JPS61226371A - 自動車の前部車体構造 - Google Patents

自動車の前部車体構造

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Publication number
JPS61226371A
JPS61226371A JP6804985A JP6804985A JPS61226371A JP S61226371 A JPS61226371 A JP S61226371A JP 6804985 A JP6804985 A JP 6804985A JP 6804985 A JP6804985 A JP 6804985A JP S61226371 A JPS61226371 A JP S61226371A
Authority
JP
Japan
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panel
section
cowl
space
cross
Prior art date
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Pending
Application number
JP6804985A
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English (en)
Inventor
Shiro Nakatani
中谷 志郎
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車の車体におけるフロントウィンドーの
下方部分及びその周辺部分を形成する自動車の前部車体
構造に関する。
(従来の技術) 自動車の車体におけるフロントウィンドーの下端部とボ
ンネットとの間には、車幅方向に延びるカウルトップが
配設されることが多い。そして、このカウルトップの内
側には、実開昭55−70367号公報にも記載されて
いる如くその内部に閉断面空間が形成され、これにより
、衝突事故等の際に車体の車室形成部に作用する衝撃力
の緩和が図られ、あるいは、車外から車室内に取り込ま
れる空気の通路が得られるようにされる。このようなカ
ウルトップの内側における閉断面空間を形成する部分は
カウルボックスと呼ばれ、斯かるカウルボックスを含み
、自動車の車体におけるフロントウィンドーの下端部と
ボンネットとの間の下方部分及びその周辺部分を形成す
る前部車体構造は、例えば、第3回に示される如くのも
のとされる。
この第3図に示される構造において、カウルボックス1
1は、カウルトップ10とされる部分を含み、フロント
ウィンドー20の下方及びボンネットの下方に広がって
車幅方向に延びるカウルパネル部12と、カウルパネル
部12に接続されてその下方に配され、カウルパネル部
12とで閉断面空間18を形成して車幅方向に延びるダ
シユバネル部13とで構成される。カウルパネル部12
には、例えば、カウルトップ1oとボンネット14との
間から取り入れられた外気を閉断面空間18内に導入す
るための透孔12aが形成される。
斯かるカウルボックス11は、外気の通路を提供すると
ともに、車体に加わるねじり力に対する剛性(以下、こ
れをねじり剛性という)を高め、さらに、例えば、車体
に加えられる衝撃力の車室形成部への伝達を緩和する役
目を果たす。また、車室内部側においては、フロントウ
ィンドー20の下方に車幅方向に延びるインスッルメン
トバネル22が配され、その内部には、フロントウィン
ドー20の内面に吹き付けられる温風等を導くデフロス
タ−ダクト24が配設される。
上述の如くのカウルボックス11.インスッルメントバ
ネル22及びデフロスタ−ダクト24等を含む前部車体
構造は、車室内に良好な居住性を得べく、充分な車室内
スペースが確保されるように設計される。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、例えば、自動車の走行時における風圧抵
抗を低減せしめること等を目的として、あるいは、車体
デザイン上の要望から、第4図に示される如くにフロン
トウィンドー20の勾配が大なるものとされて、フロン
トウィンドー20の下端部の位置がボンネット14側に
移行せしめられる場合、車室内の居住性を損なわぬよう
充分な車室内スペースを確保するためには、デフロスタ
−ダクト24を第3図に示される如くの配設位置から車
体前方へ移動させることが必要となる。このとき、デフ
ロスタ−ダクト24をデフロスタ−の性能を低下させる
ことなく車体前方へ移動させると、第4図に示される如
く、カウルボックス11を構成するカウルパネル部12
及びダッシュパネル部13の車体前後方向の長さが縮小
されてしまうことになる。このようにして、カウルボッ
クス11の車体前後方向の長さが短縮され、それに伴っ
て閉断面空間18の断面積が小とされると、カウルボッ
クス11の剛性が低下して、車体のねじり剛性の低下、
あるいは、車体に加えられる衝撃力に対する緩和能力の
低下がもたらされる虞がある。
斯かる点に鑑み本発明は、フロントウィンドーの勾配が
比較的大なるものとされる車体において、車体のねじり
剛性の低下あるいは車体に加えられる衝撃力に対する緩
和能力の低下をまねくことなく充分な車室内スペースを
確保することができるようにした、カウルボックスを含
む自動車の前部車体構造を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく、本発明に係る自動車の前部車
体構造は、アッパーパネル及びフロントパネルから成る
カウルパネル部とロアーパネル及びバックパネルから成
るダッシュパネル部とで閉断面空間を形成して車幅方向
に延びるカウルボックスと、アッパーパネルから車室側
に延びる土壁板部、ロアーパネルから車室側に延びる下
壁板部及び土壁板部と下壁板部との両者に接続される後
壁板部から成って車幅方向に延びるクロスメンバーとを
備え、カウルボックスにおけるダッシュパネル部のバッ
クパネルとクロスメンバーとで閉断面空間が形成される
ものとされる。そして、その具体例においては、カウル
ボックスにおけるダッシュパネル部のバックパネルとク
ロスメンバーで形成される閉断面空間がデフロスタ−の
ダクトとして用いられる。
(作 用) 上述の如くの本発明に係る自動車の前部車体構造におい
ては、カウルボックスの後部に、カウルボックスを形成
するアッパーパネル及びロアーパネルから夫々延びる土
壁板部及び下壁板部を含むクロスメンバーが、カウルボ
ックスを形成するバツタパネルとで閉断面空間を形成し
て設けられ、このクロスメンバーとカウルボックスを形
成するバックパネルとで形成される閉断面空間が、デフ
ロスタ−のダクトとして用いられる。このため、フロン
トウィンドーの勾配が大なるものとされてその下端部が
ボンネットに比較的近い位置におかれる場合にも、カウ
ルボックスが、クロスメンバーにより車体前後方向の実
質長が大とされて補強され、その剛性が高められるとと
もに、デフロスタ−ダクトが車室内に突出せしめられな
いので、充分な車室内スペースが確保される。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は、本発明に係る自動車の前部車体構造の一例を
概略的に示し、第2図は、第1図における■−■線に沿
う断面を示す。この例が適用された自動車は、フロント
ウィンドーの勾配が比較的大とされている。
第1図及び第2図において、ボンネット30とフロント
ウィンドー32の下端部との間には、車幅方向に延びる
カウルトップ34が配設されていて、このカウルトップ
34は、アッパーパネル36に取り付けられている。ア
ッパーパネル36の前端部にはフロントパネル37が溶
接されていて、これらアッパーパネル36とフロントパ
ネル37とが車幅方向に延びるカウルパネル部38を形
成している。アッパーパネル36は、それに形成された
車幅方向に延びる段部39によって、フロントウィンド
ー32の下端部を支持するものとされている。
また、フロントパネル37にはアッパーパネル36の下
方に位置するロアーパネル44が溶接され、アッパーパ
ネル36の段部39の下面とロアーパネル44の上面と
の間に、バックパネル46がその下端部が車室内側に入
り込むように傾斜せしめられて溶接されている。これら
ロアーパネル44とバックパネル46とが、カウルパネ
ル部38に対向して車幅方向に延びるダッシュパネル部
47を形成している。
そして、上述のカウルパネル部38とダッシュパネル部
47とにより、閉断面空間49を形成して車幅方向に延
びるカウルボックス50が構成されているのであり、カ
ウルパネル部38を形成するアッパーパネル36には、
その上方に位置するボンネット30とカウルトップ34
との間から取り入れられる外気を閉断面空間49に導入
するための透孔35が穿設されている。なお、ダッシュ
パネル部47を形成するバックパネル46の上端がアッ
パーパネル36の段部39の下面に接続されることによ
り、アッパーパネル36のフロントウィンドー32の支
持部分に対する補強がなされている。
一方、アッパーパネル36の車室側に延びる延長部分3
6a及びロアーパネル44の車室側に延びる延長部分4
4aの両者に、車幅方向に延びるインナーパネル51の
端縁部が溶接されており、これらにより、アッパーパネ
ル36の延長部分35a、ロアーパネル44の延長部分
44a及びインナーパネル51を、夫々、土壁板部、下
壁板部及び後壁板部とするクロスメンバー52が構成さ
れている。そして、カウルボックス50を構成するダッ
シュパネル部47のバックパネル46とクロスメンバー
52とにより、車室側における閉断面空間53が形成さ
れている。
車室内で車幅方向に延びるクロスメンバー52はインス
ツルメントパネル54によって覆われ、インスツルメン
トパネル54はその上端縁部がフロントウィンドー32
の内面に沿うようにして傾斜せしめられて配設されてい
る。インスッルメントパネル54には、アッパーパネル
36の延長部分36aから伸びる所定の幅を有した2個
のデフロスタ−ノズル部55が開口しており、アッパー
パネル36の延長部分36aの各デフロスタ−ノズル部
55に対応する部分には透孔55aが設けられていて、
各デフロスタ−ノズル部55は閉断面空間53に通じて
いる。そして、ここでは、閉断面空間53がデフロスタ
−ノズル部55に連通ずる通風路であるデフロスタ−ダ
クトとして用いられる。
インスツルメントパネル54の内側には、第1図に示さ
れる如くに、ヒーターユニット56が取り付けられてお
り、このヒーターユニット56にその一端が接続された
送風管58の他端が、第2図に示される如く、閉断面空
間53を構成するクロスメンバー52に設けられた透孔
52aに接続されている。また、閉断面空間53内には
、第1図に破線で示される如く、各デフロスタ−ノズル
部55が設けられた位置における閉断面空間53をデフ
ロスタ−ノズル部55の幅に応じて区画する一対の仕切
板部材60が、その周縁部をアッパーパネル36の延長
部分36a、ロアーパネル44の延長部分44a、クロ
スメンバー52及びバックパネル46の夫々に密着させ
て取り付けられている。このようにして一対の仕切板部
材60によって画定された閉断面空間53内には、アッ
パーパネル36の延長部分36a及びバックパネル46
にその上縁部及び下縁部が接続された、クロスメンバー
52に設けられた透孔52aに対向する湾曲面を有する
導風板部材62が配されており、この導風板部材62は
、両側縁部が一対の仕切板部材60に密着せしめられて
取り付けられている。
このようにして、閉断面空間53の一対の仕切板部材6
0及び導風板部材62によって画定された部分にデフロ
スタ−ダクトが形成されているのであり、ヒーターユニ
ット56から送出された温風が、送風管58及びデフロ
スタ−ダクトとされた閉断面空間53の一部分を介して
デフロスタ−ノズル部55に達し、そこからフロントウ
ィンドー32の内側に向けて吹き出されることになる。
このようにして、アッパーパネル36及びフロントパネ
ル37からなるカウルパネル部38とロアーパネル44
及びバックパネル46から成るダッシュパネル部47と
で形成されるカウルボックス50が、その後部に配され
たアッパーパネル36の延長部分36aとロアーパネル
44の延長部分44aとインナーパネル51とで形成さ
れたクロスメンバー52により、車体前後方向の実質長
が大とされて補強され、高い剛性を有するものとされる
とともに、カウルボックス50を形成するバックパネル
46とクロスメンバー52とによりカウルボックス50
の後方に形成される閉断面空間53がデフロスタ−ダク
トとして利用され、そのため、フロントウィンドー32
下方において車室内に突出する部分が低減された、充分
な車室スペースが得られることになる。
なお、上述の例においては、アッパーパネル36とアッ
パーパネル36の延長部分36aとが、また、ロアーパ
ネル44とロアーパネル44の延長部分44aとが、夫
々、一体化されているが、アッパーパネル36にこれと
は別体のパネル部材を接続してアッパーパネル36の延
長部分36aとし、また、ロアーパネル44にこれとは
別体のパネル部材を接続してロアーパネル44の延長部
分44aとしてもよい。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る自動車の前
部車体構造によれば、フロントウィンドーの勾配が比較
的大なるものとされる車体においても、フロントウィン
ドーの下方部分近傍に設けられるカウルボックスの剛性
の低下、及び、それに基づく車体のねじり剛性の低下あ
るいは車体に加えられる衝撃力に対する緩和能力の低下
をまねくことなく、車室内における良好な居住性が得ら
れる充分な車室内スペースを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動車の前部車体構造の一例を概
略的に示す斜視図、第2図は第1図におけるn−n線に
沿う断面図、第3図は従来の自動車におけるフロントウ
ィンドー下方の部分及びその周辺部分の車体構造を示す
断面図、第4図はフロントウィンドーの勾配の変化に伴
う従来のフロントウィンドー下方の部分及びその周辺部
分の車体構造の変化の説明に供される図である。 図中、32はフロントウィンドー、36はアッパーパネ
ル、37はフロントパネル、38はカウルパネル部、4
4はロアーパネル、46はバックパネル、47ばダッシ
ュパネル部、49及び53は閉断面空間、50はカウル
ボックス、51はインナーパネル、52はクロスメンバ
ー、55はデフロスターノズル部である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アッパーパネル及びフロントパネルから成るカウ
    ルパネル部とロアーパネル及びバックパネルから成るダ
    ッシュパネル部とで閉断面空間を形成して車幅方向に延
    びるカウルボックスと、上記カウルパネル部のアッパー
    パネルから車室側に延びる上壁板部、上記ダッシュパネ
    ル部のロアーパネルから車室側に延びる下壁板部及び上
    記上壁板部と下壁板部との両者に接続される後壁板部か
    ら成り、上記ダッシュパネル部のバックパネルとで閉断
    面空間を形成して車幅方向に延びるクロスメンバーとを
    備えたことを特徴とする自動車の前部車体構造。
  2. (2)上記ダッシュパネル部のバックパネルと上記クロ
    スメンバーとで形成される閉断面空間がデフロスタのダ
    クトを構成することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の自動車の前部車体構造。
JP6804985A 1985-03-30 1985-03-30 自動車の前部車体構造 Pending JPS61226371A (ja)

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JP6804985A JPS61226371A (ja) 1985-03-30 1985-03-30 自動車の前部車体構造

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JP (1) JPS61226371A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01145279A (ja) * 1987-11-30 1989-06-07 Mazda Motor Corp 車両のカウルボックス構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01145279A (ja) * 1987-11-30 1989-06-07 Mazda Motor Corp 車両のカウルボックス構造

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