JPS61227621A - アンダ−カ−ペツト配線システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカーペット下面に敷設され、主として電話用等
として用いられるケーブルの配線システムの改良に関す
る。

〔従来の技術〕

近年、オフィス内へのＯＡ機器の導入が急速に進められ
るに伴い、オフィス内の配線は折開「タコ足配線」とな
り美観及び防災上、多くの問題が生じてきている。一方
、防音性、保温性による省エネルギー、美観、安全性等
を考慮して、オフィス内へのカーペットの導入も検討さ
れている。

上記の事情により近年にあっては、美観の向上、配線設
計、レイアウトの自由性等積々の特長を持つアンダーカ
ーペット配線システムが注目を集めている。その−具体
例を示すと第４図に示す如く、床面ｒ上にｐｖｃ（ポリ
塩化ビ二ル）ｆＪＪの粘着テープ７を接着し、その幅方
向の中央に沿って、一端を屋内端子盤に接続したアンダ
ーカーペットケーブル鯰＝＝；２０を敷設し、さらにこ
の上面からＰｖＣ製であって前記粘着テープ７より広幅
の粘着テープ８を粘着テープ７とアンダーカーペットケ
ーブル２０を覆って床に接着する構成がとられている。

ケーブルの他端は電話器用の分岐端子板等に接続される
。

ところで、アンダーカーペット配線システムの最大の特
長は、コンクリートスラブ内の配管ダクトが不用となる
ため、従来のビルに比べ床厚を薄くすることができ、従
って、ビルの総工費が安くなるということにある。この
ため既障のビルにあっては、種々魅力のあるアンダーカ
ーペット配線システムではあるが、ビル工事上のメリッ
トが出せず、かつ、カーペットが高価なこともあり一般
的に普及していない。しかし、該システムは新しく、ま
た将来性のあるシステムであるため、既設ビルにおいて
も、社長室ああるいはモデルルーム等特別の部屋を実験
的にアンダーカーペット配線システム化しようという動
きもまたでてきている。

〔問題が解決しようとする問題点〕

上述の既設ビルに新しいビルを対象として開発された前
述のアンダーカーペット配線システムを適用しようとす
ればアンダーカーベ−７）ケーブルの一端を屋内端子盤
に接続し、次に各電話器までの全ルートを前記の敷設方
法により敷設するのが一般的考えである。

一方、既設ビルにあっては、電話線は屋内端子盤から床
面下の電線管を通してアウトレットと呼ばれる取り出し
口より床面上に引き出されている場合が多く、既設ビル
にアンダーカーペット配線システムを適用する場合、現
在床面下に使用されている電話線がすべて無駄になって
しまうという問題があった。

〔問題を解決するための手段〕

本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ア
ウトレットで既設の電話線とアンダーカーペットケーブ
ルを接続し、アウトレットの位置よりアンダーカーペッ
トケーブルを敷設する既設ビルにおけるアンダーカーペ
ット配線システムを提供する。

〔実施例〕

以下図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明する
。第１図は本発明の配線システムにおいてケーブルを接
続し、アウトレットよりアンダーカーペットケーブルを
敷設した状態を説明するための断面図、第２図はアウト
レットのケーブル取り出し口を覆うアウトレットフィッ
ティングの下面側平面図、第３図はそのＩ−Ｉ断面図で
ある。

第１図において、既設の電話線２１はアウトレットで切
断され、アンダーカーペットケーブル２０と接続される
。接続には、市販されている１３号Ａ分岐端子板または
３Ｍ製ＵＲコネクタ等が用いられる。接続部２２は電線
管５内に入れられる。底の面積が、アウトレット４０ケ
ーブル取り出し口の穴よりわずかに大きい硬質ビニル製
のアウトレットフィッティング１でこの穴を覆い、かつ
該アウトレットフィッティングの外周部の床面との接触
場所は、両面粘着テープまたは接着剤等により床面に接
着固定される。アウトレットフィッティング１にはアン
ダーカーペットケーブル２０を１ないし２対収納し得る
溝１１が設けてあり、該溝を通してアンダーカーペット
ケーブル２０を床上に取り出すことができる。この位置
より電話器までアンダーカーペットケーブルは、前述し
た敷設方法により敷設される。前記アウトレットフィッ
ティング１は厚さが３ｗ以下と薄いためカーペット３の
盛り上りは目立たず、十分実用に耐え得るものである。

上記実施例において、アウトレットフィッティングの溝
の幅、深さ及び位置は使用するアンダーカーペットケー
ブルの種類、対数及び電話器の位置、台数によって変更
することができる。

例えば電話器１台に対して厚さ１．２瓢、幅４，５簡の
アンダーカーペットケーブルを使用する場合は、ケーブ
ルを敷設する方向、一方向に深さ１．３〜１．５Ｍ、幅
５聾程度の溝を設ければよいし、電話器が２台であれば
、溝の幅を１０ｍｎ程度にすればよい。また、アウトレ
ットの位置から見て、電話器が複数台、複数方向にある
場合には、アウトレットフィッティングの周囲に、アン
ダーカーペットケーブルの敷設する方向、複数方向に、
ケーブルが１ないし２対の通る溝を設ければよい。

また、アウトレットフィッティングの材質は硬質ビニル
製の場合を示したが、ベークライト、ＡＢＳ樹脂等の種
々の硬質プラスチック材料を用いることができる。

また、アウトレットフィッティングの外周部の床面との
接触場所には、あらかじめ離型紙のついた両面粘着テー
プを設けておく構造にしておいてもよい。

〔効　果〕

本発明のアンダーカーペット配線システムにあっては、
アウトレットで既設の電話線とアンダーカーペットケー
ブルとの接続が容易にでき、既設の電話線を生かすこと
ができるため、屋内端子盤から電話器までのすべてのル
ートをアンダーカーペットケーブルで敷設し直す必要が
なく、従来に比べ安価にかつ簡単に既設ビルにおいても
アンダーカーペット配線システムが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第。１図は本発明の配線システムにおいてケーブルを接
続し、アウトレットよりアンダーカーペットケーブルを
敷設した状態を説明するための断面図、第２図はアウト
レットフィッティングの下面側断面図、第５図はそのＩ
−Ｉ断面図、第４図はアンダーカーペットケーブルの敷
設方法の一具体例である。 １・・・アウトレットフィッティング、１１・・・溝２
０・・・アンダーカーペットケーブル、２１・・・既設
の電話線、２２・・・接続部、３・・・カーペット、４
・・・アウトレット、５・・・電線管、６・・・床、７
，８・・・ＰＶＣテープ。 第１図 第　２　閏 草　３　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ケーブルをカーペット下面に敷設するアンダーカー
   ペット配線システムにおいて、 アウトレットで既設の電話線とアンダーカ ーペットケーブルを接続し、アウトレット の位置よりアンダーカーペットケーブルを 敷設することを特徴とする既設ビルにおけ るアンダーカーペット配線システム。 ２、上記アウトレットのケーブル取り出し口はアウトレ
   ットフィッティングで覆われ、 該アウトレットフィッティングはカーペッ トで覆われることを特徴とする特許請求の 範囲第１項記載のアンダーカーペット配線 システム。 ３、上記アウトレットフィッティングは、アンダーカー
   ペットケーブルを収納し得る溝 が設けられてなることを特徴とする特許請 求の範囲第２項記載のアンダーカーペット 配線システム。