JPS6122376B2 - - Google Patents

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JPS6122376B2
JPS6122376B2 JP56041043A JP4104381A JPS6122376B2 JP S6122376 B2 JPS6122376 B2 JP S6122376B2 JP 56041043 A JP56041043 A JP 56041043A JP 4104381 A JP4104381 A JP 4104381A JP S6122376 B2 JPS6122376 B2 JP S6122376B2
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JP
Japan
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tape
guide
edge
lead guide
spring
Prior art date
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Application number
JP56041043A
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English (en)
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JPS57154665A (en
Inventor
Yoshiaki Ikeda
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Akai Electric Co Ltd
Original Assignee
Akai Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Akai Electric Co Ltd filed Critical Akai Electric Co Ltd
Priority to JP56041043A priority Critical patent/JPS57154665A/ja
Publication of JPS57154665A publication Critical patent/JPS57154665A/ja
Publication of JPS6122376B2 publication Critical patent/JPS6122376B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/61Guiding record carrier on drum, e.g. drum containing rotating heads

Landscapes

  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はヘリカルスキヤン回転ヘツド方式の
VTRにおけるノイズレス高速再生装置に関する
ものである。
一般に、VHS方式のVTRで記録されたテープ
上の記録跡は、第1図のようになる。第1図にお
いて、1は磁気テープであり、該テープには互い
にアジマスの異なる2個の回転ヘツドにより記録
跡A1,B1,A2,B2,A3……が形成されてい
る。記録跡A1,A2……は一方の回転ヘツドAに
よるものであり、記録跡B1,B2……は他方の回
転ヘツドBによるものである。矢印Aはテープの
記録時の走行方向を示し、又矢印Bは回転ヘツド
A,Bによる走査方向を示すものである。
通常の再生時には、上記テープ1を矢印A方向
へ記録時と同じ速度で走行させ、又回転ヘツド
A,Bも記録時と同一速度で走行させ、しかも記
録跡A1,A2,……は回転ヘツドAで、記録跡
B1,B2,……は回転ヘツドBで走査し、回転ヘ
ツドA,Bにより、記録信号を再生していた。
ところで、テープ上に記録された特定の画面情
報を捜すために、テープを高速走行させて再生画
像を得る、所謂キユーの場合には、テープを9倍
速で走行させると回転ヘツドA,Bによる走査跡
がそれぞれ鎖線a,bで示すようになり、例えば
回転ヘツドAは記録跡A6,B6,A7,B7,A8,
B8,A9,B9,A10を順次走査する。この走査に
より回転ヘツドAに記録跡B6,B7,B8,B9のみ
が当つているときには、再生信号が得られず、ノ
イズのみとなり、回転ヘツドAからは第2図に示
す再生信号が得られる。第2図中、符号a6,a
7,a8,a9,a10はそれぞれ上記記録跡
A6,A7,A8,A9,A10からのものである。
上記のようにテープを高速走行させた場合に
は、テープ上の記録跡A1,B1,……と回転ヘツ
ドA,Bによる走査跡a,bの方向が異なり、再
生信号中のノイズ成分が増すという欠点がある。
上記の欠点を除去し、記録跡A1,B1,……
と、走査跡a,bの方向を一致させるために、第
3図に示す如く、回転ヘツドA,Bの回転方向に
対するテープの走行方向を変えることが考えられ
る。第3図において、1は前記したテープであ
り、該テープは回転ヘツドA,Bを備えた周知の
ヘツドドラム2の周面に約180゜に亘つて繞らさ
れている。上記ヘツドドラム2の上側3には上記
回転ヘツドA,Bが取付けられ、該回転ヘツドと
共に回転し、下側4は基板等に固定されている。
符号5は上記ヘツドドラム2の下側に固定された
リードガイドであり、通常の再生時にはテープ1
はその一縁が上記リードガイド5に軽く押付けら
れた状態で矢印A方向に走行する。
6,7はテープガイドであり、前記ヘツドドラ
ム2におけるテープ1の進入側及び離脱側で前記
基板に固定されている。これらのテープガイド
6,7は円柱状に形成され、テープ1の幅方向へ
の移動を制限する鍔部6a,6b,7a,7bを
有し、鍔部6a,7aによりテープ1がリードガ
イド5に押付けられる。このテープガイド6を、
上記テープ1の一縁が第3図のようにわずかに離
れるように(鍔部6bでテープ1の一縁を押圧す
る如く)移動すると、前記の如くテープ1の走行
方向が変わる。
上記第3図について説明したようにして、テー
プ1上の記録跡A1,B1を走査跡a,bに一致さ
せることができる。第4図は回転ヘツドAに関
し、高速走行時の走査跡aに記録跡AIが一致し
た状態を示すものである。このとき、テープ1の
走行方向を変えていなければ走査跡aは鎖線a′の
ようになる。
上記第4図のように、走査跡aが記録跡A1よ
り短くなると、再生画面の一部が欠ける。又、通
常再生時における記録跡A1を走査するのと同じ
時間で上記の短い走査跡aを走査するように、回
転ヘツドAの速度を制御する必要がある。
上記説明は回転ヘツドAについてのものである
が回転ヘツドBについても略々同様のことがいえ
る。
又、上記説明では、テープ1を矢印A方向に高
速走行させて再生画面を得る場合であるが、テー
プ1を矢印Aとは逆のC方向に高速走行させて再
生画面を得る場合には、第5図に示す如く、テー
プ1上の前記した記録跡A1,B1,……に対する
前記回転ヘツドA,Bの走査跡が鎖線で示す如く
傾き、テープを矢印A方向に高速走行させた場合
と略々同様にしてS/Nの悪い再生信号が再生さ
れる。この記録跡A1,B1,……を上記走査跡に
合せるには、第6図に示す如く、前記第3図で説
明したテープガイド7をその軸方向に移動して鍔
部7bによりテープ1の一縁を押圧し、該一縁を
リードガイド5から離すようにすればよい。尚、
第6図において、第3図と同一符号は同効部材を
示すものである。
ところで、上記のようにテープガイド6,7を
第3図又は第6図に示す如く軸方向に移動し、テ
ープ1の一縁をリードガイド5から離すようにし
て、前記記録跡A1,B1,……の方向を回転ヘツ
ドA,Bの走査跡の方向に一致させようとする
と、次のような欠点を生ずる。
(1) テープ1が仮にテープの幅方向へは曲らない
(剛体)ものであるとすると、テープ1はリー
ドガイド5から完全に離れ、又リードガイド5
に触れていたとしても、このときには鍔部7
a,6aがテープ1の他縁から離れた状態とな
り、テープ1の幅方向への移動を制限すること
ができず、テープ1の走行が不安定になる。こ
の不安定は現実のテープ1においても生ずる。
(2) 現実のテープ1では、ヘツドドラム2の上側
3と下側4との段差により、リードガイド5に
近づく方向へのだれを生じ、(直線性を失い)、
該テープのリードガイド5に近いところは該リ
ードガイドに触れてしまう。このテープ1のだ
れにより、テープ1上の記録跡A1,B1,……
もわずかに曲り、回転ヘツドA,Bの走査跡と
一致しないところを生じ、再生信号のS/Nが
悪くなる。
本発明は上記の欠点を除去し、上記したテープ
の走行不安定が少く、又テープのだれの少ない
VTRにおける高速再生装置を提供するものであ
る。
以下に、本発明の一実施例を第7図について説
明する。第7図において、第3図及び第6図と同
一符号は同効のものを示す。第7図では、テープ
ガイド6がその軸方向に移動され、鍔部6bより
テープ1の一縁が押圧されて該一縁はリードガイ
ド5から離れ、前記した記録跡A1,B1,……の
方向が回転ヘツドA,Bの走査跡の方向と一致し
ている。又、テープガイド7はその軸方向にわず
かに移動され、鍔部7aによつてテープ1の他縁
が押圧され、該テープの一縁がリードガイド5に
触れるところを越えて充分に圧接される。
上記鍔部7aによるテープ1の他縁の押圧によ
り、テープ1はリードガイド5における該テープ
が触れるところZを支点としてわずかに第7図に
おいて反時計方向へ回動される力を受け、テープ
1におけるリードガイド5から離れて、だれよう
とする部分が修正され、テープ1の直線性が良く
なる。又、テープ1は鍔部7aによつてリードガ
イド5に略一点ではあるが圧接されるので、幅方
向への移動も制限され、テープ1の走行は安定し
たものとなる。上記テープ1の直線性が良くなる
ことにより、前記したS/Nの劣化を改善するこ
とができる。
次に、第8図乃至第10図について、本発明の
他の実施例を説明する。
第8図はVTRにおける本発明に関連したとこ
ろのみを示すものである。第8図において、2は
前記したヘツドドラムであり、周知の如く基板
(図示せず)に取付けられている。1は前記した
磁気テープであり、周知のカセツト8に収納され
ていて、周知の如く傾斜ガイドポール9,10及
び垂直ガイドポール11,12が移動するのに伴
なつてカセツト1から引出され、図示の如く上記
ヘツドドラム2の周知に繞らされる。垂直ガイド
ポール11,12はテープ引出し位置において、
V溝を有するストツパ13,14に当接され、そ
の位置に保持される。15,16はインピーダン
スローラ、17は全幅の消去ヘツド、18,19
はCTL、オーデイオ用のヘツド、20はキヤプ
スタン、21はピンチローラ、22はテンシヨン
ピン、23はテープガイドであり、これらは周知
のものである。24,25は後述するテープガイ
ドであり、26,27を支点として前記基板に回
動自在に設けられたアーム28,29に植設され
ている。
上記垂直ガイドポール(テープガイド)11,
12は第9図にポール12について例示する如く
構成され、前記ストツパ14に圧接される。第9
図において、30は前記の如くテープ1をカセツ
ト8から引出すときに上記ポール12を移動させ
る周知のアーム(図示せず)に関連した基体であ
り、上記アームと略々共に移動される。31は上
記基体30に固定されたポールホルダであり、該
ホルダには軸32が摺動可能に挿通されている。
このホルダ31には上記軸32と同心に雌ねじ3
3が設けられ、該雌ねじには雄ねじ34が螺合さ
れている。この雄ねじ34にも上記軸32を摺動
自在に挿通する孔が穿設され、又上部には凹部3
5が形成されている。36,37は上記軸32に
固定された鍔であり、これらの鍔36,37の間
には軸32に回転自在に取付けられたガイドロー
ラ38が配設されている。又、上記鍔37の下面
には上記凹部35に遊嵌された凸部39が形成さ
れている。前記のポール12は上記軸32、ロー
ラ38、ホルダ31等により構成されている。
尚、40はねじ34の回り止め用のねじである。
前記のストツパ14はねじにより前記基板に固
定されたフレーム41に固定され、又ストツパ1
4には前記したV溝42,43が形成され、これ
らのV溝42,43にはホルダ31が基体30の
移動によつて圧接されている。上記ストツパ14
には軸32の上端が当接され得る微動片44が一
体に形成され、該微動片44の軸32方向の位置
はねじ45により調整できるようになつている。
符号60は軸32に固定された鍔であり、該鍔と
上記ホルダ31との間には押圧ばね61が介在さ
れている。
符号46はアームであり、47を支点として前
記基板に回動自在に取付けられ、その一端部は軸
32の下端に当接され得るように配置されてい
る。このアーム46にはピン48が植設され、該
ピンにはレバー49の長孔が遊嵌されている。こ
のレバー49は電磁プランジヤ50の作動杆に結
合され、該作動杆と上記ピン48との間には牽引
ばね51が張られている。52はレバー49の戻
し用のばねである。
前記第8図で説明したテープガイド24,25
は、第10図にテープガイド24について示す如
く、前記アーム28に植設され、該アームには紙
面に向う方向にピン53が植設され、又牽引ばね
58により付勢されている。54は摺動レバーで
あり、電磁プランジヤ55によりばね56に抗し
て牽引される。このレバー54には枝部57が設
けられ、戻りばね56によりレバー54が戻つた
状態にあるときには、枝部57によりピン53が
押圧され、テープガイド24は第8図の如くテー
プ1のテープパス(走行路)から外れた位置にあ
り、電磁プランジヤ55が作動したときには、枝
部57がピン53より逃げ、アーム28がばね5
8によつて回動され、ストツパ59に圧接され
て、テープガイド24がテープパスに至るように
構成されている。
上記垂直ガイドポール12は、鍔37を回すこ
とにより凸部39に嵌合された凹部35を有する
雄ねじ34が回り、ホルダ31に対する鍔36,
37の軸32の方向の位置が可変され、通常の記
録・再生時におけるポール12の位置が定まり、
この位置がねじ40により固定される。又、プラ
ンジヤ50の励磁により、軸32は微動作44に
圧接される如くポール12が上昇する。
上記ポール12は、テープ1を矢印A方向へ高
速走行(キユー)させる場合の、第7図で説明し
たテープガイド6に相当し、ポール11はテープ
1を矢印Aとは逆方向に高速走行(レビユー)さ
せる場合の、第7図で説明したテープガイド7に
相当する。又、テープガイド24はキユー時にお
ける前記第7図で説明したテープガイド7に相当
し、テープガイド25はテープガイド6に相当す
る。
上記第8図乃至第10図について説明した
VTRでは、キユーのときにはポール12の電磁
プランジヤ50と、テープガイド24の電磁プラ
ンジヤ55とを励磁する。この励磁によりポール
12が上昇してその鍔37によりテープ1の一縁
が押圧され、該一縁が前記リードガイドから離
れ、テープ1上の記録跡の方向が回転ヘツドの走
査跡と略々一致するようになる。又、電磁プラン
ジヤ55の励磁によりテープガイド24がテープ
1の走行路に至り、予め通常のテープ走行時より
も低い位置に設定されているテープガイド24の
上側の鍔によりテープ1の他縁が押圧される。ポ
ール11におけるポール12の符号37に該当す
る鍔は、テープの通常の走行時にはテープ1の一
縁から離れた位置にあるので、上記したテープガ
イド24の上側の鍔によりテープ1の他縁が押圧
されることにより、テープ1の一縁は上記リード
ガイドに触れる位置より更に圧接され、前記した
テープ1の直線性が得られる。
又、レビユーのときには、ポール11の電磁プ
ランジヤとテープガイド25の電磁プランジヤと
が励磁され、ポール11によつてテープ1の一縁
が押圧され、テープガイド24によつてテープ1
の他縁が押圧され、テープ1は直線性の良好な状
態でその記録跡が回転ヘツドの走査跡の方向に一
致される。
第11図乃至第14図は第3図の実施例を示す
ものであり、上記第8図乃至第10図について説
明したVTRにおけるポール11,12及びテー
プガイド24,25を動作させる電磁プランジヤ
50,55に代え、フライホイールから動力を得
るようにしたものである。図において、20は前
記したキヤプスタンであり、該キヤプスタンには
フライホイール62が固定され、該フライホイー
ルはベルト63を介したキヤプスタンモータ64
によつて周知の如く回転されるようになつてい
る。65はモータ64のプーリである。このフラ
イホイール62には等間隔に突起66a,66
b,66c,66dが設けられている。67は検
出アームであり、68を支点として基板(図示せ
ず)に回動自在に取付けられている。69は牽引
ばねであり、アーム67と上記基板との間に張架
され、上記アーム67を図示の中立位置に保つも
のである。70は検出レバーであり、71を支点
として上記アーム67に回動自在に取付けられ、
該アーム67との間に張架された牽引ばね72に
より付勢されている。この検出レバー70はばね
72に抗して回動させることによりフライホイー
ル62の上面に近づき、上記突起66a,66
b,66c,66dにより押圧される。73は電
磁石であり、上記アーム67に固定され、この励
磁により上記レバー70を吸引する。74は検出
ピンであり、上記アーム67に固定されている。
75,76はそれぞれ前記基板に植設されたガ
イドピン79に長孔が嵌合され、上記基板に摺動
自在に取付けられたキユープレート及びレビユー
プレートであり、各別の牽引ばね77,78によ
り互いに逆方向に付勢されている。これらのプレ
ート75,76はそれぞれの摺動より各別のスイ
ツチ80,81を操作する突片82,83、前記
したテープガイド24に関するピン53、及びテ
ープガイド25における上記ピン53に相当する
ピン84をそれぞれ操作する突起85,86、並
びに摺動によりローラ87,88を押上げる斜縁
89,90を有する。91,92は93,94を
支点として前記基板に回動自在に取付けられたア
ームであり、これらのアーム91,92には前記
ローラ97,88が取付けられ、又板ばね95,
96が取付けられている。97,98は牽引ばね
であり、上記基板とアーム91,92との間に張
架され、これらのばね97,98によりアーム9
1,92はローラ87,88が前記斜縁89,9
0に圧接される如く付勢されている。99,10
0は周知のプツシユ・プツシユ機構等を構成する
舌片であり、プレート75,76をばね77,7
8に抗して摺動させると、上記の舌片99,10
0により、これらの摺動位置へプレート75,7
6が保持される如く鎖錠され、又再度プレート7
5,76をばね77,78に抗して摺動させる
と、上記鎖錠が外れてプレート75,76は図示
の位置へ復帰する。
上記したアーム91,92の板ばね95には前
記したポール12の軸32が載置され、又板ばね
96にはポール11における上記軸32に相当す
る軸101が載置されている。
上記第11図乃至第14図について説明した
VTRでは、キユー時にはキヤプスタン20が第
11図において時計方向に回転され、このキヤプ
スタン20にテープ1が前記ピンチローラ21に
よつて圧接され、テープ1は高速で走行される。
このキユーのスタート時においては、先ずキヤプ
スタン20が時計方向に低速(再生時と同じ)で
回転され、続いて電磁石73が励磁される。この
励磁によりレバー70はばね72に抗して回動さ
れ、該レバーがフライホイール62の面に近づく
と、突起66a〜6dのいずれかによつて押圧さ
れ、レバー70及びアーム69が支点68を中心
にばね69に抗して反時計方向に回動され、ピン
74によりプレート75が押圧される。この押圧
によりプレート75はばね77に抗して摺動さ
れ、この摺動位置に上記舌片99によつて保持・
鎖錠される。上記プレート75の上記した摺動に
より、ピン53から突起85が離れ、前記した如
くテープガイド24がテープ1のテープ走行路に
至り、又ローラ87が斜縁を登つてーム91はば
ね97に抗するように回動され、この回動によ
り、ばね95によつて軸32が前記のように押上
げられる。この軸32の押上げ、及びテープガイ
ド24がテープ走行路に至ることにより、テープ
1はその一縁が押圧されてリードガイドから離
れ、又他縁が押圧されて、テープ1の直線性が改
善される。上記のようにプレート75がばね77
に抗して摺動されると、スイツチ80が操作さ
れ、これにより、例えばキヤプスタン20の回転
が高速走行用に速くなる。
次に、上記キユーの状態において、再生操作に
すると、先ずキヤプスタン20の回転速度が遅く
(再生用に)なり、その後前記電磁石73が励磁
される。この励磁により、突起66a〜66dの
いずれかによつてレバー70が押圧され、アーム
67が反時計方向に回動されてプレート75がば
ね77に抗して摺動される。この摺動により、周
知の如く前記舌片99によるプレート76の鎖線
が外れ、該プレートはばね77によつて図示の位
置へ戻り、又アーム67もばね69によつて図示
の中立位置へ戻る。
次に、この再生状態より、レビユー操作を行な
うと、フライホイールは再生時の速度で反時計方
向へ回転され、続いて前記の電磁石73が励磁さ
れると、レバー70は時計方向へ押圧され、アー
ム67が時計方向に回動してプレート76がばね
78に抗して摺動される。この摺動により、ロー
ラ88が斜縁90によつて押上げられ、又突起8
6はピン84から離れる。ローラ88が押上げら
れると、アーム92及びばね96を介して前記軸
101が押圧され、ポール11が移動してテープ
1の一縁が押圧され、テープ1は前記リードガイ
ドから離される。又、突起86がピン84から離
れると、テープガイド25がテープ走行路に至
り、テープ1の他縁がガイド25により押圧され
て、テープ1の直線性が改善される。このように
して高速で逆方向へ高速走行されるテープの記録
跡の方向が回転ヘツドの走査跡の方向と一致され
る。
上記したプレート76のばね78に抗した摺動
により、プレート76はその摺動位置に前記舌片
100によつて鎖錠され、又、スイツチ81が操
作されて、キヤプスタン20の回転速度は高速と
なり、ピンチローラ21によりテープ1がキヤプ
スタン20に圧接される。
このようなレビユー状態において、再生操作を
すると、キヤプスタン20の速度は再生用の低速
となり、この時電磁石73が励磁される。この励
磁により、レバー70が突起66a,66b,6
6c,66dにより時計方向に押圧され、アーム
67が時計方向へ回動され、ピン74によりプレ
ート76がばね78に抗する如く摺動され、前記
舌片100によるプレート76の鎖錠が外れ、プ
レート76はばね78により図示の位置に復帰す
ると共に、アーム67もばね69により図示の中
立位置へ復帰する。又、プレート76がばね78
により復帰することにより、スイツチ81が操作
され、キヤプスタン20の回転方向は時計方向に
変換されて再生状態となる。
上記説明したように、本発明のVTRにおける
高速再生装置によれば、高速再生時に、一方のガ
イドによりテープの一縁をリードガイドより離し
てテープ上の記録跡に沿つて回転ヘツドがテープ
を走行するようにし、他方のガイドによりテープ
の一縁がリードガイドに触れる位置よりも更に押
されるようにしたので、テープがリードガイドに
触れる点を支点としてテープにリードガイドから
離れる方向の力が加わり、ヘツドドラムの上側と
下側の段差によりテープがリードガイドに近づく
方向へだれるのが補正されてテープの直線性が良
くなる。また、テープは略一点であるがリードガ
イドに圧接されるとともに2つのガイドにより幅
方向の移動が制限され、テープの走行は安定した
ものとなる。したがつて、高速再生時に安定した
再生画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明を説明するためのも
のであり、第1図はテープパターン図、第2図は
再生信号レベル図、第3図はテープドラム近傍の
展開図、第4図及び第5図はテープパターン図、
第6図はヘツドドラム近傍の展開図である。第7
図は本発明の一実施例を示すヘツドドラム近傍の
展開図、第8図乃至第10図は第2実施例を示す
構成図であり、第8図は平面図、第9図は要部の
断面図、第10図は要部の拡大平面図である。第
11図乃至第14図は第3実施例を示す構成図で
あり、第11図は平面図、第12図は正面図、第
13図及び第14図は要部の正面図である。 1:テープ、2:ヘツドドラム、5:リードガ
イド、6,7:ガイド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上側は回転ヘツドが設けられてこの回転ヘツ
    ドとともに回転し下側は固定されて周面にテープ
    の一縁が当接され得るリードガイドが設けられた
    ヘツドドラムを有するVTRにおいて、上記ヘツ
    ドドラムにおけるテープの進入側及び離脱側にそ
    れぞれテープの当接される周面を有し、かつ該テ
    ープの幅方向の位置を制限する各別のガイドを設
    け、テープの高速再生時には上記ガイドのうちい
    ずれか一方によりテープの一縁を案内してテープ
    の一縁を上記リードガイドより離し、これにより
    テープ上の記録跡に沿つて上記回転ヘツドがテー
    プを走査するようにし、上記ガイドのうち、残り
    のガイドによりテープの他縁を案内して、テープ
    の一縁が上記リードガイドに触れる位置よりも更
    に押されるようにし、これによりテープに上記リ
    ードガイドから離れる方向の力を加えるようにし
    たことを特徴とするVTRにおける高速再生装
    置。
JP56041043A 1981-03-20 1981-03-20 High speed reproducing device for video tape recorder Granted JPS57154665A (en)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4915208A (ja) * 1972-06-02 1974-02-09
JPS5098812A (ja) * 1973-12-27 1975-08-06
JPS5164903A (ja) * 1974-12-02 1976-06-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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