JPS61222684A - 薄肉厚二重管の外管の溶接方法 - Google Patents
薄肉厚二重管の外管の溶接方法Info
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- JPS61222684A JPS61222684A JP6347885A JP6347885A JPS61222684A JP S61222684 A JPS61222684 A JP S61222684A JP 6347885 A JP6347885 A JP 6347885A JP 6347885 A JP6347885 A JP 6347885A JP S61222684 A JPS61222684 A JP S61222684A
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- Japan
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- welding
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、薄肉厚二重管の外管の溶接方法に関する。
(従来の技術)
腐食性流体の熱交換に当っては、熱交換管の材質として
、管内面の流体と管外面の流体の腐食性を共に考慮する
必要があり、双方を満足する材料の管か、あるいは、そ
れぞれに耐える材料を二重にした第2図に示すような二
重管を用いる。例えば、第2図において、管内部流体の
ために、内管1に8U8304を用い、外部流体がクロ
ールイオンOI!−を含む場合、外管2に0r−MO鋼
を用いる。この時管と管板の接合で異材とならないよう
Kするために、管と管板の接合部近傍は、外管3に8U
8304を用いる。
、管内面の流体と管外面の流体の腐食性を共に考慮する
必要があり、双方を満足する材料の管か、あるいは、そ
れぞれに耐える材料を二重にした第2図に示すような二
重管を用いる。例えば、第2図において、管内部流体の
ために、内管1に8U8304を用い、外部流体がクロ
ールイオンOI!−を含む場合、外管2に0r−MO鋼
を用いる。この時管と管板の接合で異材とならないよう
Kするために、管と管板の接合部近傍は、外管3に8U
8304を用いる。
ここで、この外管2,3相互を接合する場合一般に、薄
肉厚の管接合としてTIG溶接を行なうが、入熱一定の
溶接では、第3図に示すように、周溶接の進行とともに
溶込みが増大し、管内面へ溶落ちを生じやすい。そこで
第4図に示すように1人熱を連続((a)の場合)ある
いは断続的((b)の場合)K変化させて溶接する方法
□があるが、入熱制御が困難で、安定した溶込み
が得られなかった。
肉厚の管接合としてTIG溶接を行なうが、入熱一定の
溶接では、第3図に示すように、周溶接の進行とともに
溶込みが増大し、管内面へ溶落ちを生じやすい。そこで
第4図に示すように1人熱を連続((a)の場合)ある
いは断続的((b)の場合)K変化させて溶接する方法
□があるが、入熱制御が困難で、安定した溶込み
が得られなかった。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明の目的は、上記従来方法の欠点を解消し、薄肉厚
二重管の周溶接において、通常の溶接施工(一定人熱)
Kより安定した溶込みを得る方法を提供するものである
。
二重管の周溶接において、通常の溶接施工(一定人熱)
Kより安定した溶込みを得る方法を提供するものである
。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、薄肉厚二重管における異種材料の外管を溶接
するに際し、内管内面を水冷しながら外管の外表面から
溶接することを特徴とする薄肉厚二重管の外管の溶接方
法に関する。
するに際し、内管内面を水冷しながら外管の外表面から
溶接することを特徴とする薄肉厚二重管の外管の溶接方
法に関する。
すなわち、上述の如く、第3図の方法では、溶接進行と
ともに溶接熱が十分拡散されずに、いわゆる熱がこもっ
て溶込みが増大するものであり、又、第4図の方法は、
それを予測して入熱制御しようとするものであったが、
本発明では、管内面を水冷することにより溶接熱が積極
的に吸収され、一定人熱でも安定した溶込みが得られる
のが特徴である。
ともに溶接熱が十分拡散されずに、いわゆる熱がこもっ
て溶込みが増大するものであり、又、第4図の方法は、
それを予測して入熱制御しようとするものであったが、
本発明では、管内面を水冷することにより溶接熱が積極
的に吸収され、一定人熱でも安定した溶込みが得られる
のが特徴である。
(作用)
以下に、本発明を図面に基づき説明する。
第1図は、本発明に係る溶接方法の説明図である。
図中、1は内管、2は外管、3は二重管の端部に設けた
内管と同じ材質の外管、4は前壁、後壁が連結された水
冷治具本体、5は0リング、6は空間、7は水入口管、
8は水出口管、9は溶接トーチ、10はタングステン電
極、↑1はアーク、12はシールドガスである。
内管と同じ材質の外管、4は前壁、後壁が連結された水
冷治具本体、5は0リング、6は空間、7は水入口管、
8は水出口管、9は溶接トーチ、10はタングステン電
極、↑1はアーク、12はシールドガスである。
水冷治具本体4の前後壁外径は、内管1内径より小さく
シ、前後壁の外径部に設けた0リング5を介して内管1
内面と密着する。これによシ、水入口管7から水を入れ
ると、空間6に水が充満し、水出口管8から出て水は循
環される。
シ、前後壁の外径部に設けた0リング5を介して内管1
内面と密着する。これによシ、水入口管7から水を入れ
ると、空間6に水が充満し、水出口管8から出て水は循
環される。
この時、最初、空間6内にあった空気を完全に排除する
ために、水出口管8はできるだけ上方の方が良いが、注
水を勢いよく行なえば、図示したように、内管1と水出
口管8には2〜31111の間隔があっても、完全に空
気は排除される。
ために、水出口管8はできるだけ上方の方が良いが、注
水を勢いよく行なえば、図示したように、内管1と水出
口管8には2〜31111の間隔があっても、完全に空
気は排除される。
(発明の効果)
このようKして、溶接部直下の内管1の内面は直接水に
接触し、しかも水は循環しているため、溶接による熱は
どんどん吸収され、外管λ3の接合部円周を連続的に溶
接しても、いわゆる熱がこもることなく、常に一定条件
下での溶接となシ、溶込みが安定(一定)する。
接触し、しかも水は循環しているため、溶接による熱は
どんどん吸収され、外管λ3の接合部円周を連続的に溶
接しても、いわゆる熱がこもることなく、常に一定条件
下での溶接となシ、溶込みが安定(一定)する。
以下に1実施例を示す。
実施例
第1図において、内管1は内径251j%肉厚1、5
wasの8U11304、外管2は、外径31■、肉厚
1.511Nの2 ’/、 or−1yo鋼ノ二重管で
、外管3け、外径51m、肉厚1.5−の8U8304
鋼を用い、溶接ワイヤは、8U8509系ワイヤ1.2
φを用いて溶接した。結果を表1に示す。
wasの8U11304、外管2は、外径31■、肉厚
1.511Nの2 ’/、 or−1yo鋼ノ二重管で
、外管3け、外径51m、肉厚1.5−の8U8304
鋼を用い、溶接ワイヤは、8U8509系ワイヤ1.2
φを用いて溶接した。結果を表1に示す。
水冷を行なわない番号1,2.Sの場合は、溶接の途中
で溶落ちたり、溶込み深さが変化する。これに対し、本
発明の内管の水冷を行なう番号4,5,6,7,8.9
の場合、溶込みが一定で、安定した溶接が行なえる。
で溶落ちたり、溶込み深さが変化する。これに対し、本
発明の内管の水冷を行なう番号4,5,6,7,8.9
の場合、溶込みが一定で、安定した溶接が行なえる。
表 1
第1図は、本発明による溶接方法の説明図である。第2
図は、薄肉厚二重管の構造の概略図である。第3図及び
第4図は、従来の溶接方法における入熱と溶込み或いは
溶落ちの関係を示す0 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 −
図は、薄肉厚二重管の構造の概略図である。第3図及び
第4図は、従来の溶接方法における入熱と溶込み或いは
溶落ちの関係を示す0 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 −
Claims (1)
- 薄肉厚二重管における異種材料の外管を溶接するに際し
、内管内面を水冷しながら外管の外表面から溶接するこ
とを特徴とする薄肉厚二重管の外管の溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60063478A JPH0734991B2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 薄肉厚二重管の外管の溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60063478A JPH0734991B2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 薄肉厚二重管の外管の溶接方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61222684A true JPS61222684A (ja) | 1986-10-03 |
JPH0734991B2 JPH0734991B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=13230380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60063478A Expired - Lifetime JPH0734991B2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 薄肉厚二重管の外管の溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0734991B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104084726A (zh) * | 2014-07-03 | 2014-10-08 | 中国海洋石油总公司 | 水下阀门与过渡管之间焊接的冷却装置 |
CN104588900A (zh) * | 2014-12-03 | 2015-05-06 | 上海新力机器厂 | 一种减小超细长比组件焊接变形的装置及方法 |
CN106181146A (zh) * | 2016-08-10 | 2016-12-07 | 广州创实得环保科技有限公司 | 一种长椅多椅板焊接管的防变形焊接方法 |
CN108581278A (zh) * | 2018-03-28 | 2018-09-28 | 无锡华光锅炉股份有限公司 | 一种减少膜式省煤器焊接热应力的方法 |
CN110524183A (zh) * | 2019-09-12 | 2019-12-03 | 域鑫科技(惠州)有限公司 | 一种管道焊接工装 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5371646A (en) * | 1976-12-08 | 1978-06-26 | Hitachi Ltd | Method of welding austenite stainless steel pipe |
JPS5473318U (ja) * | 1977-11-01 | 1979-05-24 | ||
JPS5577983A (en) * | 1978-12-08 | 1980-06-12 | Hitachi Ltd | Welding method |
JPS55154696U (ja) * | 1979-04-16 | 1980-11-07 | ||
JPS58154487A (ja) * | 1982-03-01 | 1983-09-13 | Toshiba Corp | 管状部材の溶接方法 |
-
1985
- 1985-03-29 JP JP60063478A patent/JPH0734991B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108581278A (zh) * | 2018-03-28 | 2018-09-28 | 无锡华光锅炉股份有限公司 | 一种减少膜式省煤器焊接热应力的方法 |
CN110524183A (zh) * | 2019-09-12 | 2019-12-03 | 域鑫科技(惠州)有限公司 | 一种管道焊接工装 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0734991B2 (ja) | 1995-04-19 |
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