及び半導体膜を順次に形成する工程と、前記半導体膜
    上にソース・ドレイン電極を設ける工程とを含む薄膜ト
    ランジスタの製造方法において、前記ソース・ドレイン
    電極に接する側の前記半導体膜に形成されたN^+形又
    はP^+形の高濃度不純物層の不純物分布の深さ以上の
    深さに前記ソース・ドレイン電極金属を拡散させる工程
    と、前記ソース・ドレイン電極を除く領域にも形成され
    た前記ソース・ドレイン電極金属をエッチングする工程
    と、前記高濃度不純物を含みかつ前記拡散した前記金属
    をも含む前記半導体膜の領域をエッチングする工程とを
    含む薄膜トランジスタの製造方法。
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JP8102785A Pending JPS61239670A (ja) 1985-04-16 1985-04-16 薄膜トランジスタ及びその製造方法

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JP (1) JPS61239670A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH029135A (ja) * 1988-06-28 1990-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 非晶質シリコンの選択エッチング方法及び薄膜トランジスタアレーの製造方法
JPH05226658A (ja) * 1992-02-18 1993-09-03 Nec Corp 薄膜トランジスタ
KR100300165B1 (ko) * 1998-08-05 2001-09-29 마찌다 가쯔히꼬 반도체장치의 제조방법

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JPH05226658A (ja) * 1992-02-18 1993-09-03 Nec Corp 薄膜トランジスタ
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