JPS61215496A

JPS61215496A - 扇風機

Info

Publication number: JPS61215496A
Application number: JP5887385A
Authority: JP
Inventors: Daizo Fujinami; 藤浪　大三
Original assignee: Tokyo Tatsuno Co Ltd
Current assignee: Tokyo Tatsuno Co Ltd
Priority date: 1985-03-22
Filing date: 1985-03-22
Publication date: 1986-09-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、一般家庭等で使用する扇風機に関する。

〔従来技術〕

従来、かかる扇風機は送風用のファンを１個設けただけ
であり、このため、各方向に送風するにはファンが取付
部分で、若しくは支柱に対する設置部分で適宜角度左右
の水平方向に回動しくいわゆる首振り）、周囲に順繰り
に送風している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、かかる従来の逆風方法では扇風機の周りの各方
向に順繰りに送風することができても、同時には異なる
方向に送風できず、その結果、常に１方向の人間に対し
てしか涼感を与えることができず、このことは送風を受
ける側にとっては次回の送風までにはかなりの間待つこ
ととなり、その間は暑さを辛抱しなければならない。

以上の欠点を解消するには、首振り速度を速めればよい
が、このようにすると送風を受ける時間も同時に短くな
ってしまうので、やはり暑さをしのぐことがむずかしい
。

本発明は前記従来例の不都合を解消し、いわゆる首撮り
式の扇風機において、首振りしない場合でも興なる方向
に同時に送風でき、首振りにすれば一方向に対する送風
間隔が短縮されて送風を受ける者がどの方向にいても涼
感を増大できる扇風機を提供することにある。

〔問題点を解決す、るための手段〕

本発明は前記目的を達成するため、異なる方向に向けて
複数のファンを設けたことを要旨とするものである。

（作用）本発明によれば、複数のファンを同時に回せば異なる方
向に向けて同時に送風されるので、異なる方向にいる複
数の人間に対して同時に涼感を与えることができる。

〔実施例〕

以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明の扇風機、の第１実施例を示す正面図、
第２図は同上平面図で、扇風機は基台１上に立設した支
柱２の上部に、首振り機構（図示せず）を内蔵した回動
部材３を設け、該回動部材３のモーターの回転伝達機構
としてモーターに連結させた傘歯車４を上方に向けて突
設した。

一方、送風用のファン５の回転軸に傘歯車６を取付け、
このファン５を２個背中合せにして前記傘歯車４に噛合
わせる。なお、図中７はファン５の回転及び首振り用の
制御スイッチ、１４はファン５．５の保護カバーである
。

制御スイッチ７をオンして、ファン回転用のモーターに
通電すれば、モーターが回転し、この回転により傘歯車
４が回転する。その結果、この傘歯車４に噛合わさって
いる２個の傘歯車６，６が回転してファン５．５が回り
送風を行なう。この状態ではファン５．５はそれぞれ１
８０度異ｌ６方向に向いているので、これらの各方向に
それぞれ同時に送風する。

また、制御スイッチ７により首振り機構を作動させれば
、回動部材３が水平方向に回動し傘歯車４は回転しつつ
その取付部が回動するので、ファン５．５は傘歯車６．
６を介して支柱２を中心として左右方向への回動を繰り
返す。この時、前記のごとくファン５．５は１８０度異
ｌ６方向に向は同時に送風しているから、送風を受ける
側では回動部材３が１回動する間に２回送風を受けるこ
ととなる。

以上は、ファンを２個設けた例について説明したが、フ
ァンの数はこれに限定されるものではなく、第２実施例
として第３図に示すように３個のファン８．８．８を放
射状に設けたり、第３実施例として第４図に示すよう４
個のファン９．９゜９．９を４方に向けて配設すること
もできる。そしてこれらの場合はいずれも前記した第１
実施例と同様に各ファン８．８．８、ファン９，９．９
゜９の回転軸はそれぞれ傘歯車１２．１２．１２、傘歯
車１３゜１３、１３．１３を介して回転用の１個の傘歯
車１０．１１に連結されている。

また、以上の実施例はすべて１個のモーターで複数個の
ファンを駆動するようにしたが、各ファンはそれぞれ独
自に駆動用モーターを有するものとしてもよい。

さらに、このようにモーター付きのファンを複数個具な
る方向に向けて設け、これらを同時に水平方向に回転さ
せるようにすることも考えられる。

（発明の効果〕以上述べたように本発明の扇風機は、異なる方向に同時
に送風できるので、首振りにしない場合でも異なる送風
方向にいる複数の者に対して同時に涼感を与えることが
でき、首振りにすれば送風を受ける者がどの方向にいて
も送風間隔が短縮されるから涼感を増大できるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の扇風機□の第１実施例を示す正面図、
第２図は同上平面図、第３図は第２実施例を示す平面図
、第４図は第３実施例を示す平面図である。ｌ・・・基台　　　　　　２・・・支柱３・・・回動部
材　　　　４・・・傘歯車５・・・ファン　　　　　６
・・・傘歯車７・・・制御スイッチ　　８・・・ファン
９・・・ファン　　　　　１０・・・傘歯車１１・・・
傘歯車　　　　　１２−・・傘歯車１３・・・傘歯車　
　　　　１４・・・保護カバー出願人　　　　株式会社
東京タツノ第１図第２図第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

異なる方向に向けて複数のファンを設けたことを特徴と
する扇風機。