JPS61221211A - 樹脂組成物及びそれを用いた接触式記録再生媒体 - Google Patents

樹脂組成物及びそれを用いた接触式記録再生媒体

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JPS61221211A
JPS61221211A JP5961185A JP5961185A JPS61221211A JP S61221211 A JPS61221211 A JP S61221211A JP 5961185 A JP5961185 A JP 5961185A JP 5961185 A JP5961185 A JP 5961185A JP S61221211 A JPS61221211 A JP S61221211A
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Japan
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organopolysiloxane
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resin composition
recording
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JP5961185A
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English (en)
Inventor
Koji Akita
耕司 秋田
Toshiichi Goshima
五嶋 敏一
Atsuyoshi Inobe
伊延 惇宜
Kazuyuki Yoshimoto
吉本 和行
Masaaki Kurata
昌明 倉田
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SAN AROO KAGAKU KK
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
SAN AROO KAGAKU KK
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐摩耗性に優れた樹脂組成物及びそれを用い
た接触式記録再生媒体に関するもので、よシ詳細には、
初期の再生特性が良好で且つ記録再生用の接融体(以下
、単に接触体という)との接触による摩耗に対して優れ
た耐性を有し、長期間にわたって再生特性の低下を防止
し得る記録再生媒体及びその成形に使用される樹脂組成
物に関する。
〔従来の技術〕
ビデオディスク、レコードディスク等の記録媒体は、成
形性、原料価格等の点から、一般に塩化ビニル樹脂をは
じめとした樹脂材料が使用されている。ところが、この
ような記録媒体は、再生時に接触体がその表面を摺動す
ることによる摩擦により摩耗し、再生特性が経時的に低
下する。特に、ディスク上の同−又は別のトラックを接
触体が900 rpm以上の高速で摺動して、静止又は
動画像を形成させるビデオディスクにおいて、かかる摩
耗の問題は深刻である。
従来、前記した記録媒体表面の摩擦係数を低減させて耐
摩耗性を向上させる手段として、■ ジメチルポリシロ
キサン、フッ素系界面活性剤のような潤滑剤を表面にコ
ーティングする方法(特開昭54−45456他)、 ■ 上記潤滑剤を樹脂中に混練する方法(%開昭57−
164139他)、 等が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記■の方法は耐摩耗性を充分満足させ
るためには、コーティング層を厚くする必要があり、再
生特性の低下の原因となる。また、接触体の通過後にお
けるコーティング層の復元性に劣しく、特に前記したビ
デオディスクの静止画儂の形成時のように接触体が短い
周期で同一表面を摺動する場合には、耐摩耗性が著しく
低下し、再生特性も急激に低下する。一方、■の方法は
、ある糧度安定した耐摩耗性を示すものの、潤滑剤と樹
脂との相溶性がなく、潤滑剤の添加量を増すと樹脂の外
部滑性が強くなり、成形性を阻害する。
その結果、例えばビデオディスクにおいては表面が荒れ
たり、情報信号ピット又は溝の成型が良くないため初期
における再生特性が著しく低下する。
そのため、充分な耐摩耗性が得られるまでその添加量を
増加することが困難であり、耐摩耗性による再生特性の
低下防止効果が不充分であった。
従って、初期の再生特性が良好であり、且つ長期間安定
して優れた耐摩耗性を示す記録再生媒体の開発は当業界
における大きな課題とされてい友。
本発明の目的は、成形性に優れ、しかも耐摩耗性と耐摩
耗性の持続性とに優れた樹脂組成物を提供するにある。
本発明の他の目的は、記録再生媒体の成形に有用な樹脂
組成物を提供するにある。
本発明の更に他の目的は、初期の再生特性が良好で、し
かも長期間にわたって安定に優れた耐摩耗性を示す記録
再生媒体を提供するにある・〔問題点を解決するための
手段〕 本発明によれば、樹脂と樹脂当り0.8乃至3重i1%
のオルガノポリシロキサンとを含有する樹脂組成物であ
って、前記樹脂の少なくとも一部及び樹脂当り0.4重
量%以上のオルガノポリ−シロキサンは、オルガノポリ
シロキサンの共存下に対応する単量体を重合させること
により得られた組成物に由来するものであることを特徴
とする樹脂組成物が提供される。
本発明によればまた、上記樹脂組成物で少なくとも表層
部を構成した接触式記録再生媒体が提供される。
以下に、樹脂が塩化ビニル単独重合体及び塩化ビニルと
他の重合可能な単量体との重合体の少なくとも1種であ
る場合、及びオルガノポリシロキサンがツメチルポリシ
ロキサン及び/又はその変性物(以下単にジメチルポリ
シロキサン類と呼ぶ)である場合で、記録媒体として用
いた場合を例にとって、本発明を説明するが、本発明は
これらの場合に限定されない・ 本発明において、ジメチルポリシロキサン類は、潤滑性
を有し、且つ後述する液状モノマーと相溶性を示すもの
であれば特に制限なく使用される。
上記ジメチルポリシロキサンの変性物としては、ジメチ
ルポリシロキサンのメチル基の一部が、1)  C2H
5−1cp5csa4−等好ましくは炭素数2〜15の
アルキル基又は一部の水素原子がノ10ry!:置Nl
りたハロダン化アルキル基;2)  C4H5−1C6
H5C5H6−等の炭素数15以下のアリール基、アリ
ールアルキル基又はこれらの一部の水素原子がハロゲン
と置き替ったもの; 3)  −(CH2−CH2−0壊とか−C5H40H
等の水酸基又は水酸基を含むもの; 5)  −C5H4−COOH等のカル?ン酸基を含む
もの;6)  −c3u6−Na3等のアミノ基を含む
もの;よフ選ばれた少なくとも一種の基によって置換し
次ものが一般に使用される。上記ジメチルポリシロキサ
ン及びその変性物のうち、アルキル基、ハロr/化アル
キル基、アリール基、アリールアルキル基、水酸基又は
エポキシ環を含むものが耐摩耗性の向上効果及びその持
続性に特に優れ、好適である。ま念、ジメチル、j? 
+770キサン及びその変性物の分子量は、25℃にお
ける粘度で10〜100.000七ンテストークス、好
ましくは100〜5.000センチストークスが一般的
である。
本発明において、樹脂は少なくとも一部がツメチルポリ
シロキサン類の共存下にモノマーを重合して得られ次樹
脂(以下、変性樹脂ともいう)によって構成されている
ことが、ジメチルポリシロキサン類の総合有量を後述す
る範囲内としたとき、得られる記録再生媒体の初期再生
特性の低下を防止するために必要である。上記変性樹脂
を得るためのモノマーは、重合時に液状で存在し、ジメ
チルポリシロキサン類の共存下に重合が可能なモノマー
であれば特に限定されず、記録再生媒体として使用可能
な公知の樹脂のモノマーが特に制限なく使用される。例
えば、塩化ビニル、スチレン、アクリル酸、アクリル酸
エステル、メタクリル酸、メタクリル酸エステル、エチ
レン、プロピレン等の熱可塑性樹脂のモノマー、エポキ
シ樹脂、不飽和ポリエステル等の熱硬化性樹脂のモノマ
ー(プレポリマーを含む)が挙げられる。また、これら
の七ツマ−は他の重合可能なモノマーと併用してもよい
。例えば、塩化ビニルの場合、好ましくは50重量−以
下の量で、酢酸ビニル、ギ酸ビニル、クロル酢酸ビニル
等のビニルエステル類、アクリル酸、アクリル酸エステ
ル、メタクリル酸、メタクリル酸エステル等のアクリル
Cメタクリル酸類、アクリロニトリル類等がコモノマー
として好適に使用される。上記モノマーのうち、塩化ビ
ニルが得られる記録再生媒体の特性上最も好ましい。
上記モノ!−を用いて変性樹脂を得るための重合方法は
、該モノマーが液状で重合し得る方法であれば特に制限
されず、使用するモノマーに応じて適宜決定すればよい
。例えば、前記塩化ビニルの重合においては、塊状重合
、懸濁重合、乳化重合、溶液重合等の重合方法が一般に
採用される。
上記重合方法のうち、顕濁重合法が最適である。
かかる重合において、ジメチルポリシロキサン類は、モ
ノマーが液状で存在する間に添加することが本発明の効
果を発揮するために必要である0従って、ジメチルポリ
シロキサン類の添加は、重合開始時に液状モノマーに添
加しておくのが最も好ましいが、場合によっては重合途
中で添加してもよい。
上記方法によって得られる変性樹脂中には、全樹脂量に
対して0.4重量幅以上、好ましくは0.7重量%以上
のジメチルポリシロキサン類が含有されていることが必
要である。即ち、ジメチル/ 1770キサン類の含有
量が上記範囲、Cり少ないと、変性樹脂を添加しても得
られる記録再生媒体の初期再生特性が低下する。一方、
変性樹脂中のツメチルポリシロキサン類の含有量をあま
り増加すると、変性樹脂自体の成形性が低下して、得ら
れる記録再生媒体の初期再生特性を低下させる傾向があ
る。従って、変性樹脂中におけるジメチルポリシロキサ
ン類の含有割合は、7重量幅未満、好ましくは5重量%
未満とすることが望ましい。
本発明において、樹脂組成物を構成する樹脂は上述した
条件を満足するものであれば、前記変性樹脂単独で構成
されてもよいし、該変性樹脂と他の樹脂とを混合して構
成されてもよい。かかる他の樹脂としては、変性樹脂と
同一のモノマーによって得られる未変性の樹脂、及び他
種のモノマーによって得られる樹脂が挙げられる。例え
ば、変性樹脂が塩化ビニル樹脂、或いは塩化ビニルと前
記コモノマーとの共重合によって得られる樹脂である場
合、これらの未変性の樹脂、あるいは塩素化ポリエチレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アクリロニトリル
−ブタジェン−スチレン樹脂、(メタ)アクリル酸系樹
脂、シリコノコ9ム等が他の樹脂として好適に使用され
る。変性樹脂に他の樹脂を混合する場合、変性樹脂が全
樹脂中の60重量%以上、好ましくは70重量%以上と
なるように混合することが望ましい。また、上記他の樹
脂はその一部又は全部を変性樹脂を得るための重合時に
添加混合してもよい。
本発明において、変性樹脂を含む樹脂組成物は、全樹脂
に対して総量で0.8〜3重量%、好ましくは1〜3重
量%のジメチルポリシロキサン類を含有することが必須
である。即ち、ジメチルポリシロキサン類の総量が上記
範囲より少ないと得られる記録再生媒体の耐摩耗性が充
分でなく、再生特性の低下を長期間にわたって維持し得
なくなり、逆に、該総量が上記範囲よル多いと得られる
記録再生媒体の強度が低下するほか、軟化温度が低下す
るという問題を生じる。
本発明の樹脂組成物に他の添加剤を添加することは、得
られる記録再生媒体の特性を低下させない範囲内におい
て実施可能である。かかる添加剤としては、酸化防止剤
、安定剤、フッ素系界面活性剤等が挙げられる。ま九、
必要に応じて、カー?ンブラック、シリカ、等の充填材
が添加される。
これらの添加剤及び充填材は前記樹脂組成物を生成後に
添加してもよいし、変性樹脂を得るための重合時に存在
させてもよい。特に上記重合時、フッ素系界面活性剤を
添加することは、得られる記録再生媒体の表面の平滑性
と情報信号ピット又は溝の成形性を更に改良することが
でき、初期の再生特性を一層向上することができ好まし
い。上記フッ素系界面活性剤の添加量は、全樹脂量に対
して0.01〜1重量%、好ましくは0.1〜0.3重
量係が望ましい。
本発明において、樹脂組成物は公知の方法によって記録
再生媒体に成形される。例えば、ビデオディスクの場合
、樹脂組成物にカーIンツラツクを添加して導電性を付
与した後ディスク状に成形すればよい。また、得られた
記録再生媒体はその表面に、更にジメチルポリシロキサ
ン類、フッ素系界面活性剤等の潤滑剤をコーティングし
てもよい。
本発明の記録再生媒体は、前記樹脂組成物がその表層、
好ましくは0.001箇以上の厚さの表層に存在してい
ればよく、他は公知の樹脂で構成してもよい。勿論、樹
脂部分全体が該樹脂組成物によりて構成されていてもよ
い。
勿論、本発明の樹脂組成物は、記録再生媒体以外にも、
良好な成形性と接続し念耐摩耗性とが要求される他の用
途、例えば防曇性フィルム、抗血栓性材料にも使用可能
である。
〔作用及び効果〕
本発明の組成物は、これを接触式記録再生媒体として用
いたとき、初期の再生特性が良好であると共に再生時、
接触体との摩擦に対する耐摩耗性が極めて良好であり、
しかも長期間の使用においても該特性の低下がほとんど
ない。従って、長期間にわたって優れた再生特性を発揮
することが可能である。
本発明の記録媒体が、上述した効果を発揮する作用機構
は明らかではないが、本発明者等は次のように推定して
いる。即ち、変性樹脂の重合において、液状のモノマー
中にジメチルポリシロキサン類が溶解し、分子状のオー
ダーで均一に混合されることによる作用と、全樹脂中に
存在するツメチルポリシロキサン類の量的な作用とによ
って、得られる記録再生媒体の表面に、ジメチルポリシ
ロキサン類が充分な量で安定して供給されることによる
ものと推定している。
尚、実施例等の各物性の測定方法及び評価方法は次の通
りである。
l、成形性 (レット成形及びプレス時の状況と成形ディスクの金属
とのレプリカ性金評価し三段階に分けて表示した。
2、初期SA比 VHDタイプのビデオディスクを所定のプレーヤ(日本
ビクター(株)製HD−7500型)でディスク内周部
57分の位置に記録されているグレー50IREの信号
を再生し輝度信号S/N比をビデオノイズメーター((
株)シバツク製925型)で測定した値を表示した。
3、成形直後のディスクの耐摩耗性 前項の測定方法でディスク内周部57分、グレー 50
 IREの静止画像を1時間及び3時間再生した。針飛
び又はい比が348以上劣化したものを不合格とし、サ
ンプル数12点の平均の合格率で示した。
4、環境負荷テスト後のディスクの耐摩耗性前項の耐摩
耗性テストに用いたディスクを温度50℃、湿度90%
の環境下に4日間放置後前項と同一のテストを行なった
比較例1 内容積65リツトルの重合缶に脱イオン水30ゆ及び保
護コロイドとして部分鹸化ポリ酢酸ビニル(ゴーセノー
ルKH−20日本合成化学工業(株)製)10.9とと
ドロキシメチルセルロース(メトローズ658)I−5
0信越化学工業@)$1)1ON及びタージャリープチ
ル・ぐ−ピバレート501を導入した後系内を窒素置換
し、更に−750mHg迄減圧してから塩化ビニルモノ
マー16.0kgとプロピレン1.0 kCIを導入し
た。
ジャケットにより加温し、57.0℃の一定温度で約1
0時間重合を継続し、基円の圧力が最大圧力よJ) 2
. Okg/cm2低下した時未反応のモノマーをノヤ
ージし重合を終了した。得られたスラリーを脱水乾燥し
て平均重合度5201粒度100メツシ&’々ス約98
俤、かさ比重的0.5のポリ塩化ビニル−プロピレン共
重合体樹脂を約13.5kg得た。
次に該樹脂とジプチル錫メルカグト系安定剤5重量部、
高級脂肪酸系滑剤2重量部、高級脂肪酸エステル系滑剤
0.5重量部、及びジメチル/ +7シロキサン0.7
重量部を用田製作所(株)製スー・母−ミキサーで充分
に攪拌し、ミキサー内温度が120℃になった時点でカ
ーがンブラック(キャポット社のツラックパールズ20
00)20重量部を投入して再度充分に攪拌する。その
後ミキサーのジャケットを水冷してミキサー内の材料を
冷却し、50℃になった時点でカー?ン!ラック混入樹
脂粉末を取り出し、スイスBUSa社製PR−46型混
練押出機で(レフトにする(スクリュ一温度80℃、ミ
リンダ一温度110℃回転数6 Orpm ) oこの
(レットをビデオディスク専用の加熱圧縮成形機(油圧
1491iにて100 tonのブレス圧が得られ、金
型は蒸気加熱、水冷却)のスタンツク−。
上に置き加熱圧縮成形(加熱時のスタン、4−表面温度
は最高180℃、冷却時は最低20℃)して静電容量型
のビデオディスクを得た。
実施例1〜7 比較例1の樹脂と同一の条件下で重合を行う際に保護コ
ロイド類と共に表1記載のジメチルポリシロキサン又は
その変性物を添加して重合を行なった。尚、各添加物の
量は重合率により補正し樹脂に対する重量%で表示した
該変性樹脂をジメチル4リシロキサン0.7i量部の添
加を行なわなかった以外は比較例1と同一の条件でビデ
オディスクに成形した。
比較例1及び実施例1〜7で得たビデオディスクの各物
性値は表1に合せて記載した。
各実施例共比較例1に比して成形性初期SA比共遜色は
なく、耐摩耗性は成形直後、環境負荷テスト後共明らか
に良好である。
実施例等で用い次※1〜*9のジメチルポリシロキサン
又はその変性体はトーレシリコーン(株)製で下記の構
造式である。
* I  5H−200ジメチルポリシロキサン媛2 
 FS−12657ツ素変性体で下記骨格構造であるF
5 * 3 5F−8427アルコール変性体Rはポリエチ
レンオキサイド 栗4 5F−8416アルキル変性体 秦5 5F−8421エポキシ−ポリエーテル変性体*
 6 8F−8418カルボキシル変性※7 5F−8
428アルコール変性 実施例8、実施例9及び比較例2〜4 ジメチルポリシロキサンのアルコール変性体(5F−8
427) 1.0重量%相当を添加重合して得た実施例
3の変性樹脂にミキシング時に更に前述のジメチルポリ
シロキサンのアルコール変性体(5F−8427)を1
.1重量部(樹脂に対して1.0重量%相当)添加して
比較例1と同様にビデオディスクを成形し実施例8とし
た。また同じ変性体(5r−8427)を3.1重量部
(3,0重量%相当)ミキシング時に添加し九個は実施
例8と同様にビデオディスクを成形し比較例2とし次。
更に、同変性体(5F−8427)を0.6重量%相当
及び0.3重量%相当を添加重合して得た変性樹脂に、
ミキシング時にそれぞれ1.4重量部及び1.7重量部
の同変性体(5F−8427)を添加し、合計添加量が
2.0重量%となるよりにして比較例1と同様にビデオ
ディスクを成形し実施例9及び比較例3とし次。
また、実施例9に用いた変性樹脂に対してミキシング時
に同じ変性体(5F−8427)を0.1重量部添加し
て合計添加量’kO,TTfcn%とし九個は比較例1
と同様にしてビデオディスクを成形し比較例4とし九。
   ″ 実施例8及び9、比較例2〜4で得九ディスクの各物性
の測定値は表2に一括して記載した。
表2より明らかなように、ミキシング時に追加すること
により実施例8は実施例3よシ更に初期Sハ比、耐摩耗
性共向上している。しかしながら・ミキシング時添加量
が過剰であると比較例2のように!リードが激しくて成
形性を損ない、初期S/N比も低下する。
また、実施例8と合計の添加量が同じであってもミキシ
ング時添加量が重合時添加量よりも多すぎると比較例2
と同様各種物性が低下することが実施例9、比較例3よ
り明らかである。
更に合計添加量が少なすぎる場合の例として比較例4t
−表示したが、成形性、初期S/N比は良好であっても
耐摩耗性は著じるしく悪いことが明らかである。
実施例1O〜15 比較例1で用いた重合缶に脱イオン水30kg及び保護
コロイドとして部分鹸化4り酢酸ビニル(f−セノール
KH−20) 151とヒドロ牛ジメチルセルロース(
メトローズ65SH−50) 10 N及びエチレン−
酢酸ビニル共重合体(EVA ) (ソアレックスBH
日本合成化学工業((社)製)55ON更に表3記載の
25℃における粘度が20 estのジメチルプリシロ
キサ714ONを入れた後、系内金窒素置換し、−75
0■Hg迄減圧してから塩化ビニルモノマー16.0に
#とプロピレン1. Okl 1導入し九。
ジャケットにより加温して57.0℃で3時間攪拌しE
VAをモノマーに溶解させた後ターシャリーツテルパー
ビパレー)50JFを導入して約10時間重合を継続し
た。
系内の圧力が最大圧力よj) 2.0 kl/cm2低
下した時未反応のモノマーをパージし、得られたスラリ
ーを脱水乾燥し平均重合度570,100メツシ&’譬
ス粒度約931かさ比重的0.5のポリ塩化ビニル−プ
ロピレン−EVA共重合体変性樹脂(EVA含量約4i
tiジメチルIリシロキサン含量1.0重量係)を約1
4.0kg得た。
次に該変性樹脂を比較例1と同様にミキシング時にジメ
チル4リシロキサン(20cst)0.7重量部添加し
てビデオディスクを成形し実施例10とし九。
また、重合時に添加するジメチルポリシロキサンの粘度
と添加量t−100est−0,6重量%相当、100
0est−0,4重量%相当とした他は実施例10と同
一の処方条件でビデオディスクを成形しそれぞれ実施例
11、及び12とし次。
更に、重合の際にジメチルポリシロキサンと共にフッ素
系界面活性剤であるノぐ一フルオロアルキルーエチレン
オキシド付加物(ユニダインDS−402ダイキン工業
(株)#)を25.9添加し九個は実施例10〜12と
同一条件でビデオディスクを成形しそれぞれ実施例13
〜15とした。なお、これらのフッ素系界面活性剤共存
下で得た変性樹脂は100メツシ&パス粒度が約961
となった他は差異は認められなかった。
以上、実施例10〜15で得たビデオディスクの各物性
は表3に記載したが、各実施例共耐摩耗性は良好でフッ
素系界面活性剤を添加したものは更に成形性、初期SA
比及び耐摩耗性が多少向上していることがわかる。
手続補正書印発)  ゛ 昭和60年 5月30日 特許庁長官  志 賀   学 殿 1、事件の表示 昭和60年特許願第59611号 2、発明の名称・ 樹脂組成物及びそれを用いた接触式記録再生媒体3、補
正をする者 事件との関係  特許出願人 4、代理人〒105 5、補正命令の日付 なし 8、補正の対象 ■、特許請求の範囲 別紙の通り訂正する。
■8発明の詳細な説明の欄 (1)明細書筒8頁lO行に、「アクリルCメタクリル
酸類」とあるを、 rアクリル酸又はメタクリル酸類j と訂正する。
訂正後の特許請求の範囲 (1)樹脂と樹脂当り0.8乃至3重量%のオルガノポ
リシロキサンとを含有する樹脂組成物であって、 前記樹脂の少なくとも一部及び樹脂当り0.4重量%以
上のオルガノポリシロキサンは、オルガノポリシロキサ
ンの共存下に対応する単量体を重合させることにより得
られた組成物に由来するものであることを特徴とする樹
脂組成物。
(2)樹脂が塩化ビニル単独重合体及び塩化ビニルと他
の重合可能な単量体との共重合体の少なくとも1種であ
る特許請求の範囲第1項記載の組成物。
(3)オルガノポリシロキサンがジメチルポリシロキサ
ン及び/又はその変性物である特許請求の範囲第1項記
載の組成物。
(4)樹脂と樹脂当り0.8乃至3重量%のオルガノポ
リシロキサンとを含有する樹脂組成物で少なくとも表層
部を構成した接触式記録再生媒体において、 前記樹脂の少なくとも一部及び樹脂当り0.4重量%以
上のオルガノポリシロキサンは、オルガノポリシロキサ
ンの共存下に対応する単量体を重合させることにより得
られた組成物に由来するものであることを特徴とする接
触式記録再生媒体。
手続補正書印発) 昭和60年 6月18日 特許庁長官  志 賀   学 殿 1、事件の表示 昭和60年特許願第59611号 2、発明の名称 樹脂組成物及びそれを用いた接触式記録再生媒体3、補
正をする者 事件との関係  特許出願人 4、代理人〒105 5、補正命令の日付 な  し 8、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 (1)明細書第3頁1行にr 900rpm Jとある
を1、r 450rpm J と訂正する。
(2)仝第14頁5行に「金屑」とあるを。
「 スタンパ−」 と訂正する。
(3)仝第16頁6乃至7行に「キャボット社」とある
を、 r キャポット社 」 と訂正する。
(4)仝第16頁下から5行乃至4行に「・旧・・・・
・のスタンパ−上に置き・・・・・・・・・・・・」と
あるを、r・・・・・・・・・に対向して配置したスタ
ンパ−上に置き・・・・・・・・・・・・1 と訂正する。
以上

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)樹脂と樹脂当り0.8乃至3重量%のオルガノポ
    リシロキサンとを含有する樹脂組成物であって、 前記樹脂の少なくとも一部及び樹脂当り0.4重量%以
    上のオルガノポリシロキサンは、オルガノポリシロキサ
    ンの共存下に対応する単量体を重合させることにより得
    られた組成物に由来するものであることを特徴とする樹
    脂組成物。
  2. (2)樹脂が塩化ビニル単独重合体及び塩化ビニルと他
    の重合可能な単量体との共重合体の少なくとも1種であ
    る特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  3. (3)オルガノポリシロキサンがジメチルポリシロキサ
    ン及び/又はその変性物である特許請求の範囲第1項記
    載の組成物。
  4. (4)特許請求の範囲第1項記載の樹脂組成物で少なく
    とも表層部を構成した接触式記録再生媒体。
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