JPS61217376A

JPS61217376A - 板状物品、特に板チヨコレートの包装物

Info

Publication number: JPS61217376A
Application number: JP61040504A
Authority: JP
Inventors: ハンス　ウルリツヒ　ボリ; フランツ　ヨゼフ　ビトマン
Original assignee: Schweizerische Industrie Gesellschaft
Current assignee: Schweizerische Industrie Gesellschaft
Priority date: 1985-03-11
Filing date: 1986-02-27
Publication date: 1986-09-26
Also published as: CH666010A5; DE3605783A1; US4666079A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の要約］包装物はシール層を内側に積層したフォイルを備え、こ
のフォイルは１個の長手方向封止継目と２個の前側封鎖
部（７）とを形成しながら物品の周囲に折重ねられる。

長手方向封止継目□を形成する両フラップのうち、第２
フラップ（３）を第１フラップ（４）の縁部より上方へ
突出させると共に、接着点（２０，２１）により包装下
側（１０）に固定し、これにより折畳まれた前側封鎖部
（７）を覆う。

かくして、この包装物はその上面だけでなく、その下面
（１０）にも大きい連続した広告面を備える°。追加の
包装材は必要とせず、□したがって包装装置が簡略化さ
れ名。この包装物は密封されており□、不慮の解放から
保護されている。

［産業上の利用分野］本発明は、□包封材フォイルがその内側にレール層を備
えると共に１個の長手方向封止継目と２個の前側封鎖部
とを形成して゛物品の周囲に折重ねられ、前記長手方向
封止継目を第１の包装長手縁部に隣接して配置すると共
に、両前側封鎖部と長手−５一方向封止継目を形成するフラップとを包装物の大きい面
に対し平面状に折重ねてなる板状物品、特に板チョコレ
ートの包装物に関するものである。

［従来の技術］　″ この種の板チョコレート用の包装物は従来から公知であ
る。この種の公知包装物の場合、包封材フォイルはアル
ミニウムからなり、その内側に熱可塑性のシール層を有
ザる。長手方向封止継目は一方では気密シールとて“役
立ち、゛他方では確実な封鎖の機能を有する。長手方向
封止継目を形成する両フラップは同じ幅を有して、包装
物の下側に平面状に折畳まれている。両前側封鎖部は、
両フ□ラップを越えて下側にも折畳まれている。かくし
て、大きい両広告面の一方が中断されるので、包装物を
紙・からな□る第２傾岐材で完成するのが通常である。

これは、余分の包装材を必要とするだけでなく包装装置
にも無駄が生ずる。

この種の包装物のための紙製の外側スリーブが□ドイツ
公告公報１　、’０３０．２４７＠から知られており、
この場合板チョコレートの裏側には先ず前側封鎖部が、
次いで残存する両長手フラップが折畳まれる。この折重
ねられた包装物は封止継目を形成するには適していない
。何故なら、これらはひれ状継目を前提とするからであ
る。したがって、物品の気密封止は可能でない。

同様に長手方向封止継目を有する板状物用でない包装物
も米国特許第３、１２４．２９８号公報から知られてい
る。この継目は包装面から垂直に存在し、したがってこ
れも同様に、広告用の魅力的な平面を妨げる。

さらに、ドイツ公開公報第３．２１４．２４０号からパ
イプタバコ用の袋か知られており、この場合長手方向封
止継目を形成する両フラップは同一長さでない。袋を作
成するには、先ず矩形の多層プラスチックフォイルを長
手方向に折畳み、両側縁部を溶着する。袋に充填した後
、これをフラップの全長にわたって延在する封鎖帯によ
り封止する。フラップを側方に折込み、最後に屈曲部を
越えて一方の袋面の上に載置する。この種の包装物は板
状物品の包装物に適していない。何故なら、この場合両
前側封鎖部を物品の充填前に作成せねばならずかつ包封
材フォイルを屈曲部の領域では折曲げにより平面状にす
ることができず、したがって包装物の前側が不体裁にな
るからである。

［発明が解決しようとする問題点］したがって本発明の目的は、前記従来の包装物において
両面に大きい連続した広告面を備え、不慮の解放が良好
に保護されるような封止包装を可能にする包装物を提供
することである。

［問題点を解決するための手段］上記目的は、本発明によれば、長手方向封止継目を形成
する両フラップのうち第２フラップを第１フラップの縁
部より上方へ突出させて、大きい面の上の前側封鎖部を
覆うと共に、固定手段により大きい面に固定することに
よって達成される。

本発明による包装物の製造方法は、平面状の包封材フォ
イルから突出フラップを備えるチューブを形成して、こ
れを長手方向封止継目により封止し、前記フラップを前
記継目によって大きい面に対し傾斜位置に折畳んで両前
側封鎖部を部分的に折込むと共に封止し、フラップに接
着剤を施し、次いで前側封鎖部とフラップとを大きい面
に対し折重ねて押圧することを特徴とする。

［実　施　例］以下、添附図面を参照して本発明を実施例につき説明す
る。

図示した包装物は板チョコレート２を包み、かつ内側に
シール層を施したアルミニウムフォイル１からなってい
る。このフォイル１は矩形の裁断物から形成する。第１
の包装工程（第１図）において、板体２の上面をフォイ
ル１の上に載置する。

第２の包装工程（第２図）において、板体２をフォイル
１によって包む。長手縁部１３に隣接してフォイル１の
端部をフラップ３、４に対し互いに折重ねる。フラップ
３、４は封止継目５により封止されて、長手継目を形成
する。この場合、第１フラップ４を越えて第２フラップ
３が突出する。

第３の包装工程（第３図）においては、前側封鎖部７を
形成して折曲げ、その際側方にて下側から突出するフォ
イル１の部分を折目縁部２５に沿　９　一つて折曲げると共に、上側１１から突出する部分を物品
の前側に沿って折曲げ、かつ側方の各１個の縁部８とフ
ラップ３、４からの折目フラップ３０とを折込む。この
折曲げに際し、前側封鎖部７にはそれぞれ１個の角部２
８．２９から導出された折目縁部２６が形成される。そ
の際、フラップ３は下側１０に対し傾斜して突出する。

この状態において、両前側封鎖部７を、それぞれシール
継目９によって封止する。

次ぎの包装工程（第４図）において、両前側封鎖部７を
包装の下側１０に対し平面状に折曲げ、フラップ３にフ
ットメルトもしくは冷接着塗布物２０．２１を施してこ
れを下側１０に押圧する。

ここで、フラップ３は前側封鎖部７を覆う。接着点２１
はフラップ３を前側封鎖部７と結合させる。

第５図には完成した包装を示す。下側１０におけるフラ
ップ３がほぼ長手縁部１４に達しかつその長さが板体長
さよりも若干短く、包装物は上側１１にも下側１０にも
大きい連続した広告面を有する。封止継目５，９により
包装物は気密かつ確実に閉鎖される。かくして、包装物
に対する高度の要求が単一の包封フォイルによって充足
される。

包装装置は、第２の包装材供給を全く必要としない。

包装物を開くには、長手縁部１’２，１３．１４に対し
横方向にフォイル１の全幅にわたって延在する引裂帯１
６を設ける。帯１６に隣接してフラップ３および４の縁
部はそれぞれ２個の切込部１５．１５８’を備える。こ
の帯１６は９０’よりも若干小さい角度で縁部１３、１
４と交差する。

第３図から判るように、これにより帯１６の切込みがフ
ラップ３、４において順次に生ぜず、かくして一方では
気密な封止ど他方では問題のない引き裂きとが保証され
る。第６図は引裂帯１６を引張って開いた包装物を示し
ている。包装物の短い分離された部分を除去することに
より板チョコレート２の一部が露出され、これを割って
取ることができる。残存する包装部分により板体２と手
の良好な保護が保証される。

［発明の効果］　１１一本発明によれば、単一の包封材フォイルを用いて両面に
対し大きい連続した広告面を有する板状物品、特に板チ
ョコレー１〜の包装物が得られる。

【図面の簡単な説明】第１〜４図は本包装物を作成する際の連続する４段階を
示す斜視図であり、第５図は出来上かり包装物の斜視図であり、第６図は開
放した包装物の斜視図である。１・・・フォイル　　　　　　２・・・板体３．４・・
・フラップ　　　　５・・・封止継目７・・・封鎖部　
　　　　　　８・・・縁部９・・・封止継目　　　　　
１０・・・下側１１・・・上側　　　　　ｉ２．１３．
１４・・・長手縁部１５・・・切込部　　　　　　１６
・・・引裂帯２０、２１・・・接着点　　　　２５．２
６・・・折目縁部２８．２’９・・・角度　　　　　　
３０・・・フラップ＝　１２−

Claims

【特許請求の範囲】（１）包封材フォイル（１）を有し、このフォイルはそ
の内側にシール層を備えると共に１個の長手方向封止継
目（５）と２個の前側封鎖部（７）とを形成して物品（
２）の周囲に折重ねられ、前記長手方向封止継目（５）
を第１の包装長手縁部（１３）に隣接して配置すると共
に、両前側封鎖部（７）と長手方向封止継目（５）を形
成するフラップ（３、４）とを包装物の大きい面（１０
）に対し平面状に折重ねてなる板状物品（２）、特に板
チョコレートの包装物において、長手方向封止継目（５
）を形成する両フラップ（３、４）のうち第２フラップ
（３）を第１フラップ（４）の縁部より上方へ突出させ
て、大きい面（１０）の上の前側封鎖部（７）を覆うと
共に、固定手段（２０）により大きい面（１０）に固定
したことを特徴とする板状物品の包装物。（２）第２フラップ（３）の縁部が第２包装長手縁部（
１４）とほぼ合致するこを特徴とする特許請求の範囲第
１項記載の包装物。（３）前側封鎖部（７、９）がそれぞれ１個の封止継目
（９）をさらに備えることを特徴とする特許請求の範囲
第１項または第２項記載の包装物。（４）包封材フォイル（１）が第２フラップ（３）に少
なくとも２個の縁部切込部（１５）を備えると共に、そ
れらの間に包装長手縁部（１３、１４）に対し横方向に
延在する引裂帯（１６）を備えることを特徴とする特許請求の範囲第１
項乃至第３項のいずれかに記載の包装物。（５）引裂帯（１６）が包装長手縁部（１３、１４）に
対し９０°の角度を形成することを特徴とする特許請求
の範囲第４項記載の包装物。（６）固定手段が接着箇所（２０）でありかつ第２フラ
ップ（３）がさらに接着箇所（２１）によって前側封鎖
部（７）と結合していることを特徴とする特許請求の範
囲第１項乃至第５項のいずれかに記載の包装物。（７）第２フラップ（３）が全長にわたって第１フラッ
プ（４）より上方へ突出し、第１フラップ（４）が第１
包装長手縁部（１３）に直接沿って延在する長手折目縁
部（２４）を備え、両前側封鎖部（７）が包装横方向縁
部（１７、１８）に沿ったそれぞれ１個の横方向折目縁部
（２５）とそれぞれ少なくとも１個の末端折目縁部（２
６）とを備え、かつフラップ（３、４）が両側にそれぞ
れ１個のフラップ折目縁部（２７）を備え、前記長手折
目縁部（２４）および各横方向折目縁部（２５）と末端
折目縁部（２６）とフラップ折目縁部（２５）とはそれ
ぞれ包装角部（２８、２９）から導出されていることを
特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第６項のいずれか
に記載の包装物。（８）平面状の包装材フォイル（１）から突出フラップ
（３）を備えるチューブを形成してこれを長手方向封止
継目（５）により封止し、前記フラップ（３）を前記継
目（５）によって大きい面（１０）に対し傾斜位置に折
畳んで両前側封鎖部（７）を部分的に折込むと共にフラ
ップ（３）に接着剤を施し、次いで前側封鎖部（７）と
フラップ（３）とを大きい面（１０）に対し折重ねて押
圧することを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第７
項のいずれかに記載の包装物の製造方法。（９）チューブ形成前に包装材フォイル（１）に引裂帯
（１６）をフォイル（１）の両長手縁部に対し９０°の
角度で設け、かつ一方の長手縁部を引裂帯（１６）の両
側で切込むことを特徴とする特許請求の範囲第８項記載
の方法。