JPS6122075A - アミジン誘導体 - Google Patents

アミジン誘導体

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Publication number
JPS6122075A
JPS6122075A JP14310084A JP14310084A JPS6122075A JP S6122075 A JPS6122075 A JP S6122075A JP 14310084 A JP14310084 A JP 14310084A JP 14310084 A JP14310084 A JP 14310084A JP S6122075 A JPS6122075 A JP S6122075A
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JP
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formula
compound
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formulas
group
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Pending
Application number
JP14310084A
Other languages
English (en)
Inventor
Setsuo Fujii
藤井 節郎
Toyoo Nakayama
中山 豊男
Shigeki Nunomura
茂樹 布村
Kimio Sudo
須藤 公夫
Shinichi Watabe
伸一 渡部
Toshiyuki Okutome
奥留 敏之
Yojiro Sakurai
桜井 洋二郎
Masateru Kurumi
来海 正輝
Takuo Aoyama
青山 卓夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Torii Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Torii Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は式(1) (式中、Aはフラン、チオフェン−ベンゾフランを示し
、 R工は水素または炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖のア
ルキル基を示し、 R3は水素または炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖のア
ルキル基、アシル基または ? 式、R4およびR5は水素または炭素数1〜4の直鎖ま
たは分枝鎖のアルキル基を示し、また、Rよ〜R5は環
を形成してもよく、その場合へテロ原子を介してもよく
、 nは0.1または2を示す) で示されるアミジン化合物およびその医薬として使用可
能な酸伺加塩に関する。
(R3、R4およびR5は前記の通り)である。
式(1)において、R2のアシル基は好ましくは、R6
’−CO−である。R6は炭素数1〜15の直鎖または
分枝鎖アルキル基、炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖ア
ルコキシ基、ベンジルオキシ基、R7およびR8は水素
、炭素数が1〜4の直鎖または分枝鎖アルキル基または
ベンジルオキシカルボを示す。mは1または2を示す。
Roは式(1) i’i:おいて、Aは好ましくはフラ
ンである。
本発明の目的は、医薬として有用な新規なアミジン化合
物及び医薬として使用可能な酸付加塩を提供することに
ある。
本発明の他の目的は新規なアミジン化合物の製造方法を
提供することにある。
本発明の他の目゛的は強い抗トリプシン剤、抗プラスミ
ン剤、抗カリクレイン剤、および抗スロンビン剤を提供
することにある。
本発明の他の目的は強い抗補体剤を提供することにある
本発明化合物(1)は式(B)で示されるカルボン酸化
合物又はその反応性中間体と式(1)で示される6−ア
ミジノ−2−ナフトール好ましくはその酸付加塩を反応
させることにより製造することができる。
(R1,R2、nおよびAは前述の通り)ここでいう反
応性中間体とは通常の脱水縮合反応に用いられる酸ノ・
ライド、酸無水物およびジシクロヘキシルカーポジイミ
ド(DOO) 、ジフェニルホスホリルアジド(DPP
A)等とカルボン酸誘導体との反応によって得られる反
応性間体乞示す。
本発明の化合物の製造方法についてさらに詳細に述べる
カルボンrIIB導体(1) ’&ジメチルホルムアミ
ド、ピリジン等の有機溶媒に溶解又はけん濁し、通常脱
水縮合剤として用いられ°るジシクロへキシルカーポジ
イミド(Doす、ジフェニルホスホリルアジド(DPP
A )等のエステル活性化剤と反応させ、ここに6−ア
ミジノ−2−ナフトール、好ましくはその酸付加塩を加
えることによって、本発明化合物(’I)Y得ることが
できる。
例えば、脱水縮合剤どしてDCOを用いる場合、カルボ
ン酸誘導体CI[)をピリジン等の溶媒に加え、ここに
6−アミジノ−2−ナフトール(1)ヲ加え一30℃な
いし+80℃、好ましくは室温でかくはんする。反応は
3〜5時間で終了するが、−晩反応させてもさしつかえ
ない。反応終了後はジシクロへキシルウレア(DOU)
が析出スる。
なお、反応終了後反応液中に本発明化合物(1)が同時
に析出してくる場合と、溶媒中に溶けている場合がある
。前者の場合゛は析出物を濾取し、これをDMF等の適
当な溶媒に加え、不溶性のDCU y濾去し、濾液にエ
チルエーテル、酢酸エチル、アセトン等の溶媒を加え、
析出物を濾取することにより本発明化合物(1)を得る
ことができる。または、析出物を°濾取し、これをDM
F 、水等の適当な溶媒に加え、不溶性のDOU乞濾去
し、濾液を飽和NaHOO3水溶液に加えることにより
本発明化合物(1)’を炭酸塩として得ることができる
また、後者の場合は、DOUを濾去し、濾液にエーテル
、アセトン、酢酸エチル等の溶媒を加えることにより本
発明化合物(I)を得ることができる。
また、他の製造方法として酸ハライドをカルボン酸誘導
体(If)の反応性中間体層して使用する場合、カルボ
ン酸飴導体(II) ’a’、socノ2.5OBr2
、PCi5等の酸ハロゲン化剤と反応させ、式(IV)
で示される (R工、R2、nおよびAは前述の通り)酸ハロゲン化
物を合成し、これを6−アミシノー2−ナフトール(I
)、−好ましくはその酸付加塩を溶解したジメチルホル
ムアミド、ビリシン、ジメチルスルホキサイド等の溶液
に加え、脱ノ・ロゲン化水素剤の存在下で反応させるこ
とにより製造できる。
脱ハロゲン化水素剤としては、炭酸カリウム、炭酸ナト
リウム、水酸化ナトリウム等の如き無機塙基、トリエチ
ルアミン、ピリジン、ジメチルアニリン等の如き有機塩
基を使用し得るが、ビリシンが好ましい。反応は、−3
0℃ないし+80°Cの温度で容易VL進行するが、i
ll住成物の生成?避ける意味で、反応を、初期には水
冷下で行7jい、次いで室温下で行うのが好ましい。ま
た、反応は2時間ないし5時間で終了するが、−晩反応
させてもびしつかえない。
反応終了後は反応浪合物ン、通常の処理方法で処理ブる
。例えば、ピリジンを反応溶媒として使用した場合には
、反応液にエチルエーテル、酢酸エチル等の溶媒な加え
析出する固型物を適当な溶媒、例えばメタノールとエチ
ルエーテルの混合物から再結晶することにより本発明化
合物(1)を得ることができる。
また、化合物(IJの代りに、化合物(1)のアミジノ
基が保験されている化合物を、化合物(1)と反応させ
、化合物(1)°のアミジノ基が保護されている化合物
を得ることができる。この化合物から、アミジノ基保護
基を通常の方法で概離させて、本発明化合物(1)を得
ることができる。
ここでいうアミジノ基保穫基とは通常使用される保護基
でよい。その例として、ベンジルオキシカルボニル基、
t−ブトキシカルボニル基を挙げることができる。
脱離方法の例として、パラジウム炭素による還元的脱離
、トリフルオロ酢酸またはHBr /酢酸による脱離な
どが挙げられる。
また、さらに所望により、適当な還元剤による還元で、
対応する還元体の本発明化合物を得ることができる。例
えば、ニトロ基を有する化合物な還元することによりア
ミン基を有する本発明化合物を得ることができ、また、
さらに所望により、アミノ基の保農基脱離を行い、対応
するアミン体を得ることができる。
ここでいう保護基とは通常、使用される保酸基でよい。
その例として、ベンジルオキシカルポニル基、t−シト
キシカルボニル基、ペンシル基または七−ブチル基を挙
げることができる。
例えば、ベンジルオキシカルボニルアミノメチル基乞有
する化合物の保護基を脱離することにより、アミノメチ
ル基を有する化合物を得ることができる。
また、所望により、通常の処理方法により、他の酸付加
塩ン得ることかできる。例えば、本発明化合物の炭酸塩
をメタノール、DM11′等の溶媒に溶解またはけんだ
<シ、ここに、メタンスルホンM、壌咳醇の鹸を加えて
、炭酸塩を溶解させ、得られたmHに、エチルエーテル
、酢酸エチル等の溶媒を加えると、対応する酸付加塩が
得られる。使用し得る酸には、h薬として使用可能な塩
酸、硫酸、リン酸等の如き無機酸、酢酸、乳酸、クエン
酸、メタンスルホン酸、コハク酸、7マル版、マレイン
酸等の如き有機酸がある。
本発明の化合物及びその医業とし゛〔使用可能な酸付加
塩は蛋白分解酵素であるトリプシン、プラスミン、1カ
リクレイン、スロンピンに対し強い阻害活性を有してお
り膵炎の治療等に有効な効トリプシン剤、出血性疾患の
治療に有効な抗プラスミン剤、抗カリクレイン剤、血栓
等の治療に有効な抗スロンビン剤として有用な化合物で
ある。
なお、上記蛋白分解酵素の生体における役割、疾患との
関係、阻害剤の臨床的意義、および本明細書記載の試験
の意義について述べる。
■ トリプシン:トリプシンは本来膵臓にプロエンデイ
ムであるトリプシノーゲンとして存在しこれが小腸内に
分泌されそこに存在するエンテロキナーゼによって活性
化された蛋白分解酵素で消化酵素の役割を担っている。
ところがトリプシノーゲンが何らかの理由によって膵臓
内で活性化されてトリ、プシンになるとこれによって膵
臓組織が障害Y5け臨床的には膵炎の症状を呈するとい
われている。実際ラットを用いた実験で膵臓に対し逆行
性にトリプシンを注入すると激烈な膵炎が発症し、これ
はトリプシン阻害剤によって治癒する事が知られている
この事実から考゛え強いトリプシン阻害活性な有する本
発明化合物は臨床的には膵炎の治療に有効な抗トリプシ
ン剤として有用である。
■ プラスミン:プラスミンは血中に存在する酵素で通
常前駆体であるプラスミノiゲ゛ンとして存在しウロキ
ナーゼ等プラスミノーゲンMi域アクティベーターによ
って活性化されプラスミンとなる。
本酵素はスロンビンと逆の作用1−なわちフィシリンを
溶解する作用を有し通常微小血管の血流を確保する上で
重要な役割な演じている。
しかし、本酵素が何らかの理由により異常に活性化され
た場合には出血性の次息な引き起す。
さらに本酵素は炎症にも関与し、血管の透過性を光道じ
、浮腫等を引き起す。
従って本酵素の阻害剤は出血性疾患あるいは炎症の治癒
剤とqて有用である。
夏 カリクレイン:カリクレインは血中の他1.各種の
臓器、分泌腺に広く分布する酵素で、通常前駆体ゾレカ
リクレインとして存在し、ハープマン ファクターある
いは他のプロテアーゼによって活性化される。
本酵素は、レニン−アンジオテンシン系の昇圧系に対し
カリクレイン−キニン系として降圧に関与しており、血
圧の調節に重要な役割を演じている。また、本酵素は外
因性の血液凝固糸にも関与している。
さらに臓器あるいは分泌腺由来のカリクレインは局所の
循環改善に重要な役割を演じている。
しかし、本酵素の異常な活性化、%に局所における異常
な活性化は凝固系の光道による局所循環不全を引き起し
、炎症、潰瘍等の原因となる。
従って本酵素の阻害剤は血圧の調節の他、炎症あるいは
潰瘍の治療剤として有用である。
■ スロンビン:スロンビンは海象凝固活性ン有する酵
素として知られている。1なわち正常時においては、血
管壁の損傷により血液甲のプロスロンビンが活性化され
スロンビンか生成する。
このスロンビンは崩液中のフイプリノーデンン分解し、
フィブリンとする。このフィブリンか血管壁の損傷部位
に沈着し血液成分の漏出を防ぐと共に組織の回復を助け
る。
ところが何らかの原因によって凝−系が異常に活性化す
ると全身の不JfII管内に微/JS血栓°が多発する
。従ってこの様な疾患に対する治療薬として本発明化合
物は有用である。
〔抗トリプシン、抗プラスミン、抗カリクレイン、抗スロンビン活性〕
抗トリプシン、抗プラスミン、抗カリクレイン、抗スロ
ンビン活性は村松らの方法(M、′N1uramats
u。
T、0nishi、8.Makino、Y、Haya’
shi and S、FJii、、T。
Blochem、 58 、214 (1965勺〕ニ
従い、測定した。その結果な表1に示す。表中のデータ
ーハ、各酵素がTAM]ii()ジルアルギニンメチル
エステル)を加水分解する能力を50チ阻害する化合物
の濃度(よりao)をモル濃度で示している。筐だ()
内の数字は化合物の濃度が10−6モル濃度の時の阻害
%Y示す。化合物陰は実施例中の化合物陰に相当する。
本発明化合物およびその医薬として使用可能な酸付加塩
は強いC1エステラーゼ(OiF、Oii )阻害活性
、補体溶血阻止作用および抗原抗体反応に基づく補体系
の活性化が1−7I’x役割を演じ′ていると言われる
フォルスマンショックに対し治療効果を有している。こ
のことは、補体の関与した腎炎等のアレルギー性疾患に
有効な抗桶体剤として有用であることを・示している。
なお、上記補体の生体における役割、疾患との関係、阻
害剤の臨床的意義、おまひ本明#lI畳記載の試験(0
1テ、01品阻害活性、補体溶血阻止、フォルスマンシ
ョック)の意義について述べる。
抗補体活性 (1)C丘、01山 袖体は血清成分の1つで01〜C9の9成分よりなり、
その内C1はさらに01(1% a’lr、  Oi8
の6つのサシコンポーネントに分かれている。ci; 
C丘はそれぞれ活性化されたC1s、01rを意味する
。補体は当初細菌融解を示づ事から、生体の感染防禦機
構の一翼を担うものと考えられていたが、最近では、9
免疫反応との密接な関係も明らかとなってきている。す
なわち補体は、免疫複合体によって01から順次活性化
され、最終段階(C9の活性化)で、細胞融解あるいは
溶血現象を示すことが明らかとなっている。さらに、こ
の補体系の活性化の過程で遊離してくるフラグメント(
例えば03a、 05a )が血管透過性を充進し、多
核白血球の遊走あるいは免疫粘着を促す等が明らかとな
ってきた。それ以来、補体の異常な活性化による各種疾
患特に免疫疾患との関連性が種々検討され、その結果自
己免疫疾患と補体が極めて密接に関°連していることが
明らかにされつつある。
この様な異常な補体の活性化による自己免疫疾患の例と
して、自己免疫性溶血性貧血、自己免疫性血小板減少症
、白血球減少症、糸球体腎炎、全身エリテマトーデス、
血清病、多発性動脈炎等が返る。これらの疾患に対して
は、この補体活性化を阻止し、あるいは活性化された補
体を初期の段階で阻害することによってこれらの挾恵な
治療することができるはずである。
そこで発明者らはC1−エステラーゼを標的酵素とし、
本発明物質の01−エステラーゼ阻害作用を検討し、さ
らに以下で述べる方法によって補体系に対する効果およ
び自己免疫疾患の治療剤としての有用性を検討した。
(2)補体溶血阻止活性 補体溶崩反応は補体価(量)を測定する方法として広く
用いられるがこの方法の原理は、赤血球とその抗体の複
合物(抗原抗体複合物)に補体な加えると、補体が活性
化されて溶血を起こすことを利用したもので、添加する
補体の量に相関して溶血の程度が変化する。従って一定
量の補体に01−エステラーゼ阻害剤を添加したものを
用(・れば、その阻害活性の程度に応じて溶血現象は抑
制されるはずである。
01−二ステラーゼ阻害作用を有する本発明物質は明細
書に示す如″く、強い補体溶血阻止作用を示した。
(3)フォルスマンショック モルモットは他の動物と異なりその臓器表面にフォルス
マン抗原と呼ばれる特異な抗原ヲ有し、羊血球抗体と特
異的に反応する。
フォルスマンショックは上述の原理?応用したものでモ
ルモットに羊赤血球抗体を投与して引き起スショックで
ある。このフォルスマンショックについては多くの研究
者により詳細に研究され補体が主役を演するモデルであ
ることが明らかにされ、さらに補体系の中でもC1から
順次活性されるクラシカルパスウエーが関与することが
明らかとなった。
自己免疫疾患においては補体の関与が明確となっており
このフォルスマンショックに対する効果は自己免疫疾患
治療剤の有用な試験法といえ、このフォルスマンショッ
クに対して有効である薬剤は自己免疫疾患治療剤として
有用である。
〔抗補体作用〕
(1)01エステラーゼ(Oir、  (!1晶)阻害
活性は間材らの方法(K、Okamura 、 M、M
uramatsu and s。
Fujii : Biochem、Biophys A
cta、 295 、252−257(1973))に
よって測定した。
(2)補体溶血阻止活性はBakerらの方法CB、R
Bakerおよび]D、H,Br1ckson 、r、
Med、ohem、 12 。
408−414(1969)]に従って測定した。
その結果については表21C示す。
なお、表中の数値は下記の意味を持つ。
C!ir : C!irがAAMIIC(アセチルアル
ギニンメチルエステル〕を加水分解する能力を50%阻
害する化合物の濃度(モル濃度) (より60)を示す
また0内の数字は化合物の濃度か10−5モル濃度の時
の阻害チを示す。
cli : Ois カATFliE (アセチルチロ
シンエチルエステル)を加水分解する能力を50%阻害
する化合物の濃度(モル濃度)を示i また0内の数字は化合物の濃度が10−5モル濃度の時
の阻害係を示す。
補体溶血阻止:補体溶血阻止活性は各化合物の各濃度に
おける阻害チで示す。
化合物Nn:実施例中の化倉物陽 (3)  フォルスマンショック この実験は工、G、0fferness等の方法(Bi
ochem。
Pharmacol、 27 (14) 1873−1
878 。
1978)に従って行った。
体重300y前後の雄性Hart’la7系モルモット
を用いた。シ門ツクを惹起しうる最少ヘモリジン量(市
販へモリジン、諸方法5000 U ) ’&モルモッ
トに静脈内注射し死に至るまでの時間を測定し、これを
対照群とした。薬物投与群は薬物投与(3fv/[r)
後に、ヘモリジンを静脈内投与して、死に至るまでの時
間(秒ンを測定した。
表  3 投与方法 本発明化合物は経口投与するのが好適である力(注射に
より投与することもできる。
本発明化合物は単独で、あるいは他の治療剤との混合物
として投与することができる。それらは単体で投与して
もよいが、一般的には医薬用組成物の形態で投与される
。前記組成物の例としては錠剤、散剤、カプセル剤、シ
ロップ、および水溶液があげられる。経口組成物には通
常の結合剤、賦形剤、滑沢剤、崩壊剤、湿潤剤の様な添
加剤を用いることができる。経口用液剤は、水性または
油性懸濁液、溶液、乳濁液、シロップ、エリキシル等の
如き形態であってもよく、または使用前水または他の適
当な溶媒で再調整する為のドライシロップとして供され
てもよい。前記の液剤は、懸濁化剤、香料、希釈剤また
は乳化剤の様な通常の添力O剤を含有できる。注射用と
しては水溶液、油性懸濁液として用いることができる。
投与量 本発明化合物は哺乳類(大患者を含む)に10〜200
”jl’/日の経口投与量で投与することができる。又
、静脈内投与のためには1〜20■7日の投与量で投与
することができる。
しかしながら、これらの数字はあくまで例示であり、患
者の年令、体重、症状の程度により患者に最も適当な量
を投与すべきである。
次に本発明の化合物の製剤例をあげる。
製剤例 1)カプセル 本発明化合物        i o o、o町乳  
 糖                59.0Mv結
晶セルロース        33.4〜カルシウムカ
ルボキシメチルセルロース       3.6〜計 
           200.0岬2)細粒剤 本発明化合物         50.’C岬乳   
糖               249.0 !マン
ニトール         75.0sIjとうもろこ
しでんぷん     110.0”IP計      
      5 U U、Uキ3)注射剤 本発明化合物          5.Otny注射用
蒸留水          24常法により注射剤とす
る。
劣性 本発明化合物のLD50 Y表4に示す。
表  4 次に実施例により本発明化合物の製造方法をさらに詳細
に説明する。
なお、各化合物の物理恒数は表5に示す。
実施例1(化合物NQ1) 6−アミジノ−2〜ナフチル 5−グアニジノメチル−
フラン−2−カルボキシレートの合成5−グアニジノメ
チル−7ランー2−カルボン酸メタンスルホネート2.
0yと6−アミゾノー2−ナフトール メタンスルホネ
ート1.8 P Ya燥DMF 8ゴ、乾燥ピリジン8
dの混合溶媒に溶かし、水冷下DOO1,8yと触媒量
の4−ジメチルアミノピリジンを加え、そのまま水冷下
60分、30°C2で−晩攪拌する。不溶物を濾去し、
エーテルを加え上清なデカンテーションして除く。残渣
を少量のメタノールに溶かしてエーテル中へ滴下し析出
物が沈殿したのち上清をデカンテーションする。
これを2回繰り返し、最終的に析出物ヲ痣取し乾燥し、
淡黄色の6−アミジノ−2−ナフチル 5−グアニジノ
メチル−フラン−2−カルボキシレート ジメタンスル
ホネート1.2ノを得る。
実施例2(化合物N0.2) 6−アミジノ−2−ナフチル 5−(2,3−ジメチル
)グアニジノメチル−7〉ノー2−カルボキシレートの
合成 5−(2,3−ジメチル)グアニジノメチル−フラン−
2−カルボン酸メタンスルホネート500岬、6−アミ
ジノ−2−ナフトール メタンスルホネート360■、
DOO4Q Q 1nf、 DMAP少量を、DMF2
m、ピリジン2ゴの混合溶媒に溶かし、室温で1晩攪拌
する。不溶物を濾去し、濾液にエーテルを加えて撹拌す
る。残渣を少量のメタノールに溶かし、その溶液を酢酸
エチルエステルへ攪拌下、滴下する。析出物を濾取して
、6−アミジノ−2−す7チル 5−(2,3−ジメチ
ル)グアニジノメチル−フラン−2−カルポキシレート
ジメタンスルホネー)370りY得る。
実施例1および2の方法と同様にして化合物陰3〜階6
0の化合物を得る。
実施例6(化合物陰3) 6−アミゾノー2−ナフチル 5−アミノメチル−チオ
フェン−2−カルボキシレートの合成6−アミジノ−2
−ナフチル 5−ベンジルオキシカルボニルアミノメチ
ル−チオフェン−2−カルボキシレート、メタンスルホ
ネー) 1.Ofを30%臭化水素酸酢酸溶液20sd
に溶かし室温で30分間攪拌する。エーテルを加え析出
物を濾取しMeOH−Et 20より再結晶し、6−ア
ミジノ−2−ナフチル 5−アミノメチル−チオフェン
−2−カルボキシレート800W’に得る。
実施例3の方法と同様にして、化合物陰32〜NQ69
の化合物を得る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Aはフラン、チオフェン、ベンゾフランを示し
    、 R_1は水素または炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖の
    アルキル基を示し、 R_2は水素または炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖の
    アルキル基、アシル基または ▲数式、化学式、表等があります▼を示し、 R_3、R_4およびR_5は水素または炭素数1〜4
    の直鎖または分枝鎖のアルキル基を示し、また、R_1
    〜R_5は環を形成してもよく、その場合ヘテロ原子を
    介してもよく、 nは0、1または2を示す) で示されるアミジン化合物およびその医薬として使用可
    能な酸付加塩。
  2. (2)R_2が▲数式、化学式、表等があります▼であ
    り、そしてR_3、R_4およびR_5は水素または炭
    素数1〜4の直鎖または分枝鎖のアルキル基を示す特許
    請求の範囲第1項記載の化合物。
  3. (3)R_2のアシル基がR_6−CO−であり、そし
    てR_6が炭素数1〜15の直鎖または分枝鎖アルキル
    基、炭素数1〜4の直鎖または分枝鎖アルコキシ基、ベ
    ンジルオキシ基、▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、または ▲数式、化学式、表等があります▼を示し、 R_7およびR_8は水素、炭素数1〜4の直鎖または
    分枝鎖アルキル基またはベンジルオキシカルボニル基を
    示し、 Bは−(CH_2)_m−または▲数式、化学式、表等
    があります▼を示し、mは1または2を示し、 R_9は▲数式、化学式、表等があります▼またはNH
    _2−(CH_2)_4−を示す、特許請求の範囲第1
    項または2項のいずれか一つに記載の化合物。
  4. (4)Aがフランである特許請求の範囲第1項〜3項の
    いずれか一つに記載の化合物。
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