JPS61229250A - オ−トイジエクト機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、オートリバース機構を有するテーププレーヤ
において、特に、テープ走行の停止回数に応じて自動的
にイジェクト動作を行うオートイジェクト機構に関する
ものである。

［発明の技術的背景とその問題点］ 最近、テーププレーヤにおいては、操作性の向上の観点
から、メカニズム駆動回路にイジェクト信号を出力する
ことによりメカニズムを駆動し、自動的にイジェクト動
作を行うオートイジェクト機構、及びテープ走行検出回
路によりテープエンドにおけるテープ走行停止を検出し
た際、自動的にテープの走行方向の逆転（以下、トラッ
クチェンジと称する）を行うオートリバース機構等が設
けられる様になっている。

ところで、以上の様な構成を有するテーププレーヤにお
いては、テープ走行中に何らかのトラブルが発生し、テ
ープが走行途中で停止してしまった場合にも・トラック
チェンジが行われる結果となる。

しかしながら、この場合、トラックチェンジ動作の後に
テープが走行しなければ、再びトラックチェンジが行わ
れ、意味のないトラックチェンジが反復される不都合が
生じる。この様なトラックチェンジの反復は、主電源を
切るか、イジェクト操作を行うかしない限り繰り返され
、その結果テープ及びメカニズムに無理な力が加わる為
、これらを損傷させる危険性が高くなってしまう。この
事態を回避するには、操作者が速やかにトラブルを！！
識し、前記の操作を行う必要があるが、この操作は繁雑
であり、特に車載用のテーププレーヤにおいて運転者が
操作者である場合には大きな負担となる。

［発明の目的Ｊ 本発明は、上述の如き従来技術の欠点を解消する為に提
案されたものであり、その目的は、何らかのトラブルに
よりテープの走行が停止し、トラックチェンジが繰り返
された際、自動的にテープパックをイジェクトする様に
構成して、チーが固定された状態でトラックチェンジが
多数回反復されることにより生ずるテープ及びメカニズ
ムの損傷を防止し、且つテーププレーヤの操作性を向上
する様なオートイジェクト機構を提供することである。

［発明の概要］ 本発明のオートイジェクトは、 ａ、テープ走行検出回路によりテープ走行停止回数及び
時間を計算する計算手段と、 ｂ、この計算手段により得られたテープ走行停止回数が
、少なくとも２回以上の所定回数に達して入るか否かを
判定する回数判定手段と、Ｃ６前記計算手段により得ら
れたテープ走行停止時間が、所定時間内であるが否かを
判定する時間判定手段と、 ｄ、前記回数判定手段及び時間判定手段により、所定時
間内に所定回数に達したと判定された場合には、前記メ
カニズム駆動回路にイジェクト信号を出力し、所定時間
内に所定回数に達しないと判定された場合には、前記計
算手段を初期設定に戻す制御手段とからなるメカニズム
制御用マイコンを設けたことを特徴とするものである。

そして、この様な構成により、何らかのトラブルでテー
プ走行が停止し、トラックチェンジが繰り返された際に
は、第１図に示す如く、テープ走行検出回路からメカニ
ズム制御用マイコン、メカニズム駆動回路へと順に信号
が送られ、自動的にイジェクト動作が行われる。また、
通常のテープエンドにおけるトラックチェンジの際には
、メカニズム駆動回路へ信号が出力されることはなく、
且つメカニズム制御用マイコンが初期設定に戻される為
、無用なイジェクト動作がなされる心配はない。

［発明の実施例］ 以上説明した様な本発明によるオートイジェクト機構の
一実施例を第２図のフローチャートを用いて説明する。

同図に示す如く、本実施例のプログラムにおいては、所
定の時間内に３回のテープ走行停止を判定した際に、イ
ジェクト指示を送る様に設定されている。

まず、テープ走行の停止回数及び時間の計算手段である
走行停止回数時間カウンターを初期設定し、テープ走行
検出回路からの信号により、プログラムを実行する。第
１段階として、走行停止の有無を、第２段階として走行
停止回数が３回か否かを夫々判定し、３回である場合に
は、メカニズム駆動回路へイジェクト指示を行う。また
、第１段階或いは第２段階において、否と判定した場合
には、予め設定した時間を経過したか否かを判定する。

経過していなければ、再び停止の有無の判定を繰り返し
、経過した際には、走行停止回数時間カウンターを初期
設定に戻し、新たにテープ走行検出回路から信号か送ら
れることでプログラムを実行する。

従って、本実施例においては、何らかのトラブルにより
テープ走行が停止し、トラックチェンジが繰り返される
ことで、所定時間内に３回のテープ走行停止を判定する
と、メカニズム制御回路にイジェクト指示の信号が送ら
れ、自動的にイジェクト動作が行われる。その為、従来
の様に、テープが固定された状態でトラックチェンジが
多数回反復されることがなく、それによって生じていた
テープ及びメカニズムのａｍを防止できる。また、トラ
ックチェンジの反復を停止させる為に必要であった主電
源を切るとかイジェクト操作を行う等の面倒な操作も不
要となり、操作性が向上する。

なお、前記実施例では、判定基準とする所定回数を３回
としたが、最低２回停止すれば異常を判断できる為、所
定回数は２回以上ならば何回でも適宜設定可能である。

また、フローチャートに付いても自由に選択可能である
。

［発明の効果］ 以上説明した様に、本発明によれば、所定時間内に所定
回数のテープ走行停止を検出した際に自動的にイジェク
ト動作を行える為、テープが無理に固定された状態でト
ラックチェンジが多数回反復される不都合がなくなり、
従ってテープ及びメカニズムの損傷を防止し、テーププ
レーヤの操作性を向上し得る様なオートイジェクト機構
を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によるオートイジェクト機構のテープ
走行系ｌＩＩＩＩｇの流れを示すフローチャート、第２
図は、本発明によるオートイジェクト機構の一実施例に
おけるブＯグラム例を示すフローチャートである。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）テープ走行停止を検出するテープ走行検出回路と
   、イジェクト信号によりメカニズムを駆動して自動的に
   イジェクト動作を行うメカニズム駆動回路とを有するテ
   ーププレーヤにおいて、ａ、前記テープ走行検出回路に
   よりテープ走行停止回数及び時間を計算する計算手段と
   、 ｂ、この計算手段により得られたテープ走行停止回数が
   、少なくとも２回以上の所定回数に達しているか否かを
   判定する回数判定手段と、 ｃ、前記計算手段により得られたテープ走行停止時間が
   、所定時間内であるか否かを判定する時間判定手段と、 ｄ、前記回数判定手段及び時間判定手段により、所定時
   間内に所定回数に達したと判定された場合には、前記メ
   カニズム駆動回路にイジェクト信号を出力し、所定時間
   内に所定回数に達しないと判定された場合には、前記計
   算手段を初期設定に戻す制御手段とからなるメカニズム
   制御用マイコンを設けたことを特徴とするオートイジェ
   クト機構。
2. （２）回数判定手段が、所定回数を３回に設定したもの
   である特許請求の範囲第１項記載のオートイジェクト機
   構。