JPS61220243A - 陰極線管の製法 - Google Patents

陰極線管の製法

Info

Publication number
JPS61220243A
JPS61220243A JP6156285A JP6156285A JPS61220243A JP S61220243 A JPS61220243 A JP S61220243A JP 6156285 A JP6156285 A JP 6156285A JP 6156285 A JP6156285 A JP 6156285A JP S61220243 A JPS61220243 A JP S61220243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
phosphor
temperature
hot water
temperature distribution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6156285A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimitsu Kato
加藤 芳光
Hideki Okada
秀樹 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP6156285A priority Critical patent/JPS61220243A/ja
Publication of JPS61220243A publication Critical patent/JPS61220243A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、陰極線管の製法、特に螢光面形成工程におけ
るパネルの乾燥方法に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、陰極線管の螢光面形成に際し、その螢光体ス
ラリー注入前のパネルの乾燥工程において、パネルを予
備加熱して後、温水を利用してパネルの温度分布を均一
にすることにより、爾後螢光体塗布膜の乾燥工程におけ
る乾燥状態をパネル内面全面にわたり均一化し、高品質
の螢光面を形成できるようにしたものである。
〔従来の技術〕
通常、カラー陰極線管の螢光面の形成は、次のようにし
て行われる。この例では螢光体層をストライブ状とし、
且つ各色値光体層間に吸光性物質例えばカーボン層を配
した所謂ブラックマトリックス螢光面とした場合である
。塗布機の自転、公転する支持アーム(1)に陰極線管
のパネル(2)を真空チャックし、まず第4図Aに示す
よに既にカーボンストライプ(3)が形成されたパネル
内面を水洗浄手段(4)によって1分間水洗浄する(水
温25℃)。
この水洗浄処理はパネル(2)を回転、(例えば20r
pm:自転)させて行う0次に、第4図Bに示すように
、パネル(2)を高速回転(例えば120rpm :自
転)させながら遠赤外線ヒータ(5)によって予備加熱
(35℃〜40℃、約5分)し乾燥する。次に、第4図
Cに示すようにパネル内面を上向きにして第1色目の螢
光体スラリー(6)を注入し、エージングする。このと
き螢光体スラリーの温度は25℃〜30℃弱まで上昇す
る。次に、第4図りに示すようにパネル(2)を横向き
にして高速回転(12Orpm、20〜30秒)させ、
所定の膜厚の螢光体塗布膜(6′)を形成する0次に第
4図已に示すよに遠赤外線ヒータ(7)で加熱しく約4
0℃、約5分)、螢光体塗布膜(6′)を乾燥する。支
持アーム(1)は水洗浄からこの螢光体塗布膜を乾燥す
るまでの間に1回転(公転)する。そして、パネル(2
)は塗布膜(6′)の乾燥終了後、塗布機より露光台へ
送られ、色選択電極をマスクに露光される。露光後、パ
ネル(2)は更に次の同様の構成をとる塗布機へ送られ
、第4図Fに示すように水洗浄手段(4)によって水現
像され、第1色の螢光体ストライプ(8G)が形成され
る。
その後、第4図B〜第4図Eの工程が繰り返えされて他
の2色の螢光体ストラトプ(8R)及び(8B)(図示
せず)が形成されて目的のブラックマトリックス型のカ
ラー螢光面が形成される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上述した従来の螢光面形成工程においては、
次の様な欠点があった。
即ち、乾燥工程において、パネル全体の温度管理がむづ
かしく、パネル(2)のコーナ部での温度がセンタ一部
に比べて低くなる。このために、螢光体塗布11!(6
’)の露光時、コーナ部においてADC−PVA光架橋
反応の反応速度が遅くれたり反応速度にバラツキが生ず
る。特に第4図Eの乾燥工程後の螢光体塗布111(6
’)の乾燥状態は螢光体スラリー注入時以前の第4図B
の予備加熱工程でのパネル温度分布に支配される。しか
し、この予備加熱による乾燥時のパネル温度分布は不均
一であるため、結果として第3図に示すように螢光体塗
布膜乾燥後のパネル温度分布は不均一となり、コーナ部
とセンタ一部で2〜3℃の温度差が生じる。
なお、第3図の破線(1)はパネル投入時、鎖線(If
)は螢光体スラリー注入前、実線(III)は露光時の
パネル温度分布である。
また、パネル温度が低いコーナ部では、水分の蒸発速度
が遅い為、螢光体塗布11!(6’)の含水率が高く、
露光時に光架橋反応が阻害される。
この結果、パネル(2)のコーナ部での螢光体ストライ
プ幅が急激に細くなり且つ螢光体膜厚も薄(なる為、発
光輝度が低下する。しかも、赤、緑及び青の螢光体スト
ライプ幅の分布の相対的なバラツキが生ずるため、画面
コーナ部でマゼンタ傾向や、シアン傾向になる(所謂ホ
ワイトユニホミティーが損われる)。
この様な傾向は特にパネルの熱容量が大きい大型管(例
えば20インチ)、或いは高精細度管において顕著であ
る。
本発明は、上述の点に鑑み、螢光体スラリー注入前のパ
ネル内面の乾燥工程において、パネル温度を均一化して
、良好な螢光面を形成できる様にした陰極線管の製法を
提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、水洗浄又は水現像後のパネル(2)の内面の
乾燥工程において、パネル内面を遠赤外線ヒータ等の加
熱手段(5)によって予備加熱して後、パネル内面に温
水(11)を注入する。この温水(11)は予備加熱の
温度に近い一定の温度を有している。
そして、この温水(11)とパネル(2)との間の熱交
換でパネル(2)の温度分布を均一にする。その後、通
常のようにパネル内面に螢光体スラリー(6)による螢
光体塗布膜(6′)を形成し、露光現像して螢光面を形
成するようになす。
〔作用〕
予備加熱直後のパネル温度分布は不均一であるが、この
後パネル内面に予備加熱温度に近い温度の温水(11)
を注入することにより、パネル(2)及び温水(11)
間で熱交換が行われ、パネル(2)の温度分布が均一化
される。即ち螢光体スラリー注入時のパネル(2)の温
度及び温度分布を一定に抑えることができ、その後、螢
光体スラリー(6)を塗布し、螢光体塗布1m!(6’
)を遠赤外線ヒータで乾燥したとき、パネルのセンタ一
部とコーナ部間の温度差は第2図に示すように1℃以下
となる。従って、その後の露光で光架橋反応はコーナ部
とセンタ一部で同じように行われ、良好な螢光面が得ら
れる。
〔実施例〕
以下、第1図を参照して本発明の実施例について説明し
よう、なお、本例は前述と同様に螢光体層をストライブ
状としたブラックマトリックス型カラー螢光面の形成に
通用した場合である。
本発明においては、塗布機の支持アーム(1)に陰極線
管のパネル(2)を真空チャックし、先ず第1図Aに示
すように既にカーボンストライプ(3)が形成されたパ
ネル内面を水洗浄手段(4)によって1分間水洗浄する
(水温25℃)、この水洗浄処理はパネル(2)を回転
(例えば20rpm )させて行う。
次に第1図Bに示すようにパネル(2)を高速回転(例
えば120rpm+)させ、パネル内面を遠赤外線ヒー
タ(5)により予備加熱する。この場合従来よりもヒー
タ電力を上げ35℃〜50℃、約2分間の加熱を行う、
この予備加熱ではパネル(2)のセンタ一部及びコーナ
部を含む温度分布は不均一である。
次に、第1図Cに示すようにパネル(2)の内面に予備
加熱時の温度より僅かに低い温度例えば30℃〜40℃
の温純水(11)を恒温槽から注入し、パネルを7〜1
orp−回転して1〜2分間エージングする。この温水
(11)によりパネルの温度は第2図の鎖線(If)で
示すようにコーナ部及びセンタ一部に亘って均一化され
る。
次に、第1図りに示すようにコーナ部のみに補助的にヒ
ータ(12)を当てながらパネル(2)を1〜゛ 2分
間高速回転し温水(11)を振り切ると同時に水分を乾
燥する。
この後は、前述と同様に第1図Eに示すようにパネル内
面に第1色の螢光体スラリー(6)を注入する。
次に、第1図Fに示すようにパネル(2)を横向きにし
て120rpee、20〜30秒の高速回転させ、パネ
ル内面に所定の膜厚の螢光体塗布111(6’)を形成
する。
次に第1図Gに示すように遠赤外線ヒータ(7)で約4
0℃、約5分の加熱を施し、螢光体塗布111(6’)
を乾燥する。この乾燥後のパネル温度分布は第2図の実
線(nI)で示す如くセンタ一部とコー、ナ部の温差が
1℃以下となる温度分布を呈する。
次に図示せざるもパネル(2)は塗布機より露光台へ送
られ色選択電極(例えばアパーチャグリル)を装着して
これをマスクに露光する。露光後は、パネル(2)を同
様の構成をとる次の塗布機の支持アーム(11に真空チ
ャックし、第1図Hに示すよう水洗浄手段(4)によっ
て水現像して第1色の螢光体ストライプ(8G)を形成
する。以後は、この工程を繰り返して第2色目及び第3
色目の螢光体ストライプ(8G) 、  (8B)  
(図示せず)を形成してブラックマトリックス型のカラ
ー螢光面を形成する。
この様に、螢光体スラリー注入前のパネルの乾燥工程に
おいて、予備加熱した後、一旦パネル(2)内を温水(
11)で満たすことにより、予備加熱直後の不均一であ
ったパネル全体の温度分布が均一化される(第2図の鎖
線(II)参照)、これが為に、その後の螢光体塗布膜
(6′)の乾燥工程での乾燥状態をパネル内面全面にわ
たり均一にすることができ即ちセンタ一部とコーナ部の
温度差が1℃以下となる(第2図の実線(I[[)参照
)、なお、第2図において破線(I)はバネ投入時、鎖
線(II)は螢光体スラリー注入前、実線(III)は
露光時のパネル温度分布である。従って、パネル内のコ
ーナ部及びセンタ一部共に螢光体ストライプの膜厚、ス
トライプ幅が均一になり、コーナ部での輝度低下が回避
られ、且つ陰極線管の画面のホワイトユニホミティも改
善される。
尚、上側ではストライブ状のカラー螢光面の形成に適用
したが、ドツト状のカラー螢光面の形成にも通用できる
又、本発明は白黒用陰極線管の螢光面の形成に通用する
こともできる。
〔発明の効果〕
上述した様に本発明によれば、水洗浄又は水現像直後の
パネルの乾燥工程において、パネル内面を予備加熱して
後、パネル内面に予備加熱の温度に近い温度の温水を注
入することにより、パネル温度分布を均一化することが
できる。このため・その後の螢光体塗布膜の乾燥工程で
その乾燥状態が全面一様になり、螢光体層の均一化が図
られ、画面のホワイトユニホミテイが改善し、また画面
コーナ部での輝度低下も回避され、陰極線管の品質を安
定化することができる。特に本法は、パネルの熱容量が
大きい大型カラー陰極線管、或いは高精細度カラー陰極
線管の螢光面の形成に適用して好適ならしめ得る。
【図面の簡単な説明】
第1図A−Hは本発明による陰極線管即ちその螢光面の
形成方法の例を示す工程図、第2図は本発明方法で得ら
れるパネルの温度分布図、第3図は従来法で得られるパ
ネルの温度分布図、第4図A−Fは従来の螢光面の形成
方法を示す工程図である。 (11は支持アーム、(2)は陰極線管のパネル、(3
)はカーボンストライプ、(4)は水洗浄手段、(51
(7)は遠赤外線ヒータ、(6)は螢光体スラリー、(
6′)は螢光体塗布膜、(11)は温水である。 第3図 ノVネルj1虻交Nセ図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 水洗浄又は水現像の直後にパネルを予備加熱し、次に該
    予備加熱の温度に近い一定温度の温水と前記パネルとの
    間で熱交換させて前記パネルの温度分布を均一にさせ、 その後、前記パネルの内面に螢光体スラリーによる螢光
    体塗布膜を形成し、露光現像して螢光面を形成すること
    を特徴とする陰極線管の製法。
JP6156285A 1985-03-26 1985-03-26 陰極線管の製法 Pending JPS61220243A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6156285A JPS61220243A (ja) 1985-03-26 1985-03-26 陰極線管の製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6156285A JPS61220243A (ja) 1985-03-26 1985-03-26 陰極線管の製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61220243A true JPS61220243A (ja) 1986-09-30

Family

ID=13174672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6156285A Pending JPS61220243A (ja) 1985-03-26 1985-03-26 陰極線管の製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61220243A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008010201A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Matsushita Electric Works Ltd 蛍光ランプ用のバルブへの蛍光体層の形成方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008010201A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Matsushita Electric Works Ltd 蛍光ランプ用のバルブへの蛍光体層の形成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61220243A (ja) 陰極線管の製法
US3653939A (en) Screening of black-surround color picture tubes
US3658530A (en) Process for forming an opaque interstitial web in a color crt screen structure
JPH0227636A (ja) 受像管螢光面の形成方法
JP2000011871A (ja) カラー陰極線管の蛍光面作製方法
JPS5814445A (ja) カラ−受像管けい光面の形成方法
JPH097517A (ja) 陰極線管の製造方法
JP3503263B2 (ja) 陰極線管の製造方法
JP3349027B2 (ja) カラー受像管の蛍光面形成方法
JPH01194237A (ja) カラー受像管の蛍光膜形成方法
JPS59186230A (ja) 陰極線管のけい光面形成方法
KR940001496B1 (ko) 음극선관의 필르밍액 건조방법
JPH1055760A (ja) 陰極線管の製造方法
KR920005156B1 (ko) 음극선관의 성막방법
JPH02174033A (ja) カラーブラウン管の蛍光面形成方法
JPH11167867A (ja) カラー陰極線管の感光剤膜形成方法
JPS6012638A (ja) カラ−受像管螢光面塗布機
JP2001035371A (ja) 陰極線管の蛍光面乾燥方法と陰極線管の蛍光面乾燥装置
JPH05242805A (ja) 陰極線管の製造方法
JPH0346730A (ja) カラー受像管の製造方法
JPH10199419A (ja) 陰極線管の製造方法
JPH07153376A (ja) 陰極線管パネルガラスの製造方法
JPS6161333A (ja) 薄膜の形成方法
JPH0451424A (ja) カラー受像管の蛍光面ブラックマトリクス膜の製造方法
JPS60172131A (ja) カラ−受像管螢光面形成方法