JPS612243A - 電子管への電気部品取付け装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、産業用及び民生用電子機器・装置に利用され
る円管状電子管への電気部品取付は装置に関するもので
ある。

（従来例の構成とその問題点） 従来の電子管への電気部品取付は装置について、円筒状
電子管ヘコンパーソエンス装置を装着する取付は装置を
例として、第１図及び第２図により説明する。

第１図において、電子管に装着するコンパーノエンス装
置は、２枚を−と組とした２組のスタチック・マダイ・
ット１及び２と、２枚を−と組にし′だ１組のビユリテ
ィ・マグネット３と、これらの３組のマグネ、ト１ない
し３のそれぞれを隔てる２枚の間座４及び５から構成さ
れている。間座４及び５はそれぞれ内径側に円周方向の
位置決めに必要な突起４ａ及び５ａが設けられている。

電子管への取付は装置本体６には、上記コンパーノエン
ス装置の間座４及び５の突起４ａ及び５ａが嵌合するキ
ー溝６ａが形成され、上記３組のマグ坏７ト１ないし３
と間座４及び５の内径面が嵌合する円筒部６ｂと、上記
円筒部６ｂに嵌合したコンバージェンス装＃工ないし５
を正しい方向と位置に案内する肩を構成する円環部６ｃ
と、上記円筒部６ｂにコンパーノエンス装置工ないし５
を嵌合するときは弾性的に撓んで自由に連化せしめ、嵌
合した後は元の位置に戻って脱落しないよう保持する保
持部６ｄとから装着部が形成され、さらに、円筒部６ｂ
から円環部６ｃの方向に円環部６ｃの中をくぐって延長
された舌片部６ｅを円形状に配列してなる固定部が形成
されている。壕だ、直径方向に対称をなす２つの舌片部
６ｅ上には、帯状の金属板又は合成樹脂板から成形され
た円環状の締付は金具７の幅の中央に直向方向に対称を
なす位置に位置決め用の案内孔７ａ及び７ｂが嵌合する
突起６ｆ及び６ｇ（第１図には６ｇは表示せず）が形成
されている。

締付は金具７には、その両端が相対向するよう折り曲げ
られた端部７ｃ及び７ｄが形成され、一方の端部７ｃＫ
は締付は用小ねじ８が挿通する貫通孔を、他の部７ｄｌ
Ｃは上記小ねじ８が嵌合するねじ孔が設けられている。

以上に述べたコンバージェンス装置を円筒状の電子管に
取ｐＨけるには、先ず、取付は装置本体６の装着部を構
成する円筒部６ｂに、保持部６ｄの弾性的な撓みを利用
してスタチック・マグネット１、間座４、スタチック・
マダイ・ット２、間座５及びビーリティ・マグネット３
を、上記の順に順次嵌合する。嵌合し終ると保持部６ｄ
は元の位置に戻って、コンバージェンス装置は脱落しな
いように保持される。次に、取付は装置本体６の固定部
の舌片部６ｅの案内突起６，５及び６ｇに、締付は金具
７０案内孔７ａ及び７ｂがそれぞれ嵌合するように、舌
片部６ｅで構成された固定部に嵌合する。以上のように
、組み合わせた状態を第２図に示しだ。

このようにコンバージェンス装置を装着した数例は装置
を円筒状の電子管の外周部に嵌合した後、締付は用小ね
じ８を、ドライバーを用いて締め込んでいくと、固定部
の舌片部６ｅが電子管の外周に圧着されて取付は装置本
体６が電子管の外周に固定されることになる。

このような取イ」け装置でｉｄ、固定部を構成する舌片
部６ｅが全部均等な締付は圧力で電子管の外周に圧着す
ることは難しいばかシでなく、締付は金具７を固定する
際に、締付は用小ねじの締付は工具で電子管を傷付けた
シ、締付は金具との間で放電現像を生Ｉ〕たりするとい
う問題点があった。

（発明の目的） 本発明は上記の欠点を解消するもので、電子管への電気
部品取付けが安全に、かつ、簡単な操作で、しかも均等
な圧着力で締め付けて固定する電子管への電気部品取付
は装置を提供しようとするものである。

（発明の構成） 上記の目的を達成するために、本発明では、従来の締付
は金具のように、円環の両端の隙間を縮めて締め込む方
式から、全周が均等に収縮して締込む方式に変える。そ
の為には加熱にょシ収縮し冷却すれば収縮状態で固定す
る合成樹脂、例えば、電子線照射を行った架橋ポリエチ
レン、延収された飽和ポリエステルなどで成形した熱収
縮リングを採用する。電子部品を装着した取付は装置の
固定部に上記熱収縮リングを嵌合し、これを電子管の外
周に嵌合した後、加熱して収縮を起こさせ、取付は装置
を電子管の外周に固定する。

（実施例の説明） 本発明の実施例について、コンバージェンス装置の電子
管への爪側けを例としで第３図ないし第６図によシ説明
する。

第３図において、電子管に装着するコンバージェンス装
置１ないし５は、第１図のものと同様である。電子管へ
の数例は装置本体１０は、上記のコンバージェンス装置
の間座４及び５の突起４ａ及び５ａが嵌合するキー溝１
０ａが形成され、上記３組のマグネ、１・１ないし３と
間座４及び５の内径部が嵌合する円筒部１０ｂと、上記
円筒部１０ｂに嵌合したコンバージェンス装置ｌないし
５を正しい方向と位置に案内する肩を構成する円環部１
０ｃと、」二記円筒部１０ｂにコンバージェンス装置１
ないし５を嵌合するときは弾性的に撓んで自由に通剥せ
しめ、嵌合した後は元の位置に戻って脱落しないように
保持する保持部１０ｄとから装着部が形成され、更に、
円筒部１０ｂから円環部１０ｃの方向に円環部１０ｃの
中をくぐって延長された舌片部１０ｅを円形状に配列し
てなる固定部が形成されている。また、舌片部１０ｅの
先端外径部に２箇所、熱収縮リング１１の位置決めと脱
落防止のだめの突起１０ｆが形成されている。熱収縮リ
ング１１は、直径方向と長さ方向がともに１５ないし３
０％の収縮率を有するポリエチレンテレフタレート系１
５０μを使用したものである。

以上に述べたコンバージェンス装置を円筒状の電子管に
取り付けるには、先ず、取付は装置本体１０の装着部を
構成する円筒部１０　ｂ　Ｉ／こ、保持部１０ｄの弾性
的な撓みを利用してスタチ、り・マダイ・ット１、間座
４、スタチ、り・マダイ・ッ］・２、間座５及びピ、−
リティ・マグ坏ット３を」二記の順に順次嵌合し、嵌合
し終ると保持部１０ｄは元の位Ｗ　Ｋ　ａって、コンバ
ージェンス装置は脱落しないように保持される。次に数
句は装置本体１０の舌片部１０ｅで構成された固定部に
、その先端の突起１０ｆを越えて熱収縮リング１１を嵌
合する。

以上のように組み合わせた状態を第４図に示した。

このようにコンバージェンス装置を装着した取付は装置
を因れ≦）状の電子管の外周部に嵌合した後、加熱装置
によって熱収縮リング１１を加熱すると熱収縮リングは
１５ないし３０チ収縮して、固定部の舌片部１０ｅを電
子管の外周部に圧接して固定する。

第５図は上記のポリエチレンテレフタレート系１５０μ
の加熱温度と収縮率を示し、これを使用した上記熱収縮
リング１１は、第６図に示すように１５ないし３０係の
収縮率で１０ないし１８ｋｇの回転保持力を得ることが
できる。

（発明の効果） 以上のように、本発明によれば、簡単な加熱操作で取付
は装置を電子管の外周部に均等な圧着圧で固着できるの
で、電子管に傷を付けたり、放電を起したりする事故を
皆無にすることができるばかシでなく、取イ」け装置本
体へ熱収縮リングを組み付ける作業は、締付は用小ねじ
を操作する締付は金具に比べて格段に工数を低減する効
果があり、電子管の製造コストの低下に著しい効果を発
揮する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の取イ」け装置の分解斜視図、第２図は第
１図の組立て側面図、第３図は本発明による取付は装置
の分解斜視図、第４図は第３図の組立て側面図、第５図
は熱収縮リング素イ」の加熱温度と収縮率との関係を示
す図、第６図は熱収縮リングの収縮率と回転保持力との
関係を示す図である。 】、２・スクチ、り・マダ洋、ト、３　ビユリティ・マ
ダイ・ッ１．４，５・間座、４ａ、５ａ　　・突起、６
．１０　　取付は装置本体、６　ａ、、　１０　ａ　−
キー溝、６ｂ、１０ｂ・円筒部、６　ｃ　、　１０　ｃ
　−円環部、６　ｄ　、　１０　ｄ　・・支持部、６ｅ
、ｌＯｅ舌片部、６ｆ・・案内突起、７・・・締付は金
具、７　ａ　、　７　ｂ−案内孔、７　ｃ　、　７　ｄ
一端部、８−・・小ねじ、１１　・熱収縮リング。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電気部品を搭載するための装着部及び円筒状電子管の円
   筒面に装着するための固定部が形成された本体と、上記
   固定部をその外周から締め付ける環状締付け具とにより
   構成された電子管への電気部品取付け装置において、上
   記固定部の締付け具として加熱により収縮する性質を有
   する合成樹脂よりなる熱収縮リングを用いたことを特徴
   とする電子管への電気部品取付け装置。