JPS587742Y2 - テレビ音声多重放送受信機の復調装置 - Google Patents
テレビ音声多重放送受信機の復調装置Info
- Publication number
- JPS587742Y2 JPS587742Y2 JP6053878U JP6053878U JPS587742Y2 JP S587742 Y2 JPS587742 Y2 JP S587742Y2 JP 6053878 U JP6053878 U JP 6053878U JP 6053878 U JP6053878 U JP 6053878U JP S587742 Y2 JPS587742 Y2 JP S587742Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- demodulator
- pass filter
- control signal
- broadcast receiver
- multiplex broadcast
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
- Television Receiver Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、テレビ音声多重放送受信機の復調装置に関し
、その目的とするところは多重放送の種類に対応して復
調装置の特性を自動的に切り変える事により、再生信号
の品質を向上させることにある。
、その目的とするところは多重放送の種類に対応して復
調装置の特性を自動的に切り変える事により、再生信号
の品質を向上させることにある。
一般に、テレビ音声多重放送受信機の復調装置は第１図
に示す如く入力端子１．出力端子２，２′、副チャンネ
ル信号を取り出す帯域通過フィルタ（以下単に帯域フィ
ルタという）３、低域通過フィルタおよびディエンファ
シス回路を含む復調器４、多重放送の種類により出力端
子２，２′に取り出すオーディオ信号の種類を切り変え
るマトリックス回路５、多重信号の種類を判別するため
の切換制御信号を取り出す制御信号回路６から構成され
ている。
に示す如く入力端子１．出力端子２，２′、副チャンネ
ル信号を取り出す帯域通過フィルタ（以下単に帯域フィ
ルタという）３、低域通過フィルタおよびディエンファ
シス回路を含む復調器４、多重放送の種類により出力端
子２，２′に取り出すオーディオ信号の種類を切り変え
るマトリックス回路５、多重信号の種類を判別するため
の切換制御信号を取り出す制御信号回路６から構成され
ている。
第１図に示す復調装置に使われる帯域フィルタ３の特性
は、第２図のＡに示す如く中心周波数がｆ。
は、第２図のＡに示す如く中心周波数がｆ。
で、ｆｌからｆ２までの通過帯域を有するもので、この
帯域フィルタ３のしゃ耐特性はステレオ放送受信時に十
分な左右分離度を得るために補償すべき遅延時間によっ
て決定される。
帯域フィルタ３のしゃ耐特性はステレオ放送受信時に十
分な左右分離度を得るために補償すべき遅延時間によっ
て決定される。
テレビ音声多重放送では、副チャンネル信号の搬送波を
３１．５ ＫＨｚとし最大周波数偏移を±ＩＯＫ土とし
ているので、第２図に示す帯域フィルタ３の特性は、ｆ
、＝３１．５ ＫＨｚ、 ｆ 、＝２１．５ ＫＨｚ
とする必要がある。
３１．５ ＫＨｚとし最大周波数偏移を±ＩＯＫ土とし
ているので、第２図に示す帯域フィルタ３の特性は、ｆ
、＝３１．５ ＫＨｚ、 ｆ 、＝２１．５ ＫＨｚ
とする必要がある。
しかし、この周波数帯域では、特にｆ０側で主チヤンネ
ル信号高周波の影響を受けやすく、復調器４のオーディ
オ出力信号中に主チヤンネル信号のクロストーク成分が
多重に含まれる事になり、主チャンネルと副チャンネル
を異種のプログラムソースで放送する異種放送では、再
生音の品質を著しく劣化させる欠点があった。
ル信号高周波の影響を受けやすく、復調器４のオーディ
オ出力信号中に主チヤンネル信号のクロストーク成分が
多重に含まれる事になり、主チャンネルと副チャンネル
を異種のプログラムソースで放送する異種放送では、再
生音の品質を著しく劣化させる欠点があった。
本考案は、上記異種放送時の再生音の品質の劣化を副チ
ャンネルを取り出す帯域フィルタのカットオフ周波数と
減衰特性を切換制御信号によって自動的に切り変えよう
とするものであり、第３図に本考案の一実施例を示す。
ャンネルを取り出す帯域フィルタのカットオフ周波数と
減衰特性を切換制御信号によって自動的に切り変えよう
とするものであり、第３図に本考案の一実施例を示す。
第３図において、第１図と同一個所には同一番号を付し
ている。
ている。
第３図において、７は高域通過フィルタであり、その特
性は第２図Ｂに示す如くカットオフ周波数ｆ１′を有す
る。
性は第２図Ｂに示す如くカットオフ周波数ｆ１′を有す
る。
この高域通過フィルタ７は帯域フィルタ３に直列に接続
され、制御信号回路６からの制御信号によってＯＮ、Ｏ
ＦＦされる。
され、制御信号回路６からの制御信号によってＯＮ、Ｏ
ＦＦされる。
従って異種放送の制御信号で高域通過フィルタ７がＯＮ
した時の総合の特性は第２図Ｃに示した如くとなり、主
チャンネルの高調波による影響が低域され、クロストー
クが小さくなり、再生音の品質が高められるものである
。
した時の総合の特性は第２図Ｃに示した如くとなり、主
チャンネルの高調波による影響が低域され、クロストー
クが小さくなり、再生音の品質が高められるものである
。
第４図は前記高域通過フィルタフの電気回路を示してい
る。
る。
８はコンデンサ、９はトランジスタ１０のコレクタとコ
ンデンサ８の一端間に接続されたコイルであり、上記コ
ンデンサ８とコイル９とで高域通過フィルタが構成され
るものであり、異種放送受信時にトランジスタ１０のベ
ースに制御信号回路６からの直流電圧が印加され、コン
デンサ８とコイル９とから成る高域通過フィルタが働き
クロストークが小さくなるものである。
ンデンサ８の一端間に接続されたコイルであり、上記コ
ンデンサ８とコイル９とで高域通過フィルタが構成され
るものであり、異種放送受信時にトランジスタ１０のベ
ースに制御信号回路６からの直流電圧が印加され、コン
デンサ８とコイル９とから成る高域通過フィルタが働き
クロストークが小さくなるものである。
本考案は上記のような構成であり、ステレオ放送受信時
には十分な分離度で再生できるとともに、異種放送受信
時にはクロストークの少ないオーディオ信号を再生でき
る利点を有するものである。
には十分な分離度で再生できるとともに、異種放送受信
時にはクロストークの少ないオーディオ信号を再生でき
る利点を有するものである。
第１図は従来のテレビ音声多重放送受信機の復調装置の
ブロック図、第２図は復調装置の帯域フィルタの特性図
、第３図は本考案の一実施例における復調装置のブロッ
ク図、第４図は同復調装置の高域通過フィルタの電気回
路図である。 １・・・・・・入力端子、２，２′・・・・・・出力端
子、３・・・・・・帯域通過フィルタ（帯域フィルタ）
、４・・・・・・復調器、５・・・・・・マトリックス
回路、６・・・・・・制御信号回路、７・・・・・・高
域通過フィルタ。
ブロック図、第２図は復調装置の帯域フィルタの特性図
、第３図は本考案の一実施例における復調装置のブロッ
ク図、第４図は同復調装置の高域通過フィルタの電気回
路図である。 １・・・・・・入力端子、２，２′・・・・・・出力端
子、３・・・・・・帯域通過フィルタ（帯域フィルタ）
、４・・・・・・復調器、５・・・・・・マトリックス
回路、６・・・・・・制御信号回路、７・・・・・・高
域通過フィルタ。
Claims (1)
- 副チャンネル信号を取り出す帯域通過フィルタと、復調
器と多重信号の種類を判別して切換制御信号を発出する
制御信号回路を具備し、テレビ音声多重放送の異種放送
受信時の上記制御信号回路からの切換制御信号により上
記帯域通過フィルタと上記復調器との間に高域通過フィ
ルタを接続するように構成してなるテレビ音声多重放送
受信機の復調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6053878U JPS587742Y2 (ja) | 1978-05-04 | 1978-05-04 | テレビ音声多重放送受信機の復調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6053878U JPS587742Y2 (ja) | 1978-05-04 | 1978-05-04 | テレビ音声多重放送受信機の復調装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54162734U JPS54162734U (ja) | 1979-11-14 |
| JPS587742Y2 true JPS587742Y2 (ja) | 1983-02-10 |
Family
ID=28961131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6053878U Expired JPS587742Y2 (ja) | 1978-05-04 | 1978-05-04 | テレビ音声多重放送受信機の復調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS587742Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-04 JP JP6053878U patent/JPS587742Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54162734U (ja) | 1979-11-14 |
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