JPS61233253A - 車両用無段変速機の変速比制御方法 - Google Patents

車両用無段変速機の変速比制御方法

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JPS61233253A
JPS61233253A JP60070614A JP7061485A JPS61233253A JP S61233253 A JPS61233253 A JP S61233253A JP 60070614 A JP60070614 A JP 60070614A JP 7061485 A JP7061485 A JP 7061485A JP S61233253 A JPS61233253 A JP S61233253A
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speed
valve
deviation
speed change
spool
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JP60070614A
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English (en)
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Mitsuru Takada
充 高田
Hiroshi Ito
寛 伊藤
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/662Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
    • F16H61/66254Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、車両用無段変速機の変速比制御方法に関する
ものである。
従来技術 変速比を変更するための油圧シリンダに作動油を供給し
、あるいはその油圧シリンダから作動油を排出させるこ
とにより変速方向を切り換える変速方向切換弁装置と、
その油圧シリンダに対する作動油の供給流量あるいは排
出流量を切り換えて変速速度を複数段階に切り換える変
速速度切換弁装置とを有する車両用無段変速機が知られ
ている。
そして、このような車両用無段変速機においては、たと
えば要求出力がエンジンの最小燃費率曲線上で発生する
ように定められた無段変速機入力軸の目標回転速度と実
際の回転速度とが一致するように前記変速方向切換弁装
置が切り換えられて車両の燃料消費効率が高められる一
方、上記目標回転速度と実際の回転速度との偏差が零に
近づくほど前記変速速度が低くなるように前記変速速度
切換弁装置が切り換えられて、目標回転速度と実際の回
転速度とを一致させるための制御作動におけるオーバシ
ュートやハンチングが抑制されている。
たとえば、特願昭59−221956号に記載されたも
のがそれである。
発明が解決すべき問題点 しかしながら、かかる従来の制御方法によれば、無段変
速機入力軸の目標回転速度と実際の回転速度との偏差が
零になる状態を境にして前記変速方向切換弁装置が変速
方向を逆向きとする2状態に交互に切り換えられること
によりその目標回転速・ 度と実際の回転速度が一致す
るように制御されるので、特に、変速比を一定に維持す
ることが必要な車両の定常走行状態においては、変速方
向切換弁装置等が切換作動を頻繁に繰り返すばたつきが
生ずるとともに、それに起因して切換弁装置の耐久性が
低下する不都合があった。すなわち、無段変速機の変速
比を一定に維持するために変速方向切換弁装置あるいは
それと変速速度切換弁装置の作動に従って油圧シリンダ
に対する作動油の供給および排出が停止されても、油圧
シリンダ等からの漏れによって無段変速機の変速比は次
第に変化することが避けられず、変速比を一定に維持す
るために少なくとも変速方向切換弁装置が繰り返し切換
作動させられるのである。
問題点を解決するための手段 本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり
、その要旨とするところは、変速比を変更するための油
圧シリンダに作動油を供給し或いはその油圧シリンダか
ら作動油を排出させることにより変速方向を切り換える
変速方向切換弁装置と、その油圧シリンダの作動油の供
給流量あるいは排出流量を切り換えて変速速度を複数段
階に切り換える変速速度切換弁装置とを有する車両用無
段変速機において、その無段変速機の入力軸の目標回転
速度と実際の回転速度とが一致するように前記変速方向
切換弁装置を切り換える一方、その目標回転速度と実際
の回転速度との偏差が小さくなるほど前記変速速度が低
くなるように前記変速速度切換弁装置を切り換える変速
比制御方法であって、前記偏差についてそれが零となる
状態を含む一定幅の領域を設定し、その偏差がその領域
内にある間は、少なくとも前記変速方向切換弁装置をそ
の領域内に入る前の切換作動状態に保持させることにあ
る。
作用および発明の効果 このようにすれば、無段変速機入力軸の目標回転速度と
実際の回転速度との偏差が上記領域内にある間では、少
なくとも前記変速方向切換弁装置がその領域内に入る前
の切換状態に保持される。
すなわち、偏差が上記領域を通り越すまでそれまでの履
歴に基づいて少な(とも変速方向切換弁装置の作動状態
を維持するヒステリシスが設けられた状態となる。それ
故、偏差が零となる点を境とする変速方向切換弁装置の
切換作動のばたつきおよびそれに起因する耐久性の低下
が全く解消されるのである。
なお、変速方向切換弁装置の切換作動と同時に変速速度
切換弁装置も切り換えられる形式の制御方法においては
、変速速度切換弁装置のばたつきおよびそれに起因する
耐久性低下も同様に防止される。
実施例 以下、本発明の一適用例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第2図において、図示しないエンジンの動力は流体継手
10.ベルト式無段変速機(以下、CVTという)12
.副変速機14.中間ギア装置16、および差動装置1
8を経て駆動軸20に連結された図示しない駆動輪へ伝
達されるようになっている。
流体継手10は、エンジンのクランク軸22と接続され
ているポンプ24と、CVT12の入力軸26に固定さ
れポンプ24からのオイルにより回転させられるタービ
ン28と、ダンパ3oを介して入力軸26に固定された
ロックアツプクラッチ32とを備えている。ロックアツ
プクラッチ32は、たとえば車速あるいはエンジン回転
速度またはタービン28の回転速度が所定値以上になる
と作動させられて、クランク軸22と入力軸26とを直
結状態にするものである。
CVT12は、入力軸26および出力軸34にそれぞれ
設けられた可変ブー1J36および38と、それら可変
ブーIJ36および38に巻き掛けられた伝導ベルト4
0とを備えている。可変プーリ36および38は、入力
軸26および出力軸34に固定された固定回転体42お
よび44と、入力軸26および出力軸34にそれぞれ軸
方向の移動可能かつ軸回りの相対回転不能に設けられた
可動回転体46および48とから成り、可動回転体46
および48が油圧シリンダ50および52によって移動
させられることによりV溝幅すなわち伝導ベルト40の
掛り径(有効径)が変更されて、CVT12の変速比r
 (=入力軸26の回転速度N!fi/出力軸34の回
転速度N、、ut)が変更されるようになっている。油
圧シリンダ50は専ら変速比Tを変更するために作動さ
せられ、油圧シリンダ52は専ら伝導ベルト40のすべ
りが生じない範囲で最小の挟圧力が得られるように作動
させられる。なお、オイルポンプ54は後述の油圧制御
装置の・油圧源を構成するものであって、入力軸26を
縦通ずる図示しない連結軸によってクランク軸22と連
結されてエンジンにより常時回転駆動される。
副変速機14は、CVT12の出力軸34と同軸的に設
けられており、ラビニョオ型複合遊星歯車装置を含んで
いる。この遊星歯車装置は、一対の第1サンギア56お
よび第2サンギア58と、第1サンギア56に噛み合う
第1遊星ギア60と、この第1遊星ギア60および第2
サンギア58と噛み合う第2遊星ギア62と、第1遊星
ギア60と噛み合うリングギア64と、第1遊星ギア6
0および第2遊星ギア62を回転可能に支持するキャリ
ア66とを備えている。第2サンギア58は前記出力軸
34と一体的に連結された軸68と固定され、キャリア
66は出カギ゛ア70と固定されている。高速段用クラ
ッチ72は軸68と第1サンギア56との間の保合を制
御し、低速段用ブレーキ74は第1サンギア56のハウ
ジングに対する保合を制御し、後進用ブレーキ76はリ
ングギア64のハウジングに対する保合を制御する。第
3図は副変速機14の各摩擦係合要素の作動状態および
各レンジにおける減速比を示している。図において、○
印は保合状態、x印は解放状態を示し、ρ1およびρ2
は次式から定義されるギア比である。
ρ1=Z□/Z、。
ρ2 = Z −z/ Z − 但し、ZS+は第1サンギア56の歯数、Zs2は第2
サンギア58の歯数、Zrはリングギア64の歯数であ
る。
したがって、LおよびDレンジにおける低速段では、低
速段用ブレーキ74が作動させられて第1サンギア56
が固定されるため、減速比(1+ρ1/ρ2)にて動力
が伝達されるが、LおよびDレンジの高速段においては
、高速段用クラッチ72の作動により遊星歯車装置全体
が一体となって回転し、これにより減速比1にて動力が
伝達される。また、Rレンジでは後進用ブレーキ76の
作動によりリングギア64がハウジングに固定されるた
め、変速比(1−1/ρ2)の逆回転にて動力が伝達さ
れる。
第2図に戻って、副変速機14の出力ギア70は中間ギ
ア装置16を介して差動装置」8と連結されており、エ
ンジンの動力は差動装置18において左右の駆動軸20
へそれぞれ分配された後、左右の駆動輪へ伝達される。
第4図、第5図、および第6図は第2図に示す車両動力
伝達装置を制御するための油圧制御回路を示している。
オイルポンプ54は図示しないオイルタンク内に戻され
た作動油をストレーナ80を介して吸い込みライン油路
82へ圧送する。スロットルバルブ84はスロットル弁
開度θTHに対応したスロットル圧Pubをその出力ポ
ート86に発生する。スロットルバルブ84のスプール
88は、スロットル弁とともに回転するスロットルカム
90からスロットル弁開度θTHの増大に連れて増大す
る作用力と制御ポート92からフィードバツク圧として
のスロットル圧Ptbとを対向方向に受け、ライン油路
82と出力ボート86との開閉を制御する。マニュアル
パルプ94は、シフトレバ−のしくロー)、D(ドライ
ブ)、Nにュートラル)、R(リバース)、およびP(
パーキング)レンジ操作に関連して軸線方向に位置決め
され、ライン油路82の第1のライン圧P11を、Rレ
ンジ時には染−ト96へ、Lレンジ時はボート98へ、
Dレンジ時はボート98および100へ、それぞれ導(
。リリーフ弁102は、ライン油路82の第1のライン
圧Pj21が所定値以上になるとライン油路82のオイ
ルを逃がす安全弁としての機能を有する。
二次油圧油路104はオリフィス106とプライマリレ
ギュレータバルブ108の余剰オイルが排出されるボー
ト110とを介してライン圧油路82へ接続され、セカ
ンダリレギエレータバルプ112は、オリフィス114
を介して二次油圧油路104へ接続されている制御室1
16を有し、制御室116の油圧とばね118の荷重と
に関連して二次油圧油路104とボート120との接続
を制御し、二次油圧油路104の二次油圧Pzを所定値
に維持する。潤滑油油路122はボート120あるいは
オリフィス124を介して二次油圧油路104へ接続さ
れている。ロックアツプ制御弁126は、二次油圧油路
104を流体継手10内のロックアツプクラッチ32の
保合側および解放側へ選択的に接続する。電磁弁128
はロックアツプ制御弁126の制御室130とドレン1
32との開閉を制御し、電磁弁128がオフ(非励磁)
である場合はロックアツプクラッチ32の解放側へ二次
油圧油路104からの二次油圧Pzが伝達されて動力が
流体継手10を介して伝達される。しかし、電磁弁12
8がオン(励磁)である場合はロックアツプクラッチ3
2の保合側およびオイルクーラ134へ二次油圧油路1
04からの二次油圧Pzが供給されて動力はロックアツ
プクラッチ32を介して伝達される。クーラバイパス弁
136はターラ圧を制御する。
変速比制御装置は、第1スプール弁142および第1電
磁弁144から成る変速方向切換弁装置138と、第2
スプール弁146および第2電磁弁148から成る変速
速度切換弁装置140を備えている。第1電磁弁144
がオフである期間は第1スプール弁142のスプールは
室150の二次油圧pzによりばね152の方へ押圧さ
れており、ボート154の第1のライン圧PJIは第1
スプール弁142のボート156を介して第2スプール
弁146のボート158へ送られ、ボート160とドレ
ン162との接続は断たれている。
これにより変速比γが減少方向へ切り換えられる。
第1電磁弁144がオンである期間は室150の油圧が
第1電磁弁144のドレン164を介して排出され、第
1スプール弁142のスプールはばね152により室1
50の方へ押圧され、ボート156には第1のライン圧
pHが生じず、ボート160はドレン62へ接続される
。これにより変速比が増加方向へ切り換えられる。
第2電磁弁148がオフである期間は第2スプール弁1
46のスプールは室166の二次油圧P2によりばね1
68の方へ押圧され、ボート158とボート170との
接続は断たれ、ボート172はボート174へ接続され
ている。ボート170.172は油路176を介してc
VTl 2(7)入力側油圧シリンダ50へ接続されて
いる。第2電磁弁148がオンである期間は室166の
油圧が第2電磁弁148のドレン178から排出され、
第2スプール弁146のスプールはばね168により室
166の方へ押圧され、ボート158はボート170へ
接続され、ボート172とボート174との接続は断た
れる。ボート174は油路180を介してボート160
へ接続されている。オリフィス182は第2電磁弁14
8のオフ時にボート158から少量のオイルをボート1
70へ導く。したがって、第1電磁弁144がオフでか
つ第2電磁弁148がオンである期間はCVT12の入
力側油圧シリンダ50ヘオイルが速やかに供給され、変
速比γは急速に小さくなる。第1電磁弁144がオフで
かつ第2電磁弁148がオフである期間はCVT12の
入力側油圧シリンダ50へのオイルの供給はオリフィス
182を介して行われ、CVT12の変速比Tは緩やか
に小さくなる。第1電磁弁144がオンでかつ第2電磁
弁148がオンである場合、CVT12の入力側油圧シ
リンダ50へのオイルの供給、排出は行われず、CVT
12の変速比Tは油圧シリンダ50からの漏れ等に従っ
て緩やかに増加する。第1電磁弁144がオンでかつ第
2電磁弁148がオフである期間は入力側油圧シリンダ
50のオイルはドレン162から排出されるので、CV
T12の変速比γは急速に増加する。
変速比検出弁184は第7図に詳細が示されている。ス
リーブ186.188はボア190内に同軸的に配置さ
れ、スナップリング192により軸線方向へ固定されて
いる。棒194は、スリーブ186の端部を貫通し、ば
ね座196が先端に固定されている。棒194の一端に
固定された他の棒198は、前記入力側の可動回転体4
6に摺接し、棒194を可動回転体46の軸線方向の変
位量に等しい変位量だけ軸線方向へ移動させる。
スプール200は、ランド202.204を有し、スリ
ーブ188内に軸線方向へ移動可能に嵌合している。ラ
ンド202はランド202と204との間の空間206
を油室208へ連通させる通路210を有し、ランド2
04は空間206へのスリーブ188のポート212の
開口面積を制御する。ポート212はスリーブ186の
外周の空間を介してドレン214へ接続されている。油
室208は変速比圧Prを発生する出力ポート216を
有し、出力ポート216はオリフィス218を介してラ
イン油路82へ接続されている。ばね220はばね受け
196とスリーブ188との間に設けられて棒194を
スリーブ186から押し出す方向へ付勢し、ばね222
はばね受け196とスプール200のフランジ224と
の間に設けられてスプール200を油室208の方へ付
勢する。
したがって、CVT12の入力側の固定回転体42に対
する可動回転体46の変位量が増大するに連れて変速比
Tは増大する。可動回転体46の変位量の増大により棒
194はスリーブ186がら押し出されるので、油室2
08方向へのばね222によるスプール200への付勢
力は低下する。
この結果、スプール200は棒194の方へ移動し、ラ
ンド204はポート212の開口面積を増大させてオイ
ルの排出流量を増大させるので、出力ポート216の変
速比圧Prは低下する。変速比圧Prは出力ポート21
6に供給される油圧媒体の排出量を制御することにより
生成されるので、その上限が第1のライン圧P41に規
定される。
第8図および第9図の破線は、変速比圧Pγと変速比γ
との2つの関係を例示している。後述されるように第1
のライン圧PIIは変速比Tの減少に連れて減少するが
、変速比圧Pγがライン圧Pβ1に等しくなる変速比T
(この変速比γはスロットル圧P、いしたがってエンジ
ン出力トルクTeの関数である)に低下すると、それ以
下の変速比範囲ではPr=PJ1となる。なお、第8図
および第9図において二点鎖線は第1のライン圧pHの
理想値であり、Tl>72である。
−カットオフバルブ226は、ロックアンプ制御弁12
6の制御室130へ油路228を介して連通している室
230.およびその230内の油圧とばね232のばね
力とに関連して移動するスプール234を有し、電磁弁
128がオフである場合、すなわち、ロックアツプクラ
ッチ32が解放状態にある場合(副変速機14において
変速を行うとき、動力伝達系の衝撃を吸収するためにロ
ックアツプクラッチ32は解放状態にされる)、閉状態
になって変速比圧Prがプライマリレギュレータバルブ
108へ伝達されるのを阻止する。
第1のライン圧発生手段としてのプライマリレギュレー
タバルブ108は、スロットル圧Ptbが供給されるボ
ー) 236.変速比圧Pγを供給されるポート238
、ライン油路82へ接続されているポート240.オイ
ルポンプ54の吸入側へ接続されているポート242.
およびオリフィス244を介して第1のライン圧P11
を供給されているポー) 246.軸線方向へ運動して
ポート240とポート242との接続を制御するスプー
/L/248.スロットル圧Pt)、を受けてスプール
248をポート238の方へ付勢するスプール250.
およびスプール248をポート238の方へ付勢するば
ね252を備えている。スプール248の下から2つの
ランドの受圧面積をそれぞれA1、A2、スロットル圧
Pthを受けるスプール250のランドの受圧面積をA
3、およびばね252の作用力をWlとすると次式(1
)および(2)が成立する。
カットオフバルブ226が開いてポート238に変速比
圧Pγが来ている場合は、 P n 1− (A3・Pい十讐1−^1・Pγ) /
 (A2− At)・・・・・(1) カットオフバルブ226が閉じてポート238に変速比
圧Pγが来ていない場合は P 121 = (A3 ・Pth + Wl) / 
(^2−AI)  ・−−・(2)なお、(1)式およ
び(2)式のライン圧pHは第8図および第9図におい
てそれぞれ実線および一点鎖線で示されている。
第6図において、第2のライン圧発生手段としてのサブ
プライマリバルブ254は、L、Dレンジ時に第1のラ
イン圧pHをマニュアルバルブ94のポート98から導
かれる入力ポート256゜第2のライン圧Pjl!2が
発生する出力ポート258、変速比圧Prを導かれるポ
ー)260.フィードバック圧としての第2のライン圧
P12をオリフィス262を介して導かれるポー)26
4゜入力ポート256と出力ポート258との開閉を制
御するスプール266、スロットル圧P□を導かれるポ
ート268.そのポート268からのスロットル圧Pい
を受けてスプール266をポート260の方へ付勢する
スプール270.およびスプール266をポート260
の方へ付勢するばね−272を有している。スプール2
66の下から2つのランドの受圧面積をB1.B2.ス
ロットル圧Ptbを受けるスプール270のランドの受
圧面積をB3、およびばね272の弾性力をW2とそれ
ぞれ定義すると次式(3)が成立する。
PI12−(B3・Pzh+W2  Bl・Pγ) /
(B2−81)・・・・・・(3) 第10図はサブプライマリバルブ254により生成され
る第2のライン圧P12とその理想値との関係を示して
いる。
シフトバルブ274はり、Lレンジ時に第2のライン圧
PI12を導かれる入力ポート276、出力ボート27
8,280、オリフィス282を有しドレン284にお
いて終わっている排出油路286へ接続されているポー
)288.Dレンジ時にマニュアルパルプ94のポート
100から第1のライン圧PIIが供給される制御ポー
ト300、その他の制御ボート302,304、ドレン
306、スプール308、およびそのスプール308を
制御ポート304の方へ付勢するばね310を有してい
る。制御ポート302.304にはオリフィス312を
介して二次油圧Pzが導かれている。また、制御ボート
302.304の油圧は電磁弁314により制御される
。スプール308の下から2つのランドの受圧面積はそ
れぞれ31゜82であり、31<32である。また、電
磁弁314のオン、オフは車両の運転パラメータに関連
して制御され、オン時にはそのドレン316からオイル
が排出される。
スプール30Bかばね310側の位置にある場合、入力
ポート276は出力ポート278と接続され、出力ポー
ト280はポート288と接続される。したがって、出
力ポート278から第2のライン圧Pj!2がピストン
318を有するアキュムレータ320および高速段用ク
ラッチ72へ供給され、副変速機14は高速段になる。
スプール308が制御ボート304側の位置にある場合
、入力ポート276は出力ポート280と接続され、出
力ポート278はドレン306と接続される。したがっ
て、出力ポート280からの第2のライン圧P12が低
速段用アキュムレータ322へ供給され、副変速機14
は低速段となる。
Lレンジの場合は、制御ボート300に第1のライン圧
P11が導かれていないので、電磁弁314がオフにな
ると、スプール308は最初は受圧面積S2のランドに
作用する二次油圧Pzにより、後は受圧面積S1のラン
ドに作用する二次油圧Pzにより、ばね310側へ移動
するが、電磁弁314がオンになると、制御ポート30
2,304の油圧が低下するので、スプール308ばば
ね310の付勢力に従ってポート304側へ移動する。
すなわち、Lレンジでは電磁弁314のオン、オフに関
連して副変速機142の高速段と低速段との切換が行わ
れるのである。
Dレンジでは制御ボート300に第1のライン圧pHが
導かれるので、スプール308が一旦ばね310側の位
置になると、受圧面積S2のランドに制御ボート300
からの第1のライン圧P11が作用し、その後の電磁弁
314のオン、オフに関係なく、スプール308はばね
310側の位置に保持される。したがって副変速機14
は高速段に保持される。
シフトタイミングバルブ324は、高速段用クラッチ7
2へ連通する制御ボート326、およびその制御ボート
326の油圧によって軸線方向位置が制御されるスプー
ル328を有し、低速段から高速段へのアップシフトの
際の高速段用クラッチ72へのオイルの供給流量および
低速段用ブレーキ74からのオイルの排出量を制御する
第11図は、上述の油圧制御装置の作動を制御する電子
回路を示している。CPU、RAM、ROM等から成る
所謂マイクロコンピュータを備えた電子制御装置330
には、図示しないセンサからスロットル弁開度θ0.車
速V、CVT12の入力軸26の回転速度Nin+ エ
ンジン冷却水温度Tl1ll シフトレバ−の振作位置
Pをそれぞれ表す信号が供給される。電子制御装置33
0内のcpUはRAMの一時記憶機能を利用しつつRO
Mに予め記憶されたプログラムに従って入力信号を処理
し、電磁弁128,144,148.314を駆動する
ための信号を増幅装置332を介してそれぞれ出力する
電子制御装置330においては、まず第12図に示すス
テップが実行されることにより制御態様が選択される。
すなわち、ステップSMIが実行されて電子制御装置の
初期化が実行されると、ステップSM2が実行されて各
センサからの入力信号等が読み込まれるとともに、その
読み込まれた信号条件に従って、ステップSM3のダイ
アグノーシス、ステップSM4の機関用コンピュータと
の相互制御、ステップSM5のロックアツプ制御。
ステップSM6の変速制御が順次あるいは選択的に実行
される。ステップSM3のダイアグノーシスはエンジン
やCVT12等が正常に作動しているか否かを診断する
ためのものである。ステップSM4の機関用コンピュー
タとの相互制御は、エンジンの点火時期および燃料噴射
量等を制御するエンジン用コンピュータとの相互関係を
制御するものである。ステップSM5のロックアツプ制
御は、車速Vおよびスロットル弁開度θthに基づいて
予め求められた関係から、ロックアツプクラッチ32を
作動させる電磁弁128を制御するためのものである。
なお、上記の関係は流体継手10のタービン28の回転
速度とスロットル弁開度θ■とから求めることも可能で
ある。また、ステップSM6の変速制御はシフトレバ−
位置P、車速V、スロットル弁開度θいに基づいてステ
ップSM7の副変速機の切換制御とするか、ステップS
M8のCVTの変速制御とするかを判断するためのもの
である。ステップSM7の副変速機の切換制御は、シフ
トポジシロンP、車速V等に基づいて副変速機14を高
速段、低速段、後進のいずれかに択一的に切り換える電
磁弁314を制御するためのものである。そして、ステ
ップSM9において制御値が出力される。
前記ステップSM8のCVTの変速制御においては、第
13図の制御機能ブロック線図に示す機能を備えたステ
ップが実行されるようになっている。すなわち、入力軸
26の回転速度を検出する入力側回転速度センサ340
は入力軸26の回転速度N i nを偏差計算手段34
8へ供給する。スロットルセンサ342はスロットル弁
開度θいを検出し、目標回転速度決定手段334および
切換基準値設定手段346へ供給する。目標回転速度決
定手段344はスロットル弁開度θいが表す要求出力が
エンジンの最小燃費率曲線上で発生するように予め求め
られた関係からスロットル弁開度θい、車速Vおよび副
変速機14のレンジに基づいてCVT12の入力軸26
の目標回転速度N i n ’を決定し、偏差計算手段
348に供給する。偏差計算手段348は目標回転速度
N i n ”と入力軸26の実際の回転速度N i 
1%との偏差Δn in (= N !110−Nt、
)を算出して電磁弁制御手段350へ供給する。一方、
切換基準値設定手段346は、電磁弁144および14
8を切り換えるための基準値n1乃至n1を予め求めら
れた関係からスロットル弁開度θいに基づいて決定し、
電磁弁制御手段350へ供給する。ここで、各基準値は
、n、>n、>n、>ns>n4>n、>n−>n、で
あり、またnI * n3 + nt + ns + 
は正の値、n4.nフ+  fl& +  fl@は負
の値である。なお、切換基準値n、乃至n、は一定値で
あっても良い。
電磁弁制御手段350は切換基準値n、乃至n。
と偏差Δfliとを比較して、第1電磁弁144のソレ
ノイド5QL1および第2電磁弁148のソレノイド5
QL2を励磁するための駆動信号を出力する。
以下、上記電磁弁制御手段350に関連した制御作動を
第1図のステップに従って説明する。まず、ステップS
1が実行されてフラグFの内容が「0」乃至「5」のい
ずれであるかが判断される。
このステップは一連の制御フローが繰り返し実行された
とき電磁弁144および148の前回の制御フローにお
ける作動状態を判断するものである。
たとえば、フラグFの内容が「0」または「1」である
と、ステップS2およびS3が実行されて偏差Δn!、
が基準値n、およびn2に対して大きいか否かがそれぞ
れ判断される。偏差ΔH4mが基準値n、よりも大きい
場合にはステップS4が実行されてフラグFの内容が「
0」とされるとともに、ステップS5が実行されてソレ
ノイド5QL1が励磁(オン)されかつソレノイド5O
L2が非励磁(オフ)とされて速やかなダウンシフトが
行われ、変速比γが急速に大きくされる。偏差Δn11
1が基準値n、とn2との間にあると判断された場合に
は、ステップS6およびS7が実行されてフラグFの内
容が「1」とされた後、ソレノイドSQL 1が励磁さ
れるとともにソレノイド2がデユーティ制御される。す
なわち、変速比Tを増加するダウンシフト状態において
第2電磁弁14.8およびこれに応答する第2スプール
弁146が偏差Δni、に応じたデエーティ比にて0N
−OFF駆動され、偏差Δfli、が小さくなるほど(
零に近づくほど)入力側の油圧シリンダ50からの作動
油排出流量が少なくされる。しかし、前記ステップS3
において偏差Δni、が基準値n2を下回ったと判断さ
れた場合には、後述のステップ89以下が実行される。
前記ステップS1においてフラグFの内容が「2」であ
ると判断された場合には、ステップS8およびS9にお
いて偏差Δn1fiが基準値n、およびn4に対して大
きいか否かがそれぞれ判断される。偏差Δni、が基準
値n、よりも上回った場合には、前記ステップ82以下
が再び実行されて。
速やかなダウンシフトまたぼ中間速度のダウンシフトが
行われるが、偏差Δn!fiが基準値n、とn4との間
にある場合にはステップ510が実行されてフラグFの
内容が「2」とされるとともに、ステップSllが実行
されてソレノイド5QL1およびソレノイド5OL2が
共に励磁される。このため、第1電磁弁144および第
2電磁弁148が共に励磁状態とされて第1スプール弁
142および第2スプール弁146が共に第5図に示す
状態とされ、入力側の油圧シリンダ50からの作動油の
排出および油圧シリンダ50への作動油の供給が遮断さ
れる。したがって、この状態では油圧シリンダ50等か
らの漏れのみによる緩やかなダウンシフトが行われる。
また、偏差Δn1fiが基準値よりも小さい場合には、
後述のステップS19以下が実行される。
一方、前記ステップ31においてフラグF1の内容が「
4」または「5」と判断された場合にはステップ312
およびS13において偏差ΔI’liaが基準値n?お
よびn、と比較される。偏差Δni7が基準値n9より
同等以上と判断された場合には後述のステップ318以
下が実行されるが、偏差Δni、が基準値n、よりも小
さいと判断された場合にはステップS14が実行されて
フラグFの内容が「5」とされるとともに、ステップS
15が実行されてソレノイドSQL 1が非励磁とされ
かつソレノイド5QL2が励磁される。このため、入力
側の油圧シリンダ50内へ作動油が急速に流入させられ
て、変速比γが低下させられるので速やかなアンプシフ
トが行われる。しかし、偏差Δni、が基準値n8とn
、との間にあると判断された場合には、ステップ316
が実行されてフラグFの内容が「4」とされるとともに
、ステップS17が実行されてソレノイドSQL 1が
非励磁とされかつソレノイド5OL2がデユーティ制御
される。このソレノイド5QL2のデユーティ制御では
偏差Δn!7の大きさに応答してデユーティ比が変化さ
せられるので、偏差Δni、が零に近づくほど油圧シリ
ンダ50内に流入する作動油流量が抑制される。この結
果、CVT12は中間速度でアップシフトさせられるの
である。
前記ステップS1において、フラグFの内容が「3」で
あると判断された場合には、ステップ818および31
9において偏差Δni、が基準値n。
およびn、に対して比較される。偏差Δniが基準値n
、よりも同等以上と判断された場合には、前記ステップ
88以下が実行され、また基準値Δn1fiが基準値n
6よりも小さいと判断された場合には前記ステップ81
3以下が実行される。しかし、偏差Δninが基準値n
5とn、との間にあると判断された場合には、ステップ
S20が実行されてフラグFの内容が「3」とされると
ともに、ステップS21が実行されてソレノイドSQL
 1およびソレノイド5QL2が共に非励磁状態とされ
る。このため、入力側の油圧シリンダ50に対する作動
油の供給は第2スプール弁146に設けられたオリフィ
ス182を通して徐々に行われるので、緩やかなアップ
シフトが行われる。
前記ステップS1において、フラグFの内容が「3」で
あると判断された場合には、ステップ818および31
9において偏差Δn!fiが基準値n。
およびn6に対して比較される。偏差Δninが基準値
n、よりも同等以上と判断された場合には、前記ステッ
プ88以下が実行され、また基準値Δni、が基準値n
6よりも小さいと判断された場合には前記ステップ31
3以下が実行される。しかし、偏差Δrliが基準値n
、とn、との間にあると判断された場合には、ステップ
S20が実行されてフラグFの内容が「3」とされると
ともに、ステップS21が実行されてソレノイドSQL
 1およびソレノイド5QL2が共に非励磁状態とされ
る。このため、入力側の油圧シリンダ50に対する作動
油の供給は第2スプール弁146に設けられたオリフィ
ス182を通して徐々に行われるので、緩やかなアップ
シフトが行われる。
すなわち、第14図に示すように、フラグFの内容に対
応して第1電磁弁144および第2電磁弁148が励磁
される結果、第15図に示すように、偏差Δnlaが基
準値n、よりも大きい場合には急速なダウンシフトが行
われ、小さい場合には中間速度のダウンシフトが行われ
る。また、その中間速度のダウンシフトは基準値ntを
境にして遅いダウンシフトへ切り換えられ、その遅いダ
ウンシフトは基準値n、を境にして中間速度のダウンシ
フトへ切り換えられる。一方、偏差Δn1fiが基準値
ns  (負の値)よりも小さい場合には急速なアップ
シフトが行われ、大きい場合には中間速度のアップシフ
トが行われる。また、その中間速度のアップシフトは基
準値n、を境にして遅いアップシフトへ切り換えられ、
その遅いアップシフトは基準値n、を境にして中間速度
のアップシフトへ切り換えられる。そして、遅いダウン
シフトは基準値n4を境にして遅いアップシフトへ切り
換えられ、その遅いアップシフトは基準値nsを境にし
て遅いダウンシフトへ切り換えられるのである。したが
って、遅いダウンシフトと遅いアップシフトとの間、中
間速度のダウンシフトと遅いダウンシフトとの間、遅い
アップシフトと中間遠度めアップシフトの間にはそれぞ
れ偏差Δniのそれまでの履歴に応じて基準値が選択さ
れることにより、第1電磁弁144および第2電磁弁1
48の切換作動にヒステリシスがそれぞれ設けられてい
るのである。
このように、本実施例によれば、遅いダウンシフトと遅
いアップシフトとの間には偏差Δfli、のそれまでの
履歴に応じて切換基準値n4またはnsが選択されるの
で、車両の定常走行状態等においてCVT12の変速比
Tを一定に維持する場合には第16図に示すように第1
電磁弁144のソレノイド1および第2電磁弁148の
ソレノイド2が0N−OFF駆動される。すなわち、遅
いアップシフトから遅いダウンシフトへの切換は偏差Δ
ni、が基準値n、を境にして行われる。また、遅いダ
ウンシフトから遅いアップシフトへの切換は基準値n4
を境にして行われる。このため、偏差Δfli、が基準
値n4からn、に至る領域H内にある状態においては、
それまでのシフト方向が保持されることとなり、偏差Δ
n1fiが零となる状態を境にして第1電磁弁144お
よび第2電磁弁148を切換制御する場合に比較して、
そのばたつきおよびそれに起因する耐久性の低下が大幅
に解消されるのである。前記基準値n4からn、に至る
範囲Hが大きくなるほどばたつきが解消されるが、偏差
Δni、の振れが大きくなるので、範囲Hは偏差Δni
、の振れが許容できる範囲で最大となるように定められ
ている。
また、本実施例によれば、遅いダウンシフトと中間速度
のダウンシフトとの間、および遅いアップシフトと中間
速度のアップシフトとの間にもヒステリシスが設けられ
ているため、それらの間の切換に際してもばたつきが解
消されるのである。
しかし、このようなヒステリシスが設けられなくても本
発明の一応の効果が。得られるのである。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であり
、本発明はその精神を逸脱しない範囲において種々変更
が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された装置の作動の要部を説明す
るフローチャートである。第2図は本発明が適用された
車両の動力伝達装置を示す骨子図である。第3図は第2
図の装置における副変速機のレンジと摩擦係合装置との
関係を示す図である。 第4図乃至第6図は第2図の装置を作動させるための油
圧制御装置を詳細に示す回路図である。第7図は第6図
の変速比検出弁を詳しく示す断面図である。第8図およ
び第9図は第4図乃至第6図の第1ライン油圧の特性を
示すグラフである。第10図は第4図乃至第6図の第2
ライン油圧の特性を示すグラフである。第11図は第1
2図の装置に設けられた回路を示すブロック線図である
。 第12図は第2図の装置の作動を説明するフローチャー
トである。第13図は第2図のフローチャートのCVT
の変速制御のステップにおける機能を説明する機能ブロ
ック線図である。第14図は第1図に示す作動において
第1電磁弁および第2電磁弁の作動を場合分けして示す
図表である。第15図はCVTの作動を偏差との関連に
おいて説明する図である。第16図は第2図の装置の作
動の一例を示すタイムチャートである。 12:ベルト式無段変速機(変速機) Δni:偏差    H:N域

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 変速比を変更するための油圧シリンダに作動油を供給し
    或いは該油圧シリンダから作動油を排出させることによ
    り変速方向を切り換える変速方向切換弁装置と該油圧シ
    リンダの作動油の供給流量或いは排出流量を切り換えて
    変速速度を複数段階に切り換える変速速度切換弁装置と
    を有する車両用無段変速機において、該無段変速機の入
    力軸の目標回転速度と実際の回転速度とが一致するよう
    に前記変速方向切換弁装置を切り換える一方、該目標回
    転速度と実際の回転速度との偏差が零に近づく程前記変
    速速度が低くなるように前記変速速度切換弁装置を切り
    換える変速比制御方法であって、 前記偏差についてそれが零となる状態を含む一定幅の領
    域を設定し、該偏差が該領域内にある間は、少なくとも
    前記変速方向切換弁装置を該領域内へ入る前の切換作動
    状態に保持させることを特徴とする車両用無段変速機の
    変速比制御方法。
JP60070614A 1985-04-03 1985-04-03 車両用無段変速機の変速比制御方法 Pending JPS61233253A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008057587A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Toyota Motor Corp ベルト式無段変速機の変速制御装置

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