JPS61217957A - 垂直磁気記録／再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は垂直磁気記録／再生装置に係り、特に垂直磁気
ヘッドの主磁極と補助磁極との間に磁気テープを走行さ
せて垂直磁気記録し、再生する垂直磁気記録／再生装置
に関する。

従来の技術 従来の垂直磁気記録／再生装置としては、例えば本出願
人が先に提案した特願昭５９−３１０８７号１発明の名
称［１１気記録再生装置］がある。この従来の装置では
、例えば、ビデオテープレコーダのように高域の周波数
の信号を記録／再生するには主ｔａａｉと補助！１１１
ｉとよりなる垂直磁気ヘッドと、磁気テープとの相対速
度を高速度に保つ必要があり、このため、垂直磁気ヘッ
ドを回転ガイドドラムの外周に設け、この回転する回転
ガイドドラムの外周に磁気テープを巻付けて走行させる
構成とされていた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記構成になる従来の装置では、コツ状
の垂直磁気ヘッドの主磁極と補助磁極との間に磁気テー
プを走行させるため、磁気テープを斜め下方より回転ガ
イドドラムに巻付は逆Ｕ字形に磁気テープを走行させて
斜め下方に通過させることになり、磁気テープを回転ガ
イドドラムの外周に巻付けて走行させることが難しく、
テープ走行系路が複雑になるという問題点があった。ま
た、磁気テープが回転ガイドドラム外周を斜めに巻き付
けられて走行するため回転ガイドドラムの高さ寸法を小
さくすることが難しり、ＶＲ置の薄型化に対応できない
という問題点があった。

そこで、本発明はＦ記問題点を解決した垂直磁気記録／
再生装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段及び作用 本発明は回転体に互いに対向配置した主磁極と補助磁極
とよりなる垂直磁気ヘッドを設け、案内部材により回転
体と共に回転する垂直磁気ヘッドの主磁極と補助磁極と
の対向間隙を平面状に走行するよう磁気テープを案内し
て、磁気テープの主１１１ｊと補助磁極との間の通過を
容易にし、磁気テープのテープ走行系路を簡略化したも
のである。

実施例 第１図に本発明になる垂直磁気記録再生装置の一実施例
を示す。第１図中、１は回転ヘッド部で、互いに面対向
する一対の円！１２．３と、垂直磁気ヘッドの主磁極４
．補助磁極５とを有してなる。

記録／再生モード時、−［方の円盤２は矢印×２方向に
降下して下方の円盤３に近接している。円Ｍ２の降下移
動により、垂直磁気ヘッドの主磁極４が円！８３に設け
られた補助磁極５に近接対向する。また、記録／再生モ
ード時には円盤２，３が一体的に反時π１方向に回転し
、円盤２と３との間を磁気テープ２１が矢印Ｚ１方向に
走行する。したがって、磁気テープ２１は円盤２と共に
回転する主磁極に磁性層を対向させ、円盤３と共に回転
する補助磁極５にベース面を対向させて、円盤２と３と
の対向間隙を平面状に通過する。このため、磁気テープ
２１は垂直磁気ヘッド間を無理なく円滑に走行し、垂直
磁気ヘッドとの相対速度を高速度に保って垂直磁気記録
される。また、磁気テープ２１は円！１２．３の入口側
と出口側で回転する主磁極４．及び補助磁極５に添接す
るが、出口側での添接時に垂直磁気記録される。したが
って、第２図に示す如く、磁気テープ２１の磁性層には
円弧形状のトラック２１ｂが垂直磁気記録される。

このように、平面状に走行する磁気テープ２１が上下方
向で対向する円盤２．３との間を走行するため、回転ヘ
ッド部１の高さ寸法が小さくて済み、装置の薄型化に対
応しつる。

なお、第３図に示す如く、円盤２はテープローディング
が行われるまで矢印×１方向に上昇移動しており、テー
プローディング動作が円滑に行なわれるよう円盤３より
離間している。

第４図及び第５図に示す如く、主磁極４は平板形状のヘ
ッドサポート６に固着されており、ヘッドサポート６を
介してＬ字形状の支持部材７に固定されている。支持部
材７は円盤２の−Ｌ面２ａにネジ止めされている。円盤
２には貫通孔２ｂが穿竺されており、主磁極４はヘッド
サポート５と共に貫通孔２ｂ内に嵌入した位置に保持さ
れている。

また、支持部材７には位置調整用の孔７ａ　、　７ｂ　
。

７Ｃが穿設されており、ヘッド位置調整用の調整部材８
ａ　、８ｂ　’、８ｃが各孔７ａ、７ｂ、７ｃ内に嵌入
している。したがって、主磁極４はその先端部４ａが貫
通孔２ｂより円盤２の下面２Ｃ側に若干寸法突出するよ
う、ヘッドサポ−１・６に当接する各調整部材８ａ　、
８ｂ　、８ｃの偏心突部８ａ１゜８ｂ’ｌ　、　３ｃ　
Ｉの位置を変位させて調整される。

また、補助磁極５は平板形状のヘッドサポート９に固着
されており、円盤３の下面側３ａにネジ止めされたし字
形状の支持部材１０に固定されている。支持部材７と同
様、支持部材１０には孔１０ａ　、　１０ｂ　、　１０
ｃ　ｔｆｉ穿設サレす１５す、ヘッド位置調整用の調整
部材１１ａ、１１ｂ、１１ｃが多孔１０ａ　、１０ｂ　
、１０ｃ内に嵌入している。

下方の円盤３は円盤２の貫通孔２ｂに対向する位置に貫
通孔３ｂが穿設されている。補助磁極５はこの貫通孔３
ｂに挿通された状態で保持されており、先端部５ａが円
５１８３の上面３Ｃより若干寸法突出している。

したがって、テープローディング終了後円盤２が矢印×
２方向に降下移動したとき主Ｉａ極４が垂直磁気記録し
つるよう補助磁極５に近接対向する。

なお、補助磁極５の取付位置の調整は前記主磁極４と同
様、支持部材１０の孔１０ａ、１０ｂ。

１０ｃに嵌入した調整部材１１ａ、ｌｌｂ、１１ｃを回
してヘッドサポート９に当接する偏心突部１１’ａ＋　
、１１ｂ＋　、１１Ｇ＋（７）位置を変位サセテ行う。

第６図に示す如く、１２は一対の円盤２，３を回転駆動
するシャフトで、円盤３の固定部材１３の孔１３ａで嵌
合されており、円盤２．３の中央孔２ｄ、３ｄ及び円！
１１２の係合部材１４の孔１４ａに挿通されている。円
盤３は環状の固定部材１３によりシャフト１２に固定さ
れており、下面３ａにロータリトランス半休１５ａを有
する。記録／再生時、補助磁極５から信号は円盤３に設
けられたロータリトランス半体１５ａより、シャーシ１
６に設けられたロータリトランス半体１５ｂに供給され
る。

円盤２はその上面２ａに係合部材１４を一体的に固着さ
れている。この係合部材１４は上下端に鍔部１４ｂ、１
４Ｃと鍔部１４ｂと１４ｃとの間に環状の係合溝１４ｄ
とを有している。

第７図に示す如く、シャフト１２は外周の一部を削除さ
れて断面形状が０字形の摺動部１２ａを上部に有する。

そして、係合部材１４の貫通孔１４ａは摺動部１２ａに
対応する０字形状である。

円盤２は０字形状の摺動部１２ａと係合部材１４の貫通
孔１４ａとの係合により、シャフト１２及び円盤３と一
体的に回転する。

また、シャフト１２の先端にはバネ係止用の係止部材１
７が嵌合しネジ止めされており、係止部材１７と係合部
材１４との間にはコイルバネ１８が介装されている。円
盤２はこのコイルバネ１８の弾撥力により矢印×２方向
に押圧附勢されている。

第６図中、１９は回動レバーで、一端に係合部材１４の
係合溝１４ｄに係合する係合部１９ａを有し、他端にプ
ランジャ２０の可動軸２０ａに連結された連結部１９ｂ
を有しており、シャーシ１６より垂立する支持部材１６
ａにより回動自在に支持されている。

したがって、テープローディング前はプランジャ２０が
励磁され、可動軸２０ａが矢印×２方向に変位している
。このため、回動レバー１９が時計方向に回動し、係合
部材１４をバネ１８の弾撥力に抗して矢印×１方向に潜
動変位させる。これにより、円Ｗ２は係合部材１４と共
に一点鎖線で示す位置まで上昇し、円盤３より離間して
いる。

なお、テープローディング終了時には、後述するように
係合部材１４がバネ１８の弾撥力により矢印×２方向に
押圧されて、シャフト１２の摺動部１２ａを摺動して実
線で示す位置まで降下し円盤３に近接対向する。また、
円５Ｊ２が矢印×２方向に降下した際゛、係合部材１４
の底部がシャフト１２の段部１２ｂに当接して下降位置
を位置決めする。

したがって、記録／再生モード時には上記動作により円
盤２が降下して、第４．５図に示すように主磁極４が補
助磁極５に近接し、この状態で円盤２．３が一体的に回
転する。この主磁極４の先端部４ａと補助磁極５の先端
部５ａとの間を磁気テープ２１が走行すると、磁気テー
プ２１の磁性層には垂直磁気記録による円弧状のトラッ
ク２１ｂが形成される。

次に、上記装置にテープカセットを装着して記録／再生
する際の動作につき説明する。

第１図及び第８図（Ａ）、第９図（Ａ）に示ず如く、垂
直磁気記録／再生装置にテープカセット２２を装着する
と、テープカセット２２の底部開口２２ａより供給リー
ル２３と巻取リール２４との間に装架される前面テープ
バス２１ａの内側にテープローディング部材２５．２６
が相対的に進入する。

なお、テープローディング部材２５．２６を動作させる
テープローディング機構はテープローディング部材２５
側と２６側で夫々同一構成であるので、右側のテープロ
ーディング部材２５につき説明し、テープローディング
部材２６の説明は省略する。

第１０図（Δ＞、（Ｂ）に示す如く、テープローディン
グ動作を行う際、モータ２７の駆動により駆動歯車２８
を介して、ローディング歯車２９を矢印六方向に回動さ
せる。待機位置のテープローディング部材２５はその底
部にシャーシ１６のガイド溝１６ｂ、１６ｃに嵌入する
ローラ２５ａ。

２５ｂを右しており、底部中央にはローディング歯車２
９の腕部２９ａに連結されたローディンアーム３０を係
合されている。したがって、テープローディング部材２
５はモータ２７に駆動されたＯ−ディングアーム３０に
押圧されて待機位置より第８図（Ａ）の矢印Ｙ１方向に
活動する。

すなわち、第８図（Ａ）及び第９図（Ａ）に示す如く、
テープローディング部材２５は一点鎖線で示す待機位置
よりガイド溝１６ｂ、１６ｃに沿って移動し、ガイドロ
ーラ２５Ｃ９傾斜ボール２５ｄを前面テープバス２１ａ
に当接させる。さらに、磁気テープ２１はテープローデ
ィング部材２５の移動と共にテープカセット２２より矢
印Ｙ１方向に引き出される。次に、第８図（Ｂ）。

第９図（Ｂ）及び第１０図（Ｂ）に示す如く、ガイド０
−ラ２５ｃの底部のローラ２５ｂがガイド溝１６０の端
部に当接する位置まで移動すると、ローディング部材２
５．は傾斜ボール２５ｄの底部のローラ２５ａがガイド
１１１１６ｂの円弧形状部分を転勤しながら時計方向に
約９０度回仙する。ローディング部材２５の上記回動に
より傾斜ボール２５ｄが矢印Ｙ＋力方向回動変位する。

磁気デー１２．１はこの傾斜ボール２５ｄに案内されて
傾斜したまま円盤２と３との間に装架される。

次に第８図（Ａ）及び第８図（Ｂ）に示す如くプランジ
ャ３１が励磁して連結部材３１ａを矢印Ｙ２方向に変位
させ、起立していた回動傾斜ボール３３を第９図（Ｃ）
に示す如く矢印Ｂ方向に回動させる。回動傾斜ボール３
３はシャーシ１６上の軸受３３ａに支承されており、そ
の先端をシャーシ１６上のストッパ１６ｄに当接させて
水平位置に位置決めされる。回動傾斜ボール３３の上記
水平位置への回動により、テープローディング部材２５
の傾斜ボール２５ｄで傾斜した磁気テープは磁性層が上
方に向くよう平面状に装架される。

したがって、磁気テープ２１は両側の傾斜ボール２５ｄ
　、２６ｄ　、及び回動傾斜ボール３３．３４を通過し
て、そのテープバスを９０度捩られた第８図（Ｂ）及び
第９図（Ｄ）に示す如き水平テープバス２１ｃを形成さ
れる。なお、水平テープバス２１ｃは円盤３の両側に配
設された水平ボール３５．３６により円！１１２．３の
主磁極４と補助磁極５との間の所定装架位置に案内され
ている。

さらに、第８図（Ｂ）に示す如く、ピンチローラ３７が
時計方向に回動して、磁気テープ２１をキャプスタン３
８に押圧する。また、全幅消去ヘッド３９が第１図に示
す如く矢印Ｚ１方向に変位し、オーディオコントロール
ヘッド４０が矢印Ｚ２方向に変位して夫々磁気テープ２
１に添接する。

ざらに、第６図及び第９図（Ｄ）に示す如く、上方の円
盤２が前記したように矢印×２方向に降下移動して下方
の円盤３に近接する。したがって、円盤２の主磁極４が
磁気テープ２１を介して円盤３の補助磁極５に近接対向
し垂直磁気記録／再生可能な状態になる。即ち、第１図
に示す供給り−ル２３より矢印Ｙ１方向に繰り出された
磁気テープ２１は全幅消去ヘッド３９を添接した後、ガ
イドローラ２６Ｃ９傾斜ボール２６ｄ１回動傾斜ボール
３４により、磁性層が上方に向くよう矢印Ｚ＋力方向案
内され水平テープバス２１ｃに至る。

さらに、磁気テープ２１は平面状に走行して水平ボール
３６より円盤２．３との間に進入し、主磁極４と補助磁
極５との間を通過して垂直磁気記録／再生される。また
、円盤２．３間及び水平ボール３５を通過した磁気テー
プ２１は回動傾斜ボール３３．傾斜ボール２５ｄにより
９０度捩じられて矢印Ｙ２方向に案内され、オーディオ
コントロールヘッド４０に添接して円弧状トラック２１
ｂの下方のオーディオトラック２１ｄ　（第２図に示す
）にオーディオ信号を記録される。このようにして垂直
磁気記録再生された磁気テープ２１はピンチローラ３７
によりキャプスタン３８に押圧されて、キャプスタン３
８の回転力により矢印Ｙ２方向に走行して巻取リール２
４に巻き取られる。

なお、上記説明では第８図（Ａ）、（Ｂ）及び第１０図
（Ａ＞、（Ｂ）に示す如くテープローディング部材２５
が２木のガイドｆＭ１６ｂ、１６ｃに案内されて矢印Ｙ
１方向に移動してテープローディング動作を行ったが、
これに限らず第１１図（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）に示ず構
成としても良い。

第１１図（△＞、（Ｂ）、（Ｃ）中、シャーシ１６には
ガイド１Ｍ１６ｆが設けられている。ロ−ディング部材
４１はその底部にガイド溝１６ｆに嵌入する２個のロー
ラ４１ａ　、４１ｂを有する。

このローラ４１ａ、４１ｂはローディング部材４１のが
イドローラ４１Ｇ、傾斜ボール４１ｄの配設方向とは直
交する方向に設けられている。ローディング部材４１は
駆動歯車２８に駆動されるローディング歯車２９のアー
ム２９ａ、ローディングアーム３０の変位により、待機
位置（実線で示す）よりガイド溝１６［に案内されて矢
印Ｙ＋力方向移動し、９０度時計方向に回動した状態で
ローディング歯車部材点鎖線で示す）に至り、テープロ
ーディング動作を行う。

なお、上記説明では垂直磁気ヘッドを設けられた回転体
として円盤を用いて説明したが、これに限らず円盤以外
の形状でも良い。また、一対の円盤には１個の主磁極と
、補助磁極とを設けて説明したが２個あるいはそれ以上
の複数の垂直磁気ヘッドを設けても良い。また、上記説
明では一対の円盤の面が水平となる方向に設けて説明し
たが、例えば一対の円盤の面が前後方向に向くよう垂立
させ、その間にテープを走行させても良い。この場合、
磁気テープの磁性面が上方に向くように捩る必要が無い
。また、一対の円盤を傾斜させ、その間に磁性面が傾斜
した方向を向くように走行させて垂直磁気記録／再生す
るようにしても良い。

発明の効果 上述の如く、本発明になる垂直磁気記録／再生装置によ
れば、磁気テープを平面状に走行させて主磁極と補助磁
極との間を無理なくスムーズに走行させることができ、
磁気テープが回転する垂直磁気ヘッド間を直線的に通過
するため磁気テープのテープ走行系路が単純化され磁気
テープに無理な力を作用させずに済み、したがって磁気
テープと垂直磁気ヘッドとの相対速度を高速度に維持し
た状態で容易に垂直磁気記録／再生を行うことが出来、
特に高域の周波数の信号を記録／再生するＶＴＲ装置の
適用に好適であり、さらに回転体の回転面が上下方向に
向くよう水平に回転体を配設することにより回転ヘッド
部の高さ寸法を小さくでき、装置の薄型化にも対応しつ
る等の特長を有する。

４、図面の簡単説明 第１図は本発明になる垂直磁気記録／再生装置の一実施
例を説明するための斜？１図、第２図は第１図に示す装
置により垂直磁気記録された磁気テープのトラックパタ
ーンを説明するための図、第３図はテープローディング
動作を行う前の装置の状態を説明するための斜視図、第
４図及び第５図は夫々円盤に設けられた主！！極と補助
ｉｆ！極を説明するための正面図及び側面図、第６図は
回転ヘッド部を説明するためのｉ断面図、第７図は第６
図中シャフトの断面形状を説明するための■−■線に沿
う断面図、第８図（Ａ）、（Ｂ）は夫々テープローディ
ング動作を説明するための平面図、第９図　（Ａ）〜（
Ｄ）は夫々テープローディング動作を説明するための側
面図、第１０図（Ａ）。

（Ｂ）は夫々テープローディング機構の平面図。

断面図、第１１図（Ａ＞は他のローディングアームの平
面図、第１′１図（Ｂ）、（Ｃ）は夫々、第１１図（Ａ
）に示１０−デイング部材の正面図。

底面図である。

１・・・回転ヘッド部、２．３・・・円盤、４・・・主
磁極、５・・・補助ｆ４１極、６．９・・・ヘッドサポ
ート、７゜１０・・・支持部材、１４・・・係合部材、
１６・・・シャーシ、１６ｂ　、１６ｃ　、１６ｆ・・
・ガイド溝、１９・・・回動レバー、２１・・・磁気テ
ープ、２２・・・テープカセット、２５．２６・・・テ
ープローディング部材、２８・・・駆動歯車、２９・・
・ローディング歯車、３０・・・ローディングアーム、
３３．３４・・・回動傾斜ボール、３５．３６・・・水
平ボール、３７・・・ピンチローラ、３８・・・キャブ
スタン。

特許出願人　日本ビクター株式会社 第８図（Ａ） （Ｂｌ 第９図［Ａ＋ Ｚ２− Ｔ；０！２１ ヌ咬 −ａ、４１ｂ −Ｚ＋ １６ｆも

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 互いに対向配置される主磁極と補助磁極よりなる垂直磁
   気ヘッドを備えた回転体と、該回転体と共に回転する該
   垂直磁気ヘッドの該主磁極と該補助磁極との対向間隙を
   平面状に走行する磁気テープを案内する案内部材とを設
   けてなることを特徴とする垂直磁気記録／再生装置。