JPS61236866A - 野積石炭堆積物のコーティング剤 - Google Patents

野積石炭堆積物のコーティング剤

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JPS61236866A
JPS61236866A JP7967985A JP7967985A JPS61236866A JP S61236866 A JPS61236866 A JP S61236866A JP 7967985 A JP7967985 A JP 7967985A JP 7967985 A JP7967985 A JP 7967985A JP S61236866 A JPS61236866 A JP S61236866A
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polyvinyl alcohol
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agent
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JP7967985A
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Shiro Hayashi
史郎 林
Nobuhiko Morita
森田 暢彦
Koichi Ishii
石井 広一
Takashi Asakura
朝倉 隆
Yoshikazu Kawasaki
河崎 良和
Shigeru Nagasawa
永沢 滋
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Konishi Co Ltd
Kurita Water Industries Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Konishi Co Ltd
Kurita Water Industries Ltd
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は野積石炭、鉱石等の野積堆積物に固結層を形
成するためのコーティング剤に関するものである。
〔従来の技術〕
水切りされた石炭や鉱石等はコンベアーで搬送され、ス
タッカー等により屋外貯蔵ヤードに山積貯蔵されるのが
一般的である。これらの野積堆積物は乾燥時には風によ
り飛散して粉塵を発生するほか、降雨等により雨水が浸
透し、含水率が上昇する。
従来、野積堆積物の飛散、含水率上昇等を防止するため
に、酢酸ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ラテックス等
のエマルションをコーティング剤として堆積物に散布し
、乾燥させて固結層(コーティング剤が堆積物粒子を固
結した層)を形成させる方法が提案されている(特開昭
49−31589号)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のコーティング剤はエマルションを
使用しているため、散布−水分が乾燥しないと固結層が
形成されない、この乾燥には、季節、天候等によって異
なるが、通常1〜3日必要であり、幀燥前に降雨がある
と、薬剤が流出してしまい、固結層が形成できないため
効果を発揮できない。特に雨水の浸透を抑制して含水率
の上昇を防止する場合は、雨期に固結層を形成する必要
があるが、雨のために薬剤の散布ができないという問題
点があった。
この発明は上記問題点を解決するためのもので、硬化型
の薬剤を使用することにより、散布後迅速にゲル化し、
その後降雨にあっても薬剤が流出せず、効果的に固結層
を形成することができる野積堆積物のコーティング剤を
提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、ポリビニルアルコール水溶液と硬化剤とか
ら成ることを特徴とする野積堆積物のコーティング剤で
ある。
ポリビニルアルコール水溶液は、けん化度80〜100
%、好ましくは88〜100%、分子量SOO〜250
0、好ましくは1000〜2000のポリビニルアルコ
ールを1〜20重量%、好ましくは2〜10重量%の水
溶液としたものが使用できる。
硬化剤としては一般にポリビニルアルコールの硬化剤と
されているものが使用でき、これらを例示すると硼酸、
硼砂、コンゴーレッド、コンゴーコリンスG、ジャパノ
ールバイオレットエキストラ、レゾルシノール、ハイド
ロキノン、カテコール、プロログルシノール、サリチル
アニリド、没食子酸、2,4−ジヒドロキシ安息香酸、
ペンタクロロフェノール等があげられる。これらの硬化
剤は1種単独または2種以上混合して使用でき、そのま
ままたは水溶液の状態でポリビニルアルコール水溶液に
混合して使用される。
硬化剤の使用量はポリビニルアルコールのゲル化または
硬化に必要な量であり、それぞれの硬化剤によって異な
るが、一般的にはポリビニルアルコールに対して0.1
〜20重量%、′好ましくは1〜10重量%である。
本発明は上記ポリビニルアルコール水溶液および硬化剤
を必須成分とするが、常温造膜性を有する樹脂水分散体
を他の成分とするのが好ましい。
このような常温造膜性を有する樹脂水分散体としては、
酢酸ビニルエステル、プロピオン酸ビニルエステル、バ
ーサチック酸ビニルエステル、ステアリン酸ビニルエス
テル、アクリル酸エステル。
メタクリル酸エステル、マレイン酸エステル、フマール
酸エステル、エチレン、ブタジェン、クロロプレン、イ
ソプレン、アクリロニトリル、スチレン、塩化ビニル、
塩化ビニリデン、不飽和カルボン酸、アクリルアミド、
メチロールアクリルアミド等の単独重合体もしくは共重
合体の水性エマルションまたはラテックス、アルキッド
樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、ユ
リア樹脂、テレピン系重合体樹脂、ロジン樹脂、ポリイ
ソプレンゴム樹脂、ウレタン樹脂等の水性ディスパージ
ョン(ヒドロシルタイプも含む)などがあげられ、1種
または2種以上を使用することができる。
常温造膜性を有する樹脂水分散体の使用量はポリビニル
アルコールに対して0〜4000重量%、好ましくは5
0〜2000重量%が適当である。
これらの常温造膜性を有する樹脂水分散体は、樹脂中の
官能基(例えばカルボキシル基)と橋かけ結合をする架
橋剤とともに使用するのが好ましい、このような架橋剤
としては、ポリビニルアルコールおよび硬゛化剤と反応
することなく混合可能で、そのゲル化と平行して橋かけ
結合するものが好ましく1例えば親水性のポリエポキシ
化合物や、ポリオールのポリエポキサイドなどが使用で
きる。
これらの架橋剤の使用量は架橋によるゲル化または硬化
に必要な量が適当である。
本発明のコーティング剤は上記成分のほかに、硬化促進
剤、充填剤、顔料、その他の添加剤を成分とすることも
できる。
本発明のコーティング剤は、ポリビニルアルコール水溶
液および硬化剤を別の溶液として調製する。他の成分で
ある常温造膜性の樹脂水分散体等を使用するときは、こ
れらの樹脂水分散体等はポリビニルアルコール水溶液お
よび硬化剤の一方または両方との混合液として調製して
もよく、また別の液として調製してもよいが、ポリビニ
ルアルコールとの混合液とするのが好ましい、また架橋
剤を使用するときは、硬化剤との混合溶液とするのが好
ましい。
〔作 用〕
本発明の野積堆積物のコーティング剤の使用方法は、各
成分を別々にまたは混合状態で野積堆積物に散布して固
結層を形成する。好ましい使用方法は樹脂成分を混合し
た溶液と、硬化剤および架橋剤を混合した溶液を別々に
散布するのが望ましい、別々に散布する場合の散布順序
および回数は限定されない、散布する溶液の濃度は固形
分2〜10重量%程度が好ましい。
散布方法としては次のような方法があり、堆積層がぬれ
ている場合でも散布可能である。
■ 野積堆積物に対して堆積山表面1ゴ当り樹脂分とし
て25〜400 g 、好ましくは50〜300g散布
する。その際、散布機を用いて、堆積山の全表面に対し
て均−i;散布することができる。薬剤の散布は各成分
につき1回だけでもよいが、複数回行ってもよい。
■ 填圧ローラまたは填圧板等を用いて堆積山表面を加
圧成形し1表面から約40cm程度の深さの表層部の密
度の平均(該表面部を複数等分する各層からサンプリン
グした密度の平均をいう、)を5〜30%上昇させたの
ち、その表面部に■と同様に散布する。
上記方法のうち、特に■の方法が好ましい。
ポリビニルアルコール水溶液および硬化剤を散布前に、
または散布により混合すると、両者が反応して9時間以
内にゲル化し、さらに硬化が起こって、固結層が形成さ
れる。ゲル化後は降雨があっても薬剤の流出はなく、固
結層が形成される。
ポリビニルアルコールと硼酸または硼砂のゲル化機構は
下記式(1)または(If)式によるものと推定される
υ1 ok7iol? コーティング剤がポリビニルアルコールおよび硬化剤以
外の成分を含む場合は、他の成分を含んだ状態でゲル化
および硬化が起こり、ゲル状の網目構造の内部に他の成
分が分散した状態となる。
従って常温造膜性の樹脂水分散体が含まれている場合で
も、樹脂水分散体はゲル状網目構造に覆われた状態で乾
燥して造膜が行われるので、乾燥前に降雨があってもゲ
ル化後であれば流出することはない、常温造膜性の樹脂
水分散体とともに架橋剤を使用する場合は、ゲル化と平
行して架橋が行われるので、樹脂水分散体の流出はなく
、さらに強固な固結層が形成される。
固結層は風による飛散を防止するとともに、降雨があっ
た場合の雨水の浸透を阻止して含水率の上昇を防止する
ことができる。特に常温造膜性の樹脂水分散体を添加し
た場合は固結層の耐候性が優れ、長期間にわたって均一
な固結層を維持することができる。
本発明の野積堆積物のコーティング剤は水溶液で使用で
きるため、溶剤による毒性や火災の恐れがなく、水によ
る希釈、機器の洗浄が容易であり。
しかも散布作業が簡単で広範囲に適用することができる
〔発明の効果〕
本発明によれば、ポリビニルアルコール水溶液および硬
化剤により固結層を形成するようにしたので、散布後迅
速にゲル化し、その後降雨があっても薬剤が流出せず、
野積堆積物に効果的に固結層を形成することができ、こ
れにより堆積物の飛散、発火、劣化、含水率上昇等を防
止することができるとともに、散布作業を容易かつ安全
に行うことができるなどの効果がある。  ”〔実施例
〕 以下、本発明の実施例について説明する。
グーニエラ炭5トンを円錐状に堆積して石炭堆積山を形
成した6次いで第1表の!液を2Q/rrfとなるよう
に均一に散布し、その30分後に第1表の■液を2α/
ゴとなるように散布した(ただし比較例はI液のみを散
布した)、■液を散布した後、3時間後に降雨強度30
+am/hrの人工降雨下に堆積山を30分間曝した後
、堆積山の表層状態を観察するとともに、人工降雨後3
日間自然乾燥して固結層の有無を調べた。またこれらの
堆積山を自然放置して2力月後の固結層の状態を調べた
。結果を第1表に併記する。
第1表の■液、■液は下記薬剤を表中の固形分になるよ
うに水で希釈した溶液またはそのままの溶液である。
A:樹脂分10%の完全けん化ポリビニルアルコール樹
脂水溶液 Bニアクリル酸ブチル−メタクリル酸メチル共重合樹脂
エマルション C:酢酸ビニル樹脂エマルション D:硼酸と硼砂(混合割合8:12重量比)の20%水
溶液 E:ハイドロキノンの30%水溶液 第1表の結果から、実施例のものは薬剤散布の3時間後
に降雨があっても薬剤は流出せず、固結層を形成するこ
とがわかる。また常温造膜性を有する樹脂水分散体を添
加したものは、2力月放置した場合の固結層が優れ、耐
候性を有することがわかる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリビニルアルコール水溶液と硬化剤とから成る
    ことを特徴とする野積堆積物のコーティング剤。
  2. (2)ポリビニルアルコールがけん化度80〜100%
    である特許請求の範囲第1項記載のコーティング剤。
  3. (3)硬化剤が硼酸、硼砂、コンゴーレッド、コンゴー
    コリンスG、ジャパノールバイオレットエキストラ、レ
    ゾルシノール、ハイドロキノン、カテコール、フロログ
    リシノール、サリチルアニリド、没食子酸、2,4−ジ
    ヒドロキシ安息香酸、またはペンタクロロフェノールで
    ある特許請求の範囲第1項または第2項記載のコーティ
    ング剤。
JP7967985A 1985-04-15 1985-04-15 野積石炭堆積物のコーティング剤 Granted JPS61236866A (ja)

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