JPS6347164Y2 - - Google Patents

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JPS6347164Y2
JPS6347164Y2 JP13095683U JP13095683U JPS6347164Y2 JP S6347164 Y2 JPS6347164 Y2 JP S6347164Y2 JP 13095683 U JP13095683 U JP 13095683U JP 13095683 U JP13095683 U JP 13095683U JP S6347164 Y2 JPS6347164 Y2 JP S6347164Y2
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JP
Japan
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windshield
snow
heating wires
wires
molding
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JP13095683U
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English (en)
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JPS6037459U (ja
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  • Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車の前窓ガラスに貼設した凍結
防止用電熱線装置と、前窓ガラスの下部にたまつ
た雪や氷を融かす内外2組の電熱線装置を組込ん
だ融雪装置に関する。
冬期間、窓ガラスへの着雪、着氷は常であり、
降雪が直接にまたはワイパで拭き下されて、前窓
ガラスの下部にたまり、これらが気温、雪質によ
つて氷結したりすると、ワイパの円滑な作動を損
ねることがある。特に、前窓の下端とエンジンフ
ードの後端縁との間に間隙を設けて、その中にワ
イパの全部または一部を格納するようにした、い
わゆるコンシールドタイプのワイパを装備した自
動車においては、前窓ガラス下端の前方に開口す
る上記間隙に雪がたまりやすく、これがガラスや
ワイパブレードのフレーム側で再氷結し、ワイパ
の作動に影響を与える。また、前窓ガラスの早期
解氷と除去は、従来の温風を吹き付けるタイプの
強力デフロスタ装置によつても期待しえなかつ
た。
この考案はかかる積雪や氷によつてもワイパ作
動を円滑にするとともに、前窓ガラス下端での早
期解氷することを目的とするもので、この前窓ガ
ラスの下端でインストルメントパネル上面の前傾
面と対峙する車室内ガラス面に所定数の電熱線を
貼設し、この内側電熱線のリード線をインストル
メントパネル上面より片側のピラー根元に導くと
ともに、このリード線の端と接続され、かつ車載
電源に通じる外用電熱線を、前窓ガラス外面直下
を覆うモールの裏面に貼設し、これら内側電熱
線、外用電熱線に適宜通電して使用することによ
り上記目的を達成するものである。
以下、この考案の前窓ガラスの融雪装置の一実
施例を図面にしたがつて説明する。
まず、第1図に示す1は自動車の前窓ガラス、
2はエンジンフード、3はコンシールドタイプの
ワイパであつて、該ワイパ3は非作動時には前窓
ガラス1の下端とエンジンフード2の後端縁との
間に形成した間隙4に格納される。
第2図の断面図に示すように、自動車の前窓直
下で、車幅方向に伸びるカウルパネル5には、前
窓ガラス1の下端部が接着剤6により固着せしめ
てある。このカウルパネル5の後端末はインスト
ルメントパネル9の前斜面と固着せられていて、
前窓ガラスの前傾する内側面と対峙するわずかな
空隙が形成されている。ここで、運転者の直接視
認性を妨げない範囲であつて、この空隙の約2倍
幅で、前窓ガラス1の内側面に所定間隔で数本の
内側電熱線10が貼設してある。この内側電熱線
10の端末は集束のうえリード線15に接続され
インストルメントパネル9の上面より片側の前窓
ピラー5′の内側沿いに、インストルメントパネ
ル9の前正面のスイツチへと導通される。
一方、前窓ガラス1の下端前方に伸びているカ
ウルパネル5には、車幅方向に沿つて複数箇所に
モール取付け用ブラケツト7が固着してあり、そ
の上端には前窓ガラス1の下縁に沿つて車幅方向
に配設したV字形の雨樋タイプの金属モール8
が、中央溝内でねじ締め固着してある。このモー
ル8の上端にはこれに沿つて合成ゴムのプロテク
タ19が接合してあり、このプロテクタ19は前
窓ガラス1の下端の外側面に圧接されている。
モール8の前方でカウルパネル5にワイパ3が
支持せしめてあり、このワイパ3は非作動時に
は、前述の間隙4内に格納されるようになつてい
る。
さらに、この実施例を示すモール8の下面に
は、車幅方向に向けて絶縁性を有する6本の外用
電熱線11が貼設してある。ここで、外用電熱線
11の端末も集束のうえリード線16に接続さ
れ、前記カウルパネル5を貫通のうえ、インスト
ルメントパネル9の前正面の第2スイツチへと導
通される。しかる後、分岐リード線17を経て車
載電源へと接続されるものである。(第3図参照) 以上のように構成した前窓ガラス1の凍結防止
用電熱線装置において、必要に応じてインストル
メントパネル9の前正面の前記スイツチを起動操
作し、リード線15もしくはリード線16を通じ
て、前窓ガラス1の内側電熱線10や、モール8
の裏面の外用電熱線11を加熱すると、前窓ガラ
ス1の下辺近傍は熱せられ、積雪などによるガラ
ス面とワイパブレードのフレーム側の氷結を排除
することが可能となるものである。
この電熱線10,11などの加熱時には、従来
の強力デフロスタによる熱風吹付け手段と協同し
て使用せられたならば、極く短時間に、前述の間
隙4の中の雪氷も、電熱線10の貼設位置を始
め、別にデフロスタの吐出口近くから車外への放
熱拡散が進行して、解氷されてゆく。しかして、
前述のワイパ3が拭払い可能となり、ワイパブレ
ード下面の半融雪を除去すれば、これらワイパ3
は、以降円滑に作動せしめることができる。この
時点までに前記スイツチを「切」にしてしまう。
この考案によれば、かかる加熱時に従来の強力
熱風手段のような車室内気に対して居住性を損ね
るような温度上昇もなく、ガラス面のみ暖気放熱
し、より効果的に積雪問題箇所に集中して、有効
に加熱することができる。また、この貼設電熱線
は、第4図に示すように、運転手の運転に必要な
視界に影響のない前面窓ガラスの下方に設けたか
ら、安全運転を行なううえに不都合とはならな
い。前記モールは必要に応じて、より強力なヒー
ターモールと交換しても良いし、簡単に取替える
ことが可能である。
以上説明したように、この考案の融雪のための
前窓ガラスの下端の内側電熱線の効用は、強力に
かつ短時間のうちに、強力デフロスタによる急速
加温と協同して使用するようにし、外用電熱線の
効用とも重なり、前窓ガラスの下部にたまつた雪
や氷を融かすことができ、ワイパの作動も円滑な
らしめる実用的価値の大なるものである。また価
格面で廉価に貼設され、かつ自動車の外観や直接
視界を損ねることもない種々の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は自動車の全体斜視図、第2図は第1図の−
矢視線に沿う断面図、第3図はこの考案の電熱
線装置の実施例の平面図、第4図は側面図であ
る。 1……前窓ガラス、2……エンジンフード、3
……ワイパ、4……間隙、5……カウルパネル、
8……金属モール、9……インストルメントパネ
ル、10……内側電熱線、11……外用電熱線、
15,16……リード線、17……分岐リード
線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車のインストルメントパネル上面の前傾面
    と対峙する前窓ガラス下端の内面に所定数の電熱
    線をその全幅に亘り貼設し、該電熱線の集束リー
    ド線を一側ピラーに導くとともに、該リード線端
    末と接続分岐され、かつ車載電源に導通する外用
    電熱線を前窓ガラス直下のモール下面に貼設し、
    互いに協同し、あるいは個々に通電されることを
    特徴とする自動車用前窓ガラス融雪装置。
JP13095683U 1983-08-24 1983-08-24 自動車用前窓ガラスの融雪装置 Granted JPS6037459U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13095683U JPS6037459U (ja) 1983-08-24 1983-08-24 自動車用前窓ガラスの融雪装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13095683U JPS6037459U (ja) 1983-08-24 1983-08-24 自動車用前窓ガラスの融雪装置

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Publication Number Publication Date
JPS6037459U JPS6037459U (ja) 1985-03-15
JPS6347164Y2 true JPS6347164Y2 (ja) 1988-12-06

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ID=30296227

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JP13095683U Granted JPS6037459U (ja) 1983-08-24 1983-08-24 自動車用前窓ガラスの融雪装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0717182B2 (ja) * 1984-11-09 1995-03-01 日本電装株式会社 ワイパ装置用発熱装置
JPH02132117U (ja) * 1989-04-10 1990-11-02
JP2761278B2 (ja) * 1990-03-29 1998-06-04 日本板硝子株式会社 自動車用ウインドガラス
KR102558694B1 (ko) * 2016-12-20 2023-07-24 현대자동차주식회사 레인 센서와 이를 이용한 차량 및 차량의 제어방법

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JPS6037459U (ja) 1985-03-15

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