JPS6123483A - 映像信号遅延装置 - Google Patents

映像信号遅延装置

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JPS6123483A
JPS6123483A JP59143710A JP14371084A JPS6123483A JP S6123483 A JPS6123483 A JP S6123483A JP 59143710 A JP59143710 A JP 59143710A JP 14371084 A JP14371084 A JP 14371084A JP S6123483 A JPS6123483 A JP S6123483A
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signal
video signal
delayed
clock pulse
delay
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Yutaka Ichii
一井 豊
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Nippon Victor KK
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Victor Company of Japan Ltd
Nippon Victor KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は映像信号遅延装置に係り、入力複合映像信号を
、簡単かつ安価な回路構成によって1フイールド遅延し
て出力する映像信号遅延装置に関する。
従来の技術 従来より、VTRその他の映像信号再生装置において、
所謂ライン相関性やフィールド相関性を利用して再生複
合映像信号中に含まれるノイズを低減するためのノイズ
リダクション回路内には、1水平走査期間(1H)又は
1フイールドの遅延装置が設けられており、またドロッ
プアウト補償のためなどにも遅延装置が使用される。こ
のように、従来より映像信号遅延装置は種々の用途に供
されており、第7図にこの従来の映像信号遅延装置の一
例のブロック系統図を示す。同図中、入力端子1に入来
した複合映像信号は、半導体遅延回路部2に供給される
。この半導体遅延回路部2は入力用水平転送レジスタ3
とn列(ただしnは2以上の自然数)の垂直転送レジス
タ41〜4nと出力用水平転送レジスタ5とが夫々マト
リクス状に配置された構成とされている。
第8図はこの半導体遅延回路部2の詳細な構成の一例を
示す。同図において、半導体遅延回路部2は(lIl+
1)Xn個(ただし、Mは2以上の自然数)のセルが−
+1行n列のマトリクス状に配置されてなる。第1行[
Iのn個のセルC+〜Cnが入力用水平転送レジスタ3
を構成しており、同様に第111+1行しm+1のn個
のセルが出力用水平転送レジスタ5を構成しており、第
2行から第m行までの(ト1)xn個のセル411〜4
n(i−1)がn列の垂直転送レジスタ41〜4゜を構
成している。ここで、垂直方向にト」個装置されている
セル411〜4+(m−1)が垂直転送レジスタ4Iを
構成しており、以下同様にセル421〜42(III−
1)が垂直転送レジスタ42を構成し、セル4n+〜4
n(ト1)が垂直転送レジスタ4nをtIJi!してい
る。
これらのOx(+n+1)個のセルは例えばチャージ・
カップルド・デバイス(COD)により構成されており
、また入出力信号の向きが逆方向にならないように、左
右逆方向に入出力端子が水平転送レジスタ3.5に夫々
設けられている。かがる第8図に示す如き構成の遅延回
路部2は本出願人が先に特開昭58−134524号公
報等にて提案した回路である。
再び第7図に戻って説明するに、入力端子1よりの複合
映像信号はまた水平同期信号分離回路6にも供給され、
ここで水平同期信号を分離抽出された後、水平転送りロ
ック発生回路7及び垂直転送りロック発生回路8に夫々
供給される。水平転送りロック発生回路7は入力複合映
像信号を第10図(A>に示すものとすると、第10図
(B)。
(C)に夫々示す如く、互いに逆相で入力複合映像信号
の1H期間当り、水平転送レジスタ3.5のセルの数に
等しいn個のパルスをクロックパルスφH1φHとして
発生し、これを水平転送レジ−6= スタ3及び5に夫々供給する。
一方、垂直転送りロック発生回路8は例えば第9図に示
す如く、2個の単安定マルチバイブレータ(モノマルチ
)11及び12が縦続接続された構成とされており、入
力端子10に入来した水平同期信号をモノマルチ11に
より時間T1だけ遅延し、次のモノマルチ12によりパ
ルス幅T2の第10図(D)に示す如ぎ1H周期のパル
スを生成する。モノマルチ12の出力パルスは出力端子
14より垂直転送りロックパルスφVとして垂直転送レ
ジスタ41〜4nに夫々供給される一方、インバータ1
3により位相反転されて第10図(E)に示す如き垂直
転送りロックパルス「に変換された後出力端子15を介
して垂直転送レジスタ41〜4nに夫々供給される。こ
こで、上記のクロックパルスφV及びφVの発生位置は
、−例として第10図(A)、(D)、(E)よりわか
るように、入力複合映像信号のバックポーチ内に選定さ
れており、そのパルス幅T2は1μS稈麿である。更に
クロックパルスφH及びφHはφV及びφVが発生する
期間以外に発生するように構成されている。
これにより、入力用水平転送レジスタ3に供給された入
力複合映像信号は、クロックパルスφH及びφHでサン
プリングされた如き信号波形で、水平転送レジスタ3を
構成するn個のセル01〜Onの夫々に順次に記憶され
る。すなわち、入力複合映像信号はクロックパルスφH
2φHに基づき順次にC1→C2→C3→・・・→Cn
の順で転送されていき、クロックパルスφH1φHff
in個入力された時点で(1Hよりやや短い期間)各セ
ルC1〜COのすべてに入力複合映像信号のn個のサン
プリング波形が記憶され終る(水平転送が終了する)。
次に、クロックパルスφH1φHは発生されず、クロッ
クパルスφV、φVが第10図(D)、(E)に示す如
くバックポーチ期間内で発生されるので、セル01〜C
nに保持されているn個のサンプリング波形が垂直転送
レジスタ     141〜4nの1行目の各セル41
1.421.・・・。
401へ夫々並列に転送される。これにより、1H期間
の水平転送と垂直転送とが夫々終了する。
以下、上記と同様の動作が繰り返され、水平転送レジス
タ3に保持されたn個のサンプリング信号は1回の垂直
転送で出力用水平転送レジスタ5に入力され、以後クロ
ックパルスφH9φHにより出力端子9へ直列に出力さ
れる。この結果、1IIHの遅延が付与された複合映像
信号が出力端子9より取り出されることになる。
従って、入力複合映像信号が走査線数525本方式の複
合映像信号であり、これを1フィールド−0,58遅延
する場合は、上記のmの値は262に選定され、入力複
合映像信号の垂直帰線消去期間(V、BLK)付近の波
形を第11図(A)、クロックパルスφVの波形を同図
(B)に示すものとすると、出力端子9には同図(C)
に示す波形の262日遅延された複合映像信号が取り出
される。
発明が解決しようとする問題点 しかるに、上記の従来の映像信号遅延装置は、通過帯域
幅を広くとるためには、水平転送りロックパルスの繰り
返し周波数(水平転送りロック周波数)を高くすること
が必要で、更に所要の遅延時間を得るためには上記水平
転送りロック周波数が高くなった分だけ多くの段数のレ
ジスタを必要とするため、装置が高価となるという問題
点があった。
またフィールド遅延回路を用いてフィールド相関を利用
した信号処理を行なう場合、テレビジョン映像信号はイ
ンターレースのために1フイールドの走査線数が262
.5本(走査線数525本方式の場合)、又は312.
5本(走査線数625本方式の場合)で、0.5の端数
が生ずるのに対して、垂直転送レジスタ41〜4nの行
数は自然数個であるために上記の従来遅延装置の遅延時
間は1Hの自然数倍しかとり得ず、よって画面上、上下
のどちらか一定方向へずれたフィールド相関しかとれな
かった。
そこで、本発明は水平転送りロック周波数を、映像信号
の必要周波数帯域の上限周波数よりも若干高い周波数に
選定し、これにより標本化及び遅延して得られた、互い
に逆位相の1フィールド士0.51−1の遅延時間が夫
々付与された2種の遅延映像信号を、上記水平転送りロ
ックに応じて交Hに切換出力することにより、上記の問
題点を解決した映他信号遅延装置を提供することを目的
とする。
問題点を解決するための手段 第1図は本発明装置の構成を示すブロック図で、入力端
子1に入来1ノだ輝度信号等の入力複合映像信号はフィ
ールド遅延回路手段20に供給され、ことで次式で示さ
れる標本化周波数[Sfs’= (2に+1) ・(f
+/2>    (1)(ただし、上式中、kは自然数
、  fHは入力複合映像信号の水平走査周波数) のクロックパルスで標本化されると共に、1フイールド
11]間−0,5Hの期間遅延される。フィールド遅延
回路手段20から取り出された遅延被標本化信号(第1
の遅延信号)はスイッチ回路手段21に供給される一方
、遅延回路22により更に1(」遅延され、全部で1フ
ィールド期間+0.5Hの期間遅延された第2の遅延信
号とされた後スイッチ回路手段21に供給される。スイ
ッチ回路手段21はフィールド遅延回路手段20よりの
前記クロックパルスをスイッチング信号として供給され
、上記の第1及び第2の遅延信号を夫々交互に切換えて
所望の1フィールド遅延映像信号として出力端子23へ
出力する。
作  用 入力複合映像信号を上記(1)式に示した標本化周波数
fSで標本化して得た被標本化信号は、成る1フイール
ドの画面内において、任意の相隣る2本の走査線には、
第2図の破線■及び■上に白丸で示す如く、1/fsの
時間間隔毎の標本点の時系列的合成信号であり、かつ、
相隣る走査線T。
■間では水平走査方向に1/(2fs)なる時間間隔だ
け相対的にずれて表示される各標本点の時系列的合成信
号である。ここで、フィールド遅延回路手段20より第
2図に破線■で示す走査線の被標本化信号が取り出され
ている時には、遅延回路22からは同図に破線■で示す
、それよりも1日過去の走査線の被標本化信号が取り出
されている。従って、入力複合映像信号を前記標本化周
波数tsで標本化して得た、遅延前の第2図に実線■で
示した現時刻のフィールドの被標本化信号に対して、フ
ィールド遅延回路20からは1フィールド−0,5日過
去の同図に破線■で示した走査線に表示されるべき被標
本化信号(第1の遅延信号)が取り出され、一方、遅延
回路22からは1フィールド+0.5H過去の同図に破
線■で示した走査線に表示されるべき被標本化信号(第
2の遅延信号)が取り出されていることになる。
スイッチ回路手段21はこの第1の遅延信号と第2の遅
延信号とを前記標本化周波数「Sと同一周波数のクロッ
クパルスでスイッチング制御され、フィールド遅延回路
手段20より第1の遅延信号の標本点が出力されるとき
はこれを選択出力し、遅延回路22から第2の遅延信号
の標本点が出力されるときはこれを選択出力するから、
スイッチ回路手段21より出力端子23へ出力される信
号は、第1及び第2の遅延信号の各標本点を交互に時系
列的に合成した合成信号となる。この合成信号は、1フ
イールド過去の被標本化信号から生成された予測信号で
あり、第2図に黒丸で示す走査線■上の各位置に標本点
が配列表示される如き被標本化信号であり、等価的に標
本化周波数fsの2倍の周波数2  fsで標本化され
、かつ、1度1フイールド遅延された信号である。
これにより、標本化周波数fsを入力複合映像信号の必
要周波数帯域の上限周波数の2倍以上のナイキストのサ
ンプリング定理を満たす高周波数のクロックパルスを使
用しなくとも、低い周波数のクロックパルスを用いて所
要通過帯域幅の遅延信号を得ることができる。以下、本
発明の各実施例について第3図乃至第6図と共に説明す
る。
実施例 第3図は本発明装置の第1実施例のブロック系統図を示
す。同図中、第1図及び第7図と同一構成部分には同一
符号を付しである。本実施例はフィールド遅延回路20
として第7図に示した半導体遅延回路部2を含む遅延回
路を使用した例で、半導体遅延回路部2の各垂直転送レ
ジスタ41〜4nの各段数(行数)m−1は、入力複合
映像信号の1フィールド−0、51−1の期間の11数
から1を差し引いた値に選定されている。従って、各垂
直転送レジスタの各段数は、入力複合映像信号が走査線
数525本方式の場合は261段(前記mの値が262
) 、走査線数625本方式の場合は311段(前記m
の値が312)となる。これにより、半導体遅延回路部
2は1H毎に1回垂直転送を行なうと、入力複合映像信
号をその1フィールド−0,5Hの期間(走査線数52
5本方式の場合は262H,走査線数625本方式の場
合は312H)遅延して出jノ端子9へ出力する。
ここで、本実施例では水平転送りロック発生回路24は
水平同期信号分離回路6よりの水平同期信号に基づいて
、前記(1)式を満たす繰り返し周波数fSの水平転送
用クロックパルスφH1φHを夫々発生するから、半導
体遅延回路部2からはこの水平転送りロック周波数fs
で標本化され、かつ、1フィールド−0,5Hの期間遅
延された被標本化信号(第1の遅延信号)が取り出され
ることになる。この水平転送りロック周波数fsは前記
した如く、入力複合映像信号の必要周波数帯域の上限周
波数の2倍未満の周波数で、従来のナイキス1−の標本
化定理を満たり水平転送りロック周波数よりも低いから
、水平転送レジスタのセルの数及び垂直転送レジスタの
数(すなわち、前記の列数n)は従来よりも少なくて済
み、半導体遅延回路部2の構成を安価で小型なものにす
ることができる。
フィールド遅延回路手段20を構成する半導体遅延回路
部2から取り出された第1の遅延信号は出力端子9を介
してクロック成分除去用低域フィルタ25に供給され、
ここでクロック成分を除去された後スイッチ回路26の
端子26aに印加される一方、1HN延回路27に供給
される。11」遅延回路27は遅延回路22を構成して
おり、1フィールド−〇、5H遅延された第1の遅延信
号を11−11延することにより、入力複合映像信号を
1フィールド+0.5H遅延した第2の遅延信号をス 
    1イツヂ回路26の端子26bに印加する。
スイッチ回路26は水平転送りロック発生回路24より
の水平転送用クロックパルスφHがパルス遅延回路28
を通してスイッチング信号として印加される。ここで、
水平転送用クロックパルスφHは例えばハイレベルの期
間に水平転送を行なわせ、ローレベルの期間は水平転送
を休止させるものとすると、スイッチ回路26はパルス
遅延回路28よりの水平転送用クロックパルスφHのハ
イレベル期間では端子26aの入力箱1の遅延信号を選
択出力し、φHのローレベル期間では端子26bの入力
箱2の遅延信号を選択出力するようにスイッチング制御
される。これにより、前記した如く、スイッチ回路26
から、等価的に水平転送りロック周波数fsの2倍の周
波数2  fsで標本化された如き被標本化信号であっ
て、かつ、1度1フイールド遅延された信号が取り出さ
れ、スイッチ回路26のスイッチングに伴うノイズを除
去するための低域フィルタ29を通して出力端子23へ
出力される。
ここで、−例として水平転送りロック周波数fsを4.
9484 M Hzに選定した場合((1)式のにが3
14.  f+−+が15.’73426 kl−1z
の場合)、標本化定理によって fs/’2.すなわち
2.4742 M H2以上の信号成分はそのままでは
この廿ンプリング系より出力されないが、本発明によれ
ば、等価的に標本化周波数が2  fSになっているの
で、4.9484 M l−1zまでの信号成分が伝送
される。また、スイッチ回路26.パルス遅延回路28
と共にスイッチ回路手段21を構成している低域フィル
タ29を通しても、−F記の場合は3MH2程度までの
広い帯域の信号を伝送することができる。
なお、パルス遅延回路28は水平転送用クロックパルス
φHl ’b Hのドライバでの遅れや、クロック除去
用低域フィルタ25による匠れ等にJ:る、水平転送用
クロックパルスφHとスイッチ回路26の入力端におけ
る被標本化信号の実際の標本点との間の伝送誤差を補正
するために設けられており、例えば第4図に示す如き公
知の回路構成とされている。第4図において、入力端子
31に入来した水平転送用クロックパルスφHは、直流
l重用コンデンサC+、抵抗R1を夫々介してNPNト
ランジスタQ+のベースに供給され、ここで抵抗R4と
コレクタの接続点より反転増幅されて取り出される一方
、エミッタと抵抗R5の接続点より非反転増幅されて取
り出される。抵抗R2゜R3はベースバイアス用抵抗で
ある。
トランジスタQ1のコレクタより取り出された入力信号
と逆相の信号はコンデンサC2を経て取り出され、トラ
ンジスタQ1のエミッタより可変抵抗器VR+を経て取
り出された入力信号と同相の信号と加算混合された後、
抵抗Rs、エミッタフォロワを構成するNPNトランジ
スタQ2.抵抗R7を経てNPNt−ランジスタQ3の
ベースに供給される。トランジスタQ3.抵抗Ra 、
 Rs 。
コンデンサC3及び可変抵抗器VR2よりなる回路部は
、前記トランジスタQ+、抵抗R4、Rs 。
コンデンサC2及び可変抵抗器VR+よりなる回路部と
同一の動作を行なって得た信号を、抵抗R+oを介して
NPNトランジスタQ4のベースに供給する。トランジ
スタQ4のエミッタと抵抗R11の接続点より取り出さ
れた信号は、コンデンサC4及び抵抗R12よりなるフ
ィルタを通してインバータ32.33及び抵抗R13よ
りなる波形整形回路に供給され、ここでパルス列に変換
された後出力端子34より出力される。
上記の可変抵抗器VR+ 、VR2はCRによる移相量
を調整するためのもので、該移相量の調整によって所望
の遅延時間が得られる。
次に本発明装置の第2実施例について説明するに、第5
図は本発明装置の第2実施例の要部のブロック系統図を
示す。同図中、第7図と同一構成部分には同一符号を付
しである。本実施例はフィールド遅延回路手段20とし
て、ディジタルメモリを使用した場合の例で、遅延回路
22.スイッチ回路手段21は夫々第3図と同様である
。第5図において、入力端子1に入来した複合映像信号
は、A/D変換器35に供給され、ここで、フェーズ・
ロックド・ループ(PLL)36よりの水平同期信号に
位相同期した、前記(1)式を満足する繰り返し周波数
fsのクロックパルスに基づいてディジタル的にサンプ
リングされる。このA/D変換器35の出力ディジタル
信号はランダム・アクセス・メモリ(RAM>37に供
給され、ここでP L 136よりのり0ツクパルスに
基づいて書ぎ込まれた後、1フイールド遅延して読み出
される。
RAM37より読み出された1フィールド遅延デイジタ
ル信号は、DA変換器38に供給され、ここでディジタ
ル−アナログ変換されて1フィールド遅延映像信号とさ
れた後、出力端子39を介して遅延回路22及びスイッ
チ回路手段21へ夫々供給される。なお、PLL36の
出力クロックパルスは、出力端子40を介してスイッチ
回路手段21のスイッチングパルスとして出力される。
次に本発明装置の応用例について説明する。第6図は本
発明装置を映像信号の雑音低減回路に適用したブロック
系統図を示す。第6図において、例えば磁気テープより
再生された後復調された再生複合映像信号は、入力端子
41を介して減算回路42及び44に夫々供給される。
減算回路42より取り出された再生映像信号は、本発明
になる映像信号遅延装置43に供給され、ここで1フィ
ールド−0,5Hの期間遅延された後、減算回路44に
供給される。減算回路44は入力端子41よりの再生複
合映像信号から遅延装置43の出力信号を差し引く減算
動作を行なって得た信号を、リミッタ45を通して減算
回路42へ供給する。
ここで、映像信号は一般に1フィールド間隔の映像情報
同士は互いに極めて近似しているという、所謂フィール
ド相関性を有しているのに対し、雑音はかかるフィール
ド相関性を有していない。
従って、減算回路44の出力信号は、主としてフィール
ド相関を有しない雑音である。リミッタ45はこの雑音
が主である信号の振幅を、雑音のビークツウピークレベ
ル程度に振幅制限する。減算回路42は入力端子41よ
りの再生複合映像信号からリミッタ45の出力信号を差
し引く動作を行ない、再生複合映像信号中の雑音をリミ
ッタ45の出力信号で略相殺して再び映像信号遅延装置
43へ出力する一方、出力端子46へ出力する。
このようにして、入力再生複合映像信号はその中の雑音
を低減されて出力端子46より取り出される。
このような帰還路に1フィールド貯延回路を右する、所
謂巡回形フィールド相関ノイズリジコー勺−と呼称され
る雑音低減回路において、1フイールド遅延回路として
使用される本発明の映他イ^号近延装置43は、前記し
た如< 3 M Hz程度までの広帯域の映像信号を伝
送することができるから、従来に比しより高域の雑音ま
で十分に抑圧することができる。
発明の効果 上述の如く、本発明にJ:れば、クロックパルス周波数
を所定の周波数に選定したので、入力複合映像信号を広
帯域で1フイールド遅延して出力することができ、また
回路構成を安価な構成とすることができ、更に1フィー
ルド−0,51−1遅延された映像信号と1フィールド
+0.5H遅延された映像信号とを夫々クロックパルス
に応じて交互に出力するようにしたので、必要帯域幅を
実質的に確保し、しかも電荷転送素子を使用した場合で
も丁度1フィールド分(262,5H又は312.5H
)の遅延時間を得ることができ、また更に巡回形フィー
ルド相関ノイズリジューサーの1フイールド遅延回路に
使用した場合は従来のノイズリジユーザーに比しにり高
域の雑音まで十分に抑圧することができる等の特長を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の構成を示すブロック系統図、第2
図は本発明装置の動作原理を説明するための図、第3図
は本発明装置の第1実施例を示すブロック系統図、第4
図は第3図図示ブロック系統の要部の一例の回路図、第
5図は本発明装置の第2実施例の要部を示すブロック系
統図、第6図は本発明を有する雑音低減回路の一例のブ
ロック系統図、第7図は従来装量の一例を示すブロック
系統図、第8図は半導体遅延回路部の構造の一例を拡大
して示す図、第9図は第7図の要部の一例のブロック系
統図、第10図及び第11図は夫々第7図の動作説明用
信号波形図である。 1.41・・・複合映像信号入力端子、2・・・半導体
遅延回路部、3・・・入力用水平転送レジスタ、41〜
4n・・・垂直転送レジスタ、5・・・出力用水平転送
レジスタ、6・・・水平同期信号分離回路、7,24・
・・水平転送りロック発生回路、8・・・垂直転送りロ
ック発生回路、9・・・遅延映像信号出力端子、20・
・・フィールド遅延回路手段、21・・・スイッチ回路
手段、22・・・遅延回路、23・・・遅延映像信号出
力端子、25・・・クロック除去用低域フィルタ、26
・・・スイッチ回路、27・・・1H遅延回路、28・
・・パルス遅延回路、35・・・A/D変換器、36・
・・フェーズ・ロックド・ループ(PLL)、37・・
・ランダム・アクセス・メモリ(RAM) 、38・・
・D/A変換器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)輝度信号等の入力複合映像信号の上限周波数の2
    倍未満の周波数で、かつ、該上限周波数よりも高い周波
    数であつて、次式で示される標本化周波数f_S f_S≒(2k+1)・(f_H/2) (ただし、上式中、kは自然数、f_Hは該入力映像信
    号の水平走査周波数) のクロックパルスで該入力映像信号を標本化すると共に
    、それにより得られた被標本化信号を1フィールド期間
    から0.5水平走査期間差し引いた期間遅延して出力す
    るフィールド遅延回路手段と、該フィールド遅延回路手
    段より取り出された第1の遅延信号を1水平走査期間遅
    延して第2の遅延信号として出力する遅延回路と、該第
    1及び第2の遅延信号を、該クロックパルスにより交互
    に切換えて所望の遅延映像信号として出力するスイッチ
    回路手段とよりなることを特徴とする映像信号遅延装置
  2. (2)該フィールド遅延回路手段は、該入力複合映像信
    号が直列に供給される入力用水平転送レジスタと、該入
    力用水平転送レジスタより並列に供給される信号を転送
    する複数列の垂直転送レジスタと、該垂直転送レジスタ
    より並列に供給される信号を保持した後水平転送をして
    遅延映像信号を直列に出力する出力用水平転送レジスタ
    とからなる半導体遅延回路部と、該入力用及び出力用の
    両水平転送レジスタに水平転送を行なわせるための該ク
    ロックパルスを発生して該入力用及び出力用の両水平転
    送レジスタに夫々供給する水平転送りロック発生回路と
    、垂直転送用クロックパルスを上記水平転送期間以外の
    期間中に発生して該垂直転送レジスタへ供給する垂直転
    送りロック発生回路とよりなることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の映像信号遅延装置。
  3. (3)該スイッチ回路手段は、該フィールド遅延回路手
    段より取り出された該第1の遅延信号と該クロックパル
    スとの位相誤差補正用のパルス遅延回路と、該パルス遅
    延回路により一定時間遅延された該クロックパルスによ
    り該第1及び第2の遅延信号を交互に選択出力するよう
    スイッチング制御されるスイッチ回路とよりなることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の映像信号遅延装
    置。
  4. (4)該フィールド遅延回路手段は、該入力複合映像信
    号が供給され、その水平同期信号に位相同期した該クロ
    ックパルスを生成するクロックパルス発生回路と、該ク
    ロックパルスに基づいて該入力複合映像信号をアナログ
    −ディジタル変換するA/D変換器と、該A/D変換器
    の出力ディジタル信号を該クロックパルスに基づいて1
    フィールド期間から0.5水平走査期間差し引いた期間
    遅延して出力するメモリ回路と、該メモリ回路の出力デ
    ィジタル信号をディジタル−アナログ変換して該第1の
    遅延信号として出力するD/A変換器とよりなることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の映像信号遅延装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102817829A (zh) * 2011-06-09 2012-12-12 现代自动车株式会社 发动机油泵

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