JPS6122360A - 乾式電子写真複写機における自動画像濃度制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【ＩＬ夏皿皿次１ 本発明は、二成分現像剤を用いてスリット露光により複
写を行なう乾式電子写真式複写機において、画像濃度を
常に一定に保持させるようにした自動画像濃度制御装置
に関するものである。

【夏藍且 二成分現像剤を用いてスリット露光により複写を行なう
乾式電子写真複写機においては、原稿の画像占有面積（
画像が占める面積に対する原稿の全表面積の比）が大ぎ
い原稿（黒地の部分が広い原稿）を複写する場合に、ト
ナー消費量が大きいため、トナーをこの消費量に見合っ
た量だけ直ちに補給する必要がある。

しかし、従来では、現像剤のインダクタンスやキャパシ
タンスや粘性等を測定することによって現像剤中のトナ
ー濃度を検出し、このＩ−す−ｍ度検出値を基にしてト
ナー補給量を制御する方式が多く、この方式では、トナ
ー消費量と補給Ｍの差の変化に対しトナー濃度は時間的
に遅れて検出されるため、トナー濃度制御の応答性が良
くなかった。

これを改善でるために、特開昭４９−７９２４７号公報
（特願昭４７−１２０９３１号）に記載された発明が提
案され、同発明では、原稿からの反射光を感光体上に導
く光路を遮ってハーフミラ−を介装し、同ハーフミラ−
で反射された光を光電変換素子に当て、原稿の画像占有
面積を前記光電変換素子の出力により求め、この画像占
有面積に対応してトナーを補給するようになっていた。

が　゛しようとする口 しかしながら、このような現像トナー自動補給装置を備
えた複写機では、時間の経過に伴って露光ランプの発光
量が低下しかつりフレフタ−の反射率が飛散トナー等の
付着により低トするため、原稿の画像占有面積が増大し
ないにもかかわらず、前記光電変換素子への受光量の低
下によりトナーの補給量が増加し、原稿の画像占有面積
より広い画像占有面積の複写物が複写されてしまう。

、　−を　゛するための二　および一 本発明はこのような難点を克服した乾式電子写真複写機
の自動画像濃度制御装置の改良に係り、＊原稿を照明す
る照明手段と、同照明手段の発光量を調整する発光量調
整手段とを設け、同照明手段からの光を受けて光量を検
出する際の基となる光を反射する基準反射体を形成し、
同反躬体おＪ：び原稿の反射光の光量を検出する光量検
出手段と、現像器にＩ・ナーを補給するトナー補給手段
とを設け、前記光量検出手段による前記反射体の検出値
の偏差に対応して前記光量を制御しかつ前記光量検出手
段による前記反射体および原稿の反射光量の差に対応し
て前記トナー補給量を制御する制御手段を形成すること
により、前記照明手段より原稿への照射光量を常に所要
の水準に保持させることができるとともに、トナー諸費
量に大きな影響のある画像占有面積に対応して前記ｉ−
ナー補給手段からトナーを現像器に補給することができ
る。

尖施測 以下第１図に図示された本発明の一実施例について説明
する。

１はスリット露光ミラー移動乾式電子写真複写機で、そ
のケーシング２の上方にプラテンガラス３が固定して張
設されるとともに、同ガラス３の上方にプラテンカバー
４が開閉自在に取付けられている。

また前記プラテンガラス３の左側縁上方に基準反射板５
が一体に固着されており、同基準反射板５はレジストレ
ーションガイドの役も宋だすようになっている。

さらに前記複写ｌ！１１内において、プラテンガラス３
の下方に図示されないランプキャリッジが左右へ移動自
在に設けられ、同ランプキャリッジに露光ランプ７と、
同ランプ７を囲むリフレクタ−８と、同リフレクタ−８
に対応して対向リフレクタ−９と両リフレクタ−８，９
の中間上方に位置した第１ミラー１０とが一体に取付け
られ、同第１ミラー９０ミラーの左方において第２ミラ
ー１０と同第２ミラー１１の下方の第３ミラー１２とが
一体となって図示されないミラーキャリッジに取付けら
れており、図示されない光学系駆動装置により前記露光
ランプ７および第１ミラー１０が左右へ移動されると、
第２、第３ミラー１１．１２は、このランプ７および第
１ミラー１０の移動速度の半分の速度で左右へ移動され
るようになっている。

しかも第３ミラー１２の右方にレンズ１４とさらにその
右方に第４ミラー１３が配置されており、前記露光ラン
プ７より投射されてプラテンガラス３十の原稿６で乱反
射された光は、第１、第２、第３ミラー１０．１１．１
２で順次反射されてからレンズ１４を通過し、第４ミラ
ー１３により順次反射された後、ドラム状感光体１５上
の露光域１６に投射されるＪ：うになっている。

さらにまた前記露光ランプ７には、同露光ランプ７の発
光量を調整することができるように同ランプ７の印加電
圧を変える発光量調整回路１７がイ］設されている。

また前記ドラム状感光体１５の外周には、帯電器１８、
乾式二成分系現像器１９、転写前処理用除雪ランプ２０
、転写器２１、剥離器２２、クリーニング前除電用帯電
器２３、クリーニング器２４およびチャージ前処理用イ
レーザランプ２５が第１図で時計回りに順次配設されて
いる。

＝　６− ざらに現像器１９の右側に用紙１〜レイ２６が配設され
ており、同トレイ２６に収納された用紙２７は給紙装置
２８によりドラム状感光体１５に送られて転写された後
、定着器２９に送られて定着されるようになっている。

さらにまたレンズ１４より第４ミラー１３寄りの位置で
露光系の光軸りに隣接した部位に光量検知用セン１ノー
たるフオトダイオード３０が配設され、同フォトダイオ
ード３０の出力端は演算制御回路３１に接続されている
。

しかも前記乾式二成分系現像器１９には１−ブーディス
ペン４ｊ−−３２が付設され、同ディスペンサー３２は
ステッピングモータ３３により回転駆動されるようにな
っている。

また前記演算制御回路３１には、発光尾設定手段３４と
濃度設定手段３５とが付設されており、露光ランプ７０
発光ｆｉｌ　Ｌ４　ｔ％Ｉ−（ｌｒＪと複写物のｉ１１
石基準値が適宜設定されるようになっている。

さらに前記演算制御回路３１では、前記発光量基準値と
前記基準反射板５の反射光の検出値との差がＯとなるＪ
：うに前記発光量調整回路１７に制御信号を与え、しか
も前記濃度基準値と前記）Ａ１−ダイオード３０からの
検出伯の積分値の差を求め、その差に対応してステッピ
ングモータ３３を適正な回転数だけ回転させる制御信号
を同ステッピングモータ３３に与えるようになっている
。

第１図に図示の実施例は前記したように構成されている
ので、発光準設定手段３４とｉａ１度設定手段３５とを
それぞれ操作して適正な発光量基準値ど濃度基準値を設
定した後、プラテンガラス３上に原稿６を載置し、プラ
テンカバー４を閉じてから、複写ＩＩＩを稼働させると
、露光ランプ７が点灯されて基準反射板５が照射され、
同反射板５で反射された反射光の光量がフォトダイオー
ド３０で検出され、前記発光量設定手段３４で設定され
た発光量基準値に前記フォトダイオード３０の検出値が
一致するように、前記演算制御回路３１より発光量調整
回路１７に制御信号が送られ、前記露光ランプ７への印
加電圧が調整される。このため露光ランプ７の発光能力
が低下しあるいはりフレフタ−８，９がトナー等で汚れ
てその反射率が低下しても、これらの変動を補償するよ
うに発光量調整回路１７が動作して原稿６への照射光量
が所定の設定光量に保持される。

その後露光光学系が走査を始めると原稿６の左端より右
端に向って帯状の照射部分が移動し、原稿６の帯状像が
ドラム状感光体１５の露光域１６に連続的に露光され、
現像器１９によってその潜像が次々と現像されてトナー
像が形成され、そのトノーー像は転写器２１により用紙
２７に転写されてから定着器２９により定着される。

この場合、現像器１９においては、原稿６の画像占有面
積に比例してトナーが消費されるが、原稿６の像が露光
光学系で走査される際に、原稿６の反射光の一部がフォ
トダイオード３０に照射されて、原稿６の帯状部分の画
像占有面積に比例した出力が得られて演算制御回路３１
に送られ、同演棹制御回路３１にて前にフォトダイオー
ド３０からの出力が積分されて記憶され、濃度設定手段
３５で設定された濃度基準値と前記積分値との差が求め
られ、その差に比例したパルス数がステッピングモータ
３３に印加され、ステッピングモータ３３が前記パルス
数に対応した角度だＧノ回転されるので、トナーディス
ベンザ−３２より前記原稿６の画像占有面積に比例した
量のトナーが現像器１９に補給され、この結果、トナー
濃度別制御の応答性がよい。

またフォトダイオード３０はレンズ１４より第４ミラー
１３寄りに隣接し、光軸りより外れた位置に配置されて
いるため、原稿６の帯状部分の反射光束の一部が７オー
トダイオード３０で遮られても、感光体１５への光量分
布に悪影響が少なく、複写物の画質が悪くなることがな
い。

しかも露光ランプ７からの光が露光に有効に利用される
ため、発光量の大きな露光ランプ７を用いなくてよく、
露光ランプ７周辺を強制的に冷７ＪＩする冷却器が必ず
しも必要でなく、コス１へが安くなる。

第１図に図示の実施例では、フォートダイオード３０を
、レンズ１４より第４ミラー１３寄りに隣接し光軸りよ
り側方へ外して感光体１５への光量分布に影響の少ない
位置に配置したが、第２図ないし第３図に図示するよう
に、感光体１５への光Ｍ分布を一定にするために光路分
布補正をスリット３６を感光体１５の露光域１６に隣接
して配設し、このスリット３６の長手方向中央に位置し
、同スリット３６の窓３７に隣接し第４ミラー１３に相
対した面に７オートダイオード３０を配置すれば、フォ
ートダイオード３０を反射光束中に配設したことによる
感光体１５へめ光量分布の悪影響が全くない。

良且夏ガ浬 本発明によれば、照明手段の照明能力が変化しても同照
明手段の発光間を前記発光ａ調整手段によって調整し、
原稿への照射光量を常に所要の水準に保持させることが
でき、しかも］−ナー消費量に大きな影響を与える原稿
の画像占有面積に対応して視像器へトナーを補給できる
ため、原稿の画像温石に忠実な画像濃度の複写物か得ら
れ、かつトナーｍ戊制御の対応性が良好である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る乾式電子写真複写機における自動
画像濃度制御装置の一実施例を図示した概略縦断側面図
、第２図は本発明の他の実施例の要部縦断側面図、第３
図はその一部斜視図である。 １、スリット露光ミラー移動乾式電子写真複写機２、ケ
ーシング、　　３．プラテンガラス４、プラテンカバー
、５．基準反射板 ６、原　　稿、　　　７．露光ランプ ８、リフレクタ−１９，対向リフレクタ−１０、第１ミ
ラー、　　１１．第２ミラー、１２、第３ミラー、　　
１３、第４ミラー、１４、レンズ、　　　　１５．ドラ
ム状感光体、１６、露光域、　　　　１１１発光量調整
回路、１８、帯電器、　　　　１９、現像器 ２０、転写前処理用除電ランプ、 ２１、転写器、　　　　２２、剥離器、２３、クリーニ
ング前除電用帯電器 ２４、クリーニング器、 ２５、チャージ前処理用イレーザランプ２６、用紙トレ
イ、　　２７．用　紙、２８、給紙装置、　　　２９．
定着器、３０、フォートダイオード ３１、油筒制御回路、　３２．１−ナーデイスベンサー
３３、ステッピングモーター、 ３４、発光畠設定手段、３５．製電設定手段３６、光量
分布補正スリット ３７、窓 代理人　弁理士　　江　原　　望 外２名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 二成分現像剤を用いてスリット露光により複写を行なう
   乾式電子写真複写機において、原稿を照明する照明手段
   と、同照明手段の発光量を調整する発光量調整手段と、
   同照明手段からの光を受けて光量を検出する際の基準と
   なる光を反射光する反射体と、同反射体および原稿の反
   射光の光量を検出する光量検出手段と、現像器にトナー
   を補給するトナー補給手段と、前記光量検出手段で検出
   された前記反射体の検出値に対応して前記発光量を制御
   しかつ前記光量検出手段による前記反射体および原稿の
   反射光量の差に対応して前記トナー補給量を制御する制
   御手段とを備えたことを特徴とする自動画像濃度制御装
   置