JPH043574Y2 - - Google Patents

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JPH043574Y2
JPH043574Y2 JP3266185U JP3266185U JPH043574Y2 JP H043574 Y2 JPH043574 Y2 JP H043574Y2 JP 3266185 U JP3266185 U JP 3266185U JP 3266185 U JP3266185 U JP 3266185U JP H043574 Y2 JPH043574 Y2 JP H043574Y2
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supply cable
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は例えば熱水中で運転される水中モー
タ用の外部コネクタの改良に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図ないし第3図は例えば実開昭52−49818
号公報に開示された従来の水中モータ用コネクタ
を示す図であり、図において、1はステータ、2
はキヤン、3はフレーム、4はキヤン2とフレー
ム3に水密に結合された端板、5は空間、6はコ
イルエンド、7はリード線、8は端板4に取り付
けられた内部コネクタで、リード線7に接続され
たコンタクト9を有している。10は段部10a
を有する金属製のスリーブ、11はこのスリーブ
10の一端に配置され上記コンタクト9に接続さ
れるコンタクト、12はコンタクト11と接続さ
れる給電ケーブルで、スリーブ10内に貫挿され
ている。13は給電ケーブル12とコンタクト1
1をスリーブ10と一体的に構成するゴム、14
はスリーブ10の段部10aを押圧し、スリーブ
10を介してゴム13を端板4に圧着させる取付
金、15はこの取付金14を端板4に結合するね
じである。なお、スリーブ10、コンタクト1
1、給電ケーブル12の一端側、ゴム13で、外
部コネクタ16を構成している。
上記のように構成されたものにおいては、ステ
ータ1のリード線7は内部コネクタ8のコンタク
ト9に接続され、更に、このコンタクト9は外部
コネクタ16のコンタクト11に接続され、つい
で、このコンタクト11が給電ケーブル11へと
接続されている。
一方、端板4はフレーム3とキヤン2の端部に
夫々水密に結合されており、また、外部コネクタ
16は取付金14によつて端板4に同様に水密に
結合されている。つまり、外部コネクタ16の一
端側ゴム13は端板4に嵌合されており、取付金
14がスリーブ10の段部10aを押圧すること
により、ゴム12と端板4とは圧着され、外部コ
ネクタ16の一端側が端板4に対して水密に構成
される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の水中モータ用外部コネクタは以上のよう
にスリーブの一端からゴムが突出しており、この
ゴム部分で、端板との水密性が維持されるもので
あり、この外部コネクタを装着した水中モートル
を例えば、高温水中で使用した場合、ゴム部分が
熱劣化し、ゴム部分での封水効果が低下し、電気
絶縁特性が極めて低下するなどの問題点があつ
た。
この考案は上記の欠点を解消するためになされ
たもので、高温水中においても良好な電気絶縁特
性を維持できる水中モータ用外部コネクタを得る
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る水中モータ用外部コネクタは、
水中モータの筐体に一端が水密に結合される金属
製のスリーブ、このスリーブとは絶縁されて上記
スリーブの一端に配置され、一方がステータリー
ド線側に接続されるコンタクト、このコンタクト
の他方に接続され上記スリーブ内に貫挿される鉛
シース製給電ケーブル、上記スリーブ内のコンタ
クト側に注型され上記給電ケーブルと上記スリー
ブとの間を封止する耐熱性樹脂、上記スリーブ内
で上記耐熱性樹脂に直列的に注型された耐熱性ゴ
ム、この耐熱性ゴムに直列的に上記スリーブ内の
開口端側に嵌入された金属製スペーサ、及び上記
スリーブの開口端と上記スペーサの端部と上記給
電ケーブル外周にまたがつて溶着されたハンダか
らなるものである。
〔作用〕
この考案における水中モータ用外部コネクタ
は、金属製のスリーブの一端が水中モータの筐体
に水密に結合されており、外部コネクタと筐体と
の結合部における封水効果の低下が抑制され、ス
リーブ内での封水作用はハンダ,スペーサ、耐熱
性ゴム、耐熱性樹脂で得ることになる。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を第1図で説明す
る。図において、20は端板4に結合されるブラ
ケツト、21は金属製のスリーブで一端にめねじ
21aが形成されている。22はこのめねじ21
aに螺合する雄ねじ22aを有した金属製キヤツ
プで、外周に段部22bが形成されている。23
はキヤツプ22内に絶縁スリーブ24を介して配
置されたコンタクト、25はコンタクト23に接
続される鉛シース給電ケーブル、26はスリーブ
21内のコンタクト23側にポツテイングされた
耐熱性エポキシ樹脂で給電ケーブル25とスリー
ブ21内とを封止している。27はスリーブ21
内でエポキシ樹脂26に直列的に注型された弾性
を有したシリコーン樹脂で、給電ケーブル25と
スリーブ21との間を封止すると共にエポキシ樹
脂26の膨張分を吸収している。28はシリコン
樹脂27に直列的に上記スリーブ21内の開口端
21b側に嵌入された金属製スペーサ、29はス
リーブ21の開口端21bとスペーサ28の端部
と給電ケーブル25外周にまたがつて溶着された
ハンダで、スペーサ28の内外周と給電ケーブル
25の外周及びスリーブ21の内周の夫々のギヤ
ツプを埋めていると共にスリーブ21の開口端2
1b部分の機械的強度を維持している。30はス
リーブ21、キヤツプ22、コンタクト23、給
電ケーブル25の一端部、エポキシ樹脂26、シ
リコン樹脂27、スペーサ28、ハンダ29から
なる外部コネクタ、31はキヤツプ22の段部2
2bを押圧するためにブラケツト20に螺合され
るナツト、32はキヤツプ22と端板4との間を
封止する耐耐熱製のシールリングである。その他
の符号の説明は従来装置と同様につき、省略す
る。
上記のように構成されたものにおいては、金属
製のキヤツプ22内には絶縁スリーブ24を介し
てコンタクト23が装着されている。このキヤツ
プ22の雄ねじ22aには金属製のスリーブ21
が螺合され、このスリーブ21に鉛シース給電ケ
ーブル25が貫挿され、その一端がコンタクト2
3に接続される。スリーブ21内のコンタクト2
3側にはエキポシ樹脂26がポツテイングされて
いるので、鉛シース給電ケーブル25とスリーブ
21とコンタクト23と絶縁スリーブ24とが一
体的に封止される。次にエポキシ樹脂26と連続
してシリコン樹脂27が注型され、スリーブ21
内周と給電ケーブル25外周とに確実にシリコン
樹脂27が密着する。更には、シリコン樹脂27
に直列的にスペーサ28が遊嵌され、その端部
と、スリーブ21の開口端21bにハンダ29が
溶着されるので、ハンダ29は鉛シース給電ケー
ブル25の外周とスペーサ28の内周、及びスペ
ーサ28の外周とスリーブ21の内周の夫々のギ
ヤツプ部分をも埋めることになり、スリーブ21
の開口端21bの熱的、機械的耐力が向上されて
いる。この外部コネクタ30はブラケツト20に
嵌合され、ナツト31をブラケツト20に螺合さ
せることにより、シールリング32が圧接され、
キヤツプ22と端板4との間が封止される。な
お、コンタクト23は内部コネクタのコンタクト
と接続される。
この水中モータを高温水中で運転した場合、端
板4と外部コネクタ30とは金属製のキヤツプ2
1部分で耐熱性のシールリング32を介して結合
されているため、結合部分は高温度によつて劣化
することが抑制され、結合部での水密性の低下は
抑えられている。また、スリーブ21内では、エ
ポキシ樹脂26の耐熱特性により、スリーブ21
内の熱劣化は防止され、更にエポキシ樹脂26は
高温状態では膨張することになるが、このエポキ
シ樹脂26に直列的に注型されたシリコーン樹脂
27でその膨張分が吸収され、スリーブ21や給
電ケーブル25に対する異常圧力を緩和してい
る。また更に、スリーブ21がステンレス製の場
合にはエポキシ樹脂26との密着性が良くないた
め、スリーブ21とエポキシ樹脂26とが剥離す
る恐れがあり、万一このように剥離が発生した場
合においてもシリコーン樹脂27とハンダ29と
で2重に封止されることになる。更には、ハンダ
29を溶着させるためにスペーサ28が設けられ
ているが、このスペーサ28を配置することによ
り、スリーブ21の開口径を大径にできることに
なり、スリーブ21内への各樹脂の注型が容易と
なるものである。
上記の説明では、外部コネクタ30のスリーブ
21とキヤツプ22とを別体に構成したものにつ
いて説明したが、一体に構成したものでも同様の
効果を奏することは言うまでもない。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案は、水中モータの筐体に
一端が水密に結合される金属製のスリーブ、この
スリーブとは絶縁されて上記スリーブの一端に配
置され、一方がステータリード線側に接続される
コンタクト、このコンタクトの他方に接続され上
記スリーブ内に貫挿される鉛シース製給電ケーブ
ル、上記スリーブ内のコンタクト側に注型され上
記給電ケーブルと上記スリーブとの間を封止する
耐熱性樹脂、上記スリーブ内で上記耐熱性樹脂に
直列的に注型された耐熱性ゴム、この耐熱性ゴム
に直列的に上記スリーブ内の、開口端側に嵌入さ
れた金属製スペーサ、及び上記スリーブの開口端
と上記スペーサの端部と上記給電ケーブル外周に
またがつて溶着されたハンダで構成したので、外
部コネクタと水中モータの筐体との結合部並びに
スリーブ内での熱劣化を防止でき、水密性の低下
を防止できるばかりでなく、しかも、高温状態で
のスリーブ内の圧力をシリコン樹脂で吸収でき、
給電ケーブルやスリーブへの異常荷重を防止で
き、更には、スリーブの開口端の熱的、機械的耐
力も向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第
2図は従来装置を示す断面図、第3図は第2図の
部分平面図である。図中、4は端板、20はブラ
ケツト、21はスリーブ、22はキヤツプ、23
はコンタクト、24は絶縁スリーブ、25は給電
ケーブル、26はエポキシ樹脂、27はシリコン
樹脂、28はスペーサ、29はハンダ、30は外
部コネクタである。なお、各図中同一符号は同一
又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水中モータの筐体に一端が水密に結合される金
    属製のスリーブ、このスリーブとは絶縁されて上
    記スリーブの一端に配置され、一方がステータリ
    ード線側に接続されるコンタクト、このコンタク
    トの他方に接続され上記スリーブ内に貫挿される
    鉛シース製給電ケーブル、上記スリーブ内のコン
    タクト側に注型され上記給電ケーブルと上記スリ
    ーブとの間を封止する耐熱性樹脂、上記スリーブ
    内で上記耐熱性樹脂に直列的に注型された耐熱性
    ゴム、この耐熱性ゴムに直列的に上記スリーブ内
    の開口端側に嵌入された金属製スペーサ、及び上
    記スリーブの開口端と上記スペーサの端部と上記
    給電ケーブル外周にまたがつて溶着されたハンダ
    ーからなるモータ用外部コネクタ。
JP3266185U 1985-03-05 1985-03-05 Expired JPH043574Y2 (ja)

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JP3266185U JPH043574Y2 (ja) 1985-03-05 1985-03-05

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JP3266185U JPH043574Y2 (ja) 1985-03-05 1985-03-05

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Publication Number Publication Date
JPS61147573U JPS61147573U (ja) 1986-09-11
JPH043574Y2 true JPH043574Y2 (ja) 1992-02-04

Family

ID=30534383

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JP3266185U Expired JPH043574Y2 (ja) 1985-03-05 1985-03-05

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JP (1) JPH043574Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001212236A (ja) * 1992-11-27 2001-08-07 Daikyo Seiko Ltd 注射器兼容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001212236A (ja) * 1992-11-27 2001-08-07 Daikyo Seiko Ltd 注射器兼容器

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Publication number Publication date
JPS61147573U (ja) 1986-09-11

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