JP3515614B2 - クリップ - Google Patents

クリップ

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JP3515614B2
JP3515614B2 JP19205094A JP19205094A JP3515614B2 JP 3515614 B2 JP3515614 B2 JP 3515614B2 JP 19205094 A JP19205094 A JP 19205094A JP 19205094 A JP19205094 A JP 19205094A JP 3515614 B2 JP3515614 B2 JP 3515614B2
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亮悦 小田嶋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チューブ等の線状部材
を固定するクリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のクリップとして、「ニッサン フ
ルレンジ電子制御オートマチック トランスミッション
昭和62年3月 RE4RO1A型」に示されるもの
がある。これに示されるクリップは、板状の金属片にビ
ニール皮膜を被せたものであり、これを塑性変形させる
ことにより、チューブの外周に巻付けてチューブを固定
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のクリップでは、次のような問題がある。すなわち、
クリップをチューブの外周に巻付けていくにしたがっ
て、クリップの先端部をチューブの外周に沿って変形さ
せなければならないため、クリップを変形させるために
大きな押し力が必要になるという問題がある。また、ク
リップの両端部でそれぞれ別々のチューブを巻付けるも
のの場合、クリップをチューブの外周に沿って巻付けて
いくにしたがって、クリップの両端が互いに接近してい
き、互いに邪魔になって巻付け作業がしづらくなるとい
う問題がある。また、チューブに巻付けられるクリップ
の先端付近に障害物などがあると、クリップを押圧する
ことができないという問題がある。さらに、クリップを
押圧し易くするために、クリップの先端部を長くする
と、クリップをチューブの外周に沿って完全に塑性変形
させることができず、弾性変形分で戻ってしまうため、
チューブがクリップからはずれ易くなるという問題があ
り、先端部を長くしていないクリップを用いても、やは
りクリップを完全に塑性変形させることができず、弾性
変形分で戻ってしまうため、チューブを確実に固定する
ことができにくいので、チューブが軸方向にずれやすい
という問題がある。このため、これらが生じないように
するためには、材質、寸法等多くの制約を受けざるを得
ないという問題がある。本発明は、このような課題を解
決するためのものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、ある程度の弾性を有しているが塑性変形可能な板状
の部材から成り、略円弧状に曲げ形成した保持部(20
a及び20b)に線状部材(22及び24)を挟み込ん
で保持するクリップ(20)において、クリップ(2
0)は、これの両端部付近に、略円弧状の保持部(20
a及び20b)が形成され、保持部(20a及び20
b)の端部には、これらの外径方向に屈曲した板状のつ
め部(20c及び20d)がそれぞれ形成されており、
保持部(20a及び20b)同士を接近させ、且つつめ
部(20c及び20d)を互いに隣接するように設け、
クリップ(20)の保持部(20a及び20b)の内径
部にそれぞれ線状部材(22及び24)を挿入して、つ
め部(20c及び20d)を押圧することにより、保持
部(20a及び20b)は、これの全周が線状部材(2
2及び24)の外周面に沿って塑性変形するようにした
ことを特徴とする。また、請求項2記載の本発明のクリ
ップは、クリップ(20)の保持部(20a及び20
)は、線状部材(22及び24)の径方向寸法よりも
若干径方向寸法が小さく形成されていることを特徴とす
る。なお、上記かっこ内の符号は、後述する実施例の対
応する部材を示す。
【0005】
【作用】請求項1記載の本発明においては、図1に示す
ように、クリップ20の保持部20a及び20bの内径
部にそれぞれ線状部材であるハーネス22及び24を挿
入して、つめ部20cを押圧する。これにより、保持部
20aは、これの全周がハーネス22の外周面に沿って
塑性変形する。したがって、保持部20aの全周がハー
ネス22に巻付けられる。次いで、つめ部20dを押圧
する。これにより、保持部20bは、これの全周がハー
ネス24の外周面に沿って塑性変形する。したがって、
保持部20bの全周がハーネス24に巻付けられる。
求項2記載の本発明においては、クリップの保持部の径
方向寸法が線状部材の径方向寸法よりも若干小さく形成
されているため、対向するクリップの2片の弾性力によ
り線状部材を挟み付けることができるので、線状部材の
軸方向への移動を規制することができる。
【0006】
【0007】
【0008】
【実施例】に第実施例を示す。これに示されるク
リップ20、ある程度の弾性を有しているが、これを
指で繰り返し押圧することにより塑性変形可能な板状の
軟質の金属にビニールの被覆を被せたもので形成されて
いる。クリップ20は、これの両端部付近に、線状部材
であるハーネス22及び24の径方向寸法よりも若干径
方向寸法が小さい略円弧状の保持部20a及び20bが
形成され、これら保持部20a及び20bを連結する部
分がボルト26によって固定されている。保持部20a
及び20bの端部には、これらの外径方向に屈曲したつ
め部20c及び20dがそれぞれ形成されている。第
実施例のハーネス22及び24へのクリップ20の取付
方法は、クリップ20の保持部20a及び20bの内径
部にそれぞれハーネス22及び24を挿入して、つめ部
20cを押圧する。これにより、保持部20aは、これ
の全周がハーネス22の外周面に沿って塑性変形する。
したがって、保持部20aの全周がハーネス22に巻付
けられる。また、保持部20aは、これの径方向寸法が
ハーネス22の径方向寸法よりも若干小さく形成されて
いるため、これの対向する2片の弾性力によりハーネス
22を挟み付ける。次いで、つめ部20dを押圧する。
これにより、保持部20bは、これの全周がハーネス2
4の外周面に沿って塑性変形する。したがって、保持部
20bの全周がハーネス24に巻付けられる。また、保
持部20bは、これの径方向寸法がハーネス24の径方
向寸法よりも若干小さく形成されているため、これの対
向する2片の弾性力によりハーネス24を挟み付ける。
したがって、ハーネス22及び24は、それぞれクリッ
プ20に固定される。これにより、クリップ20は、そ
れぞれのハーネス22及び24がこれから外れること
や、ハーネス22及び24の軸方向への移動を規制する
ことができる。また、つめ部20c及び20dを押圧す
ることにより保持部20a及び20bの端部を塑性変形
させることができるため、保持部20a及び20bを接
近させ、かつつめ部20c及び20dを互いに隣接する
ように設けた場合であっても容易に塑性変形させて、ハ
ーネス22及び24に巻付けることができる。したがっ
て、クリップ20全体をコンパクトにすることができ
る。
【0009】
【0010】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、クリッ
プの保持部の端部を外径方向に屈曲させてつめ部を形成
するため、つめ部をこれと対向する片方向に押圧するこ
とにより、保持部の全周又は保持部の端部を線状部材の
外周面に沿って塑性変形させることができる。これによ
り、クリップの保持部を線状部材に巻付けることができ
るため、線状部材がクリップから外れることを規制する
ことができる。また、つめ部を押圧することにより保持
部の端部を塑性変形させることができるため、保持部の
端部付近に障害物があっても容易に取付作業を行うこと
ができる。さらに、クリップは、保持部を接近させ、か
つつめ部を互いに隣接するように設けた場合には、クリ
ップ全体をコンパクトにすることができる。請求項2記
載の本発明によれば、クリップの保持部の径方向寸法を
線状部材の径方向寸法よりも若干小さく形成するため、
保持部の対向する2片の弾性力により線状部材を挟付け
ることができる。これにより、線状部材の軸方向への移
動を規制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図である。
【符号の説明】20 クリップ20a、20b 保持部20c、20d つめ部22、24 ハーネス(線状部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16B 2/00 - 2/24 F16L 3/08 - 3/137 H02G 7/00 - 7/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある程度の弾性を有しているが塑性変形
    可能な板状の部材から成り、略円弧状に曲げ形成した保
    持部に線状部材(22及び24)を挟み込んで保持する
    クリップ(20)において、 クリップ(20)は、これの両端部付近に、略円弧状の
    保持部(20a及び20b)が形成され、保持部(20
    a及び20b)の端部には、これらの外径方向に屈曲し
    た板状のつめ部(20c及び20d)がそれぞれ形成さ
    れており、 保持部(20a及び20b)同士を接近させ、且つつめ
    部(20c及び20d)を互いに隣接するように設け、 クリップ(20)の保持部(20a及び20b)の内径
    部にそれぞれ線状部材(22及び24)を挿入して、つ
    め部(20c及び20d)を押圧することにより、保持
    部(20a及び20b)は、これの全周が線状部材(2
    2及び24)の外周面に沿って塑性変形するようにした
    ことを特徴とするクリップ。
  2. 【請求項2】 クリップ(20)の保持部(20a及び
    20b)は、線状部材(22及び24)の径方向寸法よ
    りも若干径方向寸法が小さく形成されている、請求項1
    記載のクリップ。
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