JPS6123624Y2 - - Google Patents

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JPS6123624Y2
JPS6123624Y2 JP17606380U JP17606380U JPS6123624Y2 JP S6123624 Y2 JPS6123624 Y2 JP S6123624Y2 JP 17606380 U JP17606380 U JP 17606380U JP 17606380 U JP17606380 U JP 17606380U JP S6123624 Y2 JPS6123624 Y2 JP S6123624Y2
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JP
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back plate
bearing housing
user back
rod
differential user
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JP17606380U
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JPS5799902U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガスタービンエンジンにおけるベアリ
ングハウジングとデイフユーザ背板との取付構造
に関する。
従来のガスタービンエンジンのタービン及びコ
ンプレツサ部の組立構造として、例えば第1図に
示すようなものがある。図中1はタービン、2は
コンプレツサ3はこれらを連結する軸であつて、
この軸3はベアリング4,5を介してベアリング
ハウジング6に支承されている。そして、コンプ
レツサ2側のデイフユーザ背板7はボルト8によ
りベアリングハウジング6の端面に固定されてい
る。
ところで、ガスタービンエンジンでは、ベアリ
ングハウジングの雰囲気は900℃位、燃焼ガス通
路では1350℃位の高温になるため、これらを金属
材料で製作した場合は耐熱性、耐酸化性などと共
に熱膨張の面で問題を生じ、したがつて耐熱及び
断熱性に優れるセラミツク材料により製作する傾
向にある。
しかるに、このようにセラミツク化する場合
に、従来の組立構造ではベアリングハウジングに
デイフユーザ背板をボルトで取付けるようになつ
ていたため、過大な力で両者を締付けることによ
りベアリングハウジングのねじ部のセラミツクが
かけたり、クラツクを生じたりすることがあり、
また金属製のボルトの熱膨張によりゆるみを生じ
ることもあり、耐久性に乏しいという問題点があ
つた。
本考案はこのような従来の問題点に着目してな
されたもので、ベアリングハウジングのデイフユ
ーザ背板取付面とは反対側の面から係止頭部を有
する棒状体を貫通させ、この棒状体にスプリング
を介して係止片を着脱可能に装着し、この係止片
によりデイフユーザ背板をベアリングハウジング
に押圧保持するようにし、もつて上記問題点を解
決するものである。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第2図及び第3図A,Bは本考案の一実施例を
示している。尚、この実施例において従来例(第
1図)と同一要素には同一符号を付してある。
構成を説明すると、セラミツク材料製のベアリ
ングハウジング6には周方向複数箇所に軸方向に
延在する貫通孔10を設け、同じくセラミツク材
料製のデイフユーザ背板7にも対応箇所に貫通孔
11を設ける。
また、一端に係止頭部12aを有する棒状体1
2の他端にコイルスプリング13の一端を固着
し、このスプリング13の他端に別の棒状体14
の一端を固着する。そして、このように中間でス
プリング13により連結された棒状体12及び1
4を、ベアリングハウジング6のデイフユーザ背
板7取付面とは反対側の面から貫通孔10に挿入
し、棒状体14の他端に形成したねじ部14aを
デイフユーザ背板7の貫通孔11から突出させ
る。そして、ねじ部14aに係止片としてのナツ
ト15を螺合してデイフユーザ背板7をベアリン
グハウジング6に締付ける。尚、ねじ部14aの
端面には六角穴14bを設け、ナツト15を螺合
する際に六角レンチ等を六角穴14bに挿入して
回り止めできるようにする。また、ベアリングハ
ウジング6の係止頭部12a係止面及びデイフユ
ーザ背板7のナツト15係止面には座ぐり16及
び17を形成して、係止頭部12a及びナツト1
5がそれらの面から突出しないようにする。さら
に、係止頭部12a及びナツト15とそれぞれの
係止面との間にはワツシヤ18及び19を介挿す
る。
さらに、ベアリングハウジング6には、デイフ
ユーザ背板7に形成されたオイル供給通路20か
らのオイルをベアリング4及び5に供給する通路
が形成されるが、この通路を次の如く構成して、
途中でオイルにより貫通孔10内のスプリング1
3を冷却するようにする。即ち、デイフユーザ背
板7のオイル供給通路20に連通させてベアリン
グハウジング6に形成した連通路21を貫通孔1
0に開口させ、貫通孔10から形成したオイルジ
エツト通路22及び23をベアリング4及び5に
向けて開口させる。
かかる構成によれば、ベアリングハウジング6
及びデイフユーザ背板7がセラミツク材料製であ
つても、これらにねじを切る必要がないので、締
付けによりねじのかけを生じたりすることがな
い。
また、ナツト15を所定量ねじ込むことによ
り、スプリング13に引張力を生じ、この引張力
によつてデイフユーザ背板7をベアリングハウジ
ング6に締付けるので、金属製の棒状体12及び
14の熱膨張をも吸収し得、締付力が安定する。
さらに、スプリング13は高温に曝されると役
に立たなくなるが、この実施例ではスプリング1
3を油冷でき、スプリング効果を維持できる。
第3図には他の実施例を示す。
この実施例は、棒状体12をデイフユーザ背板
7の貫通孔11から突出する長さとし、この棒状
体12の端部に形成したねじ孔30に螺合したボ
ルト31の顎部と、前記端部に摺動自在に挿入し
た係止片としてのワツシヤ32との間にコイルス
プリング33を介挿して、このスプリング33に
よりワツシヤ32を付勢してデイフユーザ背板7
に押圧し、これにより、デイフユーザ背板7をベ
アリングハウジング6に押圧保持するようにした
ものである。このものでは、スプリング33は比
較的低温なデイフユーザ背板7側に配置されるの
で、油冷構造を採用する必要はない。
尚、これらの実施例はコンプレツサ側のデイフ
ユーザ背板の例であるが、タービン側のデイフユ
ーザ背板をベアリングハウジングと別体にしてこ
れに取付ける場合にも本考案を適用することがで
きる。但し、この場合はタービン側は高温である
ので、スプリングをベアリングハウジングの貫通
孔中に設けて油冷構造とする方がよい。
以上説明したように本考案によれば、セラミツ
ク材料製のベアリングハウジングやデイフユーザ
背板にねじを設ける必要がなく、またスプリング
力により押圧保持するので、セラミツクのかけを
生じたり、熱膨張によるゆるみ等を生じたりする
ことがないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す断面図、第2図は本考案
の一実施例を示す断面図、第3図Aは第2図A部
の拡大図、第3図Bは同図Aの側面図、第4図は
他の実施例を示す要部断面図である。 1……タービン、2……コンプレツサ、3……
軸、4,5……ベアリング、6……ベアリングハ
ウジング、7……デイフユーザ背板、10,11
……貫通孔、12……棒状体、12a……係止頭
部、13……スプリング、14……棒状体、15
……ナツト(係止片)、31……ボルト、32…
…ワツシヤ(係止片)、33……スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガスタービンエンジンにおいて、セラミツク材
    料製のベアリングハウジングに軸方向に貫通孔を
    形成すると共に、デイフユーザ背板の対応箇所に
    貫通孔を形成し、ベアリングハウジング側の貫通
    孔から係止頭部を有する棒状体を挿入し、この棒
    状体にスプリングを介して係止片を装着し、この
    係止片によりデイフユーザ背板をベアリングハウ
    ジングに押圧保持するようにしたことを特徴とす
    るガスタービンのデイフユーザ背板取付構造。
JP17606380U 1980-12-10 1980-12-10 Expired JPS6123624Y2 (ja)

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JP17606380U JPS6123624Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17606380U JPS6123624Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10

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Publication Number Publication Date
JPS5799902U JPS5799902U (ja) 1982-06-19
JPS6123624Y2 true JPS6123624Y2 (ja) 1986-07-15

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ID=29968765

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JP17606380U Expired JPS6123624Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10

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US20090162139A1 (en) * 2007-12-19 2009-06-25 General Electric Company Thermally Insulated Flange Bolts

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JPS5799902U (ja) 1982-06-19

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