JPS6122461Y2 - - Google Patents

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JPS6122461Y2
JPS6122461Y2 JP8692379U JP8692379U JPS6122461Y2 JP S6122461 Y2 JPS6122461 Y2 JP S6122461Y2 JP 8692379 U JP8692379 U JP 8692379U JP 8692379 U JP8692379 U JP 8692379U JP S6122461 Y2 JPS6122461 Y2 JP S6122461Y2
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JP
Japan
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cable
casing
fitting
sealing
fittings
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JP8692379U
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JPS564325U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気ケーブルや光ケーブルを電気的あ
るいは光学的に接続した接続部に関するものであ
つて、特に光ケーブルの接続に用いて好適なもの
に関する。
一般に光ケーブルの接続手段としては、従来か
ら既に電気ケーブルの接続において一般化されて
いるいわゆる鉛管接続法が多用されており、これ
は周知の通り、当該光ケーブルの接続端部を気密
状態に覆つて保護するため、予め接続すべき一方
の光ケーブルに挿通しておいた鉛管を、同ケーブ
ルの接続後、当該接続位置まで移動し、ついで光
ケーブルのシース端末に該鉛管の両端口をかし
め、該両端口を上記シースの鉛被に密着させて鉛
工するようにしたものである。
ところが光ケーブルの場合は、電気ケーブルに
比べて熱伝導が悪いため、上記鉛管接続法をその
まゝ光ケーブルの接続に適用すると、鉛工作業時
における加熱により当該光ケーブルの端部に急激
な温度上昇が生じ、これにより同光ケーブルの伝
送損失が増大してしまうことになるばかりでな
く、通常光ケーブル内には、湿気などの侵入を防
止するため高圧でガスが充填されるので、上記鉛
工による密閉だけでは充分な気密性を確保するこ
とができず、ガス漏れなども発生し易いといつた
難点があつた。
本考案は従来の接続手段におけるこのような問
題点を解消すべくなされたものであつて、光ケー
ブルのように熱に弱いケーブルに適応すべく特異
な構造により接続部を構成し、これにより接続効
率および気密性の両面において充分満足し得る接
続部を提供せんとするものである。
以下この考案の構成を図示の一実施例に基き説
明する。
第1図において、1は電気ケーブル、光ケーブ
ルなどのケーブルであつて、これは図示しない他
のケーブルと互いに向い合せられた状態で電気
的、または光学的に接続される。
2は、上記光ケーブル1の接続端部を覆うべき
ケーシングで、これには、金属または合成樹脂な
どで形成された円筒状のものを用いればよい。
3は、上記ケーブル1の端末に固定される端末
金具であつて、図示の端末金具3は、第2図でも
示すように、一対の部材を上下から重ね合せ、か
つこれらをボルト4,4で締付けることにより、
上記ケーブル1の端末に被嵌されるもので、さら
にケーブル1のシース5に挿通されたインナボル
ト6,6により、該シース5に固定される。
7は、上記端末金具3によつてケーブル1のシ
ース5に、より確実なるよう固定される固定金具
で、この固定金具7は、ケーブル1とケーシング
2との間に嵌り込むよう内径および外径を設定し
た円環状のものからなつており、その厚さ方向の
略中央位置からは、全周にわたつて第1図中右方
向にネジ穴8付のリブ9が延設し、該リブ9を挾
んでその内周および外周側には夫々所定のテーパ
を有する押圧面10,11が形成されている。
12は、ケーブル1に被嵌され、かつこの状態
でケーシング2の端口を閉成するよう円環状に形
成された押え金具で、この厚さ方向の略中央位置
には、上記固定金具7のリブ9を嵌入する凹部1
3が周設されていると共に、その中央部にはネジ
孔14が穿設してあり、さらに上記凹部13を挾
んでその内周および外周側には夫々所定のテーパ
を有する押圧面15,16が形成されている。
17,18は、ケーシング2に内嵌し、または
ケーブル1に外嵌するようにしたリング状のシー
ルパツキンで、これは外周面または内周面を上記
ケーシング2内面またはケーブル1のシース5外
面に夫々当接するシール面19,20とし、他の
二面を、上記押圧面10,11,15,16と
夫々正負の同一テーパをもつたシール面21,2
2,23,24とし、何れも計三つのシール面を
有するもので、上記各シール面19,20,2
1,22,23,24には、夫々粘着性のシール
部材25,26,27,28,29,30がその
全周にわたつて埋設されている。
そこでこのような各構成部材によりケーブルの
接続部を構成するには、先ず予めケーブル1にケ
ーシング2、固定金具7、押え金具12およびシ
ールパツキン17,18,18を所定の順序で挿
通しておき、この状態で、同ケーブル1を図示し
ない他のケーブルと向い合せて電気的または光学
的に接続する。
次にケーブル1の端末に、端末金具3を被嵌
し、これをボルト4,4で締付けると共に、イン
ナボルト6,6によりケーブル1のシース5に固
定する。
ついで固定金具7を端末金具3に固定すること
により、該固定金具7をケーブル1のシース5に
固定すると共に、同固定金具7と、図示しない他
のケーブルのシースに固定された固定金具7′と
を、支持アーム31により互いに連結し、これに
より当該ケーブル1と他のケーブルとを互いに固
定する。
次にケーシング2をケーブル1の接続端部に移
動してこれを固定金具7に外嵌させるようにする
と共に、ケーシング2の内周にシールパツキン1
7のシール面19を押当し、またケーブルのシー
ス5外周にシールパツキン18,18のシール面
20,20を押当し、かつこの状態で押え金具1
2によりケーシング2の端口を閉成するようにす
ると共に、該押え金具12と固定金具7との間に
上記各シールパツキン17,18,18を挾み、
これらのシール面21,22,23,24を夫々
上記金具7,12の押圧面10,11,15,1
6に押圧させ、この際リブ9は凹部13に嵌入さ
せる。
なお図示の実施例では、シールパツキン18,
18を2個用いているので、その間にシール面2
3,24と同一テーパの面を有する円環状の介在
部材32を介在させている。
さらにこの状態においてネジ孔14から挿通し
たボルト33を、ネジ穴8に螺合して締付けるの
であり、すると上記両金具7,12がボルト33
により互いに引き締められ、これにより正負の所
望テーパを以つて形成された押圧面10,11,
15,16が該各押圧面に対応するシールパツキ
ン17,18,18のシール面21,22,2
3,24をその両面から押圧し、この分力により
他のシール面19,20,20がケーシング2の
内周と、ケーブル1のシース5外周とに夫々押圧
され、密着されるのである。
従つて上記シールパツキン17,18,18に
より各部材間の間隙が封止され、これにより当該
ケーシング2内が気密状態に密閉されるのであ
る。
以上説明した通り、本考案は、ケーシング2に
内嵌される固定金具7と、該ケーシング2の端口
を閉成する押え金具12とをケーブル1の接続端
部に被嵌すると共に、該両金具7,12間にシー
ルパツキン17,18,18を内装し、さらにボ
ルトなどによる締結手段で同両金具7,12を互
いに引き締めることにより、上記シールパツキン
17,18,18のシール面19,20,21,
22,23,24を同両金具7,12、ケーシン
グ2およびケーブル1のシース5に夫々押当させ
て当該ケーシング2内を気密状態に密閉したもの
であるから、これによれば当該ケーブル1に熱を
加えることなく、ケーシング2内を密閉させるこ
とができ、従つて例えばケーブル1が熱に弱い光
ケーブルであるような場合にも、その伝送損失を
招くことなく当該接続部を構成することができ、
接続効率の高い接続部が提供できるようになる。
また固定金具7と押え金具12とを引き締るこ
とにより、所望テーパを以つて形成されたシール
パツキン17,18,18のシール面21,2
2,23,24を、このテーパに対応して上記両
金具7,12に形成された押圧面10,11,1
5,16で押圧し、該押圧により同シールパツキ
ン17,18,18の他のシール面19,20,
20を夫々ケーシング2およびケーブル1のシー
ス5に押圧密着させて当該ケーシング2内を密閉
するようにしたので、上記両金具7,12を強く
締付けなくとも高い気密状態が得られ、従つて光
ケーブルの場合のようにその内部に高圧ガスを封
入するような場合でも、ガス漏れなどの生じない
安全性、信頼性の高い接続部が提供し得ることに
なると共に、ケーブルに必要以上の側圧力などを
与えて、その特性を低下させるといつたこともな
くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部切欠の要
部縦断側面図、第2図は、第1図における−
線縦断面図である。 1……ケーブル、2……ケーシング、5……ケ
ーブルのシース、7……固定金具、10,11…
…固定金具の押圧面、12……押え金具、15,
16……押え金具の押圧面、17,18……シー
ルパツキン、19,20,21,22,23,2
4……シールパツキンのシール面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対のケーブルを互いに向い合せて接続し、当
    該両端部を筒状のケーシングで覆つたものにおい
    て、ケーブルの接続端部には、ケーシングに内嵌
    される固定金具と、該ケーシングの端口を閉成す
    る押え金具とを被嵌すると共に、、該両金具間に
    シールパツキンを内装し、さらにボルトなどによ
    る締結手段で同両金具を互いに引き締めることに
    より、所望テーパを以つて形成された上記シール
    パツキンのシール面を、このテーパに対応して形
    成された上記両金具の押圧面で押圧し、該押圧に
    より同シールパツキンの他のシール面を夫々ケー
    シングおよびケーブルシースに押圧密着させて当
    該ケーシング内を気密状態に密閉してなるケーブ
    ルの接続部。
JP8692379U 1979-06-25 1979-06-25 Expired JPS6122461Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8692379U JPS6122461Y2 (ja) 1979-06-25 1979-06-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8692379U JPS6122461Y2 (ja) 1979-06-25 1979-06-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS564325U JPS564325U (ja) 1981-01-16
JPS6122461Y2 true JPS6122461Y2 (ja) 1986-07-05

Family

ID=29320164

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JP8692379U Expired JPS6122461Y2 (ja) 1979-06-25 1979-06-25

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