JPS61237214A - 磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

磁気ヘッドの製造方法

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JPS61237214A
JPS61237214A JP7902585A JP7902585A JPS61237214A JP S61237214 A JPS61237214 A JP S61237214A JP 7902585 A JP7902585 A JP 7902585A JP 7902585 A JP7902585 A JP 7902585A JP S61237214 A JPS61237214 A JP S61237214A
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head
magnetic
substrate
recording
adjustment
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Shigemi Asai
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/31Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
    • G11B5/3103Structure or manufacture of integrated heads or heads mechanically assembled and electrically connected to a support or housing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば薄膜技術によって製造される磁気ヘ
ッドおよびその製造方法に関する。
背景技術 従来から音響機器分野のたとえば磁気テープ記録再生装
置において、記録ヘッド、再生ヘッドおよび消去ヘッド
などの磁気ヘッドは、個別に配置されている。このとき
再生ヘッドおよび記録へラドは磁気テープに対する相互
の相対位置を確実に定めるためにいわゆるフンビネーシ
タン化されでいる。コンビネーシタン化とは、記録ヘッ
ドと再−生ヘッドとが相互に固定されて、一体的に構成
されることをいう。
このようなコンビネーシタン化は、薄膜技術によって製
造される薄膜磁気ヘッドに適用することが望まれるが、
記録の高密度化に伴ない、記録ヘッド、再生ヘッドおよ
び磁気テープの相互の位置に関する位置決めの精度は、
高精度になっている。
すなわち前記両ヘッド間のアジマス11%差とトラック
位IN1%差とは、アナログ方式のコンビネーシaンヘ
ッドにおいては、Q、(l1ms単位であったのに対し
、デジタル方式のコンビネーシ1ンヘッドにおいては、
0.001mm単位の位置決め精度が要求されている。
第2図は先行技術の磁気ヘッドの製造方法を説明する工
程図である。第2図(1)の工程では、基板1の一表面
に蒸着技術、スパッタリング技術およびエツチング技術
などの*m技術によって形成された薄膜ヘッド素子2が
、マトリクス状に配置される。このような基板1および
**ヘフラド子2からなるブロック3は、各薄膜ヘッド
素子2を個別に切り離すように、仮想線4.5.6.7
.8.9に沿って切断される。
#2図(2)の工程において、前述したように切断され
で得られる個々のへラドチップ10の磁気テープ(図示
せず)に臨む置部に、γラスなどから成る保護部材11
を接着する。次にヘッドチップ10の基板1に、可撓性
を有する印刷配線基板12を接着し、複数の導線13を
圧着接合することによって、薄膜ヘッド素子2と印刷配
線基板12とを結線する。このようなヘッドチップ10
お上り保護部材11を外囲して、シールド部材14゜1
5が相互に嵌合されて固定される。
第2図(3)の工程において、前述したようなヘッドチ
ップ10、保護部材11お上りシールド部材14.15
の磁気テープに臨む部分が、機械加工されてヘッドチッ
プ10、保護部材11およびシールド部材14.15の
磁気テープ摺動面1a、11m、15mが形成される。
このようにして磁気ヘッド16が構成される。
このような磁気ヘッド16をたとえば2個用いて、一方
を記録へラド17、他方を再生ヘッド1Bとして構成す
る。さらに第2図(4)に示すよるに、これら2個のヘ
ッド17.18をヘッド保持部材19に嵌入し、この内
部にtHmを注入して固定する。このようにしてコンビ
ネーシδンヘッド20が構成される。
第3図は第2図(4)の工程におけるコンビネーン覆ン
ヘッド20の平面図であり、第4図はその右側面図、第
5図はフンビネーシッンヘッド20の正面図である。第
2図(4)の工程において、記録へラド17および再生
ヘッド18を、コンビネーンタンへッF20として構成
するときに行なわれる各種の調整操作を説明する。第3
図を参照して、コンビネーションヘッド20の軸#i2
1と垂直な基準M22に、記録へラド17および再生ヘ
ッド18の先端部(第3図においては下方端部)が、同
時に接触するようにill!!する。このW4整は突き
出しW4整と称される。
次に@4図を参照して、記録へラド17お上り再生ヘッ
ド18の先端部(第4図においでは下方端部)が、輪線
21に関して共通に垂直となるようにIll!する。す
なわち第4図において、たとえば再生ヘッド18が記録
へラド17よりも距離とだけ突出しているとき、この距
離δを零にするように調整する。この調整はアオリa整
と称される。
第5図を参照して、記録へラド17および再生へラド1
8の磁気ギャップ層23の配列方向(仮想直線24.2
5で示す)が、相互に平行になるように調整する。この
調整は7yマス調整と称される。また記録へラド17お
よび再生ヘッド18の各磁気ギャップ層23が、その配
列方向の一方1m(第5図のたとえば上方111I)か
ら、仮想直線24と垂直な方向にそれぞれ位置するよう
に調整する。
すなわち記録へラド17をたとえばB1方向に、再生ヘ
ッド18をたとえば82方向に変位させる調整を行う。
この調整はトラック調整と称される。
このような各種の調整操作において、前述したようにき
わめて高精度の位置決め精度が要求される。
発明が解決しぶちとする問題点 したがって、従来技術によるフンビネーシッンヘッド2
0の製造方法には、下記のような問題点があった。
■記録へラド17および再生ヘッド18をコンビネーン
タンヘッド20に構成するとき、その7ノマスvIR1
i!およびトラック調整には、きわめて高精度の位置決
め精度が要求される。また調整が行なわれた記録へラド
17と再生ヘッド18とを相互に貼り合わせて、コンビ
ネーシ1ンヘッド20に構成する操作もまたきわめて高
精度が要求される。
■前述した上うな各種調整操作は、製造されたコンピネ
ーシ豊ンヘッド20ごとに行なわれる必要があり、した
がって作業能率が低い。
■シールド部材14.15でヘッドチップ10を外囲し
た 後に、これをヘッド保持部材19の中に嵌入してコ
ンビネーシ壺ンヘラド20が構成されるので、外形寸法
に制約があり小形化が困難であった。
したがって本発明は、上述の間m点を解決し、製造時の
精度をむやみと高める必要がなく、高品質の磁気ヘッド
を製造することができる磁気ヘッドの製造方法を提供す
ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、基板上に磁気検出素子を有し、予め定められ
る一端部が曲面状に形成された第1の半導体装置と、 tAlの半導体装置に介在片を介在して固定され、基板
上に磁気記録素子を有し、予め定められる端部が白面状
に形成された第2の半導体装置と、第1と第2の半導体
装置とにそれぞれ接続される印刷配線基板とを含むこと
を特徴とする磁気ヘッドである。
また本発明は、一方向に相互に間隔をあけて配列された
複数の磁気検出素子を有する基板と、一方向に相互に間
隔をあけて配列されr−複数の磁気記録素子を有する基
板とを準備し、 これらの基板を、基板相互間に前記配列方向1沿って延
びる介在片を介在して一体的に固定し、それぞれ対をな
す磁気検出素子と磁気記録素子とを、前記配列方向と交
差する方向に、各対相互を切断することを特徴とする磁
気ヘッドの製造方法である。
作  用 一方向に相互に間隔をあけて配列された複数の磁気検出
素子を有する複数の基板と、一方向に相互に間隔をあけ
て配列された複数の磁気記録素子を有する基板とを準備
する。これらの複数の基板を、基板相互間に前記配列方
向に沿って延びる介在片を介在して、一体的に固定する
。このように固定された基板において、前記配列方向と
交差する方向に、磁気検出素子と磁気記録素子とから成
る複数の対相互間を切断する。したがって各磁気検出素
子と磁気記録素子との相対的位置に関連する調整は、前
述した複数の基板を一体的に固定する際に行なえばよい
ので、作業工程が簡略化されるとともに、磁気ヘッドの
品質を向上できる。
実施例 第1図は本発明の一実施例の工程図である。第1図を参
照して、本実施例の磁気へフVの製造方法を説明する。
第1図(1)の工程では、たとえばセフミクスなどから
成る基板31上に蒸着技術、スパッタリング技術および
エツチング技術などの薄膜技術によって、磁気検出素子
および磁気記録素子を構成する薄膜へラド素子32を形
成し、マFリクス状に配列する。この基板31を、一方
向の配列方向に沿う仮想直線33,34.35に沿って
切断する。このようにしてW!罠ヘッド素子32が、た
とえば4@形成されたブロック36が得ら技る。
薄膜ヘッド素子32の基本的構成は、たとえばパーマロ
イなどから成り相互に対向する磁極層間に、電気絶縁物
によって被覆されたコイルが配置される。この磁極層間
に、磁気ギャップを形成する。薄膜ヘッド素子32は、
この磁気ギャップを介して、情報の記録・再生を行なう
第1図(2)の工程では、第1図(1)の工程において
得られたブロック36の磁気テープ(図示せず)に臨む
端部36aに、たとえば結晶化プラスなど内部に気泡を
有しないガラス材料から成る保護部材37を接着する。
この保護部材37が接着された端部36af)機械加工
を行ない、磁気テープ摺動面38.39を曲面状に形成
する。
第1図(3)の工程において、P141図(2)までの
工程で得られた複数のブロック36の一方を第2の半導
体装置である記録ヘッド用基板40とし、他方を第1の
半導体装置である再生ヘッド用基板41とする。これら
の記録ヘッド用基板40と再生ヘッド用基板41とには
、後述されるような位ll!調整操作が行なわれ、次に
たとえば7エライトまたはパーマロイなどから成る介在
片であるシールド板42を介して、相互に貼り合わされ
る。
このとき、記録ヘッド用基板40お上り再生ヘッド用基
板41のシールド板42に臨む面40m、41楓、シー
ルド板42の記録ヘッド用基板40お上り再生ヘッド用
基板41に臨む面42a、42b。
記録ヘッド用基板40のm*ヘッド素子32が形成され
る面40bならびに再生ヘッド用基板41の同様の面4
1bの合計6面は、精密ラップ加工される。これらの6
面の平面度は、O,OOIm一単位とされる。
したがって第1図(3)の工程における7ノマスljI
整を、前述の6面相互の平行移動によって行なっても、
その誤差はこれら6平面の平面度に従い、前述した0、
001m一単位の位置決め精度の許容誤差範囲に入る。
すなわちアノマスaSを省略することができる。
したがって高精度の位置il!整を行なわなければなら
ないのは、第3図を参照して説明したトラック位置調整
のみである。このトラック調整を行なうには、記録ヘッ
ド用基板40、再生ヘッド用基板41お上りシールド板
42を、矢符Al、A2方向に移動することによって行
なわれる。このような平行移動においても、前述した7
ノマス誤差は、やはり許容誤差範囲に入っている。した
がってトラック位a’pqを、容易に行なうことができ
る。
第1図(4)の工程では、第1図(3)の工程で得られ
た記録ヘッド用基板40などを、各薄膜ヘッド素子32
を個別に分断するように仮想線43゜44.45で切断
する。このようにしてコンビネーンBンヘッドチップ4
6が得られる。これらの記録ヘッド用基板40お上り再
生ヘッド用基板41に、可撓性を有する印刷配線基板4
7.48を接着する。この印刷配線基板47.48と薄
膜ヘッド素子32とを、ワイヤ39を圧着接合すること
によって結線する。
第1図(5)の工程において、si図(4)で得られた
コンビネーシaンヘッドチップ46を、たとえばパーマ
ロイなどの材料から成るシールド部材50の中に嵌入し
、樹脂などを注入して固定する。
このようにしてコンビネーションへラド51を得ること
かで軽ろ。
このような製造方法によれば、第2図を参照して説明し
た先行技術の磁気ヘッドの製造方法において、第2図(
2)で示されるシールド部材14゜15を除(ことがで
きたので、コンビネーションへラド51の外形寸法を、
小さくすることができた。
したがって磁気ヘッドを製造する工程を、簡略化するこ
とができ、生産効率を格段に向上できる。
また製造された磁気ヘッドの外形寸法を小形化でき、品
質を向上できる。
上述の実施例では、磁気テープ記録再生装置に用いられ
る磁気ヘッドに関して説明したが、本発明は磁気を用い
て情報の記録・再生を行なう各種の装置に関して広〈実
施されることができる。
効  果 以上のように本発明に従えば、一方向に相互に間隔をあ
けて配列された複数の磁気検出素子を有する基板と、一
方向に相互に間隔をあけて配列された複数の磁気記録素
子を有する基板とを準備し、これらの基板を、基板相互
間に前期配列方向に沿って延びる介在片を介在して一体
的に固定し、それぞれ対をなす磁気検出記録素子とを、
前期配列方向と交差する方向に、各対相互を切断するよ
うにした。したがって!!遺される磁気ヘッドの位置調
整に関する精度を減少することができた。また複数の基
板を、介在片を介在して一体的に固定する工程でこの位
置調整を行なえば、個々の磁気ヘッドの位W111整は
省略されることができる。したがって製造工程を大幅に
簡略化することができると共に、製造さ・れる磁気ヘッ
ドの品質を格段に向上することができた。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の磁気ヘッドの製造方法を説
明する工程図、!#2図は先行技術の磁気ヘッドの製造
方法を説明する工程図、第3図は先行技術において91
造されたコンビネーションヘッド20の乎面図、第4図
は第3図のコンビネーションヘツド20の右側面図、第
5図は第3図のコンビネーションヘッド20の正面図で
ある。 31・・・基板、32・・・薄膜ヘッド素子、37・・
・保護部材、40・・・記録ヘッド用基板、41・・・
再生ヘッド用基板、42・・・シールド板、47.48
・・・印刷配線基板、51・・・コンビネーンaンヘフ
ド代理人  弁理士 画数 圭一部 第1図 第1図 第2図 第3図      第4図 第5図 手続補正書 昭和60年 5月28日 特願昭60−79025 2、発明の名称 磁気ヘッドおよびその製造方法 3、補正をする者 事件との関係  出願人 住所 大阪市阿倍野区長池町22番22号名称 (50
4)シャープ株式会社 代表者 佐 伯  旭 4、代理人 住 所 大阪市西区西本町1丁目13番38号 新興産
ビル国装置EX  0525−5985  INTAP
T  J国際FAX GIlI&GII (06)53
8−0247電話(06)538−0263(代表)、
′− 6、補正の対象 明細書全文および図面 7、補正の内容 (1)明細書全文を別紙のとおりに訂正する。 (2)図面の第5図を別紙のとおりに訂正する。 以  上 明    細    書 1、発明の名称 磁気ヘッドおよびその製造方法 2、特許請求の範囲 (1)基板上に磁気検出素子を有し、予め定められる一
端部が曲面状に形成された第1磁気ヘツド装置と、 第1磁気ヘツド装置に介在片を介在して固定され、基板
上に磁気記録素子を有し、予め定められる端部が曲面状
に形成された第2磁気ヘツド装置と、 第1と第2の磁気ヘッド装置とにそれぞれ接続される印
刷配線基板とを含むことを特徴とする磁気ヘッド。 (2)一方向に相互に間隔をあけて配列された複数の磁
気検出素子を有する第1ブロツクと、一方向に相互に間
隔をあけて配列された複数の磁気記録素子を有する第2
ブロツクとを準備し、これらの第1ブロツクおよび第2
ブロツクを、各ブロック相互間に前記配列方向に沿って
延びる介在片を介在して一体的に固定し、 それぞれ対をなす磁気検出素子と磁気記録素子とを、前
記配列方向と交差する方向に、各対相互を切断すること
を4G徴とする磁気ヘッドの製造方法。 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、記録ヘッドと再生ヘッドとをフンビネーシ1
ン化した磁気ヘッドおよびその製造方法に関する。 背景技術 従来から音響機器分計のたとえば磁気テープ記録再生装
置においで、記録ヘッド、再生ヘッドおよび消去ヘッド
などの磁気ヘッドは、個別に配置されている。このとき
再生ヘッドおよび記録ヘッドは、磁気テープに対する相
互の相対位置を確実に定めるために、いわゆるコンビネ
ーシBン化されている。コンビネーシaン化とは、記録
ヘッドと再生ヘッドとが相互に固定されて、一体的に構
成されることをいう。 このようなコンビネーシaン化は、薄膜技術によって製
造される薄膜磁気ヘッドにも適用することが望まれるが
、記録の高密度化に伴ない、記録ヘッド、再生ヘッドお
よび磁気テープの相互の位置に関する位置決めの精度は
、高精度になっている。すなわち前記両ヘッド間の7ノ
マス誤差とトラック位置誤差とは、アナログ方式のコン
ビネーシタンヘッドにおいては、0.01層一単位であ
りなのに対し、デジタル方式のコンビネーションヘッド
においては、O,001m曽単位の位置決め精度が要求
されている。 第2図は先行技術の磁気ヘッドのIt造方法を説明する
工程図である。第2図(1)の工程では、基板1の一表
面に蒸着技術、スパッタリング技術およびエツチング技
術などの薄膜技術によって形成された薄膜ヘッド素子2
が、マトリクス状に配置される。このような基板1およ
び薄膜ヘッド素子2からなるブロック3は、各薄膜ヘッ
ド索子2を個別に切り離すように、仮想線4.5.6.
7.8.9に沿って切断される。 第2図(2)の工程において、前述したように切断され
て得られる個々のへラドチップ10が磁気テープ(図示
せず)に臨む端部に、ガラスなどから成る保護部材11
を接着する0次にヘッドチップ10の基板1に、可撓性
を有する印刷配線基板12を接着し、複数の導線13を
圧着接合することによって、薄膜ヘッド素子2と印刷配
線基板12とを結線する。このようなヘッドチップ10
お上り保護部材11を外囲して、シールド部材14゜1
5が相互に嵌合されて固定される。  ゛第2図(3)
の工程において、前述したようなヘッドチップ10、保
護部材11お上りシールド部材14.15の磁気テープ
に臨む部分が、機械加工されてヘッドチップ10、保1
1部材11お上りシールド部材14.15の磁気テープ
摺動面1a、11m、15aが形成される。このように
して磁気ヘッド16が構成される。 磁気ヘッド16は、薄膜ヘッド素子2の構造が、記録ヘ
ッド用の構造を有するものと再生ヘッド用の構造を有す
るものとに大別でき、前者を記録ヘッド17、後者を再
生ヘッド18と称するが、第2図(1)〜(3)に示し
た組立構造は、同様に構成されるものである。これら2
個のヘッド17.18を、第2図(4)に示すように、
ヘッド保持部材19に嵌入し、この内部に樹脂を注入し
て固定する。 このようにしてコンビネーションヘッド20が構成され
る。 第3図は第2図(4)の工程におけるコンビネーション
ヘッド20の平面図であり、第4図はその右側面図、第
5図はコンビネーションヘッド20の正面図である。第
2図(4)の工程において、記録へラド17および再生
ヘッド18を、コンビネーションヘッド20として構成
するときに行なわれる各種の調整操作を説明する。第3
図を参照して、コンビネーションヘッド20の軸線21
と垂直な基準線22に、記録へラド17お上り再生ヘッ
ド18の先端部(第3図においては下方端部)が、同時
に接触するように調整する。この調整は突き出し調整と
称される。 次に第4図を参照しで、記録へラド17お上り再生ヘッ
ド18の先端部(第4図においては下方端部)が、軸線
21に関して共通に垂直となるように調整する。すなわ
ち第4図において、たとえば再生ヘッド18が記録へラ
ド17よりも距離δだけ突出しているとト、この距離δ
を零にするように調整する。この調整はアオリ調整と称
される。 第5図を参照して、記録ヘッド17および再生ヘッド1
8の磁気ギャップ層23の配列方向(仮想直線24.2
5で示す)が、相互に平行になるように調整する。この
調整は7ノマス調整と称される。また、記録へラド17
と再生ヘッド18とには、薄膜ヘッド素子2によって、
それぞれ電磁変換ギャップ層23a、23bが形成され
ている。 電磁変換ギャップ層23aには、記録トラック50(1
)、50(2)、〜、50(n)までのn個の記録トラ
ックが、同様に電磁変換ギャップ層23bには再生トラ
ック51(1)、51(2)、〜、51 (n)までの
n個の再生トラックが配設されている。ここで、たとえ
ば1番目の記録トラック50(1)の図心と再生トラッ
ク51(1)の図心とを結ぶ仮想直線52が、仮想直M
24または仮想直線25に対し垂直となるように、記録
へラド17と再生ヘッド18との相互位置を調整する。 すなわち記録へラド17をたとえばB1方向に、再生ヘ
ッド18をたとえばB2方向に変位させる調整を行う。 この調整はトラック調整と称される。このような各種の
調整操作において、前述したようにきわめて高精度の位
置決め精度が要求される。 発明が解決しようとする問題点 したがって、従来技術によるコンビネーションヘッド2
0の製造方法には、下記のような問題点があった。 ■記録へラド17および再生ヘッド18をフンビネーシ
」ンヘラド20に構成するとき、その7ノマスaSお上
りトラック調整には、きわめて高精度の位置決め精度が
要求される。また調整が行なわれた記録ヘッド17と再
生ヘッド18とを相互に貼り合わせて、コンビネーショ
ンヘッド20に構成する操作もまたきわめて高精度が要
求される。 ■前述したような各種調整操作は、製造されたコンビネ
ーションヘッド20ごとに行なわれる必要があり、した
がって作業能率が低い。 ■シールド部材14.15でヘッドチップ10を外囲し
たの後に、これをヘッド保持部材19の中に嵌入してコ
ンビネーションヘッド20が構tされるので、外形寸法
に制約があり小形化が困難であった。 したがって本発明の目的は、上述の問題点を解決し、製
造時の精度をむやみと高める必要がなく、高品質で外形
寸法が減少された磁気ヘッドを91造することができる
とともに、製造時における各種調整操作を複数個のコン
ビネーションヘッドにおいて、同時に行なうことができ
る磁気ヘッドおよびその製造方法を提供することである
。 問題点を解決するための手段 本発明は、半導体装置等の製造技術を使用して、正確に
位置合わせをすることによって、一方向に相互に間隔を
あけて配列された複数の磁気検出素子を有する第1ブロ
ツクと、一方向に相互に間隔をあげて配列された複数の
磁気記録素子を有する第2ブロツクとを準備し、 これらの第1および第2ブロツクを、相互間に前記配列
方向に沿って延びる介在片を介在して正確な位置合わせ
を行なった後、一体的に固定し、それぞれ対をなす磁気
検出素子と磁気記録素子とを、前記配列方向と交差する
方向に、各対相互をa断することを特徴とする磁気ヘッ
ドの製造方法である。 作  用 一方向に相互に間隔をあけて配列された複数の磁気検出
素子を有する第1ブロツクと、前記一方向と同方向の一
方向に相互に間隔をあけて配列された複数の磁気記録素
子を有する第2ブロツクとを準備する。これらの第1と
第2のブロックを、各ブロック相互間に前記配列方向に
沿って延びる介在片を介在して、正確に位置調整して、
接着剤により一体的に固定する。このように固定された
各ブロックにおいて、前記配列方向と交差する方向に、
磁気検出素子と磁気記録素子とから成る対相互間を切断
する。したがって各磁気検出素子と磁気記録素子との相
対的位置に関連する調整は、前述した第1と第2のブロ
ックを一体的に固定する際に同時に行なわれるので、作
業工程が簡略化されるとともに、磁気ヘッドの品質を向
上できる。 実施例 第1図は本発明の一実施例の工程図である。第1図を参
照して、本実施例の磁気へツY′の製造方法を説明する
。第1図(1)の工程では、たとえばセラミクスなどか
ら成る基板31上に蒸着技術、スパッタリング技術およ
びエツチング技術などの半導体装置を製造する際の薄膜
技術によって、薄膜ヘッド素子32を形成し、同時に正
確な位置合せをしてマトリクス状に配列する。この基板
31を、一方向の配列方向に沿う仮想直線33.34゜
35に沿って切断する。このよろにして薄膜ヘッド素子
32が、たとえば4個形成されたブロック36が得られ
る。 薄膜ヘッド素子32の基本的構成は、たとえばパーマロ
イなどから成り相互に対向する磁極層間に、電気絶縁物
によって被覆されたコイルを配置し、この磁極層間に電
磁変換ギャップを形成し、この電磁変換ギャップを介し
て情報の記録を行なう磁気記録素子と、同様にパーマロ
イなどから成り相互に対向する磁極層間に、電気絶縁物
によって被覆された磁気抵抗効果素子を配置し、この磁
極層間に電磁変換ギャップを形成し、この電磁変換ギャ
ップを介して情報の再生を行なう磁気検出素子とに大別
することができる。ここで1枚の基板31上には、磁気
記録素子と磁気検出素子が混在することのないように、
同一種類の薄膜ヘッド素子を形成する。したがって、ブ
ロック36には記録ヘッド用ブロック40と再生ヘッド
用ブロック41の2種類のブロックがある。磁気検出素
子および磁気記録素子の詳細な構成は、本発明に直接関
係がないので上記の説明に留め、詳細は省略する。 第1図(2)の工程では、第1図(1)の工程において
得られたブロック36の磁気テープ(図示せず)に臨む
端部36aに、たとえば結晶化プラスなど内部に気泡を
有しないガラス材料から成る保護部材37を接着する。 この保護部材37が接着された端部36aの機械加工を
行ない、磁気テープ摺動面38,39を曲面状に形成す
る。 第1図(3)の工程において、第1図(2)までの工程
で得られた記録ヘッド用ブロック40と再生ヘッド用ブ
ロック41とは、次に説明するような位置調整操作が行
なわれる。 このとき、記録ヘッド用ブロック40お上り再生ヘッド
用ブロック41のシールド板42に臨む面40a、41
m、シールド板42の記録ヘッド用ブロック40お上り
再生ヘッド用ブロック41に臨む面42a、42b、記
録ヘッド用ブロック40の薄膜ヘッド素子32が形成さ
れる面40bならびに再生ヘッド用ブロック41の同様
の面41bの合計6面は、精密ラップ加工される。これ
らの6面の平面度は、0.001曽一単位とされる。 したがって第1図(3)の工程におけるアジマス調整を
、前述の6面相互の平行移動によって行なっても、その
誤差はこれら6平面の平面度に従い、前述した0、GO
lm一単位の位置決め精度の許容誤差範囲に入る。すな
わち7ノマス調整を省略することができる。 したがって商精度の位置調整を行なわなければならない
のは、第5図を参照して説明したトラック位置調整のみ
である。このトラック調整を行なうには、記録ヘッド用
ブロック40、再生ヘッド用ブロック41お上りシール
ド板42を、矢符A1、A2方向に移動することによっ
て行なわれる。 このような平行移動においても、前述したアノマス誤差
は、やはり許容誤差範囲に入っている。したがってトラ
ック位置調整を、容易に行なうことができる。なお前記
調整を行なう前に記録ヘッド用ブロック40.再生ヘッ
ド用ブロック41およびシールド板42の各間に接着剤
が塗布され、調整後接着剤を硬化して相互に貼り合せ固
定する。 第1図(4)の工程では、第1図(3)の工程で得られ
た記録ヘッド用ブロック40再生ヘツド用ブロツク41
、シールド板42などを、各薄膜ヘッド素子32を個別
に分断するように仮想線43゜44.45で切断する。 このようにしてコンビネーシ1ンヘッドチップ46が得
られる。これらの記録ヘッド用ブロック40お上り再生
ヘッド用ブロック41に、可撓性を有する印刷配線基板
47゜48を接着する。この印刷配線基板47.48と
薄膜ヘッド素子32とを、ワイヤ39を圧着接合するこ
とによって結線する。 tJ&1図(5)の工程において、第1図(4)で得ら
れたコンビネーシ1ンヘッドチップ46を、たとえばパ
ーマロイなどの材料から成るシールド部材50の中に嵌
入し、樹脂などを注入して固定する。 このようにしてコンビネーシ」ンヘラド51を得ること
ができる。 このような製造方法によれば、第2図を参照して説明し
た先行技術の磁気ヘッドの製造方法においで、第2図(
2)で示されるシールド部材14゜15を除(ことがで
きたので、コンビネーシBンヘッド51の外形寸法を、
小さくすることができた。 したがって磁気ヘッドを製造する工程を、簡略化するこ
とができ、生産効率を格段に向上できる。 また製造された磁気ヘッドの外形寸法を小形化でき、品
質を向上できる。 上述の実施例では、磁気テープ記録再生装置に用いられ
る磁気ヘッドに関して説明したが、本発明は磁気を用い
て情報の記録・再生を行なう各種の装置に関して広〈実
施されることができる。 効  果 以上のように本発明に従えば、一方向に相互に間隔をあ
けて配列された複数の磁気検出素子を有する基板と、一
方向に相互に間隔をあけて配列された複数の磁気記録素
子を有する基板とを準備し、これらの基板を、基板相互
間に前記配列方向に沿って延びる介在片を介在して一体
的に固定し、それぞれ対をなす磁気検出素子と磁気記録
素子とを、前記配列方向と交差する方向に、各対相互を
切断するようにした。したがって二つの基板を、介在片
を介在して一体的に固定する工程でこの位置調整を行な
えば、複数組の磁気検出素子と磁気記録素子の位置調整
が同時に行なわれ、個々の磁気ヘッドの位置ll整は省
略することができる。したがって製造工程を大幅に簡略
化することができると共に、製造される。磁気ヘッドの
品質を格段に向上することができた。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の一実施例の磁気ヘッドの製造方法を説
明する工程図、第2図は先行技術の磁気ヘッドの製造方
法を説明する工程図、第3図は先行技術において製造さ
れたコンビネーシaンへラド20の平面図、第4図は第
3図のコンビネーシ磨ンヘッド20の右側面図、第5図
は第3図のフンビネーシ1ンヘッド20の正面図である
。 31・・・基板、32・・・薄膜ヘッド素子、37・・
・保11部材、40・・・記録ヘッド用ブロック、41
・・・再生ヘッド用ブロック、42・・・シールド板、
47゜48・・・印刷配線基板、51・・・コンビネー
シ房ンへ7ド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上に磁気検出素子を有し、予め定められる一
    端部が曲面状に形成された第1の半導体装置と、 第1の半導体装置に介在片を介在しで固定され、基板上
    に磁気記録素子を有し、予め定められる端部が曲面状に
    形成された第2の半導体装置と、第1と第2の半導体装
    置とにそれぞれ接続される印刷配線基板とを含むことを
    特徴とする磁気ヘッド。
  2. (2)一方向に相互に間隔をあけて配列された複数の磁
    気検出素子を有する基板と、一方向に相互に間隔をあけ
    て配列された複数の磁気記録素子を有する基板とを準備
    し、 これらの基板を、基板相互間に前記配列方向に沿って延
    びる介在片を介在して一体的に固定し、それぞれ対をな
    す磁気検出素子と磁気記録素子とを、前記配列方向と交
    差する方向に、各対相互を切断することを特徴とする磁
    気ヘッドの製造方法。
JP7902585A 1985-04-13 1985-04-13 磁気ヘッドの製造方法 Granted JPS61237214A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5275421A (en) * 1975-12-20 1977-06-24 Nec Corp Compound multielement magnetic head
JPS5924418A (ja) * 1982-07-29 1984-02-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 薄膜磁気ヘツド
JPS619814A (ja) * 1984-06-25 1986-01-17 Sony Corp 複合型磁気ヘツド装置

Patent Citations (3)

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