JPS6123487Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6123487Y2 JPS6123487Y2 JP1980114527U JP11452780U JPS6123487Y2 JP S6123487 Y2 JPS6123487 Y2 JP S6123487Y2 JP 1980114527 U JP1980114527 U JP 1980114527U JP 11452780 U JP11452780 U JP 11452780U JP S6123487 Y2 JPS6123487 Y2 JP S6123487Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- hole
- outside
- periphery
- outside mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 3
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車のアウトサイドミラーに関
し、特に積雪防止構造を具えたアウトサイドミラ
ーに係るものである。
し、特に積雪防止構造を具えたアウトサイドミラ
ーに係るものである。
周知のように、自動車には例えば第1図に示す
ように、そのフエンダー1の両側部にそれぞれア
ウトサイドミラー2が装備されている。
ように、そのフエンダー1の両側部にそれぞれア
ウトサイドミラー2が装備されている。
第2図は、このような従来のアウトサイドミラ
ー2を示すもので、アウトサイドミラー本体3内
部で、且つその開口周縁部3aの位置にミラー4
が装着されている。
ー2を示すもので、アウトサイドミラー本体3内
部で、且つその開口周縁部3aの位置にミラー4
が装着されている。
しかしながら、従来のアウトサイドミラー2に
あつては、ミラー4の周縁部下端に対応するアウ
トサイドミラー本体3側の開口周縁部3aが棚状
となつていたため、降雪時にはこの棚状の開口周
縁部3aに積雪して、ドライバーにとつては後方
視界の妨げとなつてしまうという問題点があつ
た。
あつては、ミラー4の周縁部下端に対応するアウ
トサイドミラー本体3側の開口周縁部3aが棚状
となつていたため、降雪時にはこの棚状の開口周
縁部3aに積雪して、ドライバーにとつては後方
視界の妨げとなつてしまうという問題点があつ
た。
またリモコン式アウトサイドミラーにあつて
は、ミラー4の傾動制御妨げにもなつてしまうと
いう問題点があつた。そこで特公昭48−18772号
公報に示すようにミラーハウジングに風受入口お
よび排気噴射口を設けて、走行時に受ける風圧力
を利用してミラー面の水滴を取り除くものもある
が、排気噴射はミラー面に当たる水滴をミラー面
につく前に取り除くものであり、又、ミラー面は
ミラーハウジングの開口近くまで出ているので、
第1図あるいは第2図に示すように積雪するよう
な開口周縁部は形成されていない。
は、ミラー4の傾動制御妨げにもなつてしまうと
いう問題点があつた。そこで特公昭48−18772号
公報に示すようにミラーハウジングに風受入口お
よび排気噴射口を設けて、走行時に受ける風圧力
を利用してミラー面の水滴を取り除くものもある
が、排気噴射はミラー面に当たる水滴をミラー面
につく前に取り除くものであり、又、ミラー面は
ミラーハウジングの開口近くまで出ているので、
第1図あるいは第2図に示すように積雪するよう
な開口周縁部は形成されていない。
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、ミラーの周縁部下端に対応し
たアウトサイドミラー本体の開口周縁部で、且つ
前記ミラーの少なくとも前方にミラーの前面から
背面に向つて斜め下方にテーパを有した貫通孔を
穿設するとともに、ミラー背面に向かつて温水又
は温風を吹き出す小孔を有するパイプを配設する
ことにより、上記問題点を解決することを目的と
している。
てなされたもので、ミラーの周縁部下端に対応し
たアウトサイドミラー本体の開口周縁部で、且つ
前記ミラーの少なくとも前方にミラーの前面から
背面に向つて斜め下方にテーパを有した貫通孔を
穿設するとともに、ミラー背面に向かつて温水又
は温風を吹き出す小孔を有するパイプを配設する
ことにより、上記問題点を解決することを目的と
している。
以下、この考案を図の実施例に基づいて具体的
に説明する。
に説明する。
なお、第3図以下の各図において、前記第1図
〜第2図における部材または部位と同一または均
等のものについては、前記と同一の符号を以つて
示し、重複した説明を省略する。
〜第2図における部材または部位と同一または均
等のものについては、前記と同一の符号を以つて
示し、重複した説明を省略する。
第3図〜第4図は、この考案を電動リモコン式
アウトサイドミラーに適用した実施例を示す図で
ある。
アウトサイドミラーに適用した実施例を示す図で
ある。
まず構成を説明すると、この考案においては、
ミラー4の周縁部下端に対応したアウトサイドミ
ラー本体3の開口周縁部3aで、且つミラーの少
なくとも前面に貫通孔5が穿設されている。この
貫通孔5はミラー4の周縁部下端に対応した開口
周縁部3aの全域に亘つて設けられており、第3
図の事例においてはミラー4の周縁部下端に沿つ
て3個設けられている。
ミラー4の周縁部下端に対応したアウトサイドミ
ラー本体3の開口周縁部3aで、且つミラーの少
なくとも前面に貫通孔5が穿設されている。この
貫通孔5はミラー4の周縁部下端に対応した開口
周縁部3aの全域に亘つて設けられており、第3
図の事例においてはミラー4の周縁部下端に沿つ
て3個設けられている。
なお貫通孔5は複数個に分割される必要はな
く、図示の3個の貫通孔5の合計に相当する長さ
のスリツト状のものが1個穿設されていてもよ
い。
く、図示の3個の貫通孔5の合計に相当する長さ
のスリツト状のものが1個穿設されていてもよ
い。
またアウトサイドミラー本体3における後述の
モータMの配設されている方向に対する貫通孔5
の穿設位置は、この貫通孔5の全体がミラー4よ
りも前方に位置するか、または第4図に示すよう
に、貫通孔5の大半部分がミラー4よりも前方に
位置するようにされている。
モータMの配設されている方向に対する貫通孔5
の穿設位置は、この貫通孔5の全体がミラー4よ
りも前方に位置するか、または第4図に示すよう
に、貫通孔5の大半部分がミラー4よりも前方に
位置するようにされている。
因みに貫通孔5は、ミラー4の周縁部下端に沿
つて2以上の複数列が穿設されていてもよい。
つて2以上の複数列が穿設されていてもよい。
さらに、貫通孔5は、同じく第4図に示すよう
にミラー4の前面から背面に向つて斜め下方に、
すなわち開口部3bから車両前方斜め下方に向つ
てテーパを有するように穿設されている。
にミラー4の前面から背面に向つて斜め下方に、
すなわち開口部3bから車両前方斜め下方に向つ
てテーパを有するように穿設されている。
一方、ミラー4の下端部背面の近傍には、室内
デフロスター6からパイプ7が導びかれ、当該ミ
ラー4の背面側に向けて複数個の小孔8が穿設さ
れている。
デフロスター6からパイプ7が導びかれ、当該ミ
ラー4の背面側に向けて複数個の小孔8が穿設さ
れている。
符号Mはミラー4の傾動制御用モータである。
次に作用を説明する。
降雪時に、ミラー4の周縁部下端に対応するア
ウトサイドミラー本体3の開口周縁部3aにも雪
が降り落ちるが、この雪は貫通孔5を通過してし
まうので、その開口周縁部3aには積雪が生じな
い。
ウトサイドミラー本体3の開口周縁部3aにも雪
が降り落ちるが、この雪は貫通孔5を通過してし
まうので、その開口周縁部3aには積雪が生じな
い。
また降雪量が多くなつて貫通孔5の周辺一帯か
ら、この貫通孔5にかけて積雪が生じたとして
も、貫通孔5がテーパ状に穿設されているので、
自動車の走行によつて生ずる空気流が、この貫通
孔5を外部下方から開口部3bに向けて通過し、
上記の積雪は吹飛ばされて開口周縁部3aから除
去される。
ら、この貫通孔5にかけて積雪が生じたとして
も、貫通孔5がテーパ状に穿設されているので、
自動車の走行によつて生ずる空気流が、この貫通
孔5を外部下方から開口部3bに向けて通過し、
上記の積雪は吹飛ばされて開口周縁部3aから除
去される。
さらに、自動車の停車時において上記のような
積雪が生じ、これが氷結してしまつた場合さらに
は単にミラー面に雪が付着している場合には、室
内デフロスター6を駆動して、小孔8からミラー
4の下方部に向けて温風を噴出させて、氷結した
雪を融解して、貫通孔5等から除去する。なお小
孔8から噴出させるものは適宜の温水源(図示せ
ず)からの温水としてもよい。勿論、氷結してい
なくとも自然落下や空気流によつても除去できな
い積雪を速やかに除去するために温水又は温風を
使用できる。
積雪が生じ、これが氷結してしまつた場合さらに
は単にミラー面に雪が付着している場合には、室
内デフロスター6を駆動して、小孔8からミラー
4の下方部に向けて温風を噴出させて、氷結した
雪を融解して、貫通孔5等から除去する。なお小
孔8から噴出させるものは適宜の温水源(図示せ
ず)からの温水としてもよい。勿論、氷結してい
なくとも自然落下や空気流によつても除去できな
い積雪を速やかに除去するために温水又は温風を
使用できる。
以上詳述したように、この考案によれば、その
構成をミラーの周縁部下端に対応したアウトサイ
ドミラー本体の開口周縁部で、且つ前記ミラーの
少なくとも前方にミラーの前面から背面に向つて
斜め下方にテーパを有した貫通孔を穿設するとと
もに、ミラーの背面に向つて温水又は温風を吹き
出す小孔を有するパイプを配設したため、降雪時
においてミラーの周縁部下端の前部に積雪を生じ
させることがなく、氷結時においても速やかに融
解除去することができ、ドライバーにとつて後方
視界を妨げられることがないという効果が得られ
る。さらに、自動車の走行によつて生じる空気流
が、この貫通孔を外部下方から内部上方に向けて
通過し易くなるので、貫通孔の周辺一帯から、こ
の貫通孔にかけて積雪が生じたとしても、この積
雪は自動車の走行により効果的に吹飛ばされて開
口周縁部から除去される。
構成をミラーの周縁部下端に対応したアウトサイ
ドミラー本体の開口周縁部で、且つ前記ミラーの
少なくとも前方にミラーの前面から背面に向つて
斜め下方にテーパを有した貫通孔を穿設するとと
もに、ミラーの背面に向つて温水又は温風を吹き
出す小孔を有するパイプを配設したため、降雪時
においてミラーの周縁部下端の前部に積雪を生じ
させることがなく、氷結時においても速やかに融
解除去することができ、ドライバーにとつて後方
視界を妨げられることがないという効果が得られ
る。さらに、自動車の走行によつて生じる空気流
が、この貫通孔を外部下方から内部上方に向けて
通過し易くなるので、貫通孔の周辺一帯から、こ
の貫通孔にかけて積雪が生じたとしても、この積
雪は自動車の走行により効果的に吹飛ばされて開
口周縁部から除去される。
さらにアウトサイドミラーをリモコン式のもの
としたときは、ミラーの周縁部下端の積雪を適切
に除去できることから、ミラーの傾動制御が妨げ
られることがない。
としたときは、ミラーの周縁部下端の積雪を適切
に除去できることから、ミラーの傾動制御が妨げ
られることがない。
第1図は従来のアウトサイドミラーを装備した
自動車を一部省略して示す斜視図、第2図は同上
のアウトサイドミラーの拡大斜視図、第3図はこ
の考案に係るアウトサイドミラーの実施例を示す
斜視図、第4図は同上アウトサイドミラーにおけ
るアウトサイドミラー本体部を一部破断して示す
側面図である。 2……アウトサイドミラー、3……アウトサイ
ドミラー本体、3a……開口周縁部、4……ミラ
ー、5……貫通孔、7……パイプ、8……小孔。
自動車を一部省略して示す斜視図、第2図は同上
のアウトサイドミラーの拡大斜視図、第3図はこ
の考案に係るアウトサイドミラーの実施例を示す
斜視図、第4図は同上アウトサイドミラーにおけ
るアウトサイドミラー本体部を一部破断して示す
側面図である。 2……アウトサイドミラー、3……アウトサイ
ドミラー本体、3a……開口周縁部、4……ミラ
ー、5……貫通孔、7……パイプ、8……小孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 アウトサイドミラー本体の内部で且つ該アウト
サイドミラー本体の開口周縁部位置にミラーを装
着したアウトサイドミラーにおいて、 前記ミラーの周縁部下端に対応する前記開口周
縁部で、且つ前記ミラーの少なくとも前方に該ミ
ラーの前面から背面に向つて斜め下方にテーパを
有した貫通孔を穿設するとともに、前記ミラーの
下端部背面に向つて温水又は温風を吹き出す複数
個の小孔が穿設されたパイプが前記下端部背面の
近傍で前記アウトサイドミラー本体内に設けられ
たことを特徴とするアウトサイドミラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980114527U JPS6123487Y2 (ja) | 1980-08-14 | 1980-08-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980114527U JPS6123487Y2 (ja) | 1980-08-14 | 1980-08-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5737644U JPS5737644U (ja) | 1982-02-27 |
JPS6123487Y2 true JPS6123487Y2 (ja) | 1986-07-14 |
Family
ID=29475508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980114527U Expired JPS6123487Y2 (ja) | 1980-08-14 | 1980-08-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6123487Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4919745U (ja) * | 1972-05-20 | 1974-02-19 | ||
JPS5361943U (ja) * | 1976-10-27 | 1978-05-25 |
-
1980
- 1980-08-14 JP JP1980114527U patent/JPS6123487Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5737644U (ja) | 1982-02-27 |
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