JPS6121646B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6121646B2 JPS6121646B2 JP5150484A JP5150484A JPS6121646B2 JP S6121646 B2 JPS6121646 B2 JP S6121646B2 JP 5150484 A JP5150484 A JP 5150484A JP 5150484 A JP5150484 A JP 5150484A JP S6121646 B2 JPS6121646 B2 JP S6121646B2
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- packing
- pot
- inner lid
- inner cover
- lid
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の分野
本発明は炊飯器の特にパツキングの構成に関す
るものである。
るものである。
従来例の構成とその問題点
炊飯に関する諸データによると、米の主成分で
ある澱粉質がα化する割合が高いほど甘みが増
し、消化吸収面もよく、良好な炊飯といわれてい
る。このα化は水と熱により促進させられ熱的に
みれば100℃付近で急激に進展し、100℃を越える
とさらに加速されるといわれている。ところが
100℃以上に上げるために沸点を100℃以上とする
必要から、鍋内の内圧を高める必要がある。そこ
で従来、内蓋周縁部と鍋周縁部間に柔軟性を有す
るゴムパツキングを介在させ、両者間の隙間を解
消しているが、そのゴムパツキングが、炊飯時の
加熱による熱膨張や、外蓋開閉動作により任意の
方向より力が加わり、装着が不安定となり、本来
の内圧上昇という機能がそこなわれる場合が生じ
ていた。これはゴムパツキングの内径を内蓋の外
径より小さくすることにより若干の向上はみられ
るが、はつきりと効果を得るためにその差を大き
くすると装着に困難さを伴ない有効な対策とはい
えないものであつた。また第３図のごとく内蓋３
１の外周部を折り曲げ、その形状にそつてパツキ
ング３２を装着させることも安定性の面ではよい
が、これまた装着に困難さを伴なうものであつ
た。
ある澱粉質がα化する割合が高いほど甘みが増
し、消化吸収面もよく、良好な炊飯といわれてい
る。このα化は水と熱により促進させられ熱的に
みれば100℃付近で急激に進展し、100℃を越える
とさらに加速されるといわれている。ところが
100℃以上に上げるために沸点を100℃以上とする
必要から、鍋内の内圧を高める必要がある。そこ
で従来、内蓋周縁部と鍋周縁部間に柔軟性を有す
るゴムパツキングを介在させ、両者間の隙間を解
消しているが、そのゴムパツキングが、炊飯時の
加熱による熱膨張や、外蓋開閉動作により任意の
方向より力が加わり、装着が不安定となり、本来
の内圧上昇という機能がそこなわれる場合が生じ
ていた。これはゴムパツキングの内径を内蓋の外
径より小さくすることにより若干の向上はみられ
るが、はつきりと効果を得るためにその差を大き
くすると装着に困難さを伴ない有効な対策とはい
えないものであつた。また第３図のごとく内蓋３
１の外周部を折り曲げ、その形状にそつてパツキ
ング３２を装着させることも安定性の面ではよい
が、これまた装着に困難さを伴なうものであつ
た。
発明の目的
本発明は上記従来の問題を解決するためになさ
れたもので、鍋内の内圧を効果的に上昇させるこ
とのできる炊飯器を提供することを目的とする。
れたもので、鍋内の内圧を効果的に上昇させるこ
とのできる炊飯器を提供することを目的とする。
発明の構成
上記目的を達成するため本発明は、有底筒状の
鍋と、この鍋の上面開口を覆う内蓋と、この内蓋
の周縁部に装着されたパツキングとを備え、前記
パツキングを前記内蓋の最大径の部分に当接する
部分の肉厚を最小としたもので、パツキングを内
蓋に確実に付けることができ、鍋内の密閉度を向
上させるものである。
鍋と、この鍋の上面開口を覆う内蓋と、この内蓋
の周縁部に装着されたパツキングとを備え、前記
パツキングを前記内蓋の最大径の部分に当接する
部分の肉厚を最小としたもので、パツキングを内
蓋に確実に付けることができ、鍋内の密閉度を向
上させるものである。
実施例の説明
以下、本発明の一実施例について添付図面に基
づき説明する。１は器具本体で筒状の外かく２と
保護枠３、前記両者間に介在させた断熱材４等に
より構成される。５は炊飯容器となる鍋で、保護
枠３の開口部より任意の間隙を有し、着脱自在に
備えてる。一方、外蓋６とハンドル｛は一体に形
成され、下面に蓋断熱材８を介して保温ヒーター
９付放熱板１０が取付けられ、さらに放熱板１０
に蒸気筒１１が取り付けられ、外蓋６の透孔部に
貫通している。また外蓋６は軸１２で本体１に枢
支され、他側のフツクレバー１３で本体１に係合
される。１４はアルミ板製内蓋で、周縁部に鍋５
を密封するためのシリコーンゴム製のパツキング
１５、さらに一定圧力で炊飯を行なうためのシリ
コーンゴム製の弁座１６とそれと着脱自在な錘り
式の弁１７を備えている。さらに内蓋中央部には
シリコーンゴム製のプツシユ１８を備え、放熱板
１０に螺着したピン１９と着脱自在に構成されて
いる。
づき説明する。１は器具本体で筒状の外かく２と
保護枠３、前記両者間に介在させた断熱材４等に
より構成される。５は炊飯容器となる鍋で、保護
枠３の開口部より任意の間隙を有し、着脱自在に
備えてる。一方、外蓋６とハンドル｛は一体に形
成され、下面に蓋断熱材８を介して保温ヒーター
９付放熱板１０が取付けられ、さらに放熱板１０
に蒸気筒１１が取り付けられ、外蓋６の透孔部に
貫通している。また外蓋６は軸１２で本体１に枢
支され、他側のフツクレバー１３で本体１に係合
される。１４はアルミ板製内蓋で、周縁部に鍋５
を密封するためのシリコーンゴム製のパツキング
１５、さらに一定圧力で炊飯を行なうためのシリ
コーンゴム製の弁座１６とそれと着脱自在な錘り
式の弁１７を備えている。さらに内蓋中央部には
シリコーンゴム製のプツシユ１８を備え、放熱板
１０に螺着したピン１９と着脱自在に構成されて
いる。
次に内蓋１４外縁部とパツキング１５について
第２図に基づいて説明する。パツキング１５はカ
ール状凹部２０内蓋１４外周カーリング部を抱持
するが、内蓋１４のカーリング部の最大径の部分
Ａに当接するパツキング１５の肉厚t1が、カーリ
ング部の上端Ｂおよび下端Ｃに当接するパツキン
グ１５の肉厚t2よりも小さくなつている。肉厚t2
とt1＜t2なる関係寸法に構成されている。なお、
コスト、性能を考慮した場合t1に対し、t2は1.5〜
３倍が望ましい。さらにパツキング１５は上下対
称に傾斜して伸びる上部環状舌片部２１、下部環
状舌片部２２を有している。
第２図に基づいて説明する。パツキング１５はカ
ール状凹部２０内蓋１４外周カーリング部を抱持
するが、内蓋１４のカーリング部の最大径の部分
Ａに当接するパツキング１５の肉厚t1が、カーリ
ング部の上端Ｂおよび下端Ｃに当接するパツキン
グ１５の肉厚t2よりも小さくなつている。肉厚t2
とt1＜t2なる関係寸法に構成されている。なお、
コスト、性能を考慮した場合t1に対し、t2は1.5〜
３倍が望ましい。さらにパツキング１５は上下対
称に傾斜して伸びる上部環状舌片部２１、下部環
状舌片部２２を有している。
また装着前の内蓋最大径の部分Ａにおけるパツ
キング内径は内蓋外径より小さい。
キング内径は内蓋外径より小さい。
発明の効果
上記構成から明らかなように、本発明によれば
パツキングと内蓋との径差により発生する中心方
向への圧縮応力は内蓋最大径部分が最も大きく、
かつその部分が他の部分より肉厚が少であること
より、応力集中の現場が生じ、パツキングと内蓋
は確実に装着される。
パツキングと内蓋との径差により発生する中心方
向への圧縮応力は内蓋最大径部分が最も大きく、
かつその部分が他の部分より肉厚が少であること
より、応力集中の現場が生じ、パツキングと内蓋
は確実に装着される。
このように単なる寸法関係により材料力学にお
ける応力集中現象を利用し、使用者に特別な注意
を要求せず、安定した装着を可能ならしめること
ができる。
ける応力集中現象を利用し、使用者に特別な注意
を要求せず、安定した装着を可能ならしめること
ができる。
第１図は本発明の一実施例を示すジヤー炊飯器
の上部断面図、第２図は同要部の拡大断面図、第
３図は従来例における第２図に対応した断面図で
ある。 ５……鍋、１４……内蓋、１５……パツキン
グ、２０……カール状凹部。
の上部断面図、第２図は同要部の拡大断面図、第
３図は従来例における第２図に対応した断面図で
ある。 ５……鍋、１４……内蓋、１５……パツキン
グ、２０……カール状凹部。
Claims (1)
- １ 有底筒状の鍋と、この鍋の上面開口を覆う内
蓋と、この内蓋の周縁部に装着されたパツキング
とを備え、前記パツキングを前記内蓋の最大径の
部分に当接する部分の肉厚を最小としてなる炊飯
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5150484A JPS59186526A (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5150484A JPS59186526A (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | 炊飯器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59186526A JPS59186526A (ja) | 1984-10-23 |
| JPS6121646B2 true JPS6121646B2 (ja) | 1986-05-28 |
Family
ID=12888819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5150484A Granted JPS59186526A (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | 炊飯器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59186526A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007068977A (ja) * | 2005-08-11 | 2007-03-22 | Rinnai Corp | 炊飯器の蓋構造 |
-
1984
- 1984-03-16 JP JP5150484A patent/JPS59186526A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007068977A (ja) * | 2005-08-11 | 2007-03-22 | Rinnai Corp | 炊飯器の蓋構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59186526A (ja) | 1984-10-23 |
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