JPS6144952A - 情報信号記録媒体 - Google Patents
情報信号記録媒体Info
- Publication number
- JPS6144952A JPS6144952A JP16570684A JP16570684A JPS6144952A JP S6144952 A JPS6144952 A JP S6144952A JP 16570684 A JP16570684 A JP 16570684A JP 16570684 A JP16570684 A JP 16570684A JP S6144952 A JPS6144952 A JP S6144952A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording medium
- information signal
- signal recording
- alkyl
- chain alkyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えばビデオディスク又はデジタルオーディ
オディスクといった高密度の情報信号記録媒体に係り、
特に情報信号を表面部の幾何学的形状の変化として記録
されており、表面を相対的に走査する再生針の電極との
間の静電容量が幾何学的形状変化に応じて変化すること
により情報信号が再生される静電容量型高密度情報信号
記録媒体に関するものである。。
オディスクといった高密度の情報信号記録媒体に係り、
特に情報信号を表面部の幾何学的形状の変化として記録
されており、表面を相対的に走査する再生針の電極との
間の静電容量が幾何学的形状変化に応じて変化すること
により情報信号が再生される静電容量型高密度情報信号
記録媒体に関するものである。。
従来よシ、情報信号に応じて平面又は溝内に渦巻状又は
同心円状にビットを形成し、幾何学的形状の変化として
情報信号を記録して情報信号記録媒体を得、この情報信
号記録媒体の記録トラック上に電極を設けたダイヤモン
ド等でなる再生針を相対的に走査させ、・再生針の電極
と情報信号記録媒体との間に形成される静電容量が上記
幾何学的形状の変化に応じて変化することを利用して記
録情報信号を再生するいわゆる静電容量再生方式Ａ゛あ
る。
同心円状にビットを形成し、幾何学的形状の変化として
情報信号を記録して情報信号記録媒体を得、この情報信
号記録媒体の記録トラック上に電極を設けたダイヤモン
ド等でなる再生針を相対的に走査させ、・再生針の電極
と情報信号記録媒体との間に形成される静電容量が上記
幾何学的形状の変化に応じて変化することを利用して記
録情報信号を再生するいわゆる静電容量再生方式Ａ゛あ
る。
この種の静電容量再生方式に用いられる静電容量型情報
信号記録媒体は、例えば幾何学的形状変化をもってプレ
ス成型された記録媒体本体の表面に、再生針の電極との
間に静電８量を形成する為の電極として、例えば数百λ
の金属薄膜を付着させ、さらにその上に金属薄膜を保護
し、電極同士の短絡を防止し、電極間の誘電率を上げる
為に数百大の誘電体薄膜を付着させた構成のものが提案
されているが、この種の構造の記録媒体は記録媒体本体
のプレス成型工程、金属薄膜付着工程、誘電体薄膜付着
工程等多くの製造工程を必要とし、製造が複雑で面倒で
あり、大がかシな製造設備を必要とし、製造コストが極
めて高くなる等の欠点がある。
信号記録媒体は、例えば幾何学的形状変化をもってプレ
ス成型された記録媒体本体の表面に、再生針の電極との
間に静電８量を形成する為の電極として、例えば数百λ
の金属薄膜を付着させ、さらにその上に金属薄膜を保護
し、電極同士の短絡を防止し、電極間の誘電率を上げる
為に数百大の誘電体薄膜を付着させた構成のものが提案
されているが、この種の構造の記録媒体は記録媒体本体
のプレス成型工程、金属薄膜付着工程、誘電体薄膜付着
工程等多くの製造工程を必要とし、製造が複雑で面倒で
あり、大がかシな製造設備を必要とし、製造コストが極
めて高くなる等の欠点がある。
そこで、例えば塩化ビニル系等の樹脂に導電性物質であ
る、例えばカーボンブラックを数十重量部混合してなる
導電性を有するプラスチックを原料としてプレス成型し
、情報信号を幾何学的形状の変化として記録した静電容
量型情報信号記録媒体が提案されてお）、この記録媒体
は、記録媒体そのものと再生針電極との間に静電容量が
形成される為、金属薄膜付着工程が不要で、又カーボン
ブラックの微粉末粒子自体が樹脂によって被覆されてい
る為、ｆＪｊ電体薄膜付着工程が不要となシ、製造が極
めて簡単で低コストなといった特長があるとされている
。
る、例えばカーボンブラックを数十重量部混合してなる
導電性を有するプラスチックを原料としてプレス成型し
、情報信号を幾何学的形状の変化として記録した静電容
量型情報信号記録媒体が提案されてお）、この記録媒体
は、記録媒体そのものと再生針電極との間に静電容量が
形成される為、金属薄膜付着工程が不要で、又カーボン
ブラックの微粉末粒子自体が樹脂によって被覆されてい
る為、ｆＪｊ電体薄膜付着工程が不要となシ、製造が極
めて簡単で低コストなといった特長があるとされている
。
しかし、上記のようにしてカーボンブラックを含む樹脂
で所定のピットを形成して作った記録媒体においても、
再生装置に装着し再生動作を長時間貸なっていると、記
録媒体表面に接している再生針によって記録媒体表面が
摩耗し、ピットの形状が変化する為静電容量が変わり、
正確な再生が得られなくなる欠点がある。特に、スチル
再生の場合叫は、再生針が４００〜５００ Ｋｇ／ ｃ
ｒ＆の圧力で同一場所を１５回／ｓｅｃの速さで摩擦し
ているので、記録媒体表面の摩耗はおおいに引き起こさ
れ、上記欠点は著しいものとなる。尚、このような記録
媒体の摩耗はスチル再生の場合のみでなく、通常の再生
に際してもその再生限界回数は１００回未満 ′
である。
で所定のピットを形成して作った記録媒体においても、
再生装置に装着し再生動作を長時間貸なっていると、記
録媒体表面に接している再生針によって記録媒体表面が
摩耗し、ピットの形状が変化する為静電容量が変わり、
正確な再生が得られなくなる欠点がある。特に、スチル
再生の場合叫は、再生針が４００〜５００ Ｋｇ／ ｃ
ｒ＆の圧力で同一場所を１５回／ｓｅｃの速さで摩擦し
ているので、記録媒体表面の摩耗はおおいに引き起こさ
れ、上記欠点は著しいものとなる。尚、このような記録
媒体の摩耗はスチル再生の場合のみでなく、通常の再生
に際してもその再生限界回数は１００回未満 ′
である。
又、従来のものでは記録媒体に加工する加工性もそれ程
良くないといった欠点がある。
良くないといった欠点がある。
し発明や開示〕
本発明者は、上記欠点、特に記録媒体表面の問題を解決
する手段として一記録媒体中に潤滑剤を添加しておけば
良いのではないかと考え、このような発想に基づいて静
電容量型情報信号記録媒体を試作してみたのであるが、
潤滑剤の種類によっては問滑効果が不充分なのみでなく
、ブリード現象が起き、再生画質を低下せしめるといっ
た欠点が引き起こされ、又、連続混練機、押出機での混
線状態、及びプレス成型機での成型が悪いといった加工
性の問題等があることを見い出した。
する手段として一記録媒体中に潤滑剤を添加しておけば
良いのではないかと考え、このような発想に基づいて静
電容量型情報信号記録媒体を試作してみたのであるが、
潤滑剤の種類によっては問滑効果が不充分なのみでなく
、ブリード現象が起き、再生画質を低下せしめるといっ
た欠点が引き起こされ、又、連続混練機、押出機での混
線状態、及びプレス成型機での成型が悪いといった加工
性の問題等があることを見い出した。
そして、このような知見を基礎にさらなる研究を続けた
結果、塩化ビニル系樹脂等の熱可塑性樹脂、カーボンブ
ラック等の導電性物質、及び下記の一般式（Ｉ）で示さ
れるアルキル基置換オルガノポリシロキサンを含む素材
を用いて構成した静電容量型の情報信号記録媒体は極め
て優れたものであることを究明した。
結果、塩化ビニル系樹脂等の熱可塑性樹脂、カーボンブ
ラック等の導電性物質、及び下記の一般式（Ｉ）で示さ
れるアルキル基置換オルガノポリシロキサンを含む素材
を用いて構成した静電容量型の情報信号記録媒体は極め
て優れたものであることを究明した。
ＣＨｓ ＣＨ，Ｂ ＯＨ。
式中、Ａはメチル基又４．÷ＣＨ鵞すＣＬ′（但し、Ｐ
は３〜１９の整数）、Ｂ Ｆｉ（−ＣＨｔすＣＨｓ （
但し、ｑは３〜１９の整数）、ｍはθ〜１００の整数、
ｎは０〜１２０の整数（但し、Ａがメチル基の場合は２
〜１２０）、ｍ＋ｎは２００以下の自然数である。
は３〜１９の整数）、Ｂ Ｆｉ（−ＣＨｔすＣＨｓ （
但し、ｑは３〜１９の整数）、ｍはθ〜１００の整数、
ｎは０〜１２０の整数（但し、Ａがメチル基の場合は２
〜１２０）、ｍ＋ｎは２００以下の自然数である。
すなわち、上記一般式（Ｉ）のアルキル基置換オルガノ
ポリシロキサンを含有した導電性樹脂組成物よりなる静
電容量型情報信号記録媒体は、再生針との接触による嘩
耗は極めて少なく、従ってピットの形状変形ａはとんど
なく、長期にわたって安定した再生信号の得られるもの
であり、又、成型に際しての成型性に優れ、しかも汚れ
の起きにくいものである。
ポリシロキサンを含有した導電性樹脂組成物よりなる静
電容量型情報信号記録媒体は、再生針との接触による嘩
耗は極めて少なく、従ってピットの形状変形ａはとんど
なく、長期にわたって安定した再生信号の得られるもの
であり、又、成型に際しての成型性に優れ、しかも汚れ
の起きにくいものである。
尚、上記一般式（Ｉ）中のＡ、Ｂが炭素数２０を越えて
炭素数の多すぎる場合には、アルキル基置換オルガノポ
リシロキサンの融点が高くなりすぎ、記録媒体表面に粉
ふき現象があられれることになるので好ましくなく、又
、ｍが１００、ｎが１２０、ｍとｎとの和が２００を越
えて大きくなりすぎると、アルキル基置換オルガノポリ
シロキサンの分子量が増大しすぎ、樹脂とＱ相溶性が低
下し、成型性が悪くなったり、記録媒体表面の汚れ現象
が表われる。
炭素数の多すぎる場合には、アルキル基置換オルガノポ
リシロキサンの融点が高くなりすぎ、記録媒体表面に粉
ふき現象があられれることになるので好ましくなく、又
、ｍが１００、ｎが１２０、ｍとｎとの和が２００を越
えて大きくなりすぎると、アルキル基置換オルガノポリ
シロキサンの分子量が増大しすぎ、樹脂とＱ相溶性が低
下し、成型性が悪くなったり、記録媒体表面の汚れ現象
が表われる。
尚、カーボンブラック等の導電性物質の含有量は、熱可
塑性樹脂１００重量部に対して数十重撤部といったよう
に比較的高く、例えば約１２５０・鋼以下の体積固有抵
抗を有するといったように静電容量再生方式に必要な導
電性を付与する量であることが望ましい。
塑性樹脂１００重量部に対して数十重撤部といったよう
に比較的高く、例えば約１２５０・鋼以下の体積固有抵
抗を有するといったように静電容量再生方式に必要な導
電性を付与する量であることが望ましい。
父、一般式σ）で示されるアルキル基置換オルガノポリ
シロキサンの含有量は、熱可塑性樹脂１００重量部に対
して約０．３〜２０重量部であることが望ましい。
シロキサンの含有量は、熱可塑性樹脂１００重量部に対
して約０．３〜２０重量部であることが望ましい。
又、一般式（Ｉ）で示されるアルキル基置換オルガノポ
リシロキサンの粘度（２５℃）が約１０００Ｑｃｓ以下
のものであることが望ましい。
リシロキサンの粘度（２５℃）が約１０００Ｑｃｓ以下
のものであることが望ましい。
〔実施例１〜８〕
平均重合度５００、ＥＶ＆含有量３チの塩ビ・ＥＶＡグ
ラフト共重合体（徳山種水工業■のトセエースＧＫ）１
００重量部、ジプチル錫メルカプトエステル系安定剤（
三共有機合成−〇ＲＥ８−１）７Ｍ量部、高級脂肪酸グ
リセリンエステル系滑剤（理研ビタミン−〇ＲＥＳ−２
１０）２重被部、高級脂肪酸アルキルエステル系滑剤（
花王石鹸■のＲＥＳ−３１０） ０．５重量部、表１に
示す？ＩＩＬ１〜８の一般式（Ｉ）で示されるアルキル
基置換オルガノボリシＣ２キサン１重量部を、２０１の
ヘンシェルミキサーにて高速で１１０℃までブレンド昇
温後、７０℃まで低速にて冷却し、その後導電性カーボ
ンブラック（米国キャポット社のＣ３Ｘ−１５０Ａ３）
２０重量部を添加し、再び高速にて１１０℃まで昇温さ
せ充分攪拌した後冷却し、スイスブス社製ニーダ−ＰＲ
−４６を用いてベレットとする。
ラフト共重合体（徳山種水工業■のトセエースＧＫ）１
００重量部、ジプチル錫メルカプトエステル系安定剤（
三共有機合成−〇ＲＥ８−１）７Ｍ量部、高級脂肪酸グ
リセリンエステル系滑剤（理研ビタミン−〇ＲＥＳ−２
１０）２重被部、高級脂肪酸アルキルエステル系滑剤（
花王石鹸■のＲＥＳ−３１０） ０．５重量部、表１に
示す？ＩＩＬ１〜８の一般式（Ｉ）で示されるアルキル
基置換オルガノボリシＣ２キサン１重量部を、２０１の
ヘンシェルミキサーにて高速で１１０℃までブレンド昇
温後、７０℃まで低速にて冷却し、その後導電性カーボ
ンブラック（米国キャポット社のＣ３Ｘ−１５０Ａ３）
２０重量部を添加し、再び高速にて１１０℃まで昇温さ
せ充分攪拌した後冷却し、スイスブス社製ニーダ−ＰＲ
−４６を用いてベレットとする。
そして、金属検出機を用いて１有されている金属異物を
除去し、ビデオディスク専用プレス機を用いて靜電谷量
型のビデオディスクを得る。。
除去し、ビデオディスク専用プレス機を用いて靜電谷量
型のビデオディスクを得る。。
表、 ｌ
〔比較例１〜４〕
実施例１において、表１における随１のアルキル基置換
オルガノポリシロキサンの代りに、一般式（Ｉ） 中ノ
Ａ、Ｂ カｘ ホキシ８−ＣＨｔ −ＣＨｔ −ＣＨｔ
−０−ＣＨＩ又は−（ＣＨｔ）ｔ ＯＣ（ＣＨｔ ）
ｕ ＣＨｓである表２＋＋ に示すＮ［Ｌ１〜４のエポキシ基又はエステル基置換オ
ルガノポリシロキサンを用いて、同様にしてビデオディ
スクを得る。
オルガノポリシロキサンの代りに、一般式（Ｉ） 中ノ
Ａ、Ｂ カｘ ホキシ８−ＣＨｔ −ＣＨｔ −ＣＨｔ
−０−ＣＨＩ又は−（ＣＨｔ）ｔ ＯＣ（ＣＨｔ ）
ｕ ＣＨｓである表２＋＋ に示すＮ［Ｌ１〜４のエポキシ基又はエステル基置換オ
ルガノポリシロキサンを用いて、同様にしてビデオディ
スクを得る。
表 ２
〔特性試験〕
上記各側で得た静電容量型ビデオディスクを再生装置に
装着し、ビデオディスクの信号部の内周側５４分の位置
に記録されているＮＴＳＣ方式によるグレーＩＲＥでの
Ｙ−Ｓハを測定しながらスチル再生した場合のＹ−Ｓハ
の劣下度合を測定して合格率を求めた。すなわち、各側
でのビデオディスク全１０〜１２枚ずつ用意し、各ビデ
オディスクについてトラックを変えて３回測定し、Ｙ−
Ｓハの劣下度合が３ ｄＢ以内にある！のを合格、３
ｄＢ以上の劣下又は針飛びの起きたものを不合格として
、その合格率を求め、その結、果を表３に示す。
装着し、ビデオディスクの信号部の内周側５４分の位置
に記録されているＮＴＳＣ方式によるグレーＩＲＥでの
Ｙ−Ｓハを測定しながらスチル再生した場合のＹ−Ｓハ
の劣下度合を測定して合格率を求めた。すなわち、各側
でのビデオディスク全１０〜１２枚ずつ用意し、各ビデ
オディスクについてトラックを変えて３回測定し、Ｙ−
Ｓハの劣下度合が３ ｄＢ以内にある！のを合格、３
ｄＢ以上の劣下又は針飛びの起きたものを不合格として
、その合格率を求め、その結、果を表３に示す。
又、上記各側でのビデオディスクへの成型性につい電の
程度を表３に示す。
程度を表３に示す。
表 ３
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 情報信号記録媒体を、熱可塑性樹脂、導電性物質及び下
記の一般式（ I ）で示されるアルキル基置換オルガノ
ポリシロキサンを含む素材で構成したことを特徴とする
情報信号記録媒体。 ▲数式、化学式、表等があります▼（ I ） （但し、Ａはメチル基又は炭素数４〜２０の直鎖のアル
キル基、Ｂは炭素数４〜２０の直鎖のアルキル基、ｍは
０〜１００の整数、ｎは０〜１２０の整数（但し、Ａが
メチル基の場合は２〜１２０）、ｍ＋ｎは０〜２００の
整数。）
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16570684A JPS6144952A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 情報信号記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16570684A JPS6144952A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 情報信号記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6144952A true JPS6144952A (ja) | 1986-03-04 |
| JPH052708B2 JPH052708B2 (ja) | 1993-01-13 |
Family
ID=15817506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16570684A Granted JPS6144952A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 情報信号記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6144952A (ja) |
-
1984
- 1984-08-09 JP JP16570684A patent/JPS6144952A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH052708B2 (ja) | 1993-01-13 |
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