JPS61222454A - 血液抗凝固剤 - Google Patents
血液抗凝固剤Info
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- JPS61222454A JPS61222454A JP60064612A JP6461285A JPS61222454A JP S61222454 A JPS61222454 A JP S61222454A JP 60064612 A JP60064612 A JP 60064612A JP 6461285 A JP6461285 A JP 6461285A JP S61222454 A JPS61222454 A JP S61222454A
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- ethylenediaminetetraacetic acid
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- anticoagulant
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/185—Acids; Anhydrides, halides or salts thereof, e.g. sulfur acids, imidic, hydrazonic or hydroximic acids
- A61K31/19—Carboxylic acids, e.g. valproic acid
- A61K31/195—Carboxylic acids, e.g. valproic acid having an amino group
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P7/00—Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
- A61P7/02—Antithrombotic agents; Anticoagulants; Platelet aggregation inhibitors
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は葡液抗凝固剤に関する。
近年、臨床医学の発達により、予防医学又は治療の状況
判断として血液検査のはだす役割は極めて大きいものと
なっている。このような状況にともなって血液検査用に
採血した血液の凝固を防止する血液抗凝固剤の開発が盛
んに進められている。
判断として血液検査のはだす役割は極めて大きいものと
なっている。このような状況にともなって血液検査用に
採血した血液の凝固を防止する血液抗凝固剤の開発が盛
んに進められている。
本発明は、特にこのような目的に適した血液抗凝固剤に
関する。
関する。
血液抗凝固剤としては、ヘパリンナトリウム系のものが
最も知られており、人工透析、人工肺の治療等の時の血
液の添加、血液に接触する表面の処理が行なわれている
。
最も知られており、人工透析、人工肺の治療等の時の血
液の添加、血液に接触する表面の処理が行なわれている
。
又、ある種の血液形態検査にはエチレンジアミン四酢酸
の金属塩系のものが抗血液凝固剤として使用されて・い
る。
の金属塩系のものが抗血液凝固剤として使用されて・い
る。
しかし、ヘパリンは動物の臓器からの抽出によってのみ
得られるので合成品に較べると量的に充分でなく、製造
コストも格段に大きくなる。
得られるので合成品に較べると量的に充分でなく、製造
コストも格段に大きくなる。
また抽出原料臓器が異なると同一構造、同一性能のヘパ
リンを得ることが困難であり、かつ、輸入に依存してい
るため安定な価格で供給され難いという欠点を有してい
る。
リンを得ることが困難であり、かつ、輸入に依存してい
るため安定な価格で供給され難いという欠点を有してい
る。
またエチレンジアミン四酢酸の金属塩系のものは血液形
態検査用の血液抗凝固剤としては使用できるものの、生
化学検査の一種である無機イオンの電鍍ができないとか
、酵素検蒼に対して妨害作用を示す等の欠点があり、こ
のため血液検査にあたっては各々の検査項目に応じて種
々の抗血液凝固剤を選んで用いたり、わざわざ血液から
面精を分離してから測定するという面精分離法を採用し
なければならないといった繁雑な方法を余儀なくされて
いた。
態検査用の血液抗凝固剤としては使用できるものの、生
化学検査の一種である無機イオンの電鍍ができないとか
、酵素検蒼に対して妨害作用を示す等の欠点があり、こ
のため血液検査にあたっては各々の検査項目に応じて種
々の抗血液凝固剤を選んで用いたり、わざわざ血液から
面精を分離してから測定するという面精分離法を採用し
なければならないといった繁雑な方法を余儀なくされて
いた。
そこで、安価で血液抗凝固性を有し、しかも多種にわた
る血液検査に対して悪影響を与えない血液抗凝固剤の開
発が要望されているが、このような要望を満足する血液
抗凝固剤は未だ開発されていない。
る血液検査に対して悪影響を与えない血液抗凝固剤の開
発が要望されているが、このような要望を満足する血液
抗凝固剤は未だ開発されていない。
かかる現状に鑑み鋭意検討を行なった結果、種々の血液
検査に使用し得る血液抗凝固剤に関する本発明に到達し
たものである。
検査に使用し得る血液抗凝固剤に関する本発明に到達し
たものである。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち1本発明の要旨はエチレンジアミン四酢酸と一般式
H2N −R−NH* (′kL)i C,−C,+7
)脂肪しν 族アルキル基)で示されるアルキルジアミンとをエチレ
ンジアミン四酢酸とアルキルジアミンとの反応量比率が
1モル対05モル以上】モル対2モル以下の範囲で反応
させてなる塩を主成分とする血液抗凝固剤にある。
H2N −R−NH* (′kL)i C,−C,+7
)脂肪しν 族アルキル基)で示されるアルキルジアミンとをエチレ
ンジアミン四酢酸とアルキルジアミンとの反応量比率が
1モル対05モル以上】モル対2モル以下の範囲で反応
させてなる塩を主成分とする血液抗凝固剤にある。
エチレンジアミン4酢酸とI7ては鉄含有量5 ppm
以下で、エチレンジアミン4酢酸含有量99、 Owt
4以上のものを用いることが好ましい。
以下で、エチレンジアミン4酢酸含有量99、 Owt
4以上のものを用いることが好ましい。
ここで、用いられるアルキルジアミントシテは、エチレ
ンジアミン、プロピレンジアミン、ブチレンジアミン、
ペンタメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ヘ
プタメチレンジアミン、オグタメチレンジアミンが使用
出来る。
ンジアミン、プロピレンジアミン、ブチレンジアミン、
ペンタメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ヘ
プタメチレンジアミン、オグタメチレンジアミンが使用
出来る。
メチレンジアミンは水中で安定に存在しない為。
使用出来ない。父、アルキル基の炭素数が9個以上の場
合は水溶性がほとんどなくなる為使用出来ない。
合は水溶性がほとんどなくなる為使用出来ない。
又、エチレンジアミン4酢醒と、アルキルジアミンとの
反応比率は、1モル10.5モルないし、1モルフ2.
0モルの範囲内で反応させるべきである。望ましくは1
モルフ0.9モルないし。
反応比率は、1モル10.5モルないし、1モルフ2.
0モルの範囲内で反応させるべきである。望ましくは1
モルフ0.9モルないし。
1モルフ1.5モルの範囲内である。エチレンジアミン
4酢酸1モルに対しアルキルジアミンの量が0.5モル
より少ない場合は、未反応エチレンジアミン4酢酸が残
存するようになり、血液抗凝固性に対■7て悪影響を与
える。逆に、エチレンジアミン4酢酸1モルに対しアル
キルジアミンの量が2.0モルより多いと反応生成物が
水溶液より回収し難くなり不適当である。
4酢酸1モルに対しアルキルジアミンの量が0.5モル
より少ない場合は、未反応エチレンジアミン4酢酸が残
存するようになり、血液抗凝固性に対■7て悪影響を与
える。逆に、エチレンジアミン4酢酸1モルに対しアル
キルジアミンの量が2.0モルより多いと反応生成物が
水溶液より回収し難くなり不適当である。
エチレンジアミン4酢酸は水に溶解しにくく、高濃度の
水溶液は作成出来ない為、水に分散させた状態でアルキ
ルジアミンを添加する。すると、エチレンジアミン4酢
酸とアルキルジアミンとの反応生成物は、水への溶解度
が晶い為。
水溶液は作成出来ない為、水に分散させた状態でアルキ
ルジアミンを添加する。すると、エチレンジアミン4酢
酸とアルキルジアミンとの反応生成物は、水への溶解度
が晶い為。
反応の進行とともに水に分散t5たエチレンジアミン4
酢酸の量が減少する。そして、アルキルジアミンの添加
モル数が、エチレンジアミン4酢酸の量とほぼ等しくな
った時点で完全に絢−溶液となる。
酢酸の量が減少する。そして、アルキルジアミンの添加
モル数が、エチレンジアミン4酢酸の量とほぼ等しくな
った時点で完全に絢−溶液となる。
このようにして必要なモル比率になるようアルキルジア
ミンを添加して作成された反応生成物は未反応エチレン
ジアミン等の不純分を含有する為、精製することが好ま
しい。
ミンを添加して作成された反応生成物は未反応エチレン
ジアミン等の不純分を含有する為、精製することが好ま
しい。
この精製法としては、純度98WtqI)以上のメタノ
ールイノプロパノールなどを用いた再結晶法が挙げられ
る。メタノールで精製する場合、反応生成物の水溶液を
メタノール中に添加する事により反応生成物を析出させ
1分離・乾燥して精製できる。血液抗凝固剤として使用
する為には、再結晶に使用したメタノールを充分除去す
ることが好ましい。即ちメタノールを血液抗凝固剤に多
量に混入させて使用すると、血液の溶血な引き起こす可
能性があるからである。従って再結晶後の反応生成物中
に残存しているメタノール量は1. Owt11以下と
するのが良い。この残存メタノールを低下させる方法と
して例えば再結晶で得た反応生成物を水に溶解させ、減
圧e乾燥する事により、脱水・脱メタノールを行う方法
をとることができる。
ールイノプロパノールなどを用いた再結晶法が挙げられ
る。メタノールで精製する場合、反応生成物の水溶液を
メタノール中に添加する事により反応生成物を析出させ
1分離・乾燥して精製できる。血液抗凝固剤として使用
する為には、再結晶に使用したメタノールを充分除去す
ることが好ましい。即ちメタノールを血液抗凝固剤に多
量に混入させて使用すると、血液の溶血な引き起こす可
能性があるからである。従って再結晶後の反応生成物中
に残存しているメタノール量は1. Owt11以下と
するのが良い。この残存メタノールを低下させる方法と
して例えば再結晶で得た反応生成物を水に溶解させ、減
圧e乾燥する事により、脱水・脱メタノールを行う方法
をとることができる。
次に本発明について、実施例により説明する。
実施例 】
エチレンジアミン四酢酸28.4gr(0,1モル)を
純水200m/l二分散させ、室温で攪拌しなからエチ
レンジアミン6.6gr(0,11モル)ヲ0、1 m
t、 / minの速度で滴下する。滴下終了後60℃
で1時間反応を維持したあと、冷却する。
純水200m/l二分散させ、室温で攪拌しなからエチ
レンジアミン6.6gr(0,11モル)ヲ0、1 m
t、 / minの速度で滴下する。滴下終了後60℃
で1時間反応を維持したあと、冷却する。
ここへ純度98係のメタノール】tを加え、反応生成物
を沈澱させる。反応生成物をμ則17たのち純水300
rntに溶解させ、ロータリーエバ 化ボレーター
によI]、脱水・乾燥を行ない、342grの結晶状微
粉を得た。この微粉に含まれているメタノールは0.1
0 mt係であり、含水率は ぼ1、2 mtチ
であった。
を沈澱させる。反応生成物をμ則17たのち純水300
rntに溶解させ、ロータリーエバ 化ボレーター
によI]、脱水・乾燥を行ない、342grの結晶状微
粉を得た。この微粉に含まれているメタノールは0.1
0 mt係であり、含水率は ぼ1、2 mtチ
であった。
この結晶状微粉末21ngを試験管に採取し、人間の鮮
血を2ゴ添加した所、抗凝固性を示し、凝血しなかった
。又、サンプルを自動血球測定機によI)赤血球・白血
球・血小板・ヘマトクリット値を求め、第1表の結果を
得た。得られた結晶状微粉末は、市販血液抗凝固剤と同
様に血液に対し優れた抗凝固性を有する事が判った。
血を2ゴ添加した所、抗凝固性を示し、凝血しなかった
。又、サンプルを自動血球測定機によI)赤血球・白血
球・血小板・ヘマトクリット値を求め、第1表の結果を
得た。得られた結晶状微粉末は、市販血液抗凝固剤と同
様に血液に対し優れた抗凝固性を有する事が判った。
例 2
施例−1でエチレンジアミン四酢酸と反応るアルキルジ
アミンとして、エチレンジアロ、 6 grの替わりに
プロピレンジアミン8,140.11モル)及びヘキサ
メチレンジアミン76gr(0,] ]モル)を各々反
応させ、反成物を得た。反応生成物は実施例1と同様作
により精製し、結晶性微粉末を得た。こ微粉末はいずれ
も、血液抗凝固性を示し、の鮮血l−を凝固させずに安
定化させるの要な反応生成物量を比較検討し第2表の納
得た。エチレンジアミン四酢酸とプロビレアミンとの反
応生成物及びエチレンジアミ酢酸とへキサメチレンジア
ミンとの反応物ずれも抗廂液凝固剤として作用し得る事
かた。
アミンとして、エチレンジアロ、 6 grの替わりに
プロピレンジアミン8,140.11モル)及びヘキサ
メチレンジアミン76gr(0,] ]モル)を各々反
応させ、反成物を得た。反応生成物は実施例1と同様作
により精製し、結晶性微粉末を得た。こ微粉末はいずれ
も、血液抗凝固性を示し、の鮮血l−を凝固させずに安
定化させるの要な反応生成物量を比較検討し第2表の納
得た。エチレンジアミン四酢酸とプロビレアミンとの反
応生成物及びエチレンジアミ酢酸とへキサメチレンジア
ミンとの反応物ずれも抗廂液凝固剤として作用し得る事
かた。
例 3
施例1で作成した反応生成物を抗血液凝固して血液1−
に対し2巧用いた。この血液中のナトリウムイオン酸、
カリウムイオン量、塩素イオン量を小型電解質測定装置
により測定した。又、通常実施されている自消分離法に
よる測定値を比較として結果を第3表に示す。
に対し2巧用いた。この血液中のナトリウムイオン酸、
カリウムイオン量、塩素イオン量を小型電解質測定装置
により測定した。又、通常実施されている自消分離法に
よる測定値を比較として結果を第3表に示す。
実施例1で作成した反応生成物を抗血液凝固剤とした場
合は、そのままイオン定量測定を行なう事が出来るが、
市販の抗血液凝固剤では不可能である。
合は、そのままイオン定量測定を行なう事が出来るが、
市販の抗血液凝固剤では不可能である。
実施例 4
実施例1に於て、エチレンジアミン四酢酸2 B、4g
r(0,14ル)と反応させるエチレンジアミン量を3
.3gr(0,055モル)と減少させた場合、及びエ
チレンジアミン量を9.6gr(0,16モル)と増大
させた場合の実験を行なった。エチレンジアミンの添加
量を変更した以外の操作は実施例1と同様に行い、それ
ぞれ29、6gr、37.3grの結晶状粉末を得た。
r(0,14ル)と反応させるエチレンジアミン量を3
.3gr(0,055モル)と減少させた場合、及びエ
チレンジアミン量を9.6gr(0,16モル)と増大
させた場合の実験を行なった。エチレンジアミンの添加
量を変更した以外の操作は実施例1と同様に行い、それ
ぞれ29、6gr、37.3grの結晶状粉末を得た。
この粉末に含まれているメタノールはそれぞれ0.08
wt1.0.07 wtlであり、含水率はそれぞれ1
、 Owtl 、 1.3 wtlであった。コの結晶
状粉末2MIIをそれぞれ試験管に採取し、人間の鮮血
を各々1.5−ずつ添加I7た所、どちらの場合も抗凝
固性を示し、60分後でも凝血しなかった。
wt1.0.07 wtlであり、含水率はそれぞれ1
、 Owtl 、 1.3 wtlであった。コの結晶
状粉末2MIIをそれぞれ試験管に採取し、人間の鮮血
を各々1.5−ずつ添加I7た所、どちらの場合も抗凝
固性を示し、60分後でも凝血しなかった。
この白液を一部採取し、赤血球、白血球、血小板の形態
を顕微鋺により調べたと(ろ、いずれの場合も異常は認
められなかった。
を顕微鋺により調べたと(ろ、いずれの場合も異常は認
められなかった。
比較例 1
エチレンジアミン四酢酸28.4gr(0,’1モル)
を純水200−に分散させ、室温で攪拌しながらエチレ
ンジアミン1.5gr(0,025モル)を滴下した・
。反応後は実施例1と同様にして結晶状微粉を得た。こ
の微粉に含まれるメタノール量は0.08 wtlであ
り、含水率は0.8 wtlであった。この結晶状微粉
末4■を試験管に採取し、鮮血を約1+d添加したとこ
ろ15分後に凝血した0 〔本発明の効果〕 本発明による反応生成物を抗血液凝固剤として使用する
と、市販の抗血液凝固剤を用いた場合とほぼ同様の赤血
球数・白血球数・血小板数・ヘマトクリット値を得る事
が出来る。
を純水200−に分散させ、室温で攪拌しながらエチレ
ンジアミン1.5gr(0,025モル)を滴下した・
。反応後は実施例1と同様にして結晶状微粉を得た。こ
の微粉に含まれるメタノール量は0.08 wtlであ
り、含水率は0.8 wtlであった。この結晶状微粉
末4■を試験管に採取し、鮮血を約1+d添加したとこ
ろ15分後に凝血した0 〔本発明の効果〕 本発明による反応生成物を抗血液凝固剤として使用する
と、市販の抗血液凝固剤を用いた場合とほぼ同様の赤血
球数・白血球数・血小板数・ヘマトクリット値を得る事
が出来る。
さらに、ヘパリンナトリウム等市販の抗血液凝固剤では
測定不可能な血液中のナトリウムイオン、カリウムイオ
ン、塩素イオンも測定する事が出来る。また、フッ化ナ
トリウムと本発明による反応生成物とを併用する事によ
り血糖値測定用の抗血液凝固剤としても使用できる。
測定不可能な血液中のナトリウムイオン、カリウムイオ
ン、塩素イオンも測定する事が出来る。また、フッ化ナ
トリウムと本発明による反応生成物とを併用する事によ
り血糖値測定用の抗血液凝固剤としても使用できる。
手続補正書
昭和60年 6月 10日
特許庁長官 志 賀 学 殿
特願昭60−64612号
2、発明の名称
血液抗凝固剤
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
東京都中央区京橋二丁目3番18号
(603)三菱レイヨン株式会社
取締役社長 河 崎 晃 夫
5、補正命令の日付
自発補正
6、補正の対象
1、 明細書第2頁第10行の「00.されている、
」の後に[これら血液抗凝固剤は、血液検査の項目の1
つであるヘマトクリット管の内面塗布剤、血 分離のた
めの添加剤としても利用されている。」を挿入する。
」の後に[これら血液抗凝固剤は、血液検査の項目の1
つであるヘマトクリット管の内面塗布剤、血 分離のた
めの添加剤としても利用されている。」を挿入する。
2、 同第5頁第7行乃至第8行の「多いと反応生成物
08.不適当である。」を「多くても未反応アルキルジ
アミンが増大するだけで不適当である。
08.不適当である。」を「多くても未反応アルキルジ
アミンが増大するだけで不適当である。
エチレンシアミン4酢酸とアルキルジアミンとの反応は
そのほとんどがl:l(m◎l比)で反応し、過剰にフ
ルキルジアミンを入れても、l:1以上の比率になるこ
とはほとんどない、又、交互付加によって繰返し単位が
数十個以上になるようなポリマーが形成されることもな
い、この反応は室温℃までの温度範囲で迅速に反応する
が、アルキルジアミンが1分子付加したエチレンジアミ
ンへの2分子目のアルキルジアミンの付加反応は非常に
進行し難く、上記温度範囲では実質的に反応は進行しな
い、」に訂正する。
そのほとんどがl:l(m◎l比)で反応し、過剰にフ
ルキルジアミンを入れても、l:1以上の比率になるこ
とはほとんどない、又、交互付加によって繰返し単位が
数十個以上になるようなポリマーが形成されることもな
い、この反応は室温℃までの温度範囲で迅速に反応する
が、アルキルジアミンが1分子付加したエチレンジアミ
ンへの2分子目のアルキルジアミンの付加反応は非常に
進行し難く、上記温度範囲では実質的に反応は進行しな
い、」に訂正する。
3、同頁第18行の「溶液となる。」と第19行の「
このようにして89.」の間に「エチレンシアミン4酢
酸水溶液ヘアルキルジアミンを添加すると中和反応に伴
なう中和熱が生じ、液温が上昇する。この中和熱は溶媒
の水あるいは反応容器をジャケットで冷却することによ
り除去できる。本反応では溶媒として水を使用している
が、水の蒸発を防ぐため反応温度は20℃以上80℃以
下に維持することが好ましい。
このようにして89.」の間に「エチレンシアミン4酢
酸水溶液ヘアルキルジアミンを添加すると中和反応に伴
なう中和熱が生じ、液温が上昇する。この中和熱は溶媒
の水あるいは反応容器をジャケットで冷却することによ
り除去できる。本反応では溶媒として水を使用している
が、水の蒸発を防ぐため反応温度は20℃以上80℃以
下に維持することが好ましい。
又、エチレンジアミン4酢酸を水溶液で反応させるのは
反応生成物が水溶性であり、反応操作を容易にできるこ
とによる。エチレンジアミン4酢酸の濃度は反応生成物
が水に溶解できる範囲、即ち、5重量%乃至60重量%
の範囲で行なうのが好ましく、10重量%乃至30重量
%の範囲で行なうのがより好ましい。5重量%未渦の場
合は濃度が低すぎて操作性が低下し、又、60重量%を
越えると反応生成物の溶解度が飽和状態となるため好ま
しくない。」を挿入する。
反応生成物が水溶性であり、反応操作を容易にできるこ
とによる。エチレンジアミン4酢酸の濃度は反応生成物
が水に溶解できる範囲、即ち、5重量%乃至60重量%
の範囲で行なうのが好ましく、10重量%乃至30重量
%の範囲で行なうのがより好ましい。5重量%未渦の場
合は濃度が低すぎて操作性が低下し、又、60重量%を
越えると反応生成物の溶解度が飽和状態となるため好ま
しくない。」を挿入する。
4、同第6頁第18行の「、6.ことができる。
」の次に「 本発明の血液抗凝固剤は単独で用いること
が好ましいが、血液検査結果に影響を与えない程度の微
量のヘパリン塩、蓚酸塩、蓚酸複合塩、クエン酸塩等を
含んでいてもよい。
が好ましいが、血液検査結果に影響を与えない程度の微
量のヘパリン塩、蓚酸塩、蓚酸複合塩、クエン酸塩等を
含んでいてもよい。
」を挿入する。
手続補正書
昭和60年 を月2b日
特許庁長官 志 賀 学 殿
1、事件の表示
特願昭60−64612号
2、発明の名称
血液抗凝固剤
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
東京都中央区京橋二丁目3番18号
(603)三隻レイヨン株式会社
取締役社長 河 崎 晃 夫
5、補正命令の日付
自発補正
1、明細書第6頁第4行目の「インプロパツール」を「
、エタノール、イソプロパツール等のアルコール類、ア
セトン、メチルエチルケトン等のケトン類、ジメチルホ
ルムアミド等の水溶性有機溶媒」に訂正する。
、エタノール、イソプロパツール等のアルコール類、ア
セトン、メチルエチルケトン等のケトン類、ジメチルホ
ルムアミド等の水溶性有機溶媒」に訂正する。
2、 同第7頁第19行の「市販血液抗凝固剤」を第1
表の対照例に示す市販血液抗凝固剤アンチクロットET
(商品名、クリントンラポ製)」に訂正する。
表の対照例に示す市販血液抗凝固剤アンチクロットET
(商品名、クリントンラポ製)」に訂正する。
3、 同第8頁の第1表を別紙の通り補正する。
4、 同第1O頁第12行の「を得た。」と「エチレン
」の間に[なお、この鮮血1m文を凝固させずに安定化
させるのに必要な星は種々の量の反応生成物に各々鮮血
1mJlを添加して静かに混和したのも5分毎に観察を
行ない15分後に凝血を生じない最小の反応生成物量か
ら求めた。Jを挿入する。
」の間に[なお、この鮮血1m文を凝固させずに安定化
させるのに必要な星は種々の量の反応生成物に各々鮮血
1mJlを添加して静かに混和したのも5分毎に観察を
行ない15分後に凝血を生じない最小の反応生成物量か
ら求めた。Jを挿入する。
5、 同第12頁第16行ty) r 29.6 g
r、37.3g丁」をr17,9g丁、32.4grJ
に訂正する。
r、37.3g丁」をr17,9g丁、32.4grJ
に訂正する。
手続補正書
昭和60年 8月7 日
1、事件の表示
特願昭60−64612号
2、発明の名称
血液抗凝固剤
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
東京都中央区京橋二丁目3番19号
(603)三菱レイヨン株式金社
取締役社長 河 崎 晃 夫
5、補正命令の日付
自発補正
6、補正の対象
““°゛′”°“′°”′°1局1
7、補正の内容
1)昭和60年6月26日付は提出の手続補正書の添付
した別紙の第1表の反応生成物及びアングロットETの
各々白血球(x 10−37mりの欄の「37」及び「
36」を各々r6,7J、「6゜6」に訂正する。
した別紙の第1表の反応生成物及びアングロットETの
各々白血球(x 10−37mりの欄の「37」及び「
36」を各々r6,7J、「6゜6」に訂正する。
Claims (1)
- エチレンジアミン四酢酸と一般式H_2N−R−NH_
2(RはC_2〜C_8の脂肪族アルキレン基)で示さ
れるアルキルジアミンとを四酢酸とアルキルジアミンと
の反応量比率が1モル対0.5モル以上1モル対2モル
以下の範囲で反応させてなる塩を主成分とする血液抗凝
固剤。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60064612A JPS61222454A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 血液抗凝固剤 |
CA000491764A CA1242747A (en) | 1985-03-28 | 1985-09-27 | Blood anticoagulant |
EP86103857A EP0196568B1 (en) | 1985-03-28 | 1986-03-21 | Blood anticoagulant and process for preparing the same |
DE8686103857T DE3680934D1 (de) | 1985-03-28 | 1986-03-21 | Blutantikoagulans und verfahren zu dessen herstellung. |
US06/914,512 US4673688A (en) | 1985-03-28 | 1986-10-02 | Partial amine salts of EDTA as blood anticoagulant |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60064612A JPS61222454A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 血液抗凝固剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61222454A true JPS61222454A (ja) | 1986-10-02 |
JPS6351034B2 JPS6351034B2 (ja) | 1988-10-12 |
Family
ID=13263256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60064612A Granted JPS61222454A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 血液抗凝固剤 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4673688A (ja) |
EP (1) | EP0196568B1 (ja) |
JP (1) | JPS61222454A (ja) |
CA (1) | CA1242747A (ja) |
DE (1) | DE3680934D1 (ja) |
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AU772448B2 (en) * | 2000-01-18 | 2004-04-29 | Unilever Plc | Anti-microbial antiperspirant products |
GB0117535D0 (en) * | 2001-07-18 | 2001-09-12 | Unilever Plc | Deodorant compositions |
US20170216225A1 (en) * | 2016-02-03 | 2017-08-03 | Soo-Ray Wang | Method for anticoagulation |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US2805203A (en) * | 1953-11-02 | 1957-09-03 | Exxon Research Engineering Co | Addition agent for oil compositions and the like |
US2830019A (en) * | 1954-09-29 | 1958-04-08 | Standard Oil Co | Additive for mineral oil |
GB817261A (en) * | 1955-02-02 | 1959-07-29 | Armour & Co | Diamine salts of n-substituted trimethylene diamine-n-alkanoic acids |
US3534075A (en) * | 1968-03-05 | 1970-10-13 | Mobil Oil Corp | Liquid hydrocarbon compositions containing amine salts of ethylene diamine tetra acetic acid as antistatic agents |
US3998967A (en) * | 1973-12-12 | 1976-12-21 | Stauffer Chemical Company | Method of inhibiting the growth of bacteria and fungi with higher aliphatic amine salts of nitrilotriacetic acid |
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JPS57183471A (en) * | 1981-04-30 | 1982-11-11 | Takemoto Oil & Fat Co Ltd | Synthetic fiber treating oil agent |
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-
1985
- 1985-03-28 JP JP60064612A patent/JPS61222454A/ja active Granted
- 1985-09-27 CA CA000491764A patent/CA1242747A/en not_active Expired
-
1986
- 1986-03-21 EP EP86103857A patent/EP0196568B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-03-21 DE DE8686103857T patent/DE3680934D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1986-10-02 US US06/914,512 patent/US4673688A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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CA1242747A (en) | 1988-10-04 |
DE3680934D1 (de) | 1991-09-26 |
EP0196568A3 (en) | 1988-03-02 |
JPS6351034B2 (ja) | 1988-10-12 |
US4673688A (en) | 1987-06-16 |
EP0196568B1 (en) | 1991-08-21 |
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