JPH0585422A - 自動車の下部車体構造 - Google Patents

自動車の下部車体構造

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Publication number
JPH0585422A
JPH0585422A JP3252408A JP25240891A JPH0585422A JP H0585422 A JPH0585422 A JP H0585422A JP 3252408 A JP3252408 A JP 3252408A JP 25240891 A JP25240891 A JP 25240891A JP H0585422 A JPH0585422 A JP H0585422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cross member
recess
floor panel
floor
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP3252408A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Fujii
義雄 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP3252408A priority Critical patent/JPH0585422A/ja
Publication of JPH0585422A publication Critical patent/JPH0585422A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/005Arrangement or mounting of seats in vehicles, e.g. dismountable auxiliary seats
    • B60N2/015Attaching seats directly to vehicle chassis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/20Floors or bottom sub-units

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の下部車体構造において、クロスメン
バに作用する側突荷重の支持性能を増大させ、側突時の
車室のつぶれ防止性を一層向上させる。 【構成】 車幅方向に延びるクロスメンバ10に下端開放
の車体前後方向に貫通する凹部14を形成し、該凹部14内
にフロアパネル2の下側において車体前後方向に延びる
フロアフレーム8を挿通させ、クロスメンバ10に作用す
る側突荷重をフロアフレーム8に分担支持させる。クロ
スメンバ10は、フロアパネル2に凹部12を形成し、該凹
部12内に配設することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロアパネルの下側に
配設されて車体前後方向に延びるフロアフレームと、フ
ロアパネルに設けられて車幅方向に延びるクロスメンバ
とを備えて成る自動車の下部車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車においては、従来より、車両の側
突(側面衝突)に対する車室の変形を防止するため、フ
ロアパネルに車幅方向に延びるクロスメンバを配設し、
側突荷重をこのクロスメンバを介して支持するようにし
た構造が知られている。
【0003】従来の上記クロスメンバは、例ば特開平2-
270683号公報に開示されている様に、フロアパネルの上
面に接合して車幅方向に延設し、車幅方向外側端はサイ
ドシルに、内側端はトンネル側壁に接合して成り、側突
時サイドシルから車幅方向内側に向かう側突荷重がかか
ると、該荷重をクロスメンバを介して該クロスメンバの
車幅方向内側端が突き当てられているトンネル側壁等に
伝え、該トンネル側壁等によって側突荷重を分担支持し
て車室変形を小さくするように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
クロスメンバ構造においては、クロスメンバに伝達され
る側突荷重を分担支持するのは上記の如くトンネル側壁
等であり、それらで支持し得る荷重には限度があり、そ
の限度を越えるとクロスメンバが車室内側に向けて変位
変形し車室の変形が生じる。従って、クロスメンバ構造
においては、出来るだけ大きな側突荷重を支持し得る様
に構成することが望ましく、そうすることによって車室
変形の一層の抑制が図られる。
【0005】本発明の目的は、上記事情に鑑み、より大
きな側突荷重の支持を可能とし、それによって側突時の
車室変形の一層の抑制を図るようにした自動車の下部車
体構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動車の下
部車体構造は、上記目的を達成するため、フロアパネル
の下側に配設されて車体前後方向に延びるフロアフレー
ムと、フロアパネルに設けられて車幅方向に延びるクロ
スメンバとを備えて成る自動車の下部車体構造であっ
て、上記フロアフレームとクロスメンバとの交差部にお
いてクロスメンバに車体前後方向に貫通する凹部を形成
し、該凹部内に上記フロアフレームを挿通させたことを
特徴とする。
【0007】上記クロスメンバの凹部内にフロアフレー
ムを挿通させるにあたっては、上記フロアパネルの上記
フロアフレームの上方に位置する上方領域を除き該上方
領域の車幅方向両側に位置する両側領域に下方に陥む凹
部を形成し、該フロアパネルの凹部に上記クロスメンバ
を配設し、該クロスメンバの凹部に上記フロアパネルの
上方領域を嵌入させて該クロスメンバの凹部内に上記フ
ロアフレームを挿通させることにより行なうことができ
る。
【0008】また、上記フロアパネルの凹部の底面には
傾斜を設け、該底面の略最下部に排水口を設けることが
できる。
【0009】
【発明の効果】本発明に係る車両の下部車体構造は、上
記の如くクロスメンバに凹部を形成し、その凹部内にフ
ロアフレームを挿通させて成るので、側突時側突荷重が
クロスメンバに伝達された場合クロスメンバはその凹部
においてフロアフレームに突き当り、従って側突荷重は
このフロアフレームによっても分担支持され、しかもフ
ロアフレームは高剛性部材であるので極めて大きな側突
荷重を分担支持可能であり、従って側突に対する車室変
形のより一層の抑制が実現される。
【0010】また、クロスメンバを設けるにあたって、
上記の様にフロアパネルに凹部を形成し、該凹部内にク
ロスメンバを配すれば、クロスメンバの凹部内にフロア
フレームを挿通させることができると共にクロスメンバ
の上面をフロアパネル面と略面一にすることができ、フ
ロアのフラット化が達成される。
【0011】さらに、上記の様にフロアパネルに凹部を
形成し、該凹部の底面に傾斜を設けて最下部に排水口を
形成すれば、深水路走行時等に車室内に水が入った場
合、上記フロアパネルの凹部を水ためとして利用できる
と共にその凹部にたまった水を効果的に排水することが
できる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示す
斜視図であり、図2および図3はそれぞれ図1のII-II
線およびIII-III 線断面図である。
【0013】図示の実施例は本発明をシャーシフレーム
付車体の下部車体構造に適用したものであり、フロント
フロアパネル2の車幅方向略中央には車体前後方向に延
びるトンネル4が上方に膨出形成されており、またフロ
アパネル2の車幅方向外側端は車体前後方向に延びるサ
イドシル6に接合されている。
【0014】上記フロアパネル2の下側にはフロアフレ
ームである車体前後方向に延びるシャーシフレーム8が
配設されており、フロアパネル2の上面には車幅方向に
サイドシル6からトンネル側壁4aまで延びるクロスメン
バ10が接合されている。
【0015】上記フロアパネル2には、上記シャーシフ
レーム8の上方に位置する上方領域2aを残してその上方
領域の車幅方向両側に位置する両側領域2bにそれぞれ下
方に陥む凹部12が形成されている。上記両凹部12のうち
車幅方向外側に位置する凹部12はサイドシル6からシャ
ーシフレーム8の近傍までとされ、車幅方向内側に位置
する凹部12はトンネル4の側壁4aからシャーシフレーム
8の近傍までとされている。
【0016】上記クロスメンバ10には、その車幅方向略
中央部であって上記フロアパネルの上方領域2a(フロン
トフレーム8)に対応する位置に下端開放の車体前後方
向に貫通する凹部14が形成されている。該クロスメンバ
10は上記フロアパネルの凹部12内に配設されて該凹部12
に接合されると共に、車幅方向外側端はサイドシル6
に、内側端はトンネル側壁4aの延長部4bに接合され、ま
た上記クロスメンバ10の凹部14には上記フロアパネル2
の上に凸となっている上方領域2aが嵌入し、そうするこ
とによってクロスメンバの凹部14内に上記シャーシフレ
ーム8が挿通され、クロスメンバ10の長手方向に直角な
断面内にシャーシフレーム8が位置する関係となってい
る。
【0017】上記の如く構成された下部車体構造におい
ては、車両側突時サイドシル6からクロスメンバ10に側
突荷重が作用するが、そのサイドシル6に作用する側突
荷重は従来と同様にトンネル側壁4a(正確には本実施例
ではトンネル側壁4aの延長部4b)およびフロアパネル2
によって支持されると共に、さらに上記クロスメンバの
凹部14においてシャーシフレーム8に突き当って該シャ
ーシフレーム8によっても分担支持され、しかもシャー
シフレーム8は高剛性部材であるので極めて大きな側突
荷重を支持可能であり、従って側突に対する車室変形の
より一層の抑制が可能となる。
【0018】また、上記フロアパネル2には図3に示す
様に車体前後方向において凹部12に向けて下方に傾く傾
斜が付され、該凹部の底面12a にも傾斜が付され、かつ
その底面12a の略最下部に排水口12b が形成されてい
る。
【0019】上記の如く形成することにより、深水路走
行中等において車室内に水が浸入した場合、その水は凹
部12に集まり、かつ凹部12から排水口12b を通ってスム
ーズに排水され、排水性の向上が図れる。なお、上記構
造においてはフロアパネル2の傾斜は省略し、凹部の底
面12a の傾斜と排水口12b のみとすることも可能であ
る。
【0020】上記クロスメンバの凹部14内にシャーシフ
レーム8を挿通させる態様としては、上記図1に示す態
様以外の種々のものを採用し得る。
【0021】例えば、図4に示す様に、クロスメンバ10
は、フロアパネル2に凹部を設けることなく該フロアパ
ネル2の上面に上に突出した状態で接合してサイドシル
6からトンネル側壁4aまで車幅方向に延設し、一方シャ
ーシフレーム8を少し上方に位置させてその上端をフロ
アパネル2の高さよりも上方に突出せしめると共にフロ
アパネル2のシャーシフレーム8上の部分をシャーシフ
レーム8に沿って上方に膨出させて膨出部2cとし、上記
クロスメンバの凹部14内にこの膨出部2cを嵌入すること
により該凹部14内にシャーシフレーム8を挿通させても
良い。
【0022】また、図5および図5のVI-VI 線断面図で
ある図6に示す様に、クロスメンバ10をフロアパネル2
の下面に接合し、該クロスメンバの凹部14に直接シャー
シフレーム8を挿通させても良い。
【0023】なお、上記図2,3において、20はドア、
22はトランスミッション、24はシート、26はダッシュロ
アパネルである。
【0024】上記各実施例はいずれも本発明をシャーシ
フレーム付車両に適用した例であり、従ってフロアフレ
ームはシャーシフレームであったが、本発明はモノコッ
クタイプの車両にも適用可能であり、従ってフロアフレ
ームはシャーシフレームに限るものではない。
【0025】また、本発明はクロスメンバの凹部内にフ
ロアフレームを挿通して該クロスメンバに作用する側突
荷重をフロアフレームに分担支持させれば良いものであ
り、クロスメンバの凹部内へのフロアフレームの挿通態
様はどのようなものでも良く、またフロアフレームは高
剛性部材であるのでそれだけでも十分に大きな側突荷重
を支持でき、従ってクロスメンバの他の部分の態様例え
ばクロスメンバ端部のトンネル側壁への突当ての有無等
は自由に決定すれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図
【図2】図1のII-II 線断面図
【図3】図1のIII-III 線断面図
【図4】他の実施例を示す斜視図
【図5】他の実施例を示す斜視図
【図6】図5のVI-VI 線断面図
【符号の説明】
2 フロアパネル 4a トンネル側壁 6 サイドシル 8 フロアフレーム 10 クロスメンバ 12 パネルの凹部 12a 凹部の底面 12b 排水口 14 クロスメンバの凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロアパネルの下側に配設されて車体前
    後方向に延びるフロアフレームと、フロアパネルに設け
    られて車幅方向に延びるクロスメンバとを備えて成る自
    動車の下部車体構造であって、 上記フロアフレームとクロスメンバとの交差部において
    クロスメンバに車体前後方向に貫通する凹部を形成し、
    該凹部内に上記フロアフレームを挿通させたことを特徴
    とする自動車の下部車体構造。
  2. 【請求項2】 上記フロアパネルの上記フロアフレーム
    の上方に位置する上方領域を除き該上方領域の車幅方向
    両側に位置する両側領域に下方に陥む凹部を形成し、該
    フロアパネルの凹部に上記クロスメンバを配設し、該ク
    ロスメンバの凹部に上記フロアパネルの上方領域を嵌入
    させて該クロスメンバの凹部内に上記フロアフレームを
    挿通させたことを特徴とする請求項1記載の車両の下部
    車体構造。
  3. 【請求項3】 上記フロアパネルの凹部の底面を傾斜さ
    せ、該底面の略最下部に排水口を形成したことを特徴と
    する請求項2記載の車両の下部車体構造。
JP3252408A 1991-09-30 1991-09-30 自動車の下部車体構造 Pending JPH0585422A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006281955A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Fuji Heavy Ind Ltd 車両のフロアパネル
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CN103770847A (zh) * 2014-02-28 2014-05-07 奇瑞汽车股份有限公司 一种车身前地板加强结构

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