JPS61225074A

JPS61225074A - 面順次ライン記録装置

Info

Publication number: JPS61225074A
Application number: JP6628285A
Authority: JP
Inventors: Kunio Yasumi; 邦夫八角
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1985-03-29
Filing date: 1985-03-29
Publication date: 1986-10-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】抜比分」この発明は、複数色のインク面を繰り返し備えるインク
シートを用い、プラテンと搬送ローラとの間にカット紙
を挟んで往復動し、そのカット紙を前記インクシートの
各インク面に逐次重ね合わせて、そのカット紙に順次カ
ラー記録を行う、プリンタ・複写機・ファクシミリなど
の面順次ライン記録装置に適用し得る。

比來伎搦従来、この種の、たとえばライン熱転写プリンタでは、
カット紙を搬送しながらはじめにイエロで印字を行い、
印字終了後もしばらく搬送してカッＩ・紙とインクシー
トとを少なくとも印字最終位置まで完全に剥離し、その
後カット紙のみを元の位置まで戻してその上に重ねてマ
ゼンタで印字を行い、同様にしばらく搬送してカット紙
とインクシートとを剥離し、ついで再びカット紙を元の
位置まで戻してさらに重ねてシアンで印字を行っていた
・あるときには、さらにその上にブラック、あるいはレ
ッドおよびブラックなどで、同様の方法により印字を行
うことがあった・このため、重ねて印字を行うから、イエロ・マゼンダシ
アン等の各印字間で位置ずれを生じないように、第７図
に示す如くカット紙（１）をもっとも送ったときでもカ
ット紙（１）の後端（ｌａ）を常にプラテン（２）と該
プラテン（２）に押し当てる搬送ローラ（３）との間で
挟むこととし、その後カット紙（１）を逆送してもスリ
ップやスキューを生ずる虞れをなくし、カット紙（１）
の送り精度を確保していた。

そこで、この種の記録装置にあっては、第７図に示す印
字最終位置（ａ）からカット紙（１）の用紙端（ｂ）ま
で印字を行うことができず、その間の余白部分（ｍ）が
どうしても広くなる欠点があった。

■−−煎そこで、この発明は、上述した面順次ライン記録装置に
おいて、用紙への有効記録範囲を広くシ。

カッ１へ紙後端の余白部分をできるだけ少なくすること
を目的とする。

一構　　　戊そのため、この発明は、カット紙（１６）を用い、その
カット紙をプラテン（１３）と該プラテンに押し当てる
搬送ローラ（１５）とで挟んで記録位置（Ｐ）へと送り
、そのカット紙（１６）に順次カラー記録を行う面順次
ライン記録装置において、インクシート（１０）の最終
色のインク面、たとえばブラック（Ｂ）を他色のインク
面、たとえばイエロ（Ｙ）・マゼンタ（Ｍ）・シアン（
Ｃ）等よりも長くし、該インク面を用いて前記カット紙
（１６）の用紙端（ｑ）が前記プラテン（１３）と前記
搬送ローラ（１５）との間を過ぎて後も記録を行うこと
を特徴とする。

以下、第１図ないし第６図を参照し、この発明について
詳細に説明する。

゛まず、第１図はこの発明において使用するインクシー
トの一例であり、図示インクシート（１０）はｆｆ次イ
エロ（Ｙ）・マゼンタ（Ｍ）・シアン（Ｃ）・ブラック
（Ｂ）の４色のインク面を繰り返し備える。

そのうち、イエロ（Ｙ）・マゼンタ（Ｍ）・シアン（Ｑ
）のインク面は長さＱであるが、最終色のブラック（Ｂ
）だけはそれよりもα長い（Ｑ＋α）となっている。そ
して、各イエロ（Ｙ）のはじめには、それぞれ頭出し用
のマーカ（ｋ）を設けてなる。

さて、第１図に示すインクシート（１０）は、公知のと
おり、供給スプールに巻き付け、先端を巻取スプールに
掛は渡して、第２図に示す如くガイドローラ（１１）・
（１２）で案内し、プラテン（１３）に接触させて熱転
写プリンタの本体内に収納する。

第２図に示す熱転写プリンタは、この発明による面順次
ライン記録装置の一実施例であり、そのインクシート（
１０）を挟んで、プラテン（１３）に対しサーマルヘッ
ド（１４）を、図中実線で示すように押し当てまたは図
中一点鎖線で示すようにその押し当てを解除し得るよう
に設ける。さらに、プラテン（１３）には、図示する如
く搬送ローラ（１５）を押し当ててなる。

しかして、印字を行うべくカット紙（１６）を挿入する
と、該カット紙（１６）の先端は第２図に示すとおリプ
ラテン（１３）と搬送ローラ（１５）との間に案内され
る。そこで、図示しないステップモータを駆動し、プラ
テン（１３）を正転（第２図中矢示する方向に回転）す
ると、カット紙（１６）はそれらプラテン（１３）と搬
送ローラ（１５）との間に巻き込まれ、プラテン（１３
）の回転とともに所定位置まで搬送される。その後、サ
ーマルヘッド（１４）をプラテン（１３）に押し当て、
プラテン（１３）を正転して、該カット紙（１６）の印
字面を所定位置にあるインクシート（１０）の第１色口
のイエロ（Ｙ）のインク面に重ね合わせ、初期位置まで
搬送する。しかる後、カット紙（１６）とインクシート
（１０）とを重ね合わせたまま搬送しながら、サーマル
ヘッド（１４）に通電すると、印字位Ｕ（Ｐ）で該カッ
ト紙（１６）に順次イエロ（Ｙ）による印字がなされ、
第３図に示す状態で印字を終了する。印字終了後は、さ
らにプラテン（１３）を正転し、第４図に示すとおり印
字最終位置（ｐ）がプラテン（１３）と先方ガイドロー
ラ（１２）間を通過し。

カッ］へ紙（１６）とインクシート（１０）とを印字最
終位ｆｉ（ｐ）まで完全に刺部するまで該カット紙（１
６）を送るとともに、インクシーＩ〜（１０）が第２色
目であるマゼンタ（Ｍ）の印字位置にセットされる。そ
の後、サーマルヘッド（１４）の押し当てを解除し、プ
ラテン（１３）を逆転して該カット紙（１６）のみを初
期位置まで逆送する。そして、再びサーマルヘッド（１
４）をプラテン（１３）に押し当てマゼンタ（Ｍ）で印
字を行う。印字終了後は、これまでの動作を繰り返し、
続いてインクシート（１０）のシアン（Ｃ）のインク面
を用い、シアン（Ｃ）による印字を行い、またさらにブ
ラック（Ｂ）のインク面を用い、同様にブラックＣＢ）
による印字を行う。

ところで、この発明による記録装置でも、上述したとお
り、第３図に示す状態で各色による印字を終了して後直
ちにカット紙（１６）を逆送することなく、第４図に示
す状態となるまでしばらく搬送する。そして、この第４
図に示す状態のときも、なおりット紙（１６）の後端（
１６ａ）をプラテン（１３）と搬送ローラ（１５）とで
挟持し、用紙送り精度を確保する。そこで、最終色のブ
ラック（Ｂ）を除くイエロ（Ｙ）・マゼンタ（Ｍ）・シ
アン（Ｃ）による印字では、第３図および第４図ならび
に第６図に示すとおり、Ｑの長さ範囲しか印字を行うこ
とができず、以下カット紙（１６）の用紙端（ｑ）まで
の長さｎには全く印字を行うことができないこととなる
。ところが、最終色のブラック（Ｂ）の印字を行うとき
は、その後カット紙（１６）を逆送りする必要がないの
で。

カット紙（１６）の用紙端（ｑ）がプラテン（１３）と
搬送ローラ（１５）との間を通過して後も、なお印字を
続けることとする。そして、第５図および第６図に示す
とおり、ブラック（Ｂ）のインク面が他色のインク面よ
り良いαだけさらに印字を行い、βの長さ余白部分を残
してすべての印字を終了する。これにより、第６図に示
すとおり、カット紙（１６）に。

たとえばイエロ（Ｙ）・マゼンタ（Ｍ）・シアン（Ｃ）
・ブラックＣＢ）の４色すべてを用いてカラー画（１７
）・（１８）を描き、またブラック（Ｂ）１色を用いて
文字（１９）を印字することができる。特に、αの範囲
には、ブラックＣＢ）を用いた印字のみを行うものであ
る。

なお、上述した実施例では、イエロ（Ｙ）゛マゼンタ（
Ｍ）・シアン（Ｃ）・ブラック（Ｂ）の４色からなるイ
ンクシート（１０）を使用する場合について説明した。

しかし、この４色の場合に限らず、たとえばレッドなど
を加えた５色など、他の種類からなるインクシートを用
いてもよいし、また最終色としてブラックでなく他の色
を用いることもできる。

さらに、ライン熱転写プリンタに適用した場合について
説明したが、熱転写プリンタに限らず、他のワイヤドツ
トプリンタなどにも適用することができ、またプリンタ
に限らず、複写機やファクシミリなどの記録装置にも同
様に適用することができる。

勤ニーー釆したがって、この発明によれば、面順次ライン記録装置
において、インクシートの最終色を用いてこれまで余白
部分で残されたカット紙の後端にも記録を行うことがで
き、用紙への有効記録範囲が拡大する。特に、最終色を
ブラックとすると、きわめて利用価値の高いものとなる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明において使用するインクシートの概
略構成図である。第２図ないし第５図はこの発明による
ライン熱転写プリンタの用紙送り機構図で、第２図は用
紙挿入時、第３図は最終色を除く各色印字終了時、第４
図はカット紙の逆送り開始時、第５図は最終色印字終了
時を示す。第６図は、第２図ないし第５図に示すライン
熱転写プリンタにより印字を行ったカシ１へ紙の表面図
である。第７図は、従来の面順次ライン記録装置におけ
る欠点を説明するための用紙送り機構図である。（１０）・・・・・・・・・インクシート（１３）・・
・・・・・・・プラテン（１５）・・・・・・・・搬送ローラ（１６）・・・・・・・・カット紙（１６ａ）・・・・・・・・・後端（Ｐ）・・・・・・・・・印字位置（記録位置）（Ｙ）
・・・・・・・・・イエロ（Ｍ）・・・・・・・・マゼンタ（Ｃ）・・・・・・シアン

Claims

【特許請求の範囲】１、カット紙を用い、そのカット紙をプラテンと該プラ
テンに押し当てる搬送ローラとで挟んで記録位置へと送
り、そのカット紙に順次カラー記録を行う面順次ライン
記録装置において、インクシートの最終色のインク面を
他色のインク面よりも長くし、該インク面を用いて前記
カット紙の用紙端が前記プラテンと前記搬送ローラとの
間を過ぎて後も記録を行う面順次ライン記録装置。２、インクシートのインク面がイエロ・マゼンタ・シア
ン・ブラックの４色からなる前記特許請求の範囲第１項
記載の面順次ライン記録装置。３、インクシートのインク面がイエロ・マゼンタ・シア
ン・レッド・ブラックの５色からなる前記特許請求の範
囲第１項記載の面順次ライン記録装置。４、最終色がブラックである前記特許請求の範囲第１項
記載の面順次ライン記録装置。