JPH043710B2 - - Google Patents

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JPH043710B2
JPH043710B2 JP59038134A JP3813484A JPH043710B2 JP H043710 B2 JPH043710 B2 JP H043710B2 JP 59038134 A JP59038134 A JP 59038134A JP 3813484 A JP3813484 A JP 3813484A JP H043710 B2 JPH043710 B2 JP H043710B2
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Priority to DE198585301339T priority patent/DE153861T1/de
Priority to KR1019850001258A priority patent/KR890004219B1/ko
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Publication of JPH043710B2 publication Critical patent/JPH043710B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C27/00Electric analogue stores, e.g. for storing instantaneous values
    • G11C27/04Shift registers

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  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Networks Using Active Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は映像信号遅延回路に係り、特に入力用
水平転送レジスタと複数列の垂直転送レジスタと
出力用水平転送レジスタとが夫々マトリクス状に
配置された半導体遅延回路部を少なくとも有し、
入力複合映像信号を遅延して出力する遅延回路に
関する。
従来技術 従来より、VTRその他の映像信号再生装置に
おいて、所謂ライン相関性やフイールド相関性を
利用して再生複合映像信号中に含まれるノイズを
低減するためのノイズリダクシヨン回路内には、
1水平走査期間(1H)又は1フイールドの遅延
回路が設けられており、またドロツプアウト補償
のためなどにも遅延回路が使用される。このよう
に、従来より映像信号遅延回路は種々の用途に供
されており、第1図にこの従来の映像信号遅延回
路の一例のブロツク系統図を示す。同図中、入力
端子1に入来した複合映像信号は、半導体遅延回
路部2に供給される。この半導体遅延回路部2は
入力用水平転送レジスタ3とn列(ただしnは2
以上の自然数)の垂直転送レジスタ41〜4nと
出力用水平転送レジスタ5とが夫々マトリクス状
に配置された構成とされている。
第2図はこの半導体遅延回路部2に詳細な構成
の一例を示す。同図において、半導体遅延回路部
2は(m+1)×n個(ただし、mは2以上の自
然数)のセルがm+1行n列のマトリクス状に配
置されてなる。第1行L1のn個のセルC1〜Cnが
入力用水平転送レジスタ3を構成しており、同様
に第m+1行Lm+1のn個のセルが出力用水平
転送レジスタ5を構成しており、第2行から第m
行までの(m−1)×n個のセル411〜4n(n-1)
n列の垂直転送レジスタ41〜4nを構成してい
る。ここで、垂直方向にm−1個配置されている
セル411〜41(n-1)が垂直転送レジスタ41を構成
しており、以下同様にセル421〜42(n-1)が垂直転
送レジスタ42を構成し、セル4n1〜4n(n-1)が垂
直転送レジスタ4nを構成している。
これらのn×(m+1)個のセルは例えばチヤ
ージ・カツプルド・デバイス(CCD)により構
成されており、また入出力信号の向きが逆方向に
ならないように、左右逆方向に入出力端子が水平
転送レジスタ3,5に夫々設けられている。かか
る第2図に示す如き構成の遅延回路部2は本出願
人が先に特開昭58−134524号公報等にて提案した
回路である。
再び第1図に戻つて説明するに、入力端子1よ
りの複合映像信号はまた水平同期信号分離回路6
にも供給され、ここで水平同期信号を分離抽出さ
れた後、水平転送クロツク発生回路7及び垂直転
送クロツク発生回路8に夫々供給される。水平転
送クロツク発生回路7は入力複合映像信号を第4
図Aに示すものとすると、第4図B,Cに夫々示
す如く、互いに逆相で入力複合映像信号の1H期
間当り、水平転送レジスタ3,5のセルの数に等
しいn個のパルスをクロツクパルスφHHとし
て発生し、これを水平転送レジスタ3及び5に
夫々供給する。
一方、垂直転送クロツク発生回路8は例えば第
3図に示す如く、2個の単安定マルチバイブレー
タ(モノマルチ)11及び12が縦続接続された
構成とされており、入力端子10に入来した水平
同期信号をモノマルチ11により時間T1だけ遅
延し、次のモノマルチ12によりパルス幅T2
第4図Dに示す如き1H周期のパルスを生成する。
モノマルチ12の出力パルスは出力端子14より
垂直転送クロツクパルスφVとして垂直転送レジ
スタ41〜4nに夫々供給される一方、インバー
タ13により位相反転されて第4図Eに示す如き
垂直転送クロツクパルスVに変換された後出力
端子15を介して垂直転送レジスタ41〜4nに
夫々供給される。ここで、上記のクロツクパルス
φV及びVの発生位置は、一例として第4図A,
D,Eよりわかるように、入力複合映像信号のバ
ツクポーチ内に選定されており、そのパルス幅
T2は1μs程度である。更にクロツクパルスφH及び
φHはφV及びVが発生する期間以外に発生するよ
うに構成されている。
これにより、入力用水平転送レジスタ3に供給
された入力複合映像信号は、クロツクパルスφH
及びHでサンプリングされた如き信号波形で、
水平転送レジスタ3を構成するn個のセルC1
Cnの夫々に順次に記憶される。すなわち、入力
複合映像信号はクロツクパルスφHHに基づき
順次にC1→C2→C3→…→Cnの順で転送されてい
き、クロツクパルスφHHがn個入力された時
点で(1Hよりやや短い期間)各セルC1〜Cnのす
べてに入力複合映像信号のn個のサンプリング波
形が記憶され終る(水平転送が終了する)。次に、
クロツクパルスφHHは発生されず、クロツク
パルスφVVが第4図D,Eに示す如くバツク
ポーチ期間内で発生されるので、セルC1〜Cnに
保持されているn個のサンプリング波形が垂直転
送レジスタ41〜4nの1行目の各セル411,4
21,…,4n1へ夫々並列に転送される。これによ
り、1H期間の水平転送と垂直転送とが夫々終了
する。
以下、上記と同様の動作が繰り返され、水平転
送レジスタ3に保持されたn個のサンプリング信
号はm回の垂直転送で出力用水平転送レジスタ5
に入力され、以後クロツクパルスφHHにより
出力端子9へ直列に出力される。この結果、mH
の遅延が付与された複合映像信号が出力端子9よ
り取り出されることになる。
従つて、入力複合映像信号が走査線数525本方
式の複合映像信号であり、これを1フイールド−
0.5H遅延する場合は、上記のmの値は262に選定
され、入力複合映像信号の垂直帰線消去期間
(V.BLK)付近の波形を第5図A、クロツクパル
スφVの波形を同図Bに示すものとすると、出力
端子9には同図Cに示す波形の262H遅延された
複合映像信号が取り出される。
発明が解決しようとする問題点 しかるに、上記の従来の映像信号遅延回路は、
垂直転送レジスタ41〜4nの行数(段数:ここ
ではm−1)によつて定まる一定の遅延時間しか
とり得ず、遅延時間を可変することができず、そ
のため、走査線数525本方式及び625本方式のいず
れの方式の複合映像信号に対しても例えば1フイ
ールド−0.5H(又は1フイールド+0.5H)の遅延
時間を有するフイールド遅延回路として共用する
ことができなかつた。
またフイールド遅延回路を用いてフイールド相
関を利用した信号処理を行なう場合、テレビジヨ
ン映像信号はインターレースのために1フイール
ドの走査線数が262.5本(走査線数525本方式の場
合)、又は312.5本(走査線数625本方式の場合)
で、0.5の端数が生ずるのに対して、垂直転送レ
ジスタ41〜4nの行数は自然数個であるために
上記の従来回路の遅延時間は1Hの自然数倍しか
とり得ず、よつて画面上、上下のどちらか一定方
向へずれたフイールド相関しかとれなかつた。
更に、上記の従来回路は垂直転送を行なつてい
る期間は水平転送ができないので、遅延された出
力複合映像信号中には第4図Fにf1,f2,f3
夫々示す如く、垂直転送期間に相当する期間は信
号欠落部分になつてしまうという問題点があつ
た。
そこで、本発明は遅延時間に応じて垂直転送回
数を異ならせることにより任意の遅延時間を得る
ことができ、また垂直転送期間中は一定電圧又は
入力複合映像信号を選択出力することにより、垂
直転送期間中の信号欠落をも補償し得る映像信号
遅延回路を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、垂直転送レジスタの段数が、垂直転
送クロツク発生回路より入力複合映像信号の1水
平走査期間に1回の割合で垂直転送クロツクパル
スが出力されるときに、出力用水平転送レジスタ
からM(ただし、Mは自然数)水平走査期間遅延
された複合映像信号が取り出される値に選定さ
れ、該垂直転送クロツク発生回路はNa(ただし、
Naは自然数でNa<M)水平走査期間の遅延時間
を得るときには、前記入力複合映像信号の1水平
走査期間当り1回の割合で該垂直転送クロツクパ
ルスを発生出力し、かつ、該入力複合映像信号の
Na水平走査期間内の特定の位置で(M−Na)回
更に該垂直転送クロツクパルスを発生出力する
か、又はNb(ただし、Nbは自然数でM/2<Nb
<M)水平走査期間の遅延時間を得るときには、
前記入力複合映像信号のN水平走査期間中の特定
の(2Nb−M)水平走査期間は該入力複合映像信
号の1水平走査期間当り1回の割合で該垂直転送
クロツクパルスを発生出力し、かつ、残りの(M
−Nb)水平走査期間では1水平走査期間当り2
回の割合で該垂直転送パルスを発生出力するよう
構成したものであり、第6図以下の図面と共にそ
の各実施例について説明する。
実施例 第6図は本発明になる映像信号遅延回路の第1
及び第2実施例のブロツク系統図を示す。同図
中、第1図と同一構成部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。第6図において、入力端子
1に入来した複合映像信号は、半導体遅延回路部
2の入力用水平転送レジスタ3に供給される一
方、同期信号分離回路17に供給され、ここで水
平同期信号と垂直同期信号を分離される。水平同
期信号は水平転送クロツク発生回路7に供給され
る一方、垂直転送クロツク発生回路18に供給さ
れる。また垂直同期信号は垂直転送クロツク発生
回路18にのみ供給される。本発明はこの垂直転
送クロツク発生回路18の構成に特徴を有するも
のであり、本発明回路の第1実施例は垂直転送ク
ロツク発生回路18を第7図に18−1で示す如
くに構成したもので、また本発明回路の第2実施
例は垂直転送クロツク発生回路18を第9図に1
8−2で示す如くに構成したものである。
まず、本発明回路の第1実施例について説明す
る。第7図に示す垂直転送クロツク発生回路18
−1は、垂直同期信号入力端子20、水平同期信
号入力端子21、ドラムパルス入力端子22、及
びテレビジヨン方式判別信号入力端子23を夫々
有する。入力端子20に入来した垂直同期信号は
タイミング発生回路24に供給される。一方入力
端子21に入来した水平同期信号はタイミング発
生回路24、パルス発生回路25,26及び27
に夫々供給される。いま、入力複合映像信号の垂
直帰線消去期間内の波形を第8図Aに示すものと
すると、入力端子21に入来する水平同期信号は
同図Bに、また入力端子20に入来する垂直同期
信号は同図Cに示す如くになる。
タイミング発生回路24はこれらの水平及び垂
直両同期信号に基づいて、例えば第8図Dに示す
如く垂直同期パルスの直後の等化パルスの後、
5H期間のみハイレベルとなるパルスaを発生し
てAND回路28へ供給すると共に、パルスaの
立下り直後より例えば更に水平同期パルス幅程度
後の位置より1H期間のみハイレベルとなる第8
図Eに示す如きパルスbを発生してAND回路2
9へ供給する。またパルス発生回路25は入力水
平同期信号に位相同期した、第8図Fに示す如き
幅の狭いパルスcを発生してOR回路30へ出力
する。更にパルス発生回路26はパルスcに対し
て極めて僅かな一定時間遅延された、第8図Gに
示す如き幅の狭いパルスdを発生してAND回路
29へ供給する。パルスc及びdは夫々各1H内
に1回発生出力される。これに対して、パルス発
生回路27は第8図Hにeで示す如く、上記パル
スcの直後より極めて幅の狭いパルスを、パルス
cと同じ1H期間内で10個時系列的に発生し、こ
のパルスeをAND回路28へ供給する。
AND回路28は上記パルスa及びeと入力端
子23よりのテレビジヨン方式判別信号との論理
積をとつて得た信号をOR回路30へ出力する。
ここで、上記の判別信号は入力複合映像信号が走
査線数625本方式か525本方式かを示す2値信号で
あり、ハイレベルのときには走査線数525本方式
であり、ローレベルのときには走査線数625本方
式であることを示す。一方、AND回路29は上
記パルスb及びdと入力端子22よりのドラムパ
ルスとの論理積をとつて得た信号をOR回路30
へ出力する。すなわち、本実施例はVTRに適用
した場合であり、上記のドラムパルスは周知の如
く、回転ヘツドの回転に位相同期した、周期2フ
イールドの対称方形波である。
OR回路30はAND回路28及び29の両出力
信号とパルスcとの論理和をとつて得た信号を出
力端子31へ垂直転送パルスφVとして出力する
一方、インバータ32を通して出力端子33へ垂
直転送パルスVとして出力する。これらの垂直
転送パルスφV及びVは第6図に示す垂直転送レ
ジスタ41〜4nへ夫々供給される。ここで、垂
直転送レジスタ41〜4nの各段数(行数)は、
1例として312(すなわち前記mの値が313)とし、
1H毎に1回垂直転送を行なうと、出力用水平転
送レジスタ5より出力端子19へ313H遅延され
た複合映像信号が取り出されるものとする。
いま、入力複合映像信号が走査線数625本方式
であるものとすると、AND回路28の出力信号
は常にローレベルとなるから、出力端子31より
取り出される垂直転送パルスφVは、入力端子2
2よりのドラムパルスがハイレベルである1フイ
ールド期間は第8図Kに示す如くパルスbがハイ
レベルである1H期間のみ2回出力され、それ以
外の各1H期間では1回出力され、他方、ドラム
パルスがローレベルである1フイールド期間は同
図Lに示す如くパルスcがそのまま出力され、各
1H期間で1回出力される。これにより、遅延時
間はドラムパルスがハイレベルのときには312H、
ドラムパルスがローレベルのときには313Hとな
り、1フイールド毎に遅延時間が313Hと312Hに
交互に切換わる。
他方、入力複合映像信号が走査線数525本方式
の場合は、入力端子23の入力信号がハイレベル
となるから、AND回路28からはパルスaがハ
イレベルである垂直帰線消去期間内の5H期間の
み、1H毎に10個のパルスeが取り出される。従
つて、この場合には半導体遅延回路部2で得られ
る遅延時間は、ドラムパルスがハイレベルのとき
には出力端子31の出力垂直転送クロツクパルス
φVが第8図Iに示す如く、パルスaがハイレベ
ルである5H期間は1H毎に11回出力され、パルス
bがハイレベルである1H期間は2回出力され、
残りの期間は1H毎に1回ずつ出力されるので262
(=313−51)Hとなり、他方、ドラムパルスがロ
ーレベルのときには上記パルスφVは第8図Jに
示す如く、パルスaがハイレベルである5H期間
のみ1H毎に11回ずつ出力されるが残りの期間は
1H毎に1回ずつ出力されるので263(=313−50)
Hとなる。よつて、この場合は1フイールド毎に
遅延時間が262Hと263Hに交互に切換わる。
このように、本実施例によれば313Hよりも小
なる312H、263H又は262Hの遅延時間を得る場
合には、1H毎に1回ずつ垂直転送を行なうと共
に、これに加えて得ようとする遅延時間N水平走
査期間内の定められた位置で、(313−N)回の垂
直転送を行なうものである。また、本実施例では
1フイールド毎に1フイールド+0.5Hと1フイ
ールド−0.5Hの遅延時間の切換えを行なつてい
るので、この遅延回路をフイールド相関を利用し
た巡回形ノイズリダクシヨン回路に使用すると、
スミア現象が出なくなる。なお、1フイールド毎
の遅延時間の切換えを行なわない場合、入力端子
22に常時ハイレベル又はローレベルの信号を供
給すればよい。
次に本発明回路の第2実施例について説明す
る。第9図は本発明回路の第2実施例の垂直転送
クロツク発生回路18−2を示す回路系統図で、
第7図と同一構成部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。タイミング発生回路34は第1
0図Aに示す垂直同期信号と同図Bに示す水平同
期信号とが夫々供給され、垂直同期信号の直後の
1H期間のみハイレベルとなる同図Cに示す1フ
イールド周期のパルスfを発生し、またパルスf
の立下り時点で立上り、ハイレベル期間が例えば
50Hである同図Dに示すパルスgを発生する。ま
たパルス発生回路35,36及び37は夫々入力
複合映像信号を第11図Aに示すものとすると、
同図B,C及びDに示す如く、水平帰線消去期間
内の互いに異なる位置でハイレベルとなるパルス
h,i及びjを発生する。
AND回路38は上記のパルスf,jと入力端
子23よりのテレビジヨン方式判別信号との論理
積をとつて得た信号をOR回路40へ出力する。
またAND回路39は上記のパルスg,iと入力
端子22よりのドラムパルスとの論理積をとつて
得た信号をOR回路40へ出力する。OR回路4
0はAND回路38,39の各出力信号と上記パ
ルスhとの論理和をとつて得た信号を、出力端子
41へ垂直転送クロツクパルスφVとして出力す
る一方、インバータ42を通して出力端子43へ
垂直転送クロツクパルスVとして出力する。
これにより、入力複合映像信号が走査線数525
本方式の場合には、出力端子41の出力垂直転送
パルスφVは、ドラムパルスがハイレベルのとき
には第10図Eに示す如くパルスf,gがハイレ
ベルである計51H期間では1H毎に2回出力され、
それ以外の211H期間では1H毎に1回出力され、
ドラムパルスがローレベルのときには同図Fに示
す如くパルスgがハイレベルである50H期間での
み1H毎に2回出力され、それ以外の212H期間で
は1H毎に1回出力される。従つて、この場合に
半導体遅延回路部2で得られる遅延時間は、垂直
転送パルスφVが第10図Eに示される或る1フ
イールド期間は262Hとなり、同図Fに示される
次の1フイード期間は263Hとなる。このように、
遅延時間は1フイールド毎に切換わる。
他方、入力複合映像信号が走査線数625本方式
である場合は、出力端子41の出力垂直転送パル
スφVは、ドラムパルスがハイレベルのときには
第10図Gに示す如く、パルスfがハイレベルで
ある1H期間のみ2回出力され、残りの312H期間
では1H毎に1回出力され、ドラムパルスがロー
レベルのときには同図Hに示す如く、313Hの全
期間で1H毎に1回出力される。この場合は遅延
時間は、垂直転送パルスφVが第10図Gに示さ
れる或る1フイールド期間は312Hとなり、同図
Hに示される次の1フイールド期間は313Hとな
る。
このように、本実施例によれば、1H毎に1回
垂直転送パルスφVVが出力されたときに313H
の遅延時間が得られ、313Hよりも小なる遅延時
間312H、263H又262H(これをNとする)を得る
ときには、N水平走査期間のうち(2N−313)水
平走査期間では1H毎に1回上記パルスφVV
発生し、残りの(313−N)水平走査期間では1H
毎に2回ずつ上記パルスφVVを発生すること
により、所望の遅延時間N水平走査期間を得るこ
とができる。
次に、本発明回路の第3及び第4実施例につい
て説明する。第12図は本発明回路の第3及び第
4実施例のブロツク系統図で、同図中第6図と同
一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略
する。第12図において、垂直転送クロツク発生
回路44は垂直転送クロツクパルスφV及びV
夫々垂直転送レジスタ41〜4nに供給する一方、
スイツチングパルスを発生してスイツチ回路45
へ出力する。スイツチ回路45は出力用水平転送
レジスタ5の出力信号が端子45aに入力され、
かつ、入力端子1よりの入力複合映像信号が端子
45bに入力され、これらの入力信号の一方を出
力端子19へ選択出力する。
ところで、前記した如く垂直転送クロツクパル
スφVVにより垂直転送を行なう間は水平転送
が行なえないから、出力用水平転送レジスタ5の
出力信号には垂直転送期間中は信号が欠落する。
また1フイールド毎に遅延時間を1フイールド+
0.5Hと1フイールド−0.5Hに交互に切換える場
合は、後述する如く2フイールド毎に出力信号が
1H欠落してしまう。以下説明する第3、第4実
施例はこれらの信号欠落を補償するよう構成した
ものである。ここで、本発明回路の第3実施例は
垂直転送クロツク発生回路44を第13図に44
−1で示す如く構成したものであり、本発明回路
の第4実施例は第9図に示した垂直転送クロツク
発生回路18−2を第13図と同様に変形したも
のであり、その変形は第13図から容易に類推で
きるのでその図示及び詳細な説明は省略する。
第13図は本発明回路の第3実施例の垂直転送
クロツク発生回路44−1を示す回路系統図で、
第7図と同一構成部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。いま、入力複合映像信号の奇数
フイールドと偶数フイールドの垂直帰線消去期間
付近の波形図を第14図Aに示すものとすると、
入力端子21には同図Bに示す如き水平同期信号
が入来し、入力端子20には同図Cに示す如き垂
直同期信号が入来する。前記した如くこれらの同
期信号に基づいてタイミング発生回路24は第1
4図D,Eに示す如きパルスa,b(第8図D,
Eに示したパルスa,bと同一)を発生出力す
る。そのうちパルスbはAND回路29に供給さ
れる一方、AND回路47に供給され、ここで入
力端子22よりのドラムパルスをインバータ48
により位相反転して得たパルスと論理積をとられ
る。その結果、AND回路47からは第14図F
に示す如く2フイールドに1回の割合で約1H期
間ハイレベルとなるパルスkが取り出される。
このパルスkはOR回路49に前記OR回路3
0の出力垂直転送クロツクパルスφVと共に供給
され、ここで論理和をとられた後、出力端子50
を介して第12図に示したスイツチ回路45にス
イツチング信号として印加され、そのローレベル
期間は端子45aの入力信号を選択出力させ、そ
のハイレベル期間は端子45bの入力複合映像信
号を選択出力させるようにスイツチング制御す
る。
ここで、第14図Eにb1で示すパルスbのハイ
レベル期間はドラムパルスがハイレベルである1
フイールド期間内の所定の1H期間であり、第8
図E,I,Kと共に説明したように、この期間で
のみ垂直転送クロツクパルスφVVが2回出力
されて垂直転送が2回行なわれる。この結果、遅
延時間が262H又は312Hとなるが、上記の2回の
垂直転送のうち1回目の垂直転送により入力用水
平転送レジスタ3の記憶信号が1段垂直転送され
るので、その直後の2回目の垂直転送時には上記
レジスタ3内には記憶信号が存在せず、よつて2
回目の垂直転送によりレジスタ3内の上記無信号
内容が1段垂直転送されることとなる(所謂から
送り)。このため、次の1フイールド後には、出
力用水平転送レジスタ5の出力信号中には、第1
4図Fに51で示す如く信号が欠落してしまう。
しかして、本実施例によれば、上記の信号欠落
部分51に対応する期間はパルスkがハイレベル
となり、スイツチ回路45を端子45aから45
b側へ切換接続するので、スイツチ回路45より
出力端子19へは第14図Aに示す入力複合映像
信号が選択出力される。よつて、出力端子19よ
り取り出される遅延複合映像信号は、第14図H
に示す如くになり、信号欠落部分51に対応する
個所には信号補正部分52が設けられる。また、
1H毎に1回ずつの垂直転送時にも信号欠落が前
記した如く生ずるが、これはOR回路30よりの
垂直転送クロツクパルスφV発生期間中にスイツ
チ回路45が端子45b側へ切換接続されるで、
同様に信号欠落を補償することができる。なお、
1H毎の垂直転送は水平帰線消去期間内で行なつ
ているので、補償しなくても実用上差し支えない
ので、上記2フイールド毎に1回の信号欠落だけ
を補償するようにしてもよい。
応用例 なお、本発明は上記の各実施例に限定されるも
のではなく、その他種々の応用例が考えられるも
のである。例えば、1フイールド毎の遅延時間の
切換えを行なわない場合、2フイールド毎に1
回、水平同期信号等が欠落してしまうことはな
く、1H毎に1回水平帰線消去期間内で行なわれ
る垂直転送時に例えばペデスタルレベルが欠落す
るのみであり、よつて第12図に示す如く、スイ
ツチ回路45の端子45bに入力複合映像信号に
代えてペデスタルレベル発生器46よりのペデス
タルレベルに相当する一定電圧を供給する構成と
し、上記垂直転送時にこの一定電圧をスイツチ回
路45より選択出力する構成とすることもでき
る。
また、垂直転送レジスタ41〜4nの各段数は
624(すなわち、前記のmの値が625)とし、第7
図のパルス発生回路26、AND回路29を削除
し(又はAND回路29を常時ゲート「閉」状態
とし)、かつ、1H期間内に20個のパルスを発生す
るパルス発生回路をパルス発生回路27に代えて
設けるか、又は新たに並設することにより、
625H又は525Hの遅延時間を得ることができるこ
とは明らかである。他方、垂直転送レジスタ41
〜4nの各段数が624段である場合、525水平走査
期間内の100Hは2回垂直転送を行ない、残りの
425Hは1回の垂直転送を行なうことにより、
525Hの遅延時間を得ることもできる。
なお、半導体遅延回路部2はバケツト・ブリゲ
ード・デバイス(BBD)等の他の電荷転送素子
で構成することもできる。
効 果 上述の如く、本発明によれば、垂直転送回数を
少なくとも1H毎に1回行なうと共に、得ようと
する遅延時間に応じて更に所定の回数増やすよう
にしたので、次のような数々の特長を有するもの
である。
半導体遅延回路部の構造を何ら変更すること
なく、2以上の遅延時間を選択的に得ることが
できる。
と関連して、遅延すべき入力複合映像信号
が走査線数525本方式及び625本方式のいずれで
あつても、同一回路により所望の遅延時間を得
ることができる。
遅延時間を1フイールド+0.5Hを1フイー
ルド−0.5Hの2つの値とし、これを1フイー
ルド毎に交互に切換えることができるので、こ
の遅延回路を例えば巡回形フイールド相関ノイ
ズリダクシヨン回路内のフイールド遅延回路と
して用いた場合は、従来生じていた再生画面上
のスミアを出なくすることができる。
垂直転送期間中は入力複合映像信号又は一定
電圧(垂直転送期間中の例えばペデスタルレベ
ル、あるいはシンクチツプレベルなど)を選択
出力するようにしたので、信号の欠落がない。
垂直帰線期間内で遅延時間の切換えを行なう
ので、再生画像が不自然にならない。
1フイールド毎に遅延時間を切換えるときに
生ずる情報欠落をと同様にして補償すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来回路の一例を示すブロツク系統
図、第2図は半導体遅延回路部の構造の一例を拡
大して示す図、第3図は第1図の要部の一例のブ
ロツク系統図、第4図及び第5図は夫々第1図の
動作説明用信号波形図、第6図は本発明回路の第
1及び第2実施例を夫々示すブロツク系統図、第
7図は本発明回路の第1実施例の要部を示す回路
系統図、第8図は本発明回路の第1実施例の動作
説明用信号波形図、第9図は本発明回路の第2実
施例の要部を示す回路系統図、第10図及び第1
1図は夫々本発明回路の第2実施例の動作説明用
信号波形図、第12図は本発明回路の第3及び第
4実施例を夫々示すブロツク系統図、第13図は
本発明回路の第3実施例の要部を示す回路系統
図、第14図は本発明回路の第3実施例の動作説
明用信号波形図である。 1……複合映像信号入力端子、2……半導体遅
延回路部、3……入力用水平転送レジスタ、41
〜4n……垂直転送レジスタ、5……出力用水平
転送レジスタ、6……水平同期信号分離回路、7
……水平転送クロツク発生回路、8……垂直転送
クロツク発生回路、9,19……遅延複合映像信
号出力端子、17……同期信号分離回路、18,
18−1,18−2,44,44−1……垂直転
送クロツク発生回路、20……垂直同期信号入力
端子、21……水平同期信号入力端子、22……
ドラムパルス入力端子、23……テレビジヨン方
式判別信号入力端子、24,34……タイミング
発生回路、25〜27,35〜37……パルス発
生回路、31,33,41,43……垂直転送ク
ロツクパルス出力端子、45……スイツチ回路、
46……ペデスタルレベル発生器、50……スイ
ツチング信号出力端子、51……信号欠落部、5
2……信号補正部分。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力複合映像信号が直列に供給される入力用
    水平転送レジスタと、該入力用水平転送レジスタ
    より並列に供給される信号を転送する複数列の垂
    直転送レジスタと、該垂直転送レジスタより並列
    に供給される信号を保持した後水平転送をして遅
    延映像信号を直列に出力する出力用水平転送レジ
    スタとからなる半導体遅延回路部と、該入力用及
    び出力用の両水平転送レジスタに水平転送を行な
    わせるためのクロツクパルスを発生して該入力用
    及び出力用の両水平転送レジスタに夫々供給する
    水平転送クロツク発生回路と、該垂直転送レジス
    タに垂直転送を行なわせるためのクロツクパルス
    を上記水平転送期間以外の期間中に発生して該垂
    直転送レジスタへ供給する垂直転送クロツク発生
    回路とよりなる映像信号遅延回路において、該垂
    直転送レジスタの段数は、該垂直転送クロツク発
    生回路より前記入力複合映像信号の1水平走査期
    間に1回の割合で垂直転送クロツクパルスが出力
    されるときに、該出力用水平転送レジスタからM
    (ただし、Mは自然数)水平走査期間遅延された
    複合映像信号が取り出される値に選定され、該垂
    直転送クロツク発生回路はN(ただし、Nは自然
    数でN<M)水平走査期間の遅延時間を得るとき
    には、前記入力複合映像信号の1水平走査期間当
    り1回の割合で該垂直転送クロツクパルスを発生
    出力し、かつ、該入力複合映像信号のN水平走査
    期間内の特定の位置で(M−N)回更に該垂直転
    送クロツクパルスを発生出力するよう構成したこ
    とを特徴とする映像信号遅延回路。 2 該垂直転送クロツクパルスが更に(M−N)
    回発生出力させる該特定の位置は、該入力複合映
    像信号の垂直帰線消去期間内であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の映像信号遅延回
    路。 3 該Mの値は該入力複合映像信号の1フイール
    ド期間中の水平走査線数に0.5を加えた値であり、
    かつ、該Nの値は該1フイールド期間中の水平走
    査線数から0.5を差し引いた値であり、該垂直転
    送クロツク発生回路は遅延時間が1フイールド毎
    に該M水平走査期間と該N水平走査期間とに交互
    に切換わるように垂直転送クロツクパルスを発生
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の映像信号遅延回路。 4 該Nの値は該入力複合映像信号の1フイール
    ド期間中の水平走査線数に0.5を加えた第1の値
    N1と、該1フイールド期間中の水平走査線数か
    ら0.5を差し引いた第2の値N2のいずれかであ
    り、該垂直転送クロツク発生回路は遅延時間が1
    フイールド毎に該N1水平走査期間と該N2水平走
    査期間とに交互に切換わるように垂直転送クロツ
    クパルスを発生することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の映像信号遅延回路。 5 入力複合映像信号が直列に供給される入力用
    水平転送レジスタと、該入力用水平転送レジスタ
    より並列に供給される信号を転送する複数列の垂
    直転送レジスタと、該垂直転送レジスタより並列
    に供給される信号を保持した後水平転送をして遅
    延映像信号を直列に出力する出力用水平転送レジ
    スタとからなる半導体遅延回路部と、該入力用及
    び出力用の両水平転送レジスタに水平転送を行な
    わせるためのクロツクパルスを発生して該入力用
    及び出力用の両水平転送レジスタに夫々供給する
    水平転送クロツク発生回路と、該垂直転送レジス
    タに垂直転送を行なわせるためのクロツクパルス
    を上記水平転送期間以外の期間中に発生して該垂
    直転送レジスタへ供給する垂直転送クロツク発生
    回路とよりなる映像信号遅延回路において、該垂
    直転送レジスタの段数は、該垂直転送クロツク発
    生回路より前記入力複合映像信号の1水平走査期
    間に1回の割合で垂直転送クロツクパルスが出力
    されるときに、該出力用水平転送レジスタからM
    (ただし、Mは自然数)水平走査期間遅延された
    複合映像信号が取り出される値に選定され、該垂
    直転送クロツク発生回路はN(ただし、Nは自然
    数でM/2<N<M)水平走査期間の遅延時間を
    得るときには、前記入力複合映像信号のN水平走
    査期間中の特定の(2N−M)水平走査期間は該
    入力複合映像信号の1水平走査期間当り1回の割
    合で該垂直転送クロツクパルスを発生出力し、か
    つ、残りの(M−N)水平走査期間では1水平走
    査期間当り2回の割合で該垂直転送パルスを発生
    出力するよう構成したことを特徴とする映像信号
    遅延回路。 6 該Mの値は該入力複合映像信号の1フイール
    ド期間中の水平走査線数に0.5を加えた値であり、
    かつ、該Nの値は該1フイールド期間中の水平走
    査線数から0.5を差し引いた値であり、該垂直転
    送クロツク発生回路は遅延時間が1フイールド毎
    に該M水平走査期間と該N水平走査期間とに交互
    に切換わるように垂直転送クロツクパルスを発生
    することを特徴とする特許請求の範囲第5項記載
    の映像信号遅延回路。 7 該Nの値は該入力複合映像信号の1フイール
    ド期間中の水平走査線数に0.5を加えた第1の値
    N1と、該1フイールド期間中の水平走査線数か
    ら0.5を差し引いた第2の値N2のいずれかであ
    り、該垂直転送クロツク発生回路は遅延時間が1
    フイールド毎に該N1水平走査期間と該N2水平走
    査期間とに交互に切換わるように垂直転送クロツ
    クパルスを発生することを特徴とする特許請求の
    範囲第5項記載の映像信号遅延回路。 8 入力複合映像信号が直列に供給される入力用
    水平転送レジスタと、該入力用水平転送レジスタ
    より並列に供給される信号を転送する複数列の垂
    直転送レジスタと、該垂直転送レジスタより並列
    に供給される信号を保持した後水平転送をして遅
    延映像信号を直列に出力する出力用水平転送レジ
    スタとからなる半導体遅延回路部と、該入力用及
    び出力用の両水平転送レジスタに水平転送を行な
    わせるためのクロツクパルスを発生して該入力用
    及び出力用の両水平転送レジスタに夫々供給する
    水平転送クロツク発生回路と、該垂直転送レジス
    タに垂直転送を行なわせるためのクロツクパルス
    を上記水平転送期間以外の期間中に発生して該垂
    直転送レジスタへ供給する垂直転送クロツク発生
    回路とよりなる映像信号遅延回路において、該垂
    直転送レジスタの段数は、該垂直転送クロツク発
    生回路より前記入力複合映像信号の1水平走査期
    間に1回の割合で垂直転送クロツクパルスが出力
    されるときに、該出力用水平転送レジスタからM
    (ただし、Mは自然数)水平走査期間遅延された
    複合映像信号が取り出される値に選定され、該垂
    直転送クロツク発生回路はN(ただし、Nは自然
    数でN<M)水平走査期間の遅延時間を得るとき
    には、前記入力複合映像信号の1水平走査期間当
    り1回の割合で該垂直転送クロツクパルスを発生
    出力し、かつ、該入力複合映像信号のN水平走査
    期間内の特定の位置で(M−N)回更に該垂直転
    送クロツクパルスを発生出力するよう構成し、該
    出力用水平転送レジスタの出力信号と一定電圧又
    は該入力複合映像信号とが夫々供給され通常は該
    出力用水平転送レジスタの出力信号を選択出力
    し、少なくとも該垂直転送クロツクパルス発生期
    間中は該一定電圧又は該入力複合映像信号を選択
    出力するスイツチ回路手段を具備することを特徴
    とする映像信号遅延回路。 9 該Mの値は該入力複合映像信号の1フイール
    ド期間中の水平走査線数に0.5を加えた値であり、
    かつ、該Nの値は該1フイールド期間中の水平走
    査線数から0.5を差し引いた値であり、該垂直転
    送クロツク発生回路は遅延時間が1フイールド毎
    に該M水平走査期間と該N水平走査期間とに交互
    に切換わるように垂直転送クロツクパルスを発生
    し、該スイツチ回路手段は更に2フイールドに1
    回の割合で発生する該出力用水平転送レジスタの
    出力信号の欠落期間中に該一定電圧又は該入力複
    合映像信号を選択出力するよう構成したことを特
    徴とする特許請求の範囲第8項記載の映像信号遅
    延回路。 10 該Nの値は該入力複合映像信号の1フイー
    ルド期間中の水平走査線数に0.5を加えた第1の
    値N1と、該1フイールド期間中の水平走査線数
    から0.5を差し引いた第2の値N2のいずれかであ
    り、該垂直転送クロツク発生回路は遅延時間が1
    フイールド毎に該N1水平走査期間と該N2水平走
    査期間とに交互に切換わるように垂直転送クロツ
    クパルスを発生し、該スイツチ回路手段は更に2
    フイールドに1回の割合で発生する該出力用水平
    転送レジスタの出力信号の欠落期間中に該一定電
    圧又は該入力複合映像信号を選択出力するよう構
    成したことを特徴とする特許請求の範囲第8項記
    載の映像信号遅延回路。 11 入力複合映像信号が直列に供給される入力
    用水平転送レジスタと、該入力用水平転送レジス
    タより並列に供給される信号を転送する複数列の
    垂直転送レジスタと、該垂直転送レジスタより並
    列に供給される信号を保持した後水平転送をして
    遅延映像信号を直列に出力する出力用水平転送レ
    ジスタとからなる半導体遅延回路部と、該入力用
    及び出力用の両水平転送レジスタに水平転送を行
    なわせるためのクロツクパルスを発生して該入力
    用及び出力用の両水平転送レジスタに夫々供給す
    る水平転送クロツク発生回路と、該垂直転送レジ
    スタに垂直転送を行なわせるためのクロツクパル
    スを上記水平転送期間以外の期間中に発生して該
    垂直転送レジスタへ供給する垂直転送クロツク発
    生回路とよりなる映像信号遅延回路において、該
    垂直転送レジスタの段数は、該垂直転送クロツク
    発生回路より前記入力複合映像信号の1水平走査
    期間に1回の割合で垂直転送クロツクパルスが出
    力されるときに、該出力用水平転送レジスタから
    M(ただし、Mは自然数)水平走査期間遅延され
    た複合映像信号が取り出される値に選定され、該
    垂直転送クロツク発生回路はN(ただし、Nは自
    然数でM/2<N<M)水平走査期間の遅延時間
    を得るときには、前記入力複合映像信号のN水平
    走査期間中の特定の(2N−M)水平走査期間は
    該入力複合映像信号の1水平走査期間当り1回の
    割合で該垂直転送クロツクパルスを発生出力し、
    かつ、残りの(M−N)水平走査期間では1水平
    走査期間当り2回の割合で該垂直転送パルスを発
    生出力するよう構成し、該出力用水平転送レジス
    タの出力信号と一定電圧又は該入力複合映像信号
    とが夫々供給され通常は該出力用水平転送レジス
    タの出力信号を選択出力し、少なくとも該垂直転
    送クロツクパルス発生期間中は該一定電圧又は該
    入力複合映像信号を選択出力するスイツチ回路手
    段を具備することを特徴とする映像信号遅延回
    路。 12 該Mの値は該入力複合映像信号の1フイー
    ルド期間中の水平走査線数に0.5を加えた値であ
    り、かつ、該Nの値は該1フイールド期間中の水
    平走査線数から0.5を差し引いた値であり、該垂
    直転送クロツク発生回路は遅延時間が1フイール
    ド毎に該M水平走査期間と該N水平走査期間とに
    交互に切換わるように垂直転送クロツクパルスを
    発生し、該スイツチ回路手段は更に2フイールド
    に1回の割合で発生する該出力用水平転送レジス
    タの出力信号の欠落期間中に該一定電圧又は該入
    力複合映像信号を選択出力するよう構成したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第11項記載の映像
    信号遅延回路。 13 該Nの値は該入力複合映像信号の1フイー
    ルド期間中の水平走査線数に0.5を加えた第1の
    値N1と、該1フイールド期間中の水平走査線数
    から0.5を差し引いた第2の値N2のいずれかであ
    り、該垂直転送クロツク発生回路は遅延時間が1
    フイールド毎に該N1水平走査期間と該N2水平走
    査期間とに交互に切換わるように垂直転送クロツ
    クパルスを発生し、該スイツチ回路手段は更に2
    フイールドに1回の割合で発生する該出力用水平
    転送レジスタの出力信号の欠落期間中に該一定電
    圧又は該入力複合映像信号を選択出力するよう構
    成したことを特徴とする特許請求の範囲第11項
    記載の映像信号遅延回路。
JP59038134A 1984-02-29 1984-02-29 映像信号遅延回路 Granted JPS60182885A (ja)

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DE8585301339T DE3583809D1 (de) 1984-02-29 1985-02-27 Verzoegerungsschaltung fuer ein videosignal.
DE198585301339T DE153861T1 (de) 1984-02-29 1985-02-27 Verzoegerungsschaltung fuer ein videosignal.
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