JPS61239274A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
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- JPS61239274A JPS61239274A JP60081004A JP8100485A JPS61239274A JP S61239274 A JPS61239274 A JP S61239274A JP 60081004 A JP60081004 A JP 60081004A JP 8100485 A JP8100485 A JP 8100485A JP S61239274 A JPS61239274 A JP S61239274A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pair
- recording paper
- roller
- curl
- rollers
- Prior art date
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- Pending
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2017—Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
- G03G15/2028—Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with means for handling the copy material in the fixing nip, e.g. introduction guides, stripping means
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/00362—Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
- G03G2215/00535—Stable handling of copy medium
- G03G2215/00662—Decurling device
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、複写機やプリンタ等において、加熱ローラと
このローラに記録紙を圧接する加圧ローラとからなる定
着ローラ対以後に、カール修正装置を設け、記録紙の巻
きぐせに起因したカール、或いは、転写過程や定着過程
等で生じたカールを矯正することで、搬送途中でのジャ
ムの発生や仕分丁合時のトラブルの発生を防止するよう
にした定着装置に関する。
このローラに記録紙を圧接する加圧ローラとからなる定
着ローラ対以後に、カール修正装置を設け、記録紙の巻
きぐせに起因したカール、或いは、転写過程や定着過程
等で生じたカールを矯正することで、搬送途中でのジャ
ムの発生や仕分丁合時のトラブルの発生を防止するよう
にした定着装置に関する。
従来、上述した定着装置等におけるカール修正装置とし
ては、以下に示すようなものが知られている。
ては、以下に示すようなものが知られている。
先ず、下方の金属製のローうに上方の軟質ゴム製のロー
ラを対向させた第1のローラ対と、このローラ対とは両
ローラの上下位置を逆にした第20ローラ対とを設け、
記録紙のカールの状態に応じて、それら何れかのローラ
対のゴムローラを金属ローラに圧接し、それにより形成
されるゴムローラの上下何れかに向く凹部分に記録紙を
通過させることにより、カールを修正するようにしたも
のがある(例えば特開昭56−48343号公報参照)
。
ラを対向させた第1のローラ対と、このローラ対とは両
ローラの上下位置を逆にした第20ローラ対とを設け、
記録紙のカールの状態に応じて、それら何れかのローラ
対のゴムローラを金属ローラに圧接し、それにより形成
されるゴムローラの上下何れかに向く凹部分に記録紙を
通過させることにより、カールを修正するようにしたも
のがある(例えば特開昭56−48343号公報参照)
。
また、一対の中空弾性ローラを互いに圧接するように設
け、記録紙のカールの状態に応じて、何れか一方のロー
ラの内圧を他方よりも小さくし、それによりそのローラ
に形成される上下何れかに向く開部分に記録紙を通過さ
せて、カールを修正するようにしたものがある(例えば
実開昭57−98453号公報参照)。
け、記録紙のカールの状態に応じて、何れか一方のロー
ラの内圧を他方よりも小さくし、それによりそのローラ
に形成される上下何れかに向く開部分に記録紙を通過さ
せて、カールを修正するようにしたものがある(例えば
実開昭57−98453号公報参照)。
しかし、上述した従来構成による場合には、以下に述べ
るような問題があり改良の余地があった。
るような問題があり改良の余地があった。
つまり、これらは何れも圧接によって形成される一対の
ローラ間の凹部に記録紙を通過させることによって、カ
ールの修正を行うものであり、記録紙に押圧力が作用す
ることで記録紙に対するテンションがこのローラ対の前
後で異なることと赴る。そのため、記録紙に不測に無理
な力が作用して、記録紙が損傷される虞れのあるもので
あった。
ローラ間の凹部に記録紙を通過させることによって、カ
ールの修正を行うものであり、記録紙に押圧力が作用す
ることで記録紙に対するテンションがこのローラ対の前
後で異なることと赴る。そのため、記録紙に不測に無理
な力が作用して、記録紙が損傷される虞れのあるもので
あった。
本発明の目的は、上記実情に鑑み、記録紙のカールを修
正するための構成を、記録紙に対して無理な力の掛かる
虞れの少ないものにすることにある。
正するための構成を、記録紙に対して無理な力の掛かる
虞れの少ないものにすることにある。
本発明による定着装置の特徴構成は、定着ローラ対以後
に設けたカール修正装置が、カール修正用ローラ対と、
このローラ対よりも下手側の記録紙搬送径路をこのロー
ラ対のニップの延長線に対して記録紙のカールの状態に
応じて上下何れかの方向に変更する搬送径路変更機構と
を備えていることにある。
に設けたカール修正装置が、カール修正用ローラ対と、
このローラ対よりも下手側の記録紙搬送径路をこのロー
ラ対のニップの延長線に対して記録紙のカールの状態に
応じて上下何れかの方向に変更する搬送径路変更機構と
を備えていることにある。
つまり、加熱ローラによる加熱で未だ熱を持った状態の
記録紙を、一対のローラ間に通過させる際に、このロー
ラ対のニップの延長線よりも上方に向かうように搬送す
ることによって、記録紙はローラ対の上側のローラの外
周面に沿って上向きに曲がりながら進むこととなり、記
録紙に上向きのカールが生じ易(なるものであることが
分かった。一方、記録紙を逆にそのローラ対のニップの
延長線よりも下方に向かうように搬送することによって
、記録紙はローラ対の下側のローラの外周面に沿って下
向きに曲がりながら進むこととなり、記録紙に下向きの
カールが生じ易くなるものであることが分かった。
記録紙を、一対のローラ間に通過させる際に、このロー
ラ対のニップの延長線よりも上方に向かうように搬送す
ることによって、記録紙はローラ対の上側のローラの外
周面に沿って上向きに曲がりながら進むこととなり、記
録紙に上向きのカールが生じ易(なるものであることが
分かった。一方、記録紙を逆にそのローラ対のニップの
延長線よりも下方に向かうように搬送することによって
、記録紙はローラ対の下側のローラの外周面に沿って下
向きに曲がりながら進むこととなり、記録紙に下向きの
カールが生じ易くなるものであることが分かった。
そこで、この現象を有効利用して、記録紙に下向きのカ
ールが生じている時には、カール修正用ローラ対よりも
下手側の記録紙搬送径路がこのローラ対のニップの延長
線に対して上向きになるように、また、記録紙に上向き
のカールが生じている時には、その記録紙搬送径路がこ
のローラ対のニップの延長線に対して下向きになるよう
に、夫々、搬送径路変更機構を操作することで、記録紙
に対して何ら特別の力を加えることなく、カールを効果
的に修正できるようにしである。
ールが生じている時には、カール修正用ローラ対よりも
下手側の記録紙搬送径路がこのローラ対のニップの延長
線に対して上向きになるように、また、記録紙に上向き
のカールが生じている時には、その記録紙搬送径路がこ
のローラ対のニップの延長線に対して下向きになるよう
に、夫々、搬送径路変更機構を操作することで、記録紙
に対して何ら特別の力を加えることなく、カールを効果
的に修正できるようにしである。
以下に、図面に基づいて、本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明を適用した複写機の定着装置の概略断面
図である。
図である。
記録紙(P)の通過径路に、加熱ローラ(1a)と加圧
ローラ(1b)とを対向配設した定着ローラ対(1)を
設けである。上面に未定着の画像を付着させた記録紙(
P)は、転写装置(図示せず)から送り出された後、搬
送装置(図示せず)により両ローラ(la) 、 (l
b)の間に送り込まれるように構成されている。加熱ロ
ーラ(1a)は、その表面にテフロン加工を施してあり
、駆動装置(図示せず)により図中(a)方向に回転す
るようになっている。また、その内部にヒータ(2)を
備えており、このヒータ(2)の作動によって両ローラ
(la) 、 (lb)の間を通過する記録紙(P)を
加熱するようになっている。一方、加圧ローラ(1b)
はその表面にシリコンゴム層を有し、回転自在に支持さ
れて加熱ローラ(1a)に圧接されており、通過する記
録紙(P)を加熱ローラ(1a)に押しつけるようにな
っている。そして、両ローラ(la) 。
ローラ(1b)とを対向配設した定着ローラ対(1)を
設けである。上面に未定着の画像を付着させた記録紙(
P)は、転写装置(図示せず)から送り出された後、搬
送装置(図示せず)により両ローラ(la) 、 (l
b)の間に送り込まれるように構成されている。加熱ロ
ーラ(1a)は、その表面にテフロン加工を施してあり
、駆動装置(図示せず)により図中(a)方向に回転す
るようになっている。また、その内部にヒータ(2)を
備えており、このヒータ(2)の作動によって両ローラ
(la) 、 (lb)の間を通過する記録紙(P)を
加熱するようになっている。一方、加圧ローラ(1b)
はその表面にシリコンゴム層を有し、回転自在に支持さ
れて加熱ローラ(1a)に圧接されており、通過する記
録紙(P)を加熱ローラ(1a)に押しつけるようにな
っている。そして、両ローラ(la) 。
(1b)の協働作用によって、記録紙(P)上の未定着
画像を形成するトナーを、溶解圧接して記録紙(P)上
に定着するように構成されている。トナ一定着後の記録
紙(P)は、両ローラ(la) 、 (lb)の間を通
過した後、搬送径路(A)を通り、排出ローラ対(3)
によって、複写機外に排出されるようになっている。
画像を形成するトナーを、溶解圧接して記録紙(P)上
に定着するように構成されている。トナ一定着後の記録
紙(P)は、両ローラ(la) 、 (lb)の間を通
過した後、搬送径路(A)を通り、排出ローラ対(3)
によって、複写機外に排出されるようになっている。
定着ローラ対(1)と排出ローラ対(3)とに亘る搬送
径路(A)は、定着ローラ対(1)側に設けた第1ガイ
ド板対(4)と、排出ローラ対(3)側に設けた第2ガ
イド板対(5)と、それら両ガイド板対(4) 、 (
5)の中間に位置するガイドローラ対(6)とによって
形成されている。また、第1ガイド板対(4)の両ガイ
ド板(4a) 、 (4b)には、夫ふ、その上手端部
に、記録紙(P)を加熱ローラ(1a)ないし加圧ロー
ラ(1b)から剥離させてこの搬送径路(A)に確実に
導くための分離爪(7a) 、 (7b)を付設しであ
る。
径路(A)は、定着ローラ対(1)側に設けた第1ガイ
ド板対(4)と、排出ローラ対(3)側に設けた第2ガ
イド板対(5)と、それら両ガイド板対(4) 、 (
5)の中間に位置するガイドローラ対(6)とによって
形成されている。また、第1ガイド板対(4)の両ガイ
ド板(4a) 、 (4b)には、夫ふ、その上手端部
に、記録紙(P)を加熱ローラ(1a)ないし加圧ロー
ラ(1b)から剥離させてこの搬送径路(A)に確実に
導くための分離爪(7a) 、 (7b)を付設しであ
る。
後程詳述するが、ガイドローラ対(6)は、記録紙(P
)の搬送方向に対して上下に揺動できるように取り付け
られている。そして、第1ガイド板対(4)の両ガイド
板(4a) 、 (4b)の下手端部側はその上手端部
側の各別の取付軸(8a) 、 (8b)を支点として
、また、第2ガイド板対(5)の上手端部側はその下手
端部側の各別の取付軸(9a) 。
)の搬送方向に対して上下に揺動できるように取り付け
られている。そして、第1ガイド板対(4)の両ガイド
板(4a) 、 (4b)の下手端部側はその上手端部
側の各別の取付軸(8a) 、 (8b)を支点として
、また、第2ガイド板対(5)の上手端部側はその下手
端部側の各別の取付軸(9a) 。
(9b)を支点として、夫々記録紙(P)の搬送方向に
対して上下に揺動できるように取り付けられている。さ
らに、定着ローラ対(1)の直後に、記録紙(P)のカ
ールの状態を検出するセンサ(10)を設けである。そ
して、両ガイド板対(4) 、 (5)とガイドローラ
対(6)とを、カール検出センサ(10)により検出さ
れた記録紙(P)のカールの状態に見合って位置変更す
ることにより、記録紙(P)のカールを修正することが
できるようになっている。
対して上下に揺動できるように取り付けられている。さ
らに、定着ローラ対(1)の直後に、記録紙(P)のカ
ールの状態を検出するセンサ(10)を設けである。そ
して、両ガイド板対(4) 、 (5)とガイドローラ
対(6)とを、カール検出センサ(10)により検出さ
れた記録紙(P)のカールの状態に見合って位置変更す
ることにより、記録紙(P)のカールを修正することが
できるようになっている。
つまり、カール検出センサ(10)により記録紙(P)
に上向きのカールが生じていると判断された場合には、
記録紙(P)の搬送方向に対して、第1ガイド板対(4
)の下手端部側、第2ガイド板対(5)の上手端部側、
並びに、ガイドローラ対(6)を、夫々、第1図中に実
線で示す下方の位置に揺動させるようになっている。こ
のことにより、第2図(イ)に示すように、定着ローラ
対(1)よりも下手側の記録紙搬送径路(A)は、定着
ローラ対(1)のニップの延長線(L)に対して下方に
向かうこととなる。そのため、定着ローラ対(1)を通
過する記録紙(P)は、熱せられた状態の侭、下側の加
圧ローラ(1b)の外周面に沿って下向きに曲がりなが
ら進み、上向きのカールが修正されるのである。
に上向きのカールが生じていると判断された場合には、
記録紙(P)の搬送方向に対して、第1ガイド板対(4
)の下手端部側、第2ガイド板対(5)の上手端部側、
並びに、ガイドローラ対(6)を、夫々、第1図中に実
線で示す下方の位置に揺動させるようになっている。こ
のことにより、第2図(イ)に示すように、定着ローラ
対(1)よりも下手側の記録紙搬送径路(A)は、定着
ローラ対(1)のニップの延長線(L)に対して下方に
向かうこととなる。そのため、定着ローラ対(1)を通
過する記録紙(P)は、熱せられた状態の侭、下側の加
圧ローラ(1b)の外周面に沿って下向きに曲がりなが
ら進み、上向きのカールが修正されるのである。
また、カール検出センサ(10)により記録紙CP)に
下向きのカールが生じていると判断された場合には、記
録紙(P)の搬送方向に対して、第1ガイド板対(4)
の下手端部側、第2ガイド板対(5)の上手端部側、並
びに、ガイドローラ対(6)を、夫々、第1図中に二点
鎖線で示す上方の位置に揺動させるようになっている。
下向きのカールが生じていると判断された場合には、記
録紙(P)の搬送方向に対して、第1ガイド板対(4)
の下手端部側、第2ガイド板対(5)の上手端部側、並
びに、ガイドローラ対(6)を、夫々、第1図中に二点
鎖線で示す上方の位置に揺動させるようになっている。
このことにより、第2図(0)に示すように、定着ロー
ラ対(1)よりも下手側の記録紙搬送径路(A)は、定
着ローラ対(1)のニップの延長線(L)に対して下方
に向かうこととなる。そのため、定着ローラ対(1)を
通過する記録(P)は、熱せられた状態のまま上側の加
熱ローラ(1a)の外周面に沿って上向きに曲がりなが
ら進み、下向きのカールが修正されるのである。
ラ対(1)よりも下手側の記録紙搬送径路(A)は、定
着ローラ対(1)のニップの延長線(L)に対して下方
に向かうこととなる。そのため、定着ローラ対(1)を
通過する記録(P)は、熱せられた状態のまま上側の加
熱ローラ(1a)の外周面に沿って上向きに曲がりなが
ら進み、下向きのカールが修正されるのである。
つまり、単に定着ローラ対(1)よりも下手側の搬送径
路(A)を、記録紙(P)に生じたカールの方向に応じ
て変更することだけで、記録紙(P)に無理な力が掛か
る虞れの少ない状態で、カールの修正を行えるのである
。
路(A)を、記録紙(P)に生じたカールの方向に応じ
て変更することだけで、記録紙(P)に無理な力が掛か
る虞れの少ない状態で、カールの修正を行えるのである
。
なお、この実施例では定着ローラ対(1)と排出ローラ
対(3)との位置関係は、常に一定であった。そのため
、例えば、第1図に実線で示すように、ガイドローラ対
(6)を下方に揺動させた場合、このガイドローラ対(
6)を通過する際に記録紙(P)が上向きに曲がりなが
ら進むこととなる。しかしながら、ガイドローラ対(6
)部分に達した時点での記録紙(P)は、加熱後若干時
間が経過しているので冷却されており、仮に記録紙(P
)が上向きに曲がりながら進んだとしても上向きのカー
ルが生じる量は少ない。一方、定着ローラ対(1)部分
での記録紙(P)は、加熱直後であるので未だかなり熱
い。そのため、この記録紙(P)を加圧ローラ(1b)
の外周面に沿って下向きに曲げながら進ませることによ
って、当初の上向きのカール量とガイドローラ対(6)
部分を通過することによる上向きのカール量とを合わせ
たカール量に見合うように、下向きにカールさせること
ができるのである。従って、全体として、当初の上向き
のカールを過不足なく修正することができるのである。
対(3)との位置関係は、常に一定であった。そのため
、例えば、第1図に実線で示すように、ガイドローラ対
(6)を下方に揺動させた場合、このガイドローラ対(
6)を通過する際に記録紙(P)が上向きに曲がりなが
ら進むこととなる。しかしながら、ガイドローラ対(6
)部分に達した時点での記録紙(P)は、加熱後若干時
間が経過しているので冷却されており、仮に記録紙(P
)が上向きに曲がりながら進んだとしても上向きのカー
ルが生じる量は少ない。一方、定着ローラ対(1)部分
での記録紙(P)は、加熱直後であるので未だかなり熱
い。そのため、この記録紙(P)を加圧ローラ(1b)
の外周面に沿って下向きに曲げながら進ませることによ
って、当初の上向きのカール量とガイドローラ対(6)
部分を通過することによる上向きのカール量とを合わせ
たカール量に見合うように、下向きにカールさせること
ができるのである。従って、全体として、当初の上向き
のカールを過不足なく修正することができるのである。
次に、上述した両ガイド板対(4) 、 (5)及びガ
イドローラ対(6)を揺動させて記録紙(P)の搬送径
路(A)を変更するための、搬送径路変更機構(C)に
ついて説明する。
イドローラ対(6)を揺動させて記録紙(P)の搬送径
路(A)を変更するための、搬送径路変更機構(C)に
ついて説明する。
第3図に示すように、定着ローラ対(1)及び排出ロー
ラ対(3)を、夫々左右一対の側板(l1m) 。
ラ対(3)を、夫々左右一対の側板(l1m) 。
(lln)に軸支しである。下側の排出ローラ(3b)
は、両側板(l1m) 、 (lln)との間に設けた
スプリング(12i) 、 (12j)の付勢力より、
上側の排出ローラ(3a)に圧接され、このローラ(3
a)に従動するようになっている。
は、両側板(l1m) 、 (lln)との間に設けた
スプリング(12i) 、 (12j)の付勢力より、
上側の排出ローラ(3a)に圧接され、このローラ(3
a)に従動するようになっている。
また、両側板(l1m) 、 (lln)の間に位置す
る可動フレーム(13)を、軸芯(X、)周りでの回転
自在に、両側板(l1m) 、 (lln)に取り付け
である。そして、この可動フレーム(13)に、ガイド
ローラ対(6)の両ローラ(6a) 、 (6b)、第
1ガイド板対(4)の両ガイド板(4a) 、 (4b
)の下手端部に連設した取付軸(14a) 、 (14
b)、及び、第2ガイド板対(5)の両ガイド板(5a
) 、 (5b)の上手端部に連設した取付軸(15a
) 、 (15b)を、夫々、各別の軸芯周りでの回動
自在に取り付けである。また、第1ガイド板対(4)の
両ガイド板(4a) 、 (4b)の上手端部に連設し
た取付軸(8a) 、 (8b)を、可動フレーム(1
3)に形成した長孔(13a)を通して、軸芯周りでの
回動自在に、両側板(l1m) 、 (lln)に取り
付けである。さらに、第2ガイド板対(5)の両ガイド
板(5a) 、 (5b)の下手端部に連設した取付軸
(9a) 、 (9b)を、軸芯周りでの回動自在に、
両側板(l1m) 、 (lln)に取り付けである。
る可動フレーム(13)を、軸芯(X、)周りでの回転
自在に、両側板(l1m) 、 (lln)に取り付け
である。そして、この可動フレーム(13)に、ガイド
ローラ対(6)の両ローラ(6a) 、 (6b)、第
1ガイド板対(4)の両ガイド板(4a) 、 (4b
)の下手端部に連設した取付軸(14a) 、 (14
b)、及び、第2ガイド板対(5)の両ガイド板(5a
) 、 (5b)の上手端部に連設した取付軸(15a
) 、 (15b)を、夫々、各別の軸芯周りでの回動
自在に取り付けである。また、第1ガイド板対(4)の
両ガイド板(4a) 、 (4b)の上手端部に連設し
た取付軸(8a) 、 (8b)を、可動フレーム(1
3)に形成した長孔(13a)を通して、軸芯周りでの
回動自在に、両側板(l1m) 、 (lln)に取り
付けである。さらに、第2ガイド板対(5)の両ガイド
板(5a) 、 (5b)の下手端部に連設した取付軸
(9a) 、 (9b)を、軸芯周りでの回動自在に、
両側板(l1m) 、 (lln)に取り付けである。
なお、図中(16)は補強のためのステーである。
そして、可動フレーム(13)に一対のワイヤ(17m
) 、 (17n)を係止し、このワイヤ(17m)
、 (17n)を各別に巻き取り可能な一対のプーリ(
18m)。
) 、 (17n)を係止し、このワイヤ(17m)
、 (17n)を各別に巻き取り可能な一対のプーリ(
18m)。
(18n)を、一方の側板(l1m)に取り付けたステ
ッピングモータ(19)の回転軸(19x)に固定しで
ある。つまり、このステッピングモータ(19)を所定
パルス数分正逆転させ、ワイヤ(17m) 、 (17
n)をプーリ(18m) 、 (18n)に巻き取った
り緩めたりすることによって、可動フレーム(13)を
支点(X5)周りに所定量回動させ、先程説明したよう
に、定着ローラ対(1)よりも下側の搬送径路(A)を
、このローラ対(1)のニップの延長線(L)に対して
上下何れかの方向に変更できるようになっている。なお
、可動フレーム(13)の所定の回動量を検出する方法
としては、上述のようにステッピングモータ(19)に
対する駆動パルス数により検出する方法に替えて、可動
フレーム(13)の位置を検出するためのマイクロスイ
ッチや光電スイッチ等を設け、それらによって検出する
方法を用いてもよい。
ッピングモータ(19)の回転軸(19x)に固定しで
ある。つまり、このステッピングモータ(19)を所定
パルス数分正逆転させ、ワイヤ(17m) 、 (17
n)をプーリ(18m) 、 (18n)に巻き取った
り緩めたりすることによって、可動フレーム(13)を
支点(X5)周りに所定量回動させ、先程説明したよう
に、定着ローラ対(1)よりも下側の搬送径路(A)を
、このローラ対(1)のニップの延長線(L)に対して
上下何れかの方向に変更できるようになっている。なお
、可動フレーム(13)の所定の回動量を検出する方法
としては、上述のようにステッピングモータ(19)に
対する駆動パルス数により検出する方法に替えて、可動
フレーム(13)の位置を検出するためのマイクロスイ
ッチや光電スイッチ等を設け、それらによって検出する
方法を用いてもよい。
一方、ガイドローラ対(6)は、定着ローラ対(1)か
ら、最小サイズの記録紙(P)の長さよりも短い距離を
隔てて下手側に位置している。下側のガイドローラ(6
b)は、可動フレーム(13)との間に設けたスプリン
グ(20i) 、 (20j)の付勢力により、上側の
ガイドローラ(6a)に圧接され、このローラ(6a)
に従動するようになっている。上側のガイドローラ(6
a)に連動するプーリ(21)は、加圧ローラ(1b)
にギヤ伝達機構(22)を介して連動するプーリ(23
)と、タイミングベルト(24)とによって連動されて
おり、ガイドローラ対(6)は、定着ローラ対(1)の
周速よりも僅かに速い周速で回転するように構成されて
いる。
ら、最小サイズの記録紙(P)の長さよりも短い距離を
隔てて下手側に位置している。下側のガイドローラ(6
b)は、可動フレーム(13)との間に設けたスプリン
グ(20i) 、 (20j)の付勢力により、上側の
ガイドローラ(6a)に圧接され、このローラ(6a)
に従動するようになっている。上側のガイドローラ(6
a)に連動するプーリ(21)は、加圧ローラ(1b)
にギヤ伝達機構(22)を介して連動するプーリ(23
)と、タイミングベルト(24)とによって連動されて
おり、ガイドローラ対(6)は、定着ローラ対(1)の
周速よりも僅かに速い周速で回転するように構成されて
いる。
そして、このガイドローラ対(6)による圧接力は定着
ローラ対(1)のそれよりも小さく、記録紙(P)の一
部が定着ローラ対(1)に圧接されている状態では、両
ガイドローラ(6a) 、 (6b) と記録紙CP
)との間で滑りを生じるようになっている。つまり、記
録紙(P)が定着ローラ対(1)とガイドローラ対(6
)との両者に跨がっている状態では、記録紙(P)に弛
みが生じることがないようになっている。一方、記録紙
(P)が定着ローラ対(1)による圧接状態から解放さ
れた後は、ガイドローラ対(6)の圧接力によって記録
紙(P)が搬送されるようになっている。
ローラ対(1)のそれよりも小さく、記録紙(P)の一
部が定着ローラ対(1)に圧接されている状態では、両
ガイドローラ(6a) 、 (6b) と記録紙CP
)との間で滑りを生じるようになっている。つまり、記
録紙(P)が定着ローラ対(1)とガイドローラ対(6
)との両者に跨がっている状態では、記録紙(P)に弛
みが生じることがないようになっている。一方、記録紙
(P)が定着ローラ対(1)による圧接状態から解放さ
れた後は、ガイドローラ対(6)の圧接力によって記録
紙(P)が搬送されるようになっている。
次に、定着ローラ対(1)部分でのカールの状態を検出
するカール検出センサ(10)について説明する。
するカール検出センサ(10)について説明する。
第4図(イ)及び(ロ)に示すように、このカール検出
センサ(10)は、上下一対のマイクロスイッチ(25
a) 、 (25b)、及び、両マイクロスイッチ(2
5a) 、 (25b)に対する上下一対の操作アーム
(26a) 、 (26b)等からなっている。両操作
アーム(26a) 、 (26b)は、夫々、各別の軸
芯(X6) 、 (X7)周りで回動自在に取り付けら
れており、各別のスプリング(27a) 、 (27b
)により、その一方の遊端部(Fa) 、 (Fb)で
マイクロスイッチ(25a) 、 (25b)の作動部
(Sa) 、 (Sb)を常に押圧して閉成するように
付勢されている。そして、両操作アーム(26a) 。
センサ(10)は、上下一対のマイクロスイッチ(25
a) 、 (25b)、及び、両マイクロスイッチ(2
5a) 、 (25b)に対する上下一対の操作アーム
(26a) 、 (26b)等からなっている。両操作
アーム(26a) 、 (26b)は、夫々、各別の軸
芯(X6) 、 (X7)周りで回動自在に取り付けら
れており、各別のスプリング(27a) 、 (27b
)により、その一方の遊端部(Fa) 、 (Fb)で
マイクロスイッチ(25a) 、 (25b)の作動部
(Sa) 、 (Sb)を常に押圧して閉成するように
付勢されている。そして、両操作アーム(26a) 。
(26b)の他方の遊端部に形成された感知部(Ha)
。
。
(Hb)は、夫々、上下の分離爪(7a) 、 (7b
)よりも若干記録紙搬送径路(A)側に突出するように
設けられている。
)よりも若干記録紙搬送径路(A)側に突出するように
設けられている。
先ず、第4図(イ)を用いて、ガイドローラ対(6)が
下方に位置する状態で、下向きのカールの生じた記録紙
(P)が通過した時の動作について説明する。
下方に位置する状態で、下向きのカールの生じた記録紙
(P)が通過した時の動作について説明する。
下向きのカールの生じた記録紙(P)が定着ローラ対(
1)部分を通過すると、この記録紙(P)は下方の加圧
ローラ(1b)の外周面に沿って進み、その先端部が下
方の分離爪(7b)によって、加圧ローラ(1b)から
剥離される。続いて、記録紙(P)の先端部が、下方の
操作アーム(26b)の感知部(Hb)に当接する。こ
れにより、操作アーム(26b)はその軸芯(X、)周
りで、ストッパー(28b)に当たるまで時計方向に回
動し、下方のマイクロスイッチ(25b)の作動部(S
b)に対する押圧状態が解除される。このマイクロスイ
ンチ(25b)の開放状態への移行によって、下向きの
カールが生じたと判断し、先程説明したステッピングモ
ータ(19)を駆動し、記録紙(P)の搬送径路(A)
を、定着ローラ対(1)のニップの延長線(L)に対し
て上方に向かうように変更するのである。
1)部分を通過すると、この記録紙(P)は下方の加圧
ローラ(1b)の外周面に沿って進み、その先端部が下
方の分離爪(7b)によって、加圧ローラ(1b)から
剥離される。続いて、記録紙(P)の先端部が、下方の
操作アーム(26b)の感知部(Hb)に当接する。こ
れにより、操作アーム(26b)はその軸芯(X、)周
りで、ストッパー(28b)に当たるまで時計方向に回
動し、下方のマイクロスイッチ(25b)の作動部(S
b)に対する押圧状態が解除される。このマイクロスイ
ンチ(25b)の開放状態への移行によって、下向きの
カールが生じたと判断し、先程説明したステッピングモ
ータ(19)を駆動し、記録紙(P)の搬送径路(A)
を、定着ローラ対(1)のニップの延長線(L)に対し
て上方に向かうように変更するのである。
続いて、第4図(+7)を用いて、ガイドローラ対(6
)が逆に上方に位置する状態で、上向きのカールの生じ
た記録紙(P)が通過した時の動作について説明する。
)が逆に上方に位置する状態で、上向きのカールの生じ
た記録紙(P)が通過した時の動作について説明する。
上向きのカールの生じた記録紙(P)が定着ローラ対(
1)部分を通過すると、この記録紙(P)は上方の加熱
ローラ(1a)の外周面に沿って進み、その先端部が上
方の分離爪(7a)によって、加熱ローラ(1a)から
剥離される。続いて、記録紙(P)の先端部が、上方の
操作アーム(26a)の感知部(Ha)に当接する。こ
れにより、操作アーム(26a)はその軸芯(x6)周
りで、ストッパー(28a)に当たるまで半時針方向に
回動し、上方のマイクロスインチ(25a)の作動部(
Sa)に対する押圧状態が解除される。このマイクロス
イッチ(25a)の開放状態への移行によって、上向き
のカールが生じたと判断し、先程説明したステッピング
モータ(19)を駆動し、記録紙(P)の搬送径路(A
)を、定着ローラ対(1)のニップの延長線(L)に対
して下方に向かうように変更するのである。
1)部分を通過すると、この記録紙(P)は上方の加熱
ローラ(1a)の外周面に沿って進み、その先端部が上
方の分離爪(7a)によって、加熱ローラ(1a)から
剥離される。続いて、記録紙(P)の先端部が、上方の
操作アーム(26a)の感知部(Ha)に当接する。こ
れにより、操作アーム(26a)はその軸芯(x6)周
りで、ストッパー(28a)に当たるまで半時針方向に
回動し、上方のマイクロスインチ(25a)の作動部(
Sa)に対する押圧状態が解除される。このマイクロス
イッチ(25a)の開放状態への移行によって、上向き
のカールが生じたと判断し、先程説明したステッピング
モータ(19)を駆動し、記録紙(P)の搬送径路(A
)を、定着ローラ対(1)のニップの延長線(L)に対
して下方に向かうように変更するのである。
なお、第4図(イ)及び(ロ)に示すように、上下一対
の分離爪(7a) 、 (7b)は、夫々第1ガイド板
対(4)の両ガイド板(4a) 、 (4b)との間に
架設されたスプリング(29a) 、 (29b)によ
って、加熱ローラ(1a)と加圧ローラ(1b)との夫
々の外周面に、常に当接するように付勢されている。ま
た、この構成に替えて、分離爪(7a) 、 (7b)
自体を弾性体から形成し、その弾性変形によって、常に
加熱ローラ(1a)と加圧ローラ(1b)との表面に当
接させるようにしてもよい。
の分離爪(7a) 、 (7b)は、夫々第1ガイド板
対(4)の両ガイド板(4a) 、 (4b)との間に
架設されたスプリング(29a) 、 (29b)によ
って、加熱ローラ(1a)と加圧ローラ(1b)との夫
々の外周面に、常に当接するように付勢されている。ま
た、この構成に替えて、分離爪(7a) 、 (7b)
自体を弾性体から形成し、その弾性変形によって、常に
加熱ローラ(1a)と加圧ローラ(1b)との表面に当
接させるようにしてもよい。
次に、別の実施例を説明する。 ′□(a)先の
実施例では、カールの状態を検出するカール検出センサ
(lO)として、一対のマイクロスイッチ(25a)
、 (25b) とそれに対する操作アーム(26a)
、 (26b)とを、定着ローラ対(1)の直後に設
けたものを説明したが、これに替えて、次のく1〉ない
しく4〉に示すような構成にすることも可能である。
実施例では、カールの状態を検出するカール検出センサ
(lO)として、一対のマイクロスイッチ(25a)
、 (25b) とそれに対する操作アーム(26a)
、 (26b)とを、定着ローラ対(1)の直後に設
けたものを説明したが、これに替えて、次のく1〉ない
しく4〉に示すような構成にすることも可能である。
さらに、カール検出センサ(10)を省略し、排出され
た記録紙(P)のカールの状態を見て、使用者が手動で
記録紙(P)の搬送径路(A)を変更操作するようにし
てもよい。
た記録紙(P)のカールの状態を見て、使用者が手動で
記録紙(P)の搬送径路(A)を変更操作するようにし
てもよい。
〈1〉第5図に示すように、一対のマイクロスイッチ(
25c) 、 (25d)、及び、それらに対する操作
アーム(26c) 、 (26d)とからなるカール検
出センサ(10)を排出ローラ対(3)の直後に設ける
。なお、他の部分に付した番号は第1図と同じものを示
している。
25c) 、 (25d)、及び、それらに対する操作
アーム(26c) 、 (26d)とからなるカール検
出センサ(10)を排出ローラ対(3)の直後に設ける
。なお、他の部分に付した番号は第1図と同じものを示
している。
く2〉第6図及び第7図に示すように、カール検出セン
サ(10)として上下夫々2つづつのマイクロスインチ
(25e) 、 (25f) 、 (25g) 、 (
25h)を設ける。そして、上方の2つのマイクロスイ
ッチ(25e) 、 (25f)に対する操作アーム(
26e) 、 (26f)の感知部(He) 、 (I
f)、及び、下方の2つのマイクロスイッチ(25g)
、 (25h)に対する毘作アーム(26g) 、
(26h)の感知部(Hg) 、 (Hh)を、夫々、
記録紙(P)の搬送径路(A)に対する突出量を異なら
せて設けである。各マイクロスイッチ(25e) 、
<25f) 、 (25g) 。
サ(10)として上下夫々2つづつのマイクロスインチ
(25e) 、 (25f) 、 (25g) 、 (
25h)を設ける。そして、上方の2つのマイクロスイ
ッチ(25e) 、 (25f)に対する操作アーム(
26e) 、 (26f)の感知部(He) 、 (I
f)、及び、下方の2つのマイクロスイッチ(25g)
、 (25h)に対する毘作アーム(26g) 、
(26h)の感知部(Hg) 、 (Hh)を、夫々、
記録紙(P)の搬送径路(A)に対する突出量を異なら
せて設けである。各マイクロスイッチ(25e) 、
<25f) 、 (25g) 。
(25h)は常時は開放されており、記録紙(P)が感
知部(He) 、 (Hf) 、 (Hg) 、 (H
h)に当接することで閉成されるようになっている。
知部(He) 、 (Hf) 、 (Hg) 、 (H
h)に当接することで閉成されるようになっている。
このように構成することにより、記録紙(P)に生じた
カールの程度を2段階に検出でき、このカールを修正す
るために行う記録紙(P)の径路変更を精度よく行うこ
とができるのである。従って、さらにその精度を向上す
るために、カール検出センサ(10)として、上下夫々
3つ以上の複数個のマイクロスイッチを設けるようにし
てもよい。
カールの程度を2段階に検出でき、このカールを修正す
るために行う記録紙(P)の径路変更を精度よく行うこ
とができるのである。従って、さらにその精度を向上す
るために、カール検出センサ(10)として、上下夫々
3つ以上の複数個のマイクロスイッチを設けるようにし
てもよい。
〈3〉カール検出センサ(10)として、記録紙(P)
との当接により回動する操作レバーと、この操作レバー
の回動量を電気信号に変換するポテンショメータとを用
いる。このような構成によれば、カールの程度を数量化
して検出することが可能になる。
との当接により回動する操作レバーと、この操作レバー
の回動量を電気信号に変換するポテンショメータとを用
いる。このような構成によれば、カールの程度を数量化
して検出することが可能になる。
く4〉上述したものの他、カール検出センサ(10)と
して、フォトインクラブタや近接スイッチ等の無接触型
のセンサを用いることもできる。
して、フォトインクラブタや近接スイッチ等の無接触型
のセンサを用いることもできる。
(b)定着ローラ対(1)以降の記録紙(P)の搬送径
路(A)の具体的構成は適宜変更可能である。
路(A)の具体的構成は適宜変更可能である。
また、その搬送径路(A)を変更するための構成も、次
に示すように適宜変更可能であり、それらを搬送径路変
更機構(C)と総称する。
に示すように適宜変更可能であり、それらを搬送径路変
更機構(C)と総称する。
く1〉可動フレーム(13)を駆動するために、復動シ
リンダやソレノイドを設けるようにする。
リンダやソレノイドを設けるようにする。
〈2〉可動フレーム(13)を支点(X、)周りに回動
させる替わりに、可動フレーム(13)の全体を上下に
揺動させるようにする。
させる替わりに、可動フレーム(13)の全体を上下に
揺動させるようにする。
く3〉排出ローラ対(3)も径路変更と同時に上下に揺
動させ、ガイドローラ対(6)部分での記録紙(P)の
曲がりが少なくなるようにする。
動させ、ガイドローラ対(6)部分での記録紙(P)の
曲がりが少なくなるようにする。
く4〉排出ローラ対(3)を省略する。
(C)先の実施例では、定着ローラ対(1)より下手側
の記録紙(P)の搬送径路(A)を変更するようにした
ものを説明した。これに替えて、次のように構成するこ
とも可能である。
の記録紙(P)の搬送径路(A)を変更するようにした
ものを説明した。これに替えて、次のように構成するこ
とも可能である。
定着ローラ対(1)とガイドローラ対(6)との間の搬
送径路(A)を水平に保ち、ガイドローラ対(6)以降
の搬送径路を、ガイドローラ対(6)のニップの延長線
に対して、記録紙(P)のカールの状態に応じて上下何
れかに変更するようにする。この時、排出ローラ対(3
)も同様に上下に揺動するようにすればよい。
送径路(A)を水平に保ち、ガイドローラ対(6)以降
の搬送径路を、ガイドローラ対(6)のニップの延長線
に対して、記録紙(P)のカールの状態に応じて上下何
れかに変更するようにする。この時、排出ローラ対(3
)も同様に上下に揺動するようにすればよい。
つまり、記録紙(P)の搬送径路の変更は、定着ローラ
対(1)の直後で行っても、定着ローラ対(1)以降に
設けたガイドローラ対(6)等の直後で行ワてもよく、
先の実施例における定着ローラ対(1)や上述したガイ
ドローラ対(6)等の、記録紙(P)のカール修正に与
かるローラ対を、カール修正用ローラ対(R)と総称し
、このカール修正用ローラ対(R) と搬送径路変更機
構(C)とを纏めてカール修正装置(K)と称する。
対(1)の直後で行っても、定着ローラ対(1)以降に
設けたガイドローラ対(6)等の直後で行ワてもよく、
先の実施例における定着ローラ対(1)や上述したガイ
ドローラ対(6)等の、記録紙(P)のカール修正に与
かるローラ対を、カール修正用ローラ対(R)と総称し
、このカール修正用ローラ対(R) と搬送径路変更機
構(C)とを纏めてカール修正装置(K)と称する。
カール修正用ローラ対(R)は、カールの修正を効果的
に行うためには、先の実施例で説明したように定着ロー
ラ対(1)とするか、或いは、出来る丈定着ローラ対(
1)に近付けて記録紙(P)が熱を持った状態でカール
の修正を行うようにするのが好ましい。また、ガイトロ
・−ラ対(6)をカール修正用ローラ対(R)とした場
合には、ガイドローラ対(6)にヒータを内蔵して記録
紙を加熱するようにした方が好ましい。
に行うためには、先の実施例で説明したように定着ロー
ラ対(1)とするか、或いは、出来る丈定着ローラ対(
1)に近付けて記録紙(P)が熱を持った状態でカール
の修正を行うようにするのが好ましい。また、ガイトロ
・−ラ対(6)をカール修正用ローラ対(R)とした場
合には、ガイドローラ対(6)にヒータを内蔵して記録
紙を加熱するようにした方が好ましい。
本発明による定着装置は、複写機の他、各種プリンタ等
にも適用することが可能である。
にも適用することが可能である。
以上述べてきたように、本発明による定着装置は、加熱
された状態の記録紙を、単にその搬送径路のカールの状
態に応じた変更で、カール修正用ローラ対の上下何れか
のローラの外周面に沿わせて搬送することによって、カ
ールを効果的に修正するものであるから、記録紙に不測
に無理な力が掛かることがなく、記録紙が損傷される虞
れが少なくなった。
された状態の記録紙を、単にその搬送径路のカールの状
態に応じた変更で、カール修正用ローラ対の上下何れか
のローラの外周面に沿わせて搬送することによって、カ
ールを効果的に修正するものであるから、記録紙に不測
に無理な力が掛かることがなく、記録紙が損傷される虞
れが少なくなった。
特に、先の実施例で説明したように、定着口〜 −ラ対
そのものがカール修正用ローラ対である場合には、記録
紙が定着ローラ対の通過による過熱された直後であるた
めにカール修正の効率がよい。
そのものがカール修正用ローラ対である場合には、記録
紙が定着ローラ対の通過による過熱された直後であるた
めにカール修正の効率がよい。
従って、全体として、カールの修正を効果的に行え、し
かも、記録紙を損傷する震れの少ない、優れたカール修
正装置を備えた定着装置を提供できるようになった。
かも、記録紙を損傷する震れの少ない、優れたカール修
正装置を備えた定着装置を提供できるようになった。
図面は本発明に係る定着装置の実施例を示し、第1図は
定着装置の断面図、第2図(イ)及び(rl)はカール
の修正の原理を示す断面図、第3図は定着装置の斜視図
、第4図(イ)及び(■)はカール検出センサの動作を
示す拡大断面図、第5図は本発明の別の実施例を示す第
1図に相当する断面図、第6図は本発明のさらに別の実
施例を示す拡大断面図、第7図は第6図における■−■
線断面図である。 (1)・・・・・・定着ローラ対、(1a)・・・・・
・加熱ローラ、(1b)・・・・・・加圧ローラ、(A
)・・・・・・搬送径路、(C)・・・・・・搬送径路
変更機構、(K)・・・・・・カール修正装置、(L)
・・・・・・ニップの延長線、(P)・・・・・・記録
紙、(R)・・・・・・カール修正用ローラ対。
定着装置の断面図、第2図(イ)及び(rl)はカール
の修正の原理を示す断面図、第3図は定着装置の斜視図
、第4図(イ)及び(■)はカール検出センサの動作を
示す拡大断面図、第5図は本発明の別の実施例を示す第
1図に相当する断面図、第6図は本発明のさらに別の実
施例を示す拡大断面図、第7図は第6図における■−■
線断面図である。 (1)・・・・・・定着ローラ対、(1a)・・・・・
・加熱ローラ、(1b)・・・・・・加圧ローラ、(A
)・・・・・・搬送径路、(C)・・・・・・搬送径路
変更機構、(K)・・・・・・カール修正装置、(L)
・・・・・・ニップの延長線、(P)・・・・・・記録
紙、(R)・・・・・・カール修正用ローラ対。
Claims (1)
- 加熱ローラとこのローラに記録紙を圧接する加圧ローラ
とからなる定着ローラ対以後に、カール修正装置を設け
た定着装置であって、前記カール修正装置が、カール修
正用ローラ対と、このローラ対よりも下手側の記録紙搬
送径路をこのローラ対のニップの延長線に対して記録紙
のカールの状態に応じて上下何れかの方向に変更する搬
送径路変更機構とを備えている定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60081004A JPS61239274A (ja) | 1985-04-16 | 1985-04-16 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60081004A JPS61239274A (ja) | 1985-04-16 | 1985-04-16 | 定着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61239274A true JPS61239274A (ja) | 1986-10-24 |
Family
ID=13734374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60081004A Pending JPS61239274A (ja) | 1985-04-16 | 1985-04-16 | 定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61239274A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5017970A (en) * | 1987-06-30 | 1991-05-21 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Fixing device with movable nip region for use in copiers |
JPH04235856A (ja) * | 1991-01-18 | 1992-08-24 | Nec Niigata Ltd | 電子写真式プリンタ |
US5187527A (en) * | 1990-11-06 | 1993-02-16 | Olivetti-Canon Industriale S.P.A. | Device for eliminating the curl of sheets emerging from a fixing station |
US5258815A (en) * | 1989-07-04 | 1993-11-02 | Konica Corporation | Fixing apparatus |
JPH05286631A (ja) * | 1992-02-14 | 1993-11-02 | Mita Ind Co Ltd | 画像形成装置の用紙排出装置 |
EP1862866A1 (en) * | 2006-05-30 | 2007-12-05 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Decurl device and image forming apparatus provided therewith |
JP2014091600A (ja) * | 2012-11-02 | 2014-05-19 | Duplo Seiko Corp | 用紙圧着処理装置及び用紙圧着処理方法 |
JP2014109676A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
JP2014164283A (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-08 | Kyocera Document Solutions Inc | 定着装置及び画像形成装置 |
-
1985
- 1985-04-16 JP JP60081004A patent/JPS61239274A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH04235856A (ja) * | 1991-01-18 | 1992-08-24 | Nec Niigata Ltd | 電子写真式プリンタ |
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