JPS61225211A - ポリウレアウレタンの製造法 - Google Patents

ポリウレアウレタンの製造法

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JPS61225211A
JPS61225211A JP60067260A JP6726085A JPS61225211A JP S61225211 A JPS61225211 A JP S61225211A JP 60067260 A JP60067260 A JP 60067260A JP 6726085 A JP6726085 A JP 6726085A JP S61225211 A JPS61225211 A JP S61225211A
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Takao Ando
孝夫 安藤
Yoshio Kobayashi
良夫 小林
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はポリウレアウレタンの製造法に関する。
〔従来の技術〕
従来から、印刷イ゛ンキバインダーとし・Cウレタン@
詣溶液が使用され”Cいるが(たとえば特開昭52−4
1694号、特公昭54−2215号、及び特開昭55
−25458号各公報)、印刷物の耐油性、耐熱性、耐
粘着性、接着性等の性能が不十分であるという問題点を
有し°〔いた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは印刷物の耐油性、耐熱性、耐粘着性、接着
性等の性能のきわめ・Cすぐnた各種のプラスチックフ
ィルム等の非吸収性基材に対する印刷インキ用バインダ
ーに適したポリウレアウレタンの製造法につい′C鋭意
研究を重ねた結果、本発明に到達した。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は(i)脂環式ジイソシアネートとポリエステル
ジオールおよび必要により低分子ジオ−pと中 から末端イソシアネートウレタンプレポリマー(i1)
分枝脂肪族ジアミン及び/又は脂環式ジアミンおよび (i10一般式 %式%(i) (式中R1はヒドロキシエチル基又はヒドロキシプロピ
ル基を表わし、R2は水素、C1−C11のアルキル基
、ヒドロキシエチル基、又はヒドロキシプロピル基を表
わす、)で表わされるモノアミンを反応させることを特
徴とする一般式 %式%(2) 〔式中Aは分子量が600〜8000のポリエステルジ
オ−/I/(及び必要により分子量が62〜400の低
分子ジオ−/I/)部分、Xは脂環式ジイソシアネート
部分、Yは分枝脂肪族及び/又は脂環式ジアミン部分、
Zは一般式 %式%(3) (式中R,はヒドロキシエチル基又はヒドロキシプロピ
ル基を表わし、R2は水素+(i〜C6のア/!/ q
 /し基、ヒドロキシエチル基、又はヒドロキシプロピ
ル基を表わす。)で表わされるモノアミンからなる重合
停止剤部分、mは1〜10の整数、nは1〜15の整数
である−で表わされ、かつ60〜150℃の熱軟化点、
1.5〜5.0%の窒素含有量及びlO〜50に9/d
のフィルムにした場合の100%応力を有する分子!1
5ooo〜50000の可溶性ポリウレアウレタンの製
造法である。
本発明におい゛Cポリエステルジオーwとし°Cはジカ
ルボン酸(アジピン酸、アゼライン酸、セパシン酸、コ
ハク酸、グルタ/L/に、マレイン酸、フマル酸、フタ
/I/酸なト)とグリコ−7V(エチレングリコール、
プロピレングリコ−/l/、1.4・−ブタンジオ−/
I/、1.8− ブタンジオール、1.6−ヘキサンジ
オー/l/、1.8−オクタメチレンジオール、ネオペ
ンチルクリコー〜、ビスヒドロキシメチルシクロヘキサ
ン、ビスヒドロキシエチルベンゼン、アルキルジアルカ
ノールアミンなど)とを重縮合させ°C得られたもの、
りとえばポリエチレンアジペート、ポリブチレンアジペ
ート、ポリへキサメチレンアジペート、ポリエチレン/
プロピレンアジペート;ポリラクトンジオールたとえば
ポリカプロラクトンジオール;及びこれらの2種以との
混合物が挙げらnる。
ポリエステルジオールの平均分子量(水酸基価測定によ
る)は600〜8000 、好ましくはsoo〜250
0である。
低分子ジオールとし・Cは、を記ポリエステルジオール
の原料とし°C挙げたグリコール及びそのアルキレンオ
キシド低モル付加物(分子fi 400未満)が挙げら
れる。
低分子ジオールの重量はポリエステルジオールに対し通
常20%以下、好ましくは10%以下である。
本発明におい乙ポリエステルジオール以外の高分子ジオ
ールを使用した場合、すぐれた性能を有する印刷インキ
用バインダーとして適したポリウレアウレタンが得られ
ない。
脂環式ジイソシアネートとしCは、たとえば、1.4−
シクロヘキサンジイソシアネート、l−イソシアネート
−8−イソシアネートメチル−8,5,5−トリメチル
シクロヘキサン(IPDIと略す)、4.4′−ジシク
ロへキシル−メタンジイソシアネート、メチルシクロヘ
キシレンジイソシアネート。
メチルシクロヘキシレンジイソシアネート、イソプロピ
リデンジシクロヘキシ/l/−4,4’−ジイソシアネ
ート;及びこれらの二種以との混合物が挙げられる。こ
れらのうち好ましいものはIPDIである。
本発明におい°〔、脂環式ジイソシアネート以外の芳香
族ジイソシアネート及び脂肪族ジイソシアネートを使用
した場合、すぐねた性能を有する印刷インキ用バインダ
ーとし・で適した?リウレアウレタンが得られない。
分枝脂肪族及び/又は脂環式ジアミン残基を形成する分
枝脂肪族ジアミン及び/又は脂環式ジアミンとしCは、
分枝脂肪族ジアミン(i,2−プロピレンジアミン、2
,2.4− トリメチルヘキサメチレンジアミンなど)
、脂環式ジアミン〔1−アミノ−8−アミノメチyv 
−8,5,5−トリメチルシクロヘキサン(IPDA 
jニーNす)、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジ
アミン、イソプロピリデンジシクロヘキシ/L’−4,
4’−ジアミン、1.4−ジアミノシクロヘキサンなど
〕及びこれらの二種以りの混合物があげらnる。
こわらのうち好ましいものは、脂環式ジアミンであり、
とくに好ましいものは、IPDAである。
分枝脂肪族ジアミン及び/又は脂環式ジアミンの一部(
該ジアミンに対し°〔通常40モル%以下、好ましくは
20モル%以下)を直鎖脂肪族ジアミン(たとえば、エ
チレンジアミン、プロピレンジアミン、及びヘキサメチ
レンジアミン)で置キ換えることもできる。
本発明におい°C1分枝脂肪族及び/又は脂環式ジアミ
ンを使用しない場合、すぐれた性能を有する印刷インキ
用バインダーとし°C適したポリウレアウレタンが得ら
れない。
一般式(i)におい°C%R2のC1〜C6のアルキル
基とし′Cは、メチル基、エチ/L’基、ヘキシル基な
どが挙げられる。R2のうち好ましいものは、水素、ヒ
ドロキシエチル基、及びヒドロキシプロピ/に基である
一般式(υで示されるモノアミンとし°Cは、ジェタノ
ールアミン、エタノールアミン、ジイソプロパツールア
ミン、イソプロパツールアミンなどが挙げられる。
一般式(i)で示されるモノアミンは重合停止剤とし′
C用いられる。このモノアミン以外の重合停止剤(アル
キルアミン、ジアルキルアミンなど)を使用した場合、
すぐれた性能を有する印刷インキ用バインダーとし°C
適しtこポリウレアウレタンが得られない。
本発明におい゛C1ポリウレアウレタンは、脂環式ジイ
ソシアネートとポリエステルジオールおよび必要により
低分子ジオールとをイソシアネート基過剰のモル比で反
応させ・CPJられる末端イソシアネート基のプレポリ
マー、鎖伸長剤とし°Cの前記ジアミンおよび重合停止
剤としCの前記モノアミンを反応させることにより製造
することができる。
重合停止剤(モノアミン)の添加方法は鎖伸長反応前に
添加し反応させる、あるいは鎖伸長反応時、鎖伸長剤(
ジアミン)と同時に添加する、あるいは鎖伸長反応終了
後、添加し°C反応停止するなどいずれの方法でもよい
プレポリマーを製造するに当り、NGO10H比は、1
.1/1〜2/1の範囲内にある必要がある。
NGOlof(比が1.1/1より小さいときは、一般
式(2)におけるmが10より大きくなる。また、NG
O10H比が、2/1を越えると、一般式(2)におけ
るmがOのものが冬瓜に得られるようになる。
ポリウレアウレタンを製造するに当り、ジアミン及びモ
ノアミンのアミノ基の合計は、プレポリマーのイソシア
ネート基1当量に対しC1通常0.95〜1.01当重
、好ましくは0.98〜1.00当量もある。ジアミン
とモノアミンのアミノ基の当量比は1/2〜15/2の
範囲内にある必要がある。ジアミンとモノアミンのアミ
ノ基の当量比が1/2  より小さいときは、一般式(
2)におけるnが0のものが、多量に得られるようにな
る。
また、ジアミンとモノアミンのアミノ基の当量比が15
72より大きいときには一般式(2)にδけるnが16
より大きくなる。
L記方法におい′Cは重合は溶剤の存在下又は非存在下
で行なわれ、非存在下で行なった場合には後から溶剤を
加えるか又は、一度固形の樹脂を製造した後、溶剤に溶
解する方法などを行なうことができるが、均一なポリマ
ー溶液を得るためには、重合は溶剤の存在下に行なう方
が好ましい。
使用される溶剤としCは、たとえばエタノ−!、イソプ
ロパノ−μなどのアルコール;アセトン、メチルエチル
ケトン、シクロヘキサノンなどのケトン;ジオキサン、
テトラハイドロフランなどのエーテル;トルエンなどの
芳香族炭化水素;クロルベンゼン、トリクレン、パーク
レンなどのハロゲン化炭化水素;酢酸エチ〃、酢酸ブチ
ルなどのエステル及びそれらの2種以との混合物があり
、溶解性及び、経済性からイソプロパノ−μ、アセトン
、メチ〃エチμケトン、酢酸エチル、ドアyエン及びそ
れらの2種以上の混合物が好適である。
本発明で得られるポリウレアウレタンは一般式%式%(
2) 〔式中人は分子量が600〜3000  のポリエステ
ルジオ−/I/(及び必要により分子量が62〜400
の低分子ジオ−/I/)部分、Xは脂環式ジイソシアネ
ート部分、Yは分枝脂肪族及び/又は脂環式ジアミン部
分、Zは一般式 %式%(3) (式中R1はヒドロキシプロピル又はヒドロキシプロピ
ル基を表わし% R,は水素、C1〜C6のアμキ〜基
、ヒドロキシエチル基、又はヒドロキシプロピル基を表
わす。)で表わされるモノアミンからなる部分、mは1
−10の整数、nは1−15の整数である。〕で表わさ
れる。
一般式(2)におい°CAのポリエステルジオール(及
び必要により低分子ジオ−/L/)部分は、一般式 %式%(4) 〔式中A′は分子量が600〜8000のポリエステル
ジオール(及び必要により分子線が62〜400の低分
子ジオ−/L/)残基である。〕で表わされる基があげ
られる。
一般式(2)においCXの脂環式ジイソシアネート部分
は、一般式 (式中X′は脂環式ジイソシアネート残基である)で表
わされる基があげられる。
一般式(2)においCYの分校脂肪族及び/又は脂環式
ジアミンの部分は、一般式 (式中Y′は分枝脂肪族及び/又は脂環式ジアミン残基
である。)で表わされる基が挙げられる。
一般式(2)におい・Csmは1−10の整数、好まし
くは1〜4の整数である。mが1未満では、得られるポ
リウレアウレタンの接着性が悪くなり、場合によ・りC
は、十分に溶剤に溶解せず均一で安定なポリウレアウレ
タン溶液となり難い。n+1  個のmは同一でも異つ
Cい°Cもよい。mが10 を越えると、得られるポリ
ウレアウレタンが機械的強度の劣弱なものとなる。
一般式(2)におい′C,nは1〜15の整数、好まし
くは8〜12の整数である。nが1未満では、得られる
ポリウレアウレタンの耐粘着性、耐溶剤性、耐熱性が悪
くなる。nが15を越えると、接着性が悪くなり、また
、印刷インキバインダーとし・C使用する場合°・一般
に使用される溶剤で希釈した時に、粘度が高(実用と使
用が困難になる。
本発明により得られるポリウレアウレタン溶液の樹脂分
濃度(重量%)及び粘度は特に制限されないが、作業性
、経済性、及び物性から、通常濃度は6〜80%好まし
くは10〜60%、粘度は100〜500000 (C
PS/20℃)が良好である。
本発明により得られるポリウレアウレタンの熱軟化点、
窒素含有産、10096応力及び分子量は樹脂の性能に
関係するので、一定範囲にあることが必要である。
熱軟化点は60〜150℃、好ましくは80〜120°
Cである。熱軟化点が60°C未満であれば、耐粘着性
、及び耐熱性が不良であり、150℃を越えると接着性
が悪くなり、また、印刷インキ用バインダーとし°C使
用する場合一般に使用される溶剤による希釈が、実用と
困難になる。
窒素含有量は1.5〜5.0%、好ましくは2.0〜4
.0%である。窒素含有量が1.5%未満であれば、耐
粘着性及び耐溶剤性が悪くなり、5.0%を越えると可
撓性及び接着性が悪くなる。
フィルムにした場合の100%応力はlO〜50に9/
誠好ましくは15〜85 kg/dである。100%応
力が10 kg/cd未満であれば、耐粘着性が不良で
あり、50 kQ/dを越えると接着性が悪くなる。
熱軟化点及び100%応力は、ポリエステルジオールの
種類及び窒素含有量等により、調整することが出来る。
分子量は8000〜50000、好ましくは10000
〜4000Gである。分子量が80001未満であれば
、耐粘着性、耐溶剤性及び耐熱性が悪くなり、5000
0を越えると接着性が悪くなり、また、印刷インキで一
般に使用される溶剤で希釈したとき、粘度が高く、実用
り使用が困難になる。
本発明により得られるポリウレアウレタンは、その構造
に特徴があり、一般式(2)で表わされる構造を有する
場合にのみ、印刷インキ用バインダーとし・〔使用した
場合印刷物の耐油性、耐熱性、耐粘着性、接着性等の性
能のきわめ°Cすぐれた各種のプラスチックフィルム等
の非吸収性基材に対する印刷インキ用バインダーを得る
ことができる。
本発明により得られたポリウレアウレタンは、特に特殊
グラビアインキ用バインダー(ポリエステルフィルムや
ナイロンフィルム用など)とし′〔好適である。
また必要があればポリウレアウレタンにポリアミド、ニ
トロセルロース、ポリアクリル酸エステル、ポリ塩化ビ
ニル、スチレンブタジェンゴム、エポキシ樹脂などの合
成樹脂を溶解、混合し・C使用することもできる。
本発明におけるポリウレアウレタンを印刷インキバイン
ダーとし°C使用する場合には、従来のバインダーに代
え′C又はそnとともに使用することができる。たとえ
ば、本ポリウレアウレタンを通常5〜50重15%、好
ましくは10〜80重鳳%の溶液にし・にの中に顔料や
必要により他の樹脂類及び顔料分散剤等の添加剤を加え
、ボールミルなどの通常のインキ製造装置を用い混練す
ることによつ゛C印刷インキを製造することができる。
この際使用される溶剤とし′Cは、たとえば、エタノー
ル、イソプロパツールなどのアルコール;アセトン、メ
チルエチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン;ジ
オキサン、テトラハイドロフランなどのエーテル;トル
エンなどの芳香族炭化水素;クロルベンゼン、トリクレ
ン、パークレンなどのハロゲン化炭化水素;酢酸エチル
、酢酸ブチρなどのエステル及びこれらの二種以との混
合物があり、溶解性及び経済性から、イソプロパツール
、アセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、トルエ
ン及びこれらの2種以との混合物が好適である。
又、本発明により得られるポリウレアウレタンは、ポリ
イソシアネート系硬化剤と併用し、いわゆる二液型印刷
インキ、二液型塗料その他の二液型コーテイング材とし
・Cも使用することができる。に二液型で使用されるポ
リイソシアネート系硬化剤とし・Cは、たとえばトリメ
チロールプロパン1モルとトリレンジイソシアネート、
1.6−へキサメチレンジイソシアネート又はIPDI
 8モルから合成されるアダクト体;1.6−へキサメ
チレンジイソシアネート又はIPDIのイソシアネート
基の環状三量化によつ゛C合成されるイソシアヌレート
基含有の三1体;水tモルと1.6−ヘキサメチレンジ
イソシアネート8モルから合成される部分♂ユレット反
応物及びこれらの二種以tの混合物が好適である。二液
型とし′C使用する場合、ポリイソシアネート系硬化剤
の添加量はポリウレアウレタン溶液に対し′C1通常0
.5〜lO重重%である。
その他の二液型コーチイン材とし′Cはスキンフオーム
用コーテイング材(スキン形成剤)〔たとえば特願昭5
7−128217号、特願昭57−128875号明細
書記載のもの〕、織物、不織布等の被覆(たとえば特公
昭58−2979号公報記載のもの)が挙げられる。
〔実施例〕
以下実施例及び比較例により本発明をさらに説明するが
、本発明はこれに限定されるものではない。実施例中の
部は重量部である。
実施例および比較例においC1用いる略号の詳細は下記
のとおりである。
PEA  :ポリエチレンアジペート PBA  :ポリ(i,4−ブチレン)アジペートPC
L  :ポリカプロラクトンジオールPPG  :ポリ
プロピレングリコール、数字は分子量を表わす。
EG  :エチレングリコーμ DEA  ニジエタノールアミン DIPA  ニジイソプロパノールアミンH12MDA
 ニジシクロヘキシルメタン−4,4′−ジアミン DBA  ニジ−n−ブチルアミン 実施例1 攪拌機、温度計、ジムロート、およびN2ガス導入管を
付した、514つロフラスコにPEA 1000・を7
8部部及びIPDIを217部仕込みN2ガスを流通し
なから120°Cで5時間反応させ遊離NCO価1.6
1%のプレポリマーを得た。このプレポリマーを室温ま
で冷却した後、メチルエチ/L’rトン2383部を加
え゛C均一に溶解し、次にIPDA 28.9部、 D
EA9゜85部、イソプロピルアルコ−/M 78.8
部から成る明の固形分80%で粘度950 CPS (
20°C)を有するものであった。
以下同様の操作で後記する仕込組成で実施例2〜7およ
び比較例1〜6を製造した。
実施例2 PEA 1800   844部 IPDI     156部 IPDA      35.0部 DIPA        6.84部 メチルエチルケトン          2338  
 部イソプロピルアルコ−)v           
 98  部このものは固形分80%で粘度1880 
CPS(20°C)であった。
実施例8 PBA 1500    772部 IPDI      288部 IPDA         79.8部DEA    
          8.22部メチルエチルケトン 
          1555  部イソプロピルアル
コ−/I/            988   部こ
のものは固形分30%で粘度1250 CPS(20’
C)であった。
実施例4 PBA 1900    865部 IPDI     185部 H12MDA        24.7部DIPA  
           7.81部メチルエチルケトン
           2838  部イソプロピルア
ルコ−)v             76  部この
ものは固形分80%で粘度900 CPS(20°C)
であった。
実施例5 PCL 1200    730部 IPDI      270部 IPDA        85.2部 DEA        21.1部 メチルエチルケトン            1555
   mイソプロピルアルコ−/I/1026   部
このものは固形分30%で粘度710 CPS(20’
C)であった。
実施側6 PCL 2000    818部 IPDI      182部 H1□MDA        76.6部DIPA  
            9.70部メチルエチルケト
ン            1555   部イソプロ
ピルアルコ−/1/            979 
  部このものは固形分30%で粘度1490 CPS
(20°C)であった。
実施例7 PCL  2000               7
96   部 。
EG         11.1部 IPDI                  198
  部IPDA        42.4部 DEA             7.48部メチルエ
チルケトン            2888  部イ
ソプロピルアルコ−Iv           116
   部このものは固形分30%で粘度1180 CP
S(20℃)であ・つだ。
比較例1 PEA 1500    818部 IPDI      182部 H12MDA        58.8部DEA   
          2.69部メチルエチルケトン 
          2888  部イソプロピルアル
コ−tI/182   部このものは固形分80%で粘
度8840 CPS(2G’C)であ・つた。
比較例2 PEA 1000    750部 IPDI      250部 IPDA         81.5部DIPA   
      49.2部メチルエチルケトン     
      2838  部イソプロピルアルコ−/l
/            188   部このものは
固形分80%で粘度180 CPS(20°C)であっ
た。
比較例3 PEA 800     648部 IPDI      867部 H12MDA      156部 DEA         12.0部 メチルエチルケトン           1555 
 部イソプロピルアルコ−/L’          
 1171   部このものは固形分80%で粘度10
50 CPS(20℃)であった。
比較例4 PEA 1600     788部 IPDI      217部 IPDA         T6.1部DBA8・26
部 メチルエチルケトン           1555 
 部イソプロピpアμコーlv           
975   部このものは固形分8096で粘度187
0 CpS(20℃)であった。
比較例5 PPG 2000     818部 IPDI      182部 IPDA         62.0部DEA    
           7.66部メチルエチルケトン
            1555  部イソプロピμ
アpコー/L’            941   
部このものは固形分80%で粘度780 CPS(20
°C)であった。
比較例6 PCL 2000    898部 IPDI      107部 DIPA             9.18部メチル
エチルケトン            2888  部
イソプロピルアルコール             2
1  部このものは固形分30%で粘度460 CPS
(20’C)であった。
参考例1 実施例1〜7および比較例1〜6で製造された一般式 %式%(7) 〔式中A′:ポリエステルジオール部分、X′ニジイソ
シアネート部分、 Y#ニジアミン部分、 Z′:モノアミン部分、 m’ + n’ :整数     である。〕で表わさ
れる表1のポリウレアウレタン(実施例1〜7.比較例
1〜6)を印刷インキ用バインダーとし性能試験を行な
った。
表  1 実施例I  PEA100OIPDI  IPDA  
 DEA   4  g$ 2 PEA 18001P
DI IPDA DIPA 28# :(PBA 15
00 IPDI IPDA DEA 、112# 4 
PBA 1900 IPDI H12MDA DIPA
 84# 5 PCL 1200 IPDI IPDA
 DEA 15e 6 PCL 20001PDI H
12MDA DIPA 110# 7 PCL−200
0/IPDI IPDA DEA 27EG混合物 (モル比69/81) 比較例I  PEA  1500 1PDI  H12
MDA  DEA   2 202  PEA 100
0  IPDI  IPDA  DIPA  2 18
  PEA  800  IPDI  H12MDA 
 DEA   1 184  PEA 1600  I
PDI  IPDA  DBA   1 145  P
PG 2000  IPDI  IPDA  DEA 
 1 106  PCL  2000 1PDI  使
用せず DIPA  18 0表1のポリウレアウレタ
ンの熱軟化点、窒素含有量、分子量及びフィルムにした
場合の100%応力は表2の通りであった 表  2 実施例1   110     118    21,
200   21# 2 9G  2.52 40,0
00 18々8 120 8.97 27.600 8
1々4 80 2.05 84,000 15# 5 
180 4.62 11.000 45中6 110 
8.16 29.800 21# 7 105 8.0
8 29,100 22比較例1   110    
 2.89    81.400   22#  2 
造膜成なし   8.86     5,800  造
膜成なし#   8   170     5.78 
   20.400  110$   4   120
     8.78    88.800   28ケ
  5    To      8.21    2g
、800   15孕  6   50     1.
48    29.400   18尚、表2中の各測
定値は以下の様な方法で測定した。
■フィルムの作成 ポリウレアウレタン溶液をポリウレアウレタン樹脂分が
8.25重量部になるようにガラス板tに886t11
(i8cIIIX21ff)(7)面積に流延し、l/
 ヘ’Jング及び脱泡後50〜60℃で4〜5時間乾燥
し、さらに50〜60℃で10時間減圧(i〜5wHg
)乾燥後、8〜6日間25℃、60%RHで保存し′〔
、フィルムを得た。
得られたフィルムを物性測定に供した。
■ 熱軟化点の測定 サンドペーパーで傷つけ′C不透明化したt記フイμム
の小片(約1mn角)を柳本製作所製微量融点測定器M
P−52で測定した。小片を軽く押え、フィルムが透明
化し、光が透過した温度を熱軟(E。
点とした。
■窒素含有量の測定 ケpダーI−ル法によった。
■分子量の測定 ポリウレアウレタン樹脂分0.5重量%のテトラヒドロ
フラン溶液を調整し、東洋曹達工業■製GPC装置HL
C−8021、カラムGMH6X2を使用し−C,注入
量500pl、流速1.0m4/g、圧力2otcg/
cti。
RI検出器RANGE 82で測定し、数平均分子量を
分子量とした。
0100%応力の測定 8母型ダンベρで打ち抜いたt記フィルムの試験片を高
滓製作所製オートグラフl5−5000を使用し・C引
張速度500+nm/分で25°C160%RFIで測
定した。
尚、虹記実施例1〜7.比較例1〜6のポリウレタンウ
レアをバインダーとし・C用い印刷インキを作ったとこ
う、実施例1〜7のポリウレタンウレアは、印刷物の耐
油性、耐熱性、耐粘着性、接着性等の性能がきわめ・C
すぐれ′〔いたが、比較例1および3のポリウレアウレ
タンは接着性が不良で、比較例2.5および6のポリウ
レアウレタンは耐粘着性、耐油性、耐熱性が不良で、比
較例4のポリウレアウレタンは、接着性、耐油性が不十
分であった。
〔発明の効果〕
本発明は印刷インキ用バインダーとし・C適したポリウ
レタンウレアを製造することができるという効果を奏す
る。すなわち本発明により得られるポリウレアウレタン
を使用したバインダーは印刷物の耐油性、耐熱性、耐粘
看性、接着性等の性能のきわめCすぐれた各種のプラス
チックフィルム等の非吸収性基材に対する印刷インキを
与える。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(i)脂環式ジイソシアネートとポリエステルジオ
    ールおよび必要により低分子ジオールとからの末端イソ
    シアネートウレタンプレポリマー。 (ii)分枝脂肪族ジアミン及び/又は脂環式ジアミン
    および (iii)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中R_1はヒドロキシエチル基又はヒドロキシプロ
    ピル基を表し、R_2は水素、C_1〜C_6のアルキ
    ル基、ヒドロキシエチル基、又はヒドロキシプロピル基
    を表わす。)で表わされるモノアミンを反応させること
    を特徴とする一般式 Z−〔X−(A−X)−_mY〕−_nX−(A−X)
    −_mZ(2)〔式中Aは分子量が600〜3000の
    ポリエステルジオール(及び必要により分子量が62〜
    400の低分子ジオール)部分、Xは脂環式ジイソシア
    ネート部分、Yは分枝脂肪族及び/又は脂環式ジアミン
    部分、Zは一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(3) (式中R_1はヒドロキシエチル基又はヒドロキシプロ
    ピル基を表わし、R_2は水素、C_1〜C_6のアル
    キル基、ヒドロキシエチル基、又はヒドロキシプロピル
    基を表わす。)で表わされるモノアミン部分、mは1〜
    10の整数、nは1〜15の整数である。〕で表わされ
    、かつ60〜150℃の熱軟化点、1.5〜6.0%の
    窒素含有量及び10〜50kg/cm^2のフィルムに
    した場合の100%応力を有する分子量8000〜50
    000の可溶性ポリウレアウレタンの製造法。
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