JPS61219282A - 分離フイルタ装置 - Google Patents
分離フイルタ装置Info
- Publication number
- JPS61219282A JPS61219282A JP6111785A JP6111785A JPS61219282A JP S61219282 A JPS61219282 A JP S61219282A JP 6111785 A JP6111785 A JP 6111785A JP 6111785 A JP6111785 A JP 6111785A JP S61219282 A JPS61219282 A JP S61219282A
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- signal
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はテレビジョンやＶＴＲなどの色信号を分離する
分離フィルタ装置に関するものである。
分離フィルタ装置に関するものである。
従来の技術
従来の分離フィルタ装置としては、例えばビデオレコー
ディング技術（木原信敏著）産報出版Ｐ２２７に示すよ
うに低域濾波器と帯域濾波器を用いて輝度信号と色信号
を分離している。ここでは、帯域濾波器の代わりに入力
信号から低域成分を引き算して色信号を分離する方式で
説明する。
ディング技術（木原信敏著）産報出版Ｐ２２７に示すよ
うに低域濾波器と帯域濾波器を用いて輝度信号と色信号
を分離している。ここでは、帯域濾波器の代わりに入力
信号から低域成分を引き算して色信号を分離する方式で
説明する。
第３図はこの従来の分離フィルタ装置のブロック図を示
すものであり、１はＮＴＳＣ信号入力端子、２は低域濾
波器、３は低域濾波器２からの出力信号、４は差動増幅
器、６は差動増幅器４からの出力、３ｏはくし形フィル
タ、３１は搬送色信号、３５は輝度信号高域成分、６は
色復調回路、３２は加算器、３３は輝度信号出力端子、
７は色信号Ｒ−Ｙ出力端子、８は色信号Ｂ−Ｙ出力端子
である。
すものであり、１はＮＴＳＣ信号入力端子、２は低域濾
波器、３は低域濾波器２からの出力信号、４は差動増幅
器、６は差動増幅器４からの出力、３ｏはくし形フィル
タ、３１は搬送色信号、３５は輝度信号高域成分、６は
色復調回路、３２は加算器、３３は輝度信号出力端子、
７は色信号Ｒ−Ｙ出力端子、８は色信号Ｂ−Ｙ出力端子
である。
以上のように構成された従来の分離フィルタ装置におい
て、入力端子１に入力されたＮＴＳＣ信号は低域濾波器
２と差動増幅器４に入力される。
て、入力端子１に入力されたＮＴＳＣ信号は低域濾波器
２と差動増幅器４に入力される。
低域濾波器２からの出力信号３は搬送色信号周波数成分
が除去されているので差動増幅器４からの出力６は搬送
色信号周波数成分のみとなっている。
が除去されているので差動増幅器４からの出力６は搬送
色信号周波数成分のみとなっている。
この出力をくし形フィルタ３０へ入力すると搬送色信号
３１と輝度信号の高域成分３６が出力され色復調回路６
へ搬送色信号３１を入力するとＲ−Ｙ信号が端子７より
Ｂ−Ｙ信号が端子８より出力される。また、加算器３２
で低域濾波器２からの出力３と輝度信号の高域成分３６
が加算され、輝度信号が端子３３より出力される。
３１と輝度信号の高域成分３６が出力され色復調回路６
へ搬送色信号３１を入力するとＲ−Ｙ信号が端子７より
Ｂ−Ｙ信号が端子８より出力される。また、加算器３２
で低域濾波器２からの出力３と輝度信号の高域成分３６
が加算され、輝度信号が端子３３より出力される。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら上記のような構成では、搬送色信号周波数
成分のみが差動増幅器４から出力されるためには、低域
濾波器２の減衰量は搬送色信号周波数付近では４ｏｄＢ
以上必要とされる。そのため、低域濾波器２の遮断特性
は急峻となり、位相特性が悪化し、リンギング量が多い
という問題点を有していた。
成分のみが差動増幅器４から出力されるためには、低域
濾波器２の減衰量は搬送色信号周波数付近では４ｏｄＢ
以上必要とされる。そのため、低域濾波器２の遮断特性
は急峻となり、位相特性が悪化し、リンギング量が多い
という問題点を有していた。
本発明はかかる点に鑑み、位相特性が良く、リンギング
の少ない輝度信号１色信号波形を出力するための分離フ
ィルタ装置を提供することを目的とする。
の少ない輝度信号１色信号波形を出力するための分離フ
ィルタ装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
本発明は、低域濾波器と引き算回路と足し算回路を有し
、低域濾波器の出力と入力信号の高域成分の位相を反転
した信号を適当なレベルに調整した信号との和を引き算
回路に入力するように構成した分離フィルタ装置である
。
、低域濾波器の出力と入力信号の高域成分の位相を反転
した信号を適当なレベルに調整した信号との和を引き算
回路に入力するように構成した分離フィルタ装置である
。
作 用
本発明は前記した構成により、低域濾波器の減衰量が搬
送波付近で２０ｄＢ前後であっても、残った搬送色信号
を打消すことにより搬送色信号を４ｏｄＢ以上減衰させ
ることができるので、位相特性のよい低域濾波器を用い
ることができ、リンギングの少ない輝度信号と色信号を
得ることができる。
送波付近で２０ｄＢ前後であっても、残った搬送色信号
を打消すことにより搬送色信号を４ｏｄＢ以上減衰させ
ることができるので、位相特性のよい低域濾波器を用い
ることができ、リンギングの少ない輝度信号と色信号を
得ることができる。
実施例
第１図は本発明の一実施例における分離フィルタ装置の
ブロック図を示すものである。第１図において、９はＮ
ＴＳＣ入力端子、１ｏは低域濾波器、１１は低域濾波器
からの出力、１２は加算器、１３は加算器１２からの出
力、１４は引き算回路を構成する差動増幅器、１６は差
動増幅器１４からの出力、１６は反転増幅器、１７は減
衰器、１８は減衰器１７からの出力、１９はくし形フィ
ルタ、２ｏは搬送色信号、２１は輝度信号の高域成分、
２２は加算器、２３は輝度信号出力端子、２４はＲ−Ｙ
信号出力端子、２６はＢ−Ｙ信号出力端子、３４は色復
調回路である。
ブロック図を示すものである。第１図において、９はＮ
ＴＳＣ入力端子、１ｏは低域濾波器、１１は低域濾波器
からの出力、１２は加算器、１３は加算器１２からの出
力、１４は引き算回路を構成する差動増幅器、１６は差
動増幅器１４からの出力、１６は反転増幅器、１７は減
衰器、１８は減衰器１７からの出力、１９はくし形フィ
ルタ、２ｏは搬送色信号、２１は輝度信号の高域成分、
２２は加算器、２３は輝度信号出力端子、２４はＲ−Ｙ
信号出力端子、２６はＢ−Ｙ信号出力端子、３４は色復
調回路である。
第２図は、第１図の装置各部の周波数特性を示す。第２
図ａは低域濾波器１ｏの出力１１の周波数特性であり、
第２図すは減衰器１７からの出力１８を加算器１２に入
力しない場合の差動増幅器１４からの出力１６の周波数
特性であり（ただし、減衰器１７からの出力１８を加算
器１２に加えなかった場合である。）、第２図Ｃは加算
器１２からの出力１３０周波数特性であり、第２図ｄは
差動増幅器１４からの出力１６の周波数特性である（た
だし、減衰器１７からの出力１８を加算器１２に加えた
場合である。）。
図ａは低域濾波器１ｏの出力１１の周波数特性であり、
第２図すは減衰器１７からの出力１８を加算器１２に入
力しない場合の差動増幅器１４からの出力１６の周波数
特性であり（ただし、減衰器１７からの出力１８を加算
器１２に加えなかった場合である。）、第２図Ｃは加算
器１２からの出力１３０周波数特性であり、第２図ｄは
差動増幅器１４からの出力１６の周波数特性である（た
だし、減衰器１７からの出力１８を加算器１２に加えた
場合である。）。
以上のように構成された本実施例の分離フィルタ装置に
ついて、以下その動作を説明する。
ついて、以下その動作を説明する。
ＮＴＳＣ入力端子９に入力されたＮＴＳＣ信号は差動増
幅器１６と低域濾波器１ｏへ入力される。
幅器１６と低域濾波器１ｏへ入力される。
低域濾波器１０からの出力、つまり輝度信号成分１１の
周波数特性は第２図ａの２６のようになる。
周波数特性は第２図ａの２６のようになる。
本発明においては、低域濾波器の位相特性を重視してい
るので搬送色信号周波数Ｆｃにおける減衰は十分でない
ので搬送色信号が残っている。減衰器１７からの出力１
８を加算器１２に入力しない場合を考えると加算器１２
からの出力１３と出力１１は等しいので、差動増幅器１
４からの出力１５は第２図すの２７のような周波数特性
になる。
るので搬送色信号周波数Ｆｃにおける減衰は十分でない
ので搬送色信号が残っている。減衰器１７からの出力１
８を加算器１２に入力しない場合を考えると加算器１２
からの出力１３と出力１１は等しいので、差動増幅器１
４からの出力１５は第２図すの２７のような周波数特性
になる。
この出力１６の位相を反転増幅器１６により反転し、減
衰器１７により、出力１１の搬送色信号のレベルと同じ
に出力１８の搬送色信号のレベルを設定し、加算器１２
にて加えると搬送色信号周波数成分は打消され、加算器
１２からの出力１３の周波数特性は第２図Ｃの２８のよ
うになる。よって、差動増幅器１４からの出力１６０周
波数特性は第２図ｄの２９のようになり、搬送色信号周
波数成分のみとなる。この出力１６がくし形フィルタ１
９に入力され、搬送色信号２ｏと輝度信号の高域成分２
１とが出力され、加算器１２からの出力１３と輝度信号
の高域成分２１とが加算器２２で加算され端子２３より
輝度信号が出力される。
衰器１７により、出力１１の搬送色信号のレベルと同じ
に出力１８の搬送色信号のレベルを設定し、加算器１２
にて加えると搬送色信号周波数成分は打消され、加算器
１２からの出力１３の周波数特性は第２図Ｃの２８のよ
うになる。よって、差動増幅器１４からの出力１６０周
波数特性は第２図ｄの２９のようになり、搬送色信号周
波数成分のみとなる。この出力１６がくし形フィルタ１
９に入力され、搬送色信号２ｏと輝度信号の高域成分２
１とが出力され、加算器１２からの出力１３と輝度信号
の高域成分２１とが加算器２２で加算され端子２３より
輝度信号が出力される。
搬送色信号２０は色復調回路３４に入力され、端子２４
よりＲ−Ｙ信号、端子２６よりＢ−Ｙ信号が出力される
。
よりＲ−Ｙ信号、端子２６よりＢ−Ｙ信号が出力される
。
以上のように本実施例によれば、引き算回路と加算回路
、減衰器を設けることにより、低域濾波器の減衰量が搬
送色信号付近で十分でなくても、搬送色信号を打消すこ
とができ、位相特性がよく、リンギング量の少ない輝度
信号と色信号を得ることができる。
、減衰器を設けることにより、低域濾波器の減衰量が搬
送色信号付近で十分でなくても、搬送色信号を打消すこ
とができ、位相特性がよく、リンギング量の少ない輝度
信号と色信号を得ることができる。
なお、実施例ではＮＴＳＣ信号の色分離フィルタで説明
したが、他のテレビシロン方式や低域変換色信号方式に
も応用できる。また、映像信号以外の分野へも応用可能
である。さらに、実施例ではくし形フィルタを用いてい
るが、用いなくても構成できる。
したが、他のテレビシロン方式や低域変換色信号方式に
も応用できる。また、映像信号以外の分野へも応用可能
である。さらに、実施例ではくし形フィルタを用いてい
るが、用いなくても構成できる。
発明の詳細
な説明したように、本発明によれば、遮断特性のゆるや
かな低域濾波器を用いても、搬送色信号を打消すことが
できるので、位相特性の良好なリンギング量の少ない波
形を出力することができ、その実用的効果は大きい。
かな低域濾波器を用いても、搬送色信号を打消すことが
できるので、位相特性の良好なリンギング量の少ない波
形を出力することができ、その実用的効果は大きい。
第１図は本発明における一実施例の分離フィルタ装置の
ブロック図、第２図は同実施例の各部の周波数特性図、
第３図は従来の分離フィルタ装置のブロック図である。 １ｏ・・・・・・低域濾波器、１２・・・・・・加算器
、１４・・・・・・差動増幅器、１６・・・・・・反転
増幅器、１７・・・・・・減衰器。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名菓
２ 図
ブロック図、第２図は同実施例の各部の周波数特性図、
第３図は従来の分離フィルタ装置のブロック図である。 １ｏ・・・・・・低域濾波器、１２・・・・・・加算器
、１４・・・・・・差動増幅器、１６・・・・・・反転
増幅器、１７・・・・・・減衰器。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名菓
２ 図
Claims (2)
- （１）低域濾波器と、引き算回路と、足し算回路を有し
、前記引き算回路の一方の入力端子に入力信号を印加し
、もう一方の入力端子に、入力信号の高域成分の位相を
反転した信号を適当なレベルに調整した信号と前記低域
濾波器からの出力信号とを加算した信号を、印加するよ
うに構成することを特徴とする分離フィルタ装置。 - （２）入力信号の高域成分の位相を反転した信号の抽出
に、引き算回路の出力を用いることを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載の分離フィルタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6111785A JPS61219282A (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | 分離フイルタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6111785A JPS61219282A (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | 分離フイルタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61219282A true JPS61219282A (ja) | 1986-09-29 |
Family
ID=13161808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6111785A Pending JPS61219282A (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | 分離フイルタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61219282A (ja) |
-
1985
- 1985-03-26 JP JP6111785A patent/JPS61219282A/ja active Pending
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