JPS6122740Y2 - - Google Patents

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JPS6122740Y2
JPS6122740Y2 JP1981092200U JP9220081U JPS6122740Y2 JP S6122740 Y2 JPS6122740 Y2 JP S6122740Y2 JP 1981092200 U JP1981092200 U JP 1981092200U JP 9220081 U JP9220081 U JP 9220081U JP S6122740 Y2 JPS6122740 Y2 JP S6122740Y2
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JP
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axis direction
axis
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drive
nut
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JP1981092200U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はワーク物体若しくは加工装置などを取
りつけて、平面内に自在に動かすXYテーブル係
り、特に、高速で精密な移動を可能とするため運
動部分の重量を軽減したXYテーブルに関する。
上述のようなXYテーブルは自動加工機械等に
広く用いられ、その基本的構造は第1図のごとく
である。
X,Yは直交する2軸である。Yテーブル1は
Y軸方向の平行移動自在なようにガイド軸2,2
によつて案内される。5,5はガイド軸ブラケツ
トである。上記のYテーブル1上にXテーブル4
が、X軸方向の平行移動自在なように、ガイド軸
5,5によつて案内される。6,6はガイド軸ブ
ラケツトである。Yテーブル1をY軸方向に往復
駆動するため、Yテーブルモータ7およびYテー
ブル送りねじ8が設けられ、Xテーブル4をX軸
方向に往復駆動するため、Xテーブルモータ9お
よびXテーブル送りねじ10が設けられている。
上記のようなXYテーブルは、モータ7によつ
てYテーブル1をY軸方向に自在に平行移動さ
せ、かつ、モータ9によつてXテーブル4をYテ
ーブル1に対してX軸方向に自在に平行移動させ
ることにより、Xテーブル4をX−Y平面内で自
在に2次元運動せしめ得る。しかし、上記のよう
なXYテーブル機構においては、Yテーブル1が
Xテーブル4だけではなく、Xテーブルの駆動機
器であるモータ9および送りねじ10を支承して
いるため、Yテーブル1の総重量が大きく、従つ
てその慣性が大きいため、高速・精密な作動を行
わせ難い。
上述の事情に鑑み、平行移動部材の総重量を軽
減するため、第2図と第3図に示すようなXYテ
ーブルも実用化されている。
ベース50に対してX軸方向の平行移動自在な
ように、Xテーブル38がレール37,37で案
内されている。そして、上記Xテーブル38に固
設されたレール40,40がYテーブル42をY
軸方向の平行移動自在に案内している。
前記のXテーブル38をX軸方向に駆動するた
めXテーブル駆動用モータ31が設けられ、Yテ
ーブル42をY軸方向に駆動するためYテーブル
駆動用モータ45が設けられている。
Xテーブル駆動用モータ31はボールネジ32
を回転させ、これに結合されたナツト33をX軸
方向に自在に往復動させる。このナツト33には
ブラケツト34を介して2個のローラ35,35
が軸支されていて、Xテーブルに固着された駆動
バー39を挾持している。このようにしてモータ
31が回転するとナツト33がローラ35,35
および駆動バー39を介してXテーブル38をX
軸方向に平行移動させるようになつている。
Yテーブル駆動用モータ45も同様にして、ボ
ールねじ46,ナツト47,ローラ49,49お
よびYテーブルに固着された駆動バー44を介し
てYテーブル42をY軸方向に平行移動させるよ
うになつている。36,36′はXテーブルを図
の左方へ付勢しているスプリング、43,43′
はYテーブルを図の上方へ付勢しているスプリン
グである。これらのスプリングは駆動用伝動部材
間の遊隙を一方に寄せて、いわゆるガタを無くす
る作用をしている。
上記のようなXYテーブル機構において、XYテ
ーブル38はYテーブルの駆動用モータ45、ボ
ールねじ46,ナツト47およびローラ49,4
9の重量を担持していないので、総重量が比較的
小さく、従つて慣性も小さいが、次記のような不
具合がある。
Xテーブルの駆動機構は、Xテーブルの案内レ
ール37,37の側方から、駆動バー39を介し
て駆動力を伝える。このため、案内レール37,
37とローラ35との間の距離を腕の長さとする
回転ーメントが発性し、Xテーブル38に対して
X軸方向の駆動力の他に回転力を及ぼすので、X
テーブル38に不正な回動を生じさせる。その上
駆動バー39が曲げ力を受けて僅かながら曲げ変
形を生じるので、Xテーブル38の移動量とナツ
ト33の移動量とが厳密には一致しない。Yテー
ブルについても同様の不具合を生じる。
このような理由で第2図のXYテーブルは正確
な平行移動が行われず、XY平面内の回転を判つ
た動きをする。その上、平行移動量の誤差が大き
い。
本考案は以上の事情に鑑みて為され、平行移動
部の総重量を軽減して高速作動を可能ならしめ、
しかも回転方向の不正な動きを発生するおそれが
なく、精密に平行移動を行わせ得るXYテーブル
を提供しようとするものである。
本考案は、上記の目的を達成するため、Xテー
ブルの中央部に、Y方向の摺動自在なる如くX方
向駆動力伝達手段の受動部を支承し、上記の受動
部に対してX方向駆動力伝達手段の駆動部を結合
したことを特徴とする。
次に、本考案の一実施例を、第4図及び第5図
について説明する。
第4図に示すごとく、水平面内に直交する2X
軸、Y軸を想定し、Yテーブル17をベース21
に設けたローラガイド20,20によつてY軸方
向の平行移動自在に案内するとともに、上記のY
テーブル17に固設されたローラガイド15,1
5によつてXテーブル11をX軸方向の平行移動
自在に案内する。上記のYテーブル17の、X軸
方向について中央部にナツト26(第5図)を固
着し、Yテーブル駆動用モータ18によつて回転
せしめられるYテーブル用送りねじ19に螺合せ
しめる。前記のXテーブル11の中央部に、X方
向駆動用伝達機構の受動部としてX軸用ナツトブ
ラケツト22を設け、、ナツトブラケツトガイド
軸24によつてY軸方向の摺動自在に支承する。
23は摺動ベアリングである。なお、位置決めが
必要とされる物体若しくは装置は、移動するX軸
用ナツトブラケツト22と係合しないように隙間
を形成してXテーブル11上の周辺部に載置され
る。
第5図に示すごとく、本実施例の装置に於ける
固定部材である基盤27に固設されたブラケツト
13にXテーブル駆動用モータ12を取りつけ、
これにより、X軸方向の駆動力伝達機構の駆動部
であるXテーブル用送りねじ14を回転させる。
16は上記送りねじ用のブラケツトである。
前記のX軸用ナツトブラケツト22にナツト2
5を固着し、Xテーブル用送りねじ14に螺合せ
しめる。
本実施例のXYテーブル機構は以上のごとく構
成されているので、次記のごとくX軸方向の平行
移動とY方向の移動とを行わせることができ、こ
れらの両作動を同時に行わせることもできる。
(第4図参照) a Yテーブル駆動用モータ18によつてYテー
ブル用送りねじ19を回転させると、Yテーブ
ル17はY軸方向に平行移動する。この時、Y
テーブル17はX軸方向について中央部に設け
られたナツト26(第5図)を介してY軸方向
の力を受けるのでXY平面内の回動力を生じな
い。またYテーブル17は送りねじ19によつ
て駆動される前記駆動ナツト26の力を直接的
に受けるので、第2図の装置におけるが如き駆
動バーの撓みによる誤差が混入しないこのた
め、Y軸方向の平行移動を高精度で制御し得
る。そして、上記の如くしてYテーブル17が
Y軸方向に平行移動する際、Xテーブル11は
Yテーブル17と一諸に動かされるが、X軸用
ナツトブラケツト22はXテーブル用送りねじ
14と螺合しているのでY軸方向には動かず、
ナツトブラケツトガイド軸24上を相対的に摺
動し、Xテーブル11のY軸方向の平行移動を
妨げない。
b Xテーブル駆動用モータ12によつてXテー
ブル用送りねじ14を回転させると、Xテーブ
ル11はX軸用ナツトブラケツト22を介して
X軸方向に駆動される。この時、X軸用ナツト
ブラケツト22は必ずしもXテーブル11のY
軸方向につついて中央に位置しているとは限ら
ず、ナツトブラケツトガイド軸24に対して摺
動し得る範囲内で中央から偏位するが、最大限
に偏位した場合でも両側のXテーブル用ローラ
ガイド15,15に挾まれた区域内に位置して
おり、その最大変位量は(W−w)/2であ
る。ただし、Wはローラガイド20の摺動スト
ローク寸法、wはナツトブラケツト22の摺動
ストローク寸法である。このようにX方向駆動
手段の受動部であるナツトブラケツト22がX
テーブル11の中央付近に設けられているの
で、Xテーブル11が受ける回動力はX軸方向
の駆動力に比して著しく小さく、上記の回動
力、及びこの回動力によつて生じるXテーブル
11の回動は実用上無視することができる。
上記のX軸方向の駆動に関して、駆動バーの撓
みに起因する誤差が混入しないことについては、
既述のY方向駆動の場合と同様である。
この実施例において、Yテーブル17はXテー
ブルの駆動用モータ12、同ブラケツト13、及
び送りねじ14を担持していないので、Yテーブ
ルの総重量が小さく、慣性が小さい。このためY
テーブルを高速で精密に移動させることが容易で
ある。
第4図の実施例と同程度の移動範囲と支持容量
とを有する従来技術に係る第1図に形式のXYテ
ーブルにおいては、Yテーブルの総重量が約35Kg
であるのに比べて、本実施例のYテーブル17の
総重量は約20Kgであり、40%以上の重量軽減を達
成することができた。その結果、同程度の作動精
度を保ちつつその作動速度を約10倍に上昇せしめ
ることができた。
以上説明したように、本考案は、Xテーブルの
中央部にY軸方向の摺動自在なるごとくX軸方向
の駆動用伝達機構の受動部を支承し、上記の受動
部に対してX軸方向の駆動用伝達機構の駆動部を
結合することにより、平行移動部の総重量を軽減
して高速作動を可能ならしめ、しかも回転方向の
不生な動きを発生するおそれが無く、精密な平行
移動を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来一般的に用いられているXYテー
ブルの基本的構造を示す斜視図、第2図及び第3
図は平行移動部材の総重量を軽減するように改良
された従来形のXYテーブルを示すもので第2図
は平面図、第3図は側面図、第4図及び第5図は
本考案の一実施例に係るXYテーブルを示し、第
4図は全体的斜視図、第5図は垂直断面図であ
る。 1,17,42……Yテーブル、2,5……ガ
イド軸、3,6……ガイド軸ブラケツト、4,1
1,38……Xテーブル、7,18,45……Y
テーブル用モータ、8,19……Yテーブル用送
りねじ、9,12,31……Xテーブル用送りね
じ、10,14……Xテーブル用送りねじ、13
……モータブラケツト、15,20……ローラガ
イド、16……送りねじブラケツト、22……ナ
ツトブラケツト、23……摺動ベアリング、24
……ナツトブラケツトガイド軸、24,25,3
3,47……ナツト、32,46……ローラ、3
6,36′,43,43′……スプリング、37,
40……レール、39,44……駆動バー、50
……ベース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに直するX軸とY軸とを想定し、ベース上
    に、Y軸方向に平行移動し得るように支承された
    Yテーブルを設け、このYテーブル上に、X軸方
    向に平行移動自在なるごとくXテーブル上に、X
    軸方向に平行移動自在なるごとくXテーブルを支
    承してなるXYテーブルにおいて、上記Xテーブ
    ルの中央部に、Y軸方向に摺動自在なる如く、X
    軸方向の駆動力を伝達する手段の受動部を支承
    し、ベース上に固定されたX軸駆動源のX軸方向
    の出力を上記受動部に結合し、更にベース上に固
    定されたY軸駆動源のY軸方向の出力を上記Yテ
    ーブルのX軸方向の中央部に結合したことを特徴
    とする高速作動可能なXYテーブル機構。
JP9220081U 1981-06-24 1981-06-24 高速作動可能なxyテ−ブル機構 Granted JPS58831U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9220081U JPS58831U (ja) 1981-06-24 1981-06-24 高速作動可能なxyテ−ブル機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9220081U JPS58831U (ja) 1981-06-24 1981-06-24 高速作動可能なxyテ−ブル機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58831U JPS58831U (ja) 1983-01-06
JPS6122740Y2 true JPS6122740Y2 (ja) 1986-07-08

Family

ID=29887241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9220081U Granted JPS58831U (ja) 1981-06-24 1981-06-24 高速作動可能なxyテ−ブル機構

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JP (1) JPS58831U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63162132A (ja) * 1986-12-26 1988-07-05 Nippon Thompson Co Ltd Xyテ−ブル

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55142232U (ja) * 1979-03-27 1980-10-11

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Publication number Publication date
JPS58831U (ja) 1983-01-06

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