JPS61215325A - 抗凝血剤 - Google Patents
抗凝血剤Info
- Publication number
- JPS61215325A JPS61215325A JP5646485A JP5646485A JPS61215325A JP S61215325 A JPS61215325 A JP S61215325A JP 5646485 A JP5646485 A JP 5646485A JP 5646485 A JP5646485 A JP 5646485A JP S61215325 A JPS61215325 A JP S61215325A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- water
- potassium
- anticoagulant
- vinyl monomer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は水溶性抗凝血剤に関する。
近年、臨床医学の発達により予防医学又は治療の状況判
断として血液検査のはたす役割は極めて大きいものとな
っている。このような状況にともなって採血血液の凝固
を防止する抗凝血剤の開発が盛んでhv、一部市販さn
ている。
断として血液検査のはたす役割は極めて大きいものとな
っている。このような状況にともなって採血血液の凝固
を防止する抗凝血剤の開発が盛んでhv、一部市販さn
ている。
しかしながら、市販品はある特定の検査にしか用いらn
ないことと、高価という欠点を有している。
ないことと、高価という欠点を有している。
又、検査に用いらnる器具の開発も盛んであり、そnら
の大半はガラス製のものが用いらn一部合成樹脂品が用
いらnている。ところがガラス甘酸樹脂ともに血液との
親和性は悪く、表面で血液が凝固してしまい、この防止
の几めヘパリンナトリウムがコーティングさnている。
の大半はガラス製のものが用いらn一部合成樹脂品が用
いらnている。ところがガラス甘酸樹脂ともに血液との
親和性は悪く、表面で血液が凝固してしまい、この防止
の几めヘパリンナトリウムがコーティングさnている。
し発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、ヘパリンナトリウムは動物の腸細胞から
抽出分離されるため高価である(70000円/2)の
と、長期保存すると活性が失わnるという欠点がある。
抽出分離されるため高価である(70000円/2)の
と、長期保存すると活性が失わnるという欠点がある。
そこで安価で抗血液凝固性を有する物質の開発が望まn
ている。しかしながら現状ではこのような化付物はほと
んどない。
ている。しかしながら現状ではこのような化付物はほと
んどない。
本発明者らに上記事情に鑑み、血液に対して親和性t−
有し抗凝固性組成物として好適に使用し得る化付物につ
き鋭意研究を行つ几結果、九とえばメタクリル酸カリウ
ム等の水溶性ビニルモノマーの存在下で、アクリル酸等
の重合性有機酸とエチレンジアミン等の有機アミンを反
応させると、生成する熱とアミンが触媒として作用する
ことにエフ重合がおこり、得られる重合体組成物が血液
と親和性金有し血液抗凝固性を有し、ヘパリンナトリウ
ム代替組成物として使用しうろこと全見出し末完明金な
すに至ったものである。
有し抗凝固性組成物として好適に使用し得る化付物につ
き鋭意研究を行つ几結果、九とえばメタクリル酸カリウ
ム等の水溶性ビニルモノマーの存在下で、アクリル酸等
の重合性有機酸とエチレンジアミン等の有機アミンを反
応させると、生成する熱とアミンが触媒として作用する
ことにエフ重合がおこり、得られる重合体組成物が血液
と親和性金有し血液抗凝固性を有し、ヘパリンナトリウ
ム代替組成物として使用しうろこと全見出し末完明金な
すに至ったものである。
〔問題点を解決するための手段]
即ち本発明に、水溶性ビニルモノマーの存在下で重合性
有機酸と有機アミンとを反応させて得られる水溶性抗凝
血剤に関する。
有機酸と有機アミンとを反応させて得られる水溶性抗凝
血剤に関する。
本発明に使用する水溶性とニルモノマーとしては、メタ
クリル酸カリウム、アリルスルホン酸カリウム、アリル
スルホン酸ナトリウム、メタリルスルホン駿カリウム、
メタリルスルホンffす)リウム、ビニルスルホン酸カ
リウム、ビニルスルホン酸ナトリウムが用いらn1メタ
クリル酸カリウムがより好ましく用いらnる。重合性有
機酸としてはアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、
クロトン酸、2−クロロアクリル陵が用いらn1アクリ
ル酸、メタクリル酸がより好ましく用いらnる。
クリル酸カリウム、アリルスルホン酸カリウム、アリル
スルホン酸ナトリウム、メタリルスルホン駿カリウム、
メタリルスルホンffす)リウム、ビニルスルホン酸カ
リウム、ビニルスルホン酸ナトリウムが用いらn1メタ
クリル酸カリウムがより好ましく用いらnる。重合性有
機酸としてはアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、
クロトン酸、2−クロロアクリル陵が用いらn1アクリ
ル酸、メタクリル酸がより好ましく用いらnる。
また有機アミンとしては、メチルアミン、エチルアミン
、プロピルアミン、n−ブチルアミン、インブチルアミ
ン、ヘプチルアミン、ヘキシルアミン、n−オクチルア
ミン、ステアリルアミン等のat ” ctsのアルキ
ルモノアミン、エチレンジアミン、1.3−プロパンジ
アミン、1゜4−ブタンジアミン、1.5−ペンタンジ
アミン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジア
ミン等の02〜018のアルキルジアミン、ジエチレン
トリアミン、テトラメチレンペンタミン、フェニレンジ
アミン、モノエタノールアミン、ジェタノールアミン等
が用いらn、より好ましくにエチレンジアミン、1.6
−プロパンジアミンが用いらnる。
、プロピルアミン、n−ブチルアミン、インブチルアミ
ン、ヘプチルアミン、ヘキシルアミン、n−オクチルア
ミン、ステアリルアミン等のat ” ctsのアルキ
ルモノアミン、エチレンジアミン、1.3−プロパンジ
アミン、1゜4−ブタンジアミン、1.5−ペンタンジ
アミン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジア
ミン等の02〜018のアルキルジアミン、ジエチレン
トリアミン、テトラメチレンペンタミン、フェニレンジ
アミン、モノエタノールアミン、ジェタノールアミン等
が用いらn、より好ましくにエチレンジアミン、1.6
−プロパンジアミンが用いらnる。
水溶性ビニルモノマーの存在下でl@性有機酸とアミン
とt反応させるにあ友り、少量の水を添加しておくこと
が好ましく、実用的には重合性有機酸と水浴性ビニルモ
ノマーの水浴液にアミン又はその水溶液全添加する方法
が好ましく用いらnる。
とt反応させるにあ友り、少量の水を添加しておくこと
が好ましく、実用的には重合性有機酸と水浴性ビニルモ
ノマーの水浴液にアミン又はその水溶液全添加する方法
が好ましく用いらnる。
〜管
重合体組成物からなる抗凝血剤にはフリーのアミンが存
在しないことが好ましい。
在しないことが好ましい。
水溶性ビニルモノマーと重合性有機酸の存在比に(Lo
t〜1.Q/1.0モル比であり、重合性有機
。
t〜1.Q/1.0モル比であり、重合性有機
。
陵の酸基とアミン基の存在比に1.o/α2〜2−5が
好ましく、1、O/ CL 4〜1.5であることがよ
り好ましく、1.0/α8〜1.1であることがさらに
好ましい。このようなモル比にすることにより得られる
重合体組成物中には全くカルボン酸に納会していないア
ミンが存在せず、抗凝固性に優n友ものが得られる。
好ましく、1、O/ CL 4〜1.5であることがよ
り好ましく、1.0/α8〜1.1であることがさらに
好ましい。このようなモル比にすることにより得られる
重合体組成物中には全くカルボン酸に納会していないア
ミンが存在せず、抗凝固性に優n友ものが得られる。
本発明の抗凝血剤は水溶性とニルモノマーと重合性有機
酸の混合水溶液にアミンを添加して重置と塩の形成を行
わせることにより得ら詐る。
酸の混合水溶液にアミンを添加して重置と塩の形成を行
わせることにより得ら詐る。
該混合水溶液にアミンを添加するとビニルモノマーと有
機酸のX会がおこり、同時に酸基とアミンとの間で塩が
形成さnる。反応時の該混合水溶液の濃度に5〜90チ
、好ましくは20〜60チ、より好ましくは25〜40
%である。
機酸のX会がおこり、同時に酸基とアミンとの間で塩が
形成さnる。反応時の該混合水溶液の濃度に5〜90チ
、好ましくは20〜60チ、より好ましくは25〜40
%である。
また反応開始時の系の温度に0〜80℃、好ましくは1
0〜50℃、より好ましくは室温〜40℃である。なお
反応開始後に温度が急激に上昇するので、系を水冷ある
いに氷冷することか好ましい。但し、温度上昇を惧nる
あまり、初めから氷冷してアミンを徐々に滴下するよう
な条件を選ぶと重合が開始しない場曾もあるので注意t
−要する。アミンの添加は一括添加でも分割添加でも滴
下でもよい。なお重合体の平均分子量ニボリエテレンオ
キサイドに換算した分子量として1000以上であるこ
とが好ましい。
0〜50℃、より好ましくは室温〜40℃である。なお
反応開始後に温度が急激に上昇するので、系を水冷ある
いに氷冷することか好ましい。但し、温度上昇を惧nる
あまり、初めから氷冷してアミンを徐々に滴下するよう
な条件を選ぶと重合が開始しない場曾もあるので注意t
−要する。アミンの添加は一括添加でも分割添加でも滴
下でもよい。なお重合体の平均分子量ニボリエテレンオ
キサイドに換算した分子量として1000以上であるこ
とが好ましい。
本発明の抗凝血剤が顕著な抗凝固性を発現する理由には
つきりしないが、血液中のOa の錯体化、トロンボ
プラスチンの不活性化に起因するものと思わnる。
つきりしないが、血液中のOa の錯体化、トロンボ
プラスチンの不活性化に起因するものと思わnる。
尚、抗凝固性能については、次の方法により判断し九〇
(試験法)
(1)重合体組成物を純水にとかし10 wt/vol
チの水浴液を調整する。
チの水浴液を調整する。
(2) 上記水溶液を(LO2mt試験管に加え、こ
nに鮮血’11m1加え数回振ってよく混和した後装置
する。
nに鮮血’11m1加え数回振ってよく混和した後装置
する。
(3)5分間隔で30分まで凝固の有無全目視する。
(4) 凝固しない血液についてに九学顕微鏡により
血球、血小板の形態の変形の有無について調べる。
血球、血小板の形態の変形の有無について調べる。
次に本発明化置物の実施例を示す。
実施例1
アクリル酸7.2 f ([11モル)、メタクリル酸
カリウムS、6P((L口3モル)、アリルスルホン酸
カリウム五6f([1L026モル)、水15mtQ1
00mL三つロナス型フラスコに入n室温で攪拌しなが
らモノエタノールアミン545F(109モル)を加え
30分間保持する。反応終了後、臭突乾燥すると粘稠性
物質が得らnた。この重合体の15 wt/vo1%水
溶液α02水溶液α02試L′lrえ、こnに鮮血1〜
15mL加え混和後装置し九ところ血液は凝固しなかつ
之。まt光学顕微鈍で形態観察を行ったところ、血球、
血小板等に変化にみらルなかつ几。
カリウムS、6P((L口3モル)、アリルスルホン酸
カリウム五6f([1L026モル)、水15mtQ1
00mL三つロナス型フラスコに入n室温で攪拌しなが
らモノエタノールアミン545F(109モル)を加え
30分間保持する。反応終了後、臭突乾燥すると粘稠性
物質が得らnた。この重合体の15 wt/vo1%水
溶液α02水溶液α02試L′lrえ、こnに鮮血1〜
15mL加え混和後装置し九ところ血液は凝固しなかつ
之。まt光学顕微鈍で形態観察を行ったところ、血球、
血小板等に変化にみらルなかつ几。
実施例2
実施例1と同様にして、ただし有機酸、水溶性とニルモ
ノマー、有機アミンの種類と量會かえて行つ友結果t−
表1にまとめ友。実験41〜35のいずnも優nた抗凝
血性を示した。
ノマー、有機アミンの種類と量會かえて行つ友結果t−
表1にまとめ友。実験41〜35のいずnも優nた抗凝
血性を示した。
本発明の抗血液凝固剤に化学工業製品である重合性有機
酸とM機アミンを用いて藺単に甘酸することができ、従
来の抗血液凝固剤に較べ安価であり、かつ充分な抗血液
凝固性を示し、血球形態変形をおこさないという特徴を
有する。
酸とM機アミンを用いて藺単に甘酸することができ、従
来の抗血液凝固剤に較べ安価であり、かつ充分な抗血液
凝固性を示し、血球形態変形をおこさないという特徴を
有する。
さらに理由に明らかでないが、水溶性ビニルモノマーを
含まない系に較べて小量で、優れた抗凝血性を示すとい
う特徴金有している。
含まない系に較べて小量で、優れた抗凝血性を示すとい
う特徴金有している。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)水溶性ビニルモノマーの存在下で重合性有機酸と有
機アミンとを反応させて得られる水溶性抗凝血剤。 2)有機アミンがアルキルモノアミン(R−NH_2R
:C_1〜C_1_8)、アルキルジアミン(NH_2
R′NH_2、R′:C_2〜C_1_8)、ジエチレ
ントリアミン、テトラエチレンペンタミン、フェニレン
ジアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン
等のモノアミン、ジアミン又はトリアミンであることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の抗凝血剤。 3)重合性有機酸がアクリル酸、メタクリル酸、イタコ
ン酸、クロトン酸、2−クロロアクリル酸のいずれかも
しくはこれらの2種以上の混合物であることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の抗凝血剤。 4)水溶性ビニルモノマーがメタクリル酸カリウム、ア
リルスルホン酸カリウム、アリルスルホン酸ナトリウム
、メタリルスルホン酸カリウム、メタリルスルホン酸ナ
トリウム、ビニルスルホン酸カリウム、ビニルスルホン
酸であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
抗凝血剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5646485A JPS61215325A (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | 抗凝血剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5646485A JPS61215325A (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | 抗凝血剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61215325A true JPS61215325A (ja) | 1986-09-25 |
Family
ID=13027823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5646485A Pending JPS61215325A (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | 抗凝血剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61215325A (ja) |
-
1985
- 1985-03-20 JP JP5646485A patent/JPS61215325A/ja active Pending
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