JPS6110448Y2 - - Google Patents

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JPS6110448Y2
JPS6110448Y2 JP2865781U JP2865781U JPS6110448Y2 JP S6110448 Y2 JPS6110448 Y2 JP S6110448Y2 JP 2865781 U JP2865781 U JP 2865781U JP 2865781 U JP2865781 U JP 2865781U JP S6110448 Y2 JPS6110448 Y2 JP S6110448Y2
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JP
Japan
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internal unit
polyethylene layer
unit
casing
external
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JP2865781U
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JPS57141626U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は海底中継器内部ユニツト固定構造に関
する。
海底中継器は、中継器回路を収容した内部ユニ
ツトを高水圧に耐える外部筐体の内部に取り付け
固定して構成される。通常、内部ユニツトと外部
筐体との間には高圧の給電電圧がかかるから、内
部ユニツトは絶縁体を介して外部筐体に取り付け
られる。
第1図は従来の海底中継器内部ユニツト固定構
造を示す断面図である。図において、内部ユニツ
ト2の外面をポリエチレン層3でおおい、その両
端部にゴムキヤツプ4を装着して外部筐体1の内
部に取付けて固定する。外部筐体1の内面には止
め輪51,52をはめ込むための溝が設けてあ
る。止め輪51,52は輪状のばねである。まず
外部筐体1の内部に止め輪51を押し込み内部に
設けた溝にはめ込み、金属の円板61を止め輪5
1に当てがう。次に前記のポリエチレン層3でお
おい両端部にゴムキヤツプ4を装着した内部ユニ
ツト2を押込み、その一端を円板61に当てが
う。他の一端に円板62を当てがい、止め輪52
を溝にはめ込めば、内部ユニツト2は外部筐体1
の内部にポリエチレン層3とゴムキヤツプ4を介
して固定される。このあと、外部筐体1の両端部
にカバー7を取付けて溶接する。
従来の海底中継器内部ユニツト固定構造におい
ては、内部ユニツト2から発生する熱はポリエチ
レン層3およびゴムキヤツプ4を経て外部筐体1
に伝わつて海水中に放出される。ゴムの熱伝導度
は金属やポリエチレンに比べてかなり小さいため
ゴムキヤツプ4は大きな熱抵抗として作用して内
部ユニツト2の発生熱を外部筐体1へ伝達するこ
とを妨げる。その結果内部ユニツト2の内部温度
が上昇して中継器回路の部品の劣化や故障が生じ
易くなり海底中継器の信頼度を低下させる。この
ように、従来の海底中継器内部ユニツト固定構造
には、内部ユニツトからの発生熱が外部筐体へ伝
達され難いという欠点があり、特に中継器回路の
デイジタル化や広帯域化あるいは高速化により内
部ユニツトの発熱量が増大する場合には用いるこ
とができないという欠点がある。
本考案の目的は上記の欠点を除去して内部ユニ
ツトから発生する熱を外部筐体へ良好に伝達する
海底中継器内部ユニツト固定構造を提供すること
にある。
本考案の構造は、金属の外部筐体と、金属の内
部ユニツトの外周を前記外部筐体の内面に嵌合す
る外周面をもつ絶縁体層でおおい該絶縁体層の前
記外部筐体との嵌合面に溝を設けた内部構造とを
備え、前記内部構造を前記外部筐体内に収容して
固定したものである。
次に図面を参照して本考案を詳細に説明する。
第2図aおよびbは本考案の一実施例を示す断
面図である。同図aは側面から見た断面図で、同
図において内部ユニツト2はポリエチレン層8を
介して外部筐体1の内部に固定されている。ポリ
エチレン層8は、例えば左右の2つの部分に分け
たものをそれぞれ金型で成形して製作し、これら
を内部ユニツト2に左右からかぶせて中央部の合
わせ目においてポリエチレン溶接を行なうことに
より形成する。第2図bは外部筐体1の内面とポ
リエチレン層8の外周面とが嵌合している部分を
示す前面から見た断面図で、ポリエチレン層8の
外部筐体1と嵌合する外周面には円筒の軸に平行
な溝9が設けてある。この溝9を設けることによ
り嵌合面の摩擦抵抗を減らして、ポリエチレン層
8でおおわれた内部ユニツト2に過大な力を加え
ずに外部筐体1の内部へ挿入することができる。
第2図aにおいて、外部筐体1の内面には止め輪
51,52をはめ込むための溝が設けられてお
り、まず外部筐体1の内部に止め輪51を押し込
み溝にはめ込みこれに金属の円板61を当てが
う。次に前記のポリエチレン層8でおおつた内部
ユニツト2を挿入してその一端を円板61に当て
がう。更に他の一端に円板62を当てがつて止め
輪52を溝にはめ込めば、内部ユニツト2は外部
筐体1の内部にポリエチレン層8を介して固定さ
れる。このあと、外部筐体1の両端部にカバー7
を取り付けて溶接する。このような構造にするこ
とにより、内部ユニツト2から発生する熱はポリ
エチレン層8を経て外部筐体1へ、あるいはポリ
エチレン層8から円板61,62を経て外部筐体
1へ伝わつて海水中へ放出される。従来の構造と
比べると熱抵抗の大きなゴムの層が介在しないか
ら、内部ユニツト2から外部筐体1への熱伝導は
著しく良好となる。なお、ポリエチレン層8の外
周面に設けた溝9は、ポリエチレン層8と外部筐
体1の嵌合面での摩擦抵抗を軽減するためのもの
であり、上記の実施例では円筒の軸に平行に設け
てあるが円筒の軸に対して直交する方向にあるい
はらせん状に設けてもよい。このような溝9を設
けることにより、ポリエチレン層8でおおつた内
部ユニツト2を外部筐体1の内部に挿入するとき
過大な力を加えずにすみ、各部の変形や破損が生
ずることを防止できる。
以上の説明から明らかな如く、本考案には、内
部ユニツトから発生する熱を外部筐体へ良好に伝
達する海底中継器内部ユニツト固定構造を実現で
きるという効果があり、特にデイジタル方式や広
帯域方式などに好適な放熱性の良い海底中継器が
得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の海底中継器内部ユニツト固定構
造を示す断面図、第2図aおよびbは本考案の一
実施例を示す断面図である。 図において、1……外部筐体、2……内部ユニ
ツト、8……ポリエチレン層、51,52……止
め輪、61,62……円板、7……カバー、9…
…溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属の外部筐体と、金属の内部ユニツトの外周
    を前記外部筐体の内面に嵌合する外周面をもつ絶
    縁体層でおおい該絶縁体層の前記外部筐体との嵌
    合面に溝を設けた内部構造とを備え、前記内部構
    造を前記外部筐体内に収容して固定したことを特
    徴とする海底中継器内部ユニツト固定構造。
JP2865781U 1981-03-02 1981-03-02 Expired JPS6110448Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2865781U JPS6110448Y2 (ja) 1981-03-02 1981-03-02

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JP2865781U JPS6110448Y2 (ja) 1981-03-02 1981-03-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57141626U JPS57141626U (ja) 1982-09-04
JPS6110448Y2 true JPS6110448Y2 (ja) 1986-04-03

Family

ID=29826290

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JP2865781U Expired JPS6110448Y2 (ja) 1981-03-02 1981-03-02

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JPS57141626U (ja) 1982-09-04

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