JPS6122387Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6122387Y2
JPS6122387Y2 JP1979177150U JP17715079U JPS6122387Y2 JP S6122387 Y2 JPS6122387 Y2 JP S6122387Y2 JP 1979177150 U JP1979177150 U JP 1979177150U JP 17715079 U JP17715079 U JP 17715079U JP S6122387 Y2 JPS6122387 Y2 JP S6122387Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
channel signal
signal
output
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1979177150U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5695180U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1979177150U priority Critical patent/JPS6122387Y2/ja
Publication of JPS5695180U publication Critical patent/JPS5695180U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6122387Y2 publication Critical patent/JPS6122387Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Details Of Television Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は音声多重受信装置のステレオ・セパレ
ーシヨン調整装置、特に音声多重信号発生器を必
要としないステレオ・セパレーシヨン装置に関す
る。
〔従来の技術〕
例えばテレビジヨン受信における従来の音声多
重受信装置のステレオ・セパレーシヨンを第3図
に示す音声多重受信装置の構成図で説明する。入
力端1よりの入力は並列に配置された三個のろ波
器で先ず三種の周波数帯域に分けて取出される。
ろ波器2は低域ろ波器15KHzまでの主チヤンネル
信号(L+R信号と略す)を、ろ波器3は31.5K
Hzを中心にFM変調された副チヤンネル信号(L
−R信号と略す)を、ろ波器4は55KHzの制御信
号を、それぞれ取出す。第一の加算マトリツクス
回路5はろ波器2から出力された(L+R)信号
と検波器6で検波された(L−R)信号を加算
し、2L信号を出力端10から出力する役目をな
し、第二の加算マトリツクス回路7はろ波器2か
らの(L+R)信号と、検波器6から(L−R)
信号が反転器8で反転された(−L+R)信号を
加算して2R信号を出力端11から出力する役目
を有している。ろ波器4は55KHzの制御信号を取
出し、制御回路9を動作させてステレオまたは二
重音声の放送を表示すると共に前記第一及び第二
のマトリツクス加算回路を動作させるものであ
る。
この装置においてステレオのセパレーシヨンを
するための調整は、先ず入力側に音声多重発生器
をつなぎ、ろ波器2と第一のマトリツクス加算回
路5の間にある可変抵抗VR1を調整して(L+
R)信号と(L−R)信号を同じレベルに調整
し、反転器8と第二のマトリツクス加算回路7の
間にある可変抵抗VR2を調整して−(L−R)信
号を調整し、第二のマトリツクス加算回路のバラ
ツキを補正する。セパレーシヨンは主として抵抗
VR1の調整で決まる。測定器を用いて行なわれて
いる方法は、出力端10に出力計をつなぎ、主チ
ヤンネルの(L+R)信号、および副チヤンネル
の(L−R)信号として同レベル逆位相の信号を
加え、抵抗VR1を調整して出力端10の出力を最
小にする。次いで出力端11に出力計をつなぎ、
主(L+R)信号、および副(L−R)信号とし
て同レベル、同位相の信号を加え、抵抗VR2を調
整して出力端11の出力を最小にして行なつてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような従来のステレオ・セパレーシヨン調
整方法では、調整用として多重信号発生器を用意
して入力端子に接続しなければならないという欠
点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
現在の音声多重放送においてコマーシヤル又は
C.M.と云われる広告依頼人の広告宣伝放送は主
たる放送の中に割込んで行なわれるが、この広告
宣伝放送は二重音声放送の時は主チヤンネル信
号、副チヤンネル信号共に同位相、同レベルで送
られて来るので、放送中に割込んで来た広告宣伝
放送に対して聞き苦しいということが生じない。
しかし、ステレオ放送時の割込み広告宣伝放送は
主チヤンネル信号のみにのつていて、副チヤンネ
ル信号は無変調で送られて来る。
本考案は上記に鑑み、主チヤンネル信号の副チ
ヤンネル信号に対する位相を反転させることがで
きれば、二重音声放送時における広告宣伝放送時
にステレオ・マトリツクスを働かせてその主信号
副信号が同レベルであるということから、音声多
重信号発生器を用いずともセパレーシヨン調整が
できるのではないかと考えて本考案を案出した。
本考案のステレオ・セパレーシヨン調整装置
は、音声多重信号入力から主チヤンネル信号を取
出す低域ろ波器と、副チヤンネル信号を取出す第
一の帯域ろ波器と、制御チヤンネル信号を取出す
第二の帯域ろ波器と、低域ろ波器から出力される
主チヤンネル信号と第一の帯域ろ波器から出力さ
れる副チヤンネル信号を加算する第一の加算マト
リツクス回路と、低域ろ波器から出力される主チ
ヤンネル信号と第一の帯域ろ波器から出力される
副チヤンネル信号の反転信号を加算する第二の加
算マトリツクス回路と、第二の帯域ろ波器から出
力される制御チヤンネル信号が入力されて二重音
声放送とステレオ放送を識別するリードフイルタ
ーを備えた制御回路からなる音声多重受信装置の
ステレオ・セパレーシヨン調整装置において、音
声多重受信装置の入力側に設けられた主チヤンネ
ル信号と副チヤンネル信号の位相を相対的に反転
して切換えるスイツチと、前記制御回路の各リー
ドフイルターの出力側にあつて二重音声用リード
フイルターの出力をステレオ用リードフイルター
出力側に切換えるスイツチとを有することを特徴
としている。
したがつて、上記の位相切換えスイツチと、リ
ードフイルター切換えスイツチを用いて、主チヤ
ンネルと副チヤンネルの信号を互に逆位相とし、
二重音声用リードフイルターの出力をステレオ用
リードフイルタ出力側に切換えることにより、二
重音声放送時における広告宣伝放送を利用して簡
単にセパレーシヨン調整ができる。
〔実施例〕
次に本考案の実施例について図面を参照して説
明する。
第1図は本考案の構成要素である位相切換スイ
ツチの一実施例が適用された回路図、第2図は同
様に本考案の構成要素であるリードフイルター切
換スイツチの一実施例が適用された回路図、第3
図は従来の音声多重受信装置の構成を示す回路図
である。
位相切換スイツチの出力端子1aは音声多重受
信装置の入力端子1に接続され、送られて来た多
重信号がトランス13を経て音声多重受信装置の
入力端1に到る間に、スイツチSW1の一対の接片
20,21を、接点14,15および接点16,
17と、接点14,15aおよび接点16,17
aの間に切換えることにより位相が反転されるよ
うになつている。第2図には制御回路9に組込ま
れてある並列のステレオ放送用リードフイルター
18と二重音声放送用リードフイルター19が示
されており、スイツチSW2の接片が接点22,2
3と接点22,23aの間を切換えうるようにな
つている。
次に本実施例の動作を説明する。先ずスイツチ
SW1の接片20,21を夫々接点14,15a及
び16,17aと接するように切換えて入力端1
への入力を逆相にし、スイツチSW2を接点22,
23側に切換えて、二重音声用リードフイルター
19の出力をステレオ用リードフイルター18の
出力側に接続し二重音声の広告宣伝放送を受信し
つつ可変抵抗VR1を調整して回路5よりの出力を
最小にする。次いでスイツチSW1の接片20,2
1を夫々通常の位置たる接点14,15及び1
6,17側に切換えて、可変抵抗VR2を調整して
回路7よりの出力を最小にする。このようにして
セパレーシヨン調整が終了する。
〔考案の効果〕
本考案は以上の如く入力端に位相切換スイツチ
を付加することと、制御回路の二重音声用リード
フイルターの出力をステレオ用リードフイルター
の出力側に切換えるスイツチをおくという簡単な
手段でマトリツクス収容の回路を働かせて簡単に
セパレーシヨンの調整ができる。従来のように多
重信号発生器を入力側に付加することなく二重音
声放送を利用して上記のセパレーシヨン調整がで
きるため、需用家又は利用者側でも簡単にセパレ
ーシヨン調整ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は受信入力の位相を逆相にする位相切換
えスイツチの実施例を適用した回路図、第2図は
制御回路に収容されたリードフイルターの出力の
切換えスイツチの実施例を適用した回路図、第3
図は従来の音声多重受信装置の構成図である。 1……入力端子、1a……出力端子、2……低
域ろ波器、3……第一の帯域ろ波器、4……第二
の帯域ろ波器、6……検波器、5……第一の加算
マトリツクス回路、7……第二の加算マトリツク
ス回路、8……反転器、9……制御回路、10,
11……出力端子、13……トランス、14,1
5,16,17,15a,17a……スイツチ接
点、20,21……スイツチ接片、18……ステ
レオ放送用リードフイルター、19……二重音声
放送用リードフイルター、22,23,23a…
…スイツチ接点、SW1……位相切換えスイツチ、
SW2……リードフイルター切換スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 音声多重信号入力から主チヤンネル信号を取出
    す低域ろ波器と、前記信号入力から副チヤンネル
    信号を取出す第一の帯域ろ波器と、前記信号入力
    から制御チヤンネル信号を取出す第二の帯域ろ波
    器と、前記低域ろ波器が出力する主チヤンネル信
    号と前記第一の帯域ろ波器が出力する副チヤンネ
    ル信号とを加算する第一の加算マトリツクス回路
    と、前記低域ろ波器が出力する主チヤンネル信号
    と前記第一の帯域ろ波器が出力する副チヤンネル
    信号の反転信号とを加算する第二の加算マトリツ
    クス回路と、前記第二の帯域ろ波器が出力する制
    御チヤンネル信号が入力されて二重音声放送とス
    テレオ放送を識別するリードフイルターを備えた
    制御回路からなる音声多重受信装置において、入
    力側に設けられた主チヤンネル信号と副チヤンネ
    ル信号の位相を相対的に反転して切換えるスイツ
    チと、前記制御回路の各リードフイルターの出力
    側にあつて二重音声放送用リードフイルターの出
    力をステレオ放送用リードフイルター出力側に切
    換えるスイツチを有することを特徴とする音声多
    重受信装置のステレオ・セパレーシヨン調整装
    置。
JP1979177150U 1979-12-22 1979-12-22 Expired JPS6122387Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979177150U JPS6122387Y2 (ja) 1979-12-22 1979-12-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979177150U JPS6122387Y2 (ja) 1979-12-22 1979-12-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5695180U JPS5695180U (ja) 1981-07-28
JPS6122387Y2 true JPS6122387Y2 (ja) 1986-07-04

Family

ID=29687746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979177150U Expired JPS6122387Y2 (ja) 1979-12-22 1979-12-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6122387Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5695180U (ja) 1981-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4206317A (en) Reduction of adjacent channel interference
US4302837A (en) FM Multiplex system for selectively delaying one of two audio signals
JPS6122387Y2 (ja)
JPH0424672Y2 (ja)
JPS5912839Y2 (ja) Amステレオ用アダプタ
JPS587742Y2 (ja) テレビ音声多重放送受信機の復調装置
JPS6216045Y2 (ja)
JPS6241469Y2 (ja)
JPH0336120Y2 (ja)
JPH0438627Y2 (ja)
JPS5912841Y2 (ja) ステレオ受信機
JPH0311969Y2 (ja)
JPH0311976Y2 (ja)
JPH0413861Y2 (ja)
JPH0453080Y2 (ja)
JP2985727B2 (ja) 音声多重信号復調装置
JPS6133748Y2 (ja)
JPS632474A (ja) 音声多重放送受信回路
JPS5853531B2 (ja) ステレオ復調回路
JPH0416508Y2 (ja)
JPS5838084A (ja) 音声多重復調回路装置
JPS62301Y2 (ja)
JPH03211980A (ja) 二方式音声多重受信回路
JPH0113468Y2 (ja)
JP3957556B2 (ja) 音声多重信号復調回路