JPS61235179A - 印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は、印刷装置に関し、例えば花弁型活字ホイール
を用いるとともに、印刷した文字を消去する機構を有す
る印刷装置の改良に関する。

［従来技術］ 従来、この種の機構を有する印刷装置では、第８図に示
すように、プラテン１の軸方向に対して平行にキャリッ
ジ案内軸１３を設けるとともに、プーリＩＩＡとＩＩＢ
とに掛は渡されたベルト１２に固定されたキャリッジ２
が、モータ１０の駆動により、キャリッジ案内軸１３に
案内されて往復移動可能となるように構成されている。

さらに、そのキャリッジ２上には、印字ハンマ３．活字
ホイール４．インクリボン５および消去リボン６等が搭
載されている０図では、フレーム等は省略されている。

このような構成において、消去可能なインクリボン５に
よってプラテン１上の印字用紙７上に印字された文字列
に対する消去命令が入力されると、ソレノイド９が励磁
されてその突設片が上昇する。この突設片の上昇により
消去リボン腕８が上昇して消去リボン６が活字ホイール
４の前面に上昇すると、印字ハンマ３が印字文字と同一
の活字を消去リボン６を介して衝打するので、印字用紙
７上の印字インクがはぎとられる。

その後、ソレノイド９の励磁が解除されて消去リボン腕
８が下がり元の状態に戻る。そして、次の消去文字の位
置までモータ１０の駆動によりキャリッジ２が移動され
、上述した一連の消去動作を行うと、第９図（Ａ）およ
びＣＢ）に示すように印字用紙７上の文字インクが消去
リボン６上に転写される。

一般に、消去リボン巻き取り機構（図示せず）による消
去リボン６の巻取りは、消去リボン腕８のソレノイド９
による上下動作のタイミングにより行われるので、連続
消去の場合には、１文字消去するたびにソレノイド９に
より消去リボン腕８が上下動作をするので、そのたびに
大きな音が発生するという問題があった。

［目　的］ そこで、本発明の目的は、上述したような問題点に着目
し、ある一定の文字列の消去の場合には、消去リボン腕
を上げたままキャリッジのみを次の文字位置まで移動さ
せて、消去動作をするようにし、消去時に消去機構から
発生する騒音を軽減させるようにした印刷装置を提供す
ることにある。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の構成の一例の概略を示す、なお１本発
明の機械的構成例は第８図が適用可能であるので、それ
を適用するものとしその詳細な説明は省略する。

第１図において、１５は例えば印刷用媒体に印字すべき
文字を入力するためのキーボードなどからなる入力部で
あり、後述する本発明にかかる連続消去キー１５Ａを有
する。　１Ｂはマイクロプロセッサ形態の中央処理装！
　（ＣＰＵ）であり、後述の各構成要素を制御する。１
７は読み書き可能なランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）
であり、例えば入力部１５から入力した文字の所定量を
いったん記憶するラインバッファメモリ１７Ａを有する
。　１８は読み出し専用メモリ（ＲＯＭ）であり、中央
処理装置１６が各構成要素に制御信号を供給する際に１
例えば第４図に示すような制御手順を中央処理装置１Ｂ
に順次知らせるために必要なマイクロ命令群をあらかじ
め記憶させておく。

１９はモータ２の駆動によりキャリッジ２を駆動させる
キャリッジ駆動回路であり、その詳細を第２図に示す。

第２図において、３０はキャリッジ２を駆動するモータ
１０を、ｃｐｕｔｅからの指示信号に応じて制御するデ
ジタルサーボ制御器である。このデジタルサーボ制御器
３０は、モータｌＯの回転軸に結合されたロータリエン
コーダ３１から出力される信号を受けつけ、その信号に
基づいて印字位置または消去位置におけるキャリッジ２
の位置を検出し、その検出結果に基づいて、キャリッジ
２の位置を制御する、さらにこのデジタルサーボ制御器
３ｏの出力はデジタル値であるので、Ｄ／Ａ変換器３２
を介してアナログ値に変換し、このアナログ値を増幅器
３３により増幅し、その出力を駆動回路３４に供給する
。駆動回路３４は、増幅器３３から入力された信号に対
応してトランジスタ３５および３６を制御して、モータ
ｌＯを駆動させる。

さらに、２０は、ＣＰ旧６からの指示信号に応じて消去
リボン６を消去位置まで消去リボン腕８により上昇させ
るためにソレノイド９を駆動させるソレノイド駆動回路
であり、その詳細を第３図に示す。

第３図において、４０は消去ソレノイド制御器であり、
消去リボン腕８を上げる時のみ制御信号Ｓ２およびＳ３
によりトランジスタ４１および４２を制御し、例えば２
ボルトの電圧で消去ソレノイド９を駆動する。さらに消
去ソレノイド制御器４０は、消去リボン腕８が上がりき
ったならば、制御信号Ｓ？の供給を停止し、例えばＶボ
ルトで消去リボン腕８、すなわち消去ソレノイド６を保
持する。なお、図中の４３はダイオードである。

さらに第１図において、２１は後述のようにｃｐｕ　ｔ
　ｅからの指示信号に基づいて所定のタイミングで印字
ハンマ３を駆動させる印字ハンマ駆動回路である。また
２２は、後述のようにＣＰｏｌＢからの指示信号に基づ
いて消去リボン巻き取り機構２３を駆動させる消去リボ
ン巻き取り機構駆動回路である。

次に、本発明の動作の一例について第４図〜第６図を参
照して説明する。

いま、入力部１５に配置した連続消去キー１５Ａが押下
されると１本発明にがかる速続消去の動作を開始し、第
４図の制御処理が実行される。

まず、ステップＳ１において、モータ１０がキャリッジ
駆動回路１９のデジタルサーボ制御器３ｏから出力され
るキャリッジ駆動信号Ｓ！により駆動されるので（第５
図（Ａ）参照）、キャリッジ２が消去開始位置に移動す
る０次いでステップｓ２において、消去すべき連続文字
がラインバッフアンメモリ１７Ａから読み出されて１次
のステップｓ３においてその連続文字が例えばアンダラ
イン「−」　と通常の文字、例えば文字「Ｃ」が連続し
ているか否かが判定されるとともに、ステップＳ４にお
いてその連続文字が上述とは逆に通常の文字とアンダラ
イン「−」の連続か否かが判定される。

そして、ステップＳ３およびＳ４において連続文字がア
ンダライン「−」と通常の文字のときにはステップ５に
進む、ステップＳ５では、１文字目を消去するために、
第３図に示す消去ソレノイド制御ｉ！４０から制御信号
Ｓ２およびＳ、が出力され、ソレノイド９により消去リ
ボン腕８が上がりきったときに制Ｗ信号Ｓ２の供給を停
止してソレノイド９を保持状態とする（第５図（Ｂ）お
よび（Ｃ））、この状態において印字ハンマ駆動回路２
０がハンマ駆動信号Ｓ４により印字ハンマ３を駆動させ
ると印字用紙７上の１文字目が消去される（第５図（［
１）参照）。

次いで、ステップＳ６において、ソレノイド９の制御ｌ
＠号Ｓ３は第５図（Ｃ）に示すようにその出力状態を継
続するので、消去リボン腕８が消去位置で停止状態を継
続するとともに消去リボン巻き取り機構２３による消去
リボン６の巻き取りも停止される０次にステップＳ７に
おいて、キャリッジ駆動信号Ｓ１によりモータ１０が駆
動されてキャリッジ２を次の消去文字位置まで１文字分
移動させる。

さらにステップＳ８において、印字ハンマ駆動回路２０
が次のハンマ駆動信号Ｓ４により印字ハンマ３を駆動さ
せると１次の文字が消去され、その後。

制御信号Ｓ３の供給を停止されてソレノイド９の励磁が
解除されると、消去リボン腕８が原状位置に戻る（第５
図（Ｃ）および（Ｄ）参照）。

これらの一連の制御処理の終了の結果、ｉ＄７図（Ａ）
および（Ｂ）に示すように印字用紙７上の文字ｒＣＪと
アンダライン「−」と、あるいはアンダライン「−」　
と文字「Ｃ」との印字インクが図示の形態で消去リボン
６にはぎとられることになる。

他方、ステップＳ３およびＳ４のときには、すなわち消
去すべき連続文字が例えば文字ｒＣＪと文字ｒＡＪ　と
であるというようなときにはステップＳｔに進む、ステ
ップＳ９では、１文字目を消去するため制御信号Ｓ２お
よびＳ３がソレノイド制御器４０から出力され、ソレノ
イド９により消去リボン腕８が上がりきったときには制
御信号Ｓ２の供給を停止ヒしてソレノイド９を保持状態
とする（第６図（Ｂ）および（Ｃ）参照）、この状態に
おいて印字ハンマ駆動回路２１がハンマ駆動信号Ｓ４に
より印字ハンマ３を駆動させると印字用紙７上の１文字
目が消去される（第６図（Ｄ）参照）。

次にステップＳＩＯにおいて制御信号Ｓ３の供給が停止
ヒするので、ソレノイド９の励磁が解除されて消去リボ
ン腕８が原状に戻るとともに、消去リボン巻き取り機構
２３が駆動させて消去リボン６の巻き取りを行う０次い
でステップＳｌｌにおいてキャリッジ２を１文字分移動
させ、次のステップＳ１２において次の文字の消去を行
い、これら一連の処理を終了する。

［効　果］ 以上説明したように、本発明によれば、連続文字を消去
する際に、その連続文字が特定の組み合せのときには、
消去リボン腕の上下動を減少させるようにしたので、消
去リボン腕を上下動する際に発生する大さな衝撃音をお
さえることができるとともに、さらに消去リボンを有効
に使用でき、もって、一本の消去リボンの消去文字数を
増加することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の概略構成の一例を示すブロック図。 第２図は第１図で示したキャリッジ駆動回路の一例を示
すブロック図、 第３図は第１図で示したソレノイド駆動回路の一例を示
すブロック図、 第４図は本発明の制御処理の一例を示すフローチャート
、 第５図および第６図は本発明の各部の信号波形の一例を
示すタイミングチャート。 第７図は本発明における消去結果の一例を示す説明図、 第８図は従来装置の一例を示す斜視図、第９図は従来の
消去法による消去結果の一例を示す説明図である。 ３・・・印字ハンマ。 ６・・・消去リボン、 ７・・・印字用紙、 ９・・・ソレノイド、 １０・・・モータ、 １５・・・入力部、 １６・・・ＣＰｕ、 １７・・・ＲＡＭ、 １８・・・ＲＯＭ、 １９・・・キャリッジ駆動回路、 ２０・・・ソレノイド駆動回路、 ２１・・・印字ハンマ駆動回路、 ２２・・・消去リボン巻き取り機構駆動回路２３・・・
消去リボン巻き取り機構。 第５図 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）印刷用媒体に印刷された文字を消去位置に移動させ
   た消去リボンにより消去させる消去手段と、 前記消去リボンを消去位置に移動させる消去リボン移動
   手段と、 所定の文字列を前記消去手段により消去させる指令を出
   力する指令手段と、 当該消去指令に基づいて、前記消去リボンを前記消去位
   置に固定するように前記消去リボン消去手段を制御する
   制御手段とを具備したことを特徴とする印刷装置。 ２）特許請求の範囲第１項記載の印刷装置において、前
   記制御手段は、前記所定の文字列の消去が終了するまで
   前記消去リボンを消去位置に固定することを特徴とする
   印刷装置。 ３）特許請求の範囲第２項記載の印刷装置において、前
   記所定の文字列とは文字とアンダライン等の付加記号で
   あることを特徴とする印刷装置。