JPH0628901Y2 - フラットケーブル配線構造 - Google Patents

フラットケーブル配線構造

Info

Publication number
JPH0628901Y2
JPH0628901Y2 JP1987184838U JP18483887U JPH0628901Y2 JP H0628901 Y2 JPH0628901 Y2 JP H0628901Y2 JP 1987184838 U JP1987184838 U JP 1987184838U JP 18483887 U JP18483887 U JP 18483887U JP H0628901 Y2 JPH0628901 Y2 JP H0628901Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outlet
flat cable
terminal block
floor
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987184838U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0190231U (ja
Inventor
真人 河角
信儀 大沢
巖 吉谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Corp filed Critical Shimizu Corp
Priority to JP1987184838U priority Critical patent/JPH0628901Y2/ja
Publication of JPH0190231U publication Critical patent/JPH0190231U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0628901Y2 publication Critical patent/JPH0628901Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、多数のOA機器、コンセント、電話、弱電用
配線に対応できるフレキシビリティのあるフラットケー
ブル配線構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、オフィス内でOA機器用の電源用コンセントを設
ける場合、あるいは電話、インターホーン等の弱電用配
線を机上に取り出す場合には、コンクリート床内に金属
製の配管およびフロアボックスを埋め込んでおくフロア
配管方式が一般的であり、また、床面上にフラットケー
ブルを敷設し、任意の位置に電源用コンセント、電話用
ローテンションを設ける方法もあり、それぞれの方式専
用の電源用コンセント、電話用アウトレットが設置され
ている。第5図は、従来のフロア配管方式による配線例
を示し、電話用アウトレット1を有するフロア配管A
と、コンセント2を有するフロア配管Bが配設されてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
最近のオフィスビルにおいては、多数のOA機器が導入
され、それに伴い電源、電話、データ通信用として床面
より取出口の要求が増大してきている。
しかしながら、上記従来のフロア配管における床内配管
配線方式においては、レイアウト変更等が生じた場合に
配線の変更が極めて困難であるという問題を有してい
る。
実際には、とくに貸事務所などでは、設計時に使用され
る機器類の量や机類の配置が決定されておらず、取出口
の位置が適当な数で配置されているために、機器類や机
類が設置されると、過不足や取出口が必要な位置になく
て電線保護管(ワイヤプロテクタ)を必要な場所まで床
上に敷設し対処している。このため、床面に突起ができ
歩行中につまずいたり、機器類の設置に支障をきたし、
また室内の美観を損ねることにもなっていた。また、フ
ラットケーブルは任意の位置に取出口を設けることが可
能であるが、経済性に問題を有していた。
本考案は上記問題を解決するものであって、レイアウト
変更等に対するフレキシビリティを向上させることがで
きると共に、配線コストの低いフラットケーブル配線構
造を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本考案のフラットケーブル配線構造は、床面
15上に配設されるフラットケーブル20と、コンクリ
ート床10内に埋設されるフロア配管12と、フロア配
管12の所定箇所に配置される複数の中継ボックス11
と、中継ボックス11に取り付けられるフラットケーブ
ル接続用端子台ボックス31と、該端子台ボックス31
に形成される引出口27と、引出口27に対向して床面
下に固定されるプレート18と、プレート18に形成さ
れるフラットケーブル引出用の溝19と、前記端子台ボ
ックス31の引出口27に取り付けられるフラットケー
ブル接続端子台30と、前記端子台ボックス31の引出
口27を貫通して取り付けられる上下式コンセント17
と、前記端子台ボックス31の引出口27に対向して取
り付けられる電話用アウトレット21とを備え、接続端
子台30、コンセント17または電話用アウトレット2
1を選択的に取り付け可能にすることを特徴とするもの
である。
〔作用〕
本考案においては、例えば第1図に示すように、電源用
コンセントや電話用アウトレットを増設、変更したい場
合には、中継ボックス11にフラットケーブル接続用端
子台ボックス31(第4図)を取付け、フラットケーブ
ル20を床上に敷設して、アンダーカーペット用のコン
セント41および電話用アウトレット42を増設、変更
することができ、配線供給量を増大させると共に、レイ
アウト変更等に対するフレキシビリティを向上させるこ
とができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例について説明す
る。第1図は本考案のフラットケーブル配線構造を用い
た1実施例を示す配線図、第2図(a)は本考案に適用
される中継ボックスにフラットケーブル接続用端子台ボ
ックス及び上下式コンセントを取付けた構造を示す断面
図、同図(b)はフラットケーブル引出用のプレートの
平面図、第3図(a)は中継ボックスにフラットケーブ
ル接続用端子台ボックス及び電話用アウトレットを取付
けた構造を示す断面図、同図(b)はフラットケーブル
引出用のプレートの平面図、第4図は中継ボックスにフ
ラットケーブル接続用端子台ボックスを取付けた断面図
である。
第1図は本考案のフラットケーブル配線構造を用いた1
実施例を示し、フロア床下には電源用、電話用、データ
通信用の配線を有するフロア配管Cが埋設され、その所
定個所に中継ボックス11が配置されている。この中継
ボックス11には、必要に応じて第2図に示す上下式コ
ンセント17、第3図に示す電話用アウトレット21お
よび第4図に示すフラットケーブル接続用端子台ボック
ス31が取付けられる。そして、例えば、電源用コンセ
ントや電話用アウトレットを増設、変更したい場合に
は、中継ボックス11にフラットケーブル接続用端子台
ボックス31及び電源用コンセントや電話用アウトレッ
トを取付け、フラットケーブル20を床上に敷設して、
アンダーカーペット用のコンセント41、電話用アウト
レット42を増設、変更することができ、配線供給量を
増大させると共に、レイアウト変更等に対するフレキシ
ビリティを向上させることができる。
第2図は、前記中継ボックス11にフラットケーブル接
続用端子台ボックス31及び上下式コンセント17を取
付けた図であり、コンクリート床10内には、フロア配
管12が埋設され、所要の箇所に中継ボックス11が配
設されている。中継ボックス11の上部には、フラット
ケーブル接続用端子台ボックス31が取付けられてお
り、その内側四周にはエキステンションリング13が固
定され、該エキステンションリング13およびフラット
ケーブル接続用端子台ボックス31の引出口27を貫通
してコンセント支持部材14がカーペット床15にボル
トにより固定されている。該コンセント支持部材14に
は、スプリング16により付勢される上下式コンセント
17が支持されており、コンセント17を回転させるこ
とによりカーペット床15から出没自在になるように構
成されている。また、コンセント支持部材14と床面1
5と間には、プレート18が固定されており、該プレー
ト18は、(b)図に示すように、その4面にフラット
ケーブル取出用の溝19が形成され、床面15の下に配
設されるフラットケーブル20が、溝19を通って中継
ボックス11内の配線にフラットケーブル接続用端子台
ボックス31を介して接続されている。
第3図は中継ボックス11にフラットケーブル接続用端
子台ボックス及び電話用アウトレット21を取付けた図
を示している。電話用アウトレット21は丸ケーブル取
出口22とカバー23を有し、カーペット床面15の下
には丸ケーブル引出口22と対向してプレート24が取
りつけられている。該プレート24は、(b)に示すよ
うに、その4面にフラットケーブル引出用の溝25およ
び電話用アウトレット接合用閉止プラグ26が形成され
ている。
第4図は、フラットケーブル接続用端子台ボックス31
の引出口27にフラットケーブル接続端子台30を取り
付けた図を示している。フラットケーブルは接続端子台
30にて丸ケーブル又は丸電線の配線32と接続され
る。
本考案においては、フラットケーブル接続用端子台ボッ
クス31が電源用、電話用或いは通信用の引出口として
の機能と、フラットケーブル用の端子台としての機能を
有するために、第1図で説明したように、電源用コンセ
ントや電話用アウトレットを増設、変更したい場合に
は、中継ボックス11にフラットケーブル接続用端子台
30を取付け、フラットケーブル20を床上に敷設し
て、アンダーカーペット用のコンセント41、電話用ア
ウトレット42を増設、変更することができ、配線供給
量を増大させると共に、レイアウト変更等に対するフレ
キシビリティを向上させることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案においては、コンクリート床
の所定箇所に複数の中継ボックスを配置し、該中継ボッ
クスにはフラットケーブル接続用端子台ボックスを取付
け可能にすると共に、必要に応じて電源用コンセント又
は通信用アウトレット付フラットケーブル接続用端子台
ボックスを取付け、コンクリート床内に埋設されるフロ
ア配管内の配線と床面上に配設されるフラットケーブル
とを前記フラットケーブル接続用端子台ボックス内で接
続可能にすることにより、配線供給量を増大させると共
に、レイアウト変更等に対するフレキシビリティを向上
させることができる。また、従来のフラットケーブルの
配線方式に比較して安価に配線可能になるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のフラットケーブル配線構造を用いた1
実施例を示す配線図、第2図(a)は本考案に適用され
る中継ボックスにフラットケーブル接続用端子台ボック
ス及び上下式コンセントを取付けた構造を示す断面図、
同図(b)はフラットケーブル引出用のプレートの平面
図、第3図(a)は中継ボックスにフラットケーブル接
続用端子台ボックス及び電話用アウトレットを取付けた
構造を示す断面図、同図(b)はフラットケーブル引出
用のプレートの平面図、第4図は中継ボックスにフラッ
トケーブル接続用端子台ボックスを取付けた断面図、第
5図は従来のフロアダクトによる配線方式を示す配線図
である。 C……フロア配管、10……コンクリート床、11……
中継ボックス、12……フロア配管、13……エキステ
ンションリング、14……コンセント支持部材、15…
…カーペット床、16……スプリング、17……上下式
コンセント、18……上下式コンセント用フラットケー
ブル引出し専用プレート、19……フラットケーブル引
出用の溝、20……フラットケーブル、21……電話用
アウトレット、22……丸ケーブル引出口、23……カ
バー、24……電話用アウトレット用フラットケーブル
引出し専用プレート、25……フラットケーブル引出用
の溝、26……電話用アウトレット接合用閉止プラグ、
30……フラットケーブル接続用端子台、31……フラ
ットケーブル接続用端子台ボックス、32……丸ケーブ
ル又は丸電線の配線、41……アンダーカーペット用の
コンセント、42……電話用アウトレット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 吉谷 巖 大阪府大阪市北区西天満3丁目5番14号 攝陽工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−72025(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床面上に配設されるフラットケーブルと、
    コンクリート床内に埋設されるフロア配管と、該フロア
    配管の所定箇所に配置される複数の中継ボックスと、該
    中継ボックスに取り付けられるフラットケーブル接続用
    端子台ボックスと、該端子台ボックスに形成される引出
    口と、該引出口に対向して床面下に固定されるプレート
    と、該プレートに形成されるフラットケーブル引出用の
    溝と、前記端子台ボックスの引出口に取り付けられるフ
    ラットケーブル接続端子台と、前記端子台ボックスの引
    出口を貫通して取り付けられる上下式コンセントと、前
    記端子台ボックスの引出口に対向して取り付けられる電
    話用アウトレットとを備え、前記接続端子台、コンセン
    トまたはアウトレットを選択的に取り付け可能にするこ
    とを特徴とするフラットケーブル配線構造。
JP1987184838U 1987-12-03 1987-12-03 フラットケーブル配線構造 Expired - Lifetime JPH0628901Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987184838U JPH0628901Y2 (ja) 1987-12-03 1987-12-03 フラットケーブル配線構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987184838U JPH0628901Y2 (ja) 1987-12-03 1987-12-03 フラットケーブル配線構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0190231U JPH0190231U (ja) 1989-06-14
JPH0628901Y2 true JPH0628901Y2 (ja) 1994-08-03

Family

ID=31476174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987184838U Expired - Lifetime JPH0628901Y2 (ja) 1987-12-03 1987-12-03 フラットケーブル配線構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0628901Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6172025U (ja) * 1984-10-13 1986-05-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0190231U (ja) 1989-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09511296A (ja) 低い持上げパネル床の接続箱
US5713168A (en) Junction box for low profile raised panel flooring
JP2005312184A (ja) 無線アクセスライン延伸装置
JPH0628901Y2 (ja) フラットケーブル配線構造
JPH0223655B2 (ja)
CA2348062A1 (en) Method for installing a fiber optic conduit system
US5943833A (en) In-floor utility outlet
JP2574298B2 (ja) 置敷式フリ−アクセスフロアの配線処理方法及び装置
JP2527092Y2 (ja) 埋込用ケーブル変換接続ボックス
CN212277859U (zh) 一种异层配管线的综合布线网络
JP2850759B2 (ja) 配線ダクト装置
KR200190907Y1 (ko) 조합구성되는 다목적 세대단자함
KR960001442B1 (ko) 사무용 바닥재
JPH01311811A (ja) 建築物における配線システム
EP0852839A1 (en) Plastic junction box with receptacle boxes
JP2815745B2 (ja) 配線一体型床仕上げ材及びその敷設方法
JPS63244576A (ja) 接続ボツクス
JPH0545707Y2 (ja)
JPH08629U (ja) 二重床用分岐コンセント付ケーブルおよび分岐コンセント付ユニットケーブル
KR200267005Y1 (ko) 바닥재용 높이조절부재의 구조
JPH0827927A (ja) 間仕切りパネル
JPH0731012A (ja) 屋内電気配線システム
JPS62112849A (ja) インテリジエントビルの床構造
JP2542713Y2 (ja) 配線溝内蔵pc床版
JPS6115651B2 (ja)