JPS61229489A - レ−ザ隅肉溶接方法 - Google Patents
レ−ザ隅肉溶接方法Info
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- JPS61229489A JPS61229489A JP60070556A JP7055685A JPS61229489A JP S61229489 A JPS61229489 A JP S61229489A JP 60070556 A JP60070556 A JP 60070556A JP 7055685 A JP7055685 A JP 7055685A JP S61229489 A JPS61229489 A JP S61229489A
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- B23K26/21—Bonding by welding
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- B23K26/242—Fillet welding, i.e. involving a weld of substantially triangular cross section joining two parts
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はレーザ光による隅肉溶接方法の改良に関する。
レーザによる隅肉溶接は従来第２図（Ａ）に示す方法で
行なわれている。即ち、レーザビーム３を集光レンズ４
で集光し、ペンドミラー５を介して母材１および２の会
合部に片側から照射するものである。なお、第２図（Ｂ
）はこの方法による隅肉溶接部分を拡大して示す断面図
である。
行なわれている。即ち、レーザビーム３を集光レンズ４
で集光し、ペンドミラー５を介して母材１および２の会
合部に片側から照射するものである。なお、第２図（Ｂ
）はこの方法による隅肉溶接部分を拡大して示す断面図
である。
上記従来のレーザ隅肉溶接方法には次のような問題があ
った。
った。
第一の問題は、レーザビームを母材２の表面に対してで
きるだけ並行に照射する必要があるため、ペンドミラー
５を母材２の表面に近接して設置しなけらばならず、装
置の構成が困難なことである。
きるだけ並行に照射する必要があるため、ペンドミラー
５を母材２の表面に近接して設置しなけらばならず、装
置の構成が困難なことである。
第二の問題は、レーザビームを母材２の表面に対してで
きる限り並行して照射するため、第２図（Ｂ）に示した
ように母材２の表面がレーザで削られ、凹みが形成され
てしまうことである。
きる限り並行して照射するため、第２図（Ｂ）に示した
ように母材２の表面がレーザで削られ、凹みが形成され
てしまうことである。
第三の問題は、片側からのレーザ照射で溶接するため、
レーザビーム入射側のビード形状は滑らかであるが反対
側の裏波ビードが第２図（Ｂ）のような凸形となり、外
観を損うことである。
レーザビーム入射側のビード形状は滑らかであるが反対
側の裏波ビードが第２図（Ｂ）のような凸形となり、外
観を損うことである。
第四の問題は第二および第三の問題に起因するもので、
溶接部に応力が生じた場合、ノツチ効果等により機械的
強度が著しく低下することである。
溶接部に応力が生じた場合、ノツチ効果等により機械的
強度が著しく低下することである。
第五の問題は、片面溶接であるため大きな溶接角変形が
発生することである。
発生することである。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、従来のレー
ザ隅肉溶接方法における上記問題を解決し、高精度且つ
高能率の溶接を行なうことを技術的課題とするものであ
る。
ザ隅肉溶接方法における上記問題を解決し、高精度且つ
高能率の溶接を行なうことを技術的課題とするものであ
る。
上記の課題を達成するために、本発明では隅肉溶接すべ
き母材にＶ字状の開先を設け、母材の両側から開先面に
沿ってレーザビームを照射することとした。
き母材にＶ字状の開先を設け、母材の両側から開先面に
沿ってレーザビームを照射することとした。
母材の両側からレーザビームを照射するためには、二つ
のレーザ光源を用いる以外にも、ハーフミラ−により一
つのレーザビームを二分割し、これを母材の両側から照
射する方法を用いることができる。
のレーザ光源を用いる以外にも、ハーフミラ−により一
つのレーザビームを二分割し、これを母材の両側から照
射する方法を用いることができる。
本発明のレーザ隅肉溶接方法によれば、開先断面がＶ字
状であるため、開先に照射されるレーザビームと母材表
面との角度を大きく取ることができる。従って、溶接時
に母材２の表面をレーザで傷つけることがなく、凹形ビ
ードの発生を防止することができる。
状であるため、開先に照射されるレーザビームと母材表
面との角度を大きく取ることができる。従って、溶接時
に母材２の表面をレーザで傷つけることがなく、凹形ビ
ードの発生を防止することができる。
また母材の両側から溶接するため、滑かな形状の溶接部
を得ることができ、従来法のようなノツチ効果等による
強度の低下を防止できる。
を得ることができ、従来法のようなノツチ効果等による
強度の低下を防止できる。
更に、母材１の両側から同時に溶接するため熱損失が少
なく、また開先と同じ方向にレーザを照射するため、従
来法に比べ溶は込み深さが大きくなり、母材１を厚くす
ることができる。
なく、また開先と同じ方向にレーザを照射するため、従
来法に比べ溶は込み深さが大きくなり、母材１を厚くす
ることができる。
以下、第１図（Ａ）〜（Ｄ）を参照して本発明の一実施
例を説明する。
例を説明する。
まず、第１図（Ａ）に示すように、隅肉溶接すべき母材
１．２（厚さｄは何れも１０ａｍ＋）に断面Ｖ字状の開
先を形成して組合せた。即ち、母材２には深さｈ−３履
のＶ溝を形成すると共に、母材１の先端には高ざｈ−３
ｍ＋のＶ型突縁を形成し、両者を嵌着して組立てる。
１．２（厚さｄは何れも１０ａｍ＋）に断面Ｖ字状の開
先を形成して組合せた。即ち、母材２には深さｈ−３履
のＶ溝を形成すると共に、母材１の先端には高ざｈ−３
ｍ＋のＶ型突縁を形成し、両者を嵌着して組立てる。
次に、第１図（Ｂ）に示すように、出力１０ｋＷのＣ０
２レーザ光源からのレーザビーム３をハーフミラ−７で
正確に二分割し、分割された夫々のレーザビーム３１．
３２を母材１．の両側から開先部に照射した。即ち、ハ
ーフミラ−７を通過したレーザビーム３１は集光レンズ
４１ （焦点距離１９３０履）で集光し、且つペンドミ
ラー５１でＶ字状開先の角度と同じ角度に曲げて開先８
に照射した。
２レーザ光源からのレーザビーム３をハーフミラ−７で
正確に二分割し、分割された夫々のレーザビーム３１．
３２を母材１．の両側から開先部に照射した。即ち、ハ
ーフミラ−７を通過したレーザビーム３１は集光レンズ
４１ （焦点距離１９３０履）で集光し、且つペンドミ
ラー５１でＶ字状開先の角度と同じ角度に曲げて開先８
に照射した。
他方、ハーフミラ−７で反射されたレーザビーム３２は
ペンドミラー６で再度光路を９０度曲げた後、集光レン
ズ（焦点距離１９３０ａｍ）で集光しつつペンドミラー
５で開先８に照射した。こうして母材１の両側から開先
８にレーザビーム３を照射しながら、溶接速度０．５７
７１／分で隅肉溶接を行なった。
ペンドミラー６で再度光路を９０度曲げた後、集光レン
ズ（焦点距離１９３０ａｍ）で集光しつつペンドミラー
５で開先８に照射した。こうして母材１の両側から開先
８にレーザビーム３を照射しながら、溶接速度０．５７
７１／分で隅肉溶接を行なった。
なお、第１図（Ｃ）に示すように、溶接に際してはノズ
ル１０からアシストガス１１を溶接部に噴射した。アシ
ストガス１１としてはＨｅガスを用い、噴射圧力は１０
０ｓ＋ＨＧとした。また、第１図（Ｄ）は上記のように
して得られた隅肉溶接部分を拡大して示す断面図である
。
ル１０からアシストガス１１を溶接部に噴射した。アシ
ストガス１１としてはＨｅガスを用い、噴射圧力は１０
０ｓ＋ＨＧとした。また、第１図（Ｄ）は上記のように
して得られた隅肉溶接部分を拡大して示す断面図である
。
上記の実施例の結果、第１図（Ｄ）に示したように、母
材２の表面がレーザで傷つけられて凹ビードやアンダカ
ットが生じることはなかった。また、両面同時溶接であ
るためビード形状は清かで、ノツチ効果等による強度低
下も生じず、低歪み、高能率で溶接することができた。
材２の表面がレーザで傷つけられて凹ビードやアンダカ
ットが生じることはなかった。また、両面同時溶接であ
るためビード形状は清かで、ノツチ効果等による強度低
下も生じず、低歪み、高能率で溶接することができた。
以上詳述したように、本発明によれば従来のレーザ隅肉
溶接方法における問題を解決し、高精度且つ高能率の溶
接を行なうことができる等、顕著な効果が得られるもの
である。
溶接方法における問題を解決し、高精度且つ高能率の溶
接を行なうことができる等、顕著な効果が得られるもの
である。
第１図（Ａ）〜（Ｄ）は本発明の一実施例になるレーザ
隅肉溶接方法を示す説明図、第２図（Ａ＞は従来のレー
ザ隅肉溶接方法を示す説明図であり、同図（Ｂ）はその
問題点を示す断面図である。 １．２・・・母材、３．３ｒ 、３２レーザビーム、４
・・・集光レンズ、５，５１．５２．６・・・ペンドミ
ラー、７・・・ハーフミラ−１８・・・開先、９・・・
隅肉溶接部 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第１０ （。） （Ｄ） 第２０ （Ａ） （Ｂ）
隅肉溶接方法を示す説明図、第２図（Ａ＞は従来のレー
ザ隅肉溶接方法を示す説明図であり、同図（Ｂ）はその
問題点を示す断面図である。 １．２・・・母材、３．３ｒ 、３２レーザビーム、４
・・・集光レンズ、５，５１．５２．６・・・ペンドミ
ラー、７・・・ハーフミラ−１８・・・開先、９・・・
隅肉溶接部 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第１０ （。） （Ｄ） 第２０ （Ａ） （Ｂ）
Claims (1)
- 溶接母材にＶ字状の開先を設け、母材の両側から開先面
に沿つてレーザビームを照射することを特徴とするレー
ザ隅肉溶接方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60070556A JPS61229489A (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | レ−ザ隅肉溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60070556A JPS61229489A (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | レ−ザ隅肉溶接方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61229489A true JPS61229489A (ja) | 1986-10-13 |
Family
ID=13434915
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60070556A Pending JPS61229489A (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | レ−ザ隅肉溶接方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61229489A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1985
- 1985-04-03 JP JP60070556A patent/JPS61229489A/ja active Pending
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