JPS61218659A - ポリウレタン組成物 - Google Patents

ポリウレタン組成物

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JPS61218659A
JPS61218659A JP60059411A JP5941185A JPS61218659A JP S61218659 A JPS61218659 A JP S61218659A JP 60059411 A JP60059411 A JP 60059411A JP 5941185 A JP5941185 A JP 5941185A JP S61218659 A JPS61218659 A JP S61218659A
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polyurethane
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compound
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佳久 藤本
Yoshiharu Fujita
藤田 義治
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/205Compounds containing groups, e.g. carbamates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/22Compounds containing nitrogen bound to another nitrogen atom
    • C08K5/24Derivatives of hydrazine
    • C08K5/26Semicarbazides

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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はポリウレタン組成物に関する。本発明のポリウ
レタン組成物は、光による脆化及び外気1      
条件あるいは燃焼ガスによる変色変化に対し安定化され
、かつ染色性も改善されている。しかも、これらの性能
は製品加工、染色、営業用ドライクリーニング等の処理
に耐えて高い性能を保持する。
従って、本発明の組成物は、ポリウレタン弾性体7オー
ム、ニジストマー、合成皮革等の広範囲の?リウレタン
製品に利用出来る。
〔従来の技術〕
組成及び分子量に関して特別に限定されたフェノール性
化合物が、ポリウレタンに対する酸化抑制剤として働き
、かつスモッグ性大気による着色を抑え、しかも営業用
ドライクリーニングの溶剤テアルバークロロエチレンに
よって容易には繊維から抽出されない事が、特公昭47
−6510により開示されている。更に、限定された三
級アミンの構造を含み、組成及び分子量に関して特別に
限定されたポリウレタンを混入せしめて、染色性を改善
するのみならず、紫外線及び大気スモッグによる黄変化
に対して著しく安定化したポリウレタン組成物を得る事
が、特公昭47−48895により開示されている。更
に前述とは異った3級アミン構造を含み、組成及び分子
量に関して特別に限定され1かつ末端構造も限定されて
いるポリウレタンを混入せしめて染色性を著しく改善し
、耐ガス安定性を顕著に改善し、かつ抗酸化剤、耐光剤
との併用により相乗的に耐光安定性を改善したポリウレ
タン組成物を得る事が、特開昭59−221355及び
特開昭59−223751により開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
かかる従来の技術では、いずれも低分子化合物を繰返し
単位とする重合体を安定剤として用いており、その分子
量に関して限定しているものの、それは平均分子量であ
って、分子量分布を有するものである。その為、繊維成
形において糸表面にツリードアウドしてスカムの原因と
なり易く、かつ繊維を加工処理する際や、ドライクリー
ニングする添に脱落し易い低分子量の成分や、安定化効
果の低い高分子量の成分を含んでおり、最も好ましい平
均分子量を選択した場合でも、その安定化効果が、繊維
の加工処理、例えば、PH4で100℃近い温度の染浴
という、一般的な染色条件で染色処理を受ける事によっ
て、更に営業用ドライクリーニングされる事によって、
著しく低下するのを避ける事が出来なかった。
従って、本発明はこれらの問題点を解決しようとするも
のである。
〔問題点を解決する為の手段〕
本発明者らは、上記Kii!iみ鋭意研究を進めた結果
、新規な比較的に大分子である化合物、即ち下記一般式
(I)で表わされる化合物を含有せしめてなるポリウレ
タン組成物を見出した。
(但し、式中Xは下記式(It)又は(2)で示される
基であり一1Y1. Y21 Y3. Y4のうち少く
とも3つは一般式(転)で示される基であり、他の基が
存在する場合にはこの基はグリシジル誘導体基である。
)(但し、式中R1,R2はアルキル基又はアルアルキ
ル基であって、R4とR2のうち少くとも1つは一級炭
素により(fV)式の窒素原子と結合しておシ、R1と
R2の炭素数の合計は4以上であるものとする。また、
2は一般式(V)で示される基である。但し、化合物(
I)中には一般式(V)で示される基が少くとも3個存
在するものとする。) (但し式中R,、R4は同一または相異なる炭素数1〜
4のアルキル基を示す。) 本発明のポリウレタン組成物を用いnば、耐ガス黄変性
を著しく改害し、更に針元脆化性を大幅に改善し、かつ
別種の抗酸化剤、耐光剤を併用すれば、相乗的に針元脆
化性を顕著に改善することができる。しかも、これらの
安定化効果は、染色処理等の加工処理や、営業用ドライ
クy  =ング等により殆んど損なわれず、又更に染色
性も三級アミンを含有する従来公知の組成物と同様に改
善される事が分った。
本発明の化合物を製造する容易な手段を例示すると、N
、N、N’、N’−テトラグリシジルメタキシリレンジ
アミン(三菱ガス化学KKの商品、TETRAD−Y)
 (以下TGXと記す。)或いは1,3〜ビス(N、N
−ジグリシジルアミノメチル)シクロヘキサン(三菱ガ
ス化学KKの商品、TETRAD・D)(以下TGHと
記す。)と、そのエポキシに当量のジアルキルアミン類
を反応させて、下記の一般式(ロ)で表わされる化合物
を得る。
・・・ (ロ) (ココKX 、 R4,R2ハ式QI) 、 aID?
 (V)テ説明した基と同一のものt−iわす。)次い
で、一般式(至)で示す化合物の二級アルコール基の当
量とモル量で対応するイソホロンジイソシアネートを、
即ち、インホロンジイソシアネートにある2種のインシ
アネート基のうちより反応性の高いインシアネートを反
応せしめて、下記の一般式(6)で表わされる・・・ 
67m 次いで、一般式(ロ)で示す化合物のインシアネート基
に当量のN、N−ジアルキルヒドラジンを反応させて、
本発明の化合物を得る。
本発明で用いられる4官能のエポキシ化合物であるTG
X 、 TGHは、それぞれ、メタキシリレンジアミン
とエピクロルヒドリン、あるいは1,3−ビス(アミノ
メチル)シクロヘキサンとエピクロルヒドリンとの反応
で得られる。他の脂肪族ジアミン、例えば、エチレンジ
アミン、ヘキサメチレンジアミン、インホロンジアミン
、ビス(3−アミノプロピル)エーテルパラキシリレン
ジアミン、1 t 4− ヒス(アミノメチル)シクロ
ヘキサン等のジアミンとエピクロルヒドリンとの反応で
4官能のエポキシ化合物を得ることが出来、TGX。
TGHと同様に本発明の原料である4官能工ポキシ化合
物として用い得る。しかしながら、これらはいずれも合
成が困難であり実用的でない。
ジアルキルアミンとしては、ジエチルアミン、ジ−n−
プロピルアミン、N−メチル−N−1s。
−ブチルアミン、ジアルキルアミン、ジーn−プチルア
ミンジ(2−エチルヘキシル)アミン、ジベンジルアミ
ン、N−メチル−N−2ウリルアミン等の二級アミンが
例示される。ここK、ジメチルアミン、N−メチル−N
−エチルアミンは、一般式(ロ)で示す化合物の二級ア
ルコールとインホロンジイソシアネートとの反応に際し
、インホロンジイソシアネートの2111のイソシアネ
ートの間の反応性の差を減少させて架橋させる傾向が著
しく、好ましくない。また、ジイソプロピルアミン、ジ
ー 1ee−ブチルアミン、ジシクロヘキシルアミン等
のジアルキルのいずれもが、二級炭素で窒素原子と結合
しているジアルキルアミンや、N−メチル−N−t−ブ
チルアミンの如く、ジアルキルのいずれかが三級炭素で
窒素原子と結合しているジアルキルアミンは、TGX 
、 TGHのエポキシ基との反応性に乏しく、好ましく
ない。炭素数の過大なジアルキルアミンは得られる安定
剤の第三級アミン濃度やセミカルバジド濃度を下げ、効
果を得る為の配合所要量を過大にするので好ましくなく
、従って炭素数が20程度以下のジアルキルアミンが好
ましい。特Klましいジアルキルアミンは、ジ−n−ブ
チルアミン、ジ(2−エチルヘキシル)アミン、ジベン
ジルアミンである。これらのジアルキルアミンは混合し
て使用されてもよい。
ジイソシアネートとしては2種のイソシアネート基の間
の反応性の差が大きいものであることが必要であり、そ
のようなものとして一般に容易に入手出来るのはイソホ
ロンジイソシアネートである。
N、N−ジアルキルヒドラジンとしてはN、N−ジメチ
ルヒドラジン、N、N−ジエチルヒドラジン、N、N−
ジインプロピルヒドラジン、N−メチル−N−エチルヒ
ドラジン等が例示されるが、アルキル基は炭素数が1以
上であれば少ない方が好ましく、4以下の炭素数のアル
キル基が好ましい。特に好ましいのは、N、N−ツメチ
ルヒドラゾンである。これらのN、N−ジアルキルヒド
ラジンは混合して使用されてもよい。
本発明の組成物に含有される化合物は、通常、分子内に
6個の三級アミン構造と4個のセミカルバジド構造を含
むが、三級アミン構造は5個でありてもよく、またセミ
カルバジド構造は3個でありても、本発明の効果が達成
される。従りて、何んらかの意図を果す為に、グリシジ
ル基やイソシアネート基と反応でき、しかもその反応生
成物がグリシジル基とジアルキルアミンの反応、または
イソシアネート基と二級アルコールまたN、N−ジアル
キルヒドラジンとの反応に悪影響を及はさない化合物を
反応させて、一部を他の構造に変える事も出来る。
本発明のポリウレタン組成物は、長鎖状の合成、弾性セ
グメント化ポリクレタンに一般式(I)の安定剤を物理
的混合により混存せしめて安定化せしめて得られるもの
である。これらのセグメント化ポリクレタンは、一般に
、分子量が600乃至約3000の低分子量の水酸基末
端ポリエステル、ポリエーテル、ポリカーゲネートなど
の様なブレポリマーを、化学量論的に過剰な量で存在す
る有機ジイソシアネートと反応させる事により、イソシ
アネート基が末端にある中間重合体を製造し、次いでそ
れを水、ヒドラジン、有機のジアミン類、グリコール類
、ジヒドラジッド類、アミノアルコール類のよりな2官
能性の活性水累を含有する化合物によりて鎖伸長反応を
行なわしめて得られる。
この様な分子内にウレタン結合を有するセグメント化ポ
リクレタンは公知であり、業界一般によく知られている
本発明における安定剤のポリフレタンへの添加量は、射
光脆化性、耐ガス黄変性を得る為の安定化に必要な量で
あればよく、必要以上の存在は副作用をひきおこしたり
するので好ましくない。通常三級アミン濃度とセミカル
バジド濃度の合計が10乃至400ミリ当量/kIiポ
リマーが適当である。これ未満では本発明の効果が達成
できず、好ましくは30乃至150ミリ轟量/に9.t
eリマーである。
本発明の組成物には、所望により、更にヒンダードフェ
ノール系抗酸化剤、ヒンダードアミン系抗酸化剤のよう
な抗酸化剤及び/またはベンゾトリアゾール系紫外線吸
収剤のような紫外線吸収剤を配合することができる。本
発明の組成物は、これらを配合する事により、おどろく
べきことに光による脆化に対する安定性が相乗的に増し
、そしてガス黄変に対する安定性も相乗的に増す場合が
ある・ 更に、本発明の組成物には、所望により、顔料、その他
一般に使用される添加剤を配合してもよい。
〔実施例〕
本発明の具体的な例を、以下の実施例で説明する。
実施例1 安定剤の合成 合成の実施を3つの段階に分けて説明する。第一段はT
GX或いはTGHと、そのエポキシ基に当量のジアルキ
ルアミン類などの化合物或いは混合物を3QQmlの攪
拌機をとりつけたフラスコに仕込み、窒素雰囲気下に密
閉し、表−IK示す温度と時間にて攪拌しつつ反応させ
た。
第二段では、第一段の反応生成物中に生成した二級アル
コール当量と、モル量で等しいインホロンジインシアネ
ートを添加し、更に加熱攪拌した。
表−1の記号A−1の場合には70℃にて3時間、A−
2の場合には90℃にて2.5時間、A−3からA−8
迄の場合には95℃にて2.5時間反応させ、適量のジ
メチルアセトアミドを加え、60℃に冷却した。
第三段では、第二段の反応生成物に残存するインシアネ
ート基に当量のN、N−ジメチルヒドラジン或いはA−
8の場合には当量のV4をN、N−ツメチルヒドラジン
、当量の1/4をt−ブチルアミンとした混合物を40
96ノメチルアセトアミド溶液として添加し、そのまま
20分間攪拌を続けた。
かくして得られた安定剤溶液のうち、A−1゜A−2,
A−4及びA−6に対応するものを運び、それらの溶液
を、それぞれ、攪拌しつつある水中に注いで安定剤を析
出させ、これをよく水洗し、50℃にて20時間真空乾
燥した。次いで、得られた化合物の赤外吸収スペクトル
及び融点を測定した。赤外吸収スペクトルの測定結果を
第1〜4図に示す。また、それぞれの融点を三田村理研
KK製のプリズム顕微鏡視野式7−12型で測定した。
結果を次に示す。
A−1に対応するもの ・・・ 114℃A−2に対応
するもの ・・・  94℃A−4に対応するもの ・
・・  91℃A−6に対応するもの ・・・  55
℃実施例2 実施例1で得らnた安定剤を後述する/ I7ウレタン
重合体溶液に、三級アミンの構造単位とセミカルバノド
の構造単位の合計濃度が100 ミIJ当量/睦ポリマ
ーとなるように配合し、後述する方法にて40デニール
の繊度1kT1する繊維を得た。
尚、これらは、弾性糸として使用可能な充分な物性を有
していた。次いで、これらの繊維の耐光性および耐黄変
性について、後述する前処理を施した後、後述する方法
にて評価した。結果を表−2に示す。尚表−2中の安定
剤をあられす記号の数字は、それぞれ、表−1中の記号
の数字と対応し、表−1の反応原料を出発物質とする安
定剤を含有する組成物である事全示す。
ポリウレタン重合体の合成 平均分子量: 600のポリテトラメチレングリコール
1000重量部と、4,4′−ジフェニルメタンジイン
シアネート250重量部を、窒素ガス気流中80℃にて
2時間攪拌しつつ反応させて、インシアネート基を両末
端にもつプレポリマーを得た。これにジメチルアセトア
ミド1800重量部を加えて溶解し、均一溶液にした。
別に、エチレンジアミン24.4重量部及びジエチルア
ミン262重量部をジメチルアセトアミド1100重量
部に溶解させておき、これに上記中間重合物浴液を室温
で添加すると、混合溶液はすみやかに反応して、30℃
で2800ポイズの高粘度溶液が得られた。さらに、少
量の青味付は顔料を含む酸化チタン57.45部とジメ
チルアセトアミド164重量部を混合し、充分に分散後
先の溶液中に徐々に添加しつつ充分攪拌したところ、3
0℃で2070ポイズの高粘度溶液となった。これをA
ドープとする。
ポリウレタン繊維の成型 Aドープに本発明で使用される各種安定剤(実施例1で
得たもの。)を添加し、均一になるように攪拌後、溶液
中の気泡を抜くために真空脱泡し、次いでこの溶液をホ
ールオリフィスから約200℃の雰囲気中に吐出させて
、紡糸、乾燥、仮撚。
オイリングを行ない、500m/分で捲き取って、40
デニールの繊維を得る。
繊維の処理 処理Aと処理Bとする2種の処理を行った。処理Aは洗
濯処理であり、40デニールのポリウレタン繊維を50
%伸張下にて1時間沸騰水に浸し、次いで界面活性剤(
商品名ニュービーズ)ft1.3I/lの濃度に俗解し
た洗濯液を用い、40℃にて40分間洗濯した後、水洗
し、45℃で15分間乾燥する。
処理Bは染色加工と営業用ドライクリーニングを組み合
せた処理であシ、40デニールのポリウレタン繊維を5
0係伸張下にて1時間沸騰染浴中に浸す。ここに、染浴
の組成は、染料としてブランコフォアCL(商品名)を
1.2%owf 、室温での−を4.0とするべく、酢
酸アンモンを0.51//lと酢酸を必要量添加したも
のである。
次いで、水道水の流れに浸して20分間水洗し、40℃
にて30分間乾燥する。次いで、ノ譬−クロルエチレン
中に25℃にて2時間浸漬し、30℃にて30分間乾燥
する。
射光脆化性のテストは、40デニールの繊維を白い厚紙
に無伸張にて貼付け、フェードオメーター(スガ試験機
KK製、FAL −3型)にて光を照射する。照射層の
試料について、引張シ試験機(東洋ゴールドウィンKK
j!!!UTM−3型)にて100096/分の歪速度
をもって引張り強度を測定する・ 針元詭、化性の程度は強度半減時間(以後τ凭と記す。
)で表わし、照射時間と強度保持率の関係曲線から求め
た。
NOxガス黄変性は、JIS L 0855−1976
に準して3ユニツトの強試験を行ったaまた、燃焼ガス
黄変性はAATCC−23に準じて試験を行った。
着色度は、1級・・・黄褐色、2級・・・黄色、3級・
・・淡黄色、4級・・・僅かに着色、5級・・・無着色
の5ランクに分けて目視判別した。但し、色相が各板の
中間にある場合には、上の級から0.5級を減じる方法
で表示した。
比較例1 公知の三級アミン構造を有する安定剤である非セグメン
ト化ポリウレタンを以下の如く合成した。
140グラムの4−t−ブチル−4−アゾ−2,6−ヘ
プタンジオール、175グラムの4゜4′−メチレンジ
シクロヘキシルジイノシアネート及び210グラムのN
、N−ツメチルアセトアミドの室温の混合物に、0.0
51Mのジプチル錫ソアセテートt−攪拌しながら添加
し、70℃で90分間攪拌しつつ反応させた。
この様にして得た非セグメント化ポリウレタン(以下、
TBCという。)を繊維中に、三級アミンの濃度が10
0ミリ当量/kgポリマーとなる如く含有せしめ、以下
実施例2と同様に繊維化し、実施例2と同様の処理及び
試験を行った。結果を表−2に示す。また、安定剤を全
く含有していないポリウレタン重合溶液をも繊維化し、
その性能を評価した。
以下余白 表−2から、本発明のポリウレタン組成物から得た繊維
は、耐光性にすぐれ、特に従来の安定剤では問題であっ
たパークレン処理後、即ち、処理B後の耐光性も優れて
いる事がわかる。また、耐ガス黄変性も良好である事が
わかる。
実施例3 本発明の安定剤を実施例2と同じく100ミリ当量/k
gポリマーになる量で含有させたポリウレタン重合体溶
液に、ヒンダードフェノール系抗酸化剤として、p−ク
レゾールとノγクロペ/タジエンとの縮合物のインツチ
レンガス反応物であって、分子量約2500のもの(以
下、CCBと記f、)を繊維中で1.0%となる量含有
せしめ、その重合体溶液を繊維にした。尚、抗酸化剤を
含有しない重合体溶液をも紡糸して繊維にした。得られ
た繊維の耐光性及びガス黄変性の試験結果を表−3に示
す。
比較例2 比較例1の重合体溶液に、更に、実施例3と同じヒンタ
”−ドフェノール系抗酸化剤CCBを同じ童含有せしめ
、その重合体溶液を紡糸して繊維を得た。得られた繊維
の耐光性及びがス黄変性の試験結果を同じく表−3に示
す。
以下余白 表−3から、本発明の安定剤の場合(実施例3)抗酸化
剤と併用すると、特に耐光性が各々単独の加算以上の効
果、即ち、相乗効果があること、対して比較例の公知の
安定剤の場合は単なる加算効果しかない事がわかる。
〔発明の効果〕
上述の実施例2及び比較例1の結果で分る様に、本発明
のポリウレタン組成物は、安定剤を加えられていない/
 +7ウレタン組成物に較べ、更には従来よく知られた
安定剤を含むポリウレタン組成物に較べ、光に対する安
定性が大巾に改善され、かつ耐ガス黄変性が優れており
、これらの性能が、処理Bの如き厳しい処理を受けても
工〈耐えて残るという特徴を示している。更に、上述の
実施例3及び比較例2の結果で分る様に、別種の抗酸化
剤、耐光剤を併用すれば、光に対する安定性が相乗的に
増し、しかも相乗的に増した効果が処理Bの如き厳しい
処理を受けても工く耐えて残るという、従来よく知られ
たポリウレタン組成物には乏しかった特徴を示している
。従って、本発明により実用に優れた、劣化し難いポリ
ウレタン製品を得る事が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図及び第4図は、それぞれ、本発
明の実施例で用いられた安定剤化合物の赤外吸収スペク
トルを示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式( I )で表わされる化合物の安定化量
    をポリウレタンに含有せしめてなるポリウレタン組成物
    。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) (但し、式中Xは下記式(II)又は(III)で示される
    基であり、Y_1、Y_2、Y_3、Y_4のうち少く
    とも3つは一般式(IV)で示される基であり、他の基が
    存在する場合にはこの基はグリシジル誘導体基である。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(III) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(IV) (但し、式中R_1、R_2はアルキル基又はアルアル
    キル基であって、R_1とR_2のうち少くとも1つは
    一級炭素により(IV)式の窒素原子と結合しており、R
    _1とR_2の炭素数の合計は4以上であるものとする
    。また、Zは一般式(V)で示される基である。但し、
    化合物( I )中には一般式(V)で示される基が少く
    とも3個存在するものとする。) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(V) (但し、式中R_3、R_4は同一または相異なる炭素
    数1〜4のアルキル基を示す。) 2 一般式(IV)に於いて、R_1とR_2の炭素数の
    合計が4〜20である特許請求の範囲第1項記載のポリ
    ウレタン組成物。 3 一般式(V)に於いて、R_3、R_4が同一また
    は相異なる炭素数1〜2のアルキル基である特許請求の
    範囲第1項記載のポリウレタン組成物。 4 一般式(V)に於いて、R_3、R_4がメチル基
    である特許請求の範囲第1項記載のポリウレタン組成物
JP60059411A 1985-03-26 1985-03-26 ポリウレタン組成物 Granted JPS61218659A (ja)

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